JP2012141217A - 回転センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品の寸法公差の累積に基づく寸法誤差や組付公差の影響、長年の使用による部品の変形による影響を受けることなく第1の回転体の回転数に対応する第2の回転体の回転角度を正確に検出する。
【解決手段】被測定回転体11に取り付けられこの回転と共に回転する第1の回転体10と、第1の回転体の回転角度を所定の角度範囲ごとに検出する第1の検出手段100と、第1の回転体と機構的に連結しこれと連動して回転し、かつ第1の回転体の回転数よりも減速した回転数で回転する第2の回転体20と、第2の回転体を所定の角度範囲ごとに検出する第2の検出手段200と、を有し、第1の回転体の回転角度を検出するときに、第1の検出手段の出力値が初期値付近の値であるか、終端値付近の値であるかを判断し、第1の検出手段の出力値から第2の検出手段の出力値に判断結果に応じた所定の補正処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばロボットアームなどを回転させるシャフト等の回転体の絶対回転角度や回転数を検出する回転センサに関する。
従来から例えばロボットアームなどを回転させるシャフト等の回転体の絶対回転角度や回転数を検出する回転センサが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載された回転センサは、回転変位する円板状の第1のコード板と、この第1のコード板の回転角度を所定の回転変位ごとに読み取る第1のエンコーダと、第1のコード板が1回転するごとに所定の角度だけ変位するように駆動された円板状の第2のコード板と、この第2のコード板の回転角度を所定の回転変位ごとに読み取る第2のエンコーダと、第2のコード板が1回転するごとに所定の角度だけ変位するように駆動された円板状の第3のコード板と、この第3のコード板の回転角度を所定の回転変位ごとに読み取る第3のエンコーダと、・・・を備えている。
特開昭61−212726号公報
このような従来型の回転センサは、各コード板がそれぞれ互いに離間した状態で独立して設けられており、前段のコード板が1回転した情報を後段のコード板に伝えるに際して、歯車等による直接的かつ機械的な伝達によらず、後段のコード板に備わったモーター等に電気信号を送ってこのモーターを駆動することで実現している。しかしながら、このような電気信号のみを介した情報の伝達によると、ノイズ等の影響を受け易く信頼性の点で好ましいものと言えなかった。
これに加えて、ギヤのような機械的接続による伝達の代わりに、特許文献1に記載された機械的接続のない互いに独立した複数のコード板を備えた回転センサでは、各段階のコード板ごとに磁気センサ及び最上段を除く次段目以降の磁気センサの回転駆動機構、及びこれらのアクチュエータや電気回路を接続する電線等の部品点数が増加し、部品コストの面においてコスト高になるばかりか各部品の電気的接続に多くの時間を要し、回転センサの製造工数低減に反してしまう点でも問題があった。
一方、このような回転センサの欠点を解決すべく、これとは異なる構成を有する回転センサも考えられている。
この回転センサは、第1のギヤと、第1のギヤに備わり、第1のギヤの回転角度を所定の角度範囲ごとに検出する第1のホール素子及び第1のエンコーダと、第1のギヤと連動して回転する第2のギヤであって第1のギヤよりも減速する回転数を有し、第2のギヤの回転角度を所定の角度範囲ごとに検出する第2のホール素子及び第1のエンコーダと、を備えている。そして、第1のホール素子及び第1のエンコーダの出力から、第1のギヤが1回転した際に、これと噛合した第2のギヤの回転角度を、第2のホール素子及び第2のエンコーダが検出して、この出力値から第1のギヤの回転数を判定するようになっている。
この構成をより具体的数値に基づき説明する。この回転センサは、例えば、第1のギヤに角度センサとしての第1のアブソリュート型エンコーダ(以下、単に「第1のエンコーダ」とする)が取り付けられ、第1のギヤの1回転中における所定の回転角度をエンコーダの分解能に応じて絶対値の出力として得られるようになっている。この第1のギヤが20回転すると1回転するような減速比を有する第2のギヤを第1のギヤに噛合させ、第2のギヤに角度センサとしての第2のアブソリュート型エンコーダ(以下、単に「第2のエンコーダ」とする)を取り付け、第2のエンコーダで検出された出力値によって、第1のギヤの回転数を判別するようになっている。
ここで、従来の回転センサにおいて、第1のエンコーダは第1のギヤに機械的に取り付けられると共に、第2のエンコーダは第2のギヤに機械的に取り付けられる。そのため、第1のエンコーダと第1のギヤ及び第2のエンコーダと第2のギヤそれぞれの原点を完全に一致させることは困難となる。また、第1のギヤ及び第2のギヤそれぞれにおける刃先円直径の加工精度や寸法公差によっては、ギヤ噛み合わせの際に遊びや誤差が生じる。
また、例えば回転センサをなす第1のエンコーダ及び第2のエンコーダの分解能が12ビットである場合、エンコーダの出力は4096段階となる。従って、仮に第1のギヤと第2のギヤの減速比が1:20であるとすると、第1のギヤが1回転することで第2のギヤが1/20回転することになり、第1のギヤが1回転するごとに第2のエンコーダの出力は4096/20=204.8となる。このような第2のエンコーダの出力値によると、第1のギヤが1回転した場合に第2のエンコーダの出力が204なのか205なのか不確定になる。その結果、第1のギヤの回転数を正確に検出できないといった問題が発生することが考えられる。
以上説明したように、第1のエンコーダの原点と第2のエンコーダの原点同士は、機械的な取り付け上完全に一致させることはできないし、これに加えて第1のギヤと第2のギヤの噛み合わせに際して遊びや誤差が生じ、第1のエンコーダと第2のエンコーダごとに出力値を調整しなければならない。
また、第1のギヤが1回転、2回転と回転していった場合に第1のギヤが丁度1回転した位置において第2のギヤの読み値が小数桁の出力値となってしまうことが多く、この小数桁の出力値を整数桁の出力値に補正する必要があった。その結果、第2のエンコーダの出力に誤差が生じてしまうことになる。
本発明の目的は、部品の寸法公差の累積に基づく寸法誤差や組付公差の影響、長年の使用による部品の変形による影響を受けることなく第1の回転体の回転数に対応する第2の回転体の回転角度を正確に検出し、これによって第1の回転体の回転数を正確に算出する回転センサを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1に係る回転センサは、
被測定回転体に取り付けられ当該被測定回転体の回転と共に回転する第1の回転体と、
前記第1の回転体の回転角度を所定の角度範囲ごとに検出する第1の検出手段と、
前記第1の回転体と機構的に連結し当該第1の回転体と連動して回転するようになっており、かつ前記第1の回転体の回転数よりも減速した回転数で回転する第2の回転体と、
前記第2の回転体の回転角度を所定の角度範囲ごとに検出する第2の検出手段と、を有する回転センサであって、
前記第1の回転体の回転角度を検出するときに、前記第1の検出手段の出力値が初期値付近の値であるか、終端値付近の値であるかを判断し、前記第1の検出手段の出力値から前記第2の検出手段の出力値に前記判断結果に応じた所定の補正処理を行うことにより、前記第2の検出手段の出力値によって得られた出力に基づいて特定された第2の回転体の回転角度を補正することを特徴としている。
本発明の請求項1に係る回転センサによると、第1の回転体の回転角度読み取り時における第1の検出手段の出力値が初期値付近の値であるか、終端値付近の値であるかを判断し、第2の検出手段の出力値にこの判断結果に応じた所定の補正処理を行うことにより、第2の検出手段の出力値によって得られた出力に基づいて特定された第2の回転体の回転角度を補正するようにしている。そして、この補正した第2の回転体の角度範囲に基づき、第1の回転体の回転数を正確に判定したり、第1の回転体の回転数に対応した回転角度に、第1の検出手段で得られた第1の回転体の1周中における回転角度を加えることで、第1の回転体の絶対回転角度を正確に算出したりするのに利用することができる。
また、本発明の請求項2に係る回転センサは、請求項1に記載の回転センサにおいて、
前記補正した第2の回転体の回転角度から前記第1の回転体の回転数を判定する第1の回転体の回転数判定手段を備えたことを特徴としている。
本発明の請求項2に係る回転センサによると、補正した第2の回転体の回転角度から第1の回転体の回転数を判定する第1の回転体の回転数判定手段を介して第1の回転体の回転数を正確に判定することができると共に、第1の回転体の回転数判定手段で判断した第1の回転体の正確な回転数を利用しこの回転数に対応した回転角度に、第1の検出手段で得られた第1の回転体の1周中における回転角度を加えることで、第1の回転体の絶対回転角度を正確に算出することが可能となる。
また、本発明の請求項3に係る回転センサは、請求項1又は請求項2に記載の回転センサにおいて、
前記第1の検出手段の出力値は、前記第1の回転体が原点から回転するに応じて小さい値の出力から大きい値の出力に増加していくようになっており、
第1の回転体の回転数判定手段は、前記第1の回転体の回転角度を検出するときに、前記第1の検出手段の出力値が初期値付近で検出出力が小さいときは、前記第2の検出手段の出力値によって得られた出力に基づいて特定された第2の回転体の回転角度に所定の補正値を加算し、前記第1の検出手段の出力値が終端値付近で検出出力は大きいときは、前記第2の検出手段の出力値によって得られた出力に基づいて特定された第2の回転体の回転角度から所定の補正値を減算する演算を行うことで、第1の回転体の回転数を判定することを特徴としている。
このように第1の検出手段の出力値の大きさに応じて、第2の検出手段の出力値によって得られた出力に基づいて特定された第2の回転体の回転角度に補正値を加算するか減算するかの何れかとすることで、第1の回転体の回転数を常に正確に判定することができる。
また、このようにして得られた正確な第1の回転体の回転数に基づき、第2のエンコーダの値に補正を加え、算出した第1のギヤの回転数に、第1のエンコーダで算出した第1ギヤの角度範囲を回転角度に変換することにより、第1の回転体の回転角度(移動距離)を検出可能となる。
なお、第2の回転体の回転角度を検出する第2のエンコーダの絶対値特定スケールの分解能を、第1の回転体の回転角度を検出する第1のエンコーダの分解能よりも粗くしても、第2の回転体の回転角度を特定する値に、所定の補正値を加算する場合であっても減算する場合であっても、共に正確な絶対回転角度を測定できるようになるため、第2のエンコーダのコスト低減を図ることで、回転センサ全体のコスト低減に貢献する。
本発明によると、部品の寸法公差の累積に基づく寸法誤差や組付公差の影響、長年の使用による部品の変形による影響を受けることなく第1の回転体の回転数に対応する第2の回転体の回転角度を正確に検出し、これによって第1の回転体の回転数を正確に算出する回転センサを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る回転センサの概略構成図である。 図1に示した回転センサに関する第1のギヤの回転角度に対応する出力と第2のギヤの回転角度に対応する出力を第1及び第2の検出手段の検出誤差と共に比較した出力特性図である。 図2に示した出力特性図の部分的拡大図である。 第1のギヤの回転数と、この回転数に対応する第2のエンコーダの読み値と、第2のエンコーダの読み値に関する誤差を示す一覧表(図4(a))、及びこの回転数に対応する第2のエンコーダの補正後に関する値を示す一覧表(図4(b))である。 本発明の一実施形態に係る回転センサの変形例の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る回転センサに用いるエンコーダの概略構成図である。
以下、本発明の一実施形態に係る回転センサを図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る回転センサの概略構成図である。本発明の一実施形態に係る回転センサ1は、図1に示すように、被測定回転体をなすシャフト11に取り付けられ当該被測定回転体の回転と共に回転する第1のギヤ(第1の回転体)10と、第1のギヤ10の一周中の回転角度を所定の角度範囲ごとにカウントする第1のエンコーダ100と、第1のギヤ10と直接噛合しこの第1のギヤ10と連動して回転すると共に、第1のギヤ10の回転数よりも減速した回転数で回転する第2のギヤ(第2の回転体)20と、第2のギヤ20の一周中の回転角度を所定の角度範囲ごとにカウントする第2のエンコーダ200と、を有している。
そして、本実施形態に係る回転センサ1は演算手段300を有し、この演算手段300において、第1のエンコーダ100の出力から第1のギヤ10の回転角度を特定する第1の回転体の回転角度特定手段310と、第2のエンコーダ200の出力から第2のギヤ20の回転角度を特定する第2の回転体の回転角度特定手段320と、第1のギヤ10の回転数が変わる瞬間、即ち第1の回転体の回転角度特定手段310を介して第1のエンコーダ100の出力が初期値付近の出力値(第1のギヤ10の原点が第1の検出手段100の固定検出点から遠ざかるときの第1のエンコーダ100から得られる出力値)であるか、又は終端値付近の出力値(第1のギヤ10の原点が第1の検出手段100の固定検出点に近づいた時の第1のエンコーダ100から得られる出力値)であるかを判断して、第2の回転体の回転角度特定手段320から得られた第2のギヤ20の回転角度に対してこの判断結果に応じた所定の補正処理を行うことにより、第1のギヤ10の回転数を判定する第1の回転体の回転数判定手段330、を備えている。なお、第1のギヤ10にはこれと一体に回転する円板状のエンコーダ取付板10Aが備わっている。
また、回転センサ1は、この構成に加えて演算手段300において、第1の回転体の回転数判定手段330から得られた第1のギヤ10の回転数と、第1の回転体の回転角度特定手段310とから第1のギヤ10の絶対回転角度を第1のエンコーダ100が有する分解能の範囲で算出する第1の回転体の絶対回転角度算出手段340を備えている。
図6は、本発明の一実施形態に係る回転センサに用いるエンコーダの概略構成図である。本実施形態に係る回転センサ1の第1のエンコーダ100は、例えば磁気式の場合、第1のホール素子110及び磁界発生器120から構成されている。第1のホール素子110には、一般的に知られたMR素子が使用されている。また、磁界発生器120は、N極とS極からなる磁石を第1のギヤ10と同芯となるように配置して構成されている。MR素子は磁界の向きと大きさを検出し、エンコーダはそこから回転角度を求めて出力する。光学式の場合には、第1のギヤ10と同心円状に記録された位置コードを、光の反射や透過によって読み取り、出力するようになっている。なお、図1に示す第2のギヤ20に備わる第1のホール素子210及び磁界発生器220についても、上述した第1のホール素子110及び磁界発生器120と同等の構成を有している。
なお、本実施形態の場合、第1のエンコーダ100の分解能は12ビットであるので、第1のエンコーダ100によって得られる第1のギヤ10の原点から1周するまでの所定角度ごとの出力の段数は4096段階となる。即ち、第1のギヤ10及びこの第1のギヤ10に連結された被測定回転体であるシャフト11が1回転する間に、360度/4096の角度範囲ごとに第1のエンコーダ100が異なる値を階段状に出力するようになっている。また、第2のエンコーダ200は第1のエンコーダ100と同様の構成となっている。
また、第1の回転体の回転角度特定手段310は、第1のエンコーダ100から得られた出力に基づいて第1のエンコーダ100の分解能で第1のギヤ10の1周中の回転角度を特定するようになっている。
また、第2の回転体の回転角度特定手段320は、第2のエンコーダ200から得られた出力基づいて第2のエンコーダ200の分解能で第2のギヤ20の1周中の回転角度を特定するようになっている。
また、上述したように第2のギヤ20は第1のギヤ10と直接噛合しており、この第1のギヤ10と連動して回転するようになっているが、両者のギヤの回転比は異なっており、第2のギヤ20は第1のギヤ10の回転数よりも小さい回転数で減速して回転するようになっている。これによって、本実施形態に係る回転センサ1の場合、第1のギヤ10の回転角度を検出する第1のエンコーダ100の分解能が、第2のギヤ20の回転角度を検出する第2のエンコーダ200の分解能よりも結果的に大きくなっている。
また、第1の回転体の回転数判定手段330は、第1の回転体の回転角度特定手段310によって得られた出力結果が初期値付近のときは、第2の回転体の回転角度特定手段320の読み取り時の出力結果に所定の補正値を加算する。
その一方、第1の回転体の回転角度特定手段310の出力結果が終端値に近いときは、第2の回転体回転角度特定手段320の読み取り時の出力結果から所定の補正値を減算する演算を行う。
そして、第1の回転体の回転数判定手段330は、この第2の回転体の回転角度特定手段320によって特定された第2の回転体の回転角度の補正後の出力から、第1のギヤ10の回転数を判定する。
また、第1の回転体の絶対回転角度算出手段340は、第1の回転体の回転数判定手段330によって判定された第1のギヤ10の回転数と、第1の回転体の回転角度特定手段310によって特定された第1のギヤ10が1回転中どの回転角度にあるかの出力とから、第1のギヤ10及びこの第1のギヤ10と一体に回転する被測定回転体であるシャフト11の絶対回転角度を第1のエンコーダ100の分解能で算出する。
なお、第1の回転体の絶対回転角度算出手段340は、被測定回転体の絶対回転角度のみならず、被測定回転体の回転を直線運動に変換して、直線移動量を算出することも可能である。
続いて、上述した本実施形態に係る回転センサ1による第1のギヤ10、即ちこの第1のギヤ10に接続された被測定回転体であるシャフト11の回転数を判定する具体的手順、及び第1のギヤ10の絶対回転角度を第1のエンコーダ100の分解能で算出する具体的手順を実施例として具体的な数値に基づいて分かり易く説明する。
図2は、出力特性図に検出誤差及び補正値を加味した出力値の関係を示す出力特性図である。また、図3は、図2に示した出力特性図の部分的拡大図である。また、図4は、第1のギヤの回転数とこの回転数に対応する第2のエンコーダの読み値と、第2のエンコーダの読み値に関する誤差を示す一覧表(図4(a))と、第1のギヤの回転数に対応する第2のエンコーダの補正後に関する値を示す一覧表(図4(b))である。
本実施例においては、第1のギヤ10と第2のギヤ20との減速比を1:8とする。即ち、第1のギヤ10が1回転すると、第2のギヤ20が360度/8=45度だけ回転するようになっている。言い換えれば、第1のギヤ10が8回転すると、第2のギヤ20が1回転するようになっている。なお、第1のギヤ10には、例えばXY直交座標型ロボットや極座標型ロボットの各軸を駆動するのに使用されるアクチュエータに備わるシャフト11や、電動シートを駆動するのに使用されるアクチュエータに備わるシャフト11が連結され、本実施例における回転センサ1によって回転角度360度×8=2880度の絶対回転角度に亘ってシャフト11の絶対回転角度を正確に求めることが可能となっている。
ここで、本実施例においては、第1のエンコーダ100の分解能は12ビットであり4096段階となる。従って、第1のギヤの1回転(360度)における第1のギヤ10の回転角度を(360/4096)度ごとに検出する。
また、本実施例においては、第2のエンコーダ200の分解能は10ビットであり1024段階となる。従って、第2のギヤ20の1回転(360度)における第2のギヤ20の回転角度を(360/1024)度ごとに検出する。
また、本実施例においては第1のギヤ10と第2のギヤ20のギヤ比を1:8としたので、上述した第1及び第2のエンコーダの分解能を勘案すると、第1のギヤの1回転ごとに第2のエンコーダの出力値は、1024÷8=128となる。即ち、第2のエンコーダ200によって得られた出力値が128の何倍であるかによって累積回転数を求めることができる。
なお、上述の説明において、実際には、第1のエンコーダ100の分解能は12ビット(出力値:0〜4095)、第2のエンコーダ200の分解能は10ビット(出力値:0〜1023)としたので、第1のエンコーダ100が1回転すると第2のエンコーダ200は1/8回転し、読み値は1024/8−1=127となる。ここで、12ビットは4096のレベルであるが、データ的には0から始まるので、0を含めると最大4095になる。同様に1024の1/8は128であるが、データ的には0〜127になる。
しかしながら、回転角度特定に対して考慮しなければならない点として、第1のギヤ10と第2のギヤ20との間には、バックラッシュの影響や各ギヤの歯先円直径同士の寸法公差や組付公差のずれ、各エンコーダ100,200とこれに対応する各ギヤ10,20の原点に関する読み取り位置のずれが累積し、第1のギヤ10が例えば図1中右回りなどの一方向に1回転し、図2に示す第1のエンコーダ100の出力が図2中左から右に移動して第1のエンコーダ100の出力が4095から0になった時点(例えば1回転目の右端の360°で示す時点参照)で読み取った第2のエンコーダ200の出力値は計算上128とはならず、その結果、この第2のエンコーダ200の出力値から第2の回転体の回転角度特定手段320によっては第1のギヤ10が2回転目に入ったと判断できず、第2のギヤ20と第2のエンコーダ200との組合せから第1のギヤ10が未だ1回転目であると誤判断する場合がある。
図4(a)は、このような誤判断が想定される場合を説明する説明図である。図4(a)は、第1のギヤ10の回転数と、第1のギヤ10の回転数ごとに対応する第2のエンコーダ200に関する出力値の範囲と、第2のエンコーダ200の誤差範囲を示している。この±2の誤差範囲は、上述したバックラッシュの影響や各ギヤの歯先円直径同士の寸法公差や組付公差のずれ、各エンコーダ100,200とこれに対応する各ギヤ10,20の原点に関する読み取り位置のずれが累積したものに起因する。
ここで、例えば第1のギヤ10が殆ど1回転し終えて2回転目に入ろうとする場合について考えてみる。第1のギヤ10がぎりぎりで1回転の角度範囲内にある場合、第2のエンコーダ200の出力値は127で、第2のエンコーダ200の誤差は、図4(a)から±2であるので、この時点における第2のエンコーダ200の出力値は125から129の範囲内にあると言える(図2及び図3の範囲(Y−1)参照)。
一方、第1のギヤ10が2回転目に入った瞬間、第2のエンコーダ200の出力値は128で、第2のエンコーダ200の誤差は、図4(a)から±2であるので、この時点における第2のエンコーダ200の出力値は126から130の範囲内にあると言える(図2及び図3の範囲(X−1)参照)。
従って、第1のギヤ10が図2中左から右に移動するように回転し、第1のエンコーダ100の出力値が4095から0に減少し、第1のギヤ10の回転数が変化した瞬間における第2のエンコーダ200の出力値を読み取った場合であっても、第1のギヤ10が図2中右から左に移動するように回転し、第1のエンコーダ100の出力値が0から4095に増加し、第1のギヤ10の回転数が変化した瞬間における第2のエンコーダ200の出力値を読み取った場合であっても、この第2のエンコーダ200の出力値が例えば126から129の範囲内にあると、この出力値の情報のみからでは、第2の回転体の回転角度特定手段320のみを介して第1のギヤ10が1回転目にあるのか2回転目にあるのかを判断することができない。
そのため、本実施例では第1のギヤ10の回転数が変化した直後に第1の回転体の回転角度特定手段310の出力値を確認して第2の回転体の回転角度特定手段320によって得られた第2のギヤ20の回転角度を補正する。
具体的には、第2の回転体の回転角度特定手段320の出力が127の場合に対する誤差±2の割合は、1.5625%であり、第1のエンコーダ100にとっては4096×0.015625=64という値になる。従って、第1のエンコーダ100の出力値が64未満の時は第2のエンコーダ200の出力から読む回転数を間違える可能性があるので、第1の回転体の回転数判定手段330が第2の回転体の回転角度特定手段320を介して読み取った第2のエンコーダ200の読み値に例えば10を加算する。同様に第1のエンコーダ100の出力値が4095−64=4061以上の時は、第1の回転体の回転数判定手段330が第2の回転体の回転角度特定手段320を介して読み取った第2のエンコーダ200の読み値から例えば10を減算する。
これを図3の1回転目と2回転目の境目を一例として説明すると、64という値に余裕を持たせて100とし、0〜100(図2及び図3の範囲P参照)で補正値として10を加算すると共に、3995〜4095(図2及び図3の範囲Q参照)で、補正値として10を減算している。
より詳しく説明すると、第1の回転体の回転角度特定手段310を介した第1のエンコーダ100の読み値が図2及び図3に示すような範囲Q(3995〜40095)の場合、第1の回転体の回転数判定手段330が、第2のエンコーダ200の読み値を10だけ減算補正する。即ち、図3に示すように、第1のエンコーダ100の出力が4095の際に第2のエンコーダ200の読み値はエラーを含めると125〜129(範囲:Y−1)となるので、第1の回転体の回転数判定手段330が、第2のエンコーダ200の読み値を10だけ減算補正して115〜119(範囲:Y−2)とする。これによって、第1の回転体の回転数判定手段330は、第2のエンコーダ200の読み値が1回転中であると判断する。
また、第1の回転体の回転角度特定手段310を介した第1のエンコーダ100の読み値が図2及び図3に示すような範囲P(0〜100)の場合、第1の回転体の回転数判定手段330が、第2のエンコーダ200の読み値を10だけ加算補正する。即ち、図3に示すように、第1のエンコーダ100の出力が0の際に第2のエンコーダ200の読み値が126〜130(範囲:X−1)であった場合、第1の回転体の回転数判定手段330が、第2のエンコーダ200の読み値を10だけ加算補正して136〜140(範囲:X−2)とする。これによって、第1の回転体の回転数判定手段330は、第2のエンコーダ200の読み値が2回転中であると判断する。
以上説明した内容から明らかなように、本実施形態に係る回転センサ1は以下の作用を有している。本実施形態に係る回転センサ1によると、第1のギヤ10の検出手段100を介して第1の回転体の回転角度特定手段310の出力が初期値付近の値であるか、終端値付近の値であるかを判断し、第1の回転体の回転角度特定手段310の出力が初期値付近の値の場合は、第2の回転体の回転角度特定手段320によって得られた出力値から所定の補正値を加算する演算を行う一方、第1の回転体の回転角度特定手段310の出力が終端値付近の値である場合は、第2の回転体の回転角度特定手段320によって得られた結果に所定の補正値を減算する演算を行うことで、この補正後の第1の回転体の回転角度特定手段310の出力に基づき第1の回転体の回転数判定手段330が、第1のギヤ10、即ち被測定回転体であるシャフト11の回転数を正確に判定したり、この正確な回転数と第1の回転体の絶対回転角度算出手段340が第1のギヤ10の絶対回転角度を正確に算出したりすることが可能になる。
また、本実施形態に係る回転センサ1によると、第2のギヤ20の回転角度を特定する分解能が、第1のギヤ10、即ち被測定回転体であるシャフト11の回転角度を特定する分解能より粗くしても、第2の回転体の回転角度を特定する値に、第2の回転体の補正値を加算する場合、減算する場合、共に正確な絶対回転角度を測定できるようになるため、第2のエンコーダのコスト低減を図ることで、回転センサ全体のコスト低減に貢献する。
また、本実施形態に係る回転センサ1によると、第1のギヤの原点位置において、第2のギヤの誤差を生じる領域を避けて読む、若しくは誤差を生じない範囲に所定の補正処理を行うため、絶対回転角度を算出するときに誤差が生じにくい。また、第2のエンコーダの分解能に低いものを使用することができ、回転センサのコスト低減を図ることができる。また、回転角度の限定されたエンコーダ(例えば1回転360°しか読み取ることができないエンコーダ)を使用して、それ以上の絶対回転角度又は長さ(変位)を検出することができる。また、回転センサを構成するにあたり、寸法精度の高い精密なギヤ等を必要とせず、コスト低減を図ることができる。
続いて、上述した実施形態に係る回転センサの変形例について説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る回転センサの変形例の概略構成図である。なお、本変形例において上述した実施形態と同等の構成については、対応する符号を付して示している。
この変形例では、第1のギヤ10’に歯車を多数備える代わりに図5に示すようにいわゆるゼネバ歯車のような「間欠歯車」と呼ばれる単一の歯を備えた構成となっている。これによって、この単一の歯を備えた間欠歯車をなす第1のギヤ10’が1回転する毎に、第2のギヤ20が僅かに回転するように減速比を大きくすることができる。その結果、第1のギヤ10’、即ちこれに連結されたシャフト11の絶対回転角度の検出範囲を広げることができる。なお、本変形例においては、第1のギヤ10’ が円板状のエンコーダ取付板10A’ の役目を果たしており、部品点数が削減されている。
なお、本発明は、上述した実施形態における具体的な歯車数や、減速比の大きさに限定されるものでなく、本発明の作用を発揮し得る範囲内でこれらの具体的数値を適宜変更すことは可能である。また、上述した互いに噛合する第1のギヤと第2のギヤを組み合わせて用いる代わりにチェーンとスプロケットを組み合わせたり、プーリとベルト間に滑りが生じないようにしてベルトを介して回転する2つのプーリ(回転体)を用いたりしても良い。また、第1の回転体と第2の回転体の回転中心軸線が直交したり或る角度をなしたりする場合、例えば立体カム機構などの特殊なカム機構を採用しても良い。
また、本発明は、第1の実施形態及びその変形例に係るギヤの結合構成に限定されることは無い。即ち、第1のギヤがN回転(Nは1より大きい任意の値)すると、第2のギヤが1回転するよう減速比で第2のギヤを第1のギヤに連結させることに限定されず、本発明の第1の実施形態及びその変形例に対応する構成として、第1のギヤと第2のギヤの間には複数段のギヤを介在させていても構わない。
また、上述の実施形態において紹介した回転センサのエンコーダは、ホール素子及びN極とS極からなる磁石をギヤと同芯となるように配置して構成されている磁界発生器から構成され、ホール素子に一般的に使用されているMR素子が磁界の向きと大きさを検出し、エンコーダはそこから回転角度を求めて出力する構成であったが、このような構成の代わりに光学式のエンコーダを用いても構わない。
また、本発明に係る回転センサを用いて、このシャフト等の回転運動をこのシャフトで駆動される被駆動体の直線運動に変換した場合の移動距離を求める場合などにおいては、第2のエンコーダから不確定な出力が得られた時点において第1のエンコーダの出力値を読み取り、上述した補正処理、即ちこの出力値が第1のエンコーダの出力が終端値に近い場合に(例えば4096段階の3996−4096段階の範囲)、第2のエンコーダから得られた出力の読み値から所定の補正値(例えば10)を減算した値を第2のエンコーダの出力値とし、図4(b)の出力範囲を勘案して第1のギヤの回転数を判定する。
一方、この出力値が第1のエンコーダの出力値が初期値に近い場合に(例えば4096段階の1−10段階の範囲)、第2のエンコーダから得られた出力の読み値から所定の補正値(例えば10)を加算した値を第2のエンコーダの出力値とし、図4(b)の出力範囲を勘案して第1のギヤの回転数を判定する。
そして、第1のギヤに連結している軸(シャフト)が何回転したかを判定できれば、「第1のギヤ1回転で移動する距離×第1のギヤの回転数+現在における第1のギヤの回転角比×第1のギヤ1回転で移動する距離」により原点から移動した変位(移動距離)を算出することができる。
このように、第1のギヤ及びこれに連結している軸の回転数の検出を第2のエンコーダで行い、第1のギヤ及びこれに連結している軸の回転が絶対回転角度で原点(ゼロ点)に近いところでは、第2のエンコーダから得られる出力値をそのまま用いないようにすれば、第1のギヤ及びこれに連結している軸(シャフト)の回転数を間違えることは無い。
1 回転センサ
10,10’ 第1のギヤ(第1の回転体)
11 (第1のギヤと一体に回転する)シャフト
20 第2のギヤ(第2の回転体)
100 第1のエンコーダ(第1の検出手段)
110 第1のホール素子
120 磁界発生器
200 第2のエンコーダ(第2の検出手段)
210 第2のホール素子
220 磁界発生器
300 演算手段
310 第1の回転体の回転角度特定手段
320 第2の回転体の回転角度特定手段
330 第1の回転体の回転数判定手段
340 第1の回転体の絶対回転角度算出手段


Claims (3)

  1. 被測定回転体に取り付けられ当該被測定回転体の回転と共に回転する第1の回転体と、
    前記第1の回転体の回転角度を所定の角度範囲ごとに検出する第1の検出手段と、
    前記第1の回転体と機構的に連結し当該第1の回転体と連動して回転するようになっており、かつ前記第1の回転体の回転数よりも減速した回転数で回転する第2の回転体と、
    前記第2の回転体の回転角度を所定の角度範囲ごとに検出する第2の検出手段と、を有する回転センサであって、
    前記第1の回転体の回転角度を検出するときに、前記第1の検出手段の出力値が初期値付近の値であるか、終端値付近の値であるかを判断し、前記第1の検出手段の出力値から前記第2の検出手段の出力値に前記判断結果に応じた所定の補正処理を行うことにより、前記第2の検出手段の出力値によって得られた出力に基づいて特定された第2の回転体の回転角度を補正することを特徴とする回転センサ。
  2. 前記補正した第2の回転体の回転角度から前記第1の回転体の回転数を判定する第1の回転体の回転数判定手段を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の回転センサ。
  3. 前記第1の検出手段の出力値は、前記第1の回転体が原点から回転するに応じて1回転中小さい値の出力から大きい値の出力に増加していくようになっており、
    前記第1の回転体の回転数判定手段は、前記第1の回転体の回転角度を検出するときに、前記第1の検出手段の出力値が初期値付近で検出出力が小さいときは、前記第2の検出手段によって得られる出力に基づいて特定された第2の回転体の回転角度に所定の補正値を加算し、前記第1の検出手段の出力値が終端値付近で検出出力が大きいときは、前記第2の検出手段の出力値によって得られた出力に基づいて特定された第2の回転体の回転角度から所定の補正値を減算する演算を行うことで、前記第1の回転体の回転数を判断することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の回転センサ。
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