JP2009029594A - 用紙後処理装置、画像形成装置、および用紙後処理方法 - Google Patents

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健 平林
Yoshikazu Shimizu
慶和 清水
Toshihisa Hioki
寿久 日置
Masato Nakada
真人 中田
Natsumi Kubota
奈津美 窪田
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Abstract

【課題】用紙の折り癖を簡易に強く付け、中折りにした用紙の膨らみを軽減して安定した用紙の後処理を行うこと。
【解決手段】所定の処理の後処理の対象となる用紙Pを順次受け入れ、後処理を実行する用紙後処理装置において、搬送される用紙Pを一時的に積載するガイド部材106と、搬送された用紙Pに折り目を形成して、用紙Pを移動する折りプレート152と、用紙Pに形成された折り目に対して傾斜角を有して設けられ、移動されてくる用紙Pの折り目を進入させながら折り目を押圧する一対の折りローラ154、155と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、搬送された用紙の後処理を実行する用紙後処理装置、当該用紙後処理装置を備えた画像形成装置、用紙後処理方法に関する。
従来、画像形成装置に搭載された用紙後処理装置は、用紙を搬送する搬送方向と略垂直方向に折りプレートにより押出し、その移動方向に設けた一対の折りローラを通過させることで、用紙を中折り(半折り)する技術が知られている。
例えば、搬入される用紙(用紙束も含む)を搬送する折り処理搬送路と、折り処理搬送路に略垂直方向に移動して用紙に折り目を施して移動する折りプレートと、移動する折りプレートと対抗する位置に上下に回動可能に保持された一対の折りローラと、一対の折りローラに一対の等しい加圧力を付与する加圧手段とからなり、一対の折りローラの形成すするニップ部を折りプレートの移動軌跡線上に保持して、一対の折りローラによって用紙に折り癖を施す装置が公開されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−75271号公報
しかしながら、上記特許文献1では、折りプレートによって用紙に形成された折り目が一対の折りローラのニップ部に対して平行のまま進入するため、強い折り癖を施すことが困難で中折りにした用紙が膨らんでしまうという問題があった。
また、上記特許文献1では、用紙の先端が抜けない範囲で一対の折りローラを正逆回動して折り癖をつけるため、用紙の折り目に複数回折りローラを押圧しなければならず、手間が掛かるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、用紙の折り癖を簡易に強く付け、中折りにした用紙の膨らみを軽減して安定した用紙の後処理を行える用紙後処理装置、画像形成装置、および用紙後処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、所定の処理の後処理の対象となる用紙を順次受け入れ、前記後処理を実行する用紙後処理装置において、搬送される前記用紙を一時的に積載する積載部と、搬送された前記用紙に折り目を形成して、前記用紙を移動する折り部材と、前記用紙に形成された折り目に対して傾斜角を有して設けられ、移動されてくる前記用紙の折り目を進入させながら前記折り目を押圧する押圧手段と、を備えることを特徴とする用紙後処理装置である。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の用紙後処理装置において、前記折り部材は、前記押圧手段側の縁部が水平に設けられ、前記押圧手段は、前記縁部に対して傾斜角を有して設けられていること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1に記載の用紙後処理装置において、前記押圧手段は、水平に設けられ、前記折り部材は、前記押圧手段側の縁部が前記押圧手段に対して傾斜角を有して設けられていること、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の用紙後処理装置において、前記積載部に設けられ、複数の前記用紙の端部を揃える整合を行うための基準となる基準壁と、前記積載部に搬送されてくる前記複数の用紙を前記基準壁に当接させて前記整合を行う整合手段と、をさらに備え、前記折り部材は、整合された前記複数の用紙に折り目を形成して、前記複数の用紙を移動すること、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項4に記載の用紙後処理装置において、前記整合手段によって整合された前記複数の用紙の中央付近を綴じる中綴じ手段をさらに備え、前記折り部材は、綴じられた前記複数の用紙の綴じ位置に沿って折り目を形成すること、を特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項4または5に記載の用紙後処理装置において、前記押圧手段を、前記複数の用紙のサイズに基づいて前記複数の用紙の折り目との傾斜角を変更するように駆動する駆動手段をさらに備えること、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載の用紙後処理装置において、前記駆動手段は、前記押圧手段を、前記複数の用紙のサイズが大きい程、前記複数の用紙の折り目との傾斜角を小さい角度に変更すること、を特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項4または5に記載の用紙後処理装置において、前記押圧手段を、前記複数の用紙の枚数に基づいて前記複数の用紙の折り目との傾斜角を変更するように駆動する駆動手段をさらに備えること、を特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項8に記載の用紙後処理装置において、前記駆動手段は、前記押圧手段を、前記複数の用紙の枚数が多い程、前記複数の用紙の折り目との傾斜角を大きい角度に変更すること、を特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項1〜9のいずれか一つに記載の用紙後処理装置において、前記押圧手段は、一対の折りローラを含み、前記一対のローラのニップ部により前記折り目を押圧すること、を特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、用紙に画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段による画像形成後の用紙を順次受け入れ、画像形成後処理を実行する用紙後処理装置において、搬送される前記用紙を一時的に積載する積載部と、搬送された前記用紙に折り目を形成して、前記用紙を移動する折り部材と、前記用紙に形成された折り目に対して傾斜角を有して設けられ、移動されてくる前記用紙の折り目を進入させながら前記折り目を押圧する押圧手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
また、請求項12にかかる発明は、所定の処理の後処理の対象となる用紙を順次受け入れ、前記後処理を実行する用紙後処理装置で実行される用紙後処理方法において、前記用紙に折り目を形成して、前記用紙を移動する折り目形成工程と、前記用紙に形成された折り目に対して傾斜角を有して設けられた押圧手段によって、移動されてくる前記用紙の折り目を進入させながら前記折り目を押圧する押圧工程と、を含むことを特徴とする用紙後処理方法である。
本発明によれば、押圧手段が用紙に形成された折り目に対して傾斜角を有して設けられ、用紙の折り目を進入させながら折り目を押圧することで、用紙の折り目に対して一括して押圧するのではなく、折り目の一方の端部から他方の端部まで順次押圧力を加えることができるため、用紙の折り癖を簡易に強く付け、中折りにした用紙の膨らみを軽減して安定した用紙の後処理を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、用紙の枚数やサイズにより押圧手段と用紙の折り目との傾斜角を変更することで、常に安定した用紙の後処理を行うことができ、何枚の用紙であっても、いずれのサイズの用紙であっても、効率よく折り癖を付けられ生産性を向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる用紙後処理装置、画像形成装置、および用紙後処理方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明における画像形成装置は、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置や、コピー、ファックス、プリンタなどの複数の機能を一つの筐体に収納した複合機(MFP)等、画像形成後に搬送された用紙の後処理を実行する機能を有する用紙後処理装置を搭載して利用できるものであれば、いずれにも適用することができる。また、本実施の形態では、本発明にかかる用紙後処理装置を、画像形成装置に適用した例を説明するが、これに限定されるものではなく、用紙に対する任意の処理の後処理を行うものであれば、いずれの装置にも適用することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置を画像形成装置に搭載した例を示す外観図である。本実施の形態にかかる用紙後処理装置は、図1に示すような画像形成装置1の内部に搭載されている。画像形成装置1は、画像形成部(不図示)により用紙に画像形成が行われた後、用紙後処理装置で用紙の整合等の後処理を実行し、画像形成装置の外へ排紙するものである。
図2は、第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置の断面構成を示す説明図である。用紙後処理装置100は、画像形成装置1の本体内部で画像形成が行われた用紙を順次受け入れて搬送する搬送部(131〜141)と、搬送部により搬送された複数の用紙を整合して用紙束の中央付近を綴じる中綴じ処理(ステイプル処理)を行う中綴じ部(102〜106、151)と、中綴じ処理がなされた用紙束に折り目を形成して押圧することで折り癖を施す中折り処理を行う中折り部(152,154,155等)と、中折り処理がなされた用紙束を画像形成装置の外に排紙する排紙部(142、153、156〜161)と、を主に備えている。
また、画像形成装置は、画像形成が行われた用紙を仕分けするソート処理を行うソート部(不図示)や、画像形成が行われた用紙に穴を開けるパンチ処理を行うパンチ部(不図示)、画像形成が行われた用紙をそのまま排出するストレート排紙処理を行うストレート排紙部(不図示)などを備えており、画像形成が行われた用紙は、各機構により利用者によって選択された処理(中折り処理、ソート処理、ストレート排紙処理等)が実行される。本実施の形態では、利用者により選択された処理として、用紙後処理装置100において、用紙後処理としての中綴じ処理および中折り処理を実行する場合について説明する。
搬送部は、回転するローラによって用紙を搬送する対になった搬送ローラ131〜140と、用紙が通過する搬送路141とから主に構成されている。まず、画像形成装置1の本体内部で画像形成が行われた用紙Pは、本体内部から図2における矢印A方向に搬入されてきて、搬送ローラ131〜140に搬送されることにより搬送路141を矢印B方向に通過し、ガイド部材106(後述)上へ搬送される。
中綴じ部は、ガイド部材106と、基準壁102、103と、ジョガー104、105と、ステイプラ部151とから主に構成されている。
ガイド部材106は、搬送部から搬送されてきた用紙Pに対して後処理(中綴じ処理および中折り処理)を行うために、用紙Pを一時的に積載する板状部材である。基準壁102、103は、搬送部から搬送されてきた複数の用紙Pの端部を揃える整合を行うための基準となるものであって、ガイド部材106に搬送方向に沿って立設されている。ジョガー104、105は、搬送部から搬送されてきた複数の用紙Pを基準壁102、103に当接させて用紙Pの搬送方向と直交方向(幅方向)の整合を行う部材である。ステイプラ部151は、基準壁102、103と、ジョガー104、105によって整合され、ガイド部材106に一時載置された複数の用紙P(以下、「用紙束」という。)の中央付近にステイプル処理を施す中綴じを行うものである。
次に、中折り部について説明する。図3−1は、第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置における中折り部の説明図である。図3−1は、図2における用紙後処理装置を左側から見た中折り部を示している。図3−2は、第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置における中折り部の説明図である。中折り部については、図2と、図3−1と、図3−2を参照して説明する。中折り部は、折りプレート152と、折りローラ154、155と、バネ205a、205b、205c、205d(図3−2参照)とから主に構成されている。
折りプレート152は、中綴じ部で綴じられた用紙束202を挟んで一対の折りローラ154、155(後述)と反対側に、用紙束202の面に垂直に設けられた板状部材であって、一対の折りローラ154、155側の上縁部が水平になっている。そして、折りプレート152の上縁部は、中綴じ部によって綴じられた用紙束202の綴じ位置に沿って折り目を形成し、一対の折りローラ154、155のニップ部Nに向かって移動する。具体的には、図2、図3−1に示すように、折りプレート152は、矢印C方向に移動することで、ガイド部材106に載置された用紙束202の綴じ位置を上縁部で押し上げて折り目を形成し、用紙束202の折り目が折りローラ154と折りローラ155のニップ部Nに到達するように移動する。
一対の折りローラ154、155は、用紙束202の折り目を押圧して折り癖206を施すためのローラである。図3−2に示すように、折りローラ154はR1方向に回転し、折りローラ155はR2方向に従動回転する。また、一対の折りローラ154、155のニップ部Nは、用紙束202の折り目、つまり用紙束202を押し上げる折りプレート152の上縁部に対して、傾斜角をX°(例えば15°)有して設けられており、一対の折りローラ154、155は、移動されてくる用紙束202の折り目をニップ部Nに進入させる。これにより、一対の折りローラ154、155は、用紙束202の折り目を進入させながら、ニップ部Nが押圧部分となって用紙束202の折り目を押圧することになる。ここで、上述したように、一対の折りローラ154、155のニップ部Nは、折りプレート152の上縁部に対して傾斜角X°をもって設けられているので、用紙束202の折り目を、折り目の一方の端部S1から他方の端部S2まで順次押圧する。すなわち、進入してくる用紙束202の折り目が端部S1からニップ部Nにまず進入し、ニップ部Nは用紙束202の端部S1から端部S2に向かって順次押圧することになり、従来の用紙後処理装置の折りローラのように、用紙の折り目の端部S1から端部S2までを一括して押圧するのではない。これにより、本実施の形態の一対の折りローラ154、155によれば、用紙に皺が形成されることが改善され、用紙束202の折り目に付けられた折り癖206は強く見栄えが良く、折り癖206をつけた後の用紙束202を積載しても崩れることがない。
ここで、用紙束202の折り癖206について説明する。図4−1は、第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置によって折り癖が施された用紙束の正面図である。図4−2は、第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置によって折り癖が施された用紙束の側面図である。用紙束202は、一対の折りローラ154、155のニップ部Nを通過し、用紙束202の端部S1から端部S2までの折り目が順次押圧されることで、図4−1、4−2に示すように、折り癖206を簡易に強く付けられ、中折りにした用紙束202の内部の膨らみが軽減される。
また、一対の折りローラ154、155は、形成するニップ部Nを折りプレート152の移動軌跡線上に保持するように、画像形成装置1本体に固定された前後側板(不図示)に形成されたガイド穴(不図示)に移動可能に設けられた軸受(不図示)により移動可能に支持されている。そして、一対の折りローラ154、155は、調整が容易で耐久性に優れて低コストであるバネ205a、205b、205c、205d(後述)から加圧されることにより、互いに加圧し合いバランスを取りながら保持されている。
また、一対の折りローラ154、155は、ギヤ等の連結手段が用いられていないので、高荷重でも耐えられ、バネ205a、205b、205c、205dの部品精度のみで、耐久性に優れて安定した折り目の正確な位置出しが行なえ、簡単な部品構成で、かつ低コストで安定した品質を保持できる。また、一対の折りローラ154、155は、その機構の強度不足により、折り癖206を強化させるに必要な一対の折りローラ154、155の押圧力を制限されることなく適正な条件で、折り目が形成された用紙束202に折り癖206を施すことが可能となり、一対の折りローラ154、155による折り位置と中綴じ部のステイプラ部151による中綴じ位置を正確に一致させつつ、強い折り癖206を施すようになっている。
なお、折りローラ154,155の支持方法を、上述したようなガイド穴を直動する軸受で説明したが、図示しない揺動板により支持してもよい。
バネ205a、205b、205c、205dは、一対の折りローラ154、155による用紙束202の折り目の押圧時に、ニップ部N(折りプレート152の移動軌跡線上)に対する各折りローラから加える押圧力が等しくなるように、一対の折りローラ(154、155)に一対の等しい加圧力を付与するものである。図3−2に示すように、バネ205aが折りローラ154の軸部211に、バネ205bが折りローラ154の軸部212に、バネ205cが折りローラ155の軸部213に、バネ205dが折りローラ155の軸部214に、それぞれ加圧力を付与する。
また、バネ205a、205b、205c、205dは、図3−2に示したような圧縮バネ部材に代えて、引張りバネ部材で代替してもよい。
排紙部は、回転するローラによって用紙を排紙する対になっている搬送ローラ156〜161と、搬送ガイド部材162、163によって形成された用紙束202が通過する搬送路142と、排紙された用紙束202を積載する排紙トレイ153とから主に構成されている。排紙部は、中折り部で折り癖206を施された用紙束202を、搬送ローラ156〜161により搬送路142を図2における矢印D方向に搬送し、排紙トレイ153へ矢印E方向に排紙する。
また、一対の折りローラ154、155から用紙束202が搬送される下流側に位置する搬送路142は、折りプレート152の移動軌跡線を延長した位置になるように配置されている。これにより、搬入される用紙束202に折り癖206を施して搬送する際に、折りプレート152の移動軌跡線上に一対の折りローラ154、155を対称的に変位することが可能となり、一対の折りローラ154、155による用紙束202の折り癖206を正確な位置に施すことができ、簡易な構成で容易にその折り癖206を強く見栄えが良く施すことができ、折り癖206を施した用紙束202を積載しても崩れることもなく安全である。
次に、図2、図3−1を参照して、用紙後処理装置100において中綴じ処理と中折り処理とを実行した場合の動作について説明する。まず、画像形成装置本体内部から矢印A方向に搬入された用紙Pを、搬送ローラ131〜140が搬送路141を通過するように矢印B方向に搬送する。そして、基準壁102、103およびジョガー104、105が搬送されてきた用紙Pの整合を行い、用紙Pは一時的にガイド部材106に積載される。
ガイド部材106に複数の用紙P(=用紙束202)が積載されると、ステイプラ部151が用紙束202の中央付近を綴じる。そして、折りプレート152が矢印C方向に移動することで、用紙束202の綴じ位置を押し上げて用紙束202に折り目を形成し、その折り目を一対の折りローラ154、155のニップ部Nに進入させる。このとき、水平な折りプレート152によって移動される用紙束202の折り目と、一対の折りローラ154、155のニップ部Nとは傾斜角X°を有している。
そして、一対の折りローラ154、155は、そのニップ部Nに進入してきた用紙束202の折り目を進入させながら端部S1から端部S2まで順次押圧して、折り癖206を施す。そして、折り癖206を施された用紙束202を、搬送ローラ156〜161が搬送路142を通過するように矢印D方向に搬送し、排紙トレイ153へ矢印E方向に排紙する。
以上のように、第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置は、水平に設けられた折りプレート152により形成された用紙束202の折り目に対して傾斜角を有した一対の折りローラ154、155のニップ部Nに用紙束202の折り目を進入させながら用紙束202の折り目を押圧することで、用紙束202の折り目に対して一括して押圧するのではなく、折り目の一方の端部S1から他方の端部S2まで順次押圧力を加えることができるため、用紙束202の搬送方向に対して略垂直方向へ押圧力を加えて折り癖206を施して、用紙束202の折り癖206を簡易に強く付け、中折りにした用紙束202の膨らみを軽減して安定した用紙束202の後処理を行うことができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置は、用紙束に形成された折り目を折りローラが押圧することで用紙束に折り癖を付けるものであり、水平に設けられた折りプレートに対して、傾斜角を有した折りローラが設けられていた。これに対して、第2の実施の形態にかかる用紙後処理装置は、同じく用紙束に形成された折り目を折りローラが押圧することで用紙束に折り癖を付けるものであるが、水平に設けられた折りローラに対して、傾斜角を有した折りプレートが設けられている。
第2の実施の形態にかかる用紙後処理装置の断面構成については、第1の実施の形態における図2を参照して説明する。また、搬送部、中綴じ部、排紙部は、第1の実施の形態と同様であるため、それら各部の説明は省略する。
以下、中折り部について説明する。図5−1は、第2の実施の形態にかかる用紙後処理装置における中折り部の説明図である。図5−1は、図2における用紙後処理装置を左側から見た中折り部を示している。図5−2は、第2の実施の形態にかかる用紙後処理装置における中折り部の説明図である。中折り部については、図2と、図5−1と、図5−2を参照して説明する。中折り部は、折りプレート303と、折りローラ301、302と、バネ(不図示)とから主に構成されている。ここで、バネの機能については、第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
折りプレート303は、中綴じ部で綴じられた用紙束304を挟んで一対の折りローラ301、302(後述)と反対側に、用紙束304の面に垂直に設けられた板状部材であって、水平に設けられた一対の折りローラ301、302のニップ部Nに対して、傾斜角をY°(例えば15°)有して設けられている。そして、折りプレート303は、中綴じ部によって綴じられた用紙束304の綴じ位置に沿って折り目を形成し、一対の折りローラ301、302のニップ部Nに向かって移動する。具体的には、図2、図5−1に示すように、折りプレート303は、矢印F方向に移動することで、ガイド部材106に載置された用紙束304の綴じ位置を上縁部で押し上げて折り目を形成し、用紙束304の折り目が折りローラ301と折りローラ302のニップ部Nに到達するように移動する。
一対の折りローラ301、302は、用紙束304の折り目を押圧して折り癖306を施すためのローラである。図5−2に示すように、折りローラ301はR1方向に回転し、折りローラ302はR2方向に従動回転する。また、一対の折りローラ301、302のニップ部Nは水平に設けられており、一対の折りローラ301、302は、ニップ部Nに対して傾斜角をY°有している折りプレート303によって移動されてくる用紙束304の折り目をニップ部Nに進入させる。これにより、一対の折りローラ301、302は、用紙束304の折り目を進入させながら、ニップ部Nが押圧部分となって用紙束304の折り目を押圧することになる。ここで、上述したように、折りプレート303がニップ部Nに対して傾斜角Y°を有して設けられているので、一対の折りローラ301、302のニップ部Nは、用紙束304の折り目を、折り目の一方の端部S3から他方の端部S4まで順次押圧する。すなわち、進入してくる用紙束304の折り目が端部S3からニップ部Nにまず進入し、ニップ部Nは用紙束304の端部S3から端部S4に向かって順次押圧することになり、従来の用紙後処理装置の折りローラのように、用紙の折り目の端部S3から端部S4までを一括して押圧するのではない。これにより、本実施の形態の一対の折りローラ301、302によれば、用紙に皺が形成されることが改善され、用紙束304の折り目に付けられた折り癖306は強く見栄えが良く、折り癖306をつけた後の用紙束304を積載しても崩れることがない。
次に、図2、図5−1を参照して、用紙後処理装置100において中綴じ処理と中折り処理とを実行した場合の動作について説明する。まず、画像形成装置本体内部から矢印A方向に搬入された用紙Pを、搬送ローラ131〜140が搬送路141を通過するように矢印B方向に搬送する。そして、基準壁102、103およびジョガー104、105が搬送されてきた用紙Pの整合を行い、用紙Pは一時的にガイド部材106に積載される。
ガイド部材106に複数の用紙P(=用紙束304)が積載されると、ステイプラ部151が用紙束304の中央付近を綴じる。そして、折りプレート303が矢印F方向に移動することで(図5−1参照)、用紙束304の綴じ位置を押し上げて用紙束304に折り目を形成し、その折り目を一対の折りローラ301、302のニップ部Nに進入させる。このとき、折りプレート303によって移動される用紙束304の折り目と、水平に設けられた一対の折りローラ301、302のニップ部Nとは傾斜角Y°を有している。
そして、一対の折りローラ301、302は、そのニップ部Nに進入してきた用紙束304の折り目を進入させながら端部S3から端部S4まで順次押圧して、折り癖306を施す。そして、折り癖306を施された用紙束304を、搬送ローラ156〜161が搬送路142を通過するように矢印D方向に搬送し、排紙トレイ153へ矢印E方向に排紙する。
以上のように、第2の実施の形態にかかる用紙後処理装置は、一対の折りローラ301、302に対して傾斜角を有した折りプレート303により形成された用紙束304の折り目を、水平に設けられた一対の折りローラ301、302のニップ部Nに進入させながら用紙束304の折り目を押圧することで、用紙束304の折り目に対して一括して押圧するのではなく、折り目の一方の端部S3から他方の端部S4まで順次追う圧力を加えることができるため、用紙束304の搬送方向に対して略垂直方向へ押圧力を加えて折り癖306を施して、用紙束304の折り癖306を簡易に強く付け、中折りにした用紙束304の膨らみを軽減して安定した用紙束304の後処理を行うことができる。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置は、用紙束に形成された折り目を折りローラが押圧することで用紙束に折り癖を付けるものであり、水平に設けられた折りプレートに対して、一定の傾斜角を有した折りローラが設けられていた。これに対して、第3の実施の形態にかかる用紙後処理装置は、同じく用紙束に形成された折り目を折りローラが押圧することで用紙束に折り癖を付けるものであるが、水平に設けられた折りプレートに対して、傾斜角を可変可能な折りローラが設けられている。
第3の実施の形態にかかる用紙後処理装置の断面構成については、第1の実施の形態における図2を参照して説明する。また、搬送部、中綴じ部、排紙部は、第1の実施の形態と同様であるため、それら各部の説明は省略する。
以下、中折り部について説明する。図6−1は、第3の実施の形態にかかる用紙後処理装置における中折り部の説明図である。図6−1は、図2における用紙後処理装置を左側から見た中折り部を示している。図6−2は、第3の実施の形態にかかる用紙後処理装置における中折り部の説明図である。図7は、第3の実施の形態にかかる用紙後処理装置における折ローラが移動した場合の中折り部の説明図である。中折り部については、図2と、図6−1と、図6−2、図7を参照して説明する。中折り部は、折りプレート403と、折りローラ401、402と、軸受部材413とベルト415とプーリ416とからなる駆動と、バネ(不図示)とから主に構成されている。ここで、バネの機能については、第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
折りプレート403は、中綴じ部で綴じられた用紙束404を挟んで一対の折りローラ401、402(後述)と反対側に、用紙束404の面に垂直に設けられた板状部材であって、一対の折りローラ401、402側の上縁部が水平になっている。そして、折りプレート403の上縁部は、中綴じ部によって綴じられた用紙束404の綴じ位置に沿って折り目を形成し、一対の折りローラ401、402のニップ部Nに向かって移動する。具体的には、図2、図6−1、図7に示すように、折りプレート403は、矢印G方向に移動することで、ガイド部材106に載置された用紙束404の綴じ位置を上縁部で押し上げて折り目を形成し、用紙束404の折り目が折りローラ401と折りローラ402のニップ部Nに到達するように移動する。
一対の折りローラ401、402は、用紙束404の折り目を押圧して折り癖406を施すためのローラである。図6−2に示すように、折りローラ401はR1方向に回転し、折りローラ402はR2方向に従動回転する。また、図7に示すように、一対の折りローラ401、402のニップ部Nが、用紙束404の折り目、つまり用紙束404を押し上げる折りプレート403の上縁部に対して傾斜角が設けられるように、駆動部によって支点414を中心に矢印H方向に回動する。具体的には、一対の折りローラ401、402は、形成するニップ部Nを折りプレート403の移動軌跡線上に保持するように、画像形成装置1本体に固定された前後側板(不図示)に設けられた軸受部材413により支持されている。そして、駆動モータ等(不図示)によりプーリ416が矢印K1方向に回転し、プーリ416の回転に伴ってベルト415がK2方向へ回転し、ベルト415の回転に伴って軸受部材413が支点414を中心に回動する。そうすると、軸受部材413に保持された一対の折りローラ401、402は、軸受部材413の回動に伴って、矢印H方向に回動して図7に示すように傾斜角(Z°)が設けられる。
また、傾斜角Z°は、用紙サイズや用紙の枚数に基づいて角度を調整して変更可能となっている。具体的には、システムコントローラ(図示せず)と駆動モータにより、用紙サイズが大きい程傾斜角Z°を小さい角度にし、逆に用紙サイズが小さい程傾斜角Z°は大きい角度にするように調整する。つまり、用紙サイズが大きいと折り目が付き易くなるため、一対の折りローラ401、402と折りブレード403との傾斜角Z°を小さくして生産性を向上させる。ここで、用紙サイズは、搬送路141に設置したセンサ(不図示)により検知して、検知信号を図示しないシステムコントローラへ送出する。そして、システムコントローラは、受け取った検知信号から用紙のサイズに応じた傾斜角を定めて、その角度に一対の折りローラ401、402(のニップ部N)が傾斜するように駆動モータに当該角度に応じた駆動指令を送出し、当該駆動指令を受け取った駆動モータにより指定された角度で一対の折ローラ401、402の傾斜角度を変更する。
また、システムコントローラ(図示せず)と駆動モータにより、用紙の枚数が多くなる程傾斜角Z°を大きい角度にし、逆に用紙の枚数が少なくなる程傾斜角Z°は小さい角度にするように調整する。つまり、用紙の枚数が多い場合は、一対の折りローラ401、402との角度を大きくすることでしっかりと折り目を押圧する。ここで、用紙の枚数は、既に画像形成装置本体1においてプリント等がなされた枚数を図示しないシステムコントローラが保持しており、システムコントローラは、その枚数に応じた傾斜角を定めて、その角度に一対の折りローラ401、402が傾くように駆動モータに当該角度に応じた駆動指令を送出し、当該駆動指令を受け取った駆動モータにより指定された角度で一対の折ローラ401、402の傾斜角度を変更する。
このように移動して用紙サイズや枚数に基づいた傾斜角Z°を有する一対の折りローラ401、402は、移動されてくる用紙束404の折り目をニップ部Nに進入させる。これにより、一対の折りローラ401、402は、用紙束404の折り目を進入させながら、ニップ部Nが押圧部分となって用紙束404の折り目を押圧することになる。ここで、上述したように、一対の折りローラ401、402のニップ部Nは、折りプレート403の上縁部に対して傾斜角Z°をもって設けられているので、用紙束404の折り目を、折り目の一方の端部S5から他方の端部S6まで順次押圧する。すなわち、進入してくる用紙束404の折り目が端部S5からニップ部Nにまず進入し、ニップ部Nは用紙束404の端部S5から端部S6に向かって順次押圧することになり、従来の用紙後処理装置の折りローラのように、用紙の折り目の端部S5から端部S6までを一括して押圧するのではない。これにより、本実施の形態の一対の折りローラ154、155によれば、用紙に皺が形成されることが改善され、用紙束404の折り目に付けられた折り癖406は強く見栄えが良く、折り癖406をつけた後の用紙束404を積載しても崩れることがない。本実施の形態では、駆動部として駆動モータ、プーリ、ベルト、および軸受部材によって折りローラを移動させているが、カム等によって折りローラを移動させてもよい。
次に、図2、図6−1、図7を参照して、用紙後処理装置100において中綴じ処理と中折り処理とを実行した場合の動作について説明する。まず、画像形成装置本体内部から矢印A方向に搬入された用紙Pを、搬送ローラ131〜140が搬送路141を通過するように矢印B方向に搬送する。そして、基準壁102、103およびジョガー104、105が搬送されてきた用紙Pの整合を行い、用紙Pは一時的にガイド部材106に積載される。
ガイド部材106に複数の用紙P(=用紙束404)が積載されると、ステイプラ部151が用紙束404の中央付近を綴じる。ここで、図示しないシステムコントローラからの指令により駆動する駆動モータ(不図示)によって、用紙束404のサイズや用紙の枚数に応じた傾斜角Z°を定めて、その角度に傾くよう一対の折りローラ401、402を回動させる。そして、折りプレート403が矢印G方向に移動することで、用紙束404の綴じ位置を押し上げて用紙束404に折り目を形成し、その折り目を一対の折りローラ401、402のニップ部Nに進入させる。このとき、水平な折りプレート403によって移動される用紙束404の折り目と、一対の折りローラ401、402とは傾斜角Z°を有している。
そして、一対の折りローラ401、402は、そのニップ部Nに進入してきた用紙束404の折り目を進入させながら端部S5から端部S6まで順次押圧して、折り癖406を施す。そして、折り癖406を施された用紙束404を、搬送ローラ156〜161が搬送路142を通過するように矢印D方向に搬送し、排紙トレイ153へ矢印E方向に排紙する。
以上のように、第3の実施の形態にかかる用紙後処理装置は、水平に設けられた折りプレート403により形成された用紙束404の折り目に対して、用紙サイズや枚数に基づいた傾斜角Z°を有した一対の折りローラ401、402のニップ部Nに用紙束404の折り目を進入させながら用紙束404の折り目を押圧することで、用紙束404の折り目に対して一括して押圧するのではなく、折り目の一方の端部S5から他方の端部S6まで順次押圧力を加えることができるため、用紙束404の搬送方向に対して略垂直方向へ押圧力を加えて折り癖406を施して、用紙束404の折り癖406を簡易に強く付け、中折りにした用紙束404の膨らみを軽減して安定した用紙束404の後処理を行うことができる。また、用紙束404の折り目に対する一対の折りローラ401、402の傾斜角Z°を、用紙サイズや枚数に応じて変更するよう調整できるため、折り癖406を効率よく付けられ生産性を向上させることができる。
第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置を画像形成装置に搭載した例を示す外観図である。 第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置の断面構成を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置における中折り部の説明図である。 第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置における中折り部の説明図である。 第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置によって折り癖が施された用紙束の正面図である。 第1の実施の形態にかかる用紙後処理装置によって折り癖が施された用紙束の側面図である。 第2の実施の形態にかかる用紙後処理装置における中折り部の説明図である。 第2の実施の形態にかかる用紙後処理装置における中折り部の説明図である。 第3の実施の形態にかかる用紙後処理装置における中折り部の説明図である。 第3の実施の形態にかかる用紙後処理装置における中折り部の説明図である。 第3の実施の形態にかかる用紙後処理装置における折ローラが移動した場合の中折り部の説明図である。
符号の説明
1 画像形成装置
100 用紙後処理装置
102、103 基準壁
104、105 ジョガー
106 ガイド部材
131〜140、154〜161 搬送ローラ
141、142 搬送路
151 ステイプラ部
152、303、403 折りプレート
153 排紙トレイ
154、155、301、302、401、402 折りローラ
162 搬送ガイド部材
202、304、404 用紙束
205a、205b、205c、205d バネ
206、306、406 折り癖
211、212、213、214、411、412 軸部
413 軸受部材
414 支点
415 ベルト
416 プーリ

Claims (12)

  1. 所定の処理の後処理の対象となる用紙を順次受け入れ、前記後処理を実行する用紙後処理装置において、
    搬送される前記用紙を一時的に積載する積載部と、
    搬送された前記用紙に折り目を形成して、前記用紙を移動する折り部材と、
    前記用紙に形成された折り目に対して傾斜角を有して設けられ、移動されてくる前記用紙の折り目を進入させながら前記折り目を押圧する押圧手段と、
    を備えることを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記折り部材は、前記押圧手段側の縁部が水平に設けられ、
    前記押圧手段は、前記縁部に対して傾斜角を有して設けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 前記押圧手段は、水平に設けられ、
    前記折り部材は、前記押圧手段側の縁部が前記押圧手段に対して傾斜角を有して設けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  4. 前記積載部に設けられ、複数の前記用紙の端部を揃える整合を行うための基準となる基準壁と、
    前記積載部に搬送されてくる前記複数の用紙を前記基準壁に当接させて前記整合を行う整合手段と、をさらに備え、
    前記折り部材は、整合された前記複数の用紙に折り目を形成して、前記複数の用紙を移動すること、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の用紙後処理装置。
  5. 前記整合手段によって整合された前記複数の用紙の中央付近を綴じる中綴じ手段をさらに備え、
    前記折り部材は、綴じられた前記複数の用紙の綴じ位置に沿って折り目を形成すること、
    を特徴とする請求項4に記載の用紙後処理装置。
  6. 前記押圧手段を、前記複数の用紙のサイズに基づいて前記複数の用紙の折り目との傾斜角を変更するように駆動する駆動手段をさらに備えること、
    を特徴とする請求項4または5に記載の用紙後処理装置。
  7. 前記駆動手段は、前記押圧手段を、前記複数の用紙のサイズが大きい程、前記複数の用紙の折り目との傾斜角を小さい角度に変更すること、
    を特徴とする請求項6に記載の用紙後処理装置。
  8. 前記押圧手段を、前記複数の用紙の枚数に基づいて前記複数の用紙の折り目との傾斜角を変更するように駆動する駆動手段をさらに備えること、
    を特徴とする請求項4または5に記載の用紙後処理装置。
  9. 前記駆動手段は、前記押圧手段を、前記複数の用紙の枚数が多い程、前記複数の用紙の折り目との傾斜角を大きい角度に変更すること、
    を特徴とする請求項8に記載の用紙後処理装置。
  10. 前記押圧手段は、一対の折りローラを含み、前記一対のローラのニップ部により前記折り目を押圧すること、
    を特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の用紙後処理装置。
  11. 用紙に画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段による画像形成後の用紙を順次受け入れ、画像形成後処理を実行する用紙後処理装置において、
    搬送される前記用紙を一時的に積載する積載部と、
    搬送された前記用紙に折り目を形成して、前記用紙を移動する折り部材と、
    前記用紙に形成された折り目に対して傾斜角を有して設けられ、移動されてくる前記用紙の折り目を進入させながら前記折り目を押圧する押圧手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. 所定の処理の後処理の対象となる用紙を順次受け入れ、前記後処理を実行する用紙後処理装置で実行される用紙後処理方法において、
    前記用紙に折り目を形成して、前記用紙を移動する折り目形成工程と、
    前記用紙に形成された折り目に対して傾斜角を有して設けられた押圧手段によって、移動されてくる前記用紙の折り目を進入させながら前記折り目を押圧する押圧工程と、
    を含むことを特徴とする用紙後処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011241021A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Canon Inc シート処理装置及び画像形成装置
JP2015120596A (ja) * 2013-11-22 2015-07-02 株式会社リコー シート処理装置、画像形成システム、シート処理方法

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