JP2015078065A - 画像形成装置及び分離部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】腰の弱い印刷媒体を安定して確実にベルト状部材から分離できない。【解決手段】分離部材72は、保護ベルト21に接触する爪部170と、媒体搬送方向と直交するX方向で、爪部170の両側に配置された、印刷媒体2を案内するスロープ形状のガイド面171a、172aを有する第1翼部171及び第2翼部172とを、一体に有する部材であり、第1翼部171及び第2翼部172のガイド面171a、172aは、媒体搬送方向と直交するX方向において、爪部170側からX方向に離れるに従って下方に向かってスロープ形状に傾斜する傾斜面であり、平面形状で見たとき、媒体搬送方向上流側端部171b、172bが媒体搬送方向(Y方向)下流側に向けて後退している傾斜面である。【選択図】図8

Description

本発明は画像形成装置及び分離部材に関する。
テープ、台紙なしラベル紙など、粘着面を有し、粘着面に剥離紙が付いていないロール状印刷媒体(以下、「ライナーレスラベル紙」ともいう。)に対して印刷を行い、印刷後所要の長さに切断して印刷媒体片(以下、「ラベル片」ともいう。)とするラベルプリンタなどの画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置において、例えば、印刷媒体の粘着面をベルト状部材で保護して搬送するようにした場合、ベルト状部材から印刷媒体を確実に分離する必要がある。
このようなベルト状部材からの印刷媒体の分離は、曲率分離や分離爪などの分離部材によって行うのが一般的である。また、ベルト状部材を複数本に分割して、分割ベルト間に分離補助部材を配置したものも知られている(特許文献1)。
特開2011−178500号公報
上述したように分離部材を使用して印刷媒体の分離を行う構成にあっては、腰の弱いライナーレスラベル紙などでも、安定して確実に分離できるようにすることが求められる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、印刷媒体を安定して確実にベルト状部材から分離できるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
印刷媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記印刷媒体を搬送するベルト状部材を含む搬送手段と、
前記ベルト状部材から前記印刷媒体を分離する分離手段と、を備え、
前記分離手段は、
媒体搬送方向と直交する方向において、前記ベルト状部材に接触する爪部と、前記爪部の両側に配置された、前記印刷媒体を案内するガイド面を有する第1翼部及び第2翼部とを有し、
前記第1翼部及び前記第2翼部のガイド面は、媒体搬送方向と直交する方向で前記爪部から離れるにしたがい下方に向かって傾斜し、かつ媒体搬送方向上流側端が媒体搬送方向下流側に向けて後退する傾斜面である
構成とした。
本発明によれば、印刷媒体を安定して確実にベルト状部材から分離できる。
本発明に係る画像形成装置の一例の機構部の正面説明図である。 印刷媒体の説明に供する要部正面説明図である。 同画像形成装置における分離機構である分離手段の説明に供する要部斜視説明図である。 同じく正面説明図である。 本発明の第1実施形態に係る分離部材の斜視説明図である。 同分離部材の要部拡大斜視説明図である。 同分離部材の平面説明図である。 図7のA−A線、B−B線、C−C線に沿う要部断面説明図である。 本発明の第2実施形態における分離部材の平面説明図である。 本発明の第3実施形態における分離部材の平面説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する要部平面説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する要部平面説明図である。 本発明の第6実施形態の説明に供する要部平面説明図である。 同じく要部斜視説明図である。 本発明の第7実施形態の説明に供する要部斜視説明図である。 本発明の第8実施形態の説明に供する要部平面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る画像形成装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。図1は同画像形成装置の機構部の正面説明図、図2は印刷媒体の説明に供する要部正面説明図である。
この画像形成装置は、装置本体100内に、給紙装置となる給紙部101と、画像形成手段である画像形成部102と、搬送手段である搬送部103と、排紙搬送手段である排紙搬送部104とを備えている。また、画像が形成された印刷媒体2を装置本体100の外部に排出する排出口部である排出口105が設けられ、印刷媒体2の搬送時及び引き戻し時にロール状印刷媒体2を案内するガイド手段106を有している。
給紙部101には、印刷媒体2をロール状に巻き回したロール体4が装填される。
ここで、印刷媒体2は、図2に示すように、画像を形成可能な媒体(以下、「印刷面」ともいう。)2aの一面に粘着層(以下、「粘着面」という。)2bを形成した連続体である。そして、この印刷媒体2は、粘着面2bに台紙(剥離紙、セパレータ)を貼り付けていない状態でロール状にしたライナーレスラベル紙である。
ロール体4はスプール5に嵌め込まれ、スプール5は両端部をロールホルダ部材6に配置した第1ないし第3の回転体である第1のコロ111、第2のコロ112、第3のコロ113の三点で回転可能に保持されている。
なお、本件発明において、「スプール」とは芯部材と別体に設けられ、芯部材に嵌め込んで用いられる部材に限られず、ロールホルダ部材6,6で保持される部位であれば、ロール体4の芯部材と一体に形成されたものでもよい。また、ロール体4の芯部材を直接保持する場合は、このような芯部材も「スプール」に含まれる。
画像形成部102は、印刷媒体2に液滴を吐出する液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド11を搭載したキャリッジ12を備えている。キャリッジ12は、主ガイド部材13及び従ガイド部材14に移動可能に保持されて、印刷媒体2の搬送方向と直交する方向(主走査方向)に往復移動される。
ここでは、記録ヘッド11として2つのノズル列を有する液体吐出ヘッドを用い、キャリッジ12に2つの記録ヘッド11を搭載している。そして、2つの記録ヘッド11の4列のノズル列で、それぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のインク液滴を吐出するようにしている。ただし、これに限るものではなく、またライン型ヘッドを使用することもできる。
また、記録ヘッド11に対するインク供給は、装置本体100に対して交換可能に装着されるインクカートリッジ15から供給チューブ16を介して所要の色のインクをキャリッジ12に搭載した図示しないヘッドタンクに供給し、ヘッドタンクから記録ヘッド11にインクを供給する方式としている。
また、記録ヘッド11の性能を維持回復するためのメンテナンス動作などで生じるインクの廃液は、装置本体100に対して交換可能に装着される廃液タンク17に排出されて収容される。
なお、画像形成部102は、液体吐出ヘッドの形態に限らず、接触および非接触で画像を形成する各種画像形成手段を用いることができる。
搬送部103は、記録ヘッド11の下方に、無端状の搬送ベルトである保護ベルト21が配置されている。保護ベルト21は、搬送ローラ22とテンションが付与された従動ローラ23とに周回移動可能に掛け回されている。
このとき、保護ベルト21は粘着面2bに対し粘着性を持たないことが好ましいが、搬送時に保護ベルト21から印刷媒体2が浮いてしまうことを防止するために粘着面2bに対し再剥離可能な程度の弱い被粘着性を有していてもよい。保護ベルト21を粘着面2bにあてがうことで粘着面2bを保護し、同時に粘着面2bが装置内に接触することが防止されることで搬送安定性が得られるとともに、保護ベルト21が粘着面2bから剥離可能であることから、印刷媒体2のみを排紙することが可能になる。
つまり、本実施形態では、保護ベルト21は印刷媒体2の粘着面2bを保護して、印刷媒体2と一体となって搬送される。
搬送ローラ22に対向して対向ローラ24が配置されている。これらの搬送ローラ22と対向ローラ24とからなる搬送ローラ対(回転体対)によって、印刷媒体2と保護ベルト21とを一緒に挟み込んで、記録ヘッド11による画像形成領域に搬送する搬送手段を構成している。
また、保護ベルト21には多数の吸引孔が形成されている。そして、保護ベルト21の内側には、画像形成部102の記録ヘッド11に対向して、吸引孔を介して印刷媒体2を保護ベルト21の表面に向けて吸引する吸引ファン27が配置されている。
なお、ここでは、吸引によって保護ベルト21に印刷媒体2を吸着する構成としているが、これに限らず、静電力で吸着することもできる。また印刷媒体2の粘着面2bの粘着性を利用して保護ベルト21から浮かないように固定してもよい。
また、従動ローラ23側には、拍車コロ群28a,28b、28cが配置されている。なお、拍車コロ群28a〜28cは、それぞれが搬送方向と直交する方向に複数の拍車コロが配置されて構成されている。上流側の拍車コロ群28a、28bは保護ベルト21に対向し、最下流側の拍車コロ群28cは排紙搬送部104の受け部材30に対向する。
また、従動ローラ23の下流側には、保護ベルト21から印刷媒体2を分離するための本発明に係る分離部材72を軸方向に複数配置してなる分離手段71が設けられている。
排紙搬送部104は、保護ベルト21と拍車コロ群28bとの間から送り出された印刷媒体を案内する受け部材30の搬送方向下流側に、印刷媒体2を所望の長さに切断して印刷媒体片(ラベル片)200とする切断手段であるカッタユニット31が配置されている。
カッタユニット31は、印刷媒体2を受ける受け部材30の下流側端面で形成される下刃31bと、下刃との間で印刷媒体2を切断する切断刃(上刃:カッタ)31aとを有し、カッタ31aが搬送方向と直交する方向に移動することで印刷媒体2を切断する。
そして、カッタユニット31の下流側には、排紙ローラ32が配置されている。排紙ローラ32に対向して拍車コロ33が配置されている。これらの排紙ローラ32と拍車コロ33によって、カッタユニット31で切断された状態のラベル片200の先端を装置本体100の排出口部である排出口105に送り出した状態で保持する。
ここで、排紙ローラ32のラベル片200を保持する表面は、例えば非粘着性処理(粘着面が付着しない処理)を施して、ラベル片200の粘着面2bを剥離可能としている。この場合、排紙ローラ32自体を剥離可能な材質で形成することもできる。
また、印刷媒体2の有無を検知する用紙センサ34が配置されている。用紙センサ34はフォトセンサやメカニカルなレバーとフォトセンサの組合せなどで構成することができる。
ガイド手段106は、搬送部103を構成している第1ローラを兼ねる対向ローラ24の下流側で、画像形成部102の上流側に配置された分離ローラとなる第2ローラ42と、対向ローラ24を挟んで第2ローラ42と反対側に配置された第3ローラ43とを有し、これらの対向ローラ24、第2ローラ42及び第3ローラ43との間に無端状のガイドベルト44を掛け回している。
ここで、ガイドベルト44は、例えば、ポリイミドを基材とし、表層に印刷媒体2の粘着面2bとの離型性を良好にする離型層(例えばシリコーンコーティング)を有するベルト状部材である。
そして、これらの対向ローラ24、第2ローラ42及び第3ローラ43は、ホルダ部材45に回転可能に保持されている。ホルダ部材45は軸46を回転中心として回転可能に配置され、対向ローラ24が搬送ローラ22に対向する位置と、対向ローラ24が搬送ローラ22から離間して対向ローラ24と搬送ローラ22との間を開放する位置との間で変位可能としている。
なお、ロール体4を装填して印刷媒体2を保護ベルト21上にセットするときには対向ローラ24と搬送ローラ22との間を開放し、印刷媒体2を搬送するときには対向ローラ24を搬送ローラ22側に押し付ける。そのため、対向ローラ24はばねなどの加圧手段によって搬送ローラ22側に加圧されている。また、第2ローラ42もばねなどの加圧手段によって保護ベルト21側に加圧されている。
本実施形態では、上述したように、印刷媒体2の粘着面2bを保護ベルト21側にして画像形成を行う構成で説明しているが、印刷媒体2の粘着面2bに画像形成を行う構成とすることもできる。この場合には、前述したガイドベルト44の表面に非粘着性処理(粘着面が付着しない処理)を施すことが好ましい。
このように構成した画像形成装置においては、給紙部101に装填されたロール体4から引き出された印刷媒体2と保護ベルト21とを、搬送ローラ22と対向ローラ24との間に一緒に挟み込む。
そして、搬送ローラ22を回転駆動することによって、印刷媒体2の粘着面2bが保護ベルト21で保護された状態で印刷媒体2と保護ベルト21が一体となって搬送され、画像形成部102の記録ヘッド11によって所望の画像が形成される。
画像が形成された印刷媒体2から保護ベルト21が剥離されて、印刷媒体2のみが排紙搬送部104に送られ、カッタユニット31によって所要の位置で切断されてラベル片200となり、排紙ローラ32と拍車コロ33との間で、装置本体100の排出口105から抜き取り可能な状態で保持される。
また、ガイド手段106は、特に、印刷媒体2の粘着面2b側に画像を形成する場合に、搬送時及び引き戻し時に対向ローラ24に印刷媒体2が巻き込まれることを防止する。
つまり、対向ローラ24の表面に非粘着性処理をしたとしても、対向ローラ24の曲率が小さいために、対向ローラ24だけでは印刷媒体2の粘着面2bが対向ローラ24の周面に貼り付いて巻き込まれる可能性がある。この場合、対向ローラ24の曲率を大きくすれば良いのであるが、そうすると対向ローラ24と搬送ローラ22とのニップ領域の面積が小さくなって安定した搬送力を得ることができなくなる。
そこで、搬送時には、ガイドベルト44で印刷媒体2を押えながら搬送させ、ガイドベルト44を曲率の大きな分離ローラとなる第2ローラ42によって印刷媒体2から確実に分離することで、搬送時の対向ローラ24への巻き込みを防止している。
また、印刷媒体2を引き戻すときにも、印刷媒体2の粘着面2b側をガイドベルト44で受けて印刷媒体2が対向ローラ24に巻き込まれることを防止している。
画像形成が終了し、カッタユニット31によって印刷媒体2を切断した段階では、印刷媒体2の先端はカッタユニット31の位置にあり、印刷媒体2の画像形成部102に対向している領域は未使用領域となる。このまま、次の画像形成動作を再開すると、印刷媒体2の未使用領域は無駄になる。そこで、印刷媒体2の先端が画像形成部102の手前(上流側)になる位置まで印刷媒体2を引き戻し方向(搬送方向と逆方向)に引き戻すようにしている。
次に、この画像形成装置における分離機構である分離手段について図3及び図4を参照して説明する。図3は同説明に供する要部斜視説明図、図4は同じく正面説明図である。
分離手段(分離機構)71は、従動ローラ23の媒体搬送方向下流側で、保護ベルト21から印刷媒体2を分離してガイドする複数の分離部材72を、軸73で支持して、媒体搬送方向と直交する方向に並べて配置することで構成している。
ここで、本発明の第1実施形態に係る分離部材について図5ないし図7を参照して説明する。図5は同分離部材の斜視説明図、図6は同分離部材の要部拡大斜視説明図、図7は同分離部材の平面説明図、図8は図7のA−A線、B−B線、C−C線に沿う要部断面説明図である。
なお、媒体搬送方向をY方向、媒体搬送方向と直交する方向をX方向、高さ方向をZ方向とする。
分離部材72は、保護ベルト21に接触する爪部170と、媒体搬送方向と直交するX方向で、爪部170の両側に配置された、印刷媒体2を案内するスロープ形状のガイド面171a、172aを有する第1翼部171及び第2翼部172とが、一体に形成された部材である。
ここで、第1翼部171及び第2翼部172のガイド面171a、172aは、媒体搬送方向と直交するX方向において、爪部170側からX方向に離れるに従って下方に向かってスロープ形状に傾斜する傾斜面である。
また、第1翼部171及び第2翼部172のガイド面171a、172aは、媒体搬送方向であるY方向において、爪部170の先端部170a側から下流側に向かうに従って爪部170側の表面に近づくように上方向にスロープ状に傾斜している傾斜面である。
また、第1翼部171及び第2翼部172のガイド面171a、172aは、ガイド面171a、172aを平面形状で見たとき、図7に示すように、媒体搬送方向上流側端部171b、172bが媒体搬送方向(Y方向)下流側に向けて後退している(媒体搬送方向で爪部170の先端部170aを基準としたときに基準から離れる)傾斜面である。
つまり、図6において、ガイド面171a、171bは、X−Z面において、爪部170から離れるに従って下方向に傾斜する。
このとき、第1翼部171及び第2翼部172のガイド面171a、172aは、媒体搬送方向上流側端部171b、172bが媒体搬送方向(Y方向)下流側に向けて後退しているので、保護ベルト21の周面(従動ローラ23の周面形状)に倣って下方向に傾斜することができる。
また、ガイド面171a、171bは、Y−Z面においても、媒体搬送方向下流側に向かうに従って爪部170側の表面に近づくように上方向に傾斜する。
一方、爪部170は、先端部170aのみが保護ベルト21の表面に当たって接触する形状に形成されている。
このように分離部材72を構成した場合、まず、ガイド面171a、172aのX−Z平面に対する傾斜によって、保護ベルト21から爪部170の先端170aにより引き剥がされた直後の印刷媒体2の裏面(粘着面2b)を爪部170近傍から徐々に外側へ向けて支えていく構成となっているので、粘着面2bを有する印刷媒体2であっても保護ベルト21からの剥離を安定して行うことができる。
これに対し、第1翼部171、第2翼部172がない場合、保護ベルト21の出口部で印刷媒体2の爪部170に対応する位置は剥離されるものの、粘着面2bの粘着性のため爪部170に対応する位置の両側に位置する印刷媒体2は保護ベルト21に付着したまま送られて、引き剥がしきれずに搬送不良の原因となる。特に、腰の弱い台紙無しラベル(ライナーレスラベル紙)で引き剥がし不良が生じ易くなる。
また、第1翼部171、第2翼部172に傾斜がない場合、爪部170脇の剥離が徐々に進まないため、保護ベルト21に付着した印刷媒体2が第1翼部171、第2翼部172に達した段階で搬送負荷が急増してしまい、均一な送りが困難となる。また保護ベルト21に当接する幅も大きくなるため、滑らかに剥離することもできない。
また、ガイド面171a、172aのY−Z平面に対する傾斜(下流側が高くなる傾斜)によって、保護ベルト21から引き剥がされた印刷媒体2の波打ちを抑制し、印刷媒体2の表面の姿勢をより平面に近づけた状態で、下流側工程(切断、排紙など)へと送ることができる。すなわち、保護ベルト21からの剥離時はX-Z面の傾斜により徐々に時間差をもって剥離が進む構成としつつ、剥離部材72を通過した後はY−Z面の傾斜によって、印刷媒体2をより平面に近づけた状態で搬送される。
これに対し、Y−Z平面に対する傾斜がない場合、保護ベルト21から爪部170の先端部170a、ガイド面171b、172bにより引き剥がされたときに発生する印刷媒体2の波打ち(X-Z面の傾斜により徐々に時間差をもって剥離が進むことにより生じる)により、下流側工程(切断、排紙など)への中継時にジャム等の搬送不良が生じる。特に、腰の弱い台紙無しラベル(ライナーレスラベル紙)で波打ちがひどく、ジャム等が生じ易くなる。
また、爪部170と第1翼部171との間、爪部170と第2翼部172との間には、段差173を設けている。これにより、保護ベルト21から分離された直後の印刷媒体2の粘着面2bは爪部170表面のみに接触することなり、接触する面積が小さくなって搬送負荷が低減する。
さらに、段差173は媒体搬送方向下流側に向かうに従って小さくなる構成となっている。これにより、剥離部材72を通過した後は印刷媒体2をより平面に近づけた状態で搬送される。
そこで、上述したように複数の分離部材72を媒体搬送方向と直交する方向に並べて配置して分離手段71を構成することによって、保護ベルト21から印刷媒体2を安定して確実に分離し、波打ちの少ない状態で下流側に送ることができる。
また、分離部材72の印刷媒体2と接触する面、例えば、爪部170の表面、第1翼部171及び第2翼部172のガイド面171a、172aには非粘着処理又は凹凸を形成することが好ましい。
これにより、印刷媒体2の搬送抵抗が小さくなり、安定して印刷媒体2を下流側に送り出すことができる。
次に、本発明の第2実施形態について図9を参照して説明する。図9は同実施形態における分離部材の平面説明図である。
本実施形態の分離部材72は、図9(a)に示すように、爪部170を有する部材と、第1翼部171を有する部材と、第2翼部172を有する部材との3つの部材で構成される。
そして、前述した第1実施形態の軸73にて、図9(b)に示すような配列になるように保持し、前記第1実施形態と同様に、図9(b)に示す配列を媒体搬送方向と直交する方向に繰り返し配置する。
これにより、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。また、爪部170、第1翼部171、第2翼部172の形状はそれぞれ簡単な構成となり、高精度に加工することが容易となる。
次に、本発明の第3実施形態について図10を参照して説明する。図10は同実施形態における分離部材の平面説明図である。
本実施形態の分離部材72は、図10(a)に示すように、前記第1実施形態における爪部170の媒体搬送方向と直交する一端側から、爪部170と一体に第1翼部171及び第2翼部172を順次形成した部材で構成される。
そして、前述した第1実施形態の軸部材173にて、図10(b)に示すような配列になるように繰り返し保持して配置することで、爪部170の両側に第1翼部171、第2翼部172が配置された構成が得られる。
これにより、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記各実施形態に限らず、例えば、爪部170の媒体搬送方向と直交する方向の一端部側に、第2翼部172及び第1翼部171を順次一体に設けた部材とすることもできる。
また、爪部170と第1翼部171とを一体にした部材と、第2翼部172を形成する部材と、の2つの部材で構成することもできる。あるいは、爪部170と第2翼部172とを一体にした部材と、第1翼部171を形成する部材と、の2つの部材で構成することもできる。
次に、本発明の第4実施形態について図11を参照して説明する。図11は同実施形態の説明に供する要部平面説明図である。
本実施形態では、2種類の分離部材72A、72Bを備えている。ここでは、印刷媒体2を搬送するとき、印刷媒体2の端部を基準として搬送することから、印刷媒体基準位置側の1つの分離部材72を分離部材72Aとし、媒体搬送方向と直交する方向に並ぶ少なくとも一部の分離部材である2以上の分離部材72を分離部材72Bとしている。
分離部材72Aは、先端部が保護ベルト21に接触し、先端部より媒体搬送方向下流側部分は分離された印刷媒体2の搬送を支持するリブ状をなす爪部170aが、平面視で、媒体搬送方向に沿う方向(矢印Y方向)に形成されている。
分離部材72Bは、先端部が保護ベルト21に接触し、先端部より媒体搬送方向下流側部分は分離された印刷媒体2の搬送を支持するリブ状をなす爪部170bが、平面視で、媒体搬送方向に対して傾斜した方向(矢印S方向)に形成されている。すなわち、少なくとも一部の分離部材72の爪部170は平面視で媒体搬送方向に対して傾斜している。
ここでは、分離部材72Bの爪部170bは、平面視で、媒体搬送方向において下流側に向かうに従って、印刷媒体基準位置から離れる方向に傾斜している。
このように構成したので、印刷媒体2が分離部材72A、72B上を通過するとき、分離部材72Bの爪部170bによって印刷媒体2に対して矢印Sの方向の力が作用する。つまり、印刷媒体2はリブ状の爪部170bの媒体搬送方向に対する矢印S方向の傾斜によって広がる方向の力を受けることになる。
これにより、印刷媒体2の湾曲や紙しわなどの発生が防止され、安定した搬送を行うことができる。
次に、本発明の第5実施形態について図12を参照して説明する。図12は同実施形態の説明に供する要部平面説明図である。
本実施形態では、3種類の分離部材72A、72B、72Cを備えている。ここでは、印刷媒体2の中央部を基準として搬送するので、印刷媒体基準位置に対応する1つの分離部材72を分離部材72Aとしている。
そして、分離部材72Aを挟んで、媒体搬送方向と直交する方向の右側に並ぶ2以上の分離部材72を分離部材72Bとし、媒体搬送方向と直交する方向の左側に並ぶ2以上の分離部材72を分離部材72Cとしている。
分離部材72Aは、前記第4実施形態と同様に、先端部が保護ベルト21に接触し、先端部より媒体搬送方向下流側部分は分離された印刷媒体2の搬送を支持するリブ状をなす爪部170aが、平面視で、媒体搬送方向に沿う方向(矢印Y方向)に形成されている。
分離部材72Bは、前記第4実施形態と同様に、先端部が保護ベルト21に接触し、先端部より媒体搬送方向下流側部分は分離された印刷媒体2の搬送を支持するリブ状をなす爪部170bが、平面視で、媒体搬送方向に対して傾斜する方向(矢印T方向)に形成されている。ここでは、分離部材72Bの爪部170bは、媒体搬送方向において下流側に向かうに従って、印刷媒体基準位置から右方向に離れる方向に傾斜している。
分離部材72Cは、先端部が保護ベルト21に接触し、先端部より媒体搬送方向下流側部分は分離された印刷媒体2の搬送を支持するリブ状をなす爪部170cが、平面視で、媒体搬送方向に対して傾斜する方向(矢印U方向)に形成されている。ここでは、分離部材72Cの爪部170cは、媒体搬送方向において下流側に向かうに従って、印刷媒体基準位置から左方向に離れる方向に傾斜している。
このように構成したので、印刷媒体2が分離部材72A、72B、72C上を通過するとき、分離部材72Bの爪部170b、分離部材72Cの爪部170cによって印刷媒体2に対して矢印T、Uの方向の力が作用する。つまり、印刷媒体2はリブ状の爪部170b、170cの媒体搬送方向に対する傾斜によって印刷媒体基準位置から左右に広がる方向の力を受けることになる。
これにより、印刷媒体2の湾曲や紙しわなどの発生が防止され、安定した搬送を行うことができる。
次に、本発明の第6実施形態について図13及び図14を参照して説明する。図13は同実施形態の説明に供する要部平面説明図、図14は同じく要部斜視説明図である。
本実施形態では、前記第4実施形態と同様に、爪部170aが媒体搬送方向に沿う分離部材72Aと、爪部170bが平面視で媒体搬送方向に対して傾斜する2以上の分離部材72Bとを、ホルダ203上に並べて配置している。
ここで、分離部材72Bはホルダ203に平面視で回動可能に配置している。この回動する分離部材72Bは、平面視で、回転中心(回動中心)を中心とする内接円300が、隣接する分離部材72Bの内接円と干渉しない構成(外周形状)としている。
これにより、分離部材72Bを回動させたときに、隣接する分離部材72Bと干渉しない構成となり、爪部170bの方向を調整することができる。
この分離部材72Bは、ホルダ203上に、矢印方向(複数の分離部材72Bの並び方向)に往復移動可能に配置されたラック202に連結されている。ラック202はモータ201によって矢印方向に往復移動される。本実施形態では、すべての分離部材72Bはラック202に連結され、一括して回動される。
このように構成したので、初期状態では、図13に示すように分離部材72Bは爪部170bが媒体搬送方向に対して下流側に広がる方向に傾斜した配置とする。
これにより、前記第4実施形態と同様に、印刷媒体2の湾曲や紙しわなどの発生が防止され、安定した搬送を行うことができる。
一方、印刷媒体2の巻き戻しを行うときには、モータ201によってラック202を移動させて、分離部材72Bの爪部170bの傾き方向を反対にして爪部170bが媒体搬送方向に対して上流側に広がる方向に傾斜した配置とする。
これにより、巻き戻しを行うときにも、分離部材72上を通過する印刷媒体2の湾曲や紙しわなどの発生を防止し、安定した搬送を行うことができる。
また、本実施形態では、ホルダ203にバネなどの弾性部材204を取り付けることで、ホルダ203が回転軸(前述した軸73)周りに回転する方向に力を作用させている。
これによって、搬送ベルト21の伸縮等によるテンションローラ23の軸位置変化に対しても、一定の圧力(当接圧、接触圧)で分離部材72を搬送ベルト21に押し付けることができる(当接させることができる)。
なお、本実施形態では、爪部170bが傾斜している分離部材72Bを回動可能としているが、これに限るものではない。例えば、分離部材72Bに代えて、爪部170が傾斜していない分離部材72とすることもできる(ただし、外周形状は、分離部材72Bと同様に、隣り合う分離部材間で干渉しない形状とする)。
この場合には、回動可能に設けた分離部材72については、爪部170が媒体搬送方向に沿う方向になる位置と、媒体搬送方向に対して傾斜する方向になる位置との間で回動することができ、巻き戻し時だけでなく、搬送する印刷媒体2によっても爪部170の向きを調整することができるようになる。
次に、本発明の第7実施形態について図15を参照して説明する。図15は同実施形態の説明に供する要部斜視説明図である。
本実施形態では、複数の分離部材72Bを第1群72Baと第2群72Bbの2つのグループに分けている。そして、第1群72Baの分離部材72Bはラック202aに連結してモータ201aで往復移動させ、第2群72Bbの分離部材72Bはラック202bに連結してモータ201bで往復移動させる構成としている。
これにより、複数の分離部材72Bはグループ化されて、グループごとに爪部170bの向きを調整することができるようになる。
次に、本発明の第8実施形態について図16を参照して説明する。図16は同実施形態の説明に供する要部平面説明図である。
本実施形態は、平面視で円形状の外周形状を有する分離部材72Dを使用し、中央部の分離部材72Aの左右に、それぞれ2以上の分離部材72Dを配置している。
そして、分離部材72Aの媒体搬送方向と直交する方向で右側に配置した分離部材72Dは、リブ状の爪部170dが、媒体搬送方向において下流側に向かうに従って、印刷媒体基準位置から右方向に離れる方向に傾斜した状態でラック202cに連結している。
また、分離部材72Aの媒体搬送方向と直交する方向で左側に配置した分離部材72Dは、リブ状の爪部170dが、媒体搬送方向において下流側に向かうに従って、印刷媒体基準位置から左方向に離れる方向に傾斜した状態でラック202dに連結している。
これらのラック202c、202dは、それぞれモータ201c、201dによって矢印方向に往復移動される。
これにより、中央基準で印刷媒体を搬送する場合に、巻き戻しを行うときに分離部材72Aを挟んで左右の分離部材72Dの傾斜の向きを変えることができるので、印刷媒体2の湾曲や紙しわなどの発生を防止し、安定した搬送を行うことができる。
なお、本願における「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用いる。
また、画像形成装置には、特に限定しない限り、シリアル型画像形成装置及びライン型画像形成装置のいずれも含まれる。
2 印刷媒体
4 ロール体
11 記録ヘッド
21 保護ベルト
22 搬送ローラ
24 対向ローラ
31 カッタユニット
32 排紙ローラ
71 分離手段(分離機構)
72、 分離部材
100 装置本体
101 給紙部
102 画像形成部
103 搬送部
104 排紙部
105 排出口
170 爪部
171 第1翼部
172 第2翼部
171a、172a ガイド面(傾斜面)
72A、72B、72C、72D 分離部材
170a、170b、170c、170d 爪部

Claims (14)

  1. 印刷媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記印刷媒体を搬送するベルト状部材を含む搬送手段と、
    前記ベルト状部材から前記印刷媒体を分離する分離手段と、を備え、
    前記分離手段は、
    媒体搬送方向と直交する方向において、前記ベルト状部材に接触する爪部と、前記爪部の両側に配置された、前記印刷媒体を案内するガイド面を有する第1翼部及び第2翼部とを有し、
    前記第1翼部及び前記第2翼部のガイド面は、媒体搬送方向と直交する方向で前記爪部から離れるに従い下方に向かって傾斜し、かつ媒体搬送方向上流側端が媒体搬送方向下流側に向けて後退する傾斜面である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1翼部及び前記第2翼部の各ガイド面は、媒体搬送方向上流側から媒体搬送方向下流側に向けて高くなることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記爪部の前記印刷媒体が接触する面と前記第1翼部及び前記第2翼部のガイド面との間には、媒体搬送方向上流側から媒体搬送方向下流側に向かうに従って小さくなる段差があることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記爪部の先端のみが前記ベルト状部材に接触することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記爪部と前記第1翼部及び前記第2翼部とが一体に形成された分離部材を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記爪部の媒体搬送方向と直交する一端側から前記第1翼部及び前記第2翼部が順次形成された部材を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記分離手段は、媒体搬送方向と直交する方向に複数配置されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記分離手段の前記印刷媒体と接触する面には非粘着処理又は凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記分離手段は、媒体搬送方向と直交する方向に複数配置され、
    前記分離手段の爪部は、先端部が前記ベルト状部材に接触し、前記先端部より媒体搬送方向下流側部分は分離された前記印刷媒体を支持するリブ状をなし、
    少なくとも一部の前記分離手段の前記爪部は、平面視で、媒体搬送方向に対して傾斜している
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記分離手段は、媒体搬送方向と直交する方向に複数配置され、
    前記分離手段の爪部は、先端部が前記ベルト状部材に接触し、前記先端部より媒体搬送方向下流側部分は分離された前記印刷媒体を支持するリブ状をなし、
    少なくとも一部の前記分離手段は、前記爪部が、平面視で、媒体搬送方向に対して傾斜する方向に回動可能に配置されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記回動可能な前記分離手段を、一括して、又は、グループ化して、動かすことで前記爪部の方向を調整する
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記回動可能な前記分離手段は、前記印刷媒体を巻き戻すときには、前記爪部が、平面視で、媒体搬送方向に沿う方向に回動される
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載の画像形成装置。
  13. 印刷媒体を搬送するベルト状部材から分離する分離部材であって、
    媒体搬送方向と直交する方向において、前記ベルト状部材に接触する爪部と、前記爪部の両側に配置された、前記印刷媒体を案内するガイド面を有する第1翼部及び第2翼部とを有し、
    前記第1翼部及び前記第2翼部のガイド面は、媒体搬送方向と直交する方向で前記爪部から離れるにしたがい下方に向かって傾斜し、かつ媒体搬送方向上流側端が媒体搬送方向下流側に向けて後退する傾斜面である
    ことを特徴とする分離部材。
  14. 前記第1翼部及び前記第2翼部の各ガイド面は、媒体搬送方向上流側から媒体搬送方向下流側に向けて高くなることを特徴とする請求項13に記載の分離部材。
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