JP2012134056A - 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料電池セルの発電電圧の低下の発生を抑制することができる燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法を提供する。
【解決手段】露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続したときに、第1の上流側開閉弁および第1の下流側開閉弁と、第2の上流側開閉弁および第2の下流側開閉弁と、の開閉状態を切り替える制御を行なう燃料電池システムとその燃料電池システムの運転方法である。
【選択図】図1
【解決手段】露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続したときに、第1の上流側開閉弁および第1の下流側開閉弁と、第2の上流側開閉弁および第2の下流側開閉弁と、の開閉状態を切り替える制御を行なう燃料電池システムとその燃料電池システムの運転方法である。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法に関する。
近年、燃料が有する化学エネルギを電気エネルギに変換する燃料電池システムは、高効率でクリーンな発電装置として注目されている。
燃料電池システムは、炭化水素系の燃料ガスを改質器に通して水素ガスに改質した後に燃料電池スタックに導入することによって発電している。
このような燃料電池システムに用いられる燃料ガスには、燃料ガスの臭いによってガス漏れ等が察知できるように、硫黄化合物を含む付臭剤が添加されている。硫黄化合物は改質器の内部の改質触媒を被毒して触媒反応の活性を低下させる。そのため、従来より、燃料電池システムには、改質器の上流側に、燃料ガスに含まれる付臭剤を取り除くための脱硫器が設けられている。
たとえば特許文献1には、改質器の上流側に脱硫器が設けられた従来の燃料電池システムの一例が開示されている。図8に、従来の特許文献1に記載の燃料電池システムの模式的な構成図を示す。
図8に示すように、特許文献1の燃料電池システムにおいては、改質器107の上流側に、燃料ガス101中の硫黄成分を除去するための2基の脱硫器103,104が設けられている。脱硫器103,104の上流側の燃料配管111および下流側の燃料配管112には、それぞれ、切替弁102,105が設けられており、切替弁102,105の開閉によって、燃料ガス101中の硫黄成分を除去する脱硫器103,104を切り替えることができるようになっている。
また、脱硫器103,104の下流側に設置された燃料電池モジュール110には、改質器107とともに、燃料電池スタック108が設けられている。改質器107には、脱硫器103,104によって脱硫された後の燃料ガス101と、水蒸気106と、が供給されてこれらの反応により水素ガスが生成される。そして、燃料電池スタック108に、改質器107によって改質された水素ガスとともに、空気109が供給されて、燃料電池スタック108により発電が行なわれる。
なお、燃料電池スタック108は、酸化物イオン導電体からなる固体電解質層の両側に空気極層(カソード)と燃料極層(アノード)とを配した燃料電池セルが多数積層して構成されている。燃料電池セルの空気極層に空気109が供給され、燃料極層に水素ガスが供給されることによって、直流出力電流が得られる。
しかしながら、上記の特許文献1の燃料電池システムは、改質器107の上流側に、切り替え可能な2基の脱硫器103,104を備えているにも関わらず、改質器107の内部の改質触媒が被毒されることがあった。これにより、燃料電池スタック108を構成する燃料電池セルにおいて発電される電力の電圧が低下することがあった。
一般に、燃料電池スタック108は、多数の燃料電池セルが電気的に直列に接続されて構成されており、1枚の燃料電池セルの発電電圧の低下によって、発電電圧が低下した燃料電池セルの性能を基準に発電試験を実施する必要があるため、その改善が要望されていた。
上記の事情に鑑みて、本発明の目的は、燃料電池セルの発電電圧の低下の発生を抑制することができる燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法を提供することにある。
本発明は、燃料ガスの露点を測定するための露点測定器と、燃料ガスから硫黄成分を除去するための第1の脱硫器および第2の脱硫器と、燃料ガスの第1の脱硫器への流入量を調節するための第1の上流側開閉弁と、燃料ガスの第1の脱硫器からの流出量を調節するための第1の下流側開閉弁と、燃料ガスの第2の脱硫器への流入量を調節するための第2の上流側開閉弁と、燃料ガスの第2の脱硫器からの流出量を調節するための第2の下流側開閉弁と、第1の上流側開閉弁、第1の下流側開閉弁、第2の上流側開閉弁および第2の下流側開閉弁のそれぞれの弁の開閉を制御するための制御装置と、第1の脱硫器または第2の脱硫器から流出した燃料ガスを用いて発電するための燃料電池装置と、を備え、第1の上流側開閉弁は、露点測定器の下流側、かつ第1の脱硫器の上流側に設けられ、第1の下流側開閉弁は、第1の脱硫器の下流側、かつ燃料電池装置の上流側に設けられており、第2の上流側開閉弁は、露点測定器の下流側、かつ第2の脱硫器の上流側に設けられ、第2の下流側開閉弁は、第2の脱硫器の下流側、かつ燃料電池装置の上流側に設けられており、制御装置は、露点測定器から送られてくる露点の情報に基づいて露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続したと判断したときに、第1の上流側開閉弁および第1の下流側開閉弁と、第2の上流側開閉弁および第2の下流側開閉弁と、の開閉状態を切り替える制御を行なう燃料電池システムである。
ここで、本発明の燃料電池システムにおいて、制御は、第1の上流側開閉弁および第1の下流側開閉弁がそれぞれ開いており、第2の上流側開閉弁および第2の下流側開閉弁がそれぞれ閉じている場合には、第2の上流側開閉弁を開いた後に第2の下流側開閉弁を開き、その後、第1の下流側開閉弁を閉じた後に第1の上流側開閉弁を閉じる制御であることが好ましい。
また、本発明の燃料電池システムにおいては、第1の上流側開閉弁、第1の下流側開閉弁、第2の上流側開閉弁および第2の下流側開閉弁の開閉をそれぞれ300秒以上の時間をかけて行なうことが好ましい。
また、本発明の燃料電池システムは、第1の下流側開閉弁および第2の下流側開閉弁のそれぞれの下流側、かつ燃料電池装置の上流側に燃料ガスを改質するための改質器をさらに備えていることが好ましい。
さらに、本発明は、上記の燃料電池システムを運転する方法であって、露点測定器によって燃料ガスの露点を測定する工程と、燃料ガスを第1の脱硫器に流入させて燃料ガスから硫黄成分を除去する工程と、硫黄成分が除去された燃料ガスを第1の脱硫器から流出させる工程と、第1の脱硫器から流出した後の燃料ガスを燃料電池装置に導く工程と、を含み、露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続したときに、第1の上流側開閉弁および第1の下流側開閉弁と、第2の上流側開閉弁および第2の下流側開閉弁と、の開閉状態を切り替える工程をさらに含む、燃料電池システムの運転方法である。
ここで、本発明の燃料電池システムの運転方法において、開閉状態を切り替える工程は、第2の上流側開閉弁を開く工程と、第2の上流側開閉弁を開いた後に第2の下流側開閉弁を開く工程と、第2の下流側開閉弁を開いた後に第1の下流側開閉弁を閉じる工程と、第1の下流側開閉弁を閉じた後に第1の上流側開閉弁を閉じる工程と、を含むことが好ましい。
また、本発明の燃料電池システムの運転方法においては、第1の上流側開閉弁、第1の下流側開閉弁、第2の上流側開閉弁および第2の下流側開閉弁の開閉状態の切り替えをそれぞれ300秒以上の時間をかけて行なうことが好ましい。
本発明によれば、燃料電池セルの発電電圧の低下の発生を抑制することができる燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
図1に、本発明の燃料電池システムの一例の模式的な構成図を示す。図1に示す燃料電池システムは、燃料ガス11の露点を測定するための露点測定器12と、露点測定器12の下流側に設けられた第1の脱硫器17および第2の脱硫器18と、第1の脱硫器17および第2の脱硫器18の下流側に設けられたブロワ20と、ブロワ20の下流側に設けられた流量計21および圧力計22と、流量計21および圧力計22の下流側に設けられた燃料電池モジュール27と、燃料電池モジュール27の下流側に設けられたインバータ26と、を備えている。
燃料電池モジュール27は、改質器23と、改質器23の下流側に設けられた燃料電池装置24と、を備えており、改質器23によって改質された水素ガスを含む燃料ガス11を燃料電池装置24に送り込むことができるとともに、燃料電池モジュール27の外部から酸素ガス25を燃料電池装置24に送り込むことができる構成を有している。
露点測定器12と第1の脱硫器17との間には第1の上流側開閉弁13が設けられており、第1の脱硫器17とブロワ20との間には第1の下流側開閉弁15が設けられている。すなわち、第1の上流側開閉弁13は、露点測定器12の下流側、かつ第1の脱硫器17の上流側に設けられており、第1の下流側開閉弁15は、第1の脱硫器17の下流側、かつ燃料電池装置24の上流側に設けられている。
第1の上流側開閉弁13は、第1の上流側開閉弁13の開閉の程度によって燃料ガス11の第1の脱硫器17への流入量を調節することができ、たとえば、第1の上流側開閉弁13が完全に開いている状態では燃料ガス11を第1の脱硫器17の内部に最大量流入させることができ、第1の上流側開閉弁13が完全に閉じている状態では燃料ガス11の第1の脱硫器17の内部への流入を完全に阻止することができる。
第1の下流側開閉弁15は、第1の下流側開閉弁15の開閉の程度によって燃料ガス11の第1の脱硫器17からの流出量を調節することができ、たとえば、第1の下流側開閉弁15が完全に開いている状態では燃料ガス11を第1の脱硫器17の内部から最大量流出させることができ、第1の下流側開閉弁15が完全に閉じている状態では燃料ガス11の第1の脱硫器17の内部からの流出を完全に阻止することができる。
また、露点測定器12と第2の脱硫器18との間には第2の上流側開閉弁14が設けられており、第2の脱硫器18とブロワ20との間には第2の下流側開閉弁16が設けられている。すなわち、第2の上流側開閉弁14は、露点測定器12の下流側、かつ第2の脱硫器18の上流側に設けられており、第2の下流側開閉弁16は、第2の脱硫器18の下流側、かつ燃料電池装置24の上流側に設けられている。
第2の上流側開閉弁14は、第2の上流側開閉弁14の開閉の程度によって燃料ガス11の第2の脱硫器18への流入量を調節することができ、たとえば、第2の上流側開閉弁14が完全に開いている状態では燃料ガス11を第2の脱硫器18の内部に最大量流入させることができ、第2の上流側開閉弁14が完全に閉じている状態では燃料ガス11の第2の脱硫器18の内部への流入を完全に阻止することができる。
第2の下流側開閉弁16は、第2の下流側開閉弁16の開閉の程度によって燃料ガス11の第2の脱硫器18からの流出量を調節することができ、たとえば、第2の下流側開閉弁16が完全に開いている状態では燃料ガス11を第2の脱硫器18の内部から最大量流出させることができ、第2の下流側開閉弁16が完全に閉じている状態では燃料ガス11の第2の脱硫器18の内部からの流出を完全に阻止することができる。
第1の脱硫器17および第2の脱硫器18としては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、円筒状の容器と、円筒状の容器の内部に収容された吸着剤と、を有する構成のものを用いることができる。ここで、吸着剤としては、燃料ガス11中の付臭剤として添加された硫黄化合物などの硫黄成分を吸着することによって、燃料ガス11から硫黄成分を除去することができるものであれば特に限定されず、たとえば、活性炭などを用いることができる。
改質器23としては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、容器と、容器の内部に収容された改質触媒と、を有する構成のものを用いることができる。ここで、改質触媒としては、第1の脱硫器17または第2の脱硫器18によって脱硫された後の燃料ガス11と、改質器23に供給された水蒸気と、を含む混合ガスの接触によって、水素ガスを含むガスに改質できるものであれば特に限定されない。
また、燃料電池装置24としては、たとえば、固体酸化物形燃料電池セルの複数が電気的に直列に接続された燃料電池スタックなどを用いることができる。なお、固体酸化物形燃料電池セルは、固体酸化物からなる酸化物イオン伝導体と、酸化物イオン伝導体の一方の表面に設けられた空気極層と、酸化物イオン伝導体の他方の表面に設けられた燃料極層とを有している。
図1に示す燃料電池システムは、さらに制御装置19を有している。制御装置19は、露点測定器12、第1の上流側開閉弁13、第1の下流側開閉弁15、第2の上流側開閉弁14および第2の下流側開閉弁16にそれぞれ接続されており、露点測定器12から送られてくる露点の情報に基づいて露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続したと判断したときに、第1の上流側開閉弁13および第1の下流側開閉弁15と、第2の上流側開閉弁14および第2の下流側開閉弁16と、の開閉状態を切り替える制御を行なう。
以下、図1に示す燃料電池システムを用いた燃料電池システムの運転方法の一例について説明する。なお、燃料電池システムの運転開始前には、第1の上流側開閉弁13および第1の下流側開閉弁15はそれぞれ完全に開いた状態とされ、第2の上流側開閉弁14および第2の下流側開閉弁16はそれぞれ完全に閉じた状態とされている。
まず、露点測定器12によって燃料ガス11の露点が測定される。図2に、露点測定器12によって燃料ガス11の露点を測定する方法の一例を図解する模式図を示す。
ここで、露点測定器12は、分岐を有する配管31の一方の分岐の先端に設置されており、露点測定器12によって配管31の内部を流れる燃料ガス11の露点が計測されながら、燃料ガス11が下流側の第1の脱硫器17または第2の脱硫器18に流入する。なお、露点測定器12としては燃料ガス11の露点を測定することができるものであれば特に限定されず、たとえば従来から公知の露点計などを用いることができる。
次に、燃料ガス11を第1の脱硫器17に流入させて燃料ガス11から硫黄成分を除去する。ここで、第1の上流側開閉弁13は完全に開いた状態とされ、第2の上流側開閉弁14は完全に閉じた状態とされていることから、燃料ガス11は、第1の上流側開閉弁13を通して第1の脱硫器17に流入する。そして、第1の脱硫器17の内部に収容された吸着剤によって、燃料ガス11から付臭剤を構成する硫黄化合物などの硫黄成分が除去される。
次に、硫黄成分が除去された燃料ガス11を第1の脱硫器17から流出させる。ここで、第1の下流側開閉弁15は完全に開いた状態とされていることから、第1の脱硫器17において硫黄成分が除去された燃料ガス11は第1の下流側開閉弁15を通して第1の脱硫器17から流出する。
次に、燃料ガス11を燃料電池モジュール27の改質器23に流入させる。ここで、燃料ガス11は、ブロワ20を通して改質器23に流入させられ、改質器23への流入前に流量計21および圧力計22によって燃料ガス11の流量および圧力がそれぞれ測定される。
次に、改質器23に流入した燃料ガス11を改質器23において改質する。ここで、改質器23における燃料ガス11の改質は、従来から公知の方法で行なうことができ、たとえば、改質器23に流入した燃料ガス11と改質器23に供給された水蒸気とを含む混合ガスを改質器23の内部に収容された改質触媒に接触させることによって、水素ガスを含むガスに改質して行なうことができる。
次に、改質器23において改質された燃料ガス11は、燃料電池装置24に導入される。燃料電池装置24は、複数の固体酸化物形燃料電池セルが電気的に直列に接続された燃料電池スタックにより構成されている。ここで、燃料電池装置24には、改質器23から水素ガスを含む改質後の燃料ガス11と、燃料電池装置24の外部から酸素ガス25が供給される。水素ガスを含む燃料ガス11は燃料電池装置24を構成する各々の固体酸化物形燃料電池セルの燃料極層に供給され、酸素ガス25は燃料電池装置24を構成する各々の固体酸化物形燃料電池セルの空気極層に供給される。そして、燃料電池装置24を構成する各々の固体酸化物形燃料電池セルにおいては、以下に示す反応式(i)および(ii)に従った反応により発電が行なわれる。
空気極層:1/2O2+2e-→O2- …(i)
燃料極層:H2+O2-→H2O+2e- …(ii)
そして、燃料電池装置24の発電によって生成した直流電流はインバータ26で交流電流に変換されて燃料電池システムの外部に取り出されて利用される。
空気極層:1/2O2+2e-→O2- …(i)
燃料極層:H2+O2-→H2O+2e- …(ii)
そして、燃料電池装置24の発電によって生成した直流電流はインバータ26で交流電流に変換されて燃料電池システムの外部に取り出されて利用される。
ここで、上記の燃料電池システムの運転方法においては、露点測定器12で測定された燃料ガス11の露点の情報が露点測定器12から制御装置19に常時送信されている。そして、制御装置19が、燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続したと判断したときに、第1の上流側開閉弁13および第1の下流側開閉弁15と、第2の上流側開閉弁14および第2の下流側開閉弁16との開閉状態を切り替える制御を行なう。
より具体的には、制御装置19が、燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続したと判断したときに、完全に開いた状態となっている第1の上流側開閉弁13および第1の下流側開閉弁15をそれぞれ完全に閉じるとともに、完全に閉じた状態となっている第2の上流側開閉弁14および第2の下流側開閉弁16をそれぞれ完全に開く制御を行なう。
図3に、制御装置19による開閉弁の開閉状態を切り替える制御の一例のフローチャートを示す。まず、ステップS1において、制御装置19が、露点測定器12から送信されてくる燃料ガス11の露点の情報に基づき、燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続しているかどうかの判断を行なう。
ここで、制御装置19が、燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続していないと判断した場合には、引き続き、露点測定器12から送信されてくる燃料ガス11の露点の情報に基づき、燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続しているかどうかの判断を続ける。
一方、制御装置19が、燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続していると判断した場合には、以下のステップS2〜S5の工程を行なう。
まず、ステップS2において、完全に閉じた状態となっている第2の上流側開閉弁14を完全に開く。これにより、燃料ガス11は、第1の脱硫器17だけでなく、第2の脱硫器18にも流入する。
次に、第2の上流側開閉弁14を完全に開いた後に、ステップS3において、完全に閉じた状態となっている第2の下流側開閉弁16を完全に開く。これにより、第2の脱硫器18に流入した燃料ガス11を第2の脱硫器18から流出させることができるため、この段階では、第1の脱硫器17および第2の脱硫器18の2基で燃料ガス11の脱硫が行なわれていることになる。
次に、第2の下流側開閉弁16を完全に開いた後に、ステップS4において、完全に開いた状態となっている第1の下流側開閉弁15を完全に閉じる。これにより、第1の脱硫器17からの燃料ガス11の流出が完全に阻止される。
次に、第1の下流側開閉弁15を完全に閉じた後に、ステップS5において、完全に開いた状態となっている第1の上流側開閉弁13を完全に閉じる。これにより、第1の脱硫器17への燃料ガス11の流入が完全に阻止されるため、この段階で、第1の脱硫器17から第2の脱硫器18への脱硫器の切り替えが完了する。その後、使用済みの第1の脱硫器17、または使用済みの第1の脱硫器17の内部に収容された吸着剤が、新たなものに取り替えられる。
次に、第1の上流側開閉弁13を完全に閉じた後に、ステップS6において、制御装置19は、露点測定器12から送信されてくる燃料ガス11の露点の情報に基づき、再度、燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続しているかどうかの判断を行なう。
ここで、制御装置19が、燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続していないと判断した場合には、引き続き、燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続しているかどうかの判断を続ける。
一方、制御装置19が、燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続していると判断した場合には、以下のステップS7〜S10の工程を行なう。
まず、ステップS7において、完全に閉じた状態となっている第1の上流側開閉弁13を完全に開く。これにより、燃料ガス11は、第2の脱硫器18だけでなく、第1の脱硫器17にも流入する。
次に、第1の上流側開閉弁13を完全に開いた後に、ステップS8において、完全に閉じた状態となっている第1の下流側開閉弁15を完全に開く。これにより、第1の脱硫器17に流入した燃料ガス11を第1の脱硫器17から流出させることができるため、この段階では、第1の脱硫器17および第2の脱硫器18の2基で燃料ガス11の脱硫が行なわれることになる。
次に、第1の下流側開閉弁15を完全に開いた後に、ステップS9において、完全に開いた状態となっている第2の下流側開閉弁16を完全に閉じる。これにより、第2の脱硫器18からの燃料ガス11の流出が完全に阻止される。
次に、第2の下流側開閉弁16を完全に閉じた後に、ステップS10において、完全に開いた状態となっている第2の上流側開閉弁14を完全に閉じる。これにより、第2の脱硫器18への燃料ガス11の流入を完全に阻止することができるため、この段階で、第2の脱硫器18から第1の脱硫器17への脱硫器の切り替えが完了する。その後、使用済みの第2の脱硫器18、または使用済みの第2の脱硫器18の内部に収容された吸着剤が、新たなものに取り替えられる。
その後は、また、ステップS1に戻って、制御装置19が、露点測定器12から送信されてくる燃料ガス11の露点の情報に基づき、燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続しているかどうかの判断を行なう。
このように、脱硫器の切り替えのタイミングの判断基準を、脱硫器への流入前の燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続していることにすることによって、燃料電池装置24を構成する各々の固体酸化物形燃料電池セルの発電電圧の低下の発生を抑制することができる。これは、本発明者が以下の知見を見い出したことによるものである。
すなわち、第1の脱硫器17および第2の脱硫器18の内部にそれぞれに収容されている吸着剤は、理想的には、たとえば図4の模式的断面図に示すように、吸着剤41の表面に付臭剤42を吸着することによって、燃料ガス11中の硫黄成分を除去する。
ここで、本発明者は、燃料ガス11には水分が含まれており、燃料ガス11に水分が含まれている場合には、たとえば図5の模式的断面図に示すように、吸着剤41の表面を水分43が覆うため、付臭剤42が吸着剤41の表面に吸着されにくくなることを見い出した。
そして、本発明者は、吸着剤41の表面を水分43が覆うことにより吸着剤41の表面に吸着されなかった付臭剤42が、第1の脱硫器17および第2の脱硫器18の下流側の改質器23に流入し、改質器23の内部の改質触媒を徐々に被毒していくため、改質器23の内部の改質触媒による触媒反応の活性が低下して、燃料電池装置24を構成する各々の固体酸化物形燃料電池セルに良質の改質ガスを供給することが次第に難しくなることにより、固体酸化物形燃料電池セルの発電電圧が低下するのではないかと考えた。
そこで、本発明者は、燃料ガス11に含まれる水分に着目し、図1に示す構成の燃料電池システムを用い、第1の脱硫器17、第2の脱硫器18および改質器23をそれぞれ燃料ガス11中の水分の影響を最も受けやすい条件として、第1の脱硫器17と第2の脱硫器18との切り替えのタイミングについて鋭意検討した。
その結果、露点測定器12によって測定された燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間未満連続した時点で、上記のステップS2〜S5またはステップS7〜S10のように、第1の上流側開閉弁13および第1の下流側開閉弁15と、第2の上流側開閉弁14および第2の下流側開閉弁16と、の開閉状態を切り替えて、第1の脱硫器17と第2の脱硫器18とを切り替えたときには、たとえば図6に示すように、ある一定の経過時間Tにおいて、燃料電池装置24を構成する各々の固体酸化物形燃料電池セルの発電電圧の低下は見られなかった。
しかしながら、露点測定器12によって測定された燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間連続した時点で、上記のステップS2〜S5またはステップS7〜S10のように、第1の上流側開閉弁13および第1の下流側開閉弁15と、第2の上流側開閉弁14および第2の下流側開閉弁16と、の開閉状態を切り替えて、第1の脱硫器17と第2の脱硫器18とを切り替えたときには、たとえば図7に示すように、ある一定の経過時間Tにおいて、燃料電池装置24を構成する1つの固体酸化物形燃料電池セルの発電電圧の低下が見られた。
以上の結果が燃料ガス11中の水分の影響を最も受けやすい脱硫器および改質器の条件で得られたことを考慮すると、露点測定器12によって測定された燃料ガス11の露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続したとき、好ましくは48時間未満連続したときに、第1の上流側開閉弁13および第1の下流側開閉弁15と、第2の上流側開閉弁14および第2の下流側開閉弁16と、の開閉状態を切り替える制御を行なうことによって、燃料電池装置24を構成する固体酸化物形燃料電池セルの発電電圧の低下の発生を抑制することができると考えられる。
なお、図6および図7において、縦軸は燃料電池装置24を構成する固体酸化物形燃料電池セルの発電電圧を示し、横軸は経過時間を示している。
上記において、第1の上流側開閉弁13、第1の下流側開閉弁15、第2の上流側開閉弁14および第2の下流側開閉弁16の開閉状態の切り替えをそれぞれ300秒以上の時間をかけて行なうことが好ましい。これらの開閉弁の開閉状態の切り替えを300秒未満の短時間で行なった場合には、これらの開閉弁の開閉状態の切り替え時に、固体酸化物形燃料電池セルの発電電圧が急激に低下することがある。そのため、300秒以上の時間をかけてゆっくりと開閉状態の切り替えを行なうことにより、固体酸化物形燃料電池セルの発電電圧の急激な低下を抑制することができる。
なお、第1の上流側開閉弁13、第1の下流側開閉弁15、第2の上流側開閉弁14および第2の下流側開閉弁16の開閉状態のそれぞれの切り替え時間は600秒以下であることが好ましい。この場合には、それぞれの開閉状態の切り替えをより効率的に行なうことができる傾向にある。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法に利用することができる。
11 燃料ガス、12 露点測定器、13 第1の上流側開閉弁、14 第2の上流側開閉弁、15 第1の下流側開閉弁、16 第2の下流側開閉弁、17 第1の脱硫器、18 第2の脱硫器、19 制御装置、20 ブロワ、21 流量計、22 圧力計、23 改質器、24 燃料電池装置、25 酸素ガス、26 インバータ、27 燃料電池モジュール、31 配管、41 吸着剤、42 付臭剤、43 水分、101 燃料ガス、102,105 切替弁、103,104 脱硫器、106 水蒸気、107 改質器、108 燃料電池スタック、109 空気、110 燃料電池モジュール、111,112 燃料配管。
Claims (7)
- 燃料ガスの露点を測定するための露点測定器と、
前記燃料ガスから硫黄成分を除去するための第1の脱硫器および第2の脱硫器と、
前記燃料ガスの前記第1の脱硫器への流入量を調節するための第1の上流側開閉弁と、
前記燃料ガスの前記第1の脱硫器からの流出量を調節するための第1の下流側開閉弁と、
前記燃料ガスの前記第2の脱硫器への流入量を調節するための第2の上流側開閉弁と、
前記燃料ガスの前記第2の脱硫器からの流出量を調節するための第2の下流側開閉弁と、
前記第1の上流側開閉弁、前記第1の下流側開閉弁、前記第2の上流側開閉弁および前記第2の下流側開閉弁のそれぞれの弁の開閉を制御するための制御装置と、
前記第1の脱硫器または前記第2の脱硫器から流出した前記燃料ガスを用いて発電するための燃料電池装置と、を備え、
前記第1の上流側開閉弁は、前記露点測定器の下流側、かつ前記第1の脱硫器の上流側に設けられ、
前記第1の下流側開閉弁は、前記第1の脱硫器の下流側、かつ前記燃料電池装置の上流側に設けられており、
前記第2の上流側開閉弁は、前記露点測定器の下流側、かつ前記第2の脱硫器の上流側に設けられ、
前記第2の下流側開閉弁は、前記第2の脱硫器の下流側、かつ前記燃料電池装置の上流側に設けられており、
前記制御装置は、前記露点測定器から送られてくる前記露点の情報に基づいて前記露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続したと判断したときに、前記第1の上流側開閉弁および前記第1の下流側開閉弁と、前記第2の上流側開閉弁および前記第2の下流側開閉弁と、の開閉状態を切り替える制御を行なう、燃料電池システム。 - 前記制御は、前記第1の上流側開閉弁および前記第1の下流側開閉弁がそれぞれ開いており、前記第2の上流側開閉弁および前記第2の下流側開閉弁がそれぞれ閉じている場合には、前記第2の上流側開閉弁を開いた後に前記第2の下流側開閉弁を開き、その後、前記第1の下流側開閉弁を閉じた後に前記第1の上流側開閉弁を閉じる制御である、請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記第1の上流側開閉弁、前記第1の下流側開閉弁、前記第2の上流側開閉弁および前記第2の下流側開閉弁の開閉をそれぞれ300秒以上の時間をかけて行なう、請求項1または2に記載の燃料電池システム。
- 前記第1の下流側開閉弁および前記第2の下流側開閉弁のそれぞれの下流側、かつ前記燃料電池装置の上流側に前記燃料ガスを改質するための改質器をさらに備えた、請求項1から3のいずれかに記載の燃料電池システム。
- 請求項1から4のいずれかに記載の燃料電池システムを運転する方法であって、
前記露点測定器によって燃料ガスの露点を測定する工程と、
前記燃料ガスを前記第1の脱硫器に流入させて前記燃料ガスから硫黄成分を除去する工程と、
前記硫黄成分が除去された前記燃料ガスを前記第1の脱硫器から流出させる工程と、
前記第1の脱硫器から流出した後の前記燃料ガスを前記燃料電池装置に導く工程と、を含み、
前記露点が−20℃以上である状態が48時間以上連続したときに、前記第1の上流側開閉弁および前記第1の下流側開閉弁と、前記第2の上流側開閉弁および前記第2の下流側開閉弁と、の開閉状態を切り替える工程をさらに含む、燃料電池システムの運転方法。 - 前記開閉状態を切り替える工程は、
前記第2の上流側開閉弁を開く工程と、
前記第2の上流側開閉弁を開いた後に前記第2の下流側開閉弁を開く工程と、
前記第2の下流側開閉弁を開いた後に前記第1の下流側開閉弁を閉じる工程と、
前記第1の下流側開閉弁を閉じた後に前記第1の上流側開閉弁を閉じる工程と、を含む、請求項5に記載の燃料電池システムの運転方法。 - 前記第1の上流側開閉弁、前記第1の下流側開閉弁、前記第2の上流側開閉弁および前記第2の下流側開閉弁の開閉状態の切り替えをそれぞれ300秒以上の時間をかけて行なう、請求項5または6に記載の燃料電池システムの運転方法。
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WO2014109236A1 (ja) * | 2013-01-08 | 2014-07-17 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 脱硫装置、脱硫方法及び燃料電池システム |
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