JP2012144093A - 車両用シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用シート20は、シートクッション31を着座位置P3で保持可能なシートクッションロック機構54を備えている。シートクッションロック機構54は、シートバック32の前倒れに伴ってシートバック32の後方に回動可能なロック解除片124を備えている。そして、ロック解除片124をシートバック32の前倒れに伴ってシートバック32の後方に回動することにより着座位置P3におけるシートクッション31の保持状態を解除可能とした。
【選択図】図9
Description
この車両用シートを折り畳む際には、まず、シートクッションに設けられた手持ち操作部を斜め上方に向けて引き上げる。手持ち操作部を引き上げることでシートクッションを格納機構に案内して足元スペースに斜めに格納する。
このように、シートを折り畳むことで、荷物を積載する収納スペースが確保できる(例えば、特許文献1参照。)。
この対策として、シートバックのロック解除操作部でシートバックのロックを解除するだけでシートを折り畳むことができる車両用シートが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
摺動ピンが車体前方に向けて移動することで、摺動ピンが回動片の後端縁に当接する。摺動ピンが回動片の後端縁に当接することで、回動片の前部が下方に回動してラッチがロック解除方向に回動してストライカに対するロック状態を解除する。
この状態で、シートバックを略水平に前倒しすることにより、シートを折り畳むことができる。
このように、シートバックのロック解除操作部を操作してシートバックを前倒しさせるだけで、シートを折り畳むことができるので、シートの折畳みを手間をかけないでおこなうことができる。
シートバックに車体後方から荷物が当たることでシートバックが車体前方に向けて移動する虞がある。
このため、シートバックに車体後方から荷物が当たってシートバックが車体前方に向けて移動した場合に、ロック解除機構の摺動ピンが車体前方に向けて移動してシートクッションのロック状態を解除する虞がある。
さらに、ロック解除片をシートバックの前倒れに伴ってシートバックの後方に回動させることでシートクッションの保持状態を解除するようにした。
このように、シートバックを前倒れ操作することで、シートクッションを着座位置から解放できるので、シートの折畳みを手間をかけないでおこなうことができる。
そこで、ロック解除片をシートバックの後方に回動させることでシートクッションロック機構のロック状態を解除するようにした。
よって、車体後方から荷物が当たってシートバックが車体前方に移動した際に、ロック解除片が車体前方に向けて移動し、係合片により深く係合した状態となる。
これにより、シートクッションロック機構のロック状態が解除することを防いで、シートクッションのロック状態を確保できる。
これにより、シートバックを前倒れ操作することで、シートクッションを着座位置から確実に解放することができる。
よって、シートクッションを着座位置に戻す際に係合片を係合位置に保持できる。
これにより、シートクッションを着座位置に戻すだけの簡単な操作で、係合片をロック解除片に係合させてシートクッションを着座位置に保持できる。
これにより、シートバックを前倒れ操作してシートクッションを着座位置から解放するだけで、シートクッションを付勢手段で収納位置にまで移動することができる。
シートバックロック機構でシートバックの上部近傍を車体部材にロックすることで、シートバックロック機構を回動軸から十分に離すことができる。
これにより、シートバックが回動軸を軸にして前倒れ状態になることを、シートバックロック機構で好適に防ぐことができ、シートクッションを着座位置に安定的に保持できる。
図1に示すように、車両10は、車室12の床部を形成する車体フロア13と、車体フロア13の後半フロア部15下方に設けられた燃料タンク18と、車体フロア13に設けられた車両用シート20とを備えている。
後半フロア部15の下方に燃料タンク18が設けられている。
後半フロア部15は、後述するリヤシート24を支持するシート支持部15aを有する。シート支持部15aは、支持ブラケット(図示せず)で剛性が確保されている。
なお、左リヤシート25と同等の機能を有する各構成部材に同じ符号を付して右リヤシート26の説明を省略する。
シートクッションフレーム35は、略コ字状に形成された枠フレーム部36と、枠フレーム部36の内外の基端部36aに架け渡された後フレーム部37と、枠フレーム部36および後フレーム部37に架け渡された連結フレーム部38とを備えている。
また、右リヤシート26は、左リヤシート25と同様に、シートバック支持機構51と、シートバックロック機構52と、シートクッション跳上機構53と、シートクッションロック機構54とを備えている。
このシートバック支持機構51は、シートバックフレーム43の内下部43aを回動自在に支持する内支持手段61と、シートバックフレーム43の外下部43bを回動自在に支持する外支持手段71とを備えている。
左取付ブラケット66bは、左側のシートバックフレーム43の内下部43aに連結されている。左側のシートバックフレーム43は、図2に示す左リヤシート25のシートバック32に備えたフレームを構成する部材である。
すなわち、左側のシートバック32の内下部43aが内支持手段61の左側に回動自在に支持されている。
右取付ブラケット67bは、右側のシートバックフレーム43の内下部43aに連結されている。右側のシートバックフレーム43は、図2に示す右リヤシート26のシートバック32に備えたフレームを構成する部材である。
すなわち、右側のシートバック32の内下部43aが内支持手段61の右側に回動自在に支持されている。
すなわち、内支持手段61は、左リヤシート25および右リヤシート26を支える兼用部材である。
外支持ブラケット74は、後半フロア部15の後外部位15cに複数のボルト75で取り付けられている。
ここで、外回動軸73および内回動軸65(図4参照)は同軸上に設けられている。
よって、図2に示すシートバック32は、外回動軸73および内回動軸65を軸にして起立位置P1(図1参照)および前倒し位置P2(図12参照)間において揺動(スイング)自在に支持されている。
車体側ストライカ77は車体11に設けられている。
シートバックロック機構52は、シートバックフレーム43の上外側部43cに設けられた操作レバー部81と、シートバックフレーム43の上外側部近傍44aに設けられた前倒ロック部82とを備えている。
ロックケース83は、シートバックフレーム43の外側フレーム44において、外側フレーム44の上外側部近傍(シートバックフレーム43の上外側部近傍)44aに設けられている。
操作レバー部81で操作ケーブル86が引き上げられることにより、ラッチ84が復帰ばねのばね力に抗してロック解除位置に移動する。
これにより、シートバック32が車体側ストライカ77を介して車体11で支持され、シートバック32が起立位置P1に保持される。
これにより、シートバック32が外回動軸73および内回動軸65を軸にして前倒れ状態になることを比較的小さな保持力で確実に阻止することができる。
したがって、シートバック32が前倒れ状態になることを、シートバックロック機構52で好適に防ぐことができる。
これにより、ラッチ84および車体側ストライカ77の係止状態を解除して、シートバック32を起立位置P1から前倒し(前傾)させることが可能になる。
このシートクッション跳上機構53は、シートクッション31の前部31b(図2参照)を回動自在に支持する前脚部91と、シートクッション31の姿勢を保持する姿勢保持手段92と、シートクッション31を収納位置P4に向けて付勢する付勢手段93とを備えている。
内下支持ブラケット99は、後半フロア部15のシート支持部15aに複数のボルト101で取り付けられている。
外下支持ブラケット107は、後半フロア部15のシート支持部15aに複数のボルト101で取り付けられている。
よって、シートクッション31の前部31b(図2参照)は、外上支持軸104および内上支持軸96を介して回動自在に支持されている。
また、外下支持軸106および内下支持軸98が同軸上に設けられている。
よって、前脚部91は、外下支持軸106および内下支持軸98を介して外下支持ブラケット107および内下支持ブラケット99に揺動(スイング)自在に支持されている。
姿勢保持ロッド112は、内脚部97および外脚部105に対して車体前方に配置されている(図1も参照)。
さらに、姿勢保持ロッド112は、外下支持軸106および内下支持軸98を介して前脚部91を車体前後方向に揺動(スイング)可能に設けられている。
これにより、内外の下支持軸98,106を軸にして前脚部91を揺動してシートクッション31を着座位置P3(図1参照)および収納位置P4(図12参照)間で移動する際に、シートクッション31の後部31aを浮かせた姿勢に保持できる。
係止部材116は、前脚部91の外脚部105および連結バー108に設けられている。
よって、渦巻きばね115の付勢力(ばね力)で外下支持軸106および内下支持軸98を軸にして前脚部91を車体前方に向けて揺動(スイング)させることができる。
これにより、渦巻きばね115の付勢力(ばね力)でシートクッション31を収納位置P4(図12参照)に向けて付勢することができる。
さらに、シートクッションロック機構54は、係合片122をロック解除片124に係合可能な係合位置P5に復帰させる復帰手段125と、係合片122を係合位置P5に保持するストッパ128とを備えている。
係合片122がストッパ128に当接して係合位置P5に保持された状態において、係合片122の係合凹部123にロック解除片124の先端係合ロッド124aが係合されている。
よって、後突出部122c(すなわち、シートクッション31)が渦巻きばね115(図7参照)の付勢力で収納位置P4(図13(b)参照)に向けて移動することを先端係合ロッド124aで防止できる。
これにより、シートクッション31(すなわち、左リヤシート25)は乗員が着座可能に保持されている。
このロック解除片124は、シートバックフレーム43のうち下フレーム部43dの中央43eに下方から一対の基端部124bが設けられ、車体前方に向けて下り勾配に延出されている。
ロック解除片124の先端係合ロッド124aが係合片122の係合凹部123に係合されることで、後フレーム部37(すなわち、シートクッション31の後部31a)がロック解除片124で支持される。
これにより、シートクッション31が着座位置P3に保持される。
ロック解除片124を所定角度回動することで、先端係合ロッド124aを係合片122の係合凹部123から抜け出させることができる。先端係合ロッド124aが係合凹部123から抜け出すことで、係合片122およびロック解除片124の係合が解除される。
これにより、シートバック32を前倒れ操作することで、シートクッション31を着座位置P3から確実に解放することができる。
引張ばね126は、前端部126aが前突出部122bに係止され、後端部126bが係止ロッド127に係止されている。
係止ロッド127は、一対の基端部127aが後フレーム部37の略中央37aに設けられている。
よって、引張ばね126のばね力で係合片122を係合位置P5に復帰させる方向に付勢することができる。
このストッパ128は、基端部128aが支持ロッド121に設けられ、先端に位置決め部128bが設けられている。
位置決め部128bに係合片122を当接させることで、係合片122を係合位置P5に位置決めすることができる。
そして、係合片122が係合位置P5に復帰したとき、係合片122がストッパ128の位置決め部128bに当接して係合位置P5に保持される。
よって、シートクッション31を着座位置P3に戻す際に係合片122を係合位置P5に保持できる。
係合片122をロック解除片124に係合させることで、シートクッション31の後部31a(図1参照)を後半フロア部15から浮かせた状態に支持できる。
よって、シートクッション31に乗員が着座した場合に、シートクッション31の後部31aをシートクッションロック機構54(支持ロッド121、係合片122およびロック解除片124など)で支えることができる。
さらに、シートバック32の矢印A方向への前倒れに伴って、ロック解除片124をシートバック32の後方(矢印B方向)に回動させることでシートクッション31の保持状態を解除するようにした。
このように、シートバック32を前倒れ操作することで、シートクッション31を着座位置P3から解放できるので、リヤシート24の折畳みを手間をかけないでおこなうことができる。
よって、シートバック32を前倒れ操作してシートクッション31を着座位置P3(図1参照)から解放するだけで、シートクッション31を付勢手段93で収納位置P4にまで移動することができる。
これにより、リヤシート24の折畳みを一層手間をかけないで容易におこなうことができる。
このように、シートバック32が車体前方に向けて移動した場合に、シートバック32に伴ってロック解除片124が車体前方に向けて移動する。
よって、例えば、車体後方から荷物が当たってシートバック32が車体前方に移動した際に、ロック解除片124が車体前方に向けて移動し、係合片122の係合凹部123により深く係合した状態となる。
これにより、シートクッションロック機構54のロック状態が解除することを防いで、シートクッション31のロック状態を安定的に確保できる。
これにより、シートバック32が外回動軸73および内回動軸65を軸にして前倒れ状態になることを比較的小さな保持力で確実に阻止することができる。
したがって、シートバック32が前倒れ状態になることを、シートバックロック機構52で好適に防いでシートクッション31を着座位置P3に安定的に保持できる。
なお、図10〜図12においてリヤシート24の折畳み動作の理解を容易にするために左リヤシート25についてのみ説明する。
よって、ラッチ84および車体側ストライカ77(図6参照)の係止状態が解除される。
操作レバー部81から操作力を解除することで、ラッチ84が復帰ばねでロック位置に復帰され、復帰させたラッチ84がロック位置に保持される。
よって、ロック解除片124が内外の回動軸65,73を軸にして引張ばね126の付勢力(ばね力)に抗してシートバック32の後方に向けて矢印Eの如く所定角度回動(揺動)する。
先端係合ロッド124aが係合凹部123から抜け出すことで、係合片122およびロック解除片124の係合が解除される。
係合片122が位置決め部128bに当接した状態に保持されることで、係合片122が係合位置P5に保持されている。
よって、シートクッション31が渦巻きばね115(図7参照)のばね力で着座位置P3から車体前方の収納位置P4(図12参照)に向けて矢印Fの如く移動する(跳ね上げる)。
具体的には、前脚部91を内外の下支持軸98,106を軸にして車体前方に向けて揺動し、シートクッション31を着座位置P3から収納位置P4に向けて移動する。
この状態において、シートクッション31の後部31aを姿勢保持ロッド112で浮かせた姿勢に保持できる。
シートクッション31がシートバック32とは独立して収納位置P4に収納されることで、車体フロア13の後半フロア部15上方にスペース58を確保できる。
これにより、シートバック32の裏面32bが荷室フロア部16に対して略面一になるように、リヤシート24を折り畳むことができ、荷物を積載する収納スペース131が確保できる。
このように、シートクッション31とシートバック32とを非連結状態とすることで左リヤシート25の収納姿勢を微調整可能にできる。
これにより、シートバック32を前倒れ操作することで、シートクッション31を着座位置P3から解放してリヤシート24の折畳みを手間をかけないでおこなうことができる。
なお、図13〜図16においてリヤシート24の着座位置への復帰動作の理解を容易にするために左リヤシート25についてのみ説明する。
ラッチ84が復帰ばねのばね力に抗して揺動し、車体側ストライカ77がラッチ84の係止爪を乗り越える。車体側ストライカ77がラッチ84の係止爪を乗り越えることで、ラッチ84が復帰ばねのばね力でロック位置に復帰されて車体側ストライカ77に係止する。
この状態において、シートクッション31を内外の下支持軸98,106を軸にして収納位置P4から矢印Hの如く揺動(回動)する。
具体的には、前脚部91を内外の下支持軸98,106を軸にして車体後方に向けて揺動し、シートクッション31を収納位置P4から着座位置P3に向けて移動する。
この状態において、シートクッション31の後部31aを姿勢保持ロッド112で浮かせた姿勢に保持できる。
よって、シートクッション31が着座位置P3の近傍まで揺動した状態において、シートクッション31が略平行に配置される。
この状態で、シートクッション31が着座位置P3まで矢印Hの如く揺動される。
この状態で、シートクッション31が着座位置P3に向けてさらに矢印Hの如く揺動することで、シートクッション31とともに支持ロッド121の先端支持軸121aが矢印Hの如く移動する。
よって、係合片122は引張ばね126の付勢力(ばね力)に抗して先端支持軸121aを軸にして矢印Iの如く揺動(回動)する。
この状態で、係合片122が引張ばね126の付勢力(ばね力)で先端支持軸121aを軸にして矢印Jの如く揺動(回動)する。
係合片122が揺動することで、係合片122がストッパ128の位置決め部128bに当接して係合位置P5に保持される。
この際に、後突出部122cが先端係合ロッド124aに接触しながら係合片122が下降する。そして、シートクッション31が着座位置P3に配置された状態において、係合片122の係合凹部123がロック解除片124の先端係合ロッド124aに係合する。
この状態において、支持ロッド121の先端支持軸121aが先端係合ロッド124aの上方に位置する。
この状態において、図16(a)に示すように、後突出部122cが先端係合ロッド124aに接触(当接)した状態に保たれている。
これにより、シートクッション31(すなわち、左リヤシート25)に乗員が着座できる。
すなわち、シートクッション31が着座位置P3に配置された状態において、シートクッション31が渦巻きばね115の付勢力で収納位置P4に向けて移動することを先端係合ロッド124aで防止可能な位置に先端支持軸121aを位置決めする。
この場合、シートバック32を所定角度前倒した際に、先端係合ロッド124aが係合片122の係合凹部123から抜出し可能に先端支持軸121aが位置決めされる。
係合片122をロック解除片124に係合させることで、シートクッション31を着座位置P3に簡単に保持できる。
例えば、前記実施例では、外脚部105の下端部105b側に渦巻きばね115を設けた例について説明したが、これに限らないで、渦巻きばね115を外脚部105の上端部105a側に設けることも可能である。
また、上端部105aおよび下端部105bの両方に渦巻きばね115を設けることも可能である。
さらに、内脚部97に渦巻きばね115を設けることも可能である。
Claims (5)
- シートクッションと、シートバックと、
前記シートクッションを着座位置と該着座位置より前方の収納位置との間で移動させる跳上機構と、
前記シートバックを車体フロアに回動自在に支持し、前記シートクッションを跳ね上げた後のスペースに前記シートバックを前倒しする支持機構と、
前記シートクッションを前記着座位置で保持可能で、前記シートバックを前倒しすることにより前記着座位置における前記シートクッションの保持状態を解除可能なシートクッションロック機構と、を備えた車両用シートにおいて、
前記シートクッションロック機構は、
前記シートバックの回動軸より下方に設けられ、前記シートバックの前倒れに伴って前記シートバックの後方に回動可能なロック解除片を備え、
前記ロック解除片を前記シートバックの前倒れに伴って前記シートバックの後方に回動することにより前記着座位置における前記シートクッションの保持状態を解除可能としたことを特徴とする車両用シート。 - 前記シートクッションロック機構は、
前記ロック解除片に係合可能な係合片を備え、
前記係合片を前記ロック解除片に係合することにより前記着座位置に前記シートクッションを保持可能とし、
前記ロック解除片を前記シートバックの後方に所定角度回動することにより前記係合片との係合を解除可能としたことを特徴とする請求項1記載の車両用シート。 - 前記シートクッションロック機構は、
前記係合片および前記ロック解除片の係合が解除された状態において、
前記係合片を前記ロック解除片に係合可能な係合位置に復帰させる復帰手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の車両用シート。 - 前記跳上機構は、
前記シートクッションを前記収納位置に向けて付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両用シート。 - 前記シートバックが起立位置において、前記シートバックの上部近傍を車体部材にロックするシートバックロック機構を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用シート。
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