JP2012144971A - タンパ装置およびそれを用いた道路舗装機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】道路舗装機械のスクリード装置に設けられるタンパ装置において、上下に振動可能なタンパバーと、タンパバーの所定位置に接続され、タンパバーを直接加熱する電熱部とが備えられる。所定位置は、タンパバーの上下方向に関する中央よりも上側の表面における位置である。これによれば、タンパバーを直接加熱することによって効率良く加熱することができるとともに、上記所定位置をタンパバーの下面から離れた位置とすることによって、タンパバーの下面における耐摩耗性の低下を防止することができる。
【選択図】図6
Description
本発明は、道路舗装機械のスクリード装置に設けられるタンパ装置である。タンパ装置は、上下に振動可能なタンパバーと、タンパバーの上下方向に関する中央よりも上側の表面における所定位置に接続され、タンパバーを直接加熱する電熱部とを備える。
電熱部は、所定位置においてタンパバーにロー付けされるシーズヒータを含んでいてもよい。
電熱部は、所定位置においてタンパバーに溶接される接続部材と、接続部材にロー付けされるシーズヒータとを含んでいてもよい。
接続部材はスポット溶接又はすみ肉溶接によってタンパバーに接続されてもよい。
本発明は、上記(1)〜(4)のいずれかの構成を有するタンパ装置を備える道路舗装機械の形態で提供されてもよい。この道路舗装機械は、上記タンパ装置と、駆動部と、制御部とを備える。駆動部は、タンパバーを駆動する。制御部は、タンパバーを駆動する指示があった場合、電熱部による加熱動作を開始させた後、タンパバーの駆動を開始させる。
以下、本発明の第1の実施形態に係るアスファルトフィニッシャについて図面を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係るアスファルトフィニッシャの外観構成図である。本実施形態に係るアスファルトフィニッシャは、舗装面を敷き固めるためのタンパ装置がスクリード装置内に設けられる構成である。
まず、アスファルトフィニッシャの全体構成について説明する。図1において、アスファルトフィニッシャ1は、車体2と、スクリード装置9とを備えている。車体2は、ホッパ3、前輪4、後輪5、コンベヤ6、ならびにスクリュー7を有している。前輪4および後輪5は、アスファルトフィニッシャ1の走行機構であり、前輪4が操向輪であり後輪5が駆動輪である。ホッパ3は、車体2の前部(図1では左側)に設けられ、供給側(ダンプカー等)からアスファルト合材を受け入れるためのものである。コンベヤ6は、ホッパ3の下側から車体2の後部まで設けられ、ホッパ3で受けたアスファルト合材を後方へ搬送する。スクリュー7は、コンベヤ6で搬送されてきたアスファルト合材を左右方向へ拡幅しつつ路面に拡散する。スクリード装置9は、路面に拡散されたアスファルト合材を敷き均す。なお、スクリード装置9はレベリングアーム8によって車体2と上下可動に連結され、スクリード装置9の高さは適宜調節される。
次に、図2および図3を参照して、スクリード装置9の構成について説明する。図2は、スクリード装置9を上方から見たときの基本構成を示す平面図である。図2に示すように、スクリード装置9は、右主スクリード10a、左主スクリード10b、右伸縮スクリード11a、および、左伸縮スクリード11bを有する。各主スクリード10aおよび10bは、所定の幅でアスファルト合材を敷き均す。各伸縮スクリード11aおよび11bは、アスファルトフィニッシャ1の幅方向にスライドすることで舗装幅を可変にしてアスファルト合材を敷き均す。なお、図2では各伸縮スクリード11aおよび11bが外側に伸張した状態を示しているが、各伸縮スクリード11aおよび11bは幅方向(図2では上下方向)に移動可能である。このように本実施形態においては、スクリード装置9は4つのスクリードで構成される。
次に図4および図5を参照して、タンパ装置12の構成について説明する。図4および図5は、タンパ装置12の構成を示す図である。図4は、タンパ装置12を後方から見たときの右側面図を示し、図5は、タンパ装置12を側方から見たときの正面図を示す。図4に示すように、タンパ装置12は、支持ブラケット21、支持側軸受22、支持軸23、偏心軸24、タンパ側軸受25、タンパブラケット26、およびタンパバー27を有する。
次に、タンパバー27と、タンパバー27を加熱するための電熱部(シーズヒータ)との構成について説明する。図6は、タンパバーおよびシーズヒータを示す図である。図6に示すように、タンパバー27には、タンパバー27を加熱するための電熱部であるシーズヒータ29が接続される。なお、線状のシーズヒータ29は、タンパバー27の幅よりもやや短い長さだけ左右方向に延びて配置され、左右方向に延びる部分でタンパバー27と接続される。つまり、シーズヒータ29とタンパバー27との接続部分は、左右方向に延びる線状となる。なお、本実施形態ではタンパバー27を加熱するための手段としてシーズヒータを用いるが、たとえば、セラミックヒータなど他の手段が用いられてもよい。
次に、アスファルトフィニッシャの電気的な構成について説明する。図7は、アスファルトフィニッシャの電気的な構成を示すブロック図である。図7において、アスファルトフィニッシャ1は、エンジン(図7に示す“E”)31、発電機(図7に示す“GS”)32、コントローラ33、各インバータ(図7では、インバータ(AC Drive)を“AC−D”と略記する。)34〜36、各モータ(図7に示す“M”)13,37,38、ヒータ制御器39、および、シーズヒータ29を備えている。なお、図7に示す構成の他、アスファルトフィニッシャ1は、後輪5を駆動して走行するための構成(走行用モータ等)や、スクリードプレート15を加熱するための構成(加熱手段やその制御手段等)を備えている。
次に、図8を参照して、本実施形態に係るアスファルトフィニッシャの動作について説明する。図8は、図7に示すコントローラ33における処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態では、コントローラ33は所定のプログラムを実行することによって図8に示す動作を行うものとするが、他の実施形態においては、コントローラ33は図8に示す処理を実行する専用回路によって実現されてもよい。コントローラ33は、操作手段に対して所定の開始指示(施工あるいは施工準備を開始する指示)が行われたことに応じて、図8に示す一連の処理を開始する。
次に、本発明の第2の実施形態に係るアスファルトフィニッシャについて図面を参照して説明する。第2の実施形態においては、タンパバー27を加熱するための電熱部の構成が第1の実施形態とは異なる。なお、第2の実施形態におけるその他の構成は第1の実施形態と同じであるので、以下では、電熱部の構成について主に説明し、第1の実施形態と同様の構成およびその動作については詳細な説明を省略する。
上記実施形態においては、施工作業開始前や施工作業終了後におけるタンパ装置12および電熱部の一連の動作は、コントローラ33によって自動的に(作業者がその都度指示を行う必要なく)行われた。ここで、他の実施形態においては、施工作業開始前や施工作業終了後におけるタンパ装置12および電熱部の動作は、作業者の指示に従って行われてもよい。例えば、施工作業開始前においては、作業者が加熱開始指示を行うことに応じて(コントローラ33が)電熱部に加熱動作を行わせた後、作業者がタンパ駆動指示を行うことに応じてタンパ装置12を駆動させることで、タンパバー27に付着したアスファルト成分の固着を解くようにしてもよい。
9 スクリード
10 主スクリード
11 伸縮スクリード
12 タンパ装置
13 タンパ用モータ
14 モールドボード
15 スクリードプレート
27 タンパバー
29 シーズヒータ
33 コントローラ
36 タンパ用インバータ
39 ヒータ制御器
40 接続部材
Claims (5)
- 道路舗装機械のスクリード装置に設けられるタンパ装置であって、
上下に振動可能なタンパバーと、
前記タンパバーの上下方向に関する中央よりも上側の表面における所定位置に接続され、タンパバーを直接加熱する電熱部とを備える、タンパ装置。 - 前記電熱部は、前記所定位置において前記タンパバーにロー付けされるシーズヒータを含む、請求項1に記載のタンパ装置。
- 前記電熱部は、
前記所定位置において前記タンパバーに溶接される接続部材と、
前記接続部材にロー付けされるシーズヒータとを含む、請求項1に記載のタンパ装置。 - 前記接続部材はスポット溶接又はすみ肉溶接によって前記タンパバーに接続される、請求項3に記載のタンパ装置。
- 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のタンパ装置と、
前記タンパバーを駆動する駆動部と、
前記タンパバーを駆動する指示があった場合、前記電熱部による加熱動作を開始させた後、前記タンパバーの駆動を開始させる制御部とを備える、道路舗装機械。
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