JP3179302U - ガラス窓の断熱構造 - Google Patents

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誠 村上
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株式会社ミナミヒーティングプラン
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Abstract

【課題】設置を簡単、迅速に行うことができ、また一度セットしてしまった後でも樹脂パネルを簡単に取り外すことができるようにして、断熱空気層内にゴミや虫等が侵入したり、或いは樹脂パネルが汚れたり傷ついたりしたときに、容易にこれに対応することができ、更に樹脂パネルが温度変化により膨張したり収縮したりして変形したとしても、これに対応することができるガラス窓の断熱構造を提供する。
【解決手段】スペーサー6を、両面粘着テープ7をもって板ガラス3に接着する。樹脂パネル4の外端面と窓枠2の内面との間に所要の隙間Lが存在する状態において、樹脂パネル4の周縁部を、スペーサー6と、窓枠2の内面にネジ止め8した軸断面L字形の支持板9との間に挟持状態で保持する。
【選択図】図2

Description

本考案は新設或いは既存のガラス窓を断熱することにより、結露の軽減や居住者の快適性の向上、省エネ、節電等の経済性の改善を図ることができるようになしたガラス窓の断熱構造に関するものである。
新設或いは既存のガラス窓を断熱することにより結露を軽減する構造として、従来種々な提案がなされており、そしてそれらの殆どは、例えば特許文献1に示された如き構造である。
該特許文献1に示された構造は、図3に示す通りであり、該図3において100は既存のガラス窓、101はアルミサッシ製の窓枠、102は該窓枠101にパッキング103を介して嵌め付けた板ガラスである。そして、該ガラス窓100の板ガラス102の室内側に、窓枠101の内周に沿って配設した所定の厚味を有する帯状のスペーサー104を介して板ガラス102の全面を覆う透明又は半透明な樹脂パネル105を取着し、板ガラス102と樹脂パネル105との間に断熱空気層106を形成してなる構造である。尚、前記板ガラス102とスペーサー104との間、並びにスペーサー104と樹脂パネル105との間は、そのいずれも両面粘着テープ(図示せず。)をもって接着している。
特開2004−76545号公報
斯かる構造によれば、板ガラス102と樹脂パネル105との間に断熱空気層106が形成されていることから、結露を軽減することができる。しかしまた、斯かる従来構造においては、次の如き問題点もある。それは、前記の如く板ガラス102とスペーサー104との間、並びにスペーサー104と樹脂パネル105との間を、そのいずれも両面粘着テープ(図示せず。)をもって接着していることによるものである。
斯かる場合には、スペーサー104と樹脂パネル105の設置に相当な手間と時間を要するものであった。また、一度セットしてしまうと簡単に樹脂パネル105を取り外すことができなかった。
また、樹脂パネル105の四周の周縁全てが両面粘着テープをもってスペーサー104に不動状態に固定されていることから、室内の温度変化により樹脂パネル105が膨張したり、収縮したりしたときに、これに対応することができなかった。したがって、樹脂パネル105が膨張して大きく反ったり、収縮して外周縁が内側に引っ張られたりすると、両面粘着テープによる接着が不良になり、樹脂パネル105が脱落する等の問題が起こる虞がある。
また、前記の如く一度セットしてしまうと樹脂パネル105を簡単に取り外すことができなかったことから、断熱空気層106内にゴミや虫等が侵入したり、樹脂パネル105が汚れたり傷ついたりしたときに、容易にこれに対応することができないことになる。
本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、設置を簡単迅速に行うことができ、また一度セットしてしまった後でも樹脂パネルを簡単に取り外すことができるようにして、断熱空気層内にゴミや虫等が侵入したり、或いは樹脂パネルが汚れたり傷ついたりしたときに、容易にこれに対応することができるようになし、加えて、樹脂パネルの外端面と窓枠の内面との間に所要の隙間が存在する状態において、樹脂パネルの周縁部を、スペーサーと、窓枠の内面にネジ止め又は両面粘着テープをもって接着した軸断面L字形の支持板との間に挟持状態で保持し、もって樹脂パネルが温度変化により膨張したり収縮したりして変形したとしても、これに対応することができるようになしたガラス窓の断熱構造を提供しようとするものである。
而して、本考案の要旨とするところは、ガラス窓の板ガラスの室内側及び/又は室外側に、所要の厚味を有するスペーサーを介して板ガラスの全面を覆う透明又は半透明な樹脂パネルを取り付けると共に該樹脂パネルの周囲を封止し、板ガラスと樹脂パネルとの間に断熱空気層を形成してなるガラス窓の断熱構造において、前記スペーサーを、両面粘着テープをもって板ガラス又は窓枠の内面に接着し、前記樹脂パネルの外端面と窓枠の内面との間に所要の隙間が存在する状態において、該樹脂パネルの周縁部を、前記スペーサーと、前記窓枠の内面にネジ止め又は両面粘着テープをもって接着した軸断面L字形の支持板との間に挟持状態で保持したことを特徴とするガラス窓の断熱構造にある。
本考案は、上記の如く、スペーサーを、両面粘着テープをもって板ガラス又は窓枠の内面に接着し、前記樹脂パネルの外端面と窓枠の内面との間に所要の隙間が存在する状態において、該樹脂パネルの周縁部を、前記スペーサーと、前記窓枠の内面にネジ止め又は両面粘着テープをもって接着した軸断面L字形の支持板との間に挟持状態で保持したものであり、設置の順序として、先ず両面粘着テープをもってスペーサーを板ガラス又は窓枠の内面に接着し、次に樹脂パネルの周縁部の一方の面をスペーサーに押し当てた状態において該樹脂パネルの周縁部のもう一方の面を軸断面L字形の支持板で押さえ付ければ完了するものである。また、取り外すときには、前記と逆の手順により行うものである。
上記の通り、設置を簡単迅速に行うことができると共に、一度セットしてしまった後でも樹脂パネルを簡単に取り外すことができるものである。
また、樹脂パネルの外端面と窓枠の内面との間に所要の隙間が存在する状態において、樹脂パネルの周縁部を、スペーサーと、窓枠の内面にネジ止め又は両面粘着テープをもって接着した軸断面L字形の支持板との間に挟持状態で保持したことにより、樹脂パネルが温度変化により膨張したり収縮したりして変形したとしても、これに対応することができるものである。
また、前記の如く、樹脂パネルの取り外しが簡単にできることから、断熱空気層内にゴミや虫等が侵入したり、或いは樹脂パネルが汚れたり傷ついたりしたときに、容易にこれに対応することができるものである。
本考案の実施形態に係るガラス窓の断熱構造の室内側から看た正面図である。 図1中A部分の拡大断面図である。 従来構造の説明図である。
以下、本考案を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
図中、1は既存のガラス窓であり、図示した例は嵌め殺しの窓を示している。また、該ガラス窓1はアルミサッシの窓枠2に板ガラス3を嵌め付けてなるものである。
4は前記ガラス窓1における板ガラス3の室内側に、後記スペーサーを介して取り付けた透明又は半透明な樹脂パネルである。そして、該樹脂パネル4は前記板ガラス3の室内側の全面を覆い、該板ガラス3との間に断熱空気層5を形成するものである。尚、該樹脂パネル4は、本実施形態においてはアクリル板を用いている。また、本実施形態においては、樹脂パネル4を板ガラス3の室内側に取り付ける場合を示しているが、室外側に取り付けるようにしてもよく、更には室内と室外の両方の側に取り付けるようにしてもよい。
6は前記板ガラス3と前記樹脂パネル4との間に介在させるスペーサーである。また、該スペーサー6は、スポンジ、ゴム等からなる弾力性を有する帯状のスペーサーであり、所要の厚味(3〜10mm)を有し、前記窓枠2の内周に沿って配設している。
而して、本実施形態においては、前記スペーサー6を、両面粘着テープ7をもって板ガラス3に取着し、前記樹脂パネル4の外端面と前記窓枠2の内面との間に所要の隙間Lが存在する状態において、該樹脂パネル4の周縁部を、前記スペーサー6と、前記窓枠2の内面にネジ止め8した軸断面L字形の支持板9との間に挟持状態に保持している。尚、前記スペーサー6は、窓枠2の内面に接着するようにしてもよいし、また軸断面L字形の支持板9は両面粘着テープ(図示せず。)をもって接着するようにしてもよい。
本実施形態は、上記の如き構成であり、設置の順序として、先ず両面粘着テープ7をもってスペーサー6を板ガラス3に接着し、次に樹脂パネル4の周縁部の一方の面をスペーサー6に押し当てた状態において、該樹脂パネル4の周縁部のもう一方の面を窓枠の内面にネジ止め8した軸断面L字形の支持板9で押さえ付ければ完了するものである。また、取り外すときには、前記と逆の手順により行うものである。
また、上記の通り、設置を簡単迅速に行うことができると共に、一度セットしてしまった後でも樹脂パネル4を簡単に取り外すことができるものである。
また、樹脂パネル4の外端面と窓枠2の内面との間に所要の隙間Lが存在する状態において、樹脂パネル4の周縁部を、スペーサー6と、窓枠2の内面にネジ止め8した軸断面L字形の支持板9との間に挟持状態で保持したことにより、樹脂パネル4が温度変化により膨張したり収縮したりして変形したとしても、これに対応することができるものである。
また、前記の如く、樹脂パネル4の取り外しが簡単にできることから、断熱空気層5内にゴミや虫等が侵入したり、或いは樹脂パネル4が汚れたり傷ついたりしたときに、容易にこれに対応することができるものである。
1 既存のガラス窓
2 窓枠
3 板ガラス
4 樹脂パネル
5 断熱空気層
6 スペーサー
7 両面粘着テープ
8 ネジ止め
9 軸断面L字形の支持板

Claims (1)

  1. ガラス窓の板ガラスの室内側及び/又は室外側に、所要の厚味を有するスペーサーを介して板ガラスの全面を覆う透明又は半透明な樹脂パネルを取り付けると共に該樹脂パネルの周囲を封止し、板ガラスと樹脂パネルとの間に断熱空気層を形成してなるガラス窓の断熱構造において、前記スペーサーを、両面粘着テープをもって板ガラス又は窓枠の内面に接着し、前記樹脂パネルの外端面と窓枠の内面との間に所要の隙間が存在する状態において、該樹脂パネルの周縁部を、前記スペーサーと、前記窓枠の内面にネジ止め又は両面粘着テープをもって接着した軸断面L字形の支持板との間に挟持状態で保持したことを特徴とするガラス窓の断熱構造。
JP2012004944U 2012-08-12 2012-08-12 ガラス窓の断熱構造 Expired - Lifetime JP3179302U (ja)

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