JP2012130230A - ワイヤハーネスの配索構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】最短ルートでの配索を可能にする。
【解決手段】ドアパネル30にサービスホール31が形成され、サービスホール31を覆うようにサービスホールカバー32が設けられ、ドア内へのワイヤハーネスWHの導入部(グロメット35)からドアロック機器用のコネクタ36までワイヤハーネスが直線的に配索され、サービスホールカバー32を跨ぐ長さの範囲にわたりワイヤハーネスを構成する電線束Wの外周にモールド成形による樹脂製保護材(ビーズ法による発泡体)1が設けられ、その樹脂製保護材1のサービスホールカバーを跨ぐ両側の位置に、樹脂製保護材に一体に結合されたクランプ5が配置され、それらクランプ5によりワイヤハーネスWHがドアパネル30に固定され、樹脂保護材とサービスホールカバーとの間に隙間6が確保されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されるワイヤハーネスの配索構造に関するものである。
ワイヤハーネスを車両に配索する場合、できるだけ最短ルートで配索するのが望ましい。例えば、図9に示すように、車両用ドアにワイヤハーネスを配索する場合、ドア内部へのワイヤハーネスの導入部であるグロメット35からドアロック機器用のコネクタ36まで、ワイヤハーネスの幹線部を配索する必要があるため、グロメット35からドアロック機器用のコネクタ36までを直線で結ぶルート40に沿って、ワイヤハーネスの幹線部を配索したいという要請がある。
しかし、ドアパネル30には通常、例えば、特許文献1などにも記載されているように、作業用のサービスホール31が存在しており、ドアパネル30の室内側表面には、サービスホール31からの水の浸入を防ぐためのサービスホールカバー(一般的にビニール樹脂などの柔軟な材料製)32が設置されている関係で、サービスホールカバー32の存在する領域に、ワイヤハーネスを固定するためのクランプを設置することが困難という問題がある。
つまり、従来のワイヤハーネスは、一般的に、複数の電線を束ねてテープ巻きしただけの構造のものであったり、あるいは、電線束の外側に樹脂シートやチューブ等の外装材を装着し、必要に応じてさらにテープ巻きを加えただけの構造のものであったりするため、ワイヤハーネス自体に自身の形状を安定して保つほどの剛性がない。そのため、不要に撓んだり曲がったりしないように、適宜の間隔でクランプを配置してワイヤハーネスを支持する必要があるが、クランプの必要設置間隔よりもサービスホールカバー32が大きなものである場合には、サービスホールカバー32上にクランプを設置困難であることから、最短の直線で結ぶルート40での配索ができなくなる。
そのため、実際のところは、そのような直線的なルートでの配索は行わずに、サービスホールカバー32の上側に確保した迂回ルートに沿ってワイヤハーネス41を配索しているのが現状である。迂回ルートでは、クランプ43を必要設置間隔で配置することができ、安定してワイヤハーネス41を支持することができる。
特開平9−76757号公報
ところが、迂回ルートでワイヤハーネスを配索した場合、迂回分だけ電線長が長くなり不経済である。また、余計なクランプ等の保護材が必要となるため、組付作業性が悪く、コスト高になるという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、最短ルートでの配索が可能となり、それにより、電線長の短縮とクランプや保護材の削減ができて、組付作業性の向上とコストの低減が可能なワイヤハーネスの配索構造を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 車両に搭載されるワイヤハーネスの配索経路途中に、ワイヤハーネスを固定するためのクランプの設置困難領域が存在しており、前記設置困難領域を跨ぐ長さの範囲にわたり前記ワイヤハーネスを構成する電線束の外周にモールド成形による樹脂製保護材が設けられ、前記樹脂製保護材の前記設置困難領域を跨ぐ両側の位置に、前記樹脂製保護材に一体に結合されたクランプが配置され、前記クランプにより前記ワイヤハーネスが車体に固定されていることを特徴とするワイヤハーネスの配索構造。
(2) 前記ワイヤハーネスが車両のドア用ワイヤハーネスであり、前記車両のドアパネルに作業用のサービスホールが形成され、前記サービスホールを覆うように前記ドアパネルの車室内側の表面にサービスホールカバーが設けられ、前記サービスホールカバーの設置された領域が前記クランプの設置困難領域とされており、前記ドア内へのワイヤハーネスの導入部からドアロック機器用のコネクタまで前記ワイヤハーネスの幹線部が直線的に配索され、前記ワイヤハーネスの幹線部が前記サービスホールカバーの上を越える範囲に前記樹脂保護材が、前記サービスホールカバーとの間に隙間を存した状態で、設けられていることを特徴とする上記(1)に記載のワイヤハーネスの配索構造。
(3) 前記樹脂製保護材が発泡体により構成されていることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のワイヤハーネスの配索構造。
(4) 前記発泡体が、ビーズ法により発泡成形されたものであることを特徴とする上記(3)に記載のワイヤハーネスの配索構造。
上記(1)の構成のワイヤハーネスの配索構造によれば、クランプの設置困難領域を跨ぐ長さの範囲にわたり、ワイヤハーネスを構成する電線束の外周にモールド成形による樹脂製保護材を設けたので、樹脂製保護材を設けた範囲に、不要に撓んだり曲がったりしない、自身の形状を十分に保持し得るだけの剛性を持たせることができる。
従って、クランプの設置困難領域に何も支持をとらずに、設置困難領域を跨ぐ両側の位置にクランプを設けるだけで、ワイヤハーネスを安定的に支持することができ、配索経路途中にクランプの設置困難領域があるにも拘わらず、ワイヤハーネスを最短ルートで配索することができる。
従って、迂回ルートで配索する場合に比べて、電線長を削減することができるし、また、迂回ルートで配索する場合の余分な保護材やクランプの削減を図ることができるので、取付作業性の向上やコスト削減も図れる。
また、従来では電線を保護するためにコルゲートチューブやビニールシートあるいはテープ等の多種多様な外装材(保護材)を手作業で電線束に後付けにより取り付けていたが、本発明では、樹脂製保護材の一括モールド成形を施すだけで、電線束を保護できるようになるため、外装材の取付作業性の向上が図れる。
また、クランプもモールド成形時に樹脂製保護材に一体化されているので、クランプと電線束の結合作業の簡易化も図ることができる。
上記(2)の構成のワイヤハーネスの配索構造によれば、ドア用のワイヤハーネスの幹線部を、ドア内への導入部からドアロック機器のコネクタまで配索する場合に、途中にサービスホールカバーがあるにも拘わらず、直線的なルートで配索することができるので、電線長を短縮することができると共に、無駄なクランプや保護材の数を減らすことができ、組付作業性の向上とコストダウンを図ることができる。
また、ワイヤハーネスの幹線部がサービスホールカバーの上を越える範囲の樹脂保護材と、サービスホールカバーとの間に隙間が確保されているので、サービスホールカバーの取り外しに支障を来すこともない。
上記(3)の構成のワイヤハーネスの配索構造によれば、電線束の外側を緩衝性を持つ発泡体で覆うので、周辺部品との干渉や電線間の干渉による摩耗・異音の発生も無くせる。
また、例えば、硬質の樹脂製保護材で電線束を覆うようにした場合は、樹脂材と電線との間の固着力が大きくなるため、成形後の養生時に電線と樹脂材との膨張率差に起因して、樹脂材や電線に余計な応力が加わり、最悪の場合は、樹脂材が破損したり電線が断線したりするおそれがあるが、発泡体を電線束の外側にモールド成形した場合は、電線と発泡体との間に滑りを発生させて固着力を低く抑えることができるため、養生時に材料間に発生する膨張差を吸収することができ、熱膨張差による成形体の破損や電線の断線等の不具合の発生を防ぐことができる。
上記(4)の構成のワイヤハーネスによれば、発泡体がビーズ法(一次発泡した米粒程度の大きさのビーズを金型内に敷き詰め、それを加熱し、二次発泡させる発泡方法)で発泡成形されているので、電線束の外表面の複雑で微細な凹凸に発泡体が入りにくくなり、固着量をさらに低く抑えることができる。
本発明によれば、クランプの設置困難領域(ドアパネルのサービスホールカバーが存在する領域など)に何も支持をとらず、設置困難領域を跨ぐ両側の位置にクランプを設けるだけで、ワイヤハーネスを安定的に支持することができ、配索経路途中にクランプの設置困難領域があるにも拘わらず、ワイヤハーネスを最短ルートで配索することができる。
従って、迂回ルートで配索する場合に比べて、電線長を削減することができるし、また、迂回ルートで配索する場合の余分な保護材やクランプの数を減らすことができるので、取付作業性の向上やコスト削減も図れる。
本発明を車両のドア用ワイヤハーネスの配索構造に適用した場合の実施形態を示す構成図で、図1(a)は側面図、図1(b)は図1(a)のIb−Ib矢視断面図、図1(c)は図1(b)のIc−Ic矢視断面図、図1(d)は図1(b)のId−Id矢視断面図である。 実施形態の配索構造に用いるワイヤハーネスの製造工程の説明図である。 図2の次の工程の説明図である。 図3の次の工程の説明図である。 図4の次の工程の説明図である。 図5の次の工程の説明図である。 図6の次の工程の説明図である。 図7の次の工程の説明図である。 従来のドア用ワイヤハーネスの配索構造を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態のワイヤハーネスの配索構造を示す構成図で、図1(a)は側面図、図1(b)は図1(a)のIb−Ib矢視断面図、図1(c)は図1(b)のIc−Ic矢視断面図、図1(d)は図1(b)のId−Id矢視断面図である。
この配索構造では、図1(a)及び(b)に示すような構成のワイヤハーネスWHを使用している。このワイヤハーネスWHは、ドアパネル30の車室内側に配索するドア用ワイヤハーネスであり、このドア用ワイヤハーネスWHは、ドア内部へのワイヤハーネスWHの導入部であるグロメット35からドアロック機器用のコネクタ36まで幹線部(枝線は図示略)を配索する必要がある。
このワイヤハーネスWHの幹線部を最短ルートで直線的に配索する場合、配索経路途中に、ワイヤハーネスWHを固定するためのクランプ5を設置することのできないサービスホールカバー(クランプの設置困難領域)32が存在している。サービスホールカバー32は、ドアパネル30に形成されたに作業用のサービスホール31を車室内側から覆うもので、ビニールシート等の剛性の小さい材料で構成され、ブチルゴム33などによってドアパネル30の表面に貼り付けられている。
そのため、サービスホールカバー32の上にはクランプ5を配置することはできない。そこで、このワイヤハーネスWHでは、サービスホールカバー32を跨ぐ長さの範囲にわたり、ワイヤハーネスWHを構成する電線束Wの外周に、モールド成形による樹脂製保護材1が設けられている。また、樹脂製保護材1のサービスホールカバー32を跨ぐ両側の位置に、樹脂製保護材1に一体に結合された状態でクランプ5が配置されている。そして、図1(c)に示すように、それらクランプ5により、ワイヤハーネスWHがドアパネル(車体)30に固定されている。
また、樹脂製保護材1には、長さ方向の両端部1bに比べて中間部1aが高くなるように、両端部1bと中間部1aの間に段差部1cが設けられており、この構成により、両端部1bに設けられたクランプ5をドアパネル30に固定した際に、図1(d)に示すように、樹脂保護材1の中間部1aとサービスホールカバー32との間に隙間6が確保されている。
また、この場合の樹脂製保護材1は、電線束Wの外側を全周にわたって覆うようにモールド成形された発泡体1によって構成されている。特に、この発泡体1は、ビーズ法により発泡成形されたものであり、例えば、ビーズ法ポリスチレンフォームよりなる。ビーズ法ポリスチレンフォームは、ポリスチレン樹脂と炭化水素系の発泡剤からなる原料ビーズを予備発泡させた後に、金型に充填し加熱することによって作られている。また、ビーズ法ポリスチレンフォーム以外に、ビーズ法ポリウレタンフォームやビーズ法ポリプロピレンフォーム等で代替することもできる。
以上のように、クランプ5の設置困難領域であるサービスホールカバー32を跨ぐ長さの範囲にわたり、ワイヤハーネスWHを構成する電線束Wの外周にモールド成形による樹脂製保護材1を設けたので、樹脂製保護材1を設けた範囲に、不要に弛んだり曲がったりしない、自身の形状を十分に保持し得るだけの剛性を持たせることができる。従って、サービスホールカバー32に何も支持をとらずに、サービスホールカバー32を跨ぐ両側の位置にクランプ5を設けるだけで、ワイヤハーネスWHを安定的に支持することができ、配索経路途中にサービスホールカバー32(クランプの設置困難領域)があるにも拘わらず、ワイヤハーネスWHを最短ルートで配索することができる。
従って、従来のように迂回ルートで配索する場合に比べて、電線長を削減することができるし、また、迂回ルートで配索する場合の余分な保護材やクランプの削減を図ることができるので、取付作業性の向上やコスト削減も図れる。
また、従来では電線を保護するためにコルゲートチューブやビニールシートあるいはテープ等の多種多様な外装材(保護材)を手作業で電線束に後付けにより取り付けていたが、本実施形態では、樹脂製保護材1の一括モールド成形を施すだけで、電線束Wを保護できるようになるため、外装材の取付作業性の向上が図れる。
また、クランプ5もモールド成形時に樹脂製保護材1に一体化されているので、クランプ5と電線束Wの結合作業の簡易化も図ることができる。
また、ワイヤハーネスWHの幹線部がサービスホールカバー32の上を越える範囲の樹脂保護材1と、サービスホールカバー32との間に隙間6が確保されているので、サービスホールカバー32の取り外しに支障を来すこともない。
また、このワイヤハーネスの配索構造では、電線束Wの外側を緩衝性を持つ発泡体(樹脂製保護材1)で覆うので、周辺部品との干渉や電線間の干渉による摩耗・異音の発生も無くせる。
また、例えば、硬質の樹脂製保護材で電線束を覆うようにした場合は、樹脂材と電線との間の固着力が大きくなるため、成形後の養生時に電線と樹脂材との膨張率差に起因して、樹脂材や電線に余計な応力が加わり、最悪の場合は、樹脂材が破損したり電線が断線したりするおそれがあるが、発泡体を電線束の外側にモールド成形した場合は、電線と発泡体との間に滑りを発生させて固着力を低く抑えることができるため、養生時に材料間に発生する膨張差を吸収することができ、熱膨張差による成形体の破損や電線の断線等の不具合の発生を防ぐことができる。
特に、発泡体がビーズ法(一次発泡した米粒程度の大きさのビーズを金型内に敷き詰め、それを加熱し、二次発泡させる発泡方法)で発泡成形されている場合は、電線束の外表面の複雑で微細な凹凸に発泡体が入りにくくなり、固着量をさらに低く抑えることができる。
次に、この配索構造に使用するワイヤハーネスWHの製造方法について説明する。
まず、図2に示すように、配索治具12が設けられた配索治具板10の上に下型11を固定し、下型11の内部にクランプ5を配置する。そして、この配索治具板10の上に、図3に示すように、端末にコネクタCが取り付けられた電線束(サブワイヤハーネス)Wを配索し、電線束Wのうち、樹脂製保護材(以下、発泡体という)1で覆う予定の箇所を、下型11の内部に収容する。
電線束Wを配索したら、次に図4に示すように、下型11の上に上型13を被せて、上型13と下型11を型締めする。型締めしたら、図5に示すように、成形材料20を、下型11と上型13で形成されるキャビティ(図示略)に充填する。ここでは、一次発泡させた原料ビーズを充填する。
充填したら、図6に示すように、スチーム21をキャビティに導入し加熱する。加熱した発泡させたら、図7に示すように養生して冷却する。冷却が完了したら、図8に示すように、上型13を取り外し、下型11から、成形された発泡体1を脱型させる。これにより、電線束Wの必要箇所が発泡体1で覆われたワイヤハーネスWHが得られる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
WH ワイヤハーネス
W 電線
1 樹脂製保護材(発泡体)
5 クランプ
6 隙間
30 ドアパネル
31 サービスホール
32 サービスホールカバー(クランプの設置困難領域)
35 グロメット(ワイヤハーネスの導入部)
36 ドアロック機構のコネクタ

Claims (4)

  1. 車両に搭載されるワイヤハーネスの配索経路途中に、ワイヤハーネスを固定するためのクランプの設置困難領域が存在しており、前記設置困難領域を跨ぐ長さの範囲にわたり前記ワイヤハーネスを構成する電線束の外周にモールド成形による樹脂製保護材が設けられ、前記樹脂製保護材の前記設置困難領域を跨ぐ両側の位置に、前記樹脂製保護材に一体に結合されたクランプが配置され、前記クランプにより前記ワイヤハーネスが車体に固定されていることを特徴とするワイヤハーネスの配索構造。
  2. 前記ワイヤハーネスが車両のドア用ワイヤハーネスであり、前記車両のドアパネルに作業用のサービスホールが形成され、前記サービスホールを覆うように前記ドアパネルの車室内側の表面にサービスホールカバーが設けられ、前記サービスホールカバーの設置された領域が前記クランプの設置困難領域とされており、前記ドア内へのワイヤハーネスの導入部からドアロック機器用のコネクタまで前記ワイヤハーネスの幹線部が直線的に配索され、前記ワイヤハーネスの幹線部が前記サービスホールカバーの上を越える範囲に前記樹脂保護材が、前記サービスホールカバーとの間に隙間を存した状態で、設けられていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネスの配索構造。
  3. 前記樹脂製保護材が発泡体により構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のワイヤハーネスの配索構造。
  4. 前記発泡体が、ビーズ法により発泡成形されたものであることを特徴とする請求項3に記載のワイヤハーネスの配索構造。
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