JP3132468U - ビーズ保持トレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】 真球形状のビーズを載置保持するためのビーズ保持トレイであって、長尺や大きい絵模様を作成するために連結可能な構成とされたビーズ保持トレイを提供する。
【解決手段】 所望肉厚の矩形状の保持トレイ本体部10と、保持トレイ本体部10の第1の側壁20に設けられた第1鍔部25及び該第1の側壁20に直交する第2の側壁30に設けられた第2鍔部35とから成り、保持トレイ本体部10の上面全体には複数のビーズを各々載置保持するための略半球形状の窪み11が規則的に形成されており、第1鍔部25と第2鍔部35にはそれぞれ複数の係止凸部26,36が上方に向けて突設されており、第1の側壁20と対向する第3の側壁40には第1鍔部25の係止凸部26に対応する位置に係止凹部41が、また第2の側壁30と対向する第4の側壁50には第2鍔部35の係止凸部36に対応する位置に係止凹部51がそれぞれ形成されているビーズ保持トレイ1とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、ビーズ保持トレイに関し、更に詳しくは、隣り合うビーズを互いに融着させて遊ぶビーズ玩具に使用するビーズ保持トレイに関する。
従来、ビーズを熱融解して互いを融着することにより模様を作るビーズ玩具がある。これは、熱融解可能な樹脂製ビーズを所望のデザインどおりに並べ、ビーズの表面を熱で融解させて隣り合うビーズ同士を融着させることによりビーズによる絵模様を作成するものである。
例えば、基板上の表面に等間隔に配列された耐熱性の合成樹脂素材で形成された凸状体に、加熱によって溶解する性質を有した小円筒体状のビーズを所望のデザインとなるように装着し、該小円筒体を加熱融着してビーズの絵模様を作成する溶着ビーズ玩具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このビーズ玩具において、基板の端部同士を係合させることにより小円筒体を配列する部位の面積を大きくすることができる。従って、複数の基板を連結させることで比較的大きい絵模様も作成することができる。
特開2005−34429号公報
上記従来のビーズ玩具において、基板上に形成された凸状体は前後左右に規則的に配列されており、使用する小円筒体状のビーズは前後左右に隣接するビーズのみと接触することとなる。ビーズの熱融着時には、これら円筒体状のビーズは、隣接するビーズとその側面において面接触するため、完成した絵模様にある程度の強度を持たせることができる。しかしながら、真球形状のビーズを使用する場合、ビーズ同士は点接触するため上記構成の基板では密着性が低く、作成した絵模様が壊れやすくなるおそれがある。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、水融解性などの真球形状のビーズを載置保持するためのビーズ保持トレイであって、長尺や大きいビーズの絵模様を作成するために連結可能な構成とされ、且つ完成した絵模様に強度を持たせることができるようにビーズを保持する窪みが配列されたビーズ保持トレイを提供することを目的とする。
本考案に係るビーズ保持トレイは、所望肉厚の矩形状の保持トレイ本体部と、該保持トレイ本体部の第1の側壁に設けられた第1鍔部及び該第1の側壁に直交する第2の側壁に設けられた第2鍔部とから成り、前記保持トレイ本体部の上面全体には複数のビーズを各々載置保持するための略半球形状の窪みが規則的に形成されており、前記第1鍔部と第2鍔部にはそれぞれ複数の係止凸部が上方に向けて突設されており、前記第1の側壁と対向する第3の側壁には第1鍔部の係止凸部に対応する位置に係止凹部が、また前記第2の側壁と対向する第4の側壁には第2鍔部の係止凸部に対応する位置に係止凹部がそれぞれ形成されていることを特徴とする。
前記窪みは、載置されるビーズ同士が互いに接するように前記保持トレイ本体部の一辺と平行に配置されると共にこの窪み列が偶数列配列され、且つ、隣接する窪み列は半ピッチ分だけ列線方向にずれて形成されていることが好ましい。
また、前記窪みは、球面の一部で形成される底部と該底部に連なる円筒壁部とで形成される略半球形状とする。
更に、前記第1鍔部に設けられた複数の係止凸部間の間隔と前記第2鍔部に設けられた複数の係止凸部間の間隔とが異なることが好ましい。
本考案において、前記保持トレイ本体部は略正方形状として形成することが好ましい。
また、本考案に係るビーズ保持トレイは、透明又は半透明の透視可能の材料で形成してなることが好ましい。
本考案に係るビーズ保持トレイは、前記第1鍔部に設けられた係止凸部に他のビーズ保持トレイの第3の側壁に形成された係止凹部が係合され、及び/又は、前記第2鍔部に設けられた係止凸部に他のビーズ保持トレイの第4の側壁に形成された係止凹部が係合されて、互いに連結されたビーズ保持トレイの窪み列が延長可能又は窪み列の配列が延長可能とされていることを特徴とする。
本考案のビーズ保持トレイは互いを連結することができるため、長尺や大きいビーズの絵模様を作成することが可能となる。そして、真球形状のビーズを載置する窪み列が、半ピッチ分だけずれるようにしてトレイ上面に複数列配列されているため、載置されたビーズは最大で6個のビーズと接触することとなり、ビーズ同士の密着性を高め完成したビーズの絵模様に強度を持たせることができ、長尺や大きい絵模様であっても簡単に破損することがないようにすることができる。
また、前記窪みを球面の一部で形成される底部と該底部に連なる円筒壁部とで形成される略半球形状としているため、ビーズは窪みの上端周縁で支持され、水溶解性ビーズを融着させる際に使用する液体のうち余分な水分を窪みの底部に落下させることができる。
更に、前記第1鍔部の係止凸部間の間隔と第2鍔部の係止凸部間の間隔とを変えてそれぞれ形成しているため、複数のビーズ保持トレイを連結する際にビーズ保持トレイの方向性が定められ、半ピッチ分だけずれた窪み列の配列を崩すことなく連続的に延長することができる。
本考案に係るビーズ保持トレイは、所望肉厚の略正方形状の保持トレイ本体部と、該保持トレイ本体部の第1の側壁に設けられた第1鍔部及び該第1の側壁に直交する第2の側壁に設けられた第2鍔部とを一体に形成し、前記保持トレイ本体部の上面には複数のビーズを各々載置保持するための略半球形状の窪みを規則的に形成し、前記第1鍔部と第2鍔部にはそれぞれ2つの係止凸部を上方に向けて突設すると共に、前記第1の側壁と対向する第3の側壁には第1鍔部の係止凸部に対応する位置に係止凹部を、また前記第2の側壁と対向する第4の側壁には第2鍔部の係止凸部に対応する位置に係止凹部をそれぞれ形成してなるものである。
前記窪みは、載置されるビーズ同士が互いに接するように前記保持トレイ本体部の一辺と平行に窪み列として偶数列配列され、且つ、隣接する窪み列は半ピッチ分だけ列線方向にずれて形成される。そして、前記第1鍔部に設けられた2つの係止凸部間の間隔と前記第2鍔部に設けられた2つの係止凸部間の間隔とを異なる幅で形成する。
以下、本考案に係るビーズ玩具セットについて詳細に説明する。図1は、本考案に係るビーズ保持トレイの上面図である。図2は、図1のビーズ保持トレイの裏面図であり、図3は、図1のビーズ保持トレイの前側面図であり、図4は右側面図である。図5は、本考案のビーズ保持トレイを横に並べて連結した状態を示す図及びその断面図である。図6は、本考案のビーズ保持トレイを縦に並べて連結した状態を示す図である。図7は、2枚並べて連結した保持トレイを使用してビーズの絵模様を作成する図である。図8は、本考案のビーズ保持トレイを固定保持するためのベーストレイの上面図及びその断面図であり、図9は、イラストシートの上面図である。
本考案に係るビーズ保持トレイ1は、液体に接触すると表面が溶解し乾燥により接着力が活性化する真球形状の樹脂製ビーズを載置保持するためのトレイである。図1乃至図4に示したように、ビーズ保持トレイ1は、所望肉厚の略正方形の樹脂製薄板である保持トレイ本体部10と、該保持トレイ本体部10の第1の側壁20に設けられた第1鍔部25、及び該第1の側壁20に直交する第2の側壁30に設けられた第2鍔部35とを一体に形成して成る。
前記第1鍔部25は、前記第1の側壁20の下端面に、一端を第1の側壁20の側端より内側に他端を該第1の側壁20の側端より外側に突出するようにして配設されている。第1鍔部25には、図1及び図4に示したように、上面略中央に係止小突起27が設けられており、該係止小突起27の左右対象位置に2つの係止凸部26,26が第1鍔部25の側辺から上方に向けて突設されている。第1鍔部25に設けられる係止小突起27及び係止凸部26,26は、保持トレイ本体部10の上面より低い高さとされる。同様に、第2鍔部35は、前記第2の側壁30の下端面に、一端を第2の側壁30の側端より内側に他端を該第2の側壁30の側端より外側に突出するようにして配設され、図1及び図2に示したように、第1鍔部25及び第2鍔部35はその端部同士を接触させて保持トレイ本体部10と共に一体形成されている。そして第2鍔部35には、図1、図3及び図4に示したように、上面略中央に係止小突起37が設けられており、該係止小突起37の左右対象位置に係止凸部36,36が第2鍔部35の側面から上方に向けて突設されている。第2鍔部35に設けられる係止小突起37及び係止凸部36,36は、保持トレイ本体部10の上面より低い高さとされる。
前記第1鍔部25に設けられた2つの係止凸部26,26間の間隔と前記第2鍔部35に設けられた2つの係止凸部36,36間の間隔は異なり、第1鍔部25に設けられた係止凸部26,26間の間隔よりも第2鍔部35に設けられた係止凸部36,36間の間隔を長くしている。これは、ビーズ保持トレイ1を連結する際に一定の方向としてのみ連結可能として方向性を持たせるためである。
また、図2及び図3に示したように、前記第1の側壁20と対向する第3の側壁40の下端部略中央には第1鍔部25の係止小突起27に対応する位置に係止切り欠き42が形成されており、第3の側壁40の内側には第1鍔部25の係止凸部26,26に対応する位置に係止凹部41,41が形成されている。この2つの係止凹部41,41は、上面視コ字状の凹部壁43,43の開口側を第3の側壁40の内側壁に接して一体形成されて成るものであり、第1鍔部25に設けられた係止凸部26,26に合わせた大きさとされる。また、凹部壁43,43は、第1鍔部25の底面とほぼ同じ高さとなるように下端を第3の側壁40から突出させている。そして、前記係止切り欠き42も係止小突起27に合わせた大きさとして形成されている。
同様に、前記第2の側壁30と対向する第4の側壁50の下端部略中央には第2鍔部35の係止小突起37に対応する位置に係止切り欠き52が形成されており、第4の側壁50の内側には前記第2鍔部35の係止凸部36,36に対応する位置に係止凹部51,51が形成されている。この2つの係止凹部51,51は、上面視コ字状の凹部壁53,53の開口側を第4の側壁50の内側壁に接して一体形成されて成るものであり、第2鍔部35に設けられた係止凸部36,36に合わせた大きさとされる。また、凹部壁53,53は、第2鍔部35の底面とほぼ同じ高さとなるように下端を第4の側壁50から突出させている。そして、前記係止切り欠き52も係止小突起37に合わせた大きさとして形成されている。
つまり、本考案のビーズ保持トレイ1は、第1の側壁20側に設けられた係止凸部26,26及び係止小突起27が他のビーズ保持トレイ1の第3の側壁40側に形成された係止凹部41,41及び係止切り欠き42とそれぞれ係合し、一方で、第2の側壁30側に設けられた係止凸部36,36及び係止小突起37が他のビーズ保持トレイ1の第4の側壁50側に形成された係止凹部51,51及び係止切り欠き52とそれぞれ係合するように構成されている。
尚、第1鍔部25の係止凸部26,26間の間隔と第2鍔部35の係止凸部36,36間の間隔とを変えてそれぞれ形成しているため、複数のビーズ保持トレイ1を連結する際に、第1の側壁20側には第3の側壁40側のみが連結可能となっており、第2の側壁30側には第4の側壁50側のみが連結可能となっている。
保持トレイ本体部10の上面には、図1に示したように、前記ビーズを保持するための窪み11が全面に規則的に形成されている。この窪み11は、載置されるビーズ同士が互いに接するように保持トレイ本体部10の一辺と平行に配置されると共にこの窪み列が複数列配列されている。本考案において、この窪み列は第2の側壁30及び第4の側壁50方向に偶数列で配列されるとともに、隣接する窪み列は半ピッチ分だけ列線方向にずれて形成される。従って、図1、図3及び図4に示したように、窪み11は、保持トレイ本体部10の向かい合う第2の側壁30と第4の側壁50と平行に偶数の窪み列として配列され、第1の側壁20と第3の側壁40には半ピッチ分だけずれた窪み11が半球断面形状として形成されることとなる。
また、隣接する窪み列が半ピッチ分だけ列線方向にずらされているため、窪み11は、六方対称となるように配列されることとなり、該窪み11に載置されるビーズは最大で6個のビーズと接触することとなる。
前記窪み11はビーズを安定して保持できればよく、図3に示したように、例えば、略半球形状とする。当該窪み11は、球面の一部で形成される底部と該底部に連なる円筒壁部12とで形成される。該窪み11の開口径は、ビーズの直径とほぼ等しいかそれよりも小さい大きさとされる。該円筒壁部12は、ビーズ球面が窪み11と該窪み11の内壁面で接触するのを防ぐために形成されており、これにより、ビーズは窪み11の上端周縁部のみで支持される。
そして、保持トレイ本体部10の裏面には、第1の側壁20と第2の側壁30が接する角部と、第3の側壁40と第4の側壁50が接する角部に支持脚15が設けられている。当該支持脚15は、中空の円筒形状であり、下端面が第1鍔部25及び第2鍔部35の底面及び係止凹部41,51の下端面と略同じ高さに形成されている。また、支持脚15の内径は後述するベーストレイ70の固定支持突起71の外径に合わせて形成されており、当該固定支持突起71に外嵌できるようになっている。
本考案のビーズ保持トレイ1を複数枚連結する場合について説明する。図5(a)及び(b)に示したように、該第2の側壁30に設けた第2鍔部35の2つの係止凸部36,36に他のビーズ保持トレイ1の第4の側壁50に形成した2つの係止凹部51,51を係合させる。このとき、第2鍔部35に設けた係止小突起37と第4の側壁50に形成した係止切り欠き52も係合し、第2の側壁30と第4の側壁50は互いに安定して連結されることとなる。保持トレイ本体部10の上面に形成された窪み列は第2の側壁30及び第4の側壁50方向に1列となるように形成されているため、連結部分においても窪み列は平行に配列されることとなる。更に、窪み列は偶数列にて形成されているため、第2の側壁30の直近の窪み列と第4の側壁50の直近の窪み列は半ピッチ分だけ列線方向にずれており、ビーズ保持トレイ1の連結部分における窪み11の配列の規則性が保たれ、窪み列の配列が延長される。
反対に、第1の側壁20側と他のビーズ保持トレイ1の第3の側壁40側を連結する場合、図6に示したように、該第1の側壁20に設けた第1鍔部25の2つの係止凸部26,26に他のビーズ保持トレイ1の第3の側壁40に形成した2つの係止凹部41,41を係合させる。このとき、第1鍔部25に設けた係止小突起27と第3の側壁40に形成した係止切り欠き42も係合し、第1の側壁20と第3の側壁40は互いに安定して連結されることとなる。第1の側壁20に形成された窪み11と第3の側壁40に形成された窪み11はそれぞれ半球形状を垂直軸方向に半分に割った形状であるため、第1の側壁20側と第3の側壁40側とを連結することにより新たな窪み11が形成される。つまり、連結部分において新たな窪み11が形成されることによってビーズ保持トレイ1の連結部分における窪み11の配列の規則性が保たれ、窪み列が延長される。
従って、上記した構成のビーズ保持トレイ1は、複数枚を連結してビーズ載置部分を大きくすることが可能である。隣接する窪み列は半ピッチ分ずつずらされているため、第1の側壁20、第2の側壁30、第3の側壁40及び第4の側壁50近傍の窪み列の配列は異なるが、当該ビーズ保持トレイ1はその連結方向に方向性を持たせているため、その方向に従ってビーズ保持トレイ1を連結することにより、連結部分における窪み列も規則的な配列として延長することができる。
上記の如く本考案のビーズ保持トレイ1を連結すると、比較的大きなビーズの絵模様や、長尺のビーズの絵模様を作成することが可能となる。例えば、図7に示したように、複数の色のビーズ60を文字を描くように配置することができる。
前述した如く、本考案に使用するビーズ60は、液体に接触すると表面が融解し乾燥により接着力が活性化する樹脂製ビーズである。このビーズ60は、ポリビニルアルコール等の水系接着剤を配合した合成樹脂を成形することにより作成される。複数の色のビーズ60を所望の絵や文字を描くようにビーズ保持トレイ1の窪み11に載置し、霧吹きや刷毛などを用いてビーズ60の表面を湿潤させると、ビーズ60の表面が融解して接着剤が溶解し、隣接するビーズ60同士が接着連結され、ビーズの絵模様を作成することができる。
ビーズ60は最大で6個のビーズ60と接触するため、ビーズ同士の密着性が高く、完成した絵模様は十分な強度を有することとなる。従って、長尺や大きい絵模様を作成した場合であっても簡単に破損することはない。
また、本考案のビーズ保持トレイ1は透明又は半透明の透視可能の材料で形成することもできる。その場合、図8(a)及び(b)に示したベーストレイ70に図9に示したイラストシート80を載置し、その上からビーズ保持トレイ1を載置することで、イラストシート80のイラストに沿ってビーズ60を載置することができる。ベーストレイ70は、ビーズ保持トレイ1と略同大とし、上面の対角線上の角部2箇所に円柱形状の固定支持突起71を備えている。また、ベーストレイ70の上面よりも一段下がるようにして略円形状の載置部72が形成されており、略中央には貫通孔74が形成されている。イラストシート80は、ベーストレイ70と略同大とされ、対角線上の角部2箇所にベーストレイ70の固定支持突起71に嵌め合う大きさの貫通孔82が形成されており、表面にはビーズ60の直径に略等しい直径の丸柄81で構成された模様が描かれている。
このベーストレイ70の固定支持突起71にイラストシート80の貫通孔82を外嵌し、ビーズ保持トレイ1の支持脚15を該固定支持突起71に外嵌して固定する。このようにすることで、ビーズ保持トレイ1の上面からイラストシート80の図柄が透視でき、イラストシート80の図柄の丸柄81の色及び配置に合わせてビーズ60を保持トレイ本体部10の窪み11に配置するだけで所望のビーズ60の絵模様を作成することができる。
また、イラストシート80がベーストレイ70より小さいときは、図8(a)及び(b)に示したように、載置部72にイラストシート80を載置することでベーストレイ70とビーズ保持トレイ1の間にイラストシート80を挟持することができる。また、このとき、イラストシート80に切り欠きを形成し、ベーストレイ70の載置部72に形成した係止凸部73にこの切り欠きを係合させることにより、安定してイラストシート80を載置することができる。
また、ベーストレイ70の略中央には貫通孔74が形成されているため、ビーズ保持トレイ1及びイラストシート80はベーストレイ70の底面側から指などで押し上げることにより、容易に取り外しができる。
本考案において、保持トレイ本体部10は矩形状とすることも可能である。この場合、第1鍔部25の係止凸部26,26間の間隔と第2鍔部35の係止凸部36,36間の間隔を異なるように構成し、ビーズ保持トレイ1の方向性に規則性を持たせると共に窪み列を偶数列で配列すればよい。
また、第1の側壁20に設けられる第1鍔部25と第2の側壁30に設けられる第2鍔部35は、その両端が第1及び第2の側壁より内側に位置するようにして配設されても良い。
本考案に係るビーズ保持トレイの上面図である。 図1のビーズ保持トレイの裏面図である。 図1のビーズ保持トレイの前側面図である。 図1のビーズ保持トレイの右側面図である。 (a)は本考案のビーズ保持トレイを横に並べて連結した状態を示す図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 本考案のビーズ保持トレイを縦に並べて連結した状態を示す図である。 2枚並べて連結した保持トレイを使用してビーズの絵模様を作成する図である。 (a)は本考案のビーズ保持トレイを固定保持するためのベーストレイの上面図であり、(b)は(a)のB−B断面図である。 イラストシートの上面図である。
符号の説明
1 ビーズ保持トレイ
10 保持トレイ本体部 11 窪み
12 円筒壁部 15 支持脚
20 第1の側壁 25 第1鍔部
26 係止凸部 27 係止小突起
30 第2の側壁 35 第2鍔部
36 係止凸部 37 係止小突起
40 第3の側壁 41 係止凹部
42 係止切り欠き 43 凹部壁
50 第4の側壁 51 係止凹部
52 係止切り欠き 53 凹部壁
60 ビーズ
70 ベーストレイ 71 固定支持突起
72 載置部 73 係止凸部
74 貫通孔
80 イラストシート 81 丸柄
82 貫通孔

Claims (7)

  1. 所望肉厚の矩形状の保持トレイ本体部と、
    該保持トレイ本体部の第1の側壁に設けられた第1鍔部及び該第1の側壁に直交する第2の側壁に設けられた第2鍔部
    とから成り、
    前記保持トレイ本体部の上面全体には複数のビーズを各々載置保持するための略半球形状の窪みが規則的に形成されており、
    前記第1鍔部と第2鍔部にはそれぞれ複数の係止凸部が上方に向けて突設されており、前記第1の側壁と対向する第3の側壁には第1鍔部の係止凸部に対応する位置に係止凹部が、また前記第2の側壁と対向する第4の側壁には第2鍔部の係止凸部に対応する位置に係止凹部がそれぞれ形成されている
    ことを特徴とするビーズ保持トレイ。
  2. 前記窪みは、載置されるビーズ同士が互いに接するように前記保持トレイ本体部の一辺と平行に配置されると共にこの窪み列が偶数列配列され、且つ、隣接する窪み列は半ピッチ分だけ列線方向にずれて形成されていることを特徴とする請求項1に記載のビーズ保持トレイ。
  3. 前記窪みは、球面の一部で形成される底部と該底部に連なる円筒壁部とで形成される略半球形状とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のビーズ保持トレイ。
  4. 前記第1鍔部に設けられた複数の係止凸部間の間隔と前記第2鍔部に設けられた複数の係止凸部間の間隔とが異なることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のビーズ保持トレイ。
  5. 前記保持トレイ本体部は略正方形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のビーズ保持トレイ。
  6. 透明又は半透明の透視可能の材料で形成してなることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のビーズ保持トレイ。
  7. 前記第1鍔部に設けられた係止凸部に他のビーズ保持トレイの第3の側壁に形成された係止凹部が係合され、及び/又は、前記第2鍔部に設けられた係止凸部に他のビーズ保持トレイの第4の側壁に形成された係止凹部が係合されて、互いに連結されたビーズ保持トレイの窪み列が延長可能又は窪み列の配列が延長可能とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のビーズ保持トレイ。
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JP2009125232A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Epoch Co Ltd ビーズ組立治具及び該ビーズ組立治具を備えたビーズ玩具セット
CN113680081A (zh) * 2020-05-18 2021-11-23 永福有限公司 保持件

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