JP2012139893A - 積層板 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定の厚さを有しているにもかかわらず、軽量であり、かつ、機械的強度や付加価値などに優れた積層板の提供を目的とする。
【解決手段】積層板1は、所定の厚さを有し、樹脂シートを表面側及び裏面側に変形させることによって複数の中空突起の形成されたシート成形体2と、表面側に突き出た中空突起の先端部と接合される金属板3と、裏面側に突き出た中空突起の先端部と接合される金属板4とを備え、金属板3及び金属板4が剛体として機能する。
【選択図】 図1
【解決手段】積層板1は、所定の厚さを有し、樹脂シートを表面側及び裏面側に変形させることによって複数の中空突起の形成されたシート成形体2と、表面側に突き出た中空突起の先端部と接合される金属板3と、裏面側に突き出た中空突起の先端部と接合される金属板4とを備え、金属板3及び金属板4が剛体として機能する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、積層板に関し、特に、所定の厚さを有しているにもかかわらず、軽量であり、かつ、機械的強度や付加価値などに優れた積層板に関する。
気泡シートや気泡ボードなどは、中空部を有することにより、緩衝性や断熱性などといった優れた効果を発揮でき、また、軽量化や省資源化などを図れることから、広く活用されている。
また、中空部を有する立体構造物に関して、様々な技術が研究開発されている。
また、中空部を有する立体構造物に関して、様々な技術が研究開発されている。
たとえば、特許文献1には、中空の突起からなる一連の尖頭列を含む二つの面を有し、尖頭の高さと最大直径の比が2:1より大であることを特徴とする尖頭付シートの技術が開示されている。
この特許文献1には、尖頭付シートの表面側及び裏面側にそれぞれ表面形成シートが溶着されたプラスチック積層体の技術も開示されている。
この特許文献1には、尖頭付シートの表面側及び裏面側にそれぞれ表面形成シートが溶着されたプラスチック積層体の技術も開示されている。
また、特許文献2には、樹脂シートの両面にホーン状突起を連続的に形成させる立体構造物の製造方法の技術が開示されている。
この技術は、コンベアがキャタピラによって構成されており、キャタピラに立てられている垂直ピンに基板が保持され、基板の側面に設けられた基板支持ピンが溝カムに案内されることによって基板の垂直移行が行われ、さらに、一対の基板のそれぞれの表面にホーン状型の突起に対応した位置に孔を有する離型板が設けられ、離型板の側面に設けられた離型板支持ピンが基板とは別軌道の溝カムに案内されることによって、離型板によって基板と成形された樹脂シートが連続的に離されていくことを特徴とする。
この技術は、コンベアがキャタピラによって構成されており、キャタピラに立てられている垂直ピンに基板が保持され、基板の側面に設けられた基板支持ピンが溝カムに案内されることによって基板の垂直移行が行われ、さらに、一対の基板のそれぞれの表面にホーン状型の突起に対応した位置に孔を有する離型板が設けられ、離型板の側面に設けられた離型板支持ピンが基板とは別軌道の溝カムに案内されることによって、離型板によって基板と成形された樹脂シートが連続的に離されていくことを特徴とする。
また、特許文献3には、ホーン状突起の先端がさらに変形されていることを特徴とする立体構造物の技術が開示されている。
さらに、特許文献2、3には、立体構造物にシート状物を接合させる技術も開示されている。この技術によれば、樹脂シートの両面にホーン状突起を有する立体構造物の進行方向に加熱ロールを設け、そのロールにシート状物が導かれ、加熱ロールで加熱されて軟化され、ホーン状突起の先端に触れて、ホーン状突起の先端と接合されて、シート状物の接合された立体構造物が製造される。
さらに、特許文献2、3には、立体構造物にシート状物を接合させる技術も開示されている。この技術によれば、樹脂シートの両面にホーン状突起を有する立体構造物の進行方向に加熱ロールを設け、そのロールにシート状物が導かれ、加熱ロールで加熱されて軟化され、ホーン状突起の先端に触れて、ホーン状突起の先端と接合されて、シート状物の接合された立体構造物が製造される。
また、特許文献4には、樹脂シートの一部が変形されることによって多数の中空突起が形成されているシート成形体であって、少なくとも片面にある突起の数の10%以上の中空突起の高さが、15%以上の高さの差を有することを特徴とする、高さが異なる中空突起を有するシート成形体の技術が開示されている。
この特許文献4には、フィルムが、粘着剤や接着剤により、中空突起の先端に貼り合わされる技術も開示されている。
この特許文献4には、フィルムが、粘着剤や接着剤により、中空突起の先端に貼り合わされる技術も開示されている。
また、特許文献5には、アルミニウム薄板を蜂の巣状で形成したアルミニウムハニカム、このアルミニウムハニカムの一側面に接着剤シートで接着した発泡アルミニウム吸音板、及び、アルミニウムハニカムの他側面に接着剤シートで接着した遮音板を含むことを特徴とするハニカム−発泡アルミニウム防音壁用パネルの技術が開示されている。
しかしながら、上述した特許文献1〜4の技術は、シート成形体(尖頭付シートや立体構造物とも呼ばれる。)の突起(尖頭とも呼ばれる。)に、シートが接合されているものの、シートの機械的強度が弱く、かつ、十分な剛性を有していないことから、斬新なシーズを提供することができないといった問題があった。すなわち、気泡ボードなどは、梱包用資材などとして広く使用されているものの、特許文献1〜4の技術では、建築用資材などとして、金属材料やコンクリート材料などに対向できる機械的強度などを有し、さらに、シート成形体の特徴を利用して新たな付加価値を有する積層板を提供することができないといった問題があった。
ここで、新たな付加価値として、所定の厚さ(たとえば、20mm以上)を有しているにもかかわらず、軽量であり、かつ、機械的強度に優れていることや、全体的に湾曲した形状や様々な湾曲面を有する形状に容易に対応できることなどが挙げられる。
なお、特許文献5の技術は、本発明に関連する技術ではあるものの、ハニカム構造自体が湾曲形状に対応できない構造であり、上記の課題を解決することはできない。
なお、特許文献5の技術は、本発明に関連する技術ではあるものの、ハニカム構造自体が湾曲形状に対応できない構造であり、上記の課題を解決することはできない。
本発明は、以上のような問題を解決するために提案されたものであり、所定の厚さを有しているにもかかわらず、軽量であり、かつ、機械的強度や付加価値などに優れた積層板の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の積層板は、所定の厚さを有する積層板において、樹脂シートを表面側及び裏面側に変形させることによって複数の中空突起の形成されたシート成形体と、表面側に突き出た中空突起の先端部と接合される表面側の板状部材と、裏面側に突き出た中空突起の先端部と接合される裏面側の板状部材とを備え、板状部材が、剛体として機能する板材もしくは中空部を有し剛体として機能する中空板材からなり、又は、板状部材のいずれか一方が剛体として機能する板材、他方が中空部を有し剛体として機能する中空板材からなる構成としてある。
すなわち、本発明の積層板は、次の第一〜第四の構成のいずれかである。第一の構成は、表面側の板状部材と裏面側の板状部材が剛体として機能する板材からなる構成であり、第二の構成は、表面側の板状部材と裏面側の板状部材が中空部を有し剛体として機能する中空板材からなる構成であり、第三の構成は、表面側の板状部材が剛体として機能する板材からなり、裏面側の板状部材が中空部を有し剛体として機能する中空板材からなる構成であり、第四の構成は、表面側の板状部材が中空部を有し剛体として機能する中空板材からなり、裏面側の板状部材が剛体として機能する板材からなる構成である。
すなわち、本発明の積層板は、次の第一〜第四の構成のいずれかである。第一の構成は、表面側の板状部材と裏面側の板状部材が剛体として機能する板材からなる構成であり、第二の構成は、表面側の板状部材と裏面側の板状部材が中空部を有し剛体として機能する中空板材からなる構成であり、第三の構成は、表面側の板状部材が剛体として機能する板材からなり、裏面側の板状部材が中空部を有し剛体として機能する中空板材からなる構成であり、第四の構成は、表面側の板状部材が中空部を有し剛体として機能する中空板材からなり、裏面側の板状部材が剛体として機能する板材からなる構成である。
本発明の積層板によれば、所定の厚さを有しているにもかかわらず、軽量であり、かつ、機械的強度に優れ、さらに、新たな付加価値など(全体的に湾曲した形状や様々な湾曲面を有する形状に容易に対応できることなど)を提供することができる。
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態にかかる積層板を説明するための概略斜視図を示している。
また、図2は、本発明の第一実施形態にかかる積層板を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はA−A断面図を示しており、(c)は、B部拡大図を示している。
図1及び図2において、本実施形態の積層板1は、シート成形体2、表面側の板状部材としての金属板3、及び、裏面側の板状部材としての金属板4を備えた構成としてある。
図1は、本発明の第一実施形態にかかる積層板を説明するための概略斜視図を示している。
また、図2は、本発明の第一実施形態にかかる積層板を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はA−A断面図を示しており、(c)は、B部拡大図を示している。
図1及び図2において、本実施形態の積層板1は、シート成形体2、表面側の板状部材としての金属板3、及び、裏面側の板状部材としての金属板4を備えた構成としてある。
(シート成形体)
シート成形体2は、樹脂シートを表面側及び裏面側に変形させることによって、表面側に突き出た複数の中空突起21、及び、裏面側に突き出た複数の中空突起22が形成されている。なお、本実施形態のシート成形体2は、上記の特許文献2などに記載された製造方法や製造装置によって製造される。
上記の樹脂シート(変形前の樹脂シート)は、厚さにおいて特に制限されるものではないが、通常、0.数mm〜数mmの厚さを有している。
また、樹脂シートには、加熱等によって、荷重たわみ温度以上で流動性を示す樹脂が使用される。使用する樹脂として、たとえば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリカーボネート、ナイロン6やナイロン66等のポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル等のビニル樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル酸メチル樹脂等のアクリル樹脂、テトラフロロエチレン等のフッ素系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等の熱可塑性樹脂などが挙げられる。
シート成形体2は、樹脂シートを表面側及び裏面側に変形させることによって、表面側に突き出た複数の中空突起21、及び、裏面側に突き出た複数の中空突起22が形成されている。なお、本実施形態のシート成形体2は、上記の特許文献2などに記載された製造方法や製造装置によって製造される。
上記の樹脂シート(変形前の樹脂シート)は、厚さにおいて特に制限されるものではないが、通常、0.数mm〜数mmの厚さを有している。
また、樹脂シートには、加熱等によって、荷重たわみ温度以上で流動性を示す樹脂が使用される。使用する樹脂として、たとえば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリカーボネート、ナイロン6やナイロン66等のポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル等のビニル樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル酸メチル樹脂等のアクリル樹脂、テトラフロロエチレン等のフッ素系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等の熱可塑性樹脂などが挙げられる。
中空突起21は、水平方向の断面がほぼ円形状であり、表面側に近いほど前記円の外径が細くなるほぼホーン形状(針形状)としてあり、内部が中空である。この中空突起21は、ほぼ半球形状の先端部212を有している。また、複数の中空突起21は、行方向及び列方向に所定のピッチPで、マトリックス状に配設されている。
中空突起22は、水平方向の断面がほぼ円形状であり、裏面側に近いほど前記円の外径が細くなるほぼホーン形状としてあり、内部が中空である。なお、本実施形態では、中空突起21と中空突起22は、付き出る向きや位置が異なるものの、ほぼ同じ形状としてある。また、複数の中空突起22は、行方向及び列方向に所定のピッチPで、マトリックス状に配設されており、かつ、中空突起21に対しては、行方向及び列方向にP/2だけずれている。
中空突起22は、水平方向の断面がほぼ円形状であり、裏面側に近いほど前記円の外径が細くなるほぼホーン形状としてあり、内部が中空である。なお、本実施形態では、中空突起21と中空突起22は、付き出る向きや位置が異なるものの、ほぼ同じ形状としてある。また、複数の中空突起22は、行方向及び列方向に所定のピッチPで、マトリックス状に配設されており、かつ、中空突起21に対しては、行方向及び列方向にP/2だけずれている。
ここで、好ましくは、中空突起21の高さ(すなわち、変形前の樹脂シートから先端部212までの距離)及び中空突起22の高さは、それぞれほぼ10mm以上であればよく、より好ましくは、それぞれ20mm以上であればよい。この理由は、中空突起21や中空突起22が高いほど、積層板1の厚さが厚くなるので、たとえば、気泡ボード(たとえば、板厚10mmの気泡ボードは市販されている。)などとの差別化を図ることができるからである。
このように、積層板1は、中空突起21や中空突起22の高さに応じて、所定の厚さT、すなわち、20mm以上の厚さを容易に実現でき、本実施形態では、所定の厚さTを約80mmとしてある。
このように、積層板1は、中空突起21や中空突起22の高さに応じて、所定の厚さT、すなわち、20mm以上の厚さを容易に実現でき、本実施形態では、所定の厚さTを約80mmとしてある。
なお、中空突起21や中空突起22は、断面がほぼ円形状としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、多角形状や楕円形状などでもよい。さらに、先細りのほぼホーン形状としてあるが、先細りの程度などは特に限定されるものではない。
また、中空突起21や中空突起22の先端をほぼ半球形状としてあるが、先端の形状は特に限定されるものではなく、たとえば、平面や斜面を有する形状であったり、あるいは、孔の形成された形状であってもよい。
さらに、中空突起21や中空突起22の単位面積当たりに突設される数量や配設される位置などは、特に限定されるものではなく、たとえば、積層板1の使用目的などに応じて、数量や位置などは適宜設定される。
また、中空突起21や中空突起22の先端をほぼ半球形状としてあるが、先端の形状は特に限定されるものではなく、たとえば、平面や斜面を有する形状であったり、あるいは、孔の形成された形状であってもよい。
さらに、中空突起21や中空突起22の単位面積当たりに突設される数量や配設される位置などは、特に限定されるものではなく、たとえば、積層板1の使用目的などに応じて、数量や位置などは適宜設定される。
(板状部材)
積層板1は、上述したように、表面側の板状部材としての金属板3、及び、裏面側の板状部材としての金属板4を備えており、金属板3は、表面側に突き出た中空突起21の先端部212と接合され、金属板4は、裏面側に突き出た中空突起22の先端部と接合される。
金属板3、4は、通常、アルミニウム、ステンレス、鋼などからなる。この金属板3及び金属板4は、通常、0.5mm以上の厚さtを有しており、シート成形体2に対して十分強い機械的強度(たとえば、曲げ強度など)を有し、剛体として機能する。本実施形態では、厚さ約2mmのアルミニウム板を用いている。
なお、本実施形態の板状部材(金属板3、4)は、平板としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、後述するように、全体的に湾曲した形状や様々な湾曲面を有する形状であってもよい。
積層板1は、上述したように、表面側の板状部材としての金属板3、及び、裏面側の板状部材としての金属板4を備えており、金属板3は、表面側に突き出た中空突起21の先端部212と接合され、金属板4は、裏面側に突き出た中空突起22の先端部と接合される。
金属板3、4は、通常、アルミニウム、ステンレス、鋼などからなる。この金属板3及び金属板4は、通常、0.5mm以上の厚さtを有しており、シート成形体2に対して十分強い機械的強度(たとえば、曲げ強度など)を有し、剛体として機能する。本実施形態では、厚さ約2mmのアルミニウム板を用いている。
なお、本実施形態の板状部材(金属板3、4)は、平板としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、後述するように、全体的に湾曲した形状や様々な湾曲面を有する形状であってもよい。
また、本実施形態では、板状部材として、金属製の板(板材)を使用しているが、これに限定されるものではなく、たとえば、中空部を有する中空板材や、中空板材と板材の合板、中空板材どうしの合板、板材どうしの合板などでもよい。
ここで、板材や中空部材は、機械的強度(たとえば、曲げ強度など)に優れ、剛体として機能する。すなわち、金属を含む板材(通常、金属からなる板材)においては、該板材の厚さを0.5mm以上とすることにより、剛体として機能し、樹脂を含む板材(通常、樹脂からなる板材)においては、該板材の厚さを2mm以上とすることにより、剛体として機能し、さらに、中空板材においては、該中空板材の厚さを3mm以上とすることにより、剛体として機能する。
ここで、板材や中空部材は、機械的強度(たとえば、曲げ強度など)に優れ、剛体として機能する。すなわち、金属を含む板材(通常、金属からなる板材)においては、該板材の厚さを0.5mm以上とすることにより、剛体として機能し、樹脂を含む板材(通常、樹脂からなる板材)においては、該板材の厚さを2mm以上とすることにより、剛体として機能し、さらに、中空板材においては、該中空板材の厚さを3mm以上とすることにより、剛体として機能する。
また、板状部材の材料として、通常、樹脂材料、金属材料、又は、これらの複合材料が使用されるが、特に限定されるものではない。すなわち、樹脂材料、金属材料、ガラス材料、セラミック材料、木材など、又は、これらの複合材料などを使用してもよい。
さらに、中空部を有する中空板材として、たとえば、三層の気泡ボード、二層の気泡ボード、プラスチック段ボール、プラスチックハニカムボード、円錐台形状の中空ピンの先端どうしを溶着させた構造を有する四層のプラスチック構造板(四層の気泡ボードとも呼ばれる。)などが挙げられる。
さらに、中空部を有する中空板材として、たとえば、三層の気泡ボード、二層の気泡ボード、プラスチック段ボール、プラスチックハニカムボード、円錐台形状の中空ピンの先端どうしを溶着させた構造を有する四層のプラスチック構造板(四層の気泡ボードとも呼ばれる。)などが挙げられる。
また、金属板3及び金属板4は、中空突起21及び中空突起22と対応する位置に、それぞれ孔31及び孔41が形成されている。
図2(c)に示すように、孔31に中空突起21の先端部212が挿入され、先端部212は、加熱ローラ(図示せず)などにより加熱されるとともに変形され、係合部211となり孔31と係合する。これにより、金属板3は、中空突起21と接合される。なお、中空突起22も、中空突起21と同様に変形され、係合部221が孔41と係合することにより、金属板4は、中空突起22と接合される。
図2(c)に示すように、孔31に中空突起21の先端部212が挿入され、先端部212は、加熱ローラ(図示せず)などにより加熱されるとともに変形され、係合部211となり孔31と係合する。これにより、金属板3は、中空突起21と接合される。なお、中空突起22も、中空突起21と同様に変形され、係合部221が孔41と係合することにより、金属板4は、中空突起22と接合される。
ここで、本実施形態の積層板1は、金属板3の孔31に係合する係合部211が、金属板3を表面側に移動させようとする外力を受け、先細りの中空突起21が、金属板3を裏面側に移動させようとする外力を受け、さらに、孔31と当接する中空突起21の部分が、金属板3を水平方向(たとえば、左右方向)に移動させようとする外力を受ける。なお、金属板4に対しては、中空突起22がほぼ同様に作用する。また、シート成形体2は、一つの中空突起21と隣接する四つの中空突起22が、あたかも四本脚のタワー形状となり、一つの中空突起22と隣接する四つの中空突起21が、あたかも四本脚の逆さのタワー形状となり、タワー形状と逆さのタワー形状とがマトリックス状につながった構造を有している。
すなわち、積層板1は、金属板3と金属板4を、シート成形体2が強固に連結しており、積層板1は、所定の厚さT(約80mm)を有しているにもかかわらず、軽量であり、かつ、機械的強度に優れている。
また、積層板1は、剛体である二枚の金属板3、4の機械的強度を大幅に向上させた機械的強度を有しており、この効果は、金属板3、4の代わりに、樹脂シートを接合した立体構造物などでは、得られないものである。
すなわち、積層板1は、金属板3と金属板4を、シート成形体2が強固に連結しており、積層板1は、所定の厚さT(約80mm)を有しているにもかかわらず、軽量であり、かつ、機械的強度に優れている。
また、積層板1は、剛体である二枚の金属板3、4の機械的強度を大幅に向上させた機械的強度を有しており、この効果は、金属板3、4の代わりに、樹脂シートを接合した立体構造物などでは、得られないものである。
なお、本実施形態では、中空突起21の全てに係合部211が形成され、中空突起22の全てに係合部221が形成されているが、これに限定されるものではない。たとえば、図示してないが、中空突起21の一部は、係合部211が形成される代わりに、金属板3の下面と当接し、金属板3を裏面側に移動させようとする外力を受ける構成としてもよい。これにより、先細りの中空突起21が、金属板3を裏面側に移動させようとする外力を受けきれないといった不具合を回避することができる。
また、図示してないが、積層板1の端面には、通常、側板などが取り付けられる。
また、図示してないが、積層板1の端面には、通常、側板などが取り付けられる。
以上説明したように、本実施形態の積層板1によれば、所定の厚さT(約80mm)を有しているにもかかわらず、軽量であり、かつ、機械的強度を大幅に向上させることができる。さらに、積層板1は、複数の中空突起21及び中空突起22を有しているので、断熱性や遮音性などを向上させることができる。
また、本実施形態は、様々に応用することができる。
次に、本実施形態の応用例について、図面を参照して説明する。
また、本実施形態は、様々に応用することができる。
次に、本実施形態の応用例について、図面を参照して説明する。
<第一応用例>
図3は、本発明の第一実施形態の各応用例にかかる積層板を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
図3(a)において、第一応用例の積層板は、上述した積層板1と比べると、孔31の代わりに、ザグリ311を有する孔31aが形成された点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、積層板1とほぼ同様としてある。
したがって、図3(a)において、図1、2と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図3は、本発明の第一実施形態の各応用例にかかる積層板を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
図3(a)において、第一応用例の積層板は、上述した積層板1と比べると、孔31の代わりに、ザグリ311を有する孔31aが形成された点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、積層板1とほぼ同様としてある。
したがって、図3(a)において、図1、2と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
ザグリ311は、皿ザグリとしてあり、孔31aに中空突起21の先端部212が挿入され、この先端部212は、加熱ローラ(図示せず)などにより加熱されるとともに変形され、係合部211aとなる。この係合部211aが、ザグリ311と同じ形状となって孔31aと係合することにより、金属板3は、中空突起21と接合される。この際、係合部211は、金属板3の表面より出ないので、製品としての機能性や美観などを向上させることができる。
なお、金属板3について説明したが、金属板4についても同様な構成としてもよい。
このように、本応用例の積層板は、第一実施形態の積層板1とほぼ同様の効果を奏するとともに、機能性や美観などを向上させることができる。
なお、金属板3について説明したが、金属板4についても同様な構成としてもよい。
このように、本応用例の積層板は、第一実施形態の積層板1とほぼ同様の効果を奏するとともに、機能性や美観などを向上させることができる。
<第二応用例>
図3(b)において、第二応用例の積層板は、上述した第一応用例の積層板と比べると、中空突起21bが段付き部213を有する点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、第一応用例とほぼ同様としてある。
したがって、図3(b)において、図3(a)と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図3(b)において、第二応用例の積層板は、上述した第一応用例の積層板と比べると、中空突起21bが段付き部213を有する点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、第一応用例とほぼ同様としてある。
したがって、図3(b)において、図3(a)と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
中空突起21bは、先端部212より根元側に、金属板3と当接する段付き部213を有している。このようにすると、金属板3が根元側に移動するといった不具合を確実に防止することができ、機械的強度をさらに向上させることができ、また、耐久性や信頼性などを向上させることができる。さらに、金属板3が段付き部213によって位置決めされるので、積層板の厚さTの寸法精度を向上させることができる。
なお、金属板3について説明したが、金属板4についても同様な構成としてもよい。
このように、本応用例の積層板は、第一応用例の積層板とほぼ同様の効果を奏するとともに、機械的強度などをさらに向上させることができる。
なお、金属板3について説明したが、金属板4についても同様な構成としてもよい。
このように、本応用例の積層板は、第一応用例の積層板とほぼ同様の効果を奏するとともに、機械的強度などをさらに向上させることができる。
<第三応用例>
図3(c)において、第三応用例の積層板は、上述した積層板1と比べると、孔31の代わりに、凹部32を形成した点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、積層板1とほぼ同様としてある。
したがって、図3(c)において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図3(c)において、第三応用例の積層板は、上述した積層板1と比べると、孔31の代わりに、凹部32を形成した点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、積層板1とほぼ同様としてある。
したがって、図3(c)において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
凹部32は、截頭円錐形を逆さにした形状としてあり、変形された係合部211cが凹部32の内部に充填されることにより、中空突起21と金属板3とを強固に、かつ、耐久性や信頼性などに優れた状態で接合することができる。さらに、金属板3の表面に係合部211などが露出しないので、製品としての付加価値や美観などを向上させることができる。
なお、凹部32の形状は、上記に限定されるものではなく、たとえば、変形された係合部211cが凹部32から抜けない形状であればよい。
また、金属板3について説明したが、金属板4についても同様な構成としてもよい。
なお、凹部32の形状は、上記に限定されるものではなく、たとえば、変形された係合部211cが凹部32から抜けない形状であればよい。
また、金属板3について説明したが、金属板4についても同様な構成としてもよい。
また、本応用例の積層板は、全ての先端部212を加熱し、この状態で金属板3をシート成形体2に押し付けることにより、変形された係合部211cが全ての凹部32の内部に充填されるので、生産性に優れた状態で製造することができる。
さらに、金属板3をシート成形体2に押し付ける位置を精度よく制御することにより、積層板の厚さTの寸法精度を向上させることができる。
このように、本応用例の積層板は、第一実施形態の積層板1とほぼ同様の効果を奏するとともに、金属板3の表面に係合部211などが露出しないので、製品としての付加価値や美観などを向上させることができる。
さらに、金属板3をシート成形体2に押し付ける位置を精度よく制御することにより、積層板の厚さTの寸法精度を向上させることができる。
このように、本応用例の積層板は、第一実施形態の積層板1とほぼ同様の効果を奏するとともに、金属板3の表面に係合部211などが露出しないので、製品としての付加価値や美観などを向上させることができる。
<第四応用例>
図3(d)において、第四応用例の積層板は、上述した積層板1と比べると、孔31の代わりに、リベット33が配設された点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、積層板1とほぼ同様としてある。
したがって、図3(d)において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図3(d)において、第四応用例の積層板は、上述した積層板1と比べると、孔31の代わりに、リベット33が配設された点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、積層板1とほぼ同様としてある。
したがって、図3(d)において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
リベット33は、被係合部材として、中空突起21と対応する位置に設けられており、開口部より大きな直径を有するほぼ円板状の凹部331が形成されている。この凹部331の内部に、変形された係合部211dが充填されることにより、中空突起21と金属板3とを強固に、かつ、耐久性や信頼性などに優れた状態で接合することができる。さらに、金属板3の表面にリベット33が露出するものの係合部211などが露出しないので、製品としての付加価値や美観などを向上させることができる。
なお、リベット33の形状は、上記に限定されるものではなく、たとえば、変形された係合部211dがリベット33から抜けない形状であればよい。
また、金属板3について説明したが、金属板4についても同様な構成としてもよい。
なお、リベット33の形状は、上記に限定されるものではなく、たとえば、変形された係合部211dがリベット33から抜けない形状であればよい。
また、金属板3について説明したが、金属板4についても同様な構成としてもよい。
[第二実施形態]
図4は、本発明の第二実施形態にかかる積層板を説明するための概略斜視図を示している。
また、図5は、本発明の第二実施形態にかかる積層板を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はC−C断面図を示しており、(c)は、D部拡大図を示している。
図4及び図5において、本実施形態の積層板1eは、上述した第一実施形態の積層板1と比べると、金属板3の代わりに樹脂板3eを備えている点、金属板4の代わりに気泡ボード4eを備えている点、及び、中空突起21が樹脂板3eと直接的に溶着され、中空突起22が気泡ボード4eと直接的に溶着されている点などが相違する。なお、本実施形態の他の構成は、積層板1とほぼ同様としてある。
したがって、図4、5において、図1、2と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図4は、本発明の第二実施形態にかかる積層板を説明するための概略斜視図を示している。
また、図5は、本発明の第二実施形態にかかる積層板を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はC−C断面図を示しており、(c)は、D部拡大図を示している。
図4及び図5において、本実施形態の積層板1eは、上述した第一実施形態の積層板1と比べると、金属板3の代わりに樹脂板3eを備えている点、金属板4の代わりに気泡ボード4eを備えている点、及び、中空突起21が樹脂板3eと直接的に溶着され、中空突起22が気泡ボード4eと直接的に溶着されている点などが相違する。なお、本実施形態の他の構成は、積層板1とほぼ同様としてある。
したがって、図4、5において、図1、2と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
(板状部材)
積層板1eは、上述したように、表面側の板状部材としての樹脂板3e、及び、裏面側の板状部材としての気泡ボード4eを備えており、樹脂板3eは、表面側に突き出た中空突起21の先端部212と直接的に溶着されることにより接合され、気泡ボード4eは、裏面側に突き出た中空突起22の先端部と直接的に溶着されることにより接合される。
樹脂板3eは、樹脂製の板(板材)を使用しており、通常、2mm以上の厚さte1を有しており、シート成形体2に対して十分強い機械的強度(たとえば、曲げ強度など)を有し、剛体として機能する。本実施形態では、厚さ約3mmのポリカーボネート板を用いている。なお、使用される樹脂は、ポリカーボネートに限定されるものではなく、たとえば、シート成形体2に用いられる樹脂などが挙げられる。
積層板1eは、上述したように、表面側の板状部材としての樹脂板3e、及び、裏面側の板状部材としての気泡ボード4eを備えており、樹脂板3eは、表面側に突き出た中空突起21の先端部212と直接的に溶着されることにより接合され、気泡ボード4eは、裏面側に突き出た中空突起22の先端部と直接的に溶着されることにより接合される。
樹脂板3eは、樹脂製の板(板材)を使用しており、通常、2mm以上の厚さte1を有しており、シート成形体2に対して十分強い機械的強度(たとえば、曲げ強度など)を有し、剛体として機能する。本実施形態では、厚さ約3mmのポリカーボネート板を用いている。なお、使用される樹脂は、ポリカーボネートに限定されるものではなく、たとえば、シート成形体2に用いられる樹脂などが挙げられる。
気泡ボード4eは、バックシート401、キャップシート402及びライナーシート403を有しており、通常、3mm以上の厚さte2を有しており、シート成形体2に対して十分強い機械的強度(たとえば、曲げ強度など)を有し、剛体として機能する。本実施形態では、厚さ約10mmの三層のポリプロピレン製の気泡ボード4eを用いている。なお、使用される樹脂は、ポリプロピレンに限定されるものではなく、たとえば、シート成形体2に用いられる樹脂などが挙げられる。また、三層構造に限定されるものではなく、たとえば、二層の気泡ボードを用いてもよい。
さらに、本実施形態の板状部材(樹脂板3e、及び、気泡ボード4e)は、平板状としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、後述するように、全体的に湾曲した形状や様々な湾曲面を有する形状の板状部材であってもよい。
さらに、本実施形態の板状部材(樹脂板3e、及び、気泡ボード4e)は、平板状としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、後述するように、全体的に湾曲した形状や様々な湾曲面を有する形状の板状部材であってもよい。
ここで、図5(c)に示すように、全ての中空突起21の先端部212を加熱し、この状態で樹脂板3eをシート成形体2に押し付けることにより、加熱された先端部212が樹脂板3eと直接的に溶着され、溶着部211eが形成される。また、図示してないが、全ての中空突起22の先端部を加熱し、この状態で気泡ボード4eをシート成形体2に押し付けることにより、加熱された先端部が気泡ボード4eと直接的に溶着され、溶着部221eが形成される。
この際、樹脂板3eや気泡ボード4eを予備加熱してもよく、また、全ての中空突起21の先端部212及び全ての中空突起22の先端部を加熱し、樹脂板3eと気泡ボード4eをほぼ同時にシート成形体2に押し付けてもよく、これにより、生産性に優れた状態で製造することができる。
この際、樹脂板3eや気泡ボード4eを予備加熱してもよく、また、全ての中空突起21の先端部212及び全ての中空突起22の先端部を加熱し、樹脂板3eと気泡ボード4eをほぼ同時にシート成形体2に押し付けてもよく、これにより、生産性に優れた状態で製造することができる。
さらに、積層板1eは、樹脂板3eや気泡ボード4eの表面に係合部211などが露出しないので、製品としての付加価値や美観などを向上させることができる。
また、積層板1eは、剛体である樹脂板3e及び気泡ボード4eの機械的強度を大幅に向上させた機械的強度を有しており、この効果は、樹脂板3e及び気泡ボード4eの代わりに、樹脂シートを接合した立体構造物などでは、得られないものである。
なお、その他の構成などは、積層板1とほぼ同様としてある。
また、積層板1eは、剛体である樹脂板3e及び気泡ボード4eの機械的強度を大幅に向上させた機械的強度を有しており、この効果は、樹脂板3e及び気泡ボード4eの代わりに、樹脂シートを接合した立体構造物などでは、得られないものである。
なお、その他の構成などは、積層板1とほぼ同様としてある。
以上説明したように、本実施形態の積層板1eによれば、第一実施形態の積層板1とほぼ同様の効果を奏するとともに、溶着によって強固に接合でき、さらに、孔31、41などを加工する必要がないので、生産性の向上や製造原価のコストダウンなどを図ることができる。さらに、樹脂板3eや気泡ボード4eの表面に係合部211などが露出しないので、製品としての付加価値や美観などを向上させることができる。
また、本実施形態は、様々な応用例を有している。
次に、本実施形態の応用例について、図面を参照して説明する。
また、本実施形態は、様々な応用例を有している。
次に、本実施形態の応用例について、図面を参照して説明する。
<第五応用例>
図6は、本発明の第二実施形態の各応用例にかかる積層板を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
図6(a)において、第五応用例の積層板は、上述した積層板1eと比べると、樹脂板3eの代わりに、複合材料板3fを備えた点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、積層板1eとほぼ同様としてある。
したがって、図6(a)において、図4、5と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図6は、本発明の第二実施形態の各応用例にかかる積層板を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
図6(a)において、第五応用例の積層板は、上述した積層板1eと比べると、樹脂板3eの代わりに、複合材料板3fを備えた点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、積層板1eとほぼ同様としてある。
したがって、図6(a)において、図4、5と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
複合材料板3fは、金属板からなる基材部301、及び、樹脂板からなる溶着用部302を有している。溶着用部302は、あらかじめ基材部301に接着剤などにより接合されている。
この複合材料板3fは、厚さが0.5mm以上の金属板を有しており、シート成形体2に対して十分強い機械的強度(たとえば、曲げ強度など)を有し、剛体として機能する。また、加熱された先端部212が溶着用部302と直接的に溶着され、溶着部211eが形成されるので、中空突起21に強固に接合される。
この複合材料板3fは、厚さが0.5mm以上の金属板を有しており、シート成形体2に対して十分強い機械的強度(たとえば、曲げ強度など)を有し、剛体として機能する。また、加熱された先端部212が溶着用部302と直接的に溶着され、溶着部211eが形成されるので、中空突起21に強固に接合される。
なお、本応用例では、基材部301を金属板としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、シート成形体2の樹脂の融点より、高温の融点を有する樹脂からなる樹脂板(板厚は2mm以上である。)でもよい。かかる場合、溶着用部302の樹脂として、シート成形体2と溶着しやすい樹脂が用いられ、溶着における熱的付加を軽減できるとともに、強固に、かつ、確実に溶着を行うことができる。
このように、本応用例の積層板は、第二実施形態の積層板1eとほぼ同様の効果を奏するとともに、複合材料板3fが金属板を有する場合にも対応でき、付加価値を向上させることができる。
このように、本応用例の積層板は、第二実施形態の積層板1eとほぼ同様の効果を奏するとともに、複合材料板3fが金属板を有する場合にも対応でき、付加価値を向上させることができる。
<第六応用例>
図6(b)において、第六応用例の積層板は、上述した積層板1eと比べると、中空突起21と対応する位置に、リベット33fが配設された点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、積層板1eとほぼ同様としてある。
したがって、図6(b)において、図4、5と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図6(b)において、第六応用例の積層板は、上述した積層板1eと比べると、中空突起21と対応する位置に、リベット33fが配設された点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、積層板1eとほぼ同様としてある。
したがって、図6(b)において、図4、5と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
リベット33fは、溶着用部材として、中空突起21と対応する位置に設けられており、開口部より大きな直径を有するほぼ円板状の凹部に樹脂からなる溶着用部材332を有している。この溶着用部材332と先端部212が溶着され、溶着部211eが形成されるので、中空突起21と金属板3とを強固に、かつ、耐久性や信頼性などに優れた状態で接合することができる。さらに、金属板3の表面にリベット33fが露出するものの係合部211などが露出しないので、製品としての付加価値や美観などを向上させることができる。
このようにしても、本応用例の積層板は、第二実施形態の積層板1eとほぼ同様の効果を奏するとともに、溶着方法の自由度を広げることができる。
また、本発明は、上述した応用例の他にも、様々な応用例を有している。
次に、本発明の応用例について、図面を参照して説明する。
このようにしても、本応用例の積層板は、第二実施形態の積層板1eとほぼ同様の効果を奏するとともに、溶着方法の自由度を広げることができる。
また、本発明は、上述した応用例の他にも、様々な応用例を有している。
次に、本発明の応用例について、図面を参照して説明する。
<第七応用例>
図7は、本発明の各応用例にかかる積層板を説明するための要部の概略断面図を示している。
図7(a)において、第七応用例の積層板1gは、上述した積層板1と比べると、金属板3、4の代わりに、全体的にほぼ同じ方向に湾曲している樹脂板3g、4gを備えている点、及び、中空突起21が樹脂板3gと直接的に溶着され、中空突起22が樹脂板4gと直接的に溶着されている点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、積層板1とほぼ同様としてある。
したがって、図7(a)において、図1、2と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図7は、本発明の各応用例にかかる積層板を説明するための要部の概略断面図を示している。
図7(a)において、第七応用例の積層板1gは、上述した積層板1と比べると、金属板3、4の代わりに、全体的にほぼ同じ方向に湾曲している樹脂板3g、4gを備えている点、及び、中空突起21が樹脂板3gと直接的に溶着され、中空突起22が樹脂板4gと直接的に溶着されている点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、積層板1とほぼ同様としてある。
したがって、図7(a)において、図1、2と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
樹脂板3g、4gは、相互に対応する湾曲面を有しており、湾曲面の曲率半径は、シート成形体2が容易に湾曲できる曲率半径以上としてある。また、単体の状態のシート成形体2は、容易に湾曲させることができる。
したがって、たとえば、本応用例のように、樹脂板3g、4gが同じ方向に湾曲している場合、中空突起21や中空突起22の高さを変えることなく、シート成形体2を湾曲させることにより、中空突起21及び中空突起22を、樹脂板3g及び樹脂板4gと直接的に溶着させることができる。
すなわち、容易に製造でき、生産性を向上させることができ、さらに、様々な曲率半径で湾曲した樹脂板3g、4gに応じて、シート成形体2を容易に湾曲させることができるので、格段に優れた生産性を実現することができる。
なお、樹脂板3g、4gの代わりに、金属板3、4を用い、第一実施形態とほぼ同様にして係合により接合してもよい。あるいは、金属板3、4を用い、接着剤などを介して接着されることにより接合してもよい。
したがって、たとえば、本応用例のように、樹脂板3g、4gが同じ方向に湾曲している場合、中空突起21や中空突起22の高さを変えることなく、シート成形体2を湾曲させることにより、中空突起21及び中空突起22を、樹脂板3g及び樹脂板4gと直接的に溶着させることができる。
すなわち、容易に製造でき、生産性を向上させることができ、さらに、様々な曲率半径で湾曲した樹脂板3g、4gに応じて、シート成形体2を容易に湾曲させることができるので、格段に優れた生産性を実現することができる。
なお、樹脂板3g、4gの代わりに、金属板3、4を用い、第一実施形態とほぼ同様にして係合により接合してもよい。あるいは、金属板3、4を用い、接着剤などを介して接着されることにより接合してもよい。
このように、本応用例の積層板1gは、所定の厚さ(約80mm)を有しているにもかかわらず、軽量であり、かつ、機械的強度に優れており、さらに、全体的に湾曲した形状であるといった新たな付加価値を提供することができる。
なお、本応用例は、全体的に同じ方向に湾曲した形状としてあるが、湾曲の形状はこれに限定されるものではなく、たとえば、波型に湾曲した形状であってもよい。すなわち、本応用例の積層板1gは、様々な湾曲面を有する形状に容易に対応できるといった優れた効果を有している。
なお、本応用例は、全体的に同じ方向に湾曲した形状としてあるが、湾曲の形状はこれに限定されるものではなく、たとえば、波型に湾曲した形状であってもよい。すなわち、本応用例の積層板1gは、様々な湾曲面を有する形状に容易に対応できるといった優れた効果を有している。
<第八応用例>
図7(b)において、第八応用例の積層板1hは、上述した第七応用例と比べると、シート成形体2の中空突起21や中空突起22が、樹脂板3h、4hの形状に対応した高さを有している点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、第七応用例とほぼ同様としてある。
したがって、図7(b)において、図7(a)と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図7(b)において、第八応用例の積層板1hは、上述した第七応用例と比べると、シート成形体2の中空突起21や中空突起22が、樹脂板3h、4hの形状に対応した高さを有している点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、第七応用例とほぼ同様としてある。
したがって、図7(b)において、図7(a)と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
シート成形体2は、各中空突起21が、樹脂板3hの波型形状に対応した高さを有しており、各中空突起22が、樹脂板4hの波型形状に対応した高さを有している。このようにすると、波型のピッチが短く(たとえば、2P〜4P)、シート成形体2を湾曲させて対応できない場合であっても、対応することができ、積層板1hの付加価値を向上させることができる。
また、本応用例では、中空突起21や中空突起22は、高さが異なっても、先端部の形状をほぼ同じとし、ほぼ同じ溶着面積を実現できる構成としてある。
また、本応用例では、中空突起21や中空突起22は、高さが異なっても、先端部の形状をほぼ同じとし、ほぼ同じ溶着面積を実現できる構成としてある。
なお、本応用例においては、ピッチの短い波型形状としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、図示してないが、樹脂板3hを1.5Pだけ移動させた形状とすることもでき、かかる場合、凸レンズと凹レンズを交互につなげたような形状の積層体を提供することができる。
このように、本応用例の積層板1hは、第七応用例の積層板1gとほぼ同様の効果を奏するとともに、様々な形状を実現でき、積層板1hの付加価値を向上させることができる。
このように、本応用例の積層板1hは、第七応用例の積層板1gとほぼ同様の効果を奏するとともに、様々な形状を実現でき、積層板1hの付加価値を向上させることができる。
<第九応用例>
図7(c)において、第九応用例の積層板1iは、上述した第八応用例と比べると、樹脂板4hの代わりに、気泡ボード4eを備えた点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、第八応用例とほぼ同様としてある。
したがって、図7(c)において、図7(b)と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図7(c)において、第九応用例の積層板1iは、上述した第八応用例と比べると、樹脂板4hの代わりに、気泡ボード4eを備えた点などが相違する。なお、本応用例の他の構成は、第八応用例とほぼ同様としてある。
したがって、図7(c)において、図7(b)と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
このように、本応用例の積層板1iは、第八応用例とほぼ同様の効果を奏するとともに、樹脂板4hの代わりに、気泡ボード4eを備えており、断熱性や防音性を向上させることができ、建築用の壁材などとしての付加価値を向上させることができる。
以上、本発明の積層板について、好ましい実施形態などを示して説明したが、本発明に係る積層板は、上述した実施形態などにのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した表面側の板状部材及び裏面側の板状部材は、剛体として機能する構成としてあるが、これに限定されるものではない。たとえば、表面側の板状部材のみが剛体として機能する構成としてもよい。このようにすると、選択の自由度を増大させることができ、たとえば、裏面側の板状部材の代わりに、装置の筐体に接合する構成することができる。また、上面側の板状部材の代わりに、吸音部材などでシート成形体を覆う構成としてもよい。
例えば、上述した表面側の板状部材及び裏面側の板状部材は、剛体として機能する構成としてあるが、これに限定されるものではない。たとえば、表面側の板状部材のみが剛体として機能する構成としてもよい。このようにすると、選択の自由度を増大させることができ、たとえば、裏面側の板状部材の代わりに、装置の筐体に接合する構成することができる。また、上面側の板状部材の代わりに、吸音部材などでシート成形体を覆う構成としてもよい。
1、1e、1g、1h、1i 積層板
2 シート成形体
3 金属板
3e、3g、3h 樹脂板
3f 複合材料板
4 金属板
4e 気泡ボード
4g、4h 樹脂板
21、21b 中空突起
22 中空突起
31、31a 孔
32 凹部
33、33f リベット
41 孔
211、211a、211c、211d 係合部
211e 溶着部
212 先端部
213 段付き部
221 係合部
221e 溶着部
301 基材部
302 溶着用部
311 ザグリ
331 凹部
332 溶着用部材
401 バックシート
402 キャップシート
403 ライナーシート
2 シート成形体
3 金属板
3e、3g、3h 樹脂板
3f 複合材料板
4 金属板
4e 気泡ボード
4g、4h 樹脂板
21、21b 中空突起
22 中空突起
31、31a 孔
32 凹部
33、33f リベット
41 孔
211、211a、211c、211d 係合部
211e 溶着部
212 先端部
213 段付き部
221 係合部
221e 溶着部
301 基材部
302 溶着用部
311 ザグリ
331 凹部
332 溶着用部材
401 バックシート
402 キャップシート
403 ライナーシート
Claims (7)
- 所定の厚さを有する積層板において、
樹脂シートを表面側及び裏面側に変形させることによって複数の中空突起の形成されたシート成形体と、
表面側に突き出た前記中空突起の先端部と接合される表面側の板状部材と、
裏面側に突き出た前記中空突起の先端部と接合される裏面側の板状部材と
を備え、
前記板状部材が、剛体として機能する板材もしくは中空部を有し剛体として機能する中空板材からなり、又は、前記板状部材のいずれか一方が剛体として機能する板材、他方が中空部を有し剛体として機能する中空板材からなることを特徴とする積層板。 - 前記板状部材が、前記中空突起と対応する位置に孔、凹部又は被係合部材を有し、前記中空突起の先端部が、変形されることにより、前記孔、凹部又は被係合部材と係合することを特徴とする請求項1に記載の積層板。
- 前記中空突起が、前記先端部より根元側に、前記板状部材と当接する段付き部を有することを特徴とする請求項2に記載の積層板。
- 前記板状部材と前記中空突起の先端部とが、直接的に、若しくは、溶着用部材を介して溶着され、又は、接着剤を介して接着されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の積層板。
- 前記表面側の板状部材及び前記裏面側の板状部材が、相互に対応する湾曲面を有する、あるいは、前記表面側の板状部材及び前記裏面側の板状部材の少なくとも一つが、一又は二以上の湾曲面を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層板。
- 前記中空突起が、前記湾曲面の形状に対応する高さを有することを特徴とする請求項5に記載の積層板。
- 前記中空板材の厚さが3mm以上であり、前記板材が金属を含むとき、該板材の厚さが0.5mm以上であり、前記板材が樹脂を含むとき、該板材の厚さが2mm以上であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の積層板。
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