JP2012130528A - 浴槽の断熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工時の気温に関わらず、良好な断熱効果が得られる浴槽の断熱構造を提供することである。
【解決手段】浴槽1の側壁2の上部の縁9に垂下部3を設け、垂下部3と側壁2の間に断熱材4の上部を配置する。断熱材4における垂下部3に対向する部位に溝4aを設ける。断熱材4と垂下部3の間に板状部材5を挿入する。板状部材5には突条部5aが設けてある。突条部5aを断熱材4の溝4aに係合させると共に、板状部材5を垂下部3に密着させる。板状部材5と断熱材4の間には、浴槽1の外部空間10と隔離された空隙6が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽内の湯を保温するための断熱構造に関するものである。
本件出願人は、保温性を向上させた断熱浴槽構造の発明をし、この発明が特許文献1に開示されている。特許文献1の断熱浴槽構造には、浴槽の側壁に断熱材を貼付して断熱効果を向上させる構成が開示されている。この断熱材として、発泡スチロールが例示されている。
特開2006−61372号公報
ところで、断熱材を浴槽の側壁に固定する際には、接着剤よりは両面テープの方が施工性は良好である。しかし、気温が低いと、両面テープの接着力が低下し、浴槽の側壁への断熱材の貼付が不安定になる。
そこで本発明は、浴槽周囲の気温に関わらず、良好な断熱効果が得られる浴槽の断熱構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、浴槽の側壁に沿って断熱材を配置する浴槽の断熱構造であって、浴槽に、浴槽の側壁上部と連続し且つ垂下する垂下部を設け、弾性変形可能な断熱材を浴槽の側壁上部から下方に沿って配置し、前記垂下部と断熱材の間に板状部材を配置し、前記板状部材の上部に断熱材と係合する係合部を設け、板状部材は断熱材を浴槽の側壁側へ押圧し、断熱材と板状部材の間に空気層が形成されていることを特徴とする浴槽の断熱構造である。
請求項1の発明では、浴槽の側壁に沿って配置した断熱材と、浴槽の側壁上部に設けた垂下部の間で板状部材を固定し、断熱材と板状部材の間に空気層が形成されるので、浴槽の熱が断熱材から外側に移動すると、空気層の停止する空気を加熱又は保温する。その結果、浴槽の保温性が向上する。
また、板状部材の上部が垂下部と断熱材の間で係止されており、さらに板状部材は断熱材を浴槽の側壁側へ押圧するので、断熱材は浴槽に物理的に固定される。そのため、浴槽の周囲温度が低くても、良好に断熱材を浴槽の側壁に沿って配置することができる。
さらに、断熱材は弾性変形可能であるので、浴槽の配管のメンテナンスに必要な空間を確保し易い。すなわち、断熱材を取り外さなくても浴槽のメンテナンスを実施することができる。
本発明では、浴槽の側壁と当該側壁に連続して形成された垂下部の間に断熱材を配置し、断熱材と垂下部の間に板状部材を配置する。そして、板状部材に断熱材と係合する係合部を設け、さらに板状部材は断熱材を浴槽の側壁側へ押圧するので、物理的な係合によって断熱材を浴槽の側壁に固定することができる。よって、浴槽の周囲温度に関わらず、断熱材を確実に浴槽の側壁に沿って固定することができる。
本発明を実施した浴槽の上部の断面図であり、(a)は板状部材を断熱材に係合させる直前の状態を示し、(b)は板状部材を断熱材に係合させた状態を示している。 図1とは別の本発明を実施した浴槽の上部の断面図であり、(a)は弾性部材を設けた板状部材を断熱材に係合させる直前の状態を示し、(b)は板状部材を断熱材に係合させた状態を示している。
以下、図面を参照しながら説明する。
図1(a)に示すように浴槽1は、側壁2,縁9,垂下部3を有する。浴槽1は平面視して略四角形,円形等の任意の形状に形成可能であるが、側壁2の上部は図1(a)に示すような断面構造を有している。
浴槽1の側壁2の上部が滑らかに湾曲して縁9が形成されている。縁9の下部には垂下部3が連続形成されている。そして側壁2と垂下部3の間に、断熱材4の上部が配置される。断熱材4は、例えばグラスウールを主要部とする弾性を有する部材である。すなわち、断熱材4に外力を加えると、断熱材4は容易に変形する。
断熱材4の上部には垂下部3と対向する溝4aが形成されている。溝4aは、図1(a)の紙面の手前側から奥側へ延びている。この溝4aは、後述のシート部材5と係合する。断熱材4の下部は、床パン(図示せず)に固定されている。
断熱材4は、浴槽1の側壁2の外面に密着するように配置される。そして、断熱材4と垂下部3の間には隙間12が形成される。そのため、図1(a)に示す状態では、断熱材4の上部は不安定である。すなわち、側壁2に沿って配置された断熱材4には、側壁2側から垂下部3側へ移動する余地が残されている。
そこで断熱材4と垂下部3の間にシート部材5(板状部材)を介在させる。シート部材5は板状の部材であり、上部には突条部5aが形成されている。突条部5aは、紙面の手前側から奥側へ延びており、断熱材4の溝4aに係合可能に突出している。
図1(b)に示すようにシート部材5を隙間12に差し込み、突状部5aを断熱材4の溝4aに係合させる。その際、シート部材5の突条部5aとは反対側の面は、垂下部3と密着する。すなわち、シート部材5の厚さ寸法は、隙間12の間隔と一致するか、又は隙間12の間隔よりも若干大きい。よって、隙間12にシート部材5を差し込むと、シート部材5は突条部5aが溝4aに係合して断熱材4と垂下部3の間にちょうど嵌るか、又は、断熱材4を押圧変形させて断熱材4と垂下部3の間に介在する。その結果、断熱材4は、浴槽1の側壁2に確実に固定される。
シート部材5が装着された浴槽1では、図1(b)に示すように、断熱材4とシート部材5の間に空隙6が形成される。空隙6は、浴槽1の側壁2の周囲を取り巻くように形成される。そして空隙6は、浴槽1の外部空間10と隔離されている。そのため、空隙6内の空気(空気層)は、空隙6内に閉じ込められている。
浴槽内11に湯が貯留されると、湯の熱は側壁2から断熱材4に達する。断熱材4は、良好な保温効果を奏するが、一部の熱は断熱材4を通過して外部へ逃げる。しかし、この逃げた熱は、空隙6内の空気(空気層)を加熱又は保温する。そのため、浴槽内11の湯と空隙6内の空気の温度差が、浴槽内11の湯と外部空間10の空気の温度差よりも小さくなり、浴槽内11の湯の熱の放散が抑制される。よって、空隙6が形成されることによって、保温性が向上する。
また、浴槽1のメンテナンス(配管接続状態の点検等)を実施する際には、シート部材5を外すだけでメンテナンスに必要な空間が十分に確保できる。すなわち、シート部材5の内側には空隙6が設けられており、さらに断熱材4は弾性変形が可能であるので、作業者は、必要に応じて断熱材4を変形させてメンテナンス空間を確保することができる。
さらに、断熱材4を固定する際に、両面テープを使用せず、断熱材4の溝4aとシート部材5の突条部5aとを物理的な凹凸形状で係合させた状態で、断熱材4を側壁2側へ押圧又は密着させるので、浴槽1の設置場所の気温が低くても、断熱材4を浴槽1(側壁2)に確実に固定することができる。
次に、浴槽の断熱構造の変形例を説明する。
図2(a)に示すように隙間13の間隔が大きく、シート部材5の突条部5aを断熱材4の溝4aに係合させた際に、シート部材5と垂下部3の間に隙間14が生じる場合には、シート部材5に弾性部材7を設けることによって対応する。
弾性部材7は板ばねであり、図2(b)に示すように隙間13にシート部材5を差し込み、突条部5aを溝4aに係合させると、弾性部材7が縮設される。すなわち、弾性部材7によってシート部材5が断熱材4側に付勢される。その結果、断熱材4はシート部材5と浴槽1の側壁2とで挟持される。
弾性部材7を垂下部3側に設置しても同様の作用効果を奏することができる。
図2(b)に示すように、弾性部材7で付勢されたシート部材5(突条部5a)が断熱材4(溝4a)と密着する。そのため、空隙6の気密性が向上する。その結果、空隙6内の空気が漏れにくくなるので、外部空間10の空気よりも高温の空気が空隙6内に留まり易くなり、浴槽1の断熱効果が向上する。
1 浴槽
2 浴槽の側壁
3 浴槽の垂下部
4 断熱材
4a 断熱材の溝(係合部)
5 シート部材(板状部材)
5a 突条部(係合部)
6 断熱材とシート部材の間に形成される空隙
7 弾性部材
9 浴槽の縁
10 外部空間
11 浴槽内
12 断熱材と垂下部の間の隙間
13 断熱材と垂下部の間の隙間
14 シート部材と垂下部の間の隙間

Claims (1)

  1. 浴槽の側壁に沿って断熱材を配置する浴槽の断熱構造であって、浴槽に、浴槽の側壁上部と連続し且つ垂下する垂下部を設け、弾性変形可能な断熱材を浴槽の側壁上部から下方に沿って配置し、前記垂下部と断熱材の間に板状部材の上部を配置し、前記板状部材の上部に断熱材と係合する係合部を設け、板状部材は断熱材を浴槽の側壁側へ押圧し、断熱材と板状部材の間に空気層が形成されていることを特徴とする浴槽の断熱構造。
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