JP2012146992A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トレンチ埋込法により形成された並列pn領域を有する縦型MOSFETの製造方法において、トレンチ開口率が30%以上であり且つ深いトレンチをエッチングする際に、トレンチ側壁の荒れおよびブラックシリコンの両方を抑制する。
【解決手段】 複数のトレンチを半導体基板に形成する工程において、少なくとも六フッ化硫黄、及び、酸素を含むエッチングガスを用い、酸素の流量を六フッ化硫黄の流量の略0.8倍以上2.0倍以下とし、好ましくは略等しい流量とする。このようにすると、トレンチ側壁に対するエッチング生成物の堆積量を制御でき、エッチング時のトレンチ側壁の荒れとブラックシリコンの発生を同時に抑制できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、トレンチを半導体基板に形成する半導体装置の製造方法に関し、特に、高耐圧デバイスにおける複数のトレンチを半導体基板に形成する半導体装置の製造方法に関する。
現在、半導体基板に対するトレンチエッチングによってトレンチを形成し、そのトレンチを用いたMOSFET等の高耐圧デバイスが存在している。このトレンチは、トレンチゲートを形成するためのトレンチである。
このトレンチにおいて、半導体基板の表面におけるトレンチ開口率は約20%以下と小さく、トレンチの深さは約10μm以下と浅いものが主流となっている。トレンチデバイスでは、トレンチエッチング後にトレンチ側壁上に薄いゲート酸化膜を形成したり、シリコンのエピタキシャル成長を行う場合があり、トレンチ側壁は製造過程において、高い清浄度が要求されている。
また、最近の高耐圧デバイスにおける高耐圧化、及び、低オン抵抗化等の要求から、トレンチ開口率を大きく、トレンチの深さを深くする技術が注目されている。
ここで、トレンチ開口率を大きく、トレンチの深さを深くすると、トレンチエッチングされたトレンチの体積分のシリコンがトレンチエッチングチャンバ内に発生し、その分多量のエッチング生成物が生成されてしまう。そのエッチング生成物は、多量のパーティクルとして半導体基板上に降り注ぎ、そのパーティクルが半導体基板に付着して不必要な箇所でのエッチングマスクとなり、ブラックシリコンと呼ばれる柱状の突起物の発生が増え問題となっている。ブラックシリコンとは、シリコンのエッチングにより発生した反応生成物であるSiOx等が被エッチング面に堆積し、それがマスクとして作用することによってSiOxの下のシリコンがエッチングされずにエッチングが進み、結果としてトレンチ内に柱状のシリコンが残ることである。
これに対し、トレンチエッチングでフルオロカーボン等のカーボン系ガスを使用する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、高アスペクト比で精度の良いトレンチを形成する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特表2003−518766号公報 特許第3331979号公報
トレンチエッチングの後の製造過程において、洗浄によってエッチング生成物が完全に除去される必要があるので、トレンチエッチングによって生成されるエッチング生成物は酸化物であることが望ましく、フッ酸洗浄によって完全に除去できることが必要である。特許文献1によって開示された技術では、カーボン系ガスを使用しているので、カーボンを含んだエッチング生成物がトレンチ側壁に堆積する。よって、カーボンを含んだエッチング生成物が生成されるので、トレンチ側壁における高い洗浄度の実現は困難である。
また、特許文献2によって開示された技術では、臭化水素(HBr)を多量に使用してトレンチエッチングをするので、半導体基板の表面におけるトレンチ開口率を大きくできない。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、半導体基板の表面におけるトレンチ開口率を大きくでき、また、トレンチの深さを深くできる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明では、上記課題を解決するために
第1導電型のドレイン領域および該ドレイン領域に接し該ドレイン領域より低抵抗の第1導電型ドリフト領域からなる半導体基板と、
該ドリフト領域に形成された複数のトレンチと、
該トレンチの内部にエピタキシャル成長法により埋め込まれた第2導電型埋込領域と、
前記ドリフト領域と前記埋込領域がドリフト領域の表面に対して水平方向に並列かつ周期的に配置された並列pn領域と、
前記埋込領域と接するように前記並列pn層の表面に選択的に形成された第2導電型ウェル領域と、
該ウェル領域の表面に選択的に形成された第1導電型ソース領域と、
該ソース領域と前記ウェル領域および前記ドリフト領域に対向するようにゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
層間絶縁膜によって前記ゲート電極と絶縁され且つ前記ソース領域および前記ウェル領域と電気的に接続されたソース電極と、
前記ドリフト領域とは反対側の前記ドレイン領域の表面に電気的に接するドレイン電極と、を有し、
前記トレンチの幅は2μm以上7μm以下であり、
前記トレンチの深さが40μm以上150μm以下であり、
前記半導体基板の前記ドリフト領域側表面における前記複数のトレンチの開口率が30%以上50%以下である半導体装置の製造方法であって、
前記ドリフト領域の表面にトレンチマスクを選択的に形成する工程と、
前記トレンチマスクの開口部に露出した前記半導体基板の表面を、六フッ化硫黄と、該六フッ化硫黄の流量の0.8倍より多く2.0倍未満の流量の酸素を含むエッチングガスを用いて、前記トレンチ側壁に形成される酸化物系の反応生成物の堆積量を制御してエッチングすることによって前記トレンチを形成する工程と、
前記トレンチ内をフッ酸洗浄して前記反応生成物を除去する工程と、
前記洗浄の後にエピタキシャル成長法により前記埋込領域を形成する工程と、
を含む半導体装置の製造方法とする。
さらに、前記トレンチを形成する工程が、前記エッチングをすることによって、サイドエッチングによる前記トレンチ側壁の荒れを抑制するとともに、被エッチング面における前記反応生成物の堆積を抑えて、該堆積反応生成物がエッチングマスクとなってブラックシリコンを形成しないように前記トレンチを形成する工程とすることが好ましい。
さらに、前記酸素の流量が、前記六フッ化硫黄の流量と略等しいことを特徴とすることも好ましい。
また、前記六フッ化硫黄の流量が、略100sccmであってもよい。
前記エッチングガスが、前記六フッ化硫黄の流量よりも少ない流量の臭化水素をさらに含むことも好ましい。
さらに、前記酸素の流量が、前記六フッ化硫黄の流量と略等しいと好ましい。
また、前記臭化水素の流量が、前記六フッ化硫黄の流量の略0.5倍であるとよい。
さらに、前記六フッ化硫黄の流量が、略100sccmであるとよい。
このようにすると、SF6、及び、O2の流量を調整することでトレンチ側壁に対するエッチング生成物の堆積量を制御できるので、エッチング時のトレンチ側壁の荒れとブラックシリコンの発生の両方を抑制できる。
本発明の半導体装置の製造方法では、少なくともSF6、及び、O2を含むエッチングガスを用いるようにする。
このように、SF6、及び、O2の流量を調整することでトレンチ側壁に対するエッチング生成物の堆積量を制御してブラックシリコンの成長を抑えるとともに、トレンチ側壁の荒れを抑制することができるので、半導体基板の表面におけるトレンチ開口率を30%以上50%以下にでき、また、トレンチの深さが40〜150μmの高耐圧縦型トレンチ埋込型MOSFETの提供が可能となる
高耐圧デバイスである縦型MOSFETの要部断面模式図である。 RIE装置の例を示す図である。 第1の製造工程を示す断面図である。 第2の製造工程を示す断面図である。 第3の製造工程を示す断面図である。 第4の製造工程を示す断面図である。 ブラックシリコンの発生を示した断面図である。 トレンチ側壁の荒れを示した断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
まず、本発明の実施の形態における高耐圧デバイスについて説明する。図1は、高耐圧デバイスである縦型MOSFETの要部断面模式図である。
高耐圧デバイスは、図1に例示するように、ソース電極20に接続されたN型のソース領域16(ストライプ形ではソースが2本、方形では環状のソース)、トレンチエッチングで形成したトレンチ13にエピタキシャル成長によって形成されたP型の埋込領域13aと基板の表面からのイオン注入と拡散によって形成されたP_ウエル14とP_ウエル14よりも高濃度でかつ浅いP+_ウエル15、及び、ドレイン電極10に接続されたN型のドレイン領域11とN_ドリフト領域12を有している。これらの複数の埋込領域13aとN_ドリフト領域12とは基板の表面から見るとストライプ状で交互に配置されている。また、高耐圧デバイスは、チャネル領域上に、ゲート絶縁膜17を介してゲート18を有している。また、高耐圧デバイスは、ゲート18とソース電極20との間に層間絶縁膜19を有している。
なお、高耐圧デバイスの活性領域の外周部に、ガードリング(図示せず)、フィールドプレート(図示せず)、及び、リサーフ(図示せず)等の耐圧を向上させる領域が存在している。これらの領域の下部においても、トレンチ13とその埋込領域13aを形成している。
ここで、MOS構造を有したソース領域がキャリアを供給し、ドレイン領域がP_ウエル14のチャネル領域を通過したそのキャリアを捕獲する。その際のチャネル領域を通過するキャリアは、ゲート絶縁膜17を介したゲート18によって制御される。また、層間絶縁膜19は、ゲート18とソース電極20とを絶縁する。また、トレンチ13に形成される埋込領域13aの深さは、高耐圧デバイスの耐圧を定義する。例えば、埋込領域13aの深さが約40μmの場合、高耐圧デバイスの耐圧は約800Vであり、埋込領域13aの深さが約150μmの場合、高耐圧デバイスの耐圧は約3000Vである。
次に、トレンチエッチングを実行するRIE(反応性イオンエッチング)装置について説明する。図2は、RIE装置の例を示す図である。
RIE装置は、図2に例示するように、コイル37がトレンチエッチングチャンバ36の外周部に巻かれ、このコイル37に対してマッチングボックス33(整合器)を介した第1の高周波電源32が接続されて電源が供給される。トレンチエッチングにおいて、ここで供給された電源を調整することにより、エッチングレートを高くしたい場合、第1の高周波電源32のプラズマソースパワーを高くし、均一性を高くしたい場合、第1の高周波電源32のプラズマソースパワーを低くする。また、トレンチエッチングチャンバ36内のカソード電極40上に半導体基板39が配置され、このカソード電極40に対してマッチングボックス31を介した第2の高周波電源30が接続されて電源が供給される。
また、半導体プロセスに用いられるエッチングガスは、ガス導入口34から供給され、トレンチエッチングチャンバ36内の使用済みのエッチングガスは、所定の圧力に減圧する減圧用真空ポンプ(図示せず)が連結された排出口35から排出される。
次に、図2のRIE装置の動作について説明する。
まず、第1の高周波電源32は、約13.56MHzの高周波電源を供給し、トレンチエッチングチャンバ36内にプラズマソースパワーをかける。このプラズマソースパワーにより、トレンチエッチングチャンバ36内にプラズマ38が発生する。
次いで、第2の高周波電源30は、約13.56MHzの高周波電源を供給し、トレンチエッチングチャンバ36内にバイアスパワーをかける。このバイアスパワーにより、プラズマ38中に存在するイオンは方向性を得る。方向性を得たイオンにより、半導体基板39に対するRIEが実行される。
次に、トレンチエッチングの製造工程について説明する。図3は、第1の製造工程を示す断面図である。図4は、第2の製造工程を示す断面図である。図5は、第3の製造工程を示す断面図である。図6は、第4の製造工程を示す断面図である。
まず、図3に例示するように、半導体基板39上に、トレンチマスクとしてのマスク用絶縁膜41を選択的に形成する。このマスク用絶縁膜41は、例えば、酸化膜、窒化膜、及び、レジストであり、酸化膜と窒化膜との多層構造、酸化膜とレジストとの多層構造、及び、窒化膜とレジストとの多層構造である。また、この半導体基板39の表面の面方位は、エピタキシャル成長を円滑に実行するため、(100)面が好ましい。
このトレンチマスクを用い、図2で例示したRIE装置によってトレンチエッチングを実行すると、図4に例示するように、トレンチ側壁に反応生成物42が形成される。この場合、トレンチエッチングに使用するエッチングガスは、SF6とO2とであり、それらの流量の比率は約1.0対0.8〜1.0対2.0である。また、トレンチエッチングチャンバ36内の圧力は、例えば、約15mTorr〜35mTorrである。また、第1の高周波電源32のプラズマソースパワーは、例えば、約400W〜1200Wであり、第2の高周波電源30のバイアスパワーは、例えば、約100W〜200Wである。なお、このトレンチ13の幅は、約2μm〜7μmである。また、トレンチ13の深さは、40μm〜150μmである。また、半導体基板39の表面におけるトレンチ開口率は、30%〜50%である。第1の高周波電源32のプラズマソースパワーは、エッチングレートを高くしたい場合は高くする。面内均一性を良くしたい場合は低くすればよい。
ここで、半導体基板39の表面におけるトレンチ開口率が30%以下の場合、過剰な反応生成物42は少ないので、問題とならない。
このトレンチ開口率について、半導体基板39の表面におけるトレンチ開口率が30%〜50%であってトレンチ13の深さが40μm以上150μm以下の場合、トレンチエッチングチャンバ36内の圧力、及び、プラズマソースパワーは重要でなく、前述のSF6とO2との比率が重要になる。この比率に基づいたエッチングガスを使用することで、トレンチ側壁に対する反応生成物42の堆積量を制御できる。
具体的には、O2の流量が前述の比率よりも多く、半導体基板39の表面におけるトレンチ開口率が30%〜50%であってトレンチ13の深さが約40μm以上150μm以下の場合、トレンチエッチングの際に発生したSiOx等のパーティクルがマスクとなって、トレンチ13内にブラックシリコン43を形成してしまう。この状態を示したのが、図7の断面図である。また、O2の流量が前述の比率よりも少ない場合、トレンチ側壁を保護する反応生成物42が不足し、トレンチ側壁がサイドエッチングされて荒れるので、問題となる。このような過剰な反応生成物42、及び、荒れは、その後のエピタキシャル成長を阻害する。この状態を示したのが、図8の断面図である。トレンチ13の側壁には荒れ44が生じている。つまり、トレンチ13の側壁へ堆積する反応生成物42は少ないと、サイドエッチングで荒れ44が生じ、多いとマスクとなってブラックシリコン43を形成してしまうというように、ある程度の量を確保する必要があり、この反応生成物42の堆積量をO2の流量で制御することができる。
この過剰な反応生成物42は、トレンチ13内のエピタキシャル成長を阻害するので、図5に例示するように、洗浄によって完全に除去される。
トレンチ側壁が洗浄された後、図6に例示するように、トレンチ13内にP型の半導体層をエピタキシャル成長させる。
このようにすると、SF6、及び、O2の流量を調整することでトレンチ側壁に対する反応生成物42の堆積量を制御できるので、半導体基板39の表面におけるトレンチ開口率を大きくでき、また、トレンチ13の深さを深くできる。よって、デバイスの高耐圧化、及び、低オン抵抗化を実現できる。
なお、各トレンチ13の幅は異なってもよい。
また、N型の半導体基板39ではなくP型の半導体基板39を用い、P型の半導体層とN型の半導体層とを反転させてもよい。
また、各トレンチ13間の距離がトレンチ13の幅と同一である領域、及び、各トレンチ13間の距離がトレンチ13の幅と異なる領域が、高耐圧デバイスの耐圧を向上させるために混在してもよい。具体的には、高耐圧デバイスの耐圧を向上させる領域において、各トレンチ13間の距離がトレンチ13の幅よりも狭く形成されてもよい。
また、トレンチ13の形状について、SF6とO2とに対してHBrをさらに混合することで、トレンチ側壁角度を調整できる。このHBrを多く混合することで、その分異方性トレンチエッチングが進み、トレンチ側壁角度を垂直に近づけることができる。この場合、トレンチエッチングチャンバ36内の圧力は、例えば、約15mTorr〜35mTorrである。また、第1の高周波電源32のプラズマソースパワーは、例えば、約400W〜1200Wであり、第2の高周波電源30のバイアスパワーは、例えば、約100W〜200Wである。また、SF6の流量は約100sccmであり、O2の流量は約100sccmであり、HBrの流量は約50sccmである。なお、半導体基板39の表面におけるトレンチ開口率が30%〜50%であってトレンチ13の深さが40μm以上の場合、トレンチエッチングチャンバ36内の圧力、及び、プラズマソースパワーは重要でなく、SF6とO2とHBrとの比率が重要になる。この比率に基づいたエッチングガスを使用することで、トレンチ側壁に対する反応生成物42の堆積量を制御できる。このHBrの流量において、このHBrの流量がSF6の流量よりも多くなると、ブラックシリコン43が形成されるので、問題となる。
10 ドレイン電極
11 ドレイン領域
12 N_ドリフト領域
13 トレンチ
13a 埋込領域
14 P_ウエル
15 P+_ウエル
16 ソース領域
17 ゲート絶縁膜
18 ゲート
19 層間絶縁膜
20 ソース電極

Claims (8)

  1. 第1導電型のドレイン領域および該ドレイン領域に接し該ドレイン領域より低抵抗の第1導電型ドリフト領域からなる半導体基板と、
    該ドリフト領域に形成された複数のトレンチと、
    該トレンチの内部にエピタキシャル成長法により埋め込まれた第2導電型埋込領域と、
    前記ドリフト領域と前記埋込領域がドリフト領域の表面に対して水平方向に並列かつ周期的に配置された並列pn領域と、
    前記埋込領域と接するように前記並列pn層の表面に選択的に形成された第2導電型ウェル領域と、
    該ウェル領域の表面に選択的に形成された第1導電型ソース領域と、
    該ソース領域と前記ウェル領域および前記ドリフト領域に対向するようにゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
    層間絶縁膜によって前記ゲート電極と絶縁され且つ前記ソース領域および前記ウェル領域と電気的に接続されたソース電極と、
    前記ドリフト領域とは反対側の前記ドレイン領域の表面に電気的に接するドレイン電極と、を有し、
    前記トレンチの幅は2μm以上7μm以下であり、
    前記トレンチの深さが40μm以上150μm以下であり、
    前記半導体基板の前記ドリフト領域側表面における前記複数のトレンチの開口率が30%以上50%以下である半導体装置の製造方法であって、
    前記ドリフト領域の表面にトレンチマスクを選択的に形成する工程と、
    前記トレンチマスクの開口部に露出した前記半導体基板の表面を、六フッ化硫黄と、該六フッ化硫黄の流量の0.8倍より多く2.0倍未満の流量の酸素を含むエッチングガスを用いて、前記トレンチ側壁に形成される酸化物系の反応生成物の堆積量を制御してエッチングすることによって前記トレンチを形成する工程と、
    前記トレンチ内をフッ酸洗浄して前記反応生成物を除去する工程と、
    前記洗浄の後にエピタキシャル成長法により前記埋込領域を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記トレンチを形成する工程が、前記エッチングをすることによって、サイドエッチングによる前記トレンチ側壁の荒れを抑制するとともに、被エッチング面における前記反応生成物の堆積を抑えて、該堆積反応生成物がエッチングマスクとなってブラックシリコンを形成しないように前記トレンチを形成する工程であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記酸素の流量が、前記六フッ化硫黄の流量と略等しいことを特徴とする請求項1もしくは2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記六フッ化硫黄の流量が、略100sccmであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記エッチングガスが、前記六フッ化硫黄の流量よりも少ない流量の臭化水素をさらに含むことを特徴とする請求項1もしくは2に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記酸素の流量が、前記六フッ化硫黄の流量と略等しいことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記臭化水素の流量が、前記六フッ化硫黄の流量の略0.5倍であることを特徴とする請求項5もしくは6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記六フッ化硫黄の流量が、略100sccmであることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
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