JP2012140215A - 用紙後処理装置 - Google Patents

用紙後処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012140215A
JP2012140215A JP2010294529A JP2010294529A JP2012140215A JP 2012140215 A JP2012140215 A JP 2012140215A JP 2010294529 A JP2010294529 A JP 2010294529A JP 2010294529 A JP2010294529 A JP 2010294529A JP 2012140215 A JP2012140215 A JP 2012140215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
post
sheet bundle
sheet
storage tray
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010294529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5696476B2 (ja
Inventor
Akira Morita
亮 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2010294529A priority Critical patent/JP5696476B2/ja
Publication of JP2012140215A publication Critical patent/JP2012140215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5696476B2 publication Critical patent/JP5696476B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pile Receivers (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

【課題】用紙後処理装置において、コストを抑えつつ、用紙に対して後処理を施す位置の精度を向上させる。
【解決手段】後処理装置では、折りナイフ401によって用紙束が押上げられた後、さらに、ストッパ313と押さえ部材311によって用紙束が撓ませられる。その後、折りナイフ401によって、折りローラ402,403に、用紙束の折り目を付すべき部分が押込まれる。
【選択図】図8

Description

この発明は、用紙後処理装置に関し、特に、複写機などの画像形成装置から排出された用紙を受け入れ、当該用紙やその束に対して中綴じや折り目を付ける等の後処理を施す用紙後処理装置に関する。
従来から、画像形成装置から排出された用紙に対する後処理について、種々の技術が開示されている。たとえば、特許文献1(特開2010−120725号公報)には、画像処理装置から搬送されてきた用紙の先端を押さえ、後端を押圧することにより、用紙を撓ませた後、押し込み部材によってローラに押し込み、当該ローラで折ることにより、用紙に折り目を付ける後処理をする技術が開示されている。
また、特許文献2(特開2010−18435号公報)には、用紙後処理装置において、用紙の秤量、紙厚、タイプ、印字率、印字色彩、定着温度によって用紙の収縮率を計算し、当該収縮率に基づいて収容トレイ上のストッパ位置を変更することにより、中綴じ、中折位置の精度を高める技術が開示されている。
また、特許文献3(特開2009−298564号公報)には、用紙束に対してステープルによる綴じ処理を施す用紙後処理装置において、用紙の幅方向のジョガーに用紙束方向の高さを規制する小ジョガーを追加し、紙のふくらみを防止し、これにより、綴じ位置の精度向上を図る技術が開示されている。
また、特許文献4(特開2009−67560号公報)には、用紙後処理装置において、光学センサによって搬送中の用紙の長さを検出し、当該検出した長さに基づいて、中綴じ処理の際に用紙を指示する用紙受け部の位置を修正することにより、綴じ位置の精度の向上を図る技術が開示されている。
特開2010−120725号公報 特開2010−18435号公報 特開2009−298564号公報 特開2009−67560号公報
しかしながら、特許文献3に記載の技術によれば、用紙の綴じ位置やステープル位置など、後処理における処理位置にばらつきが生じる事態が想定される。
また、特許文献1に記載の技術によれば、撓ませるために用紙の端部に加えられた力が、用紙の中央等の、撓ませるべき位置以外の位置に逃げるおそれがあり、このような技術によっても、後処理における処理位置にばらつきが生じる事態が想定される。
また、特許文献2に記載の技術では、用紙の収縮率は用紙の構成(パルプの長さばらつきや配向等)などによって異なるため、一律の計算では、正確な用紙の寸法を算出することができない場合があり、このような技術によっても、後処理における処理位置にばらつきが生じる事態が想定される。
一方、特許文献4に記載の技術によれば、正確に用紙の寸法を検出することはできるが、その反面、センサを設けることによって装置のコストが増大する、という問題がある。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、装置のコストを抑えつつ、用紙に対して後処理を施す位置の精度を向上させることである。
本発明に従った用紙後処理装置は、1枚以上の用紙からなる用紙束を収容する収容トレイと、収容トレイに収容された用紙束に後処理を施すための後処理部と、収容トレイに収容された用紙束の、所定方向の一端を揃えるためのストッパと、収容トレイに収容された用紙束の所定方向の他端を揃えるための押さえ手段と、収容トレイに収容された用紙束を、後処理部に向けて押圧するための押圧部材と、用紙束が押圧部材によって押圧された後、ストッパと押さえ手段による用紙束の端部を揃える位置の間隔を所定方向について短くすることにより、当該用紙束を撓ませるための制御手段とを備え、後処理部は、制御手段により撓まされた用紙束に後処理を施す。
好ましくは、後処理部は、制御手段によって動作を制御される可動部を含み、押圧部材は、可動部によって兼用構成され、制御手段は、可動部を、収容トレイに収容された用紙束に対して、退避するための退避位置、後処理を実施するための後処理位置、および、退避位置と後処理位置の間の位置であって用紙束を押圧するための押圧位置に、制御する。
好ましくは、後処理部は、収容トレイに収容された用紙束を折るための折ローラと、収容トレイに収容された用紙束を折ローラに押し込むための折ナイフと、折ナイフを、用紙束を折ローラに押し込むために移動させるナイフ移動手段とを含む。
好ましくは、後処理部は、収容トレイに収容された用紙束を綴じるためのステープラを含む。
好ましくは、制御手段は、用紙束を、押圧部材と接触しない状態まで撓ませる。
好ましくは、押圧部材の用紙束との当接面は、摺動性の高い材料が用いられている。
好ましくは、制御手段は、押圧部材が用紙束を後処理部に向けて押圧した後、ストッパと押さえ手段を、端部を揃える位置の間隔を短くするために移動させる。
好ましくは、用紙束の、押圧部材による押圧位置とストッパとの間の位置での座屈を防止するための第1の座屈防止手段と、押圧部材による押圧位置と押さえ手段との間の位置での座屈を防止するための第2の座屈防止手段とをさらに備える。
好ましくは、制御手段は、用紙束の、用紙の枚数、紙種、秤量、サイズのうち1以上の情報を取得し、第1の座屈防止手段および第2の座屈防止手段と収容トレイとの間隔を、取得した1以上の情報に基づいて制御する。
好ましくは、後処理部は、収容トレイに収容された用紙束を折るための折ローラと、収容トレイに収容された用紙束を折ローラに押し込むための折ナイフと、折ナイフを、用紙束を折ローラに押し込むために移動させるナイフ移動手段と、収容トレイに収容された用紙束を綴じるためのステープラとを含む。
上記構成によれば、収容トレイに収容された用紙束が、押圧部材によって押し上げられ、さらに撓まされた後、後処理を施される。
これにより、2段階で用紙束を撓ませるため、撓ませるべき位置で用紙束を撓ませることができるため、センサ等の高額な部品を設けることなく、用紙束に後処理を施す位置の精度を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態である用紙後処理装置を含む画像形成システムの概略構成を示す図である。 図1の後処理装置の制御ブロック図である。 図1の後処理装置における、収容トレイ近傍の拡大図である。 図1の収容トレイ近傍の正面を示す図である。 図1の収容トレイに用紙が搬送されてきた状態を示す図である。 図1の後処理装置における中折り処理の内容を説明するための図である。 図1の後処理装置における中折り処理の内容を説明するための図である。 図1の後処理装置における中折り処理の内容を説明するための図である。 図1の後処理装置における中折り処理の内容を説明するための図である。 図1の後処理装置の変形例を説明するための図である。 図1の後処理装置の変形例を説明するための図である。 図1の後処理装置の変形例を説明するための図である。 図1の後処理装置において実行される中折り処理のフローチャートである。 図1の後処理装置の変形例を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態の後処理装置における、収容トレイ近傍の拡大図である。 図15の後処理装置における中綴じ処理の内容を説明するための図である。 図15の後処理装置における中綴じ処理の内容を説明するための図である。 図15の後処理装置における中綴じ処理の内容を説明するための図である。 図15の後処理装置における中綴じ処理の内容を説明するための図である。 図15の後処理装置における中綴じ処理の内容を説明するための図である。 図15の後処理装置において実行される中綴じ処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態である後処理装置の制御ブロック図である。 本発明の実施の形態である、中折り機能および中綴じ機能を備えた後処理装置の制御ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態に係る用紙後処理装置を含む画像処理システムについて、図面を参照しつつ説明する。なお、各図において、同じ機能を奏する要素については、同一の参照符号を付し、その説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
[画像形成システムの概略構成]
図1は、本発明の用紙後処理装置を含む画像形成システムの概略構成を示す図である。
図1を参照して、画像形成システムは、主に、用紙上に画像を形成する画像形成装置100と、画像を形成された用紙の折畳などの後処理を行なう後処理装置500とによって構成される。
画像形成装置100では、給紙トレイ101に収容された用紙が、給紙ローラ104および搬送ローラ103,102によって画像形成部105へ搬送され、画像を形成された後、後処理装置500へと搬送される。
後処理装置500は、搬送経路切替部材501と、排紙トレイ502と、排紙トレイ503と、収容トレイ510を含む。搬送経路切替部材501は、画像形成装置100から送られてきた用紙を、後処理を施すことなくそのまま排紙トレイ502へと排出するための経路と、後処理を施すために収容トレイ510へ送るための経路との間で、用紙の搬送経路を切替える。
収容トレイ510へ搬送された用紙は、後処理を施された後、排紙トレイ503へと排出される。
本実施の形態の後処理装置500は、収容トレイ510に収容された用紙の束に対して折り目を付けるための折りナイフ401および折りローラ402,403を含む。
[後処理部の構成]
図3は、図1の後処理装置500における、収容トレイ510近傍の拡大図である。図3は、収容トレイ510近傍の側面を示している。そして、図4は、収容トレイ510近傍の正面を示す図である。
図3の矢印A0は、用紙の搬送方向を示している。画像形成装置100から後処理装置500へと搬送されてきた用紙は、矢印A0方向に、収容トレイ510へと搬送される。なお、収容トレイ510は、用紙搬送方向の上流側に位置する収容部211と、下流側に位置する収容部212とを含む。また、収容トレイ510は、収容部211に対向するように設けられた収容部217と、収容部212に対向するように設けられた収容部218とを含む。収容部211,212,217,218は、それぞれ、矢印A0方向に搬送されてきた用紙の紙面に沿う面を有する板体である。収容トレイ510では、収容部211と収容部217によって、また、収容部212と収容部218によって、搬送されてきた用紙を収容する。
なお、図4では、図3の収容部217,218は、省略されている。収容部217は、収容部211に対向する位置に設けられ、また、収容部218は、収容部212に対向する位置に設けられている。さらに、後処理装置500では、収容部213,215,214,216のそれぞれに対向する位置に、それぞれの収容部と対向して用紙を収容するための収容部が、設けられている。
収容トレイ510(収容部211,212,217,218)の下流側には、ストッパ313が設けられている。収容トレイ510では、矢印A0方向に搬送されてきた複数の用紙の先端が、ストッパ313によって揃えられる。
後処理装置500には、ストッパ313の位置を調整するためのストッパ移動部314が設けられている、ストッパ移動部314は、ストッパ313に固定されており、そして、両矢印R1方向に回転可能に構成されている。ストッパ移動部314が回転することにより、ストッパ313は移動する。これにより、収容トレイ510に搬送されてきた用紙の先端の揃えられる位置が、変更される。
後処理装置500には、収容トレイ510に搬送されてきた複数の用紙の後端を揃えるための押さえ部材311が設けられている。
また、後処理装置500には、押さえ部材311を両矢印R2方向に回転させることにより移動させるための押さえ部材移動部312を含む。
押さえ部材移動部312が両矢印R2方向に回転することにより、当該押さえ部材移動部312に接続された押さえ部材311も、両矢印R2方向に回転する。これにより、収容トレイ510に搬送されてきた複数の用紙の、後端が揃えられる位置が、変更される。
後処理装置500には、さらに、収容トレイ510に搬送されてきた複数の用紙に対して折り目を付すための折りナイフ401および折りローラ402,403が設けられている。また、後処理装置500には、折りナイフ401および折りローラ402,403によって用紙の束に折り目が付される際に、当該用紙束の折り目を付すべき位置以外の位置に座屈が生じることを回避するために、座屈防止部材321と、座屈防止部材322が設けられている。
図4をさらに参照して、後処理装置500において、収容トレイ510は、収容部211,212の他に、矢印A0で示された用紙の搬送方向に交わる方向に、収容部213,215および収容部214,216を含む。
押さえ部材311は、収容部211と収容部213の間に位置するように設けられている。また、収容部213と収容部215の間には、押さえ部材311と同様の構成を有する押さえ部材315が設けられている。つまり、収容トレイ510では、収容される用紙の後端は、押さえ部材311と、押さえ部材315の2箇所で、揃えられる。
また、後処理装置500では、収容部212と収容部214の間に、ストッパ313と同様の構成を有するストッパ318が設けられている。収容トレイ510に収容された用紙は、その先端を、ストッパ313とストッパ318の2箇所で、その先端の位置が揃えられる。
そして、後処理装置500では、押さえ部材315は、押さえ部材311の押さえ部材移動部312に対応する移動手段を有しており、押さえ部材311と同様に、用紙束の後端を揃える位置を変更可能に構成されている。また、ストッパ318は、ストッパ313のストッパ移動部314と同様の移動部を有している。そしてストッパ318は、ストッパ313と同様に、用紙束の先端を揃える位置を変更可能に構成されている。
また、収容トレイ510の上流側には、座屈防止部材321に対して、矢印A0で示される用紙の搬送方向と平行に、座屈防止部材323が設けられている。また、収容トレイ510の下流側には、座屈防止部材322に対して、矢印A0で示される用紙搬送方向に対して平行に、座屈防止部材324が設けられている。
座屈防止部材321,323,322,324は、それぞれ収容部211,215,212,216に向けて自重により付勢された状態で図示せぬ機構により支持されている。これにより、座屈防止部材321,323,322,324は、収容トレイ510に搬送されてきた用紙束の厚みに応じた位置で、当該用紙束の最上位に位置する用紙に対して、自重により当接するように位置している。
図5は、収容トレイ510に用紙が搬送されてきた状態を示す図である。
矢印A1で示される向きに用紙Pが搬送されてくると、その先端は、ストッパ313によって位置を揃えられる。収容トレイ510へ搬送されてくる用紙の数が増えると、収容トレイ510上の用紙束の、搬送方向に交わる向きの厚みが増すことになる。この場合、用紙束が、矢印A2,A3の向きに、座屈防止部材321,322(および座屈防止部材323,324)を移動させることになる。座屈防止部材321,322(および座屈防止部材323,324)は、収容トレイ510に収容される用紙の枚数が増えた場合、矢印A2,A3の向きに移動しながら、自重により用紙束に付勢することにより、収容トレイ510(収容部211,212等)上の用紙に対して、矢印A2,A3と逆向きに付勢する。
[後処理装置の制御ブロック]
図2は、後処理装置500の制御ブロック図である。
図2を参照して、後処理装置500は、経路切替モータ561、ナイフ用モータ562、折りローラ用モータ563、押さえ部材用モータ564、ストッパ用モータ565、および、搬送モータ566を含む。
経路切替モータ561は、切替部材501を駆動するためのモータである。ナイフ用モータ562は、折りナイフ401を駆動するためのモータである。折りローラ用モータ563は、折りローラ402,403を回転させるためのモータである。
押さえ部材用モータ564は、押さえ部材移動部312を両矢印R2方向に回転させるためのモータである。ストッパ用モータ565は、ストッパ移動部314を両矢印R1方向に回転させるためのモータである。
搬送モータ566は、後処理装置500において後処理を施された後の用紙を、排紙トレイ503へ排出するために搬送するためのローラ(図示略)を回転させるためのモータである。
後処理装置500には、モータ561〜566のそれぞれのドライバ561A〜566Aが設けられている。後処理装置500は、当該後処理装置500の動作を全体的に制御する中央制御部550が設けられている。中央制御部550は、中央処理ユニット551と、タイマ552と、記憶装置553とを含む。中央処理ユニット551は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などのプロセッサを含む。
中央処理ユニット551は、後処理装置500における後処理のために所定のプログラムを実行するプログラム実行部551Aと、上記した各モータを駆動制御するためにドライバ561A〜566Aに制御信号を出力するためのモータ駆動制御部551Bとを含む。
また、後処理装置500は、ハードディスク等によって構成される記憶装置553を含む。記憶装置553は、プログラム実行部551Aが実行するプログラムを記憶するプログラム記憶部553Aと、当該プログラムの実行に必要なデータを記憶するデータ記憶部553Bとを含む。
中央処理ユニット551は、画像形成装置100と通信可能に構成されている。そして、中折り処理では、プログラム実行部551Aは、中折り処理等の後処理を施す用紙束の、搬送方向のサイズを、画像形成装置100から取得する。なお、後処理装置500が、外部からの情報の入力を受付ける入力装置を備え、プログラム実行部551Aは、当該入力装置を介して上記した用紙のサイズを取得することもできる。
そして、プログラム実行部551Aは、取得した、搬送方向の用紙のサイズに基づいて、ストッパ313が用紙の先端を揃える位置を制御する。具体的には、プログラム実行部551Aは、用紙の搬送方向の中心(または、用紙束に折り目を付すべき位置)が折りローラ402と折りローラ403の当接部に対向するように配置される位置に、ストッパ313が用紙の先端を揃えるように、ストッパ用モータ565を適宜駆動する。
[中折り処理]
本実施の形態の後処理装置500では、用紙束に施す後処理の一例として、中折り処理を実行する。以下、後処理装置500における中折り処理の際の、後処理装置500における各要素の動作について説明する。
(用紙収容状態)
中折り処理では、まず、図5に示されたように、収容トレイ510(収容部211,212等)に、1枚以上の用紙が収容される。なお、収容トレイ510に用紙が収容されると、当該用紙の厚さで、座屈防止部材321,322が、矢印A2,A3の向きに持ち上げられる。この状態で、座屈防止部材321,322は、自重により、収容トレイ510に収容された用紙に対して、矢印A2,A3と逆向きに付勢する。
(折りナイフを押上げ位置に移動)
中折り処理を施す枚数の用紙が収容トレイ510に収容されると、後処理装置500では、折りナイフ401が、図6に示されるように移動する。これにより、折りナイフ401は、収容トレイ510に収容された用紙の一部を、折りローラ402と折りローラ403との当接部分に向けて押上げる。なお、図6において、折りナイフ401Aは、図5等に示された折りナイフ401の位置を示している。当該位置から矢印A4の向きに移動されることにより、折りナイフ401は、収容トレイ510上の用紙を、押上げる。
(用紙撓み状態)
図6を参照して説明したように、折りナイフ401が、収容トレイ510に収容された用紙を押上げた後、図7に示されるように、押さえ部材が、矢印A5で示される向きに移動する。押さえ部材311の移動は、収容トレイ510の用紙束の後端を揃え、さらに、折りローラ402,403に向けて、折りナイフ401によって押上げられた部分をさらに撓ませる位置まで、移動される。つまり、押さえ部材311は、収容トレイ510に収容された用紙束に対して、矢印A6の向きの力を加える。
なお、図7において、押さえ部材311Aは、矢印Aの向きに移動する前の、図6等に示された、押さえ部材311の位置を示している。
(用紙撓み状態(ストッパの移動))
図7を参照して説明した状態から、さらに、ストッパ313も、矢印A7の向きに、移動する。これにより、収容トレイ510に収容された用紙は、先端をストッパ313から押圧され、後端を押さえ部材311から押圧されることにより、その折りローラ402,403に対向する部分をさらに撓ませる。
なお、図8において、ストッパ313Aは、図5等に示された、矢印A7の向きに移動する前の、ストッパ313の位置を示している。
なお、この状態では、折りナイフ401の先端は、用紙束がさらに撓んだことにより、折りナイフ401の先端が、用紙束と当接しない状態となっている。
(折り動作)
図8に示されたように、用紙束を、先端と後端の双方から押圧して撓ませた後、さらに、図9に示すように折りナイフ401を、矢印A8に移動させる。これにより、用紙束の、折り目を付すべき部分が、折りローラ402と折りローラ403の当接部分に押込まれる。そして、さらに折りローラ402と折りローラ403が、それぞれ矢印A22,A23で示す方向に回転することにより、用紙束に折り目が付される。折り目を付された用紙束は、図示せぬ搬送ローラに送られた後、排紙トレイ503へと送られる。
[本実施の形態の折り動作における特徴]
以上説明した中折り処理を実行する後処理装置500は、図6を主に参照して説明したように、折りナイフ401によって用紙束を押上げた後、さらに、図7および図8を参照して説明したように、ストッパ313と押さえ部材311によって用紙束を撓ませる。その後、図9を参照して説明したように、折りナイフ401によって、折りローラ402,403に、用紙束の折り目を付すべき部分を押込む。
つまり、本実施の形態の後処理装置500では、用紙束を、2段階(図6と、図7,図8)で撓ませている。
また、2段階目の撓み(図7,図8)の際には、折り目を付すために用紙束を折りローラ402,403に押込む折りナイフ401が、用紙束と当接しない状態となっている。つまり、折りナイフ401は、図6に示したように1度、用紙束を押上げるために用紙束と当接した後、用紙束と当接しない状態(図7,図8)を経て、当該用紙束を折りローラ402,403へ押込む(図9)。
これにより、折りナイフ401が用紙束に当接し続けることにより用紙束と折りナイフ401との相対位置がずれ、ずれた後の当接位置が折りローラ402,403に押込まれる事態を回避できる。
[中折り処理のフローチャート]
図13は、後処理装置500において実行される中折り処理のフローチャートである。
以下、図13を参照して、中折り処理における処理の流れを説明する。
中折り処理では、まずステップS10で、中央処理ユニット551は、画像形成装置100から、中折り処理の対象となる用紙束の、搬送方向についての用紙のサイズを取得して、ステップS20へ処理を進める。
ステップS20では、中央処理ユニット551は、ステップS10で取得したサイズに基づいて、ストッパ313の搬送方向の位置を調整して、ステップS30へ処理を進める。ステップS30では、中央処理ユニット551は、収容トレイ510に、中折り処理を施すべき用紙束を構成する用紙がすべて収容されたか否かを判断し、すべて収容されたと判断すると、ステップS50へ処理を進める。なお、この判断は、たとえば、後処理装置500において、収容トレイ200に搬送される用紙を検出するセンサの検出出力に基づいてなされる。
ステップS50では、中央処理ユニット551は、図6を参照して説明したように、折りナイフ401を、退避位置から押上げ位置に移動させて、ステップS60へ処理を進める。なお、退避位置とは、図6において折りナイフ401Aで示した(破線で示した)位置であり、収容トレイ510に搬送されてきた用紙と当接しない位置である。また、押上げ位置とは、図6において実線で示された折りナイフ401の位置、つまり、収容トレイ510に搬送されてきた用紙束を、折りローラ402,403に向けて押上げる位置である。
ステップS60では、中央処理ユニット551は、図7および図8を参照して説明したように、押さえ部材311を、矢印A5および矢印A6の向きに移動させて、ステップS70へ処理を進める。なお、本実施の形態において、押さえ部材311について、図7で破線で示した位置(押さえ部材311Aとして示した位置)を、用紙束と当接しない位置として退避位置と呼び、また、図7および図8において実線で示した位置を、用紙の後端を押さえる位置として押さえ位置と言う。
なお、ステップS60では、中央処理ユニット551は、図8を参照して説明したように、ストッパ313についても、用紙束を撓ませるために矢印A7の向きに移動させる。
ここで、ストッパ313の矢印A7向きの移動量、および、押さえ部材311の矢印A6の向きの移動量は、たとえば、用紙束の搬送方向のサイズと、当該サイズの用紙を適切な態様で撓ませるための、ストッパ313と押さえ部材311の用紙の搬送方向における用紙の端部を揃える位置の距離に基づいて、決定される。なお、この距離は、たとえばデータ記憶部553Bにおいて、用紙の搬送方向のサイズに関連付けられて、予め記憶されている。
図13に戻って、ステップS60で押さえ部材311(およびストッパ313)を移動させた後、中央処理ユニット551は、ステップS70で、折りナイフ401を、図9を参照して説明したように、用紙束を折りローラ402と折りローラ403の当接位置に押込む位置まで移動させる。
なお、本実施の形態では、図6〜図8に示した折りナイフ401の位置を、押上げ位置と言い、折りナイフ401について、図9に示した折りナイフ401の位置を折り位置と言う。
次に、中央処理ユニット551は、折りローラ402を矢印A22の向きに、そして折りローラ403を矢印A23の向きに、それぞれ回転させて、中折り処理を完了させる。
[中折り処理についての変形例等]
(第1の変形例)
以上説明した本実施の形態の中折り処理では、折りナイフ401と折りローラ402,403により、用紙束に中折り処理(後処理の一例)を施すための後処理部が構成されている。なお、本実施の形態では、後処理部の一部である折りナイフ401によって、用紙束を撓ませるための1段階目の動作、つまり、図6を参照して説明したような押上げ動作が実行されていた。これにより、折りナイフ401によって、押上げ部材が構成されていることとなる。但し、後処理部の一部と押上げ部材が、必ずしも兼用構成されなくともよい。
図14は、後処理装置500の変形例を説明するための図である。
図14を参照して、本変形例では、収容部212の上端212Yが、矢印A10の向きに回動することによって、収容トレイ510(収容部211,212等)に収容された用紙束を折りローラ402,403に向けて押上げている。本変形例では、中折り処理の対象となる用紙のすべてが収容トレイ510に搬送されてくるまでは、収容部212の上端は、破線で示される、上端212Xの位置に、つまり、収容部211と収容部212によって、ほぼ平面上に、用紙を収容する面が設けられている。そして、本変形例では、用紙束を構成する用紙のすべてが収容トレイ510に搬送が完了すると、収容部212の上端が上端212Yで示されるように、用紙束の一部を、折りローラ402,403に向けて押上げる。
つまり、本変形例では、押上げ部材が、後処理部とは別体で、構成されていることになる。
(第2の変形例)
本実施の形態では、座屈防止部材321,322等の座屈防止部材が、自重により、用紙束の折りローラ402,403と当接する部分以外の部分を付勢することにより、押上げ部材によって押上げられる力、および、ストッパ313ならびに押さえ部材311によって撓ませられる力が、折りローラ402,403と対向する部分、つまり、折り目を付されるべき部分以外の部分に逃げることを、回避できる。
なお、後処理装置500において、図10に示されるように、折りナイフ401の先端を、図10の拡大部C1内に示されるように、搬送方向に沿う面を設けられるように処理されたり、図11において円C2内に示されるように、エッジを除去されるように(丸みを帯びるように)処理されたり、先端401Xとして示されるように、されてもよい。また、図12に示されるように、折りナイフ401の先端に、テフロン(登録商標)シートなどの摺動性の高い部材401Qが貼付けられてもよい。
図10〜図12に示されるような処理が施されることにより、折りナイフ401の先端が用紙束に引っかかることにより、ストッパ313および押さえ部材311によって用紙束が撓まされたときに、折りナイフ401の先端が用紙束に引っかかることによって撓み位置がずれることを、回避することができる。
<第2の実施の形態>
[後処理装置の制御ブロック]
図22は、本発明に係る用紙後処理装置の第2の実施の形態である後処理装置500の制御ブロック図である。また、図15は、本実施の形態の後処理装置500における、収容トレイ510近傍の拡大図である。
本実施の形態の後処理装置500は、後処理として、用紙束に対して、中綴じ処理を施す。このため、本実施の形態の後処理装置500は、第1の実施の形態の後処理装置500が折りナイフ401と折りローラ402,403を備える代わりにステープラ410を備える。また、本実施の形態の後処理装置500は、第1の実施の形態の後処理装置500が折りナイフ401と折りローラ402,403を駆動するための、ナイフ用モータ562およびドライバ562Aならびに折りローラ用モータ563およびドライバ563Aを備える代わりに、上記ステープラ410を駆動するためのステープラ用モータ567およびドライバ567Aを備える。
ステープラ410は、用紙束に対してステープル針を打込む本体411と、支持部412とを含む。
本実施の形態では、モータ駆動制御部551Bは、中央処理ユニット551から指示されることにより、後処理装置500に備えられた各モータを駆動制御するためにドライバ561A,564A〜567Aに制御信号を出力する。
[中綴じ処理]
本実施の形態の後処理装置500では、用紙束に施す後処理の一例として、用紙束にステープル止めをするための中綴じ処理を実行する。以下、本実施の形態の後処理装置500における中綴じ処理の際の、後処理装置500における各要素の動作について説明する。
(用紙収容状態)
中綴じ処理では、まず、図16に示されたように、収容トレイ510(収容部211,212等)に、1枚以上の用紙が収容される。なお、収容トレイ510に用紙が収容されると、当該用紙の厚さで、座屈防止部材321,322が、矢印A12,A13の向きに持ち上げられる。この状態で、座屈防止部材321,322は、自重により、収容トレイ510に収容された用紙に対して、矢印A12,A13と逆向きに付勢する。
(折りナイフを押上げ位置に移動)
中綴じ処理を施す枚数の用紙が収容トレイ510に収容されると、後処理装置500では、図17に示されるように、本体411から用紙束に針を打ち込む部材である可動部411Aが出現する。なお、可動部411Aは、矢印A14の向きに移動することにより、本体411内部から出現する。これにより、可動部411Aは、収容トレイ510に収容された用紙の一部を、支持部412との対向部分に向けて押上げる。
(用紙撓み状態)
図17を参照して説明したように、可動部411Aが、収容トレイ510に収容された用紙を押上げた後、図18に示されるように、押さえ部材が、矢印A15で示される向きに移動する。押さえ部材311の移動は、収容トレイ510の用紙束の後端を揃え、さらに、折りローラ402,403に向けて、可動部411Aによって押上げられた部分をさらに撓ませる位置まで、移動される。つまり、押さえ部材311は、収容トレイ510に収容された用紙束に対して、矢印A16の向きの力を加える。
なお、図18において、押さえ部材311Aは、矢印A15の向きに移動する前の、図17等に示された、押さえ部材311の位置を示している。
(用紙撓み状態(ストッパの移動))
図18を参照して説明した状態から、さらに、ストッパ313も、矢印A17の向きに、移動する。これにより、収容トレイ510に収容された用紙は、先端をストッパ313から押圧され、後端を押さえ部材311から押圧されることにより、そのステープラ針を打ち込まれるべき部分をさらに撓ませる。
なお、図19において、ストッパ313Aは、図16等に示された、矢印A17の向きに移動する前の、ストッパ313の位置を示している。
なお、この状態では、用紙束がさらに撓んだことにより、可動部411Aの先端が、用紙束と当接しない状態となっている。
(綴じ動作)
図19に示されたように、用紙束を、先端と後端の双方から押圧して撓ませた後、さらに、図20に示すように可動部411Aを、矢印A18に移動させる。これにより、用紙束に、ステープラ針が打ち込まれる。ステープラ針を打ち込まれた用紙束は、図示せぬ搬送ローラに送られた後、排紙トレイ503へと送られる。
[中綴じ処理のフローチャート]
図21は、後処理装置500において実行される中綴じ処理のフローチャートである。
以下、図21を参照して、中綴じ処理における処理の流れを説明する。
中綴じ処理では、まずステップSA10で、中央処理ユニット551は、画像形成装置100から、中綴じ処理の対象となる用紙束の、搬送方向についての用紙のサイズを取得して、ステップSA20へ処理を進める。
ステップSA20では、中央処理ユニット551は、ステップSA10で取得したサイズに基づいて、ストッパ313の搬送方向の位置を調整して、ステップSA30へ処理を進める。ステップSA30では、中央処理ユニット551は、収容トレイ510に、中綴じ処理を施すべき用紙束を構成する用紙がすべて収容されたか否かを判断し、すべて収容されたと判断すると、ステップSA50へ処理を進める。なお、この判断は、たとえば、後処理装置500において、収容トレイ200に搬送される用紙を検出するセンサの検出出力に基づいてなされる。
ステップSA50では、中央処理ユニット551は、図17を参照して説明したように、可動部411Aを、退避位置から押上げ位置に移動させて、ステップSA60へ処理を進める。なお、可動部411Aの退避位置とは、図16に示されたような本体411内である。また、押上げ位置とは、図17に示された位置、つまり、収容トレイ510に搬送されてきた用紙束を、支持部412に向けて押上げる位置である。
ステップSA60では、中央処理ユニット551は、図18および図19を参照して説明したように、押さえ部材311を、矢印A15および矢印A16の向きに移動させて、ステップSA70へ処理を進める。なお、本実施の形態において、押さえ部材311について、図18で破線で示した位置(押さえ部材311Aとして示した位置)を、用紙束と当接しない位置として退避位置と呼び、また、図18および図19において実線で示した位置を、用紙の後端を押さえる位置として押さえ位置と言う。
なお、ステップSA60では、中央処理ユニット551は、図19を参照して説明したように、ストッパ313についても、用紙束を撓ませるために矢印A17の向きに移動させる。
ここで、ストッパ313の矢印A17向きの移動量、および、押さえ部材311の矢印A16の向きの移動量は、たとえば、用紙束の搬送方向のサイズと、当該サイズの用紙を適切な態様で撓ませるための、ストッパ313と押さえ部材311の用紙の搬送方向における用紙の端部を揃える位置の距離に基づいて、決定される。なお、この距離は、たとえばデータ記憶部553Bにおいて、用紙の搬送方向のサイズに関連付けられて、予め記憶されている。
図21に戻って、ステップSA60で押さえ部材311(およびストッパ313)を移動させた後、中央処理ユニット551は、ステップSA70で、可動部411Aを、図20を参照して説明したように、用紙束にステープル針を打込む位置(ステープル位置)まで移動させて、中綴じ処理を完了させる。
<その他の変形例>
以上説明した各本実施の形態では、後処理装置500は、中折り処理を実行するための部分を備え、また、中綴じ処理を実行するための要素を備えていた。なお、本実施の形態の後処理装置500は、中折り処理を実行するための要素と中綴じ処理を実行するための要素の双方を備えていてもよい。このような後処理装置500のブロック構成を図23に示す。図23に示された後処理装置500は、図2に示された構成に備え、さらに、ステープラ用モータ567およびドライバ567Aを備える。なお、このような双方の要素を備え、これらの処理を順次行なう後処理装置については、たとえば、特開2008−195476号公報に開示された技術を採用することができる。
また、各実施の形態において、用紙を撓ませるために、押圧部材(折りナイフ401,可動部411A)によって「押し上げ」られる旨の表現がなされたが、押圧部材による押圧の方向は、必ずしも上方に限られない。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態は、可能な限り組み合わされて実施されることが意図される。
100 画像形成装置、101 給紙トレイ、103,102 搬送ローラ、104 給紙ローラ、105 画像形成部、410 ステープラ、411 本体、411A 可動部、412 支持部。

Claims (10)

  1. 1枚以上の用紙からなる用紙束を収容する収容トレイと、
    前記収容トレイに収容された用紙束に後処理を施すための後処理部と、
    前記収容トレイに収容された用紙束の、所定方向の一端を揃えるためのストッパと、
    前記収容トレイに収容された用紙束の前記所定方向の他端を揃えるための押さえ手段と、
    前記収容トレイに収容された用紙束を、前記後処理部に向けて押圧するための押圧部材と、
    前記用紙束が前記押圧部材によって押圧された後、前記ストッパと前記押さえ手段による前記用紙束の端部を揃える位置の間隔を前記所定方向について短くすることにより、当該用紙束を撓ませるための制御手段とを備え、
    前記後処理部は、前記制御手段により撓まされた前記用紙束に前記後処理を施す、用紙後処理装置。
  2. 前記後処理部は、前記制御手段によって動作を制御される可動部を含み、
    前記押圧部材は、前記可動部によって兼用構成され、
    前記制御手段は、前記可動部を、前記収容トレイに収容された用紙束に対して、退避するための退避位置、前記後処理を実施するための後処理位置、および、前記退避位置と前記後処理位置の間の位置であって前記用紙束を押圧するための押圧位置に、制御する、請求項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 前記後処理部は、
    前記収容トレイに収容された用紙束を折るための折ローラと、
    前記収容トレイに収容された用紙束を前記折ローラに押し込むための折ナイフと、
    前記折ナイフを、前記用紙束を前記折ローラに押し込むために移動させるナイフ移動手段とを含む、請求項1または請求項2に記載の用紙後処理装置。
  4. 前記後処理部は、前記収容トレイに収容された用紙束を綴じるためのステープラを含む、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の用紙後処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記用紙束を、前記押圧部材と接触しない状態まで撓ませる、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の用紙後処理装置。
  6. 前記押圧部材の前記用紙束との当接面は、摺動性の高い材料が用いられている、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の用紙後処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記押圧部材が前記用紙束を前記後処理部に向けて押圧した後、前記ストッパと前記押さえ手段を、前記端部を揃える位置の間隔を短くするために移動させる、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の用紙後処理装置。
  8. 前記用紙束の、前記押圧部材による押圧位置と前記ストッパとの間の位置での座屈を防止するための第1の座屈防止手段と、前記押圧部材による押圧位置と前記押さえ手段との間の位置での座屈を防止するための第2の座屈防止手段とをさらに備える、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の用紙後処理装置。
  9. 前記制御手段は、
    前記用紙束の、用紙の枚数、紙種、秤量、サイズのうち1以上の情報を取得し、
    前記第1の座屈防止手段および前記第2の座屈防止手段と前記収容トレイとの間隔を、取得した前記1以上の情報に基づいて制御する、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の用紙後処理装置。
  10. 前記後処理部は、
    前記収容トレイに収容された用紙束を折るための折ローラと、
    前記収容トレイに収容された用紙束を前記折ローラに押し込むための折ナイフと、
    前記折ナイフを、前記用紙束を前記折ローラに押し込むために移動させるナイフ移動手段と、
    前記収容トレイに収容された用紙束を綴じるためのステープラとを含む、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の用紙後処理装置。
JP2010294529A 2010-12-29 2010-12-29 用紙後処理装置 Active JP5696476B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010294529A JP5696476B2 (ja) 2010-12-29 2010-12-29 用紙後処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010294529A JP5696476B2 (ja) 2010-12-29 2010-12-29 用紙後処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012140215A true JP2012140215A (ja) 2012-07-26
JP5696476B2 JP5696476B2 (ja) 2015-04-08

Family

ID=46676938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010294529A Active JP5696476B2 (ja) 2010-12-29 2010-12-29 用紙後処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5696476B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120043713A1 (en) * 2010-08-19 2012-02-23 Canon Kabushiki Kaisha Sheet Processing Apparatus and Image Forming System
JP2014024648A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Konica Minolta Inc 用紙処理装置及び用紙処理方法
JP2020063142A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 セイコーエプソン株式会社 媒体折り装置、及び媒体折り装置の制御方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003002525A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Konica Corp 用紙後処理装置
JP2003182928A (ja) * 2001-12-13 2003-07-03 Konica Corp 用紙後処理方法及び用紙後処理装置
JP2004018173A (ja) * 2002-06-14 2004-01-22 Max Co Ltd 綴じ処理装置
JP2005008333A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Ricoh Elemex Corp シート加工装置
JP2009067560A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Kyocera Mita Corp 用紙後処理装置および画像形成装置
JP2010120725A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Ricoh Co Ltd シート折り装置及び画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003002525A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Konica Corp 用紙後処理装置
JP2003182928A (ja) * 2001-12-13 2003-07-03 Konica Corp 用紙後処理方法及び用紙後処理装置
JP2004018173A (ja) * 2002-06-14 2004-01-22 Max Co Ltd 綴じ処理装置
JP2005008333A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Ricoh Elemex Corp シート加工装置
JP2009067560A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Kyocera Mita Corp 用紙後処理装置および画像形成装置
JP2010120725A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Ricoh Co Ltd シート折り装置及び画像形成装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120043713A1 (en) * 2010-08-19 2012-02-23 Canon Kabushiki Kaisha Sheet Processing Apparatus and Image Forming System
US8439340B2 (en) * 2010-08-19 2013-05-14 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus and image forming system
JP2014024648A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Konica Minolta Inc 用紙処理装置及び用紙処理方法
JP2020063142A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 セイコーエプソン株式会社 媒体折り装置、及び媒体折り装置の制御方法
CN111071849A (zh) * 2018-10-19 2020-04-28 精工爱普生株式会社 介质折叠装置及介质折叠装置的控制方法
US11046549B2 (en) 2018-10-19 2021-06-29 Seiko Epson Corporation Media folding device and control method for media folding device
JP7124628B2 (ja) 2018-10-19 2022-08-24 セイコーエプソン株式会社 媒体折り装置、及び媒体折り装置の制御方法
US11634297B2 (en) 2018-10-19 2023-04-25 Seiko Epson Corporation Media folding device and control method for media folding device

Also Published As

Publication number Publication date
JP5696476B2 (ja) 2015-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6221493B2 (ja) シート処理装置、画像形成システム及びシート束の増し折り方法
JP5825564B2 (ja) シート処理装置及び画像形成システム
US7862016B2 (en) Sheet stacking mechanism, sheet folding device, sheet post-processing apparatus and image forming apparatus
JP5988792B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP5799726B2 (ja) シート後処理装置
JP2011001172A (ja) 用紙後処理装置
JP5696476B2 (ja) 用紙後処理装置
EP2347983A1 (en) Sheet post-processing apparatus and image forming apparatus
US20130049278A1 (en) Sheet processing apparatus and sheet folding method and image forming apparatus
JP6579785B2 (ja) シート積載装置及び画像形成システム
JP5024423B2 (ja) 用紙折り装置並びにこれを用いた用紙後処理装置
JP6065426B2 (ja) 記録材処理装置および画像形成システム
JP6747372B2 (ja) 後処理装置
US9802354B2 (en) Sheet processing apparatus, image forming system, and pair of rotating members
JP5782909B2 (ja) 用紙折り装置及び画像形成システム
JP5482153B2 (ja) シート折り装置及び画像形成システム
US10124977B2 (en) Sheet stacking apparatus and image forming system
JP6044878B2 (ja) シート処理装置及び画像形成システム
JP5092954B2 (ja) 紙折り装置及び後処理装置
JP5942788B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
JP2009029594A (ja) 用紙後処理装置、画像形成装置、および用紙後処理方法
JP2013047144A (ja) シート処理装置およびシート折り方法
US9868609B2 (en) Sheet processing apparatus, image forming system, and pair of pressing members
JP5321117B2 (ja) 用紙後処理装置
JP5691321B2 (ja) シート折り装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130416

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5696476

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150