JP2012138681A - データ入出力装置、情報処理装置、及びデータ入出力方法 - Google Patents

データ入出力装置、情報処理装置、及びデータ入出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】入力クロックと出力クロックとの間の周波数誤差を吸収すること。
【解決手段】データを蓄積するためのバッファと、第1のクロックに同期して入力されるデータを当該第1のクロックとは発生源が異なる第2のクロックに合わせて受信するデータ受信部と、前記データ受信部により受信されたデータを前記バッファに蓄積するデータ入力部と、所定のデータ量を単位として、前記バッファに蓄積されているデータ量に応じた出力間隔で前記バッファに蓄積されたデータを順次出力するデータ出力部と、を備える、データ入出力装置が提供される。
【選択図】図7

Description

本発明は、データ入出力装置、情報処理装置、及びデータ入出力方法に関する。
携帯電話やノートPCなどの携帯機器は、ユーザが操作するための操作手段が搭載された本体部分と、LCDなどの表示装置が搭載された表示部分とで構成されていることが多い。また、本体部分と表示部分とを接続するヒンジ部分には可動部材が用いられている。通常、このヒンジ部分には電力線や信号線が通っている。そのため、ヒンジ部分の変形に応じてヒンジ部分を通る配線に劣化が生じる。そこで、ヒンジ部分が変形した際に、ヒンジ部分を通る配線に劣化が生じないようにする工夫が求められている。なお、上記のLCDは、Liquid Crystal Displayの略である。
ヒンジ部分を通る配線に生じる劣化を抑制するには、まず、ヒンジ部分を通る配線の本数を減らすことが重要になる。これまで、本体部分から表示部分へのデータ伝送には、パラレル伝送方式が多く用いられてきた。パラレル伝送方式を適用する場合、表示装置に表示される画像データを伝送するのに、数十本以上の信号線をヒンジ部分に配線することが求められる。そのため、ヒンジ部分の変形に伴って信号線に捻れが生じ、電力線や信号線が断線する危険があった。そこで、パラレル伝送方式に代えて、シリアル伝送方式をヒンジ部分のデータ伝送に適用する方法が考案された。
シリアル伝送方式の場合、データは符号化されてから伝送される。その際、符号化方式としては、例えば、NRZ(Non Return to Zero)符号方式やマンチェスター符号方式、或いは、AMI(Alternate Mark Inversion)符号方式等が用いられる。例えば、下記の特許文献1には、バイポーラ符号の代表例であるAMI符号を利用してデータ伝送する技術が開示されている。また、同文献には、データクロックを信号レベルの中間値で表現して伝送し、受信側で信号レベルに基づいてデータクロックを再生する技術が開示されている。
特開平3−109843号公報
上記のように、シリアル伝送方式を適用すると、ヒンジ部分の変形自由度が増し、携帯機器のデザイン性を向上させることが可能になる。また、配線の本数が少なくなり、捻れなどに対する耐性が高まることから、ヒンジ部分を通る配線の信頼度が向上する。しかしながら、シリアル伝送方式の場合、パラレル伝送方式に比べて1クロック当たりに伝送されるデータの量が減るため、同じデータ伝送速度を得るには高速なクロックを用いる必要がある。特に、最近の携帯端末に搭載されるLCDは解像度が高いため、LCDに表示される画像データをシリアル伝送するには非常に高速なクロックを用いる必要がある。
シリアル伝送に利用するクロックは、シリアライザ側において基準クロックを逓倍することにより生成される。一方、デシリアライザ側では、シリアル伝送に利用するクロックを分周することにより、データの出力に利用されるクロックを生成する。デシリアライザ側で生成されるクロックは、シリアライザにデータを入力する際に利用されたクロックと一致している必要がある。しかし、これらのクロックは互いに発生源が異なるため、どうしても両者の間に誤差が生じてしまう。その結果、デシリアライザ側で正しくデータを再生できなくなることがある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、入力クロックと出力クロックとの間の周波数誤差を吸収することが可能な、新規かつ改良されたデータ入出力装置、情報処理装置、及びデータ入出力方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、データを蓄積するためのバッファと、第1のクロックに同期して入力されるデータを当該第1のクロックとは発生源が異なる第2のクロックに合わせて受信するデータ受信部と、前記データ受信部により受信されたデータを前記バッファに蓄積するデータ入力部と、所定のデータ量を単位として、前記バッファに蓄積されているデータ量に応じた出力間隔で前記バッファに蓄積されたデータを順次出力するデータ出力部と、を備える、データ入出力装置が提供される。
また、前記データ出力部は、前記バッファに蓄積されているデータ量が第1の閾値Th1より小さい場合に前記出力間隔を所定の出力間隔より長い所定の第1の出力間隔にし、前記バッファに蓄積されているデータ量が第2の閾値Th2(Th2>Th1)より大きい場合に前記出力間隔を前記所定の出力間隔より短い所定の第2の出力間隔にする、ように構成されていてもよい。
また、前記データ出力部は、前記バッファに蓄積されているデータ量を前記単位により管理し、前記バッファに蓄積されているデータ量がN1単位以下である場合に前記出力間隔を所定の出力間隔より長い所定の第1の出力間隔にし、前記バッファに蓄積されているデータ量がN2(N2>N1)以上である場合に前記出力間隔を所定の出力間隔よりも短い所定の第2の出力間隔にする、ように構成されていてもよい。
また、前記データ受信部は、前記所定のデータ量を単位とするデータを順次受信するように構成されていてもよい。さらに、前記データ出力部は、各単位のデータが前記バッファに蓄積されたタイミングで当該データの出力を開始するように構成されていてもよい。
また、前記データは、表示用データであってもよい。この場合、前記所定のデータ量は、表示画面の1行分に対応するデータ量である。
また、上記のデータ入出力装置は、前記データ出力部により前記データが出力されないブランク期間の長さを示す制御信号を出力する制御信号出力部をさらに備えていてもよい。
また、上記のデータ入出力装置は、前記データ受信部を有する第1のモジュールと、前記バッファ、前記データ入力部、及び前記データ出力部を有し、所定の信号線により前記第1のモジュールと接続された第2のモジュールと、により構成されていてもよい。この場合、前記第1のモジュールは、前記データ受信部により受信されたデータをシリアル化してシリアルデータを生成するシリアルデータ生成部と、前記所定の信号線を通じて前記シリアルデータを送信するシリアルデータ送信部と、をさらに有する。また、前記第2のモジュールは、前記所定の信号線を通じて送信されたシリアルデータを受信するシリアルデータ受信部と、前記シリアルデータ受信部により受信されたシリアルデータをパラレル化するパラレルデータ生成部と、をさらに有する。また、前記データ入力部は、前記データ受信部により受信されたデータとして、前記パラレルデータ生成部によりパラレル化されたデータを前記バッファに蓄積する。
また、前記データは、表示用データであってもよい。さらに、前記第1のモジュールは、前記第1のクロックに同期してデータを入力する演算処理部と、前記第2のクロックを生成するクロック生成部と、をさらに有していてもよい。そして、前記第2のモジュールは、前記データに基づいて画像を表示する表示部をさらに有していてもよい。この場合、前記データ受信部は、前記演算処理部から前記第1のクロックに同期して入力されるデータを前記クロック生成部により生成された第2のクロックに合わせて受信する。また、前記データ出力部は、前記表示部にデータを出力する。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、前記第1のクロックに同期してデータを入力する演算処理部と、前記第2のクロックを生成するクロック生成部と、前記演算処理部から前記第1のクロックに同期して入力されるデータを前記クロック生成部により生成された第2のクロックに合わせて受信するデータ受信部と、前記データ受信部により受信されたデータを前記バッファに蓄積するデータ入力部と、所定のデータ量を単位として、前記バッファに蓄積されているデータ量に応じた出力間隔で前記バッファに蓄積されたデータを順次出力するデータ出力部と、前記データ出力部により出力されたデータに基づいて画像を表示する表示部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、データを蓄積するためのバッファを有するデータ入出力装置が、第1のクロックに同期して入力されるデータを当該第1のクロックとは発生源が異なる第2のクロックに合わせて受信するデータ受信ステップと、前記データ受信ステップで受信されたデータを前記バッファに蓄積するデータ入力ステップと、所定のデータ量を単位として、前記バッファに蓄積されているデータ量に応じた出力間隔で前記バッファに蓄積されたデータを順次出力するデータ出力ステップと、を含む、データ入出力方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、入力クロックと出力クロックとの間の周波数誤差を吸収することが可能になる。その結果、安価な発振器で十分な精度が得られるようになり、装置の製造コストや設計コストなどを抑えることが可能になる。
パラレル伝送方式を採用した携帯端末の構成例を示す説明図である。 シリアル伝送方式を採用した携帯端末の構成例を示す説明図である。 シリアル伝送方式による伝送方法の一例を示す説明図である。 デシリアライザから出力されるイネーブル信号、データ信号、ピクセルクロックの構成について説明するための説明図である。 シリアライザに入力されるクロック、シリアル伝送に用いるクロック、デシリアライザから出力されるクロックの構成について説明するための説明図である。 本発明の一実施形態に係るデータ伝送方法の一例を示す説明図である。 本実施形態に係るシリアライザ及びデシリアライザの構成を示す説明図である。 本実施形態に係るブランク期間の調整方法について説明するための説明図である。 本実施形態に係るブランク期間の調整方法について説明するための説明図である。 本実施形態に係るバッファリング方法について説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[説明の流れについて]
ここで、以下に記載する本発明の実施形態に関する説明の流れについて簡単に述べる。まず、図1を参照しながら、パラレル伝送方式を採用した携帯端末100の装置構成について簡単に説明する。次いで、図2を参照しながら、シリアル伝送方式を採用した携帯端末130の装置構成について簡単に説明する。この中で、図3を参照しながら、シリアル伝送方式によるデータ伝送方法について説明を補足する。
次いで、図4を参照しながら、デシリアライザ170から出力され、液晶部104に入力されるイネーブル信号、データ信号、ピクセルクロックの構成について説明する。次いで、図5を参照しながら、シリアライザ150に入力されるクロック、シリアル伝送に用いるクロック、デシリアライザ170から出力されるクロックの構成について説明する。次いで、図6を参照しながら、本実施形態に係るデータ伝送方法について説明する。
次いで、図7を参照しながら、本実施形態に係るシリアライザ150及びデシリアライザ170の機能構成について説明する。次いで、図8及び図9を参照しながら、本実施形態に係るブランク期間の調整方法について説明する。次いで、図10を参照しながら、本実施形態に係るバッファリング方法について説明する。最後に、同実施形態の技術的思想について纏め、当該技術的思想から得られる作用効果について簡単に説明する。
(説明項目)
1:はじめに
1−1:パラレル伝送方式を採用した携帯端末100の装置構成
1−2:シリアル伝送方式を採用した携帯端末130の装置構成
2:実施形態
2−1:データ伝送方法
2−1−1:各種信号の構成
2−1−2:クロックの流れ
2−1−3:データの流れ
2−2:機能構成
2−2−1:シリアライザ150の構成
2−2−2:デシリアライザ170の構成
2−3:ブランク期間の調整方法
2−4:(変形例)1行バッファリング方法
3:まとめ
<1:はじめに>
はじめに、これまで機器内のデータ伝送方式として多く利用されてきたパラレル伝送方式と、これから多く利用されつつあるシリアル伝送方式の概要について、それぞれの方式を採用した携帯端末100、130の装置構成を例に挙げて簡単に説明する。
[1−1:パラレル伝送方式を採用した携帯端末100の装置構成]
まず、図1を参照しながら、パラレル伝送方式を採用した携帯端末100の装置構成について簡単に説明する。図1は、パラレル伝送方式を採用した携帯端末100の装置構成の一例を示す説明図である。図1には、携帯端末100の一例として携帯電話が模式的に描画されている。しかし、以下で説明する技術の適用範囲は携帯電話に限定されない。例えば、ノートPC等の情報処理装置や各種の携帯型電子機器にも適用可能である。
図1に示すように、携帯端末100は、主に、表示部102と、液晶部104(LCD)と、接続部106と、操作部108と、ベースバンドプロセッサ110(BBP)と、パラレル信号線路112と、により構成される。但し、LCDは、Liquid Crystal Displayの略である。なお、表示部102を表示側、操作部108を本体側と呼ぶ場合がある。なお、ここでは説明の都合上、パラレル信号線路112を介して映像信号が伝送されるケースを例に挙げる。もちろん、パラレル信号線路112を介して伝送される信号の種類はこれに限定されず、例えば、制御信号や音声信号等もある。
図1に示すように、表示部102には、液晶部104が設けられている。まず、液晶部104には、パラレル信号線路112を介して伝送された映像信号が入力される。そして、液晶部104は、入力された映像信号に基づいて映像を表示する。また、接続部106は、表示部102と操作部108とを接続する部材である。この接続部106を形成する接続部材は、例えば、表示部102をZ−Y平面内で180度回転できる構造を有する。また、この接続部材は、X−Z平面内で表示部102が回転可能に形成されていてもよい。この場合、携帯端末100は折り畳みできる構造になる。なお、この接続部材は、自由な方向に表示部102を可動にする構造を有していてもよい。
ベースバンドプロセッサ110は、携帯端末100の通信制御、及びアプリケーションの実行機能を提供する演算処理部である。ベースバンドプロセッサ110から出力されるパラレル信号は、パラレル信号線路112を通じて表示部102の液晶部104に伝送される。パラレル信号線路112には、多数の信号線が配線されている。例えば、携帯電話の場合、この信号線数nは50本程度である。また、映像信号の伝送速度は、液晶部104の解像度がQVGAの場合、130Mbps程度となる。そして、パラレル信号線路112は、接続部106を通るように配線されている。
つまり、接続部106には、パラレル信号線路112を形成する多数の信号線が配線されている。上記のように、接続部106の可動範囲を広げると、その動きによりパラレル信号線路112に損傷が発生する危険性が高まる。そのため、パラレル信号線路112の信頼性が損なわれてしまう。一方で、パラレル信号線路112の信頼性を維持しようとすると、接続部106の可動範囲が制約され、携帯端末100のデザイン性や機能性が低下してしまう。こうした理由から、接続部106を形成する可動部材の自由度及びパラレル信号線路112の信頼性を向上させる仕組みが求められている。そこで考案されたのが、後述するシリアル伝送方式である。
以上、パラレル伝送方式を採用した携帯端末100の装置構成について説明した。
[1−2:シリアル伝送方式を採用した携帯端末130の装置構成]
次に、図2を参照しながら、シリアル伝送方式を採用した携帯端末130の装置構成について簡単に説明する。図2は、シリアル伝送方式を採用した携帯端末130の装置構成の一例を示す説明図である。
なお、図2には、携帯端末130の一例として携帯電話が模式的に描画されている。しかし、以下で説明する技術の適用範囲は携帯電話に限定されない。例えば、ノートPC等の情報処理装置や各種の携帯型電子機器にも適用可能である。また、パラレル伝送方式を採用した携帯端末100と実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより詳細な説明を省略する。
図2に示すように、携帯端末130は、主に、表示部102と、液晶部104(LCD)と、接続部106と、操作部108とを有する。さらに、携帯端末130は、ベースバンドプロセッサ110(BBP)と、パラレル信号線路132、136と、シリアル信号線路134と、シリアライザ150と、デシリアライザ170とを有する。
携帯端末130は、上記の携帯端末100とは異なり、接続部106に配線されたシリアル信号線路134を通じてシリアル伝送方式により映像信号を伝送している。そのため、操作部108には、ベースバンドプロセッサ110から出力されたパラレル信号をシリアル化するためのシリアライザ150が設けられている。一方、表示部102には、シリアル信号線路134を通じて伝送されるシリアル信号をパラレル化するためのデシリアライザ170が設けられている。
シリアライザ150は、ベースバンドプロセッサ110から出力され、かつ、パラレル信号線路132を介して入力されたパラレル信号をシリアル信号に変換する。例えば、図3に示すように、パラレル信号用クロック(P−CLK)に同期して信号A、信号B、信号C、信号Dが並列にシリアライザ150に入力される。
但し、信号Aには、データA1(data A1)、データA2(data A2)が含まれるものとする。また、信号Bには、データB1(data B1)、データB2(data B2)が含まれるものとする。さらに、信号Cには、データC1(data C1)、データC2(data C2)が含まれるものとする。そして、信号Dには、データD1(data D1)、データD2(data D2)が含まれるものとする。
シリアライザ150は、信号A、信号B、信号C、信号Dに含まれるデータA1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2を直列に合成し、パラレル信号の4倍の周波数を持つシリアル信号用クロック(Clock)に同期した合成信号を生成する。この合成信号が、シリアル信号である。シリアライザ150により得られたシリアル信号は、シリアル信号線路134を通じてデシリアライザ170に入力される。
シリアル信号が入力されると、デシリアライザ170は、入力されたシリアル信号から各データを分離してパラレル信号を復元する。そして、デシリアライザ170は、パラレル信号線路136を通じてパラレル信号を液晶部104に入力する。なお、シリアル信号線路134には、信号A、信号B、信号C、信号D等を合成して得られるシリアル信号(データ信号)と共に、クロックが伝送されてもよい。また、シリアル信号は、LVDS(Low Voltage Differential Signal)等の差動信号を用いた伝送方式で伝送されるようにしてもよい。
このように、シリアル伝送方式を採用することで、シリアル信号線路134の配線数kは、図1の携帯端末100が有するパラレル信号線路112の配線数nよりも大幅に少ない数(1≦k≪n)にすることができる。例えば、配線数kは、高々数本程度にまで削減することができる。その結果、シリアル信号線路134が配線される接続部106の可動範囲に関する自由度を、パラレル信号線路112が配線される接続部106に比べて非常に大きくすることが可能になる。また、シリアル信号線路134の信頼性も向上する。
以上、シリアル伝送方式を採用した携帯端末130の装置構成について説明した。
<2:実施形態>
本発明の一実施形態について説明する。本実施形態は、ベースバンドプロセッサ110からデータを出力する際に用いるクロックと、液晶部104にデータを入力する際に用いるクロックとの間の周波数誤差を吸収する技術に関する。
[2−1:データ伝送方法]
以下、液晶部104に入力される信号の構成、ベースバンドプロセッサ110から液晶部104へと至る経路上を流れるクロックの構成及びデータの構成について説明する。
(2−1−1:各種信号の構成)
図4に示すように、液晶部104には、イネーブル信号、データ信号、及びピクセルクロックが入力される。このピクセルクロックは、液晶部104に常時入力される基準クロックである。また、データ信号は、このピクセルクロックに同期して液晶部104に入力される。但し、このデータ信号は、イネーブル信号がアクティブ状態(図4の例ではHighレベルの状態)の期間(以下、有効データ期間)だけ液晶部104に入力される。つまり、イネーブル信号が非アクティブ状態(図4の例ではLowレベルの状態)の期間(以下、ブランク期間)、データ信号は、液晶部104に入力されない。
通常、連続してイネーブル信号がアクティブ状態となっている1期間(1回の有効データ期間)に1行分の画面データが入力される。また、所定数の有効データ期間が繰り返されることにより、1画面分の画面データが液晶部104へと入力される。また、イネーブル信号、データ信号、及びピクセルクロックは、常時、シリアライザ150に入力される。シリアライザ150は、デシリアライザ170に対し、有効データ期間に対応するデータ信号をシリアル化して伝送する。
デシリアライザ170は、シリアライザ150から受信したデータ信号をパラレル化する。また、デシリアライザ170は、シリアライザ150から受信した信号に基づいてピクセルクロック及びイネーブル信号を生成する。このようにしてシリアライザ150からデシリアライザ170へと伝送されたイネーブル信号、データ信号、及びピクセルクロックは液晶部104に入力される。
(2−1−2:クロックの流れ)
ここで、図5を参照しながら、データ信号の出力に用いるクロックと、データ信号のシリアル伝送に用いるクロックとの関係について説明する。例えば、ベースバンドプロセッサ110から16MHzのピクセルクロックに同期して4つのデータ信号が出力されるものとする。つまり、データ信号は、16MHz×4bit=64Mbpsの速さでシリアライザ150に入力される。
また、シリアライザ150には、図5に示すように、発振器190から20MHzのクロックが入力されているものとする。この場合、シリアライザ150は、発振器190から入力された20MHzのクロックに合わせてデータ信号を受け取る。また、シリアライザ150は、例えば、発振器190から入力された20MHzのクロックを4倍の周波数に逓倍して80MHzのクロックを生成する。
さらに、シリアライザ150は、4つのデータ信号をシリアル化してシリアル信号を生成する。そして、シリアライザ150は、生成した80MHzのクロックを用いてシリアル信号をデシリアライザ170へと伝送する。一方、デシリアライザ170は、シリアライザ150から受信したシリアル信号に基づいて80MHzのクロックを再生する。また、デシリアライザ170は、80MHzのクロックを1/5に分周して16MHzのクロックを生成する。さらに、デシリアライザ170は、シリアル信号をパラレル化して4つのデータ信号を再生する。そして、デシリアライザ170は、生成した16MHzのクロックに合わせて4つのデータ信号を液晶部104に入力する。
このように、シリアル伝送に用いるクロックは、発振器190により生成されたクロックを逓倍することにより生成される。また、液晶部104に対してデータ信号を入力する際に用いるクロックは、シリアル伝送に用いるクロックを分周して生成される。一方、ベースバンドプロセッサ110からデータ信号を出力する際に用いるクロックは、ベースバンドプロセッサ110により生成されたものである。つまり、データ信号の出力に用いたクロック(以下、出力クロック)と、液晶部104に対するデータ信号の入力に用いたクロック(以下、入力クロック)とは発生源が異なる。
図5の例では、出力クロックが16MHz、シリアル信号の伝送に用いたクロックが80MHz、入力クロックが80MHz/5=16MHzであり、入力クロックと出力クロックとが一致している。しかし、ベースバンドプロセッサ110から出力されるクロックが正確に16MHzでない場合や、発振器190から出力されるクロックが正確に20MHzでない場合、入力クロックと出力クロックとが乖離してしまう。入力クロックと出力クロックとが乖離すると、本来データが出力されるべき期間にデータが出力されなかったり、出力すべきデータの取りこぼしが発生したりしてしまう。本実施形態は、このような問題が発生しないようにする技術を提供するものである。
(2−1−3:データの流れ)
ここで、図6を参照しながら、シリアライザ150及びデシリアライザ170によるデータ信号の伝送方法について、より詳細に説明する。
図6に示すように、データ信号は、例えば、16MHzのピクセルクロックに合わせてシリアライザ150に入力される。このとき、シリアライザ150には、4つのデータ信号(信号A、信号B、信号C、信号D)がパラレルに入力される。4つのデータ信号が入力されると、シリアライザ150は、発振器190から入力された20MHzのクロックを4逓倍して生成した80MHzのクロックに合わせてデータ信号をシリアル伝送する。このとき、図6に示すように、5クロックに1クロックは空き領域となる。一方、デシリアライザ170は、80MHzのクロックを1/5に分周して16MHzのクロックを生成し、そのクロックに合わせて4つのデータ信号をパラレルに出力する。
図6の例では、シリアライザ150に4つのデータ信号を入力する際に用いるクロックの周波数が16MHz、発振器190から入力されるクロックの周波数が20MHzであるため、16MHz×5=20MHz×4=80MHzとなり、正しくデータが伝送される。但し、この周波数の関係が成り立つのは、シリアライザ150に4つのデータ信号を入力する際に用いるクロックの周波数が正確に16MHzであること、及び、発振器190からシリアライザ150に入力されるクロックの周波数が正確に20MHzであることが前提となる。
しかし、正確に所定周波数のクロックを出力可能な発振器は高価である。そのため、通常は、おおよそ所定周波数のクロックを出力する発振器が用いられる。このような安価な発振器は、例えば、16.0MHzのクロックを出力すべきところ、16.1MHzのクロックを出力したり、15.9MHzのクロックを出力したりしてしまう。同様に、安価な発振器は、20.0MHzのクロックを出力すべきところ、20.1MHzのクロックを出力したり、19.9MHzのクロックを出力したりしてしまう。
例えば、発振器190からシリアライザ150に20.0MHzのクロックが入力され、ベースバンドプロセッサ110からシリアライザ150に16.1MHzのクロックが入力されたとしよう。この場合、ベースバンドプロセッサ110からシリアライザ150に入力されるクロック(16.1MHz)は、デシリアライザ170から液晶部104に入力されるクロック(20.0MHz×4/5=16.0MHz)を上回ってしまう(オーバーフロー)。つまり、デシリアライザ170から液晶部104へとデータが出力される速度よりも、デシリアライザ170にデータが入力される速度の方が速い。この場合、液晶部104へと出力されないデータが生じてしまう(データの取りこぼし)。
逆に、発振器190からシリアライザ150に20.0MHzのクロックが入力され、ベースバンドプロセッサ110からシリアライザ150に15.9MHzのクロックが入力されたとしよう。この場合、ベースバンドプロセッサ110からシリアライザ150に入力されたクロック(15.9MHz)は、デシリアライザ170から液晶部104に入力されるクロック(16.0MHz)を下回ってしまう(アンダーフロー)。つまり、デシリアライザ170から液晶部104へとデータが出力される速度よりも、デシリアライザ170にデータが入力される速度の方が遅い。この場合、液晶部104へと出力すべきデータがない期間が生じてしまう。
本実施形態は、上記のオーバーフローやアンダーフローが発生したとしても、入力データの取りこぼしや出力すべきデータがない期間の発生を回避する方法に関する。
[2−2:機能構成]
ここで、図7を参照しながら、本実施形態に係るシリアライザ150及びデシリアライザ170の機能構成について説明する。図7は、本実施形態に係るシリアライザ150及びデシリアライザ170の機能構成について説明するための説明図である。
(2−2−1:シリアライザ150の構成)
まず、シリアライザ150の機能構成について説明する。
以下の説明において、シリアライザ150には、ベースバンドプロセッサ110からデータ信号(data)及び15.8MHzのクロック(clock;以下、入力クロック)が入力されるものとする。但し、データ信号及び入力クロックは、図4に記載のタイミングで入力される。また、シリアライザ150には、発振器190から20MHzのクロック(以下、基準クロック)が入力されるものとする。さらに、シリアライザ150からデシリアライザ170へのシリアル伝送には、80MHzのクロック(以下、伝送クロック)が用いられるものとする。
図7に示すように、シリアライザ150は、主に、フレーム生成部151と、逓倍器152と、シリアルデータ生成部153とにより構成される。なお、各構成要素は、基準クロックを利用して動作する。
ベースバンドプロセッサ110からシリアライザ150に1行分の画面データに相当するデータ信号が入力されると、フレーム生成部151は、入力されたデータ信号をバッファリングする。また、逓倍器152は、発振器190から入力された基準クロックを4逓倍して80MHzの伝送クロックを生成する。この伝送クロックは、シリアルデータ生成部153に入力される。シリアルデータ生成部153は、フレーム生成部151にてバッファリングされていたデータ信号をシリアル化してシリアル信号を生成する。そして、シリアルデータ生成部153は、80MHzの伝送クロックに合わせてシリアル信号をデシリアライザ170に伝送する。
以上、シリアライザ150の機能構成について説明した。
(2−2−2:デシリアライザ170の構成)
次に、デシリアライザ170の機能構成について説明する。
図7に示すように、デシリアライザ170は、主に、分周器171と、パラレルデータ生成部172と、バッファ管理部173と、バッファ174(記憶手段)と、データ再生部175とにより構成される。
シリアライザ150からシリアル信号を受信すると、分周器171は、シリアル信号から得られる伝送クロックを1/5に分周して16MHzのクロック(以下、再生クロック)を生成する。この再生クロックは、デシリアライザ170の各構成要素に入力される。また、パラレルデータ生成部172は、シリアル信号をパラレル化してデータ信号を再生する。このデータ信号は、バッファ管理部173に入力される。データ信号が入力されると、バッファ管理部173は、入力されたデータ信号をバッファ174に格納する。そして、バッファ管理部173は、所定のタイミングでバッファ174からデータ信号を読み出してデータ再生部175に入力する。
このとき、バッファ管理部173は、1行分の画面データに相当するデータ信号を1つの単位として、1単位ずつデータ信号をデータ再生部175に入力する。また、バッファ管理部173は、データ信号の読み出し間隔を示す制御信号をデータ再生部175に入力する。なお、データ信号の読み出し間隔は、画面データのブランク期間に相当する。つまり、この制御信号は、ブランク期間の長さ(例えば、再生クロックのクロック数で表現される。)を示す信号である。データ信号及び制御信号が入力されると、データ再生部175は、入力されたデータ信号を再生クロックに合わせて液晶部104に入力する。このとき、データ再生部175は、制御信号が示すブランク期間を考慮してデータ信号の入力タイミングを調整する。
以上、デシリアライザ170の機能構成について説明した。
[2−3:ブランク期間の調整方法]
ここで、図8及び図9を参照しながら、データ信号のバッファリング方法について、より詳細に説明する。特に、バッファ管理部173に入力されるデータ信号の入力速度に応じてバッファ174からデータ信号を出力するタイミングを調整する方法について説明する。なお、ここで説明するタイミングの調整は、画面データのブランク期間を調整することに相当する。
(ブランク期間を長くする例)
まず、図8を参照する。図8には、バッファ管理部173に入力されるデータ信号(行A、行B、…、行H、…の画面データに対応するデータ信号)、バッファ174に格納されたデータ信号、バッファ174から出力されたデータ信号、ブランク期間(データ信号の出力間隔)のタイミングチャートが示されている。なお、図8の例は、入力クロックよりも出力クロックの方が高速なアンダーフローのケースを示したものである。
行A、行B、…、行H、…の画面データに対応するデータ信号が入力されると、バッファ管理部173は、バッファ174にデータ信号を順次格納する。そして、所定数(図8の例では3行分)のデータ信号がバッファ174に蓄積された後、バッファ管理部173は、バッファ174に格納されたデータ信号を順次出力する。このとき、バッファ管理部173は、所定の間隔(図8の例ではT1、T2)でバッファ174からデータ信号を読み出してデータ再生部175に出力する。
例えば、バッファ管理部173は、3行分のデータ信号がバッファ174に蓄積されると、バッファ174に格納した順番に、先頭からデータ信号を出力する。図8の例では、行A、行B、行Cのデータ信号をバッファ174に格納した後、バッファ管理部173は、行Aのデータ信号を出力する。行Aのデータ信号を出力すると、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量は2行分になる。行Aのデータ信号を出力し終えると、バッファ管理部173は、所定期間T1だけ出力を停止する。なお、この期間に行Dのデータ信号が入力されるため、バッファ管理部173は、入力された行Dのデータ信号をバッファ174に格納する。行Dのデータ信号がバッファ174に格納されると、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量は3行分になる。
行Aのデータ信号を出力し終えてから所定期間T1が経過すると、バッファ管理部173は、行Bのデータ信号を出力する。行Bのデータ信号を出力すると、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量は2行分になる。行Bのデータ信号を出力し終えると、バッファ管理部173は、所定期間T1だけ出力を停止する。なお、この期間に行Eのデータ信号が入力されるため、バッファ管理部173は、入力された行Eのデータ信号をバッファ174に格納する。行Eのデータ信号がバッファ174に格納されると、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量は3行分になる。但し、図8の例では、行Eがバッファ174に格納されるタイミングで行Cの出力が開始されており、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量は2行分になる。
このまま所定期間T1後に行Dのデータ信号を出力すると、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量は1行分になると予想される。また、所定期間T1を変えずにデータ信号の出力を繰り返すと、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量がなくなってしまう。そこで、バッファ管理部173は、行Cのデータ信号を出力し終えた後、所定期間T1より長い所定期間T2(T2>T1)だけ出力を停止する。この所定期間T2は、行Cの出力開始時点から行Dの出力開始時点までの期間が、行Eの入力開始時点から行Fの入力開始時点までの期間よりも長くなるように設定される。このように設定すると、行Dの出力開始時点までに行Fの入力が開始されるため、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量が、行Dの出力開始時点までに3行分になる。
同様にして、行G、行H、…の入力、行E、行F、…の出力が実行される。このように、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量に応じて出力タイミングを調整することにより、バッファ174に適度なデータ信号を格納した状態を維持することが可能になる。また、バッファ174にデータ信号をバッファリングすることにより、アンダーフローの状態であっても、画面データが出力されるべき期間に画面データが出力されなくなるという問題が発生しなくなる。
(ブランク期間を短くする例)
次に、図9を参照する。図9には、バッファ管理部173に入力されるデータ信号(行A、行B、…、行H、…の画面データに対応するデータ信号)、バッファ174に格納されたデータ信号、バッファ174から出力されたデータ信号、ブランク期間(データ信号の出力間隔)のタイミングチャートが示されている。なお、図9の例は、入力クロックよりも出力クロックの方が低速なオーバーフローのケースを示したものである。
行A、行B、…、行H、…の画面データに対応するデータ信号が入力されると、バッファ管理部173は、バッファ174にデータ信号を順次格納する。そして、所定数(図9の例では3行分)のデータ信号がバッファ174に蓄積された後、バッファ管理部173は、バッファ174に格納されたデータ信号を順次出力する。このとき、バッファ管理部173は、所定の間隔(図9の例ではT1、T2)でバッファ174からデータ信号を読み出してデータ再生部175に出力する。
例えば、バッファ管理部173は、3行分のデータ信号がバッファ174に蓄積されると、バッファ174に格納した順番に、先頭からデータ信号を出力する。図9の例では、行A、行B、行Cのデータ信号をバッファ174に格納した後、バッファ管理部173は、行Aのデータ信号を出力する。行Aのデータ信号を出力すると、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量は2行分になる。行Aのデータ信号を出力し終えると、バッファ管理部173は、所定期間T1だけ出力を停止する。なお、この期間に行Dのデータ信号が入力されるため、バッファ管理部173は、入力された行Dのデータ信号をバッファ174に格納する。行Dのデータ信号がバッファ174に格納されると、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量は3行分になる。
行Aのデータ信号を出力し終えてから所定期間T1が経過すると、バッファ管理部173は、行Bのデータ信号を出力する。行Bのデータ信号を出力すると、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量は2行分になる。行Bのデータ信号を出力し終えると、バッファ管理部173は、所定期間T1だけ出力を停止する。なお、行Bの出力を開始してから行Cの出力を開始するまでの期間に、行E及び行Fのデータ信号が入力されるため、バッファ管理部173は、入力された行E及び行Fのデータ信号をバッファ174に格納する。行E及び行Fのデータ信号がバッファ174に格納されると、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量は4行分になる。
所定期間T1の経過後、バッファ管理部173は、行Cのデータ信号を出力する。行Cのデータ信号を出力すると、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量は3行分になる。しかし、行Cのデータ信号を出力し終えた後、所定期間T1だけ出力を停止させると、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量は5行分になると予想される。また、所定期間T1を変えずにデータ信号の出力を繰り返すと、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量が徐々に増大してしまう。
そこで、バッファ管理部173は、行Cのデータ信号を出力し終えた後、所定期間T1より短い所定期間T2(T2<T1)だけ出力を停止する。この所定期間T2は、行Cの出力開始時点から行Dの出力開始時点までの期間が、行Fの入力開始時点から行Gの入力開始時点までの期間よりも短くなるように設定される。このように設定すると、行Dの出力開始時点までに行Gの入力が開始されなくなるため、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量が、行Dの出力開始時点まで増加しなくなる。
同様にして、行G、行H、…の入力、行D、行E、…の出力が実行される。このように、バッファ174に格納されているデータ信号のデータ量に応じて出力タイミングを調整することにより、バッファ174に適度なデータ信号を格納した状態を維持することが可能になる。また、バッファ174にデータ信号をバッファリングすることにより、オーバーフローの状態であっても、画面データの取りこぼしを回避することが可能になる。
[2−4:(変形例)1行バッファリング方法]
さて、これまでは複数行分の画面データに対応するデータ信号をバッファ174に格納することによりオーバーフロー及びアンダーフローの影響を抑圧する方法について説明してきた。ここでは、図10を参照しながら、格納可能なデータ量が1行分の画面データに対応するデータ信号のデータ量であるバッファ174(FIFO)を利用してオーバーフロー及びアンダーフローの影響を抑圧する方法について説明する。
図10には、シリアライザ150の側で入力されるイネーブル信号及びデータ信号の構成、伝送データの構成、バッファ174に格納されるデータ信号の構成、及びデシリアライザ170から液晶部104に出力されるイネーブル信号及びデータ信号の構成が示されている。なお、同じハッチングが付された部分は、同じデータ信号の成分を示している。
既に説明したように、シリアライザ150に入力されたデータ信号は、1行分の画面データに対応するデータ量を単位としてデシリアライザ170へと伝送される。そして、デシリアライザ170へと伝送されたデータ信号は、順次、バッファ管理部173によりバッファ174に格納される。図10の中段には、バッファ内容の時間変化が示されている。バッファ管理部173は、データ信号が入力される度にバッファ174へと書き込みを実行し、1行分のデータが蓄積されるまではデータ信号の読み出しを実行しない。つまり、1行分のデータが蓄積されるまでの期間をブランク期間とする。また、バッファ管理部173は、1行分のデータが蓄積されると同時にイネーブル信号とデータ信号とをデータ再生部175に出力する。
このような方法を適用すると、1行分の画面データに相当する記憶容量しかないバッファ174を利用して、オーバーフロー及びアンダーフローの影響を抑圧することが可能になる。その結果、コストを低減させることができる。
<3:まとめ>
最後に、本発明の実施形態に係る技術内容について簡単に纏める。ここで述べる技術内容は、例えば、PC、携帯電話、携帯ゲーム機、携帯情報端末、情報家電、カーナビゲーションシステム等、種々の情報処理装置に対して適用することができる。特に、このような情報処理装置の内部に設けられるデータ入出力装置に適用することができる。
上記のデータ入出力装置は、次のようなバッファと、データ受信部と、データ入力部と、データ出力部とを有する。上記のバッファは、データを蓄積するための記憶手段である。また、上記のデータ受信部は、第1のクロックに同期して入力されるデータを当該第1のクロックとは発生源が異なる第2のクロックに合わせて受信するものである。さらに、上記のデータ入力部は、前記データ受信部により受信されたデータを前記バッファに蓄積するものである。そして、上記のデータ出力部は、所定のデータ量を単位として、前記バッファに蓄積されているデータ量に応じた出力間隔で前記バッファに蓄積されたデータを順次出力するものである。
上記のような情報処理装置の内部では様々なデータの入出力が行われる。例えば、中央処理装置から出力された表示データが表示装置に入力される。多くの場合、中央処理装置から表示データを出力する際に用いるクロックと、表示装置に表示データを入力する際に用いるクロック(例えば、表示用のクロックとしても利用される。)とは同じ発生源のクロックである。しかし、中央処理装置と表示装置との配置関係や設計上の理由により、これら2つのクロックが異なる発生源に由来するものとなることがある。この場合、両クロックの周波数を正確に整合させないと、表示の乱れが生じてしまう。高価な発生源を利用すれば、両クロックの周波数を正確に整合させることができる。しかし、高価な発生源を利用すると、製造コストが増大してしまう。
そこで、本実施形態に係るデータ入力装置は、バッファを有し、バッファを利用してデータの出力間隔を調整する。特に、本実施形態に係るデータ入力装置は、バッファに蓄積されたデータ量に応じて出力間隔を調整する。このような構成により、第1のクロックが第2のクロックより高速な場合でも、第1のクロックが第2のクロックより低速な場合でも、クロックの周波数誤差に起因する影響を抑圧することが可能になる。また、安価な発生源を利用できるため、製造コストを低減することが可能になる。また、クロックの周波数、精度、相関に対する制約がなくなるため、設計コストを低減することが可能になる。
(備考)
上記の携帯端末130は、データ入出力装置、情報処理装置の一例である。上記のシリアライザ150は、データ受信部の一例である。上記のバッファ管理部173は、データ入力部、データ出力部、制御信号出力部の一例である。上記のシリアライザ150は、第1のモジュールの一例である。上記のデシリアライザ170は、第2のモジュールの一例である。上記のシリアルデータ生成部153は、シリアルデータ送信部の一例である。上記のパラレルデータ生成部172は、シリアルデータ受信部の一例である。上記のベースバンドプロセッサ110は、演算処理部の一例である。上記の発振器190は、クロック生成部の一例である。上記の液晶部104は、表示部の一例である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記説明においては、16MHz、20MHz、80MHz、4逓倍、5分周といった具体的な数値を入れて説明をしてきたが、これらの数値は一例であり、実施の態様に応じて適宜変更されるべきものである。また、上記説明においては画面データの入出力を念頭において説明してきたが、他の種類のデータを入出力する場合にも応用可能である。このような変形についても、当然に本実施形態の技術的範囲に含まれる。
100、130 携帯端末
102 表示部
104 液晶部
106 接続部
108 操作部
110 ベースバンドプロセッサ
132、136 パラレル信号線路
134 シリアル信号線路
150 シリアライザ
151 フレーム生成部
152 逓倍器
153 シリアルデータ生成部
170 デシリアライザ
171 分周器
172 パラレルデータ生成部
173 バッファ管理部
174 バッファ
175 データ再生部
190 発振器

Claims (10)

  1. データを蓄積するためのバッファと、
    第1のクロックに同期して入力されるデータを当該第1のクロックとは発生源が異なる第2のクロックに合わせて受信するデータ受信部と、
    前記データ受信部により受信されたデータを前記バッファに蓄積するデータ入力部と、
    所定のデータ量を単位として、前記バッファに蓄積されているデータ量に応じた出力間隔で前記バッファに蓄積されたデータを順次出力するデータ出力部と、
    を備える、
    データ入出力装置。
  2. 前記データ出力部は、前記バッファに蓄積されているデータ量が第1の閾値Th1より小さい場合に前記出力間隔を所定の出力間隔より長い所定の第1の出力間隔にし、前記バッファに蓄積されているデータ量が第2の閾値Th2(Th2>Th1)より大きい場合に前記出力間隔を前記所定の出力間隔より短い所定の第2の出力間隔にする、
    請求項1に記載のデータ入出力装置。
  3. 前記データ出力部は、前記バッファに蓄積されているデータ量を前記単位により管理し、前記バッファに蓄積されているデータ量がN1単位以下である場合に前記出力間隔を所定の出力間隔より長い所定の第1の出力間隔にし、前記バッファに蓄積されているデータ量がN2(N2>N1)以上である場合に前記出力間隔を所定の出力間隔よりも短い所定の第2の出力間隔にする、
    請求項1に記載のデータ入出力装置。
  4. 前記データ受信部は、前記所定のデータ量を単位とするデータを順次受信し、
    前記データ出力部は、各単位のデータが前記バッファに蓄積されたタイミングで当該データの出力を開始する、
    請求項1に記載のデータ入出力装置。
  5. 前記データは、表示用データであり、
    前記所定のデータ量は、表示画面の1行分に対応するデータ量である、
    請求項3に記載のデータ入出力装置。
  6. 前記データ出力部により前記データが出力されないブランク期間の長さを示す制御信号を出力する制御信号出力部をさらに備える、
    請求項5に記載のデータ入出力装置。
  7. 前記データ受信部を有する第1のモジュールと、
    前記バッファ、前記データ入力部、及び前記データ出力部を有し、所定の信号線により前記第1のモジュールと接続された第2のモジュールと、
    により構成され、
    前記第1のモジュールは、
    前記データ受信部により受信されたデータをシリアル化してシリアルデータを生成するシリアルデータ生成部と、
    前記所定の信号線を通じて前記シリアルデータを送信するシリアルデータ送信部と、
    をさらに有し、
    前記第2のモジュールは、
    前記所定の信号線を通じて送信されたシリアルデータを受信するシリアルデータ受信部と、
    前記シリアルデータ受信部により受信されたシリアルデータをパラレル化するパラレルデータ生成部と、
    をさらに有し、
    前記データ入力部は、前記データ受信部により受信されたデータとして、前記パラレルデータ生成部によりパラレル化されたデータを前記バッファに蓄積する、
    請求項1に記載のデータ入出力装置。
  8. 前記データは、表示用データであり、
    前記第1のモジュールは、
    前記第1のクロックに同期してデータを入力する演算処理部と、
    前記第2のクロックを生成するクロック生成部と、
    をさらに有し、
    前記第2のモジュールは、前記データに基づいて画像を表示する表示部をさらに有し、
    前記データ受信部は、前記演算処理部から前記第1のクロックに同期して入力されるデータを前記クロック生成部により生成された第2のクロックに合わせて受信し、
    前記データ出力部は、前記表示部にデータを出力する、
    請求項7に記載のデータ入出力装置。
  9. 前記第1のクロックに同期してデータを入力する演算処理部と、
    前記第2のクロックを生成するクロック生成部と、
    前記演算処理部から前記第1のクロックに同期して入力されるデータを前記クロック生成部により生成された第2のクロックに合わせて受信するデータ受信部と、
    前記データ受信部により受信されたデータを前記バッファに蓄積するデータ入力部と、
    所定のデータ量を単位として、前記バッファに蓄積されているデータ量に応じた出力間隔で前記バッファに蓄積されたデータを順次出力するデータ出力部と、
    前記データ出力部により出力されたデータに基づいて画像を表示する表示部と、
    を備える、
    情報処理装置。
  10. データを蓄積するためのバッファを有するデータ入出力装置が、
    第1のクロックに同期して入力されるデータを当該第1のクロックとは発生源が異なる第2のクロックに合わせて受信するデータ受信ステップと、
    前記データ受信ステップで受信されたデータを前記バッファに蓄積するデータ入力ステップと、
    所定のデータ量を単位として、前記バッファに蓄積されているデータ量に応じた出力間隔で前記バッファに蓄積されたデータを順次出力するデータ出力ステップと、
    を含む、
    データ入出力方法。
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