JP2012131449A - アンダーランプロテクタ装置 - Google Patents

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稔之 中嶋
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Abstract

【課題】車両衝突時の衝撃でビームを確実に下降させて車両下部への潜り込みを効率的に防止するアンダーランプロテクタ装置を提供する。
【解決手段】車台フレーム10端部の車幅方向の両側部に設けたブラケット12と、ブラケット12を介して車台フレーム10端部の車幅方向に設けられるビーム20と、ビーム20をブラケット12に取り付ける締結部と、ビーム20をブラケット12に取り付け、所定荷重を超える外力が作用すると締結部が破断するヒューズボルトとを備え、ブラケット12は、締結部材をスライドさせる長穴とヒューズボルトを固定する固定穴とを設ける取付面を有し、ビーム20は、締結部材及びヒューズボルトを取り付ける穴を有し、ビーム20に車両が衝突すると、ヒューズボルトが破断し、ビーム20が締結部材を介して長穴をスライドして下降し、衝突時の相手車両の潜り込みを防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のアンダーランプロテクタ装置に係り、車両衝突時の衝撃でビームが下降し車両下部への潜り込みを効率的に防止するするアンダーランプロテクタ装置に関する。
従来、車両には、乗用車などが追突した際のトラック下部への潜り込みを防止するアンダーランプロテクタ装置が設けられている。
例えば、物体がアンダーランプロテクタビームに衝突した際にはアンダーランプロテクタステーの揺動による吸収部材の変形により衝突エネルギーを吸収させると共にアンダーランプロテクタビームを下方に移動させるよう構成したアンダーランプロテクタ装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、通常時には、アプローチアングル確保のために決まる所定高さより上方側の高さ位置に前記ビームを配置する一方、車両前端部に衝突荷重が入力された場合には、前記ビームを前記所定高さよりも下方側にまで移動するように構成したアンダーランプロテクタ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−271864号公報 特開2002−362267号公報
しかし、特許文献1、2記載のアンダーランプロテクタ装置では、複数の部材を組み立てることによって構成されているため、アンダーランプロテクタ装置の組み込むが面倒であった。
また、アンダーランプロテクタ装置を確実の動作させるためには、構成部材の維持管理が面倒であった。
しかも、特許文献1、2記載のアンダーランプロテクタ装置では、複雑な機構を採用するため、路面とのクリアランスを確保するための特別な機構、構造を必要とするという問題があった。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為されたもので、その目的は、車両衝突時の衝撃でビームを確実に下降させて車両下部への潜り込みを効率的に防止するするアンダーランプロテクタ装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、車台フレーム端部の車幅方向の両側部に設けたブラケットと、前記ブラケットを介して前記車台フレーム端部の車幅方向に設けられるビームと、前記ビームを前記ブラケットに取り付ける締結部と、前記ビームを前記ブラケットに取り付け、所定荷重を超える外力が作用すると締結部が破断するヒューズボルトとを備え、前記ブラケットは、前記締結部材をスライドさせる長穴と前記ヒューズボルトを固定する固定穴とを設ける取付面を有し、前記ビームは、前記締結部材及び前記ヒューズボルトを取り付ける穴を有し、前記ビームに車両が衝突すると、前記ヒューズボルトが破断し、前記ビームが前記締結部材を介して前記長穴をスライドして下降し、衝突時の相手車両の潜り込みを防止することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のアンダーランプロテクタ装置において、前記取付面は、前記ビームの下端部側を前記車台フレーム端部の内方側に向くように取り付けるように傾斜していることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載のアンダーランプロテクタ装置において、前記締結部材は、前記取付面と前記ビームとを貫通し、両端部が前記取付面と前記ビームとの間に隙間が形成されるように固定され、前記ヒューズボルトは、前記取付面と前記ビームとを貫通し、両端部が前記取付面と前記ビームとを固着し、前記ビームを支持することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の何れか記載のアンダーランプロテクタ装置において、前記取付面は、前記ビームの縦幅よりも長い部材で構成され、上端部が前記車台フレーム端部と平行するように起立する補助バンパを構成することを特徴とする。
本発明によれば、衝突時にビーム高さが下がるので、乗用車の潜り込みを効率的に防止できる。装着高さを最大に取れるため、路面とのクリアランスを最大に確保できる。
本発明に係るアンダーランプロテクタ装置の一実施形態としてトラックのRUPDを示す斜視図である。 図1のRUPDの要部を示す拡大斜視図である。 図1のRUPDの要部を示す拡大断面図である。 図1のRUPDの側面図である。 図1のRUPDの衝突時の状態を示す側面図である。 図1のRUPDの説明図である。 本発明に係るアンダーランプロテクタ装置の別の実施形態としてトラックのFUPDを示す斜視図である。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1乃至図6は、本発明に係るアンダーランプロテクタ装置の一実施形態としてトラックのRUPD1について説明する。
本実施形態に係るRUPD1は、トラック車台フレーム10のリヤ側端部11の車幅方向の両側部にそれぞれボルト・ナット18を介して取り付けられるブラケット12と、2つのブラケット12を介してトラック車台フレーム10のリヤ側端部11の車幅方向に設けられるビーム20とを有する。
ブラケット12は、ビーム20の下端部側をトラック車台フレーム10のリヤ側端部11の内方側(フロント側)に向くように、取付面13を傾斜して取り付けている。
取付面13は、ビーム20の縦幅よりも長い板状の本体14と、先端側がリヤ側端部11の壁面と平行するように起立して補助バンパを形成する立ち上がり片15とを有する。
本体14には、ビーム20をブラケット12に取り付けるボルト・ナットなどの締結部材23をスライドさせる2つの長穴16と、ビーム20をブラケット12に取り付け、所定荷重を超える外力が作用すると締結部が破断するヒューズボルト24を固定する固定穴17とを有する。
ここで、取付面13及び長穴16の長さは、例えば、ビーム20の下端部の高さが550mmとすると、衝突時に乗用車のインパクトラインまでビーム20を400mmまで降下させなければならないので、その降下長さを確保することができる長さとされる。
ビーム20は、締結部材23を挿通する穴21と、ヒューズボルト24を取り付ける固定穴22と有する。なお、ビーム20は、従来からRUPDに使用されているものであればよく、特に限定するものではない。
締結部材22は、取付面13の長穴16とビーム20の穴21とを貫通し、両端部が取付面13とビーム20との間に隙間Sが形成されるように固定される。この隙間Sによって、ヒューズボルト24が破断したときに、ビーム20は取付面13に対して締結部材23をガイドとして長穴16に沿って自重により降下することが容易にできる。
ヒューズボルト23は、取付面13の固定穴17とビーム20の固定穴22とを貫通し、両端部が取付面13とビーム20とを固着し、ビーム20を支持する。
ヒューズボルト23は、規定荷重を超えた際にボルトが切断されるものであればよく、特に限定するものではない。例えば、ボルトに所定の荷重で破断するくびれ部を1箇所又は複数箇所に形成したものなどがある。
次に、本実施形態の作用を説明する。
通常時には、例えば、図1又は図4に示すように、ビーム20は、所定の高さに保持されている。
この状態で、乗用車が衝突すると、ヒューズボルト24にはビーム20を支持する力よりも大きな荷重が掛かり、ヒューズボルト24が剪断され、ビーム20を支持することができなくなる。
これによって、ビーム20と連結する締結部材23が長穴16に沿って長穴の16の下端部までブーム20とともに下方へ移動する。
この移動に伴って、例えば、ビーム20の下端部の高さが550mmから衝突する乗用車のインパクトビームのライン400mmまで降下し、乗用車がトラック車台フレーム10内に潜り込むことを効率的に防止することができる。
また、ビーム20の下降に伴って、取付面14の立ち上がり片15が衝突する乗用車に対して補助バンパとして機能し、乗用車がトラック車台フレーム10内に潜り込むことを効率的に防止することができる。
また、本実施形態に係るRUPD1は、図6に示すように、装着高さを最大に取れるため、ビーム20の下端部からの地上高とデパーチャアングルとを最大に確保できる。
なお、上記実施形態では、2つの長穴16を設けた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、1つ又は3つ以上としてもよい。また、長穴16に2つの締結部材23を設けた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、1つ又は3つ以上としてもよい。また、2つのヒューズボルト24を設けた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、1つ又は3つ以上としてもよい。
また、上記実施形態では、本発明に係るアンダーランプロテクタ装置の一実施形態としてトラックのRUPD1について説明した場合について説明したが、本発明をこれに限らず、例えば、図7に示すように、アンダーランプロテクタ装置としてトラックのフロントアンダーランプロテクタ装置(FUPD)1Aとしてもよい。
1 RUPD
1A FUPD
10 トラック車台フレーム
11 リヤ側端部
12 ブラケット
13 取付面
15 立ち上がり片
16 長穴
17 固定穴
20 ビーム
21 穴
22 固定穴
23 締結部材
24 ヒューズボルト

Claims (4)

  1. 車台フレーム端部の車幅方向の両側部に設けたブラケットと、
    前記ブラケットを介して前記車台フレーム端部の車幅方向に設けられるビームと、
    前記ビームを前記ブラケットに取り付ける締結部と、
    前記ビームを前記ブラケットに取り付け、所定荷重を超える外力が作用すると締結部が破断するヒューズボルトと
    を備え、
    前記ブラケットは、前記締結部材をスライドさせる長穴と前記ヒューズボルトを固定する固定穴とを設ける取付面を有し、
    前記ビームは、前記締結部材及び前記ヒューズボルトを取り付ける穴を有し、
    前記ビームに車両が衝突すると、前記ヒューズボルトが破断し、前記ビームが前記締結部材を介して前記長穴をスライドして下降し、衝突時の相手車両の潜り込みを防止する
    ことを特徴とするアンダーランプロテクタ装置。
  2. 請求項1記載のアンダーランプロテクタ装置において、
    前記取付面は、前記ビームの下端部側を前記車台フレーム端部の内方側に向くように取り付けるように傾斜している
    ことを特徴とするアンダーランプロテクタ装置。
  3. 請求項1又は2記載のアンダーランプロテクタ装置において、
    前記締結部材は、前記取付面と前記ビームとを貫通し、両端部が前記取付面と前記ビームとの間に隙間が形成されるように固定され、
    前記ヒューズボルトは、前記取付面と前記ビームとを貫通し、両端部が前記取付面と前記ビームとを固着し、前記ビームを支持する
    ことを特徴とするアンダーランプロテクタ装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか記載のアンダーランプロテクタ装置において、
    前記取付面は、前記ビームの縦幅よりも長い部材で構成され、上端部が前記車台フレーム端部と平行するように起立する補助バンパを構成する
    ことを特徴とするアンダーランプロテクタ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016064774A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 いすゞ自動車株式会社 アンダーランプロテクタの取付構造及びアンダーランプロテクタ
JP2016064772A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 いすゞ自動車株式会社 アンダーランプロテクタの取付構造及びアンダーランプロテクタブラケット
JP2016064771A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 いすゞ自動車株式会社 アンダーランプロテクタの取付構造、アンダーランプロテクタブラケット及びアンダーランプロテクタ

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JP2016064774A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 いすゞ自動車株式会社 アンダーランプロテクタの取付構造及びアンダーランプロテクタ
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