JP2018018058A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機能分離型の現像装置において、回収室の現像剤を供給室に連通することを許容する連通部の一部を、現像剤担持体の現像剤コート領域に対向させても、トナー濃度が低下している現像剤が撹拌されないまま回収室から供給室に連通してしまうことを抑制する。
【解決手段】第1の連通部には、第二室の現像剤が第二室から第一室に連通する連通路が形成される。連通路は、第二搬送方向において現像剤担持体の現像剤コート領域の範囲内に位置する第1領域と、第二搬送方向において現像剤担持体の現像剤コート領域より下流に位置する第2領域とを含む。連通路の底面部から連通路の第1領域の上部までの最長の長さを第1の長さとしたとき、連通路の底面部から連通路の第2領域の上部までの最長の長さが第1の長さよりも長い第2の長さである。
【選択図】図4

Description

本発明は、現像装置に関する。
特許文献1に記載の現像装置は、現像剤担持体に現像剤を供給する機能と、像担持体と対向する現像領域を通過した現像剤を現像剤担持体から回収する機能が分離している、所謂、機能分離型の現像装置である。
機能分離型の現像装置では、現像剤担持体に現像剤を供給する供給室の現像剤面の高さが、供給室の現像剤搬送方向の下流側よりも上流側が高くなる傾向にある。また、現像領域を通過した現像剤を現像剤担持体から回収する回収室の現像剤面の高さが、回収室の現像剤搬送方向の上流側よりも下流側が高くなる傾向にある。
近年、装置の小型化が望まれており、現像装置に関しても、現像装置の長手方向の長さを短くする構成が望まれている。そこで、特許文献1に記載の現像装置では、供給室と回収室とを隔てる隔壁のうち、現像剤担持体の現像剤コート領域に対向している領域の上部に切り欠き部が設けられている。そして、切り欠き部を介して回収室の現像剤が回収室から供給室に連通することを許容する構成を採っている。
特開2012−181286号公報
しかしながら、機能分離型の現像装置において、このような構成を採った場合、回収室の現像剤搬送方向の下流側の現像剤面の高さが切り欠き部の高さに達するくらいにまで高くなる。そのため、回収室の現像剤搬送方向の下流側に回収されたばかりの現像剤(トナー濃度が低下している現像剤)が、撹拌されないまま、切り欠き部を介して回収室から供給室に連通してしまう虞がある。
そこで、機能分離型の現像装置において、回収室の現像剤を供給室に連通することを許容する連通部の一部を、現像剤担持体の現像剤コート領域に対向させても、トナー濃度が低下している現像剤が撹拌されないまま回収室から供給室に連通してしまうことを抑制する新たな構成が望まれている。
即ち、本発明の目的は、機能分離型の現像装置において、回収室の現像剤を供給室に連通することを許容する連通部の一部を、現像剤担持体の現像剤コート領域に対向させても、トナー濃度が低下している現像剤が撹拌されないまま回収室から供給室に連通してしまうことを抑制するようにした装置を提供することにある。
本発明に係る現像装置は、回転可能に設けられ、トナーとキャリアを含む現像剤を担持して像担持体と対向する現像領域に前記現像剤を搬送する現像剤担持体と、前記現像剤担持体の回転軸線よりも鉛直方向下方に配置され、前記現像剤担持体に前記現像剤を供給する第一室と、前記現像剤担持体と対向して配置され、前記現像領域を通過した前記現像剤を前記現像剤担持体から回収する第二室と、前記第一室に配置され、前記第一室の前記現像剤を第一搬送方向に搬送する第一搬送スクリュー部と、前記第二室に配置され、回転可能な軸部を有し、前記第二室の前記現像剤を前記第一搬送方向とは逆方向の第二搬送方向に搬送する第二搬送スクリュー部と、前記第一室と前記第二室とを隔てる隔壁と、前記第二室の前記現像剤が前記第二室から前記第一室に連通することを許容する第1の連通部と、前記第一室の前記現像剤が前記第一室から前記第二室に連通することを許容する第2の連通部と、を備え、前記第1の連通部には、前記第二室の現像剤が前記第二室から前記第一室に連通する連通路が形成され、前記連通路は、前記第二搬送方向において前記現像剤担持体の現像剤コート領域の範囲内に位置する第1領域と、前記第二搬送方向において前記現像剤担持体の前記現像剤コート領域より下流に位置する第2領域とを含み、前記連通路の底面部から前記連通路の前記第1領域の上部までの最長の長さを第1の長さとしたとき、前記連通路の前記底面部から前記連通路の前記第2領域の上部までの最長の長さが前記第1の長さよりも長い第2の長さである、ことを特徴とする。
本発明によれば、トナー濃度が低下している現像剤が撹拌されないまま第二室から第一室に連通してしまうことを抑制することができる。
本実施形態の現像装置を適用した画像形成装置の構成を示す概略図。 本実施形態の現像装置を示す断面図。 軸線方向を含む水平断面で見た現像装置を示す上面断面図。 第三連通口について説明する模式図。 現像スクリュー側から撹拌スクリュー側を見た場合を示す概略図。 他の実施形態の隔壁の一部を示す拡大図。 第三連通口の上端の形成角度について説明する図。
まず、本実施形態の現像装置を適用した画像形成装置の構成について、図1を用いて説明する。図1に示す画像形成装置100は、中間転写ベルト25に沿って画像形成部PY、PM、PC、PKを配列したタンデム型の中間転写方式のフルカラープリンタである。
<画像形成装置>
画像形成部PYでは、感光ドラム10Yにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト25に転写される。画像形成部PMでは、感光ドラム10Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト25に転写される。画像形成部PC、PKでは、それぞれ感光ドラム10C、10Kにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト25に転写される。中間転写ベルト25に転写された四色のトナー像は、二次転写部(二次転写ニップ部)T2へ搬送されて記録材S(用紙、OHPシートなどのシート材など)へ一括二次転写される。記録材Sは、不図示の給紙カセットから1枚ずつ取り出されて二次転写部T2へ搬送される。
画像形成部PY、PM、PC、PKは、現像装置1Y、1M、1C、1Kで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、画像形成部PY、PM、PC、PKの区別を表す符号末尾のY、M、C、Kを省略して、画像形成部PY〜PKの構成及び動作を説明する。
画像形成部Pには、像担持体としての感光ドラム10を囲んで、帯電ローラ21、露光装置22、現像装置1、転写ローラ23、ドラムクリーニング装置24が配置されている。感光ドラム10はアルミニウム製シリンダの外周面に感光層が形成されたもので、所定のプロセススピードで図1の矢印R1方向に回転される。
帯電ローラ21は帯電電圧が印加されて感光ドラム10に接触することで、感光ドラム10を一様な負極性の暗部電位に帯電させる。露光装置22は、各色の分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームをレーザー発光素子から発生し、これを回転ミラーで走査して帯電させた感光ドラム10の表面に画像の静電像を書き込む。現像装置1は、トナーを感光ドラム10に供給して静電像をトナー像に現像する。現像装置1については詳細を後述する(図2乃至図6参照)。
転写ローラ23は、中間転写ベルト25を挟んで感光ドラム10に対向配置され、感光ドラム10と中間転写ベルト25との間にトナー像の一次転写部(一次転写ニップ部)T1を形成する。一次転写部T1では、例えば高圧電源(不図示)により転写ローラ23に一次転写電圧が印加されることで、トナー像が感光ドラム10から中間転写ベルト25へ一次転写される。即ち、転写ローラ23に対しトナーの帯電極性と逆極性の一次転写電圧が印加されると、感光ドラム10上のトナー像が中間転写ベルト25に静電吸引されて転写が行われる。ドラムクリーニング装置24は、感光ドラム10にクリーニングブレードを摺擦させて、一次転写後に感光ドラム10上に僅かに残る一次転写残トナーを除去する。
中間転写ベルト25は、テンションローラ26、二次転写内ローラ27及び駆動ローラ28等のローラに掛け渡して支持され、駆動ローラ28に駆動されて図1の矢印R2方向に回転される。二次転写部T2は、二次転写外ローラ29に支持された中間転写ベルト25に二次転写内ローラ27を当接して形成される記録材Sへのトナー像転写ニップ部である。二次転写部T2では、二次転写内ローラ27に所定の二次転写電圧が印加されることで、トナー像が中間転写ベルト25から二次転写部T2に挟持搬送される記録材Sへ二次転写される。二次転写後に中間転写ベルト25に付着したまま残る二次転写残トナーは、ベルトクリーニング装置30が中間転写ベルト25を摺擦することにより除去される。ベルトクリーニング装置30は、中間転写ベルト25にクリーニングブレードを摺擦させて二次転写残トナーを除去する。
二次転写部T2で四色のトナー像を二次転写された記録材Sは、定着装置31へ搬送される。定着装置31は、不図示の対向するローラもしくはベルト等による圧力と、一般的にはヒータ等の熱源(不図示)による熱を加えて記録材S上にトナー像を溶融固着する。定着装置31によりトナー像が定着された記録材Sは、機体外へ排出される。
トナー補給装置32は、画像形成に伴い現像装置1のトナーが消費されることに応じて、消費されたトナー量に相当する分のトナー(詳しくは補給剤)を現像装置1に補給可能である。
<現像装置>
本実施形態の現像装置1について、図2乃至図4を用いて説明する。現像装置1は、図2に示すように、ハウジングを形成する現像容器2、現像剤担持体としての現像スリーブ3、規制ブレード5、第一搬送スクリューとしての現像スクリュー13、第二搬送スクリューとしての撹拌スクリュー14などを備える。
現像容器2には、非磁性トナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤が収容されている。つまり、本実施形態では現像方式として二成分現像方式を用い、マイナス帯電極性の非磁性トナーとプラス帯電極性の磁性キャリアを混合して現像剤として用いる。非磁性トナーはポリエステル、スチレンアクリル等の樹脂に着色料、ワックス成分などを内包し、粉砕あるいは重合によって粉体としたものである。磁性キャリアは、フェライト粒子や磁性粉を混錬した樹脂粒子からなるコアの表層に樹脂コートを施したものである。初期状態の現像剤中のトナー濃度(現像剤の全重量に占めるトナーの重量の割合(比率)、TD比とも呼ぶ)は、本実施形態では例えば8%である。
現像容器2は、感光ドラム10(図1参照)に対向した一部分が開口しており、この開口部に一部が露出するようにして現像剤担持体としての現像スリーブ3が回転可能に配置されている。現像スリーブ3は、アルミニウム合金などの非磁性材料で円筒状に形成され、図2の矢印R3方向に回転駆動される。現像スリーブ3は、表面に現像剤を担持可能な現像剤コート領域(担持領域)を有する。現像スリーブ3のコート領域は、感光ドラム10の表面上に形成することが可能な静電潜像の最大領域(最大画像領域)に対応する領域である。そして、現像スリーブ3の内側には、複数の磁極により構成されるマグネットローラ4が回転不能に配置されている。
現像スリーブ3は図2の矢印R3方向に回転し、マグネットローラ4の汲み上げ磁極N1極の位置で吸着した現像剤を規制ブレード5方向へ担持搬送する。規制磁極S1極によって穂立ちした現像剤は、現像スリーブ3と規制ブレード5のギャップを通過する際に規制ブレード5によってせん断力を受けてその量が規制され、現像スリーブ3上に所定の層厚の現像剤層が形成される。形成された現像剤層は感光ドラム10と対向する現像領域に担持搬送され、現像磁極N2極によって磁気穂を形成した状態で感光ドラム10の表面に形成されている静電潜像を現像する。現像に供された後の現像剤は、剥ぎ取り磁極N3極と汲み上げ磁極N1極の間で同極が隣り合うことで形成される無磁力帯によって現像スリーブ3より剥離される。
<現像容器>
現像容器2は、第一室としての現像室11と第二室としての撹拌室12とが形成され、現像室11と撹拌室12との間に、現像室11と撹拌室12とを区画する隔壁15が設けられている。隔壁15は、現像容器2内(現像容器内)に底面部2cから突出するようにして現像室11と撹拌室12とを隔てている。また、隔壁15は現像スリーブ3の回転軸線方向に延在しており、現像室11及び撹拌室12は現像スリーブ3の回転軸線方向に沿って形成されている。そして、本実施形態では、撹拌室12側の底面部12aが現像室11側の底面部11aよりも上方となるように、水平方向から視て現像室11と撹拌室12とが高低差を有して配置されている。なお、以下の説明において、上方、下方とは、それぞれ重力方向上方(鉛直方向上方)、重力方向下方(鉛直方向下方)を指す。
隔壁15は、図3に示すように、長手方向両端側にそれぞれ現像室11と撹拌室12とを連通させる第一連通口16と第二連通口17とを有する。第一連通口16は撹拌室12から現像室11へ現像剤の連通(現像剤の受け渡し)を許容する第1の連通部に相当し、第二連通口17は現像室11から撹拌室12への現像剤の連通(現像剤の受け渡し)を可能とする第2の連通部に相当する。また、隔壁15は第一連通口16と第二連通口17の他に第三連通口18を有している。第三連通口18は、第一連通口16と同様に撹拌室12から現像室11へ現像剤の受け渡しを可能とする現像剤の受け渡し部である。即ち、第三連通口18は、第一連通口16と共に第1の連通部を構成する。第三連通口については後述する(後述する図4参照)。
さらに、隔壁15の上部には、図2に示すように、現像スリーブ3に近接するように延設され、現像スリーブ3より剥離された現像剤を撹拌室12に案内するための案内部材151が設けられている。案内部材151は、現像スリーブ3の現像剤を担持可能なコート領域を含む範囲に亘り設けられている。
図3に示すように、現像室11には、現像室11で所定の第一方向D1(第一搬送方向)に現像剤を搬送する第一搬送スクリュー部として、現像スクリュー13が設けられている。撹拌室12には、撹拌室12で現像スクリュー13と反対の第二方向D2に現像剤を搬送する第一搬送部141を有する撹拌スクリュー14が設けられている。撹拌スクリュー14は、第二搬送方向に現像剤を搬送する第二搬送スクリュー部に相当する。現像スクリュー13及び撹拌スクリュー14は、それぞれ回転軸13a,14aの周囲に羽根部として羽根13b,14bを螺旋状に形成することで構成される。回転軸13a,14aの両端部は、それぞれ現像容器2に回転自在に支持されている。現像スクリュー13と撹拌スクリュー14は、水平方向から視て少なくとも一部が重なるように配置されている。本実施形態では、図2に示すように、撹拌スクリュー14の下端14cが水平方向から視て現像スクリュー13の下端13cよりも上方になるように配置されている。これら現像スクリュー13と撹拌スクリュー14とは、例えば回転軸13a,14aの軸径が6mm、羽根13b,14bの直径が18mm、スクリューピッチが40mmに形成されている。
現像スリーブ3、現像スクリュー13、撹拌スクリュー14はそれぞれ不図示のギア列によって連結駆動される構成になっていて、同じく不図示の駆動モータからの駆動力によりギア列を介してそれぞれ回転駆動される。現像スクリュー13及び撹拌スクリュー14が回転することで、現像剤は図3の矢印で示すように循環搬送される。このとき、第一連通口16で現像剤が撹拌室12から現像室11に、第二連通口17で現像剤が現像室11から撹拌室12に、それぞれ現像剤が受け渡される。これにより、現像室11と撹拌室12とで現像剤の循環経路を形成し、現像剤はこの循環経路を循環することで混合撹拌される。
現像室11は現像剤を現像スリーブ3に供給し、撹拌室12は現像スリーブ3より剥離された現像剤を回収する。即ち、現像室11内の現像剤は、現像スクリュー13により搬送されつつ、マグネットローラ4の汲み上げ磁極N1極の位置で現像スリーブ3に吸着される。一方、隔壁15の上部に設けられた案内部材151は、隔壁15の上端から現像スリーブ3の無磁力帯付近で現像スリーブ3に近接するように延設されている。そのため、剥ぎ取り磁極N3で現像スリーブ3より剥離された現像剤は、現像室11に戻ることなく撹拌室12に収容される。撹拌室12では、現像剤を回収しつつ、回収された現像剤が撹拌スクリュー14により搬送される。
ところで、二成分現像剤を用いて現像を行う現像装置1では、画像形成に伴いキャリアのトナーに対する帯電量付与能力(帯電性能)が低下し得る。そうなると、トナーの帯電量が低下してしまい、濃度変動や飛散かぶり等の画像不良が生じ得る。そこで、キャリアの帯電性能を回復すべく、現像装置1に形成された補給口(不図示)に接続された補給装置32(図1参照)から補給剤を補給して、キャリアをリフレッシュする制御(所謂Auto Carrier Refresh:ACR方式)が行われる。ACR方式の現像装置では、現像剤の補給に伴い生じた余剰分の現像剤が排出口から現像容器外に排出される。即ち、現像装置1は、現像剤の補給を行うための現像剤補給部としての補給口と、現像剤を排出するための現像剤排出部としての排出口とを備える。
<排出口>
図3に示すように、現像容器2は撹拌室12の下流側(第二方向D2の下流側)の突き当りに第二方向D2に交差する向きに配置された壁部2aを有し、図4に示すように、壁部2aに排出口20が形成されている。排出口20は、撹拌スクリュー14の回転軸14aの羽根の形成されていない軸部が貫通し、軸部における回転軸14aの外周との間に隙間を有する貫通孔として形成されている。例えば撹拌スクリュー14の回転軸14aの軸径は6mmに、排出口20の直径は8mmに形成される。
排出口20は現像容器2の突き当りの壁部2aでなく、撹拌室12の搬送経路途中つまりは第一搬送部141に対向する側壁面の所定高さに形成されることも考えられる。しかしながら、こうした場合には、現像剤が排出口からオーバーフローして排出される以外に撹拌スクリュー14によるはね上げによっても排出され得る。つまり、排出口が現像容器2の突き当りの壁部2aに形成された本実施形態に比べると、撹拌室12に収容された現像剤の量に関わらず現像剤が排出されやすいので、場合によって現像剤が少なくなりすぎる。そうなると、特に現像室11において現像スクリュー13の第一方向D1の上流側で十分な量の現像剤が確保されず、現像スリーブ3のコート領域が一律にコートされ難くなる。このコート不良が生じると、画像濃度が薄くなるあるいは画像上に白いスジがあるといったような画像不良が生じ得る。これを避けるには、本実施形態のように、はね上げによる影響が生じ難い現像容器2の突き当りの壁部2aに、排出口20は形成されるのが好ましい。
<返しスクリュー>
撹拌スクリュー14は、図4に示すように、羽根14bが回転軸14aの周囲に形成されている第一搬送部141の下流(第二方向D2の下流)に、詳しくは羽根14bの下流端部と排出口20との間に、返し部142を有する。返し部142は、回転軸14aの周囲に羽根14bと逆方向に巻かれた返し羽根19bが形成され、第一方向D1つまりは羽根14bと反対方向に現像剤を搬送する返しスクリュー19である。返しスクリュー19は、例えばスクリューピッチが3mmに、撹拌スクリュー14の回転軸線方向(長手方向)の長さが15mmに形成される。
撹拌スクリュー14の第一搬送部141の最下流まで到達した現像剤の量が多い場合に、現像剤の剤面が回転軸14aと排出口20との隙間の高さまで達すると、隙間から現像剤が排出される。即ち、第一搬送部141によって排出口20へ向かって搬送される現像剤の大部分は、返しスクリュー19により上流側(第二方向D2の上流側)に押し戻されて、排出口20を通過せずに第一連通口16や第三連通口18を通って現像室11に受け渡される。他方、返しスクリュー19により押し戻されなかった現像剤は、剤面が排出口20の下端よりも高くなることに応じて排出口20から撹拌室12の下流側に移動して、現像容器2から排出される。
ところで、本実施形態の現像装置1は、現像室11で現像スリーブ3に現像剤を供給し、撹拌室12で現像スリーブ3から現像剤を回収する、所謂、機能分離型の構成を有する。機能分離型の現像装置1では、現像スリーブ3上の現像剤が撹拌室12の長手方向に渡って回収される。このため、現像剤は、現像スリーブ3を介さずに現像室11から撹拌室12に搬送される第一の経路と、現像スリーブ3から直接、撹拌室12に搬送される第二の経路との二つの経路を介して循環され、現像剤量の分布が現像容器2内で不均一となり易い。撹拌室12では下流側に現像剤が溜まりやすいため、上流側に比べて下流側で現像剤の剤面が高くなりやすい。
既に述べたように、従来の現像装置では現像剤の流動性が低下したような場合に、撹拌室12から現像室11への現像剤の受け渡しが抑制されてしまう。そうなると、トナー濃度の低い現像剤が現像スリーブ3に連れまわされることに起因して、濃度ムラのような画像不良が生じやすくなる。また、現像室11において現像スクリュー13の第一方向D1の上流側(撹拌スクリュー14の第二方向D2の下流側)で十分な量の現像剤が確保されないと、画像不良が生じ得る。
<第三連通口>
そこで、本実施形態では、隔壁15に現像室11と撹拌室12との間で現像剤を受け渡す第一連通口16及び第二連通口17の他に、第三連通口18が設けられている。第三連通口18について、図4及び図5を用いて説明する。
図4に示すように、第三連通口18は、第一連通口16の上流側(第二方向D2の上流側)に隣接して現像スリーブ3のコート領域Mの下流側端部(第二方向D2の下流側端部)よりも上流側に形成されている。つまり、隔壁15に設けられた第三連通口18の上縁を規定する上端18aは、第二方向D2に関してコート領域Mの内側に位置する部分a1とコート領域Mより下流に位置する部分a2とを含む。第三連通口18は第一連通口16と共に、撹拌室12から現像室11に現像剤を受け渡す第1の連通部としての連通部34を構成している(図3参照)。また、連通部34には、撹拌室12の現像剤が撹拌室12から現像室11に連通する連通路が形成されている。この第三連通口18によって実質的に下流側の連通口が従来よりも拡げられるので、従来に比べて撹拌室12から現像室11への現像剤の受け渡しが促進される。
しかしながら、第三連通口18によって第一連通口16を単に下流側に幅広くしただけであると、既に述べたように、現像スリーブ3より剥離され撹拌室12に回収された現像剤が撹拌されないまま現像室11へ受け渡されてしまい得る。これを避けるため、本実施形態では、図5に示すように、第三連通口18の上端18aが第一連通口16の上端16aよりも下方に配置されている。具体的には、第三連通口18の上端18aが撹拌スクリュー14の回転軸線50よりも下方に形成され、第一連通口16の上端16aが撹拌スクリュー14の回転軸線50よりも上方に形成されている。このため、隔壁15に直交する面で見たとき、撹拌室12の現像剤が撹拌室12から現像室11に連通する連通路の底面部(底面部2c)に対する第三連通口18の上端18aの高さL1は、底面部2cに対する第一連通口16の上端16aの高さL2に比べて小さい(図4参照)。つまり、連通部34が形成する開口形状の内、第二方向D2に関してコート領域Mの内側に位置する部分を第1領域A1とし、コート領域Mより下流に位置する部分が第2領域A2とした場合に、第2領域A2の最大高さである第2の長さが、第1領域A1の最大高さである第1の長さに比べて大きくなる構成の一例となっている。
尚、隔壁15に直交する面で見たとき、第三連通口18の上端18aは、第三連通口18が隔壁15と交差する部分のことを示す。また、隔壁15に直交する面で見たとき、第一連通口16の上端16aは、第一連通口16が現像装置1を構成する所定の部品(所定部品)と交差する部分のことを示す。尚、隔壁15に直交する面で見たとき、第一連通口16が交差する、現像装置1を構成する所定部品は、現像スリーブ3の回転軸線方向に延伸させた隔壁15の形状によって変わる関係にある。本実施形態では、図5に示すように、第一連通口16の上方に隔壁15の一部が延伸して設けられている。そのため、本実施形態では、隔壁15に直交する面で見たとき、第一連通口16の上端16aを、第一連通口16が隔壁15の一部と交差する部分としている。尚、第一連通口16の上方に隔壁15の一部が延伸して設けられていない変形例にあっては、隔壁15に直交する面で見たとき、第一連通口16の上端16aは、以下の部分となることがあり得る。例えば、第一連通口16の上端16aは、第一連通口16が現像スリーブ3と交差する部分となる。この場合、現像スリーブ3の外周面におけるコート領域M以外の領域(所謂非コート領域)が、第一連通口16の上端、つまり第1領域A1の上縁を規定する所定部品となる。また、例えば、第一連通口16が「現像容器2の枠体の開口部の一部をカバーするためのカバー枠体(所謂、現像容器2の上蓋)」と交差する部分となる。この場合、現像容器2の上蓋におけるコート領域M以外の領域(所謂非コート領域)が、第一連通口16の上端、つまり第1領域A1の上縁を規定する所定部品となる。
また、第三連通口18の下流側端部つまりは第一連通口16との境界がコート領域Mよりも下流側に配置されるように、第三連通口18及び第一連通口16は形成されている。即ち、第一連通口16はコート領域Mよりも下流側に配置される。なお、本実施形態の場合、第三連通口18の高さ(第二方向D2に直交する方向の長さ)は一定である。また、第二連通口17はコート領域Mよりも上流側に配置される。
このように、第一連通口16はコート領域Mにかからないようにする一方、第三連通口18はコート領域Mにかかるように設けられる。そして、第三連通口18の上端18aが第一連通口16の上端16aよりも下方に形成されることで、第三連通口18は第一連通口16に比較して隔壁15によって上方側で開口面積が制限される。それ故、第三連通口18では、撹拌室12内の下方側を搬送される現像剤が現像室11へ受け渡される。
ただし、第三連通口18の幅(第二方向D2の長さ)が大きすぎる場合、現像スリーブ3より剥離され撹拌室12に回収された現像剤が撹拌されないまま現像室11へ受け渡され得る。これを避けるため、第三連通口18の幅は限定される。本実施形態では、図5に示すように、第三連通口18の幅L3、より詳しくは第三連通口18の幅L3のうちコート領域Mにかかる範囲が、撹拌スクリュー14の羽根14bの1ピッチの長さよりも短い長さとなるように、第三連通口18が形成される。例えば、第一連通口16及び第二連通口17の幅は40mmに、第三連通口18の幅はスクリューピッチ40mmの半分の20mmに形成される。
以上のように、本実施形態の現像装置1では、撹拌室12から現像室11へ現像剤を受け渡し可能な第一連通口16が、第三連通口18によって実質的に従来よりも拡大されている。これにより、例え現像剤の流動性が低くなったとしても、撹拌室12から現像室11への現像剤の受け渡しが抑制されないので、現像スリーブ3による現像剤の連れまわりが生じ難い。また、現像室11において現像スクリュー13の第一方向D1の上流側で十分な量の現像剤を確保できるので、コート不良に起因する画像不良を低減することができる。そして、第三連通口18は、上端18aが第一連通口16の上端16aよりも下方に形成され、第三連通口18を通じて撹拌室12内の下方側で現像剤を現像室11へ受け渡しできるようにしている。これにより、第三連通口18は現像スクリュー13のコート領域Mまで拡げられるが、隔壁部51によって撹拌室12内の上方側での現像剤の受け渡しが防がれる。それ故、案内部材151により撹拌室12に案内される現像剤はすぐに現像室11へ受け渡されることなく、撹拌室12内を搬送されている既存の現像剤に混合されてから現像室11へ受け渡される。即ち、現像スリーブ3より剥離され撹拌室12に回収されたトナー濃度の低い現像剤が十分に撹拌されないまま現像室11へ受け渡されないので、トナー濃度の低い現像剤の受け渡しに起因する画像不良を低減できる。
<他の実施形態>
既に述べた通り、機能分離型の現像装置1の場合、撹拌室12では、現像剤の剤面が撹拌スクリュー14の第二方向D2の上流から下流へ向けて徐々に高くなっている。これに対し、上述した実施形態のように(図5参照)、第三連通口18の高さが一定であると、例えば現像容器2内の現像剤量が少ないような場合に、現像剤の剤面が第三連通口18の上端18aよりも低くなることがある。そうすると、特に第三連通口18の第二方向D2の上流側で、現像スリーブ3より剥離され撹拌室12に回収された現像剤が、隔壁15によって防がれることなくそのまま第三連通口18を通過し得る、つまり撹拌されないまま現像室11へ受け渡され得る。
そこで、第三連通口18の上端18aは、図6に示すように、第二方向D2の上流側より下流側が高くなるように形成されるのが好ましい。具体的には、図7に示すように、第三連通口18の上端18aは、直線60と撹拌スクリュー14の回転軸線50とで形成される角度αで傾斜している。直線60は、第二方向D2の下流側端部のスクリュー外径の最上部Eと第二方向D2の上流側端部のスクリュー外径の最下部Fとを結んだ線である。このように、第三連通口18の高さが一定でなく、第二方向D2における上流側より下流側が徐々に高くなるように傾斜していれば、現像スリーブ3より剥離され撹拌室12に回収された現像剤は隔壁15によって上方側での第三連通口18への侵入が妨げられる。これにより、回収された現像剤が撹拌されないまま現像室11へ受け渡され得ない。
また、上述した実施形態では、図5に示したように、第一連通口16の高さが一定になるように、第一連通口16が形成されている例について説明したが、これに限られない。第一連通口16の高さは必ずしも一定でなくてもよく、例えば、第一連通口16の高さが第二方向D2の上流側より下流側が徐々に又は段階的に高くなるようになるように、第一連通口16が形成されている変形例であってもよい。つまり、第一連通口16の上端16aの高さが最も低くなっている箇所における第一連通口16の上端16aが、第三連通口18の上端18aの高さが最も高くなっている箇所における第三連通口18の上端18aよりも上方に配置されている。
また、上述した実施形態では、図5に示したように、第二方向D2における第三連通口18の下流側と第一連通口16の上流側が隣接する部分(以降、第三連通口18と第一連通口16の隣接部と呼ぶ)において、第三連通口18の上端18aと第一連通口16の上端16aが非連続となるように、第三連通口18と第一連通口16が形成されている例について説明した。この例では、第三連通口18と第一連通口16の隣接部を境にして、第三連通口18の上端18aの高さに対して第一連通口16の上端16aの高さが段階的に高くなる。言い換えると、連通路の底面部(2c)から第1の連通部の第2領域の上部(16a)までの最短の長さが、連通路の底面部から第1の連通部の第1領域の上部(18a)までの最長の長さよりも長い構成とした。
一方、第三連通口18と第一連通口16の隣接部において、第三連通口18の上端18aと第一連通口16の上端16aが滑らかに連続するように、第三連通口18と第一連通口16が形成されている変形例であってもよい。この変形例にあっては、第三連通口18と第一連通口16の隣接部を境にして、第三連通口18の上端18aの高さに対して第一連通口16の上端16aの高さが徐々に高くなる。このような場合も、連通部34が形成する開口形状の内、第二方向D2に関してコート領域Mの内側に位置する部分が第1領域に相当し、コート領域Mより下流に位置する部分が第2領域に相当する。
上述したこれらの変形例にあっては、連通部34が形成する現像剤の連通路の内、第二方向D2において現像スリーブ3のコート領域Mの範囲内である第1領域A1の最大高さ(L1)が、領域Mより下流の第2領域A2の最大高さ(L2)に比べて小さくなる配置であればよい。ただし、最大高さとは必ずしも鉛直方向との長さとは限らず、隔壁15に直交する面で見たときの、各領域A1,A2における底面部2cと連通部34の上端16a,18aとの間の最長の長さを表す。
なお、上述した実施形態では、各色の感光ドラム10から中間転写ベルト25に各色のトナー像を一次転写した後に、記録材Sに各色の複合トナー像を一括して二次転写する中間転写方式の画像形成装置100を説明したが、これに限らない。例えば、転写材搬送ベルトに担持され搬送される記録材に感光ドラムから直接転写する直接転写方式の画像形成装置であってもよい。
1(1Y〜1K)…現像装置、2…現像容器、2c…連通路の底面部(底面部)、3…現像剤担持体(現像スリーブ)、11…第一室(現像室)、12…第二室(撹拌室)、13…第一搬送スクリュー部(現像スクリュー)、14…第二搬送スクリュー部(撹拌スクリュー)、14b…羽根部(羽根)、15…隔壁、16a…第1領域の上部(第一連通口の上端)、17…第2の連通部(第二連通口)、18a…第2領域の上部(第三連通口の上端)、34…第1の連通部(連通部)、50…回転軸線、100…画像形成装置、A1…第1領域、A2…第2領域、L1…第1の長さ(第1領域の最大高さ)、L2…第2の長さ(第2領域の最大高さ)、M…担持領域

Claims (15)

  1. 回転可能に設けられ、トナーとキャリアを含む現像剤を担持して像担持体と対向する現像領域に前記現像剤を搬送する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体の回転軸線よりも鉛直方向下方に配置され、前記現像剤担持体に前記現像剤を供給する第一室と、
    前記現像剤担持体と対向して配置され、前記現像領域を通過した前記現像剤を前記現像剤担持体から回収する第二室と、
    前記第一室に配置され、前記第一室の前記現像剤を第一搬送方向に搬送する第一搬送スクリュー部と、
    前記第二室に配置され、回転可能な軸部を有し、前記第二室の前記現像剤を前記第一搬送方向とは逆方向の第二搬送方向に搬送する第二搬送スクリュー部と、
    前記第一室と前記第二室とを隔てる隔壁と、
    前記第二室の前記現像剤が前記第二室から前記第一室に連通することを許容する第1の連通部と、
    前記第一室の前記現像剤が前記第一室から前記第二室に連通することを許容する第2の連通部と、を備え、
    前記第1の連通部には、前記第二室の現像剤が前記第二室から前記第一室に連通する連通路が形成され、前記連通路は、前記第二搬送方向において前記現像剤担持体の現像剤コート領域の範囲内に位置する第1領域と、前記第二搬送方向において前記現像剤担持体の前記現像剤コート領域より下流に位置する第2領域とを含み、
    前記連通路の底面部から前記連通路の前記第1領域の上部までの最長の長さを第1の長さとしたとき、前記連通路の前記底面部から前記連通路の前記第2領域の上部までの最長の長さが前記第1の長さよりも長い第2の長さである、
    ことを特徴とする現像装置。
  2. 前記第1の連通部の前記第1領域の上部は、前記第二搬送スクリュー部の回転軸線よりも鉛直方向下方に配置され、
    前記第1の連通部の前記第2領域の上部は、前記第二搬送スクリュー部の回転軸線よりも鉛直方向上方に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記隔壁に直交する面で見たとき、前記第1の連通部の前記第2領域の上部は、前記底面部の上方に位置する所定部品に設けられ、前記所定部品が前記第1の連通部の前記第2領域と交差する部分である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記所定部品は、前記隔壁である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記所定部品は、前記現像剤担持体である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  6. 前記隔壁に直交する面で見たとき、前記第1の連通部の前記第1領域の上部は、前記隔壁の高さ方向における前記第1の連通部の前記第2領域の上部と前記連通路の前記底面部の間にある、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記隔壁に直交する面で見たとき、前記第1の連通部の前記第1領域の面積は、前記第1の連通部の前記第2領域の面積よりも小さい、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 前記連通路の前記底面部から前記第1の連通部の前記第2領域の上部までの最短の長さは、前記連通路の前記底面部から前記第1の連通部の前記第1領域の上部までの最長の長さよりも長い、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 前記連通路の前記底面部から前記第1の連通部の前記第1領域の上部までの長さは、前記第二搬送方向の上流側よりも下流側が長くなっている、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 前記連通路の前記底面部から前記第1の連通部の前記第1領域の上部までの長さは、前記第二搬送方向の上流側から下流側に向かうに従って徐々に長くなっている、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の現像装置。
  11. 前記第二搬送スクリュー部は、前記軸部の外周に設けられた螺旋状の羽根部を有し、
    前記第二搬送方向における前記第1の連通部の前記第1領域の長さは、前記羽根部の1ピッチの長さよりも短い、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の現像装置。
  12. 前記第1の連通部の前記第1領域は、前記第二搬送方向において前記第1の連通部の前記第2領域よりも上流側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の現像装置。
  13. 前記第一室と前記第二室との間で循環する前記現像剤を補給するための現像剤補給部と、
    前記第二室に配置され、前記第一室と前記第二室との間で循環する前記現像剤の一部を排出するための現像剤排出部と、を備え、
    前記第1の連通部の前記第2領域は、前記第二搬送方向において前記現像剤排出部よりも上流側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の現像装置。
  14. 前記第二室に配置され、前記第二室の前記現像剤を前記第一搬送方向に搬送する返しスクリュー部を備え、
    前記第1の連通部の前記第2領域は、前記第二搬送方向において返しスクリュー部よりも上流側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の現像装置。
  15. 前記第一搬送スクリュー部は、回転可能な軸部を有し、
    前記第二搬送スクリュー部の回転軸線は、前記第一搬送スクリュー部の回転軸線よりも鉛直方向上方に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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