JP2012139823A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズル内部の負圧により、ノズル形成面に残っているインク廃液がノズル内へ引き込まれてしまったり、インク廃液払拭時のノズル内部へのインク廃液の押し込みにより、ノズル内部のインクに他色のインクが混色してしまうという課題がある。
【解決手段】キャップ部内に配置され、キャップ部を記録ヘッド30に当接した状態でキャップ部内を移動してノズル開口の周囲のインクを払拭する払拭部205と、制御手段としての制御装置と、を備え、制御装置は、記録ヘッド30にキャップ部を当接した状態で吸引ポンプ19を駆動して記録ヘッド30からインクを排出させた後に、記録ヘッド30とキャップ部の当接を維持しながら記録ヘッド30内とキャップ部内の圧力が同じになるように吸引ポンプ19を駆動するインクジェット式記録装置を提供する。
【選択図】図8

Description

本発明は、液体噴射装置に関するものである。
パーソナルコンピューター等の発達によりグラフィック処理が比較的簡単に実行できるようになったため、ディスプレイに表示されるたとえばカラー画像のハードコピーを高品質で出力できる記録装置が求められている。
ターゲットに対して液体を噴射させる液体噴射装置として、記録ヘッドから記録媒体に対してインク滴を噴射させて印刷を行うインクジェット式記録装置が知られている。そして、このようなインクジェット式記録装置は、記録ヘッドのノズルから記録媒体に対して微小なインク滴を吐出させて、所望の文字や図形等の画像を記録する。
このインクジェット式記録装置は、印刷時の騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で形成できるため、昨今においてはカラー印刷を含めた多くの印刷に使用されている。
インクジェット式記録装置は、インクカートリッジからのインクの供給を受けるインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドに対して相対的に移動させる紙送り手段を備え、記録ヘッドをキャリッジ上で記録用紙の幅方向に移動させながら記録用紙に対してインク滴を吐出させることで記録が行われる。
そして共通のキャリッジ上に、たとえばブラックインクを吐出するブラック用記録ヘッドと、イエロー、シアン、マゼンタの各インクの吐出が可能なカラー用記録ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト印刷ばかりでなく、各インクの吐出割合を変えることにより、フルカラー印刷を可能としている。
インクジェット式記録ヘッドは、圧力発生室で加圧したインクをノズルからインク滴として記録用紙に吐出させて印刷を行う関係上、ノズル開口からの溶媒の蒸発に起因するインク粘度の上昇や、インクの固化、塵埃の付着、さらには気泡の混入等によりノズル開口に目詰まりを発生し、印刷不良を起こすという問題を抱えている。
このために、インクジェット式記録装置には、非印刷時に記録ヘッドのノズル開口を封止するためのキャッピング手段と、必要に応じてノズルプレートを清掃するワイピング装置を備えている。
このキャッピング手段は、印刷の休止時にノズル開口のインクの乾燥を防止する蓋として機能するだけでなく、ノズル開口に目詰まりが生じた場合には、キャップ部材によりノズルプレートを封止し、吸引ポンプからの負圧により、ノズル開口からインク滴を吸引してノズル開口の目詰まりを解消する機能をも備えている。
通常のインクジェット式記録装置においては、キャップ部材によってノズルのインクを吸引した後に、ワイピング装置に備えられた、例えばゴム材料等により形成したワイピング部材により、ノズル形成面を払拭して清掃する操作が伴われる。
ところで、前記したワイピング部材は、クリーニング動作に伴いノズル形成面に付着したインクを掻き取ることによって、印刷領域に移動する記録ヘッドよりインク廃液がボタ落ちするのを阻止する機能と、記録ヘッドのノズル形成面に摺接して、ノズル開口に正常なインクのメニスカスを形成するための機能も兼ねている。このためにワイピング部材は、必要に応じて記録ヘッドの移動領域に対して水平方向に進退されるように構成されている。
このために、ノズル形成面から掻き取ったインク廃液は、ワイピング部材を伝わってワイピング部材より滴下する。このワイピング部材より滴下するインク廃液は、ワイピング部材が進退動作する移動領域の直下を汚染させるのみならず、これが広範囲に流れて、例えばワイピング部材を水平方向に進退させる駆動ユニットに回り込むなどして、ワイピング部材の正常な動作機能を阻害させるという問題を抱えている。さらに、ワイピング部材によって掻き取った廃液の一部は、キャッピング手段の内部空間を負圧に吸引する前記吸引ポンプにも回りこみ、吸引ポンプの正常な動作機能を阻害させるという問題も抱えている。
この問題を解消するのに、たとえば特許文献1のように、キャップ部材内部にワイピング部材を配置し、ワイピング部材によって記録ヘッドから掻き取ったインクをキャップ部材内部にて回収することにより、ワイピング部材から滴下するインク廃液によってもたらされる汚染、および機器の駆動障害の発生を防止することができるインクジェット式記録装置が提案されている。
特開2005−81594号公報
しかしながら、特許文献1に記載の液体吸引装置では、キャップ部材によってノズル内部のインクを吸引した後に、ワイピング部材によりノズル形成面を払拭するために、キャップ部材を記録ヘッドから離す必要がある。一般的にノズル内部は、−1kPa程度の負圧に保たれているため、キャップ部材が記録ヘッドから離れることにより、ノズル形成面をキャップ部材で覆っていた部分の負圧が開放されると、ノズル内部の負圧により、ノズル形成面に残っているインク廃液がノズル内へ引き込まれてしまったり、インク廃液払拭時のノズル内部へのインク廃液の押し込みにより、ノズル内部のインクに他色のインクが混色してしまうという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に関わる液体噴射装置は、ノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記ノズルを囲むようにして前記液体噴射ヘッドに当接するキャップ部と、前記キャップ部に連通し、前記キャップ部内を減圧するポンプ部と、を備える液体噴射装置であって、前記キャップ部内に配置され、前記キャップ部を前記液体噴射ヘッドに当接した状態で前記キャップ部内を移動して前記ノズル周囲の液体を払拭する払拭部と、前記キャップ部の駆動と、前記払拭部の駆動と、前記ポンプ部の駆動を制御する制御手段と、をさらに備え、前記制御手段は、前記液体噴射ヘッドに前記キャップ部を当接した状態で前記ポンプ部を駆動して前記液体噴射ヘッドから液体を排出させた後に、前記液体噴射ヘッドと前記キャップ部の当接を維持しながら前記液体噴射ヘッド内と前記キャップ部内の圧力が同じになるように前記ポンプ部を駆動し、かつ、前記払拭部を移動して前記ノズル周囲の液体を払拭することを特徴とする。
本適用例によれば、液体噴射ヘッドにキャップ部を当接した状態でポンプ部を駆動して液体噴射ヘッドから液体を排出させた後に、液体噴射ヘッドとキャップ部の当接を維持しながら液体噴射ヘッド内とキャップ部内の圧力が同じになるようにポンプ部を駆動する。これにより、液体噴射ヘッド内とキャップ部内の圧力差を小さくできる。そのため、液体噴射ヘッド内の方がキャップ部内より減圧状態となってノズルの周囲に残った液体がノズル内に引き込まれてしまうことを抑制できる。
また、液体噴射ヘッドとキャップ部の当接を維持した状態で、払拭部を移動してノズル周囲の液体を払拭する。これにより、払拭部の移動中も液体噴射ヘッド内とキャップ部内の圧力差を小さくできる。そのため、他のノズルの周囲から払拭部によって押されながら移動してきた液体が、ノズルの位置を通過するとき、液体噴射ヘッド内の方がキャップ部内より減圧状態となってそのノズル内部に引き込まれてしまうことを抑制できる。従って、ノズル内部に他の液体が混じってしまうことを抑制できる。
[適用例2]上記適用例に記載の液体噴射装置は、前記キャップ部内に、前記ノズルが形成されたノズル形成面と軸方向が平行の送りねじを配置し、前記送りねじに前記払拭部が係合し、前記送りねじを回転することで前記払拭部が移動することを特徴とする。
本適用例によれば、キャップ部内に配置された送りねじを回転することで払拭部は移動する。送りねじは微小に形成できるため、キャップ部内に払拭部の駆動機構を配置してもキャップ部を大きくすることを抑制できる。また、送りねじは払拭部を移動させる力が強いので、キャップ部内が減圧されていても移動させることができる。
[適用例3]上記適用例に記載の液体噴射装置における前記払拭部は、前記ノズル周囲を払拭する可撓性部材と、前記可撓性部材を保持する保持部とを備え、前記保持部は、前記キャップ部の内壁にガイドされて移動することを特徴とする。
本適用例によれば、払拭部の保持部がキャップ部の内壁にガイドされながら移動するため、払拭部の姿勢を安定にしながら払拭することができる。
インクジェット式記録装置を示す斜視図。 インクジェット式記録装置の電気的接続例を示す図。 インクジェット式記録装置の記録ヘッドの構造例を示す断面図。 記録ヘッドのノズル形成面の形状例を示す図。 記録ヘッドの圧電振動子の付近を示す図。 メンテナンス装置の構造例を模式的に示す図。 キャップ本体に備えられた払拭部を送りねじの軸方向から見た図。 ワイピング部材が開始位置にあるときのメンテナンス装置の状態を模式的に示す図。 ワイピング動作途中のメンテナンス装置の状態を模式的に示す図。 ワイピング動作終了時のメンテナンス装置の状態を模式的に示す図。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置10を示している。
図1に示すインクジェット式記録装置10は、インクジェットプリンターとも呼んでいる。インクジェット式記録装置10は、本体部1を有している。この本体部1は、ガイドレール17、プラテン12、キャリッジ14、メンテナンス装置20、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド30を備えている。
キャリッジ14の上部には、複数のインクカートリッジ2,3,4,5が着脱可能に装着できる。キャリッジ14の下部には、記録ヘッド30が設けられている。キャリッジ14は、ベルト15を介してモーター16に接続されている。モーター16が作動することによって、キャリッジ14はガイドレール17に沿ってプラテン12の軸方向である主走査方向Tに往復走行する。
ホームポジション18は、ガイドレール17の一方の端部に位置している。このホームポジション18は、キャリッジの走行経路の末端にある非印刷領域である。このホームポジション18には、本体部1の上にメンテナンス装置20が配置されている。このメンテナンス装置20は、クリーニングシステムもしくはクリーニング装置とも呼んでいる。
メンテナンス装置20は、キャップ本体201(図6参照)を備え、記録ヘッド30のノズル開口のインクの乾燥を防止する機能と、吸引ポンプ19からの負圧をノズル開口に作用させてノズル開口からインクを強制的に吸引して排出させる機能を備える。この吸引ポンプ19は、メンテナンス装置20を構成する一構成要素である。
図2は、図1に示すインクジェット式記録装置10の電気的な接続例を示している。インクジェット式記録装置10の制御装置7は、ローカルプリンターケーブルまたは通信ネットワークを介してホストコンピューター40のプリンタードライバー41に接続されている。プリンタードライバー41は、インクジェット式記録装置10に対して印刷やクリーニング動作あるいはインク吸引動作を実行させるためのコマンドを送るソフトウェアを搭載している。
図2に示すインクジェット式記録装置10は、制御装置7の他に、メンテナンス装置20、インクカートリッジ2,3,4,5、記録ヘッド30、キャリッジ14、用紙搬送機構15Aを含んでいる。図1の実施形態では、複数のインクカートリッジ2ないし5が、キャリッジ14の上に直接搭載されているが、これに限らずインクカートリッジ2ないし5がキャリッジとは別の位置に搭載しても勿論構わない。
図2の用紙搬送機構15Aは、図1の用紙29がプラテン12上を搬送するようになっている。用紙29は記録媒体の一種である。
図3は、図1に示す記録ヘッド30の構造例を示す断面図である。インクジェット式記録装置10は、特にカラープリンターとして用いられる場合には、この記録ヘッド30は、種類の異なる複数種類のインクを吐出するために、インクの種類ごとに独立したインク経路50を有している。
各インクカートリッジ2ないし5からのインクは、インク供給針50Aを介してインク経路50に流入する。インクの種類ごとに独立したインク経路50は、それぞれ複数の圧力室51に接続されている。各圧力室51には、ノズル開口55が接続されている。圧力室51から押し出されたインク滴がノズル開口55から吐出される。
図4はノズル形成面61におけるノズル開口列の配列例を示している。異なるインクの種類とは、見かけ上の色の違いにとどまらず、インクの構成成分の種類や比率が異なることを意味する。各ノズル開口列は、たとえば数10から数1000のノズル開口から構成され、本実施例においては、ブラックノズル開口列56と、カラーノズル開口列54により構成されている。
図5は、本発明のインクジェット式記録装置の記録ヘッド30の内部構造例を示している。上述したインクカートリッジから供給されるインクは、インク経路50を通って圧力室51へ供給される。印刷の際には、圧力発生素子としての圧電振動子39が伸縮動作することによって、圧力室51の容積を変化させて、圧力室51内のインクに圧力変動を生じさせる。これによって、ノズル開口55からインク滴が吐出できる。
記録ヘッド30内のインク中に気泡が混入したり、インク経路50や圧力室51内に増粘したインクが存在すると、インクの正常な流れが阻害されて、正常なインクの吐出が行えないことがある。この場合には、図2に示すメンテナンス装置20が用いられ、このメンテナンス装置20のキャップ本体201によるインクの強制排出が必要となる。
また、インクジェット式記録装置10を最初に使用する際の開始時や、インクカートリッジを別の種類のインクカートリッジに交換した場合では、図3の記録ヘッド30内のインク経路50の中にインクを充填する必要がある。このような初期のインクの充填に際しても、メンテナンス装置20のキャップ本体201が使用され、このキャップ本体201は、図3の記録ヘッド30のノズル開口55から空気およびインクを強制的に吸引し、ノズル開口55から排出する。
図6は、本発明の液体噴射ヘッドの液体吸収装置の一例であるインクジェット式記録装置のメンテナンス装置20の構造例を模式的に示す図である。メンテナンス装置20は、図1に示すインクジェット式記録装置10の本体部1におけるホームポジション18に配置されている。
メンテナンス装置20は、キャップ本体201、キャップ本体201を保持するキャップホルダー208、キャップホルダー208を図面上下方向に移動させるキャップ駆動装置214、ポンプ部である吸引ポンプ19、廃液タンク213を有している。
また、メンテナンス装置20には、ノズル形成面61を払拭する払拭部205、払拭部205を主走査方向Tに移動させる送りねじ204、送りねじ204を回転駆動するワイパー駆動装置203を含んで構成されるワイピング機構が備えられる。
払拭部205と送りねじ204は、キャップ本体201の内部に備えられ、ワイパー駆動装置203は、キャップ本体201の外部に備えられる。ワイパー駆動装置203は、例えば、小型のモーターを含んで構成され、キャップ本体201の壁部を、密閉性を有して貫通する送りねじ204の軸部と連結され、送りねじ204に回転駆動力を伝える。
記録ヘッド30は、図1のキャリッジ14とともに主走査方向Tのヘッド移動方向に沿ってガイドレール17によりホームポジション18側に移動される。
記録ヘッド30はキャリッジ14の下面側に設けられている。記録ヘッド30の下面はノズル形成面61である。このノズル形成面61は、図3と図4にその形状例を示している。ノズル形成面61には、上述したような複数のノズル開口列、たとえば図4の図示例では4列のノズル開口列54,56が形成されている。ノズル開口55は、主走査方向Tとは直交するU方向に沿って同じ間隔で形成されている。
キャップホルダー208に支持されたキャップ本体201と払拭部205について説明する。キャップ本体201は、非印刷領域であるホームポジション18において、印刷休止中の記録ヘッドに対して接触もしくは密着してノズル形成面61を封止することにより、ノズル形成面61のノズル開口の乾燥をできるだけ防ぐ構造である。
キャップ本体201は、吸引ポンプ19の負圧発生動作により、クリーニング動作時には記録ヘッド30のノズル開口55に負圧を与えて、ノズル開口55からインクを吸引する、及びフラッシング動作によって、記録ヘッド30のノズル開口55からインク滴を受けるための容器としての機能も持っている。
また、キャップ本体201は、上部に開口を有するたとえば箱状の部材である。このキャップ本体201は平面で見てたとえば長方形状の上部開口を有し、上端面には、この開口に沿ってシール部202が形成されている。このシール部202は、たとえば図6に示すようにノズル形成面61に対して接触して密着される部分である。これによって、キャップ本体201内の空間はノズル形成面61のほぼ全面を封止できる構造である。
さらに、キャップ本体201には、このキャップ本体201をノズル形成面61に対して接離駆動させるキャップ駆動装置214が接続されている。
また、キャップ本体201には、パイプ209を介して、本体の内部を大気圧に開放する圧力解除バルブ210が接続されており、キャップ本体201の後面下端部には、不要なインクを排出するインク排出管211が接続されている。インク排出管211には、キャップ本体201の内部に溜まったインクをインク排出管211から吸引するポンプ等の吸引ポンプ19が接続されており、吸引ポンプ19には、吸引されたインクを貯留する廃液タンク213が接続されている。
送りねじ204は、軸方向が主走査方向Tと同じ方向に備えられる。払拭部205は、可撓性を有し、ノズル形成面61を払拭するワイピング部材206と、ワイピング部材206を保持する保持部207とを含んで構成されている。
図7は、キャップ本体201に備えられた払拭部205を送りねじ204の軸方向から見た図である。ワイピング部材206は、図7に示すように、送りねじ204の軸方向と交わる方向に伸びる板状部材である。
ワイピング部材206は、例えば、ゴム等の撥水性を有する弾性部材とフェルトやスポンジ等の吸液性部材とを貼り合わせることにより形成され、弾性部材で拭ったインク液を吸液性部材に吸収させるようになっている。
保持部207は、ワイピング部材206の下半部分を保持する部材であり、例えば、上面が開放した合成樹脂製の箱状部材によって構成される。
保持部207には、内周にメネジを有する貫通孔が形成され、送りねじ204には、外周にオネジが形成されている。キャップ本体201の内部において、送りねじ204のオネジは、保持部207に形成されたメネジと嵌合して備えられる。
図7に示すように、保持部207はキャップ本体201の内壁に当接する。図6、図7の送りねじ204が回転すると、保持部207は、キャップ本体201における主走査方向Tの面の内壁をガイドとし、送りねじ204の軸方向に移動する。
本実施形態では、保持部207はキャップ本体201の図面左右の側壁によってガイドされているが、キャップ本体201の底面によってガイドされてもかまわない。
図6のワイピング部材206のノズル形成面61側となる上縁は、キャップ本体201のシール部202より高い場所、すなわちノズル形成面61に近い位置となるように設けられる。
キャップ本体201とワイパー駆動装置203は、キャップホルダー208に備えられる。キャップ駆動装置214は、キャップホルダー208を図6の図面上下方向に移動させることができる。そのため、キャップ本体201の図面上下方向の移動に伴って、ワイパー駆動装置203も図面上下方向に移動することができる。
キャップ本体201と吸引ポンプ19とを接続するインク排出管211、キャップ本体201と圧力解除バルブ210とを接続するパイプ209は、フレキシブルな材質で構成されているため、キャップホルダー208が図面上下方向に移動にしても切断されることがない。
本実施形態において印字を行う場合は、記録ヘッド30に設けられた圧電振動子39を所望の印字情報に基づいて駆動させることにより、インクが記録ヘッド30のノズル開口55から所定の用紙上に噴射される。
次に、図2の制御手段としての制御装置7を用いて、記録ヘッド30の回復動作と、ワイピング部材206を用いてノズル形成面61を払拭するワイピング動作について説明する。
図8は、ワイピング部材206が開始位置にあるときのメンテナンス装置20の状態を模式的に示す図である。図8のワイピング部材206が開始位置にあるとき、記録ヘッド30の回復動作を行う。
記録ヘッド30の回復動作を行う場合は、圧力解除バルブ210を開いた状態で、キャップ駆動装置214の駆動によりキャップホルダー208を図面上方向に移動させることで、図8に示すように、キャップ本体201をノズル形成面61に密着させ、キャップ本体201により記録ヘッド30の周囲を取り囲む。この状態で、圧力解除バルブ210を閉じた後、吸引ポンプ19を駆動して記録ヘッド30からの吸引を開始する。
これにより、記録ヘッド30のブラックノズル開口列56、及びカラーノズル開口列54のそれぞれのノズルから、インク流路の内部に詰まった異物や気泡等がノズル流路からインクとともに排出され、このノズルから流出されるインクは、キャップ本体201の内部に流下し、吸引ポンプ19の駆動によりインク排出管211を介して廃液タンク213に貯留される。
記録ヘッド30の回復動作を行うとき、図8に示すように、キャップ本体201の内部において、ワイピング部材206のシール部202の上縁が、ノズル形成面61の主走査方向Tにおけるノズル開口55が形成されていない図面左側の位置にある。
また、ワイピング部材206は、可撓性を有するので、シール部202をノズル形成面61に密着させたキャッピング状態にすることができる。
記録ヘッド30の回復動作を行った後、次に、圧力解除バルブ210を閉じたまま、シール部202をノズル形成面61に密着させたキャッピング状態を維持する。そして、記録ヘッド30内の負圧と、キャップ本体201内部の負圧が同じになるように、吸引ポンプ19の吸引力を停止または低下させる。
これにより、記録ヘッド30の回復動作終了時にノズル形成面61のノズル開口55の周囲に残っていたインク廃液が、ノズル開口55を介して記録ヘッド30の内部に引き込まれてしまうことを抑制できる。
図9は、ワイピング動作途中のメンテナンス装置20の状態を模式的に示す図である。図10は、ワイピング動作終了時のメンテナンス装置20の状態を模式的に示す図である。次に、図8のワイパー駆動装置203により、送りねじ204を回転駆動させ、図8のワイピング部材206の開始位置から、図9に示すように、ワイピング部材206を送りねじ204の軸方向における矢印方向に移動させる。
図10は、ワイピング動作終了時のメンテナンス装置20の状態を模式的に示す図である。図10に示すように、ワイピング部材206をキャップ本体201の図面右側の位置まで移動させ、ワイピング動作を終了する。
これにより、記録ヘッド30のノズル形成面61がワイピング部材206により摺接されることで、ノズル形成面61のインク残りがワイピング部材206により掻き取られる。このワイピング動作により少なくともノズル開口55の周囲0.5mmの範囲が払拭される。
保持部207の底部とキャップ本体201の底部との間には、隙間Lが設けられている。そのため、キャップ本体201底部では、保持部207に押されることによって保持部207の移動方向に移動するインクの流れと、隙間Lを流れる保持部207の移動方向と反対方向のインクの流れが生じる。
これにより、保持部207の図面右側への移動に伴って、インクがインク排出管211から排出され、保持部207とキャップ本体201の内壁で囲まれるインクの水面上昇を抑制する。
ワイピング動作が終了した時点で、キャップ駆動装置214の駆動によりキャップ本体201と記録ヘッド30との当接を解除し、ワイパー駆動装置203の駆動によりワイピング部材206を図6のキャップ本体201の図面左側の位置へ移動させる。
そして、制御装置7による印字命令等がない場合は、キャップ駆動装置214を駆動して記録ヘッド30のノズル形成面61にシール部202を密着させ、図8のキャッピング状態とする。
以上、本実施形態で説明したインクジェット式記録装置10は、ノズル開口55から液体としてのインクを噴射する液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド30と、図4のノズル開口列54,56を囲むようにして記録ヘッド30に当接するキャップ部を構成するシール部202とキャップ本体201と、キャップ部に連通し、キャップ部内を減圧するポンプ部としての吸引ポンプ19と、を備える。
また、インクジェット式記録装置10は、キャップ部内に配置され、キャップ部を記録ヘッド30に当接した状態でキャップ部内を移動して図4のノズル開口55の周囲のインクを払拭する払拭部205と、制御手段としての図2の制御装置7と、をさらに備える。
制御装置7は、記録ヘッド30にキャップ部を当接した状態で吸引ポンプ19を駆動して記録ヘッド30からインクを排出させた後に、記録ヘッド30とキャップ部の当接を維持しながら記録ヘッド30内とキャップ部内の圧力が同じになるように吸引ポンプ19を駆動する。
これにより、ワイピング部材206の移動中も記録ヘッド30の内部とキャップ部の内部の圧力差を小さくできる。そのため、記録ヘッド30の内部の方がキャップ部の内部より減圧状態となってノズル開口55の周囲に残ったインクがノズル内に引き込まれてしまうことを抑制できる。
また、制御装置7は、記録ヘッド30とキャップ部の当接を維持しながら記録ヘッド30内とキャップ部内の圧力が同じになるように吸引ポンプ19を駆動しながら、払拭部205を移動させてノズル開口55の周囲のインクを払拭する。
これにより、ワイピング部材206の移動中も記録ヘッド30の内部とキャップ部内の圧力差を小さくできる。そのため、多色のインクとして例えばブラックインクを噴射するノズル開口55の周囲からワイピング部材206によって押されながら移動してきたブラックインクが、シアンインクを噴射するノズル開口55の位置を通過するとき、記録ヘッド30の内部の方がキャップ部の内部より減圧状態となってシアンインクを噴射するノズルの内部に引き込まれてしまうことを抑制できる。すなわち、ノズル内部に他色のインクが混色することを抑制できる。
また、インクジェット式記録装置10は、キャップ部内に、ノズルが形成されたノズル形成面61と軸方向が平行の送りねじ204を配置し、送りねじ204に保持部207が係合し、送りねじ204を回転することで払拭部205が移動する。
これによれば、送りねじ204は微小に形成できるため、キャップ部内に払拭部205の駆動機構を配置してもキャップ部を大きくすることを抑制できる。また、送りねじ204は払拭部205を移動させる力が強いので、キャップ部内が減圧されていても移動させることができる。
また、インクジェット式記録装置10における払拭部205は、ノズル周囲を払拭する可撓性部材としてのワイピング部材206と、ワイピング部材206を保持する保持部207とを備え、保持部207は、キャップ本体201の内壁にガイドされて移動する。
これによれば、保持部207がキャップ本体201の内壁にガイドされながら移動するため、払拭部205の姿勢を安定にしながらノズル形成面61を払拭することができる。
そして払拭部205がキャップ本体201内に配置されていることにより、メンテナンス装置20を大幅に小型化することが可能である。また、ワイピングによりワイピング部材に付着されたインクはキャップ本体201内に垂れる為、インクジェット式記録装置内を汚染する問題を防ぐことができる。
ワイピング動作時はキャップ本体201内の負圧と記録ヘッド30内の負圧を同じにすることが望ましいが、±0.5kPaの範囲内で異なっても良い。特許請求の範囲において、液体噴射ヘッド内とキャップ部内の圧力が同じとは、液体噴射ヘッド内の圧力に対してキャップ部内の圧力が±0.5kPaの範囲内にあることをいう。
本実施形態ではワイピング開始位置を図8に示し、ワイピング終了位置を図10に示しているが、これらは、ワイピング部材206の先端がノズル開口55に干渉しない位置であれば何処でもかまわない。
また、図示した実施形態においては、ブラックインク、シアンインク、マゼンタインク、イエローインクの各インクを使用する4つのインクカートリッジがキャリッジに装着できるようになっているが、これに限らず、ブラックインク用のインクカートリッジだけを備えているものや、ブラックインクを除いた3色のカラー印刷用の3つのインクカートリッジを備えているものであっても良い。また、インクを使用した5つ以上のインクカートリッジがキャリッジに装着できるようなものであっても良い。
本実施形態のキャップ本体201とワイピング部材206の形状は、図示例に限らず他の形状を採用することも勿論可能である。
上記実施形態は、インクジェット式のプリンターが採用されているが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用しても良い。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。
また、ここでいう液体とは、液体噴射ヘッドが噴射させることができるような材料であれ良い。例えば、物質が液相であるときの状態のものであれば良く、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。
また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。
液体消費装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。
さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用しても良い。そして、これらのうちいずれか一種の噴射装置に本発明を適用することができる。
7…制御装置、10…インクジェット式記録装置、19…吸引ポンプ、30…記録ヘッド、54,56…ノズル開口列、55…ノズル開口、201…キャップ本体、202…シール部、204…送りねじ、205…払拭部、206…ワイピング部材、207…保持部。

Claims (3)

  1. ノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記ノズルを囲むようにして前記液体噴射ヘッドに当接するキャップ部と、前記キャップ部に連通し、前記キャップ部内を減圧するポンプ部と、を備える液体噴射装置であって、
    前記キャップ部内に配置され、前記キャップ部を前記液体噴射ヘッドに当接した状態で前記キャップ部内を移動して前記ノズル周囲の液体を払拭する払拭部と、前記キャップ部の駆動と、前記払拭部の駆動と、前記ポンプ部の駆動を制御する制御手段と、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記液体噴射ヘッドに前記キャップ部を当接した状態で前記ポンプ部を駆動して前記液体噴射ヘッドから液体を排出させた後に、前記液体噴射ヘッドと前記キャップ部の当接を維持しながら前記液体噴射ヘッド内と前記キャップ部内の圧力が同じになるように前記ポンプ部を駆動し、かつ、前記払拭部を移動して前記ノズル周囲の液体を払拭することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記キャップ部内に、前記ノズルが形成されたノズル形成面と軸方向が平行の送りねじを配置し、前記送りねじに前記払拭部が係合し、前記送りねじを回転することで前記払拭部が移動することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記払拭部は、前記ノズル周囲を払拭する可撓性部材と、前記可撓性部材を保持する保持部とを備え、前記保持部は、前記キャップ部の内壁にガイドされて移動することを特徴とする請求項2に記載の液体噴射装置。
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