JP2012136166A - 自動車のパネル - Google Patents

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Akira Tanahashi
朗 棚橋
Masao Yamaguchi
政雄 山口
Osamu Yasui
理 安井
Hitomi Hara
仁美 原
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Abstract

【課題】アウタパネルとインナパネルとを接合する際の作業性の向上を図ることができ、かつ、インナパネルの端面における錆の発生を防止できる、自動車のパネルを提供する。
【解決手段】アウタパネル2が樹脂からなり、インナパネル3が鋼板からなる。アウタパネル2の裏面2Aの周縁部には、壁状部6が突出して形成されている。アウタパネル2の裏面2Aにおける壁状部6の内側に、接着剤8が設けられている。そして、インナパネル3は、周縁部9が接着剤8に突き刺さった状態に配置され、インナパネル3の周端面は、接着剤8に埋没している。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車の車体を構成するパネルに関する。
自動車のバックドアパネルやフェンダパネルなどのパネルは、アウタパネルの裏面にインナパネルを重ね合わせて構成されている。従来の典型的なパネルでは、アウタパネルおよびインナパネルの両方が鋼板からなる。
近年、自動車の燃費向上を図るため、自動車の各部の軽量化が求められており、たとえば、バックドアパネルについても例外ではない。
バックドアパネルの軽量化のための構成として、樹脂製のアウタパネルを採用し、この樹脂製のアウタパネルの裏面に鋼板からなるインナパネルを重ね合わせる構成が提案されている。図5には、その構成の一例が採用されたバックドアパネルの周縁部の断面が示されている。図5に示されるように、インナパネル91の周縁部は、アウタパネル92の裏面と微小な間隔を空けて平行に延びる接合部93と、接合部93に連続し、アウタパネル92に向けて接合部93と交差(直交)する方向に延びる交差部94と、交差部94に連続し、アウタパネル92の裏面に沿って延び、アウタパネル92の裏面に接触する接触部95とを有している。そして、接合部93とアウタパネル92の裏面との間に接着剤96が設けられて、接合部93がアウタパネル92の裏面に接合されている。
実開昭63−179285号公報
図5に示される構成では、インナパネル91とアウタパネル92とを位置合わせするための基準となる部分が存在しない。そのため、インナパネル91とアウタパネル92との位置合わせが困難である。
また、インナパネル91の外周端面が露出しているので、その外周端面に錆(エッジ錆)が発生するおそれがある。
本発明の目的は、アウタパネルとインナパネルとを接合する際の作業性の向上を図ることができ、かつ、インナパネルの端面における錆の発生を防止できる、自動車のパネルを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明は、自動車のパネルにおいて、樹脂からなり、裏面の周縁部に突設された壁状部を有するアウタパネルと、前記アウタパネルの前記裏面における前記壁状部の内側に隣接して設けられる接着剤と、鋼板からなり、周端面が前記接着剤に埋没した状態で前記アウタパネルの前記裏面に接合されるインナパネルとを備えることを特徴としている。
アウタパネルが樹脂からなり、インナパネルが鋼板からなる。そのため、この自動車のパネルは、アウタパネルおよびインナパネルの両方が鋼板からなるパネルよりも軽量であり、自動車の燃費向上に寄与できる。
アウタパネルの裏面の周縁部には、壁状部が突出して形成されている。そのため、アウタパネルの裏面にインナパネルを接合する際に、壁状部を基準に、インナパネルをアウタパネルに対して位置決めすることができる。よって、アウタパネルとインナパネルとを接合する(組み付ける)際の作業性の向上を図ることができる。
アウタパネルの裏面における壁状部の内側に、接着剤が設けられている。そして、インナパネルは、周縁部が接着剤に突き刺さった状態に配置され、インナパネルの周端面は、接着剤に埋没している。これにより、インナパネルの周端面における錆の発生を防止できる。また、インナパネルの周縁部が壁状部に隠されるので、パネルの周縁部の見栄えを良くすることができる。
本発明によれば、アウタパネルとインナパネルとを接合する際の作業性の向上を図ることができ、かつ、インナパネルの周端面における錆の発生を防止できる。また、パネルの周縁部の見栄えを良くすることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るバックドアパネルの斜視図である。 図2は、図1に示されるアウタパネルの裏面の一部(図1に示される二点鎖線で囲まれた部分)を示す図である。 図3は、図1に示される切断線A−Aにおけるアウタパネルおよびインナパネルの断面図である。 図4は、変形例に係るバックドアパネルの断面図である。 図5は、従来のバックドアパネルの断面図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るバックドアパネルの斜視図である。
バックドアパネル1は、ハッチバック車の最後部に設けられる。バックドアパネル1は、アウタパネル2と、アウタパネル2の裏面2Aに接合されたインナパネル3とを備えている。バックドアパネル1の上半分の部分には、略矩形状の開口4がアウタパネル2およびインナパネル3を貫通して形成されている。開口4には、バックドアガラス5が嵌められている。
図2は、アウタパネルの裏面の一部を示す図である。
アウタパネル2は、樹脂からなる。
アウタパネル2の裏面2Aには、薄い壁状をなす壁状部6が突設されている。壁状部6は、アウタパネル2の外周縁および開口4と微小な間隔を空けて、アウタパネル2の外周縁および開口4の全周に沿って形成されている。
また、アウタパネル2の裏面2Aには、凹部7が壁状部6の内側に隣接して形成されている。
図3は、図1に示される切断線A−Aにおけるアウタパネルおよびインナパネルの断面図である。
アウタパネル2の凹部7には、接着剤8が塗布されている。
インナパネル3は、鋼板からなる。インナパネル3の中央部は、アウタパネル2の裏面2Aから離間している。インナパネル3の周縁部9は、アウタパネル2側に屈曲して、アウタパネル2の凹部7に向けて延びている。そして、周縁部9は、凹部7内の接着剤8に突き刺さり、壁状部6に当接している。これにより、インナパネル3の周端面は、接着剤8に埋没している。
以上のように、アウタパネル2が樹脂からなり、インナパネル3が鋼板からなる。そのため、パネル1は、アウタパネルおよびインナパネルの両方が鋼板からなるパネルよりも軽量であり、自動車の燃費向上に寄与できる。
アウタパネル2の裏面2Aの周縁部には、壁状部6が突出して形成されている。そのため、アウタパネル2の裏面2Aにインナパネル3を接合する際に、壁状部6を基準に、インナパネル3をアウタパネル2に対して位置決めすることができる。また、インナパネル3の周縁部が壁状部6に係止されることにより、インナパネル3がアウタパネル2に仮固定される。よって、アウタパネル2とインナパネル3とを接合する(組み付ける)際の作業性の向上を図ることができる。
アウタパネル2の裏面2Aにおける壁状部6の内側に、接着剤8が設けられている。そして、インナパネル3は、周縁部9が接着剤8に突き刺さった状態に配置され、インナパネル3の周端面は、接着剤8に埋没している。これにより、インナパネル3の周端面における錆の発生を防止できる。また、インナパネル3の周縁部9が壁状部6に隠されるので、パネルの周縁部の見栄えを良くすることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、図4に示されるように、アウタパネル2の裏面2Aにおける壁状部6の内側に隣接する部分が平坦に形成されて、その壁状部6の内側に隣接する平坦部分に接着剤8が塗布されてもよい。この場合、インナパネル3の周縁部9は、アウタパネル2側に屈曲して、壁状部6に対して傾斜していてもよいし、図4に示されるように、壁状部6と直交する方向(アウタパネル2の裏面2Aと平行な方向)に延びていてもよい。
また、本発明は、サイドドアパネルやフェンダパネルなど、バックドアパネル1以外のパネルに適用することも可能である。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 バックドアパネル
2 アウタパネル
2A 裏面
3 インナパネル
6 壁状部
8 接着剤
9 周縁部

Claims (1)

  1. 樹脂からなり、裏面の周縁部に突設された壁状部を有するアウタパネルと、
    前記アウタパネルの前記裏面における前記壁状部の内側に隣接して設けられる接着剤と、
    鋼板からなり、周端面が前記接着剤に埋没した状態で前記アウタパネルの前記裏面に接合されるインナパネルとを含む、自動車のパネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105691169A (zh) * 2014-12-15 2016-06-22 丰田自动车株式会社 面板结构体

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