JP2012140840A - 起伏ゲート - Google Patents

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Abstract

【課題】ダム湖の水位調整用越流堰のように水圧が高くても、保護シートや袋体が脱落するおそれがなく、材料・加工・製造コストも安くなる起伏ゲートを提供する。
【解決手段】水路2の底部2aで支持されて、上流側の起立位置Uと下流側の倒伏位置Dとの間で回動可能な扉体5と、この扉体5の下流側に設置された袋体12A,12Bとが設けられている。袋体12A,12Bは、保護シート13A,13B内に収納されて保護され、保護シート13A,13Bの先端部分13a,13b同士は、上下に重ね合されて相互の接着で一枚化される。保護シート13A,13Bの先端部分13a,13bは、上金具14Bから保護シート13A,13Bの先端部分13a,13bのボルト穴13cを介して下金具14Aに上方からボルト締めすることで、凹凸部14a,14bの間で曲げられて挟み付けられ、水路底部に着脱可能に固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、起伏ゲートに関する。
従来、図16に示すように、水路30の底部で支持されて、上流側の起立位置Uと下流側の倒伏位置Dとの間で回動可能な扉体31と、この扉体31の下流側に設置された複数個の袋体32a,32b,32c,32dとが設けられ、流体の供給による各袋体32a〜32dの膨張で扉体31が起立位置Uに回動されるとともに、流体の排出による各袋体32a〜32dの収縮で扉体31が倒伏位置に回動されるようになった起伏ゲートがある(特許文献1参照)。
この起伏ゲートでは、注入排出管33から各袋体32a〜32dの各給排口32eを介して、全袋体32a〜32dに同時に流体を給排するようになっている。なお、特許文献1では、各袋体32a〜32dの基端部aは、どこに、どのように固定されているのかが明らかでない。
また、特許文献1の技術を応用した起伏ゲートとして、図17に示すように、各袋体32a〜32cを各全体形状保持シート35a,35bの間に挟みつつ接着して層状に積み重ねて一体化している。
この各袋体32a〜32cの積み重ねでなる積層体36の上端の上端取付け板37を、扉体31の背面に、押さえ板38とボルト39とで固定し、積層体36の下端の下端取付け板40を、基礎コンクリート41に押さえ板42とボルト43とで固定している。
また、各全体形状保持シート35a,35bの各一端は、扉体31の回転軸の近くの保持シート固定材44に押さえ板45とボルト46とで固定している。
さらに、注入排出管33から各袋体32a〜32cの各給排口32eを介して、全袋体32a〜32cに同時に流体を給排するようになっている(特許文献2参照)。
特許文献1と特許文献2は、扉体31を複数個の袋体32a〜32dを用いて起伏させる多重袋タイプである。
一方、図18に示すように、1個の袋体32を膨張収縮させる1重袋タイプのゴム堰も提案されている(特許文献3)。このゴム堰は、外層ゴム47と、この外層ゴム47に包み込まれる袋体32(内部チューブ)との2重構造であり、外層ゴム47は、上流側ゴム47Aと下流側ゴム47Bとで構成され、上流側ゴム47Aと下流側ゴム47Bの頂部付近で断面コ字型の連結具48で連結するようになっている。
また、上流側ゴム47Aと下流側ゴム47Bの各下端部は、水路30の底面にアンカー49で固定されている。
さらに、上流側ゴム47Aの内面には、全倒伏時に、空気が排出されて完全な偏平状態の袋体32(内部チューブ)を、内部にすっぽりと格納するための格納空間47aが形成されている。この格納空間47aは、図18(b)の要部断面部分、および特許文献3の記載内容からして、上流側ゴム47Aの内面を窪ませて形成した窪み部であり、この窪み部の幅方向の両端部は、高さ方向〔図18(b)の左右方向〕の両端部と同様に閉塞されているものと考えられる。
ここで、特許文献2では、各袋体32a〜32cを各全体形状保持シート35a,35bの間に挟みつつ接着して層状に積み重ねて一体化していて、各全体形状保持シート35a,35bの各他端は、自由端(切断端)となっている。
したがって、各袋体32a〜32cを各全体形状保持シート35a,35bに接着で保持しているから、経年劣化で接着性が低下すると、各袋体32a〜32cが各全体形状保持シート35a,35bから剥離して脱落するおそれがある。
また、各袋体32a〜32cの下流側部分は剥き出しとなっているから、流木等が当たると、破損するおそれがある。
さらに、積層体36の上端取付け板37を、扉体31に押さえ板38とボルト39とで固定し、積層体36の下端取付け板40を、基礎コンクリート41に押さえ板42とボルト43とで固定している。
したがって、積層体(袋体32a〜32c)36の交換時には、保持シート固定材44に加えて、各押さえ板38,42も取り外さなければならないので、交換作業に時間がかかって煩わしい。
また、各袋体32a〜32cの各給排口32eは、単なる貫通穴であるから、各袋体32a〜32cの膨張時に、各給排口32eに応力が集中して引裂現象が発生するおそれがある。
そこで、特許文献3のように、袋体32(内部チューブ)を、上流側ゴム47Aと下流側ゴム47Bとで構成した外層ゴム47で包み込むことが考えられる。このようにすれば、袋体32の脱落、破損の問題は解消できる。
特開昭59−65114号公報 特開2000−144696号公報 特開平11−303049号公報
しかしながら、特許文献2では、各全体形状保持シート35a,35bの各一端は、保持シート固定材44に押さえ板45とボルト46とで固定している。
したがって、各全体形状保持シート35a,35bに過剰な引っ張り負荷が作用したとき、各全体形状保持シート35a,35bのボルト穴に応力が集中して引裂現象が発生して、各全体形状保持シート35a,35bがボルト46から脱落するおそれがあった。
同様に、特許文献3でも上流側ゴム47Aと下流側ゴム47Bの各下端部は、水路30の底面にアンカー49で固定している。
したがって、上流側ゴム47Aと下流側ゴム47Bに過剰な引っ張り負荷が作用したとき、上流側ゴム47Aと下流側ゴム47Bのアンカー穴に応力が集中して引裂現象が発生して、上流側ゴム47Aと下流側ゴム47Bがアンカー49から脱落するおそれがあった。また、連結具48の連結強度が低いと、連結具48が外れて袋体32が上流側ゴム47Aと下流側ゴム47Bの間から脱落するおそれがあった。
因みに、特許文献1〜3は、農業用水路のような低水圧の起伏ゲートを対象とするものであり、ダム湖の水位調整用越流堰のような高水圧の起伏ゲートを対象とするものではないので、過剰な引っ張り負荷が作用することを想定していない。
また、特許文献3では、上流側ゴム47Aの内面に、偏平状態の袋体32(内部チューブ)を、内部にすっぽりと格納するための格納空間47aを形成する必要があるから、上流側ゴム47Aの厚みが厚くなるので、相当な重量になるとともに、材料コストが高くなる。また、格納空間47aの窪みを形成するために、加工コストも高くなる。
さらに、上流側ゴム47Aと下流側ゴム47Bの頂部付近を連結具48で連結する必要があるから、部品点数が増加し、その連結工数も増加するために、製造コストが高くなる。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、ダム湖の水位調整用越流堰のように水圧が高くても、保護シートや袋体が脱落するおそれがなく、材料・加工・製造コストも安くなる起伏ゲートを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、水路の底部で支持されて、上流側の起立位置と下流側の倒伏位置との間で回動可能な扉体と、この扉体の下流側に設置された袋体とが設けられ、流体の供給による袋体の膨張で扉体が起立位置に回動されるとともに、流体の排出による袋体の収縮で扉体が倒伏位置に回動されるようになった起伏ゲートにおいて、前記袋体は、側面視で略U字状に湾曲させた保護シート内に収納されて保護され、保護シートの先端部分同士は、上下に重ね合されて相互の接着で一枚化されるとともに、前記水路の底部に、幅方向の凹部若しくは凸部を有する下金具が設けられ、この下金具に対向する幅方向の凸部若しくは凹部を有する上金具が設けられ、前記保護シートの先端部分は、上金具から保護シートの先端部分のボルト穴を介して下金具に上方からボルト締めすることで、凹凸部の間で曲げられて挟み付けられ、前記扉体の回動支点付近の水路底部に着脱可能に固定されている一方、前記袋体を収納保護した保護シートは、前記扉体の背面および水路底部の上面に固定されていないことを特徴とする起伏ゲートを提供するものである。
前記袋体は上下方向に複数個が設けられ、各袋体は、各保護シート内にそれぞれ収納されて保護され、各保護シートの先端部分同士は、上下に重ね合されて相互の接着で一枚化される構成とすることができる。
前記複数個の袋体は、前記各保護シートとともに流体の給排口で連通され、この給排口の付近の袋体と保護シートとが気密に接着され、前記袋体の内面には、前記給排口の周囲を補強する補強部材が接着されている構成とすることができる。
前記複数個の袋体の複数の給排口は、上下位置が重ならないようにオフセットされている構成とすることができる。
前記保護シートの先端部分は、他の部分の厚みよりも厚く設定されている構成とすることができる。
前記保護シートの先端部分の最先端付近に突起部が形成されている構成とすることができる。
前記袋体および保護シートは、同材質・同厚みのゴム引き布製である構成とすることができる。
本発明によれば、袋体は、側面視で略U字状に湾曲させた保護シート内にそれぞれ収納されることで保護されていて、袋体は、保護シートに全面接着することで保持する必要はないから、一部が接着されているにしても、経年劣化でその接着性が低下したところで、袋体が保護シートから剥離して脱落するおそれが全くなくなる。
また、袋体の下流側部分は保護シートで覆われて保護されているから、流木等が当たっても破損するおそれが少なくなる。
さらに、袋体を収納保護した保護シートは、扉体の背面および水路底部の上面に固定されていないから、袋体と保護シートの交換時は、扉体を垂直に立てて仮固定することで流水の止水ができ、この状態で、保護シートの先端部分を水路底部から取り外すだけでよいから、交換作業が短時間で容易に行えるようになる。
また、保護シートの先端部分は、上金具を下金具に上方からボルト締めすることで、凹凸部の間で曲げられて挟み付けられ、水路底部に着脱可能に固定されるから、保護シートの先端部分は、水路底部に強固に固定されるようになる。そして、交換作業時には、扉体を垂直に立てて仮固定することで流水の止水ができ、この状態で、ボルトを外して上金具を取り除けば、袋体とともに保護シートを簡単かつ迅速に水路底部から取り外すことができる。
さらに、保護シートの先端部分同士は、上下に重ね合わせて相互の接着で一枚化しているから、保護シートの先端部分のボルト穴の強度が向上し、例えば多量の土砂の堆積で扉体が捻れ変形することで、ボルト穴が延ばされて破断するのを未然に防止することができる。このように、保護シートの先端部分のボルト穴の強度を向上させることで、過剰な引っ張り負荷が作用するダム湖の水位調整用越流堰のような高水圧の起伏ゲートであっても、適用することができる。
袋体は上下方向に複数個を設け、各袋体は、各保護シート内にそれぞれ収納して保護し、各保護シートの先端部分同士は、上下に重ね合せて相互の接着で一枚化する構成とすれば、袋体と保護シートが一組の1重袋タイプの他、袋体と保護シートが複数組の多重袋タイプにも適用することができる。
袋体の内面に、給排口の周囲を補強する補強部材を接着する構成とすれば、給排口に対する応力集中が緩和されて、引裂現象が発生しなくなる。また、給排口の周囲を補強するだけであるから、コスト安である。
複数個の袋体の複数の給排口は、上下位置が重ならないようにオフセットする構成とすれば、下側の袋体に上側の袋体と保護シートの重量がかかって膨らみにくくなるから、まず、下側の袋体に流体を滞留させることで膨らみやすくする。これにより、上下位置の袋体が同程度で膨らみやすくなるので、扉体の起立がスムーズになる。
保護シートの先端部分は、他の部分の厚みよりも厚く設定する構成とすれば、保護シートの先端部分(特にボルト穴)を増強できるようになる。
保護シートの先端部分の最先端付近に突起部を形成する構成とすれば、保護シートの最先端付近の突起部が上金具と下金具とに引っ掛かるようになる。したがって、保護シートが上金具と下金具との間から抜け外れるのを未然に防止できるようになる。
袋体および保護シートを同材質・同厚みのゴム引き布で作製する構成とすれば、ゴム引き布が1種類となるので、コストを削減できるようになる。
本発明の実施形態に係る多重袋タイプの袋体を備えた起伏ゲートの起立位置の斜視図である。 図1の起伏ゲートの倒伏位置の斜視図である。 (a)は図1の起伏ゲートの左半分の背面図と右半分の正面図、(b)は図1の起伏ゲートの側面図である。 ダム湖等の水路に複数台の図1の起伏ゲートを横並びで設置した斜視図である。 図1の袋体と保護シートの側面図である。 (a)は上金具と下金具の分解斜視図、(b)は図1の保護シートの先端部分の斜視図である。 図1の袋体の給排口の略画的側面断面図である。 (a)(b)は、それぞれ図1の袋体の給排口の補強部材の略画的断面図である。 図1の袋体の給排口の補強部材の具体的な断面図である。 本発明の実施形態に係る1重袋タイプの袋体を備えた起伏ゲートの起立位置の側面図である。 扉体を下流側から見た斜視図であり、(a)は正常な扉体、(b)は捻れ変形した扉体である。 (a)〜(c)はボルト穴の変形推移を示す要部斜視図である。 給排口のオフセット状態を示す袋体と保護シートであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 幅狭のゴム引き布を用いて製作した保護シートであり、(a)は平面図、(b)は(a)の側面図、(c)は(a)のA−A線断面図、(d)は先端部分を接着した保護シートの平面図、(e)は(d)の側面図である。 (a)は多重袋タイプの袋体の略画的側面図、(b)は1重袋タイプの袋体の略画的側面図である。 特許文献1の起伏ゲートであり、(a)は背面図、(b)は側面図、(c)は袋体の断面図である。 特許文献2の起伏ゲートの側面図である。 特許文献3の起伏ゲートであり、(a)は起立位置の側面断面図、(b)は倒伏位置の側面断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、多重袋タイプの袋体12A,12Bを備えた起伏ゲート3の起立位置Uの斜視図、図2は図1の起伏ゲート3の倒伏位置Dの斜視図、図3(a)は図1の起伏ゲート3の左半分の背面図と右半分の正面図、(b)は図1の起伏ゲート3の側面図である。図4はダム湖等1の水路2に複数台(本例では4台)の図1の起伏ゲート3を横並びで設置した斜視図である。
起伏ゲート3は、水路2の底部2aにピット(窪み)2bが形成され、このピット2b内の上部位置に金属製の矩形状扉体5が配置されている。
扉体5の下部とピット2b内の上段金具6aとに跨って、止水を兼ねるゴム引布製のヒンジシート7が宛われ、扉体5の下部に、押さえ板8aを介してボルトで固定されるとともに、ピット2b内の上段金具6aに、押さえ板8bを介してボルトで固定されている。
これにより、扉体5は、水路2の底部2aで、上流側の起立位置Uと下流側の倒伏位置Dとの間で回動可能に支持されるようになり、倒伏位置Dでは、図2のように、水路2の底部2aと略面一となる。なお、具体的に図示しないが、扉体5の左右の両端部のシール材が水路2の両側部の戸当たり2dに接触することで、この間が止水されるようになる。
扉体5の背面とピット2bの底部とには、扉体5の最大の起立位置Uを規制する引留帯22が取付けられている。
扉体5の下流側の下部内面には、ローラ10aがブラケット10bで支持されて、このローラ10aがピット2b内の中段金具6bに当接することで、扉体5の下端部が中段金具6bで支持されるようになる。
扉体5の下流側には、複数個(本例では上下2個)の袋体12A,12Bが設置されている。各袋体12A,12Bは、扉体5の横幅よりやや短い幅で、数mm厚のゴム引き布によって略扁平な中空枕形状に形成されている。
各袋体12A,12Bは、図5を参照すれば、側面視で略U字状に湾曲させた1枚物の保護シート13A,13B内にそれぞれ収納されて保護されている。この保護シート13A,13Bは、袋体12A,12Bと同材質・同厚みのゴム引き布製であることが好ましい。
各保護シート13A,13Bの各先端部分13a,13b同士は、上下に重ね合された状態で(4枚重ねとなる。)、相互の接着で一枚化され(見かけ上1枚ものとなる。)下流方向にU字状に湾曲されて、扉体5の回動支点O(図1参照)の付近の水路2の底部2aに着脱可能に固定されている。
具体的には、図1および図6(a)に示すように、水路2のピット2b内の下段金具6cに、幅方向の凹部(凸部でも可)14aを有する下金具14Aが固定されている。なお、本実施形態では、下段金具6cに下金具14Aを一体形成している。また、下金具14Aに対向する幅方向の円弧状凸部(凹部でも可)14bを有する上金具14Bが設けられている。そして、上下に重ね合された保護シート13A,13Bの各先端部分13a,13bは、上金具14Bのボルト穴14cから各先端部分13a,13bのボルト穴13cを介して下金具14Aのねじ穴14dに上方からボルト15でボルト締めすることで、図6(b)のように、凹凸部14a,14bの間で波形に曲げられて挟み付けられる。これにより、保護シート13A,13Bの各先端部分13a,13bは、水路2の底部2aに着脱可能に固定されるようになる。
図8(a)(b)に詳細に示すように、各袋体12A,12Bは、各保護シート13A,13Bとともに流体(本例では空気)の給排口16で連通され、この給排口16の付近の保護シート13A,13B同士が接着ゴム17で気密に接着されている。また、給排口16の付近の袋体12Aと保護シート13A、袋体12Bと保護シート13Bも気密に接着されている。
さらに、袋体12Aと保護シート13A、袋体12Bと保護シート13Bは、それぞれ位置ずれしないように、適当な箇所で接着されている。なお、この接着は、保護シート13A,13Bから袋体12A,12Bが脱落するのを防止するものではなく、あくまで位置ずれを防止する程度のものである。そのため、各袋体12A,12Bと各保護シート13A,13Bに小片シートを予め取付けておき、必要な小片シート同士を接着若しくはボルト・ナット等で固定することで、位置ずれを防止することもできる。
各袋体12A,12Bを収納した保護シート13A,13Bは、扉体5の背面および水路2の底部2aの上面に固定していない、つまりフリー状態である。
各袋体12A,12Bの内面には、給排口16の周囲を補強するリング状の補強部材18が接着されている。図8(a)の例では、金属製補強板18aの全体をゴム材18bで被覆して、ゴム材18bを給排口16の周囲に接着している。また、図8(b)の例では、保護シート13A,13Bや袋体12A,12Bと同材質のゴム引き布製のシート材18cを複数枚(本例では2枚)に積層したものを、給排口16の周囲に接着している。
より具体的には、図9に示すように、給排口16の穴径d1を100mmとすれば、まず、給排口16の周囲に外径d2が800mmのシート材18cを接着し、ついで、外径d3,d4,d5,d6が750mm、700mm、650mm、600mmのシート材18cを順次に5段重ねで積層して接着する。すなわち、給排口16の周囲に接着するシート材18cの最小外径d6(600mm)は、給排口16の穴径d1(100mm)の6倍程度のもので補強することがより好ましい。
図1に戻って、水路2のピット2b内の中空ボックス6dには、陸上の流体(例えば空気)供給源に接続されたフレキシブル管20が配置され、このフレキシブル管20は、下段位置の保護シート13Bと袋体12Bの下部の給排口16´に接続されている。
したがって、図1のように、フレキシブル管20からの空気の供給によって、給排口16´と給排口16を介しての各袋体12A,12Bの膨張で扉体5が起立位置Uに回動される。また、図2のように、フレキシブル管20からの空気の排出によって、給排口16´と給排口16を介しての各袋体12A,12Bの収縮で扉体5が倒伏位置Dに回動される。
この場合、図7のように、フレキシブル管20側の給排口16´の口径D2よりも上下の袋体12A,12Bの間の給排口16の口径D1を大きくしておけば(D1>D2)、空気の流通がスムーズになって、上下の袋体12A,12Bを均等に膨張させることができる。
図15は複数個の袋体12A,12Bを用いた場合〔多重袋(ここでは2重袋)…図15(a)〕と、1個の袋体12だけを用いた場合〔1重袋…図15(b)〕を比較するための略画図である。
1重袋の接触長さはL1、多重袋の接触長さはL2であって(L2>L1)、1重袋と比べて多重袋は、接触長さが約50%も長くなる。そのため、接触面積が拡大するから、扉体5の強度を低下させることができるので、その分、扉体5を軽量化することができる。
また、多重袋では、接触面積が拡大するから、袋体12A,12Bによる支持荷重が約30%も低くなる。そのため、袋体12A,12Bのゴム引き布の厚みを薄くできるので、その分、袋体12A,12Bを軽量化、低コストすることができる。
さらに、1重袋では、袋体12による支持荷重Fb1と水圧Pの位置がずれるから、扉体5の回動支点Oに回転モーメントが作用する。これに対して、多重袋では、袋体12A,12Bによる支持荷重Fb2と水圧Pの位置がほとんどずれないから、扉体5の回動支点Oに回転モーメントがほとんど作用しない。そのため、起立位置Uでの扉体5が安定する。
これらのことから、1重袋の袋体12と多重袋の袋体12A,12Bの内圧は、1重袋を1とした場合、多重袋では約1/2程度に低減させることができる。
そのため、サイズ等の条件が同じ起伏ゲートで、1重袋では、内圧が0.3MPa程度で必要とする場合、多重袋では、その1/2の0.15MPa程度でよいことになる。これは、内圧が0.2MPa以上では、法令で第二種圧力容器の扱いとなり、検査機関での検査が必要となるのに対して、内圧が0.15MPa程度では、第二種圧力容器の扱いとはならないので、検査機関での検査も不要となるという利点もある。
このように、多重袋タイプの袋体12A,12Bを備えた起伏ゲート3は、1重袋タイプの袋体12を備えた起伏ゲート3よりも有利な点が多い。しかしながら、本発明は、簡易な1重袋タイプの袋体12を備えた起伏ゲート3にも適用することができる。
すなわち、図10に示すように、1個の袋体12だけを用いた場合には、保護シート13も1枚であるが、多重袋タイプと同様に、保護シート13の先端部分13aを上金具14Bと下金具14Aとでボルト15でボルト締めする。これにより、保護シート13の先端部分13aは、水路2の底部2aに着脱可能に固定されるようになる。
前記のような多重袋タイプの起伏ゲート(1重袋タイプも同様。)3であれば、各袋体12A,12Bは、側面視で略U字状に湾曲させた各保護シート13A,13B内にそれぞれ収納されることで保護されていて、各袋体12A,12Bは、各保護シート13A,13Bに全面接着することで保持する必要はないから、一部が接着されているにしても、経年劣化でその接着性が低下したところで、袋体12A,12Bが保護シート13A,13Bから剥離して脱落するおそれが全くなくなる。
また、各袋体12A,12Bの下流側部分は各保護シート13A,13Bで覆われて保護されているから、流木等が当たっても破損するおそれが少なくなる。
さらに、各袋体12A,12Bを収納保護した各保護シート13A,13Bは、扉体5の背面および水路2の底部2aの上面に固定する必要がないことから、各袋体12A,12Bと各保護シート13A,13Bの交換時は、扉体5を垂直に立てて仮固定することで流水の止水ができ、この状態で、各保護シート13A,13Bの先端部分13a,13bを水路2の底部2aから取り外すだけでよいから、交換作業が短時間で容易に行えるようになる。
また、各保護シート13A,13Bの先端部分13a,13bは、上金具14Bを下金具14Aに上方からボルト締めすることで、凹凸部14a,14bの間で曲げられて挟み付けられ、水路2の底部2aに着脱可能に固定されるから、各保護シート13A,13Bの先端部分13a,13bは、水路2の底部2aに強固に固定されるようになる。そして、交換作業時には、扉体5を垂直に立てて仮固定することで流水の止水ができ、この状態で、ボルト15を外して上金具14Bを取り除けば、各袋体12A,12Bとともに各保護シート13A,13Bを簡単かつ迅速に水路2の底部2aから取り外すことができる。
さらに、各保護シート13A,13Bの先端部分13a,13b同士は、上下に重ね合わせて相互の接着で一枚化しているから、各保護シート13A,13Bの先端部分13a,13bのボルト穴13cの強度が向上する。
具体的には、図11は、扉体5を下流側から見た斜視図であり、(a)は正常な扉体5、(b)は捻れ変形した扉体5である。正常な扉体5は、図11(a)のように、水路2を真っ直ぐに横断しているが、図11(b)のように、多量の土砂の堆積bで扉体5が捻れ変形することがある。
ここで、図12(a)は保護シート13(13A,13B)の正常な丸いボルト穴13cの要部斜視図であるが、扉体5が捻れ変形に伴って、図12(b)のように、ボルト穴13cが楕円状に長く延ばされるようになる。最後には、図12(c)のように、隣り合うボルト穴13cが破断cすることで、保護シート13(13A,13B)が下金具14Aと上金具14Bの間から脱落するおそれがある。そこで、各保護シート13(13A,13B)の先端部分13a,13bのボルト穴13cの強度を向上させることで、ボルト穴13cが延ばされて破断するのを未然に防止することができる。
このように、保護シート13(13A,13B)の先端部分13a,13bのボルト穴13cの強度を向上させることで、過剰な引っ張り負荷が作用するダム湖の水位調整用越流堰のような高水圧の起伏ゲート3であっても、適用することができる。
また、袋体12A,12Bの内面には、給排口16の周囲を補強する補強部材18を接着することで、給排口16に対する応力集中が緩和されて、引裂現象が発生しなくなる。また、給排口16の周囲を補強するだけであるから、コスト安である。
ここで、図1を参照すれば、各袋体12A,12Bを連通する上部の給排口16とフレキシブル管20に接続された下部の給排口16´とは、真っ直ぐに連通するものであってもよいが、図13(a)(b)に示すように、上下位置が重ならないようにオフセットHがされていることが好ましい。
すなわち、下側の袋体12Bに上側の袋体12Aと保護シート13Aの重量がかかって膨らみにくくなる。そこで、上部の給排口16と下部の給排口16´とをオフセットHをさせておけば、倒伏位置Dでは上部の給排口16が上側の袋体12Aと保護シート13Aの重量で塞がれた状態となるので、まず、下側の袋体12Bに流体を滞留させることで膨らみやすくする。これにより、上下位置の袋体12A,12Bが同程度で膨らみやすくなるので、扉体5の起立がスムーズになる。
また、袋体12Aと保護シート13A、袋体12Bと保護シート13Bは、それぞれ位置ずれしないように、適当な箇所で接着されていると前述したが、図13(a)にクロスハッチングで示したように、各保護シート13A,13Bの各先端部分13a,13bから上部の給排口16と下部の給排口16´とに跨るように、平面視で台形状の範囲で接続することが好ましい。
さらに、保護シート13A,13Bの先端部分13a,13bは、他の部分の厚みよりも厚く設定することが好ましい。例えば、図5のように、先端部分13a,13bの両外面にゴム引き布製の増厚シート13dをそれぞれ接着することで厚くして、特にボルト穴13cを2倍の強度に増強することができる。
他の例としては、図14(a)〜(c)のように、保護シート13(13A,13B)の全幅W(例えば8000mm)の1/8程度の幅の8枚のゴム引き布13eを用いて、幅方向の端部がオーバーラップjをするように重ねながら接着する。なお、ゴム引き布13eの左右の両端部分は、オーバーラップjの側に巻き曲げる。そして、先端部分13a,13bのオーバーラップjの間の窪み部に、増厚シート13dをそれぞれ接着することで、2倍の厚み、つまり、2倍の強度に増強することができる。
加えて、図14(d)(e)のように、各保護シート13(13A,13B)の先端部分13a,13b同士を上下に重ね合わせて相互の接着で一枚化しているから、4倍の厚み、つまり、合わせて4倍の強度に増強することができる。
このように、保護シート13(13A,13B)の先端部分13a,13bは、他の部分の厚みよりも厚く設定することで、保護シート13(13A,13B)の先端部分13a,13b(特にボルト穴13c)を増強できるようになる。
また、図9のように、保護シート13(13A,13B)の先端部分13a,13bの最先端付近に、複数枚(本例では2枚)のゴム引き布片13fを挟み込むことで突起部13gを形成することが好ましい。
このようにすれば、保護シート13(13A,13B)の最先端付近の突起部13gが上金具14Bと下金具14Aとに引っ掛かるようになる。したがって、保護シート13(13A,13B)が上金具14Bと下金具14Aとの間から抜け外れるのを未然に防止できるようになる。
また、袋体12(12A,12B)および保護シート13(13A,13B)を同材質の・同厚みゴム引き布で作製できるから、ゴム引き布が1種類となるので、コストを削減できるようになる。
1 ダム湖等
2 水路
2a 底部
3 起伏ゲート
5 扉体
12 袋体
12A,12B 袋体
13 保護シート
13A,13B 保護シート
13a,13b 先端部分
13g 突起部
14A 上金具
14B 下金具
14a 凹部
14b 凸部
15 ボルト
16 給排口
18 補強部材
U 起立位置
D 倒伏位置
O 回動支点

Claims (7)

  1. 水路の底部で支持されて、上流側の起立位置と下流側の倒伏位置との間で回動可能な扉体と、この扉体の下流側に設置された袋体とが設けられ、流体の供給による袋体の膨張で扉体が起立位置に回動されるとともに、流体の排出による袋体の収縮で扉体が倒伏位置に回動されるようになった起伏ゲートにおいて、
    前記袋体は、側面視で略U字状に湾曲させた保護シート内に収納されて保護され、保護シートの先端部分同士は、上下に重ね合されて相互の接着で一枚化されるとともに、
    前記水路の底部に、幅方向の凹部若しくは凸部を有する下金具が設けられ、この下金具に対向する幅方向の凸部若しくは凹部を有する上金具が設けられ、前記保護シートの先端部分は、上金具から保護シートの先端部分のボルト穴を介して下金具に上方からボルト締めすることで、凹凸部の間で曲げられて挟み付けられ、前記扉体の回動支点付近の水路底部に着脱可能に固定されている一方、
    前記袋体を収納保護した保護シートは、前記扉体の背面および水路底部の上面に固定されていないことを特徴とする起伏ゲート。
  2. 前記袋体は上下方向に複数個が設けられ、各袋体は、各保護シート内にそれぞれ収納されて保護され、各保護シートの先端部分同士は、上下に重ね合されて相互の接着で一枚化されることを特徴とする請求項1に記載の起伏ゲート。
  3. 前記複数個の袋体は、前記各保護シートとともに流体の給排口で連通され、この給排口の付近の袋体と保護シートとが気密に接着され、前記袋体の内面には、前記給排口の周囲を補強する補強部材が接着されていることを特徴とする請求項2に記載の起伏ゲート。
  4. 前記複数個の袋体の複数の給排口は、上下位置が重ならないようにオフセットされていることを特徴とする請求項3に記載の起伏ゲート。
  5. 前記保護シートの先端部分は、他の部分の厚みよりも厚く設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の起伏ゲート。
  6. 前記保護シートの先端部分の最先端付近に突起部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の起伏ゲート。
  7. 前記袋体および保護シートは、同材質・同厚みのゴム引き布製であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の起伏ゲート。
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