JP2012136283A - 手持ち式ラベル貼付機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 帯状台紙Dを巻回した供給リール3を保持する本体22と、圧搾ガスを供給するガス供給手段23と、本体の前面部に設けられ、開口19が形成された口金部24と、口金部に設けられ帯状台紙のみを転向させてラベルLを剥離する剥離部25と、剥離部に近接して設けられ、剥離部で剥離されたラベルを開口側へ飛ばすべく圧縮ガスを噴出するガス噴出口26と、スイッチをオンとすることにより転向された帯状台紙を下流側に搬送して剥離部においてラベルを剥離させるとともに、ガス供給手段よりの圧搾ガスをガス噴出口より噴出させるトリガー部27と、を備える。
【選択図】 図1
Description
特許文献1に示され、図8に開示されたハンドラベラーは、グリップ2を備えた本体1と、本体1に設けられラベルLが仮着された帯状台紙Dを巻回した供給リール3を保持する供給リール保持部4と、グリップ2に対峙して本体1に揺動可能に設けられるとともにグリップ2から離間した離間位置X及びグリップ2側へ近接した近接位置Yに移動可能なレバー6と、レバー6を常時離間位置X側に付勢するスプリング7と、レバー6が近接位置Yから離間位置Xに移動(図中Rb方向)する際に駆動されて供給リール保持部4に保持した供給リール3から帯状台紙Dを繰り出す繰り出し機構10と、繰り出し機構10が帯状台紙Dを繰り出す過程で剥離板16により帯状台紙Dを折り返して帯状台紙DからラベルLを剥離して本体1から排出し先端のローラ17の押圧によりラベルLを物品に貼付可能にするラベル剥離機構15と、レバー6が離間位置Xから近接位置Yに移動(図中Ra方向)する際にレバー6により駆動されて供給リール3から繰り出された帯状台紙Dに仮着されたラベルLに所用の印字を行なう印字機構18とを備えている。
また、口金部の帯状台紙の出口には、手切り式のカッタ部が設けられるようにできる。
さらに、第2の発明に係る手持ち式ラベル貼付機は、ラベルが仮着された帯状台紙を巻回した供給リールを保持する本体と、前記本体に対し着脱自在に設けられるとともに、圧搾ガスを供給するガス供給手段と、前記本体の前面部に設けられるとともに、前記帯状台紙の出入り口および開口が形成された口金部と、前記口金部に設けられ前記帯状台紙の入口から挿通された帯状台紙のみを転向させて前記ラベルを剥離する剥離部と、前記剥離部に近接して設けられ、前記剥離部で剥離されたラベルを前記開口側へ飛ばすべく前記圧縮ガスを噴出するガス噴出口と、前記ガス供給手段とガス噴出口との間に形成された圧搾ガス通路と、前記帯状台紙を、さらに前記剥離部より下流に搬送する搬送手段と、スイッチをオンとすることにより前記剥離部にて転向された帯状台紙を、前記搬送手段を介してさらに下流側に搬送し前記剥離部においてラベルを剥離させるとともに、前記ガス供給手段よりの圧縮ガスを前記ガス噴出口より噴出させるトリガー部と、前記各部と接続され、前記トリガー部のスイッチのオン・オフに連動して各部を制御する制御部と、を備え、前記トリガー部のスイッチのオン時、前記剥離部において前記搬送手段を介して帯状台紙のみを下流側へ搬送してラベルを剥離するともに、前記圧搾ガス通路を介して前記ガス供給手段より供給された前記圧搾ガスを前記ガス噴出口より噴出し、前記ラベルを対象物に飛ばして貼り付けることを特徴とする手持ち式ラベル貼付機。
また、本体の前面部には、さらに、制御手段に接続された距離測定手段を設け、ラベル剥離部と対象物の距離が所定の距離となったか否かを測定するようにできる。
また、圧搾ガス通路の途中には、制御部に接続され、圧搾ガス通路を開閉自在とするとともに、圧搾ガスをさらに圧搾する圧搾弁部を備え、トリガー部のスイッチオン時、制御部を介し圧搾弁部を開放して圧搾度を増した圧搾ガスをガス噴出口より噴出するようにできる。
また、ガス噴出口には、噴出口金部に複数の噴射孔が形成されるとともに、噴出口金部平面の中心線を挟んだ一方側と、他方側の噴射孔の割合が1対nであるようにできる。
さらに、第3の発明に係る手持ち式ラベル貼付機は、基材の一面に粘着剤層が露出する帯状台紙を巻回した供給リールを保持する本体と、前記本体に対し着脱自在に設けられるとともに、圧搾ガスを供給するガス供給手段と、前記本体の前面部に設けられるとともに、前記帯状台紙の入り口および開口が形成された口金部と、前記口金部に設けられ前記帯状台紙の入口から挿通された帯状台紙を支持する支持部材と、前記支持部材において前記帯状台紙を切断して一片のラベルとする切断刃と、前記支持部材の先端部近辺の上流に近接して設けられ、前記支持部材にて切断されたラベルを前記開口側へ飛ばすべく前記圧縮ガスを噴出するガス噴出口と、スイッチをオンとすることにより前記切断刃を作動して帯状台紙を切断してラベルを作製するとともに、前記ガス供給手段よりの圧搾ガスを前記ガス噴出口より噴出させるトリガー部と、を備えることを特徴とする。
また、口金部の帯状台紙の出口に、手切り式のカッタ部を設けるようにすれば、ラベルが剥離された後の帯状台紙を手で切ることができる。
また、第2の発明に係る手持ち式ラベル貼付機は、トリガー部のスイッチのオン・オフに連動して各部を制御する制御部を備え、トリガー部のスイッチのオン時、剥離部において搬送手段を介して帯状台紙のみを下流側へ搬送してラベルを剥離するともに、圧搾ガス通路を介してガス供給手段より供給された圧搾ガスをガス噴出口より噴出し、ラベルを対象物に飛ばして貼り付けるようにしたので、制御部の制御の下、トリガー部を軽く引くだけで電気的にスイッチがオン・オフされ、ラベルを対象物に飛ばして貼付できるので、少ない力でのラベルの貼着が可能となるという効果がある。
また、本体の前面部に、制御手段に接続された距離測定手段を設け、ラベル剥離部と対象物の距離が所定の距離となったか否かを測定するようにすれば、対象物に対するラベルの飛行・貼着を最適な距離で行なうことが可能となる。
また、圧搾ガス通路の途中に、制御部に接続され、圧搾ガス通路を開閉自在とするとともに、圧搾ガスをさらに圧搾する圧搾弁部を備え、トリガー部のスイッチオン時、制御部を介し圧搾弁部を開放して圧搾度を増した圧搾ガスをガス噴出口より噴出するようにすれば、圧搾ガスの圧搾度が増した圧搾ガスをガス噴出口より噴出できるので、確実なラベルの飛行・貼着が可能となる。
また、ガス噴出口に、噴出口金部に複数の噴射孔を形成するとともに、噴出口金部平面の中心線を挟んだ一方側と、他方側の噴射孔の割合を1対nにすれば、対象物に飛ぶ過程でラベルを反転できるようになる。
さらに、第3の発明に係る手持ち式ラベル貼付機は、基材の一面に粘着剤層が露出する帯状台紙を巻回した供給リールを保持する本体と、本体に対し着脱自在に設けられるとともに、圧搾ガスを供給するガス供給手段と、本体の前面部に設けられるとともに、帯状台紙の入り口および開口が形成された口金部と、口金部に設けられ帯状台紙の入口から挿通された帯状台紙を支持する支持部材と支持部材において帯状台紙を切断して一片のラベルとする切断刃と、支持部材の先端部近辺の上流に近接して設けられ、支持部材にて切断されたラベルを開口側へ飛ばすべく圧縮ガスを噴出するガス噴出口と、スイッチをオンとすることにより切断刃を作動して帯状台紙を切断してラベルを作製するとともに、ガス供給手段よりの圧搾ガスをガス噴出口より噴出させるトリガー部と、を備えたため、基材の一面に粘着剤層が露出する、いわゆる台紙なしラベルであっても対象物への貼着が可能になるという効果がある。
なお、以下では、従来と共通する部分については、同一符号を以て示すこととし、重複する説明は省略する。
図1は、手持ち式ラベル貼付機の概略側面図、図2は、口金部の構造を示す拡大破断側面図である。
同図に示すように、手持ち式ラベル貼付機21は、主に、本体22と、本体22に設けられラベルLが仮着された帯状台紙Dを巻回した供給リール3を保持する供給リール保持部4と、ガス供給手段23と、口金部24と、剥離部25と、ガス噴出口26と、トリガー部27と、「搬送手段」としての回転ドラム12(従来技術を参照)を備えている。
また、33は、手切り式のカッタ部であり、この手切り式のカッタ部33は、前記出口32に形成されており、剥離板25にてラベルLが剥離されたのち出口33より排出された帯状台紙Dを手で切断する際の「カッタ刃」の役目を果たすようになっている。
供給リール保持部4に供給リール3を装着・保持し、ラベルLが仮着された帯状台紙Dを口金部24側に引出し、帯状台紙Dの入口31より差込み、剥離板25を経て出口32より引出してセットする。
そして、手で本体22を保持し、口金部24側をラベルLを貼り付ける対象物Aに向けトリガー部27を絞る(引く)と、回転ドラム12が所定量回転して供給リール保持部4より帯状台紙Dを所定量繰り出すとともに下流側に搬送し、剥離板25にて帯状台紙Dのみが転向してラベルLが帯状台紙Dより剥離される。
ラベルLが剥離されるタイミングと同期をとってガス供給手段23より圧搾ガス通路30を介して口金部24のガス噴出口26へ圧搾ガスを送り、ガス噴出口26より圧搾ガスを噴射する。
圧搾ガスは、剥離板25にて剥離されたラベルLに向け噴射され、ラベルLが対象物Aに飛ばされて貼着されるものである。
なお、以下では、従来および先の実施の形態と共通する部分については、同一符号を以て示すこととし、重複する説明は省略する。
主に、図3および図4に示すように、手持ち式ラベル貼付機41は、本体42と、本体42に設けられラベルLが仮着された帯状台紙Dを巻回した供給リール3を保持する供給リール保持部4と、ガス供給手段23と、口金部44と、剥離部25と、ガス噴出口46と、トリガー部47と、搬送手段48と、距離測定手段49、圧搾弁部50と、制御部51とを、主に備えている。
また、52は、帯状台紙Dの入口、53は、帯状台紙Dの出口であり、この出入口53、52は、先の実施の形態の口金部24とは真逆の位置に設けられている。すなわち、前面部側(図4における左端部側)に帯状台紙Dの入口52が、また、背面側(同図の口金部44におけるガス噴射口46側)に出口53が設けられており、前面部側に形成された入口52より搬送された帯状台紙Dは、「剥離部」としてのとしての剥離板25にて転向され、背面側の出口53から排出される。出口53から排出された帯状台紙Dは、供給リール保持部4に形成された排紙通路部54を通って本体42の後方側へと搬送される。このため、先の実施の形態に比し、排出された帯状台紙Dによって口金部44の開口29を塞ぐ虞がなくなる。
なお、本実施の形態では、剥離板25にて剥離されたラベルLは、開口29側が情報が印刷された面であり、後述するガス噴出口46側が粘着剤層Nとなる。
この噴射孔56は、平面における中心線Tを挟んだ一方側と他方側(図5における左半円部と右半円部)で数が異なっており、左半円部を1の割合としたときの右半円部の割合をnとしており、このnの範囲は、「3<n<6」が望ましい。
すなわち、剥離部25の先端部に近接して設けたガス噴出口46の噴射孔56の割合を、中心線Tを挟んだ一方側と他方側(図5における左半分と右半分)とで変えたことにより、噴射孔56側が粘着剤層Nとなるよう剥離板25にて剥離されたラベルLに対し、左右異なった量の圧搾ガスが噴出されるため、ラベルLは開口29より対象物Aに向けて飛ぶ(飛行する)過程で左右が反転し、粘着剤層N側が対象物A側に向くものである。
また、距離測定手段49は、トリガー部47の「スイッチ」が他の各部(搬送手段48や後述の圧搾弁部50)がオンとはならない、オンとオフとの間となる程度に「引き金部」を軽く引いた状態(半引き状態)で作動(オン)して照準光Fを発するようになっており、「引き金部」より指を離すとオフとなって照準光Fの照射は停止される。
なお、距離測定手段49は、扱うラベルLの種類などにより、本体42側、より詳しくは、剥離板25と対象物Aとの距離を複数段に切り換えて選択できるようになっている。すなわち、ラベルLの大きさや厚さ(重量)により、照準光FのマークMが鮮明に表示される「焦点距離」、換言すると、ラベルLが剥離される剥離板25と対象物Aとの距離、を複数段、切り換えて選択できるようになっているものである。
1)圧搾弁部50の開閉。
2)搬送手段48の回転ドラム57の回転を行って帯状台紙Dを所定量搬送する。
3)距離測定手段49より照準光Fを照射する。
手持ち式ラベル貼付機41を手で支えガス噴出口46側を対象物Aに向け、トリガー部47の「引き金部」を指で軽く絞って(半引き状態として)距離測定手段49より照準光Fを照射しながら、照準光FによるマークMが鮮明に表示される位置となるよう手持ち式ラベル貼付機41と対象物Aとの距離を調整する。
対象物AにマークMが鮮明に表示された時点で、軽く絞っていた「引き金部」を最後まで目一杯に絞ると、圧搾ガス通路30を閉じていた圧搾弁部50が開放され、ガス供給手段23から噴射孔56へ向けて圧搾ガスが供給されるとともに、搬送手段48の回転ドラム57がモーター等を介して電気的に所望の回転をして帯状台紙Dを所定量搬送することにより、剥離板25にて帯状台紙DよりラベルLを剥離する。なお、圧搾弁部50は、開放されてのち直ぐに閉じる、開閉動作を行なう。
剥離板25の先端部にて剥離されたラベルLに対し、圧搾弁部50にて圧搾度を増した圧搾ガスが噴射孔56より噴射されるため、ラベルLは対象物Aに向けて飛ばされる。
圧搾ガスがラベルLに噴射される際、噴出口金部55に形成された噴射孔56の、図5における左半分と右半分の割合が1:nとなっているため、ラベルLは粘着剤層Nが対象物Aに向くよう半回転しながら飛ばされ対象物Aに貼着される。
ラベルLが対象物Aに向けて半回転して飛ぶ際、距離測定手段49によりラベルLの種類に見合った距離(剥離板25と対象物Aとの距離)が選択されており、ラベルLの反転に必要な適正な距離に切り換えられているため、ラベルLの粘着剤層N側が対象物Aに向いて貼着される。
トリガー部47の「引き金部」から指を離すと、「スイッチ」がオフとなり、照準光Fの照射は停止する。
まお、噴射孔56が形成された噴射口金部55は交換自在とされており、前記噴射孔56の割合を変える際は、1対nの噴射口金部55に交換できるようになっている。
その他の構成、作用、効果については、先の実施の形態と略同一につき詳説を省略する。
なお、以下では、従来および先の実施の形態と共通する部分については、同一符号を以て示すこととし、重複する説明は省略する。
図7は、口金部の内部構造を示す、図2相当の拡大破断側面図である。
口金部62には、切断支持部材63と、切断刃64と、回転ドラム12と、ガス噴出口26とが設けられ、切断刃64は、図示省略のバネを介して切断支持部材63に対し、進退動自在とされている。
本実施の形態では、帯状台紙D1として、基材60の一面側に粘着剤層Nが露出した、いわゆる、「台紙なしラベル連続体」を用いる。
切断支持部材63は、回転ドラム12との間に搬送された帯状台紙D1を支持するための「支持部材」である。
また、65は、帯状台紙D1の入口、66は、帯状台紙D1のセット調整時の出口である。
切断刃67を設けてトリガー部27のオンにより帯状台紙D1を所定量搬送して切断するので、粘着剤層Nが露出した「台紙なしラベル連続体」であっても扱うことができる。また、帯状台紙Dを切断してラベルLを作製するので、剥離した後の帯状台紙Dが邪魔となることがないものである。
その他の構成、作用、効果については、先の実施の形態と略同一につき詳説を省略する。
D 帯状台紙
L ラベル
F 照準光
N 粘着剤層
S 信号線
3 供給リール
4 供給リール保持部
12 回転ドラム
21 手持ち式ラベル貼付装置(第1の実施の形態)
22 本体
23 ガス供給手段
24 口金部
25 剥離部(剥離板)
26 ガス噴出口
27 トリガー部
28 空間部
29 開口
30 圧搾ガス通路
31 (帯状台紙Dの)入口
32 (帯状台紙Dの)出口
33 (手切り式)カッタ部(カッタ刃)
41 手持ち式ラベル貼付装置(第2の実施の形態)
42 本体
44 口金部
46 ガス噴出口
47 トリガー部
48 搬送手段
49 距離測定手段
50 圧搾弁部
51 制御部
52 (帯状台紙Dの)入口
53 (帯状台紙Dの)出口
54 排紙通路部
55 噴出口金部
56 噴射孔
57 回転ドラム
60 基材
62 口金部
63 切断支持部材
64 切断刃
65 (帯状台紙Dの)入口
66 (帯状台紙Dの)出口
Claims (7)
- ラベルが仮着された帯状台紙を巻回した供給リールを保持する本体と、
前記本体に対し着脱自在に設けられるとともに、圧搾ガスを供給するガス供給手段と、
前記本体の前面部に設けられるとともに、前記帯状台紙の出入り口および開口が形成された口金部と、
前記口金部に設けられ前記帯状台紙の入口から挿通された帯状台紙のみを転向させて前記ラベルを剥離する剥離部と、
前記剥離部に近接して設けられ、前記剥離部で剥離されたラベルを前記開口側へ飛ばすべく前記圧縮ガスを噴出するガス噴出口と、
スイッチをオンとすることにより前記転向された帯状台紙を下流側に搬送して前記剥離部においてラベルを剥離させるとともに、前記ガス供給手段よりの圧搾ガスを前記ガス噴出口より噴出させるトリガー部と、
を備えることを特徴とする手持ち式ラベル貼付機。 - 前記口金部の前記帯状台紙の出口には、手切り式のカッタ部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の手持ち式ラベル貼付機。
- ラベルが仮着された帯状台紙を巻回した供給リールを保持する本体と、
前記本体に対し着脱自在に設けられるとともに、圧搾ガスを供給するガス供給手段と、
前記本体の前面部に設けられるとともに、前記帯状台紙の出入り口および開口が形成された口金部と、
前記口金部に設けられ前記帯状台紙の入口から挿通された帯状台紙のみを転向させて前記ラベルを剥離する剥離部と、
前記剥離部に近接して設けられ、前記剥離部で剥離されたラベルを前記開口側へ飛ばすべく前記圧縮ガスを噴出するガス噴出口と、
前記ガス供給手段とガス噴出口との間に形成された圧搾ガス通路と、
前記帯状台紙を、さらに前記剥離部より下流に搬送する搬送手段と、
スイッチをオンとすることにより前記剥離部にて転向された帯状台紙を、前記搬送手段を介してさらに下流側に搬送し前記剥離部においてラベルを剥離させるとともに、前記ガス供給手段よりの圧縮ガスを前記ガス噴出口より噴出させるトリガー部と、
前記各部と接続され、前記トリガー部のスイッチのオン・オフに連動して各部を制御する制御部と、を備え、
前記トリガー部のスイッチのオン時、前記剥離部において前記搬送手段を介して帯状台紙のみを下流側へ搬送してラベルを剥離するともに、前記圧搾ガス通路を介して前記ガス供給手段より供給された前記圧搾ガスを前記ガス噴出口より噴出し、
前記ラベルを対象物に飛ばして貼り付けることを特徴とする手持ち式ラベル貼付機。 - 前記本体の前面部には、さらに、前記制御手段に接続された距離測定手段が設けられ、前記ラベル剥離部と前記対象物の距離が所定の距離となったか否かを測定することを特徴とする請求項3に記載の手持ち式ラベル貼付機。
- さらに、前記圧搾ガス通路の途中には、前記制御部に接続され、前記圧搾ガス通路を開閉自在とするとともに、前記圧搾ガスをさらに圧搾する圧搾弁部を備え、前記トリガー部のスイッチオン時、前記制御部を介し前記圧搾弁部を開放して圧搾度を増した前記圧搾ガスを前記ガス噴出口より噴出することを特徴とする請求項3に記載の手持ち式ラベル貼付機。
- 前記ガス噴出口には、噴出口金部に複数の噴射孔が形成されるとともに、前記噴出口金部平面の中心線を挟んだ一方側と、他方側の前記噴射孔の割合が1対nであることを特徴とする請求項3または5に記載の手持ち式ラベル貼付機。
- 基材の一面に粘着剤層が露出する帯状台紙を巻回した供給リールを保持する本体と、
前記本体に対し着脱自在に設けられるとともに、圧搾ガスを供給するガス供給手段と、
前記本体の前面部に設けられるとともに、前記帯状台紙の入り口および開口が形成された口金部と、
前記口金部に設けられ前記帯状台紙の入口から挿通された帯状台紙を支持する支持部材と、
前記支持部材において前記帯状台紙を切断して一片のラベルとする切断刃と、
前記支持部材の先端部近辺の上流に近接して設けられ、前記支持部材にて切断されたラベルを前記開口側へ飛ばすべく前記圧縮ガスを噴出するガス噴出口と、
スイッチをオンとすることにより前記切断刃を作動して帯状台紙を切断してラベルを作製するとともに、前記ガス供給手段よりの圧搾ガスを前記ガス噴出口より噴出させるトリガー部と、
を備えることを特徴とする手持ち式ラベル貼付機。
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