JP2012143803A - 曲げ加工機の駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大量の電力を必要とすることなくテーブルの高速移動を可能にし、油圧回路を不要とした構造とする。
【解決手段】一方のテーブル2を往復移動させる駆動シリンダ11と、モータ14及びモータに連結されたボールネジロッド16を備え、モータ14の駆動によってボールネジロッド16が往復移動する電動装置13と、ボールネジロッド16に連結された第1制御シリンダ21と、第1制御シリンダ21に連結された第2制御シリンダ22と、第1制御シリンダ21、第2制御シリンダ22及び駆動シリンダ11の間に設けられ、第1制御シリンダ21と駆動シリンダ11との連結・切断及び第2制御シリンダ22と駆動シリンダ11との連結・切断を切り換える制御弁23とを備える。第1制御シリンダ21のシリンダ室25の径d1、第2制御シリンダ22のシリンダ室35の径d2、駆動シリンダ11のシリンダ室45の径d3がd1<d3<d2となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、板材等の材料を曲げる曲げ加工機に用いられ、板材を曲げ加工する際の加圧力等を発生させる駆動装置に関する。
曲げ加工機においては、上下一対のテーブルの一方のテーブルにパンチを装着し、他方のテーブルにダイを装着してあり、パンチとダイとの間に板材を挟みんだ状態でパンチ及びダイの加圧によって板材を曲げ加工している。板材を加圧して曲げ加工を行うため、一方のテーブルが他方のテーブルに向けて移動可能となっており、この移動を行うための駆動装置が曲げ加工機に組み込まれている。駆動装置として油圧シリンダが用いられているが、近年、モータを駆動源とした電動式の駆動装置と油圧シリンダとを組み合わせた構造が用いられている場合がある(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1記載の駆動装置においては、モータ及びモータに連結されたナットを備え、このナットにボールネジロッドが螺合状態で貫通している。又、一方のテーブルを往復移動させるため、油圧シリンダからなる駆動シリンダがテーブルに連結されており、この駆動シリンダとボールネジロッドとがピストンシリンダによって連結されている。すなわち、シリンダ室が連通するように駆動シリンダとピストンシリンダとが連結され、ピストンシリンダのシリンダ室内のピストンがボールネジロッドに連結される。
このようなボールネジロッドを用いることにより、板材を曲げ加工する際の加圧精度を向上させることができる。このような構造においては、駆動シリンダに作動油を供給するため、駆動シリンダに油圧回路が連結されている。油圧回路はタンクと油圧モータと切換弁とを備え、油圧モータ及び切換弁の駆動によって作動油が駆動シリンダとタンクとの間を循環するようになっている。
特許文献1記載の駆動装置においては、モータが駆動することによりボールネジロッドが直線的に移動してピストンシリンダのピストンが直線的に移動し、ピストンシリンダ内の作動油が駆動シリンダのシリンダ室内に導入される。これにより、駆動シリンダが一方のテーブルを他方のテーブルの方向に直線的に移動させ、パンチとダイとの加圧により板材を曲げ加工する。一方、モータを逆回転させてボールネジロッドを後退させることにより、これとは逆に駆動して一方のテーブルが後退する。このとき、油圧回路の油圧モータが作動して作動油が駆動シリンダに反対方向から供給される。
特許第3338223号公報
板材の曲げ加工に移行する際には、テーブルが相手テーブル側に高速で移動することがロスタイムの削減の点からメリットがあるが、従来の構造では、モータを高速回転させる必要があり、大量の電力を消費している。又、従来の構造では、タンク及び油圧モータを備えた油圧回路が必要となっており、構造が複雑で制御が面倒びなるという問題がある。しかも、油圧回路のタンクと駆動シリンダとの間の回路が長いのに加えて、この回路内を作動油が循環する際に熱を発生するため、作動が安定しない問題を有している。
そこで、本発明は大量の電力を必要とすることなくテーブルの高速移動を可能にし、油圧回路を不要とした構造とすることにより簡単な構造で制御が容易であり、安定した作動を確保することが可能な曲げ加工機の駆動装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、パンチ及びダイが対向するように装着された一対のテーブルを相対移動させることによりパンチ及びダイの加圧によって板材を曲げ加工する曲げ加工機に設けられ、前記一対のテーブルの少なくとも一方のテーブルを相手方のテーブルに対して往復移動させる駆動装置であって、前記一方のテーブルを往復移動させる駆動シリンダと、モータ及びモータに連結されたボールネジロッドを備え、前記モータの駆動によってボールネジロッドが往復移動する電動装置と、前記ボールネジロッドに連結された第1制御シリンダと、前記第1制御シリンダに連結された第2制御シリンダと、前記第1制御シリンダ、第2制御シリンダ及び前記駆動シリンダの間に設けられ、第1制御シリンダと駆動シリンダとの連結・切断及び第2制御シリンダと駆動シリンダとの連結・切断を切り換える制御弁とを備え、前記第1制御シリンダのシリンダ室の径d1、第2制御シリンダのシリンダ室の径d2、駆動シリンダのシリンダ室の径d3がd1<d3<d2となっていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の曲げ加工機の駆動装置であって、前記制御弁は、前記一方のテーブルを高速に移動させるとき、前記駆動シリンダを前記第2制御シリンダに連結し、前記板材を曲げ加工するとき、前記駆動シリンダを前記第1制御シリンダに連結することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、第1制御シリンダのシリンダ室の径d1、第2制御シリンダのシリンダ室の径d2、駆動シリンダのシリンダ室の径d3がd1<d3<d2となっているため、制御弁が第1制御シリンダと駆動シリンダとの連結を断ち、第2制御シリンダと駆動シリンダとを連結することにより駆動シリンダが高速で駆動し、これによりテーブルを高速で移動させることができる。従って、電動装置のモータを高速回転させることなくテーブルの高速移動が可能となるため、電力消費を削減することができる。
又、第1制御シリンダ、第2制御シリンダ及び駆動シリンダが制御弁で連結されることにより、駆動シリンダの駆動が制御され、駆動シリンダに連結されたテーブルの移動や加圧が可能となっているため、タンクや油圧モータ等の油圧回路が不要となる。このため、簡単な構造となり、制御が容易で安定した作動を確保することができる。
請求項2記載の発明によれば、制御弁が一方のテーブルを高速に移動させるときに駆動シリンダを第2制御シリンダに連結し、板材を曲げ加工するときに駆動シリンダを第1制御シリンダに連結するため、テーブルの高速移動及び板材の加圧を円滑に切り換えることができ、簡単な制御で確実な作動を確保することができる。
本発明の一実施形態の駆動装置が組み込まれた曲げ加工機の正面図である。 テーブルを高速移動させるときの制御態様を示す正面図である。 テーブルによって板材を加圧するときの制御態様を示す正面図である。
図1〜図3は本発明の一実施形態を示し、図1は曲げ加工機の全体の正面図、図2及び図3は駆動装置の切り換えの際の動作を説明する図である。
図1に示すように、この実施形態の曲げ加工機1は、上部テーブル2及び上部テーブル2に対向した下部テーブル3からなる一対のテーブルと、一方のテーブルである上部テーブル2を下部テーブル3に対して往復移動させる駆動装置10とを備えている。
上部テーブル2の下面にはパンチ4が装着されており、下部テーブル3の上面にはダイ5が装着されており、パンチ4及びダイ5によって板材6を挟み込んで加圧することにより、板材6を曲げ加工する。駆動装置10は板材6への曲げ加工を行うために上部テーブル2に連結されており(係合しており)、上部テーブル2を直線的に往復移動させる。駆動装置10は上部テーブル2を往復移動させる油圧シリンダからなる駆動シリンダ11と、駆動シリンダ11を駆動制御する制御部12と、制御部12に連結された電動装置13とを備えている。
図2及び図3に示すように、電動装置13は曲げ加工機1のフレーム7に取り付けられたサーボモータからなるモータ14と、モータ14に連結されたナット15と、ナット15に螺合したボールネジロッド16とを備えている。
ナット15はベアリング17を介してフレーム7に回転可能に取り付けられている。又、ナット15はモータ14の回転軸14aにタイミングベルト18等の動力伝達部材を介して連結されており、モータ14の正逆回転に伴って正逆回転する。ボールネジロッド16はナット15に螺合状態で貫通しており、ナット15の正逆回転により直線的に往復移動する。
制御部12は、第1制御シリンダ21と、第2制御シリンダ22と、制御弁23とを備えている。
第1制御シリンダ21は、電動装置13のボールネジロッド16と第2制御シリンダ22との間に設けられている。第1制御シリンダ21は作動油が供給されるシリンダ室25と、シリンダ室25内に設けられたピストン26とを備えており、ピストン26のピストンロッド26aが継手19を介してボールネジロッド16に一体的に連結されている。第1制御シリンダ21のシリンダ室25はピストン26を境にしてロッド側シリンダ室25aとロッド側シリンダ室25bとに区分けされている。
ロッド側シリンダ室25aにはピストンロッド26aが挿入されており、また、ロッド側シリンダ室25aは大気開放されている。第1制御シリンダ21のシリンダ室25には第2制御シリンダ22側に延設されたピストンロッド27が設けられており、このピストンロッド27が第2制御シリンダ22に挿入されることにより第1制御シリンダ21と第2制御シリンダ22とが連結されている。
第2制御シリンダ22(第2制御シリンダ22のシリンダ部;筒状の筐体部)は、曲げ加工機1のフレーム7に固定されており、シリンダ室35とシリンダ室35内に設けられたピストン36とを備えている。ピストン36には第1制御シリンダ21のピストンロッド27が一体的に設けられている。また、第2制御シリンダ22は、ピストン36を境にしてロッド側シリンダ室35aとヘッド側シリンダ室35bとに区分けされている。ロッド側シリンダ室35aには、第1制御シリンダ21のピストンロッド27が挿入されると共に、ロッド側シリンダ室35aは大気開放されている。
駆動シリンダ11(駆動シリンダ11のシリンダ部;筒状の筐体部)は、曲げ加工機1のフレーム7に固定されている。駆動シリンダ11はフレーム7に固定されたシリンダ室45とシリンダ室45内に挿入されたピストン46とを備えている。シリンダ室45はピストン46を境にして制御弁23側のヘッド側シリンダ室45aとロッド側シリンダ室45bとに区分けされている。ヘッド側シリンダ室45aは制御弁3を介して第1制御シリンダ21のヘッド側シリンダ室35b及び第2制御シリンダ22のヘッド側シリンダ室35bと連結されている。又、ロッド側シリンダ室45bは大気開放されている。
駆動シリンダ11のピストン46には、ピストンロッド46aが一体的に設けられており、このピストンロッド46aが上部テーブル2に一体的に連結されている。駆動シリンダ11のロッドシリンダ室45b内には、ばね47が配置されており、ピストン46が常時後退するように付勢している。ピストン46が後退することにより上部テーブル2が下部テーブル3から離れるように移動する。参照符号8は駆動シリンダ11のピストンロッド46aの移動量を検出するために曲げ加工機1のフレーム7に取り付けられたスケールである。
制御弁23は、第1制御シリンダ21、第2制御シリンダ22及び駆動シリンダ11の間に設けられており(第1制御シリンダ21、第2制御シリンダ22及び駆動シリンダ11に油圧作動油の経路で連結されており)、駆動シリンダ11を第1制御シリンダ21及び第2制御シリンダ22に連結すると共に連結を切断するように、油圧作動油の経路を切り換える。
制御弁23と第1制御シリンダ21との連結は、第1制御シリンダ21のヘッド側シリンダ室25bと管路51によってなされている。
また、制御弁23と第2制御シリンダ22との連結は、第2制御シリンダ22のヘッド側シリンダ室35bと管路52によってなされている。
なお、第1制御シリンダ21のピストンロッド26a及びピストンロッド27には、これらのロッド26a、27aの移動を停止する(ピストンロッド26aと第1の制御シリンダ21の筒状のシリンダとを一体化し、ピストンロッド27と第2の制御シリンダ22の筒状のシリンダとを一体化する)クランプ(保持装置)53、54が設けられているが、これらのクランプ53、54が削除さている構成であってもよい。参照符号55は、管路51と第1制御シリンダ22とを連結するフレキシブルホースである。
以上の構造において第1制御シリンダ21のシリンダ室(たとえば円柱状のシリンダ室)25の径(内径;ピストン26の外径)をd1、第2制御シリンダ22のシリンダ室(たとえば円柱状のシリンダ室)35の径(内径;ピストン36の外径)をd2、駆動シリンダ11のシリンダ室(たとえば円柱状のシリンダ室)45の径(内径;ピストン46の外径)をd3とした場合、d1<d3<d2となるように設定されている。
このように設定することにより、図3で示すように、制御弁23が第1制御シリンダ21と駆動シリンダ11とを連結した状態では、パスカルの原理により、径の比d3/d1に対応した大きな力を駆動シリンダ11が発生し、駆動シリンダ11による推力が上部テーブル2(ピストンロッド46a)に伝わり、上部テーブルが大きな力で低速移動する。一方、図2で示すように、制御弁23が第2制御シリンダ22と駆動シリンダ11とを連結した状態では、径の比d3/d2に対応した力を駆動シリンダ11が発生し、駆動シリンダ11のピストン46が小さな力で高速移動する。
次に、この実施形態の作動を説明する。
図2は、制御弁23の切り換えにより第1制御シリンダ21と駆動シリンダ11との連結が切断され、第2制御シリンダ22と駆動シリンダ11とが連結された状態を示す。この状態でモータ14が駆動してボールネジロッド16が進出方向(白抜き矢印の方向)に移動すると、第2制御シリンダ22のヘッド側シリンダ室35b内の作動油(非圧縮性)が駆動シリンダ11のヘッド側シリンダ室45aに供給される。このとき、ヘッド側シリンダ室25b内の油圧作動油は非圧縮性であるので、第1の制御シリンダ21の筐体(筒状のシリンダ)と、ピストン26との相対的な位置関係は変わらない(へッド側シリンダ室25bの容積は変わらない)。
駆動シリンダ11のシリンダ室45の径d3は第2制御シリンダ22のシリンダ室35の径d2よりも小さくなっているため、駆動シリンダ11のピストン46が高速で進出方向に移動する。このため、駆動シリンダ11に連結されている上部テーブル2が高速で下部テーブル3に達することができる。従って、上部テーブル2を高速で移動させるためにモータ14を高速回転させる必要がなくなる。
図3は制御弁23の切り換えにより第2制御シリンダ22と駆動シリンダ11との連結が切断され、第1制御シリンダ21と駆動シリンダ11とが連結された状態を示す。この状態でモータ14が駆動してボールネジロッド16が進出方向(白抜き矢印の方向)に移動すると、第1制御シリンダ21のヘッド側シリンダ室25b内の作動油が駆動シリンダ11のヘッド側シリンダ室45aに供給される。このとき、ヘッド側シリンダ室35b内の油圧作動油は非圧縮性であるので、第2の制御シリンダ22の筐体(筒状のシリンダ)と、ピストン36との相対的な位置関係は変わらない(ヘッド側シリンダ室23bの容積は変わらない)。
駆動シリンダ11のシリンダ室45の径d3は第1制御シリンダ21のシリンダ室25の径d1よりも大きくなっているため、駆動シリンダ11のピストン46が緩速度で且つ大きな力で進出方向に移動する。このため、駆動シリンダ11に連結されている上部テーブル2が大きな力で下部テーブル3に加圧し、パンチ4及びダイ5による板材6の曲げ加工を確実に行うことができる。
このような実施形態では、第1制御シリンダ21のシリンダ室25の径d1、第2制御シリンダ22のシリンダ室35の径d2、駆動シリンダ11のシリンダ室45の径d3がd1<d3<d2となっているため、制御弁23が第2制御シリンダ22と駆動シリンダ11とを連結することにより駆動シリンダ11が高速で駆動するため、上部テーブル2を高速で移動させることができる。従って、電動装置13のモータ14を高速回転させることなく上部テーブル2の高速移動が可能となるため、電力消費を削減することができる。
又、第1制御シリンダ21、第2制御シリンダ22及び駆動シリンダ11が閉回路を構成する制御弁23によって連結されることにより、駆動シリンダ11の駆動が制御されるため、駆動シリンダ11を駆動するためのタンクや油圧モータ等の油圧回路が不要となる。このため、簡単な構造となり、制御が容易で安定した作動を確保することができる。
以上の実施形態では、上部テーブル2を下部テーブル3に対して移動可能としているが、下部テーブル3を上部テーブル2に対して移動可能としても良く、この場合は、駆動シリンダ11が下部テーブル3に連結される。
1 曲げ加工機
2 上部テーブル
3 下部テーブル
4 パンチ
5 ダイ
6 板材
10 駆動装置
11 駆動シリンダ
14 モータ
16 ボールネジロッド
21 第1制御シリンダ
22 第2制御シリンダ
23 制御弁
25、35、45 シリンダ室

Claims (2)

  1. パンチ(4)及びダイ(5)が対向するように装着される一対のテーブル(2、3)を相対移動させることによりパンチ(4)及びダイ(5)の加圧によって板材(6)を曲げ加工する曲げ加工機(1)に設けられ、前記一対のテーブル(2,3)の少なくとも一方のテーブル(2)を相手方のテーブル(3)に対して往復移動させる駆動装置(10)であって、
    前記一方のテーブル(2)を往復移動させる駆動シリンダ(11)と、
    モータ(14)及びモータ(14)に連結されたボールネジロッド(16)を備え、前記モータ(14)の駆動によってボールネジロッド(16)が往復移動する電動装置(13)と、
    前記ボールネジロッド(16)に連結された第1制御シリンダ(21)と、
    前記第1制御シリンダ(21)に連結された第2制御シリンダ(22)と、
    前記第1制御シリンダ(21)、第2制御シリンダ(22)及び前記駆動シリンダ(11)の間に設けられ、第1制御シリンダ(21)と駆動シリンダ(11)との連結・切断及び第2制御シリンダ(22)と駆動シリンダ(11)との連結・切断を切り換える制御弁(23)とを備え、
    前記第1制御シリンダ(21)のシリンダ室(25)の径d1、第2制御シリンダ(22)のシリンダ室(35)の径d2、駆動シリンダ(11)のシリンダ室(45)の径d3がd1<d3<d2となっていることを特徴とする曲げ加工機(1)の駆動装置(10)。
  2. 請求項1記載の曲げ加工機(1)の駆動装置(10)であって、
    前記制御弁(23)は、前記一方のテーブル(2)を高速に移動させるとき、前記駆動シリンダ(11)を前記第2制御シリンダ(22)に連結し、前記板材(6)を曲げ加工するとき、前記駆動シリンダ(11)を前記第1制御シリンダ(21)に連結することを特徴とする曲げ加工機(1)の駆動装置(10)。
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