JP2005076277A - 起伏ゲート - Google Patents

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Abstract

【課題】 流体の供給による袋体の膨張で扉体が起立方向に回動されるとともに、流体の排出による袋体の収縮で扉体が倒伏方向に回動されるようになった起伏ゲートにおいて、据え付けの出来映えによって袋体から流体漏れが生じたりすることがなく、また袋体の取り替え作業が容易で、かつ袋体の端部付近まで扉体を支持して扉体の幅方向の撓みが小さい起伏ゲートを提供する。
【解決手段】 袋体4は、外周囲が全て閉じられた円筒形状の気密構造であり、この袋体4は、扉体3下流側で、扉体3とは別のクランプで水路1の底部1aに固定されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、水路に設けられる起伏ゲートに関するものである。
水路に設けられる起伏ゲートとして、起立位置と倒伏位置との間で回動可能な扉体と、この扉体の下流側に設置された袋体とを備え、袋体の膨張、あるいは収縮で扉体が起立、あるいは倒伏するようになったものが知られている。
そして、このような起伏ゲートにおいては、一般に、扉体は、水路の底部で、上流側の起立位置と下流側の倒伏位置との間で回動可能にクランプされており、流体の供給による袋体の膨張で扉体が起立方向に回動されるとともに、流体の排出による袋体の収縮で扉体が倒伏方向に回動されるようになっている。
例えば、特許文献1には、水路の底を横断して1列に設置した鉛直のアンカーボルトと軸受兼用押え板とが、空気を排出したとき平らな長方形に潰れる3辺が閉じ1辺が開いたゴム引布製の空気袋の開いた辺を水路の底に押え付けることによって、開いた辺を密閉しつつ、水路の底に空気袋を固定する起伏ゲートの技術が開示されている。
そして、この特許文献1に開示された起伏ゲートにおいては、鋼板製の扉体の下端に突起した軸受が回転軸によって回転自由に取り付けられるとともに、空気袋の内に空気操作装置から圧縮空気を送入すれば空気袋が膨張して扉体を起立させ、逆に空気袋から空気を排出すれば、空気袋が平らに潰れて扉体が倒伏するように構成されている。
特開2002−309547号公報
しかしながら、上述の起伏ゲートでは、扉体下流側の水路の底部に固定される袋体は、外周囲が全て閉じられた円筒形状の気密構造になっておらず、据え付けの出来映えによって流体漏れが生じることが考えられる。
また、上述の起伏ゲートの袋体は、扉体を水路の底部に固定するクランプで水路の底部に固定されるので、袋体を取り替える場合は、扉体のクランプを解除して取り外さなければならなかった。従って、袋体を取り替えるにあたっては、取り替え作業が容易でなく、その結果、上流側に大掛かりな仮の締め切り設備を設置することが必要となり、このため補修時の工期が長く、コストが大きなものになるという問題があった。
また、上述の起伏ゲートでは、袋体は、長手方向の両端が閉じた封筒形状であり、両端部は、袋体の膨張時でも潰れた直線状であるので、袋体の両端部付近では袋体の高さが低く、袋体の端部付近まで扉体を支持することができなかった。そのため、扉体の端部に作用する曲げモーメントが大きくなり、幅方向の撓みが大きいという問題があった。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、据え付けの出来映えによって袋体から流体漏れが生じたりすることがなく、袋体の取り替え作業が容易で、かつ袋体の端部付近まで扉体を支持して扉体の幅方向の撓みが小さい起伏ゲートを提供することを課題としている。
上記課題を解決するための本発明は、水路の底部で、上流側の起立位置と下流側の倒伏位置との間で回動可能にクランプされた扉体と、この扉体の下流側に設置された袋体とが設けられて、流体の供給による袋体の膨張で扉体が起立方向に回動されるとともに、流体の排出による袋体の収縮で扉体が倒伏方向に回動されるようになった起伏ゲートにおいて、上記袋体は、外周囲が全て閉じられた円筒形状の気密構造であり、この袋体は、扉体下流側で、扉体とは別のクランプで水路の底部に固定されていることを特徴とする起伏ゲートである。
本発明によれば、扉体下流側の水路の底部に固定される袋体は、外周囲が全て閉じられた円筒形状の気密構造なので、据え付けの出来映えによって流体漏れが生じることがない。
また、この袋体は、扉体下流側で、扉体とは別のクランプで水路の底部に固定されるので、袋体を取り替える場合は、扉体を治具等で起立させた状態にして、扉体とは別のクランプを解除することにより取り外すことができるようになる。
従って、袋体を取り替えるにあたって、従来例のように、扉体を取り外す必要がないので、取り替え作業は容易になる。その結果、上流側に大掛かりな仮の締め切り設備を設置することが不要となり、補修時の工期短縮とコスト低減が可能となる。
次に、上記袋体の両端部は、膨張時に均円形面となるように形成されていることが好ましい。
この好ましい態様によれば、袋体の両端部が、袋体の膨張時に均円形面となるので、円筒形状の袋体の両端部付近まで、袋体の高さがほぼ均一となり、袋体の端部付近まで扉体を支持することができるようになる。その結果、扉体の端部に作用する曲げモーメントが小さくなり、幅方向の撓みを小さくすることが可能となる。
また、この起伏ゲートにおいては、複数の扉体が水路幅方向に並設されてそれぞれクランプされ、共働可能に連結されるとともに、上記袋体は、所定数の扉体を同時に回動可能な長さに設定されていることが好ましい。
この好ましい態様によれば、複数の扉体が水路幅方向に並設されてそれぞれクランプされ、共働可能に連結されるので、容易に起伏ゲートを大型化することができる。また、袋体が、所定数の扉体を同時に回動可能な長さに設定されるので、複数の扉体を一つの袋体で均等に開閉することができるようになる。
そして、上記扉体の連結は、扉体の上端部を下流側に折り曲げ、隣り合う扉体の折り曲げ部同士を連結板で連結することが好ましい。
この好ましい態様によれば、扉体の上端部を下流側に折り曲げ、隣り合う扉体の折り曲げ部同士を連結板で連結することにより、扉体の連結を行うので、連結板が流れの方向に沿う構成となり、余計な水圧が連結板にかかることを防止することができる。
さらに、上記扉体の連結は、扉体の上流側に補強板を取付け、隣り合う扉体の補強板同士を連結することが好ましい。
この好ましい態様によれば、扉体の上流側に補強板を取付け、隣り合う扉体の補強板同士を連結することにより、扉体の連結を行うので、隣り合う扉体の補強板同士がそれぞれ補強される結果、扉体の剛性を著しく高めることができる。
本発明によれば、据え付けの出来映えによって袋体から流体漏れが生じたりすることがなく、袋体の取り替え作業が容易で、かつ袋体の端部付近まで扉体を支持して扉体の幅方向の撓みが小さい起伏ゲートを提供することができるという顕著な効果を奏する。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。図1は本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10の構成を示す背面図であり、図2は本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10の構成を示す側面図である。また、図3は本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10の詳細を示す側面図であり、図4は起伏ゲート10の連結板3dの構成を示す背面図である。なお、図1〜図3は、本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10が起立位置にある状態を示しており、起伏ゲート10の上流側を正面、下流側を背面と称している。
図1と図2とを参照して、図示の本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10は、水路1の流路面積を変更可能な起伏ゲートであって、本実施形態においては、水路1に設けられた支柱2の間に起立位置と倒伏位置との間で回動可能な4枚の扉体3が、それぞれ水路1の底部1aにクランプされるとともに、それぞれが相互に連結されて共働可能に一体となっている。
また、本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10は、この扉体3の下流側に設置された袋体4を備えており、袋体4の膨張、あるいは収縮で扉体3が起立、あるいは倒伏するようになっている。
また、この起伏ゲート10には、扉体3の傾き角度の上限を規制する引留具5が設けられている。
上記水路1は、図略のダムの排水路として設けられた水路であり、図1において紙面前方から後方へ、また図2において左から右へと水が流れるようになっている。
上記支柱2は、長手方向が流れの方向に沿うように水路1の途中に設けられた断面長円形のコンクリートの構造物であり、起伏ゲート10は、この支柱2の間に、水路1の幅方向に並設されている。
次に図3を参照して、上記扉体3は、コーティングした鋼板からなる扉状の部材であり、可撓性膜3aとクランプ3bと止め具3eとアンカーボルト3gとを介して水路1の底部1aに固定されており、可撓性膜3aが変形することにより、水路1の上流側の起立位置と下流側の倒伏位置との間で回動可能に構成されている。
また、この扉体3は、流れの圧力によって歪んだり撓んだりしないようにするために、上流側に、流れに平行な板状の補強板6を取付け、扉体3の剛性を高めている。
そして、それぞれの扉体3の上端部を下流側に折り曲げ、隣り合う扉体3のそれぞれの折り曲げ部3c同士を図4にも示すように連結板3dとビス3fとで連結することにより、扉体3同士が連結されている。
上記袋体4は、外周囲が全て閉じられた円筒形状の気密構造となっており、合成繊維で補強されたゴムなどの可撓性膜材から構成されている。そして、この袋体4の筒面に設けられたやはり合成繊維で補強されたゴムなどの可撓性膜材からなるリブ状部材4aが、扉体3とは別のクランプ4bで水路1に固定されることにより、扉体3の下流側で、袋体4が水路1の底部1aに固定されるようになっている。
また、この袋体4は、図略の空気コンプレッサから流体としての空気が供給されて膨張することにより、扉体3を起立方向に回動させるとともに、空気の排出による袋体4の収縮で扉体3を倒伏方向に回動させるように構成されている。
なお、この袋体4は、一つの袋体4で2つの扉体3を同時に回動可能な長さに設定されている。
また、この袋体4は、膨張時に円筒形状の袋体4の両端部4c、4d(図1)付近まで袋体4の高さがほぼ均一になるようにするために、両端部4c、4dが均円形面となるように形成されている。
上記引留具5は、合成繊維で補強されたゴムなどの可撓性膜材からなるストラップ状部材であり、両端がクランプ5aとクランプ5bとを介してそれぞれ扉体3と水路1の底部1aとに固定され、袋体4が膨張して扉体3を起立方向に回動させる際に、扉体3の上流側への傾き角度の上限を規制するようになっている。
次に図3と、図5とおよび、図8と、図9とを参照して、本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10の作用について説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10が起立位置にある状態を示しており、この状態においては、水路1の底部1aで回動可能にクランプされている複数の扉体3が、それぞれ空気の供給による袋体4の膨張で水勢に耐えながら引留具5が張られるまで同時に共働して回動され、起立位置に保たれている。
この時、袋体4の両端部4c、4dが、袋体4の膨張時に均円形面となるので袋体4の高さがほぼ均一となり、袋体4の両端部4c、4d付近まで扉体3を支持することができるようになっている。
図5は、本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10が中間倒伏位置にある状態を示す側面図である。この状態においては、空気の排出による袋体4の収縮でそれぞれ所定数の扉体3が水勢に押されて同時に共働して回動するとともに、引留具5が緩み、中間倒伏位置に保たれている。
このようにして、本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10は、流れに抗して扉体3の傾き角度を大きくしたり小さくしたりして、水路1の流路面積を変更することが可能になっている。
また、本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10によれば、複数の扉体3が水路1の幅方向に並設されてそれぞれクランプされ、共働可能に連結されるので、容易に起伏ゲート10を大型化することができる。また、袋体4が、所定数の扉体3を同時に回動可能な長さに設定されるので、複数の扉体3を一つの袋体4で均等に開閉することができるようになる。
さらに、本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10によれば、扉体3の上端部を下流側に折り曲げ、この隣り合う扉体3の折り曲げ部3c同士を連結板3dで連結することにより、扉体3の連結を行うので、連結板3dが流れの方向に沿う構成となり、余計な水圧が連結板3dにかかることを防止することができる。
ここで、図8と図9とは、本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10の袋体4の構成と、従来の起伏ゲート30の袋体34の構成とを比較するための概念図であり、それぞれ(a)は、背面図を、(b)は、側面図を、(c)は、袋体4を斜め上方から見た外形を示している。
これらの図を参照して、本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10においては、扉体3の下流側の水路1の底部1aに固定される袋体4は、従来の袋体34と異なり、外周囲が全て閉じられた円筒形状の気密構造なので、据え付けの出来映えによって流体漏れが生じることがない。
また、この袋体4は、従来の袋体34と異なり、扉体3の下流側で、扉体3とは別のクランプ4bで水路1の底部1aに固定されるので、袋体4を取り替える場合は、扉体3を治具等で起立させた状態にして、扉体3とは別のクランプ4bを解除することにより取り外すことができるようになる。
従って、袋体4を取り替えるにあたって、従来例のように、扉体3を取り外す必要がないので、取り替え作業は容易になる。その結果、上流側に大掛かりな仮の締め切り設備を設置することが不要となり、補修時の工期短縮とコスト低減が可能となる。
また、本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10によれば、袋体4の両端部4c、4dが、袋体4の膨張時に均円形面となるので、従来の袋体34と異なり、円筒形状の袋体4の両端部4c、4d付近まで、袋体4の高さがほぼ均一となり、袋体4の端部付近まで扉体3を支持することができるようになる。その結果、扉体3の端部に作用する曲げモーメントが小さくなり、幅方向の撓みを小さくすることが可能となる。
次に、図6、図7を参照して、本発明の実施の形態に係る起伏ゲート10の扉体3の変形例について説明する。図6は本発明の変形例に係る起伏ゲート20を示す側面図であり、図7は、本発明の変形例に係る補強板26の構成を示す正面図である。
図6、図7を参照して、本発明の変形例に係る起伏ゲート20においては、扉体3は、流れの方向に平行な板状の補強板26を扉体3の上流側に取付けている。そして、隣り合う扉体3の補強板26同士が、面と面とを対面させるとともに、補強板26の間にゴム板21aを挟むようにしてボルトナット21bで連結されることにより、扉体3が相互に連結されるようになっている。
このように、本発明の変形例に係る起伏ゲート20によれば、扉体3の上流側に補強板26を取付け、隣り合う扉体3の補強板26同士を連結することにより、扉体3の連結を行うので、隣り合う扉体3の補強板26同士がそれぞれ補強される結果、扉体3の剛性を著しく高めることができる。
上述した実施の形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
例えば、水路1は、必ずしもダムの排水路に限定されない。一般の河川そのもののような水路であっても適用可能である。
また、支柱2も必須ではなく、仮に設けるとしても図示のように断面長円形のコンクリートの構造物である必要はなく、種々の設計変更が可能である。
また、扉体3も、必ずしもコーティングした鋼板に限定されず、ステンレス板など、種々の設計変更が可能である。また、扉体3は、必ずしも図示のように複数である必要はなく、その数量は種々の設計変更が可能である。
袋体4は、必ずしも合成繊維で補強されたゴムなどの可撓性膜材である必要はなく、柔軟で気密性が保たれる素材であれば、その他の材料が採用可能である。
リブ状部材4aや引留具5も、必ずしも合成繊維で補強されたゴムなどの可撓性膜材である必要はなく、柔軟であれば、その他の材料が採用可能である。
さらに、袋体4に供給される媒体は必ずしも空気である必要はなく、袋体4を膨張させて扉体3を起立方向に回動させることができるものであれば、水などその他の流体が採用可能である。
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態に係る起伏ゲートの構成を示す背面図である。 本発明の実施の形態に係る起伏ゲートの構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る起伏ゲートの詳細を示す側面図である。 起伏ゲートの連結板の構成を示す背面図である。 本発明の実施の形態に係る起伏ゲートが中間倒伏位置にある状態を示す側面図である。 本発明の変形例に係る起伏ゲートを示す側面図である。 本発明の変形例に係る補強板の構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る起伏ゲートの袋体の構成を示す概念図であり、(a)は、背面図を、(b)は、側面図を、(c)は、袋体を斜め上方から見た外形を示している。 従来の起伏ゲートの袋体の構成を示す概念図であり、(a)は、背面図を、(b)は、側面図を、(c)は、袋体を斜め上方から見た外形を示している。
符号の説明
1 水路
1a 底部
3 扉体
3b クランプ
3c 折り曲げ部
3d 連結板
4 袋体
4b 別のクランプ
4c、4d 両端部
10、20 起伏ゲート
26 補強板

Claims (5)

  1. 水路の底部で、上流側の起立位置と下流側の倒伏位置との間で回動可能にクランプされた扉体と、この扉体の下流側に設置された袋体とが設けられて、流体の供給による袋体の膨張で扉体が起立方向に回動されるとともに、流体の排出による袋体の収縮で扉体が倒伏方向に回動されるようになった起伏ゲートにおいて、
    上記袋体は、外周囲が全て閉じられた円筒形状の気密構造であり、この袋体は、扉体下流側で、扉体とは別のクランプで水路の底部に固定されていることを特徴とする起伏ゲート。
  2. 上記袋体の両端部は、膨張時に均円形面となるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の起伏ゲート。
  3. 複数の扉体が水路幅方向に並設されてそれぞれクランプされ、共働可能に連結されるとともに、上記袋体は、所定数の扉体を同時に回動可能な長さに設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の起伏ゲート。
  4. 上記扉体の連結は、扉体の上端部を下流側に折り曲げ、隣り合う扉体の折り曲げ部同士を連結板で連結することを特徴とする請求項3記載の起伏ゲート。
  5. 上記扉体の連結は、扉体の上流側に補強板を取付け、隣り合う扉体の補強板同士を連結することを特徴とする請求項3記載の起伏ゲート。
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