JP2012133119A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回収側の現像剤搬送部材の駆動エネルギーを増大させることなく溢れ連れ回りを抑制することができ、画像濃度ムラのない安定した現像が行なえる、現像剤担持体に対し下方から対向する現像剤規制部材を設けた現像剤を一方向循環させる2成分現像装置を提供する。
【解決手段】回収側の第2現像剤収容部58と供給側の第1現像剤収容部59とを連通し、第2現像剤収容部58で所定高さを越えた現像剤Gのみを通す連通口60を設ける。そして、この連通口60を少なくとも回収スクリュ54による現像剤搬送方向下流側に設ける。
【選択図】図7

Description

本発明は、トナー及びキャリアを含む2成分現像剤を用いる現像装置、この現像装置を備えたプロセスカートリッジ、及びこれらのいずれかを備えた画像形成装置に関するものである。
従来から、2成分現像方式の現像装置で、2乃至3本の現像剤搬送部材を水平に設け、そのうち1本の現像剤搬送部材と現像剤担持体とを対向させ、現像剤担持体との間で現像剤供給と回収を同時に進行させるものが知られている。しかし、このような構成では、1本の現像剤搬送部材により現像剤の供給と回収を同時に行なっているので、回収されたトナー濃度が低下した現像剤と、新たに供給される適正なトナー濃度の現像剤とが混ざってしまう。このため、現像剤担持体に担持される現像剤のトナー濃度が、現像剤担持体の長手方向にわたって不均一になり易いという問題があった。
近年、画像形成装置のカラー化の進展に伴い、全ベタ画像やハーフトーン画像のトナー濃度安定性能向上の目的と、タンデムレイアウトにおける小型化への要望から、現像装置内で上下に現像剤搬送部材を配置する構成が提案された。現像装置内で上下に現像剤搬送部材を配置することで、現像剤の供給と回収とを別々に行い、現像装置の断面構成上で現像剤を一方向に循環搬送させるというものである。そして、現像剤の供給と回収とを別々に行うことで、1本の現像剤搬送部材により現像剤の供給と回収を同時に行なうよりも、現像剤担持体に担持される現像剤のトナー濃度を現像剤担持体の長手方向にわたって均一にできる。
例えば、特許文献1には、次のような現像剤の一方向循環搬送の構成が記載されている。供給側の第1現像剤搬送部材(供給用オーガ)の略下方に、回収側の第2現像剤搬送部材(撹拌用オーガ)を設けている。また、第1現像剤搬送部材を設けた第1現像剤収容部(供給用現像剤溜まり)と、第2現像剤搬送部材を設けた第2現像剤収容部(撹拌用現像剤溜まり)とを仕切る仕切り部材(隔壁)を設けている。また、この仕切り部材の両端部には、現像剤を受け渡す現像剤受渡し部を有している。そして、この仕切り部材の先端は、現像剤担持体に対向するように設けられ、第1現像剤収容部と第2現像剤収容部との現像剤担持体を設けた領域での現像剤の往来を規制し、現像剤の一方向循環を可能としている。第1現像剤収容部に設けた第1現像剤搬送部材から現像剤担持体に搬送された現像剤は、現像剤担持体に上方から対向するように設けた現像剤規制部材(規制部材)で層厚を規制される。そして、現像剤担持体の回転とともに潜像担持体(感光体)と現像剤担持体とが対向する現像領域を通過する。その後、潜像担持体上に形成された潜像の現像に供されなかった現像剤は現像剤担持体の回転にともない、第2現像剤搬送部材が設けられた第2現像剤収容部まで搬送されて現像剤担持体上から離れる。以下、このように現像剤規制部材を現像剤担持体の上方から対向するように配置した、現像剤の一方向循環搬送を行う構成の現像装置を、上ドクタ一方向循環現像装置という。
このような上ドクタ一方向循環現像装置では、供給側である第1現像剤搬送部への現像剤の受渡しを、回収側である第2現像剤搬送部の第2現像剤搬送部材軸方向の現像剤搬送方向下流側から押し上げるようにして行なうことが多い。このため、第1現像剤搬送部に受け渡される現像剤の全てに余計なストレスが加わり、このストレスにより、現像剤が早期に劣化し、現像剤の過剰な濃度上昇やカブリ等の不具合が生じることがあった。
そこで、現像剤に加わるストレスを抑制するために、次のような現像剤の一方向循環搬送を行う構成の現像装置も提案されている。供給側の第1現像剤搬送部材を、回収側の第2現像剤搬送部材の略下方に設け、それにともない現像剤規制部材も、現像剤担持体に下方から対向するように設ける構成である。このことで、供給側の第1現像剤搬送部から回収側の第2現像剤搬送部への現像剤の搬送を、第2現像剤搬送部の第2現像剤搬送部材軸方向の現像剤搬送方向下流側で押し上げる経路と、現像剤担持体を介した搬送経路とで行える。したがって、現像剤担持体を介して受け渡される現像剤量を分、押し上げられる現像剤量を減らして、ストレスによる現像剤の早期劣化を抑制し、現像剤の過剰な濃度上昇やカブリ等の不具合も抑制可能となる。以下、このように現像剤規制部材を現像剤担持体の下方から対向するように配置した、現像剤の一方向循環搬送を行う構成の現像装置を、下ドクタ一方向循環現像装置という。
しかし、下ドクタ一方向循環現像装置では、回収側の第2現像剤収容部に回収したトナー濃度が低下した現像剤の嵩は、現像剤担持体から分離した現像剤が回収されるため、第2現像剤収容部における現像剤搬送方向下流側ほど高くなる。そのため、現像剤担持体を設けた領域の第2現像剤収容部における現像剤搬送方向下流側では、仕切り部材の先端と現像剤担持体との隙間からトナー濃度が低下した現像剤が、こぼれ落ちる可能性がある。このように仕切り部材の先端と現像剤担持体との隙間から現像剤が、こぼれ落ちると一方向循環が成立せず、トナー濃度が低下した現像剤が直ぐに現像剤担持体に付着して現像領域に搬送されてしまう事態(溢れ連れ回り)が発生してしまう。溢れ連れ回りが発生すると、濃度ムラ等の不具合が発生してしまう。この溢れ連れ回りによる不具合画像は、第2現像剤収容部における現像剤搬送方向下流側ほど発生しやすい。その結果、現像剤担持体に担持される現像剤のトナー濃度を現像剤担持体の長手方向にわたって均一にできず、画像濃度ムラのない安定した現像が行なえる現像装置を提供できなくなってしまう。
上述したような溢れ連れ回りを抑制するために、下ドクタ一方向循環現像装置では様々な構成が提案されている。例えば、第2現像剤搬送部材であるスクリュ等の径を大きくしたり、その回転数を増やしたりして、現像剤の搬送能力を高めることで防ぐ(回収能力を高め、現像剤嵩を低下させる)構成が提案されている。しかし、回収側の第2現像剤搬送部材であるスクリュ等を大きくすることはレイアウト上の制約になるとともに、駆動トルクが上昇し駆動エネルギーの増大に繋がる。また、回転数を増やすことも駆動エネルギーの増大に繋がってしまう。
また、特許文献2には、次のような構成の下ドクタ一方向循環現像装置が記載されている。回収側の第2現像剤収容部(撹拌室)と供給側の第1現像剤収容部(現像室)とを仕切る仕切り部材(隔壁)の現像剤担持体(現像スリーブ)に対向する先端に、磁性部材を取り付けたものである。この磁性部材の拘束力により、仕切り部材の先端に取り付けた磁性部材と現像剤担持体との隙間から第2現像剤収容部の現像剤が第1現像剤収容部へこぼれ落ちる事を防止するというものである。また、仕切り部材の現像剤担持体側の先端に、現像剤担持体の反発極(N2,N3)の極間部に向けたスクレープ部材を延設し、現像剤担持体に当接させたものも記載されている。このスクレープ部材により、仕切り部材の先端に取り付けたスクレープ部材と現像剤担持体との隙間を無くし、第2現像剤収容部から第1現像剤収容部へ現像剤がこぼれ落ちる事を防止するというものである。
しかしながら、前者の構成では、現像剤を現像剤担持体表面に押し付けるので、押し付けた現像剤自身の連れ回りが発生する可能性がある。また、現像剤担持体にキャリアを押し付けるので、トルク上昇に繋がり、より大きな駆動エネルギーが必要になる。また、後者の構成では、現像剤担持体やスクレープ部材の摩耗粉等が現像剤中に混ざって現像剤規制部材の層厚規制部へ詰まり、異常画像が発生する可能性がある。また、スクレープ部材が現像剤担持体に当接するので、トルク上昇に繋がり、より大きな駆動エネルギーが必要になる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、次の現像装置を提供することである。回収側の現像剤搬送部材の駆動エネルギーを増大さることなく溢れ連れ回りを抑制することができ、画像濃度ムラのない安定した現像が行なえる、現像剤担持体に対し下方から対向する現像剤規制部材を設けた現像剤を一方向循環させる2成分現像装置である。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、静電潜像が形成される潜像担持体に対向し、該潜像担持体上に形成された潜像をトナー像化するトナーとキャリアとを含む現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、上記現像剤担持体に対し下方から対向するように配置され、現像剤担持体上の現像剤量を規制する現像剤規制部材と、
現像剤を収容するケースと、上記ケース内に設けられた複数の現像剤収容部と、上記複数の現像剤収容部内にそれぞれ設けられ、上記現像剤担持体の長手方向に現像剤を搬送し、各現像剤収容部間で現像剤を循環させる現像剤搬送部材と、上記複数の現像剤収容部を仕切り、その両端部に現像剤を受け渡す現像剤受渡し部を有した仕切り部材とを備えた現像装置において、上記現像剤担持体上に現像剤を混合攪拌しながら供給する第1現像剤搬送部材を有した第1現像剤収容部と、該現像剤担持体から離脱した現像剤と補給トナーを混合撹拌する第2現像剤搬送部材を有した第2現像剤収容部とを連通する連通口を、上記現像剤受渡し部以外に、少なくとも第2現像剤搬送部材による現像剤搬送方向下流側に設け、上記連通口は、第2現像剤収容部で所定高さを越えた現像剤のみを通すことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の現像装置において、連通口の長手方向が、第2現像剤搬送部材による現像剤搬送方向下流側、かつ、現像剤担持体の有効作像領域の端部を含むことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の現像装置において、連通口の高さが、仕切り部材の現像剤担持体に対向する先端よりも低いことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか一に記載の現像装置において、第1現像剤収容部の現像剤担持体から離れた側に連通口を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至3のいずれか一に記載の現像装置において、第2現像剤収容部の現像剤担持体から離れた側に連通口を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか一に記載の現像装置において、第2現像剤搬送部材を第1現像剤搬送部材の略上方に配置したことを特徴とするものである。
また、請求項7の画像形成装置の発明は、現像装置として、請求項1乃至6のいずれか一に記載の現像装置を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項8のプロセスカートリッジの発明は、画像形成装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、請求項1乃至6のいずれか一に記載の現像装置と、潜像担持体、帯電装置及びクリーニング手段により選ばれる少なくとも一つの手段とを一体に支持することを特徴とするものである。
また、請求項9の画像形成装置の発明は、着脱自在なプロセスカートリッジとして、請求項8に記載のプロセスカートリッジを備えたことを特徴とするものである。
本発明は、第2現像剤収容部と第1現像剤収容部とを連通し、第2現像剤収容部で所定高さを越えた現像剤のみを通す連通口を設けているので、現像剤をこの連通口を介して第1現像剤収容部に移動させることができる。第1現像剤収容部に移動する現像剤は、第2現像剤搬送部で所定高さを越えた現像剤であるので、第2現像剤収容部内の現像剤嵩が一定の高さ以上にはならない。そして、この連通口を少なくとも第2現像剤搬送部材による現像剤搬送方向下流側に設けているので、現像剤搬送方向下流側の第2現像剤収容部での現像剤嵩自体を低くでき、仕切り部材の先端を現像剤が乗り越えてしまうのを抑制できる。このことで、従来のように回収側の第2現像剤搬送部材の駆動エネルギーの増大や、摩耗粉等に起因した異常画像をを招くことなく、トナー濃度が低下した現像剤の溢れ連れ回りを抑制することができる。
本発明は、回収側の現像剤搬送部材の駆動エネルギーの増大や、摩耗粉等に起因した異常画像をを招くことなく、トナー濃度が低下した現像剤の溢れ連れ回りを抑制することができる。よって、回収側の現像剤搬送部材の駆動エネルギーの増大させることなく溢れ連れ回りを抑制することができ、画像濃度ムラのない安定した現像が行なえる、現像剤担持体に対し下方から対向する現像剤規制部材を設けた現像剤を一方向循環させる2成分現像装置を提供することができる。
本実施形態に係る複合機の概略構成図。 本実施形態に係る複合機の作像部の説明図。 現像装置の断面図(a)、及び現像装置の上壁を取り外した斜視図(b)。 現像装置の現像容器の上壁を取り除いた現像剤の流れの説明図(a)、及び現像スリーブを取り除いた現像剤の流れの説明図(b)。 現像装置内での現像剤の堆積状態の説明図。 実施例1に係る現像装置の基準部の断面説明図。 実施例1に係る現像装置の連通口を設けた部分の断面A(a)、及び平面説明図(b)。 実施例2に係る現像装置の連通口を設けた部分の断面A(a)、及び平面説明図(b)。 実施例3に係る現像装置の連通口を設けた部分の断面A(a)、及び平面説明図(b)。
以下、本発明を適用した現像装置を備えた画像形成装置として、複数の感光体ドラムが横方向に配設されたタンデム型のカラー複合機の一実施の形態について、実施例を挙げて説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。図1は、本実施形態に係る複合機の概略構成図、図2は、本実施形態に係る複合機の作像部の説明図である。図3は、現像装置の断面図(a)、及び現像装置の上壁を取り外した斜視図(b)、図4は、現像装置の現像容器の上壁を取り除いた現像剤の流れの説明図(a)、及び現像スリーブを取り除いた現像剤の流れの説明図(b)である。図5は、現像装置内での現像剤の堆積状態の説明図である。
図1における、符号100は画像形成装置本体(以下、装置本体100という)であり、符号32は装置本体100上に取り付けるスキャナ部である。この複合機は、タンデム型で中間転写(間接転写)方式を採用する電子写真複合機である。
まず、図1、2を用いて、この複合機の構成、及びプリンタとして機能した場合の動作の概要について説明する。図1に示すように、中間転写ユニット10の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。ここで、各作像部6Y、6M、6C、6Kは、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外は、その構成・動作がほぼ同様であるので、以下の説明では、対応する色を示す符号(Y、M、C、K)を適宜省略して説明する。
図2に示すように、作像部6は潜像担持体としての感光体ドラム1と、感光体ドラム1の周囲に配設された帯電装置4、現像部としての現像装置5、クリーニング部2等で構成されている(図1では帯電装置4、クリーニング部2等は不図示)。感光体ドラム1上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)が行われ、感光体ドラム1上に所望のトナー像が形成される。作像部6を構成する、感光体ドラム1、帯電装置4、現像装置5、クリーニング部2は、それぞれ、装置本体100に対して着脱自在に設置できるように構成されている。そして、それぞれが、寿命に達したときに、新品のものに交換される。
なお、本実施形態では、作像部6を構成する、感光体ドラム1、帯電装置4、現像装置Y、クリーニング部2を、それぞれ、単独のユニットとした。しかし、これらを一体化して、装置本体100に着脱自在に設置されるプロセスカートリッジとすることもできる。その場合、作像部6のメンテナンスをおこなう際の作業性が向上する。
まず、感光体ドラム1は、駆動部(不図示)によって図2中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電装置4の位置で、感光体ドラム1の表面が一様に帯電される(帯電工程)。その後、感光体ドラム1の表面は、露光部(不図示)から発せられた、レーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によって、パソコン等からの画像情報に基づいた静電潜像が形成される(露光工程)。その後、感光体ドラム1の表面は、現像装置5との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、所望のトナー像が形成される(現像工程)。
所望のトナー像が形成された感光体ドラム1の表面は、中間転写ベルト8及び1次転写バイアスローラ9との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程)。このとき、感光体ドラム1上には、僅かながら未転写トナーが残存する。その後、感光体ドラム1の表面は、クリーニング部2との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによって回収される(クリーニング工程)。最後に、感光体ドラム1の表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上の残留電位が除去される。こうして、感光体ドラム1上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、4つの作像部6Y、6M、6C、6Kで、それぞれおこなわれる。すなわち、作像部の下方に配設された露光部から、画像情報に基いたレーザ光Lが、各作像部6Y、6M、6C、6Kの感光体ドラム上に向けて照射される。詳しくは、露光部は、パソコン等からの画像情報に基づき、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム上に照射する。その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kに、トナーの極性とは逆極性の転写バイアスが印加される。そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。このようにして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ12が、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成されたカラートナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の被転写材P上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、被転写材Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。中間転写ベルト上に残存する未転写トナーは、図示せぬクリーニングユニットによって除去されることで初期状態に復帰する。このようにして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された被転写材Pは、装置本体100の下方に配設された給紙部26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されたものである。詳しくは、給紙部26には、転写紙等の被転写材Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の被転写材Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。レジストローラ対28に搬送された被転写材Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、被転写材Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、被転写材P上に、所望のカラー画像が転写される。
2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された被転写材Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ローラ及び圧力ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が被転写材P上に定着される。その後、被転写材Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置本体100外に排出された被転写Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。このようにして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、本実施形態における現像装置5の特徴である現像剤攪拌・分散機構を各実施例で説明する前に、図2〜5を用いて、下ドクタ一方向循環現像装置である現像装置5の基本的な構成・動作について説明する。図3(a)に示すように、現像装置5は、感光体ドラム1に対向する現像剤担持体としての現像ローラ51、現像ローラ51の下方に設置された現像剤規制部材としてのドクターブレード52を備えている。また、現像装置5のケース50内は、仕切り部材である分離板57により、現像ローラ51に現像剤を供給する側の第1現像剤収容部59と、現像ローラ51から現像剤を回収する側の第2現像剤収容部58とに仕切られている。第1現像剤収容部59内にはその長手方向に現像剤を搬送しながら混合撹拌する第1現像剤搬送部材である供給スクリュ53が設けられている。また、第2現像剤収容部58にはその長手方向に現像剤Gを搬送しながら混合撹拌する第2現像剤搬送部材である回収スクリュ54が設けられている。そして、各現像剤収容部58、59内には、それそれキャリアとトナーとを含む2成分現像剤Gが収容される。また、現像剤G中のトナー濃度を検知するために、第2現像剤収容部58内に後述のトナー濃度センサ56が設けられている。
また、現像ローラ51は、内部に固設されたマグネットローラ51bや、マグネットローラ51bの周囲を回転する現像スリーブ51a等で構成される。現像ローラ51のマグネットローラ51bには、P1極〜P5極の5つの磁極が形成されている。そして、5つの磁極が形成されたマグネットローラ51bの周囲を現像スリーブ51aが回転することで、その回転にともない現像剤Gが現像ローラ51上を移動することになる。なお、図3の現像ローラ51に付した放射状の線分は、P1極〜P5極のそれぞれの磁力がピークになる位置を示すものである。
各現像剤収容部には、ポリエステル樹脂を主成分とするトナー(5.8μm)と磁性微粒子であるキャリア(35μm)とを7重量%の混合比で均一混合した現像剤Gが一定量充填されている。そして、並列に配置される供給スクリュ53と回収スクリュ54を600〜800rpmで回転させる事によって、補給トナーの攪拌と現像剤Gの搬送とを同時に行い、トナーとキャリアの均一混合及び帯電付与を行っている。均一混合された現像剤Gは、現像スリーブ51aに近接して平行に設けられた供給スクリュ53より現像ローラ51に内包されたマグネットローラ51bのP4,P5磁力によって現像スリーブ51a外周部の表面上に搬送されて担持される。担持された現像剤Gは、現像スリーブ51aの、図3(a)中矢印方向(時計回り)に回転により、ドクターブレード52を通過する際にその層厚が規制され、感光体ドラム1と現像スリーブ51aで形成される現像領域に担持搬送される。そして、現像領域で高圧電源(不図示)により現像電界が形成されることで、現像領域に担持搬送された現像剤Gのトナーが感光体ドラム1上の静電潜像に移動することで、感光体ドラム1上の静電潜像が現像される。そして、現像後の現像剤Gは現像スリーブ51aの回転に伴ってケース50内に回収されるようになっており、分離板57を介して回収スクリュ54が設けられた第2現像剤収容部58に回収される。
また、分離板57は、その端部が現像スリーブ51aに対向するように設けられており、現像スリーブ51aの長手方向の範囲での第1現像剤収容部59と第2現像剤収容部58との間での現像剤Gの往来を規制している。また、詳しくは後述するが、図3中破線で示すような各現像剤収容部58、59に収容された現像剤Gを受け渡す現像剤受渡し部61、62を、分離板57の現像スリーブ51aの長手方向の範囲外の各スクリュの両端の位置に設けている。このように分離板57を構成し、現像スリーブ51aに対する現像剤Gの供給と回収とを各現像剤収容部58、59から別々に行うことで、現像装置5の断面構成上で、現像スリーブ51aを介した現像剤Gの一方向循環搬送が可能となる。
ここで、図3(a)、及び現像装置5の上壁を取り外した斜視図である図3(b)に図示した矢印Aの方向から見下げた図4(a)、(b)と、図5とを用いて、現像剤Gのケース50内での循環について説明する。図4(a)に示すように、現像スリーブ51aにより担持搬送され、現像領域を通過した現像剤Gは、現像スリーブ51aの回転に伴って回収スクリュ54が設けられた第2現像剤収容部58に移動することで回収される。そして、第2現像剤収容部58内に回収された現像剤Gは、回収スクリュ54の回転により図4(a)図中右手方向へ順次搬送される。そのため、第2現像剤収容部58の回収スクリュ54による現像剤搬送方向下流側では、図5に示すように現像剤Gの現像剤嵩がしだいに高くなる。
図4(b)に示す、回収スクリュ54の現像剤方向最下流(現像スリーブ51a長手方向の範囲外)の端部である領域Bの分離板57には、図5に示すように現像剤Gを第1現像剤収容部59に受け渡す現像剤受渡し部62が設けている。この現像剤受渡し部62を介して受け渡された現像剤Gは、第1現像剤収容部59に設けられた供給スクリュ53の回転により、供給スクリュ53の他端側(現像スリーブ51a長手方向の範囲外)の端部である領域C側へと搬送される。領域C側へと搬送される現像剤Gは、現像スリーブ51aに供給されながら搬送されるため、図5に示すように、その現像剤嵩がしだいに低くなる。そして、領域Cに到達した現像剤Gは、図5に示すように、この領域Cの分離板57に設けられた現像剤受渡し部61を介して供給スクリュによる搬送力により押し上げられるようにして、第2現像剤収容部58へと搬送される。つまり、各スクリュの端部の領域B、Cでは上段の回収スクリュと下段の供給スクリュによるそれぞれの現像剤収容部58、59が上下に連通しいる。そして、領域Bでは上段の第2現像剤収容部58から下段の第1現像剤収容部59へ、領域Cでは下段の第1現像剤収容部59から上段の第2現像剤収容部58へ現像剤Gが搬送されるようになっている。
また、現像剤受渡し部61を設ける領域Bの回収スクリュ54の端部と、現像剤受渡し部62を設ける領域Cの供給スクリュ53の端部とにおけるスクリュの形状はパドルや逆巻きのスクリュを設けている。このように構成して、搬送方向に対して垂直方向への搬送能力を持たせている。
また、図5に示すように、供給スクリュ53で攪拌搬送を行ながら現像スリーブ51aに現像剤供給を行い、回収スクリュ54で形成される搬送路にすべて回収するので、供給スクリュ53の長手方向の現像剤Gの堆積状態が斜めになる。つまり、供給スクリュ53で撹拌搬送される現像剤量が現像剤搬送方向下流ほど減少する。ここで、供給スクリュ53の径、ピッチと回転数から求まる現像剤搬送量能力:Wmと現像スリーブ51a上の現像剤搬送量:Wsの関係がWm>Wsとなる場合に現像剤Gが一様に現像スリーブ51a上に搬送されるようになる。この条件が成立しないと供給スクリュ53の下流側において現像剤Gが不足してしまい現像スリーブ51aへの現像剤Gの供給が不可能となってしまう。
また、図4(a)、(b)に示すように、第2現像剤収容部に設けた回収スクリュ54と同軸の補給トナー搬送スクリュを設けた補給トナー搬送部に、トナー補給装置(不図示)から補給トナーを受入れるトナー補給口55を設けている。このトナー補給口55を設けたトナー搬送部を、回収スクリュ54の長手方向の現像剤搬送方向上流側に設けることで、現像スリーブ51a上に現像剤Gが供給されるまでに、補給トナーと現像後の現像剤Gとが十分に混合撹拌される。
次に、本実施形態における現像装置5の特徴である現像剤攪拌・分散機構を実施例を挙げて説明する。ここで、上述した下ドクタ一方向循環現像装置である現像装置5の基本的な構成・動作と同様な構成、動作については、適宜省略して説明する。
(実施例1)
まず、本実施形態の現像装置5の現像剤攪拌・分散機構に係る第1の実施例である実施例1について、図を用いて説明する。図6は、本実施例に係る現像装置の基準部の断面説明図、図7は、本実施例に係る現像装置の連通口を設けた部分の断面A(a)、及び平面説明図(b)である。
本実施例の現像装置5と、上述した図2〜5を用いて説明した下ドクタ一方向循環現像装置の基本的な構成・動作とでは、本実施例の現像装置5に現像剤攪拌・分散機構を設けたことに関わる点に加え、次の点も異なる。本実施例では、現像装置5の回収スクリュ54と分離板57の配置位置を規定していることに関わる点である。他の構成・動作に関わる点は上述した上述した図2〜5を用いて説明した下ドクタ一方向循環現像装置の基本的な構成・動作と同様であるので、適宜省略して説明する。
図6に示すように、本実施例の現像装置5は、回収スクリュ54及び供給スクリュ53の縦2軸構成の下ドクタ一方向循環現像装置であり、上方に転写部材(中間転写ベルト8)を設ける構成である。上方に中間転写ベルト8を設け、現像に使用した現像剤Gを供給路に戻さない現像剤一方向循環を実現し、かつ現像領域において感光体ドラム1表面に対し現像スリーブ51a表面が同じ方向に移動する順現像の方式を成立させている。
本実施例の現像装置5の基準断面の構成は、図6に示すように、上述した図3の現像装置の構成とほぼ同様である。現像ローラ51は、現像スリーブ51aと内包されるマグネットローラ51bからなる。そして、ケース50の下段には、現像スリーブ51aに対向して現像剤Gを供給する供給スクリュ53を有した第1現像剤収容部59と、供給した現像剤Gの層厚を現像スリーブ51a上で規制するドクターブレード52を設けている。また、ケース50の上段には、現像スリーブ51aに対向して現像後の現像剤Gを回収する回収スクリュ54を有した第2現像剤収容部58を設けている。そして、感光体ドラム1の図6中左手側から現像スリーブ51aが対向し、供給スクリュ53及び回収スクリュ54の回転中心が、現像スリーブ51aの回転中心よりも、感光体ドラム1の回転中心の水平方向に離れるように構成している。
しかし、本実施例の現像装置5の基準断面では、次の事項を規定している点が図3に記載の構成と異なる。回収スクリュ54の回転中心を現像スリーブ51aの上側頂点aから下側頂点bの間に配設し、回収スクリュ54と現像スリーブ51aの間に分離板57を設けている。このように規定することで、現像スリーブ51aの回転中心を通る垂直線eと水平線dとにより区画される現像スリーブ51a上の図6中第2象限の領域から現像剤Gを分離搬送するように構成している。
現像スリーブ51aからの現像剤分離力は内包されるマグネットローラ51bのP3、P4極を同極配置し反発力を作用させ、かつ、現像スリーブ51aの回転による遠心力を加えることによって与えている。本実施例では図6中に示す矢印gの方向に分離されることとなる。また、分離板57はその先端を現像スリーブ51aから剤が剥離する剥離ポイントより若干下流に配置し、剥離した現像剤を捕集し、第2現像剤収容部58に設けた回収スクリュ54に取り込むようにしている。
次に、本実施例の特徴である現像剤攪拌・分散機構に係る構成を説明する。通常、図5を用いて説明したように、現像スリーブ51aから離脱した現像剤Gにより、第2現像剤収容部58の回収スクリュ54の現像剤搬送方向下流部では現像剤量が増え、現像剤嵩が高くなる。そのため、従来の回収スクリュ54による現像剤搬送能力を高めない構成では、現像剤搬送方向下流部で回収した現像剤Gが分離板57の先端と現像スリーブ51aとの隙間からこぼれ落ちて溢れ連れ回りが発生する。そこで、本実施例では、次のような現像剤攪拌・分散機構を設けることとした。
図7(a)に示すように、図6で示した基準断面と同様に、第2現像剤収容部58に設けた回収スクリュ54を、第1現像剤収容部59に設けた供給スクリュ53の略上方に配置している。そして、図7(b)に示すように、第2現像剤収容部58に設けた回収スクリュ54の現像剤搬送方向下流側で、第2現像剤収容部58と第1現像剤収容部59とを連通する連通口60を、現像剤受渡し部62とは別に設けている。この連通口60は、図6で示した基準断面における第2現像剤収容部58の現像スリーブ51aとは逆側の側壁の外側に、第1現像剤収容部59の現像スリーブ51aとは逆側へ連通するダクト状の空間をケース50に形成したものである。そして、図7(a)の断面Aに示すように、この連通口60を形成するために、基準断面におけるケース50の現像スリーブ51aから離れた側の側壁部分に形成した開口の高さを越えた現像剤Gのみを通すように構成している。つまり、連通口60の高さ(連通口60の回収スクリュ54に近い側の内壁の上端部の高さ)を越えた現像剤Gのみを通すように構成している。このため、第2現像剤収容部58の回収スクリュ54の下流部で現像剤嵩が一定以上の高さになると、この連通口60を通じて第1現像剤収容部59へと流れる。
このように本実施例の現像装置5では、第2現像剤収容部58の回収スクリュ54の下流部で現像剤嵩が一定以上の高さになると、この連通口60を通じて第1現像剤収容部59へと流れる。したがって、第2現像剤収容部58の回収スクリュ54の下流部で現像剤量が一定量以上になることはないので、回収スクリュ54部での溢れ連れ回りによる不具合画像の発生を抑えられる。よって、不具合画像の発生を抑制し、安定した現像が行なえる2成分現像装置を実現できる。
また、連通口60の回収スクリュ54長手方向の位置を、回収スクリュ54の現像剤搬送方向下流側、かつ、現像スリーブ51aの有効作像領域を含む範囲になるように設けている。具体的には、連通口60の開口の上流側の位置を現像スリーブ51aの有効作像領域内とし、連通口60の開口の下流側の位置を現像スリーブ51aの有効作像領域外であって現像剤受渡し部62より上流側の位置としている。このように構成することで、確実に溢れ連れ回りを防止できる。
また、本実施例の連通口60は、基準断面における第2現像剤収容部58の現像スリーブ51aとは逆側の側壁の外側から形成したものである。第2現像剤収容部58において、現像スリーブ51a側に連通口60を設けると、第2現像剤収容部58で現像剤嵩が増えなくても、現像スリーブ51aから分離した現像剤Gが連通口60から供給スクリュ部に移動してしまう。これは、現像スリーブ51aから分離した現像剤Gが、第2現像剤収容部58に移動する時に連通口60を設けた部分を通ることになるためである。このような構成では、溢れ連れ回りと同じように不具合画像の発生に繋がる可能性が高い。そこで、本実施例のように、基準断面における第2現像剤収容部58の現像スリーブ51aとは逆側の側壁の外側に連通口60を設けることで、上述した不具合画像の発生を防げる。
また、本実施例の連通口60は、第1現像剤収容部59の現像スリーブ51aとは逆側へ連通するダクト状の空間をケース50に形成したものである。第1現像剤収容部59において、現像スリーブ51a側に連通口60を設けると、現像スリーブ51aに近ため、連通口60から供給スクリュ53に移動した現像剤Gが攪拌混合されずに現像スリーブ51aに供給される可能性が高い。これでは、溢れ連れ回りと同じように不具合画像の発生に繋がってしまう。そこで、本実施例のように、第1現像剤収容部59の現像スリーブ51aとは逆側へ連通する連通口60とすることで、上述した不具合画像の発生を防げる。
また、本実施例の第2現像剤収容部58に設けた回収スクリュ54は、第1現像剤収容部59に設けた供給スクリュ53の略上方に配置されている。このことで、連通口60を通過した現像剤Gを、重力を利用して第1現像剤収容部59に移動させることができる。
そして、本実施例では、連通口60の高さを、現像スリーブ51aの有効作像領域(現像スリーブ51aが現像剤を保持できる幅)で、分離板57の先端部と現像スリーブ51aとの間から現像剤Gがこぼれ落ちない所定高さに設定している。このように構成することで、分離板57の先端から現像剤Gが溢れる前に連通口60に現像剤Gが移動する。その結果、溢れ連れ回りを防止でき、不具合画像の発生がない、安定した現像が行なえる現像装置を実現できる。また、この連通口60の所定高さは、現像スリーブ51aの有効作像領域、回収スクリュ54の回転方向、回収スクリュ54による現像剤搬送能力に関わる条件等で、予め実験を行って適切な高さを求めることができる。
また、一般に現像剤収容部を軸方向に搬送スクリュにより搬送される現像剤の上面は、その搬送スクリュの回転方向により傾斜する。本実施例の回収スクリュ54は、図7(a)中、時計回りに回転するので、現像スリーブ51aから離れた側が高くなり、現像スリーブ51aに対向する分離板57の先端側は低くなる。そこで、本実施例では、連通口60の高さを、分離板57の先端部の高さとりも高い所定高さにしている。
(実施例2)
次に、本実施形態の現像装置5の現像剤攪拌・分散機構に係る第2の実施例である実施例2について、図を用いて説明する。図8は、本実施例に係る現像装置の連通口を設けた部分の断面A(a)、及び平面説明図(b)である。
本実施例の現像剤攪拌・分散機構と、実施例1の現像剤攪拌・分散機構とでは、本実施例の現像剤攪拌・分散機構の連通口60を設ける位置が異なる。他の構成・動作に関わる点は上述した実施例1と同様であるので、適宜省略して説明する。
図8(b)に示すように、本実施例では、連通口60の水平方向の開口形状を、現像剤受渡し部62の水平方向の開口形状とほぼ同一な形状にするとともに、連通口60を現像剤受渡し部62とは別に設けている。そして、連通口60の回収スクリュ54軸方向の水平位置は、有効作像領域よりも回収スクリュ54の現像剤搬送方向下流側に設けられる現像剤受渡し部62と同じ位置にしている。また、連通口60の回収スクリュ54軸に垂直な方向の水平位置は、現像剤受渡し部62の開口を、所定距離だけ現像スリーブ51a側へ所定距離だけ水平移動させたような位置としている。この所定距離は、基準断面における分離板57を回収スクリュ54の外周に沿って折り曲げるようにして鉛直に立ち上げた内壁の、現像スリーブ51a側の面の位置が、移動した後の開口の回収スクリュ54側の位置になるようにしている。
また、連通口60の高さは、図8(a)の断面Aに示すように、この連通口60を形成するために、基準断面における分離板57を、回収スクリュ54の外周に沿って折り曲げるようにして鉛直に立ち上げた内壁の上端部の高さである。そして、この連通口60の高さを越えた現像剤Gのみを通すように構成している。このため、第2現像剤収容部58の回収スクリュ54の下流部に配置されている現像剤受渡し部62で現像剤Gが一杯になったとしても、ある一定以上の現像剤Gは連通口60を通じて第1現像剤収容部59へと流れる。したがって、現像剤受渡し部62での現像剤満杯による回収スクリュ54下流部への影響を小さくできるので、溢れ連れ回りを抑制し、溢れ連れ回りによる不具合画像の発生を抑えられる。
溢れ連れ回りを抑制できるのは、連通口60の回収スクリュ54軸方向の水平位置を、有効作像領域よりも回収スクリュ54の現像剤搬送方向下流側に設けられる現像剤受渡し部62と同じ位置にしているためである。このことで、現像後のトナー濃度が低下した現像剤Gが、連通口60を通じて移動する第1現像剤収容部59が、現像剤受渡し部62と同様に有効作像領域よりも供給スクリュ53の現像剤搬送方向上流側になり溢れ連れ回りを抑制できる。
(実施例3)
次に、本実施形態の現像装置5の現像剤攪拌・分散機構に係る第3の実施例である実施例3について、図を用いて説明する。図9は、本実施例に係る現像装置の連通口を設けた部分の断面A(a)、及び平面説明図(b)である。
本実施例の現像剤攪拌・分散機構と、実施例1の現像剤攪拌・分散機構とでは、本実施例の現像剤攪拌・分散機構の連通口60の高さと、連通口60の位置に関することが異なる。他の構成・動作に関わる点は上述した実施例1と同様であるので、適宜省略して説明する。
図9(a)の断面Aに示すように、本実施例の連通口60を設けた部分の断面構成は実施例1とほぼ同様であるが、本実施例の連通口60の高さが分離板57の先端よりも低く配置することを規定している点のみ異なる。このことで、分離板57の先端から現像剤Gが溢れる前に、連通口60に現像剤Gが移動する。よって、現像スリーブ51aに対し下方から対向するドクターブレード52を設けた現像剤Gを一方向循環させる、溢れ連れ回りを防止でき、不具合画像の発生がない、安定した現像が行なえる2成分現像装置を提供できる。
また、本実施例の連通口60は実施例1と同様に、連通口60の回収スクリュ54長手方向の位置を、回収スクリュ54の現像剤搬送方向下流側、かつ、現像スリーブ51aの有効作像領域を含む範囲になるように設けている。しかし、図9(b)に示すように、実施例1の図7(b)の構成よりも連通口60を上流側に長く形成している。よって、第2現像剤収容部58で搬送される現像剤嵩を実施例1の図7(b)の構成よりも低くすることができ、分離板57の先端から現像剤Gが溢れるまでの余裕度を高めることができる。
以上、本実施形態の現像装置5では、次のような作用効果を奏することができる。第2現像剤収容部58と第1現像剤収容部59とを連通し、第2現像剤収容部58で所定高さを越えた現像剤Gのみを通す連通口60を設けているので、現像剤Gをこの連通口60を介して第1現像剤収容部59に移動させることができる。第1現像剤収容部59に移動する現像剤Gは、第2現像剤収容部58で所定高さを越えた現像剤Gであるので、第2現像剤収容部58内の現像剤嵩が一定の高さ以上にはならない。そして、この連通口60を少なくとも回収スクリュ54による現像剤搬送方向下流側に設けているので、下流側の第2現像剤収容部58での現像剤嵩自体を低くでき、分離板57の先端を現像剤Gが乗り越えてしまうのを抑制できる。このことで、従来のように回収側の第2現像剤搬送部材54の駆動エネルギーの増大や、摩耗粉等に起因した異常画像をを招くことなく、トナー濃度が低下した現像剤Gの溢れ連れ回りを抑制することができる。よって、回収スクリュ54の駆動エネルギーの増大させることなく溢れ連れ回りを抑制することができ、画像濃度ムラのない安定した現像が行なえる、現像スリーブ51aに対し下方から対向するドクターブレード52を設けた現像剤Gを一方向循環させる2成分現像装置を提供できる。
また、本実施形態の現像装置5では、連通口60の回収スクリュ54長手方向の位置を、回収スクリュ54の現像剤搬送方向下流側、かつ、現像スリーブ51aの有効作像領域を含む範囲に設けており、確実に溢れ連れ回りを防止できる。よって、不具合画像の発生がない安定した現像が行なえる、現像スリーブ51aに対し下方から対向するドクターブレード52を設けた現像剤Gを一方向循環させる2成分現像装置を提供できる。
また、本実施形態の現像装置5では、連通口60の高さを分離板57の先端よりも低く配置しているので、分離板57の先端から現像剤Gが溢れる前に連通口に現像剤が移動する。その結果、溢れ連れ回りを防止できる。よって、不具合画像の発生がない安定した現像が行なえる、現像スリーブ51aに対し下方から対向するドクターブレード52を設けた現像剤Gを一方向循環させる2成分現像装置を提供できる。
また、本実施形態の現像装置5では、次のような作用効果を奏することができる。第1現像剤収容部59の現像スリーブ51aとは逆側へ連通する連通口60とすることで、連通口60から供給スクリュ53に移動した現像剤Gが攪拌混合されずに現像スリーブ51aに供給されて発生する不具合画像の発生を防げる。よって、不具合画像の発生がない安定した現像が行なえる、現像スリーブ51aに対し下方から対向するドクターブレード52を設けた現像剤Gを一方向循環させる2成分現像装置を提供できる。
また、本実施形態の現像装置5では、次のような作用効果を奏することができる。第2現像剤収容部58の現像スリーブ51aとは逆側に連通口60を設けており、現像スリーブ51aから分離した現像剤Gが、第2現像剤収容部58に移動する時に連通口60を設けた部分を通り発生する不具合画像の発生を防げる。よって、不具合画像の発生がない安定した現像が行なえる、現像スリーブ51aに対し下方から対向するドクターブレード52を設けた現像剤Gを一方向循環させる2成分現像装置を提供できる。
また、本実施形態の現像装置5では、次のような作用効果を奏することができる。第2現像剤収容部58に設けた回収スクリュ54は、第1現像剤収容部59に設けた供給スクリュ53の略上方に配置されおり、連通口60を通過した現像剤Gを、重力を利用して第1現像剤収容部59に移動させることができる。
また、本実施形態の画像形成装置では、上述したいずれかの現像装置5を複数個具備することで、該現像装置5と同様な作用効果を奏することができる。
また、本実施形態の画像形成装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジでは、次のような作用効果を奏することができる。上述したいずれかの現像装置5と、感光体ドラム1、帯電装置4及びクリーニング部2により選ばれる少なくとも一つとを一体に支持しすることで、該現像装置5と同様な作用効果を奏することができる。
また、本実施形態の画像形成装置では、上述したプロセスカートリッジを複数個具備することで、該プロセスカートリッジと同様な作用効果を奏することができる。
1 感光体ドラム
2 クリーニング部
4 帯電装置
5 現像装置
6 作像部
8 中間転写ベルト
10 中間転写ユニット
20 定着部
26 給紙部
30 スタック部
32 スキャナ部
50 ケース
50 現像ローラ
51a 現像スリーブ
51b マグネットローラ
52 ドクターブレード
53 供給スクリュ
54 回収スクリュ
55 トナー補給口
56 トナー濃度センサ
57 分離板
58 第2現像剤収容部
59 第1現像剤収容部
60 連通口
61 現像剤受渡し部(領域C)
62 現像剤受渡し部(領域B)
100 装置本体
特許3104722号公報 特開平11−174810号公報

Claims (9)

  1. 静電潜像が形成される潜像担持体に対向し、該潜像担持体上に形成された潜像をトナー像化するトナーとキャリアとを含む現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、
    上記現像剤担持体に対し下方から対向するように配置され、現像剤担持体上の現像剤量を規制する現像剤規制部材と、
    現像剤を収容するケースと、
    上記ケース内に設けられた複数の現像剤収容部と、
    上記複数の現像剤収容部内にそれぞれ設けられ、上記現像剤担持体の長手方向に現像剤を搬送し、各現像剤収容部間で現像剤を循環させる現像剤搬送部材と、
    上記複数の現像剤収容部を仕切り、その両端部に現像剤を受け渡す現像剤受渡し部を有した仕切り部材とを備えた現像装置において、
    上記現像剤担持体上に現像剤を混合攪拌しながら供給する第1現像剤搬送部材を有した第1現像剤収容部と、該現像剤担持体から離脱した現像剤と補給トナーを混合撹拌する第2現像剤搬送部材を有した第2現像剤収容部とを連通する連通口を、上記現像剤受渡し部以外に、少なくとも第2現像剤搬送部材による現像剤搬送方向下流側に設け、
    上記連通口は、第2現像剤収容部で所定高さを越えた現像剤のみを通すことを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置において、
    連通口の長手方向が、第2現像剤搬送部材による現像剤搬送方向下流側、かつ、現像剤担持体の有効作像領域の端部を含むことを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1又は2に記載の現像装置において、
    連通口の高さが、仕切り部材の現像剤担持体に対向する先端よりも低いことを特徴とする現像装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一に記載の現像装置において、
    第1現像剤収容部の現像剤担持体から離れた側に連通口を設けたことを特徴とする現像装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一に記載の現像装置において、
    第2現像剤収容部の現像剤担持体から離れた側に連通口を設けたことを特徴とする現像装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一に記載の現像装置において、
    第2現像剤搬送部材を第1現像剤搬送部材の略上方に配置したことを特徴とする現像装置。
  7. 現像装置として、請求項1乃至6のいずれか一に記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 画像形成装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、請求項1乃至6のいずれか一に記載の現像装置と、潜像担持体、帯電装置及びクリーニング手段により選ばれる少なくとも一つの手段とを一体に支持することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 着脱自在なプロセスカートリッジとして、請求項8に記載のプロセスカートリッジを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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