JP2012126791A - インスレーション又はブレーカークッション用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

インスレーション又はブレーカークッション用ゴム組成物及び空気入りタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】加工性、低燃費性、ゴム強度及び操縦安定性をバランスよく改善できるインスレーション用ゴム組成物、並びに加工性、低燃費性及びゴム強度をバランスよく改善できるブレーカークッション用ゴム組成物を提供する。
【解決手段】リン含有量が200ppm以下の改質天然ゴムを含有するインスレーション又はブレーカークッション用ゴム組成物に関する。
【選択図】なし

Description

本発明は、インスレーション又はブレーカークッション用ゴム組成物、及びこれらを用いた空気入りタイヤに関する。
従来から、タイヤの転がり抵抗を低減して発熱を抑えることにより、車両を低燃費化することが行われている。近年、タイヤの低燃費化への要請はますます強くなり、トレッドやサイドウォール以外のインスレーションやブレーカークッションなどの他の部材に対する低燃費化(低発熱化)も必要となっている。
インスレーションやブレーカークッションなどに用いられているゴム組成物の低発熱化を図る方法として、低補強性の充填剤を用いる方法、充填剤量を低減する方法などが知られている。しかし、これらの方法では、ゴム組成物の補強性が低下するため、破壊性能(ゴム強度)が低下してしまう。また、インスレーションについては硬度の低下によりタイヤが軟化し、操縦安定性も低下してしまう。このように、低燃費性、ゴム強度、操縦安定性などを同時に改善することは困難であった。
一方、インスレーションやブレーカークッションには、天然ゴムが広く使用されているが、天然ゴムは他の合成ゴムに比べてムーニー粘度が高く加工性が悪いため、通常しゃっ解剤を添加して素練りを行い、ムーニー粘度を低下させてから使用される。そのため、天然ゴムを使用する場合、生産性が低下する。また素練りにより天然ゴムの分子鎖が切断されるため、本来有する高分子量ポリマーの特性(低燃費性、ゴム強度など)が失われるという問題もある。
天然ゴムの加工性を改善する方法として、特許文献1、2には天然ゴムラテックスにタンパク分解酵素と界面活性剤を加えて熟成する方法が、特許文献3では溶剤で膨潤した固形天然ゴムを水酸化アルカリに浸漬する方法が、特許文献4では天然ゴムラテックスにリン酸塩を添加してリン酸マグネシウムを除去する方法が、特許文献5には天然ゴムラテックスに界面活性剤を加えて洗浄処理する方法がそれぞれ開示されている。
しかしながら、これらの方法では、加工性、低燃費性、ゴム強度、操縦安定性をバランスよく向上するという点について未だ改善の余地がある。また、インスレーション又はブレーカークッション用ゴム組成物は検討されていない。
特開平08−12814号公報 特開2005−82622号公報 特開平11−12306号公報 特開2004−250546号公報 特許3294901号
本発明は、前記課題を解決し、加工性、低燃費性、ゴム強度及び操縦安定性をバランスよく改善できるインスレーション用ゴム組成物、並びに加工性、低燃費性及びゴム強度をバランスよく改善できるブレーカークッション用ゴム組成物を提供することを目的とする。本発明はまた、これらを用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、リン含有量が200ppm以下の改質天然ゴムを含有するインスレーション用ゴム組成物に関する。ここで、上記改質天然ゴムの窒素含有量は、0.3質量%以下であることが好ましい。
上記インスレーション用ゴム組成物において、上記改質天然ゴムは、天然ゴムラテックスをケン化処理し、ケン化天然ゴムラテックスを調製する工程(A)、上記ケン化天然ゴムラテックスを凝集させて得られた凝集ゴムをアルカリ処理する工程(B)、及びゴム中に含まれるリン含有量が200ppm以下になるまで洗浄する工程(C)を行って得られるものが好ましい。
上記インスレーション用ゴム組成物において、ゴム成分100質量%中の改質天然ゴムの含有量は2質量%以上であることが好ましい。また、上記ゴム成分100質量%中の改質天然ゴムの含有量が2〜60質量%、天然ゴムの含有量が40〜98質量%であることが好ましい。
上記インスレーション用ゴム組成物において、上記ゴム成分100質量部に対して、充填剤を30〜90質量部、オイルを5〜20質量部、ワックスを1〜4質量部含有することが好ましい。ここで、上記充填剤はチッ素吸着比表面積25〜40m/gのカーボンブラックを含むことが好ましい。
本発明は、リン含有量が200ppm以下の改質天然ゴムを含有するブレーカークッション用ゴム組成物に関する。ここで、上記改質天然ゴムの窒素含有量は、0.3質量%以下であることが好ましい。
上記ブレーカークッション用ゴム組成物において、上記改質天然ゴムは、天然ゴムラテックスをケン化処理し、ケン化天然ゴムラテックスを調製する工程(A)、上記ケン化天然ゴムラテックスを凝集させて得られた凝集ゴムをアルカリ処理する工程(B)、及びゴム中に含まれるリン含有量が200ppm以下になるまで洗浄する工程(C)を行って得られるものが好ましい。
上記ブレーカークッション用ゴム組成物において、ゴム成分100質量%中の改質天然ゴムの含有量は10質量%以上であることが好ましい。また、上記ゴム成分100質量部に対して、充填剤を40〜80質量部、オイルを2〜10質量部、ワックスを1〜10質量部含有することが好ましい。
本発明はまた、上記ゴム組成物を用いて作製したインスレーション及び/又はブレーカークッションを有する空気入りタイヤに関する。
本発明は、リン含有量が200ppm以下の改質天然ゴムを含むインスレーション用ゴム組成物であるので、加工性、低燃費性、ゴム強度及び操縦安定性をバランスよく改善できる。本発明はまた、該改質天然ゴムを含むブレーカークッション用ゴム組成物であるので、加工性、低燃費性及びゴム強度をバランスよく改善できる。
本発明のインスレーション及びブレーカークッション用ゴム組成物は、リン含有量が200ppm以下の改質天然ゴムを含む。天然ゴム(NR)中に含まれるリン脂質を低減、除去した改質天然ゴム(HPNR)を用いることで、補強用充填剤の含有量を低減することなく低燃費性を改善できる。またこれと同時に、ゴム強度を高めること、インスレーションに適用することで操縦安定性を改善することも可能となるので、これらの性能を同時に高められる。
更に、改質天然ゴムを配合した未加硫ゴム組成物は加工性に優れているため、特段素練り工程を行わなくても充分な混練りが可能である。そのため、素練りに伴う天然ゴムの特性の低下も抑制でき、上記性能を効果的に高められる。また、リン脂質だけでなく、タンパク質やゲル分も低減することにより、上記性能をより改善できる。
上記改質天然ゴムは、リン含有量が200ppm以下である。200ppmを超えると、tanδが上昇して低燃費性が悪化したり、未加硫ゴムのムーニー粘度が上昇して加工性が悪化する傾向がある。また、ゴム強度や操縦安定性が低下する傾向もある。該リン含有量は、150ppm以下が好ましく、100ppm以下がより好ましい。ここで、リン含有量は、たとえばICP発光分析等、従来の方法で測定することができる。リンは、リン脂質(リン化合物)に由来するものである。
改質天然ゴムにおいて、窒素含有量は0.3質量%以下が好ましく、0.15質量%以下がより好ましい。窒素含有量が0.3質量%を超えると、貯蔵中にムーニー粘度が上昇して加工性が悪化したり、低燃費性が悪化する傾向がある。また、ゴム強度や操縦安定性が低下する傾向もある。窒素含有量は、例えばケルダール法等、従来の方法で測定することができる。窒素は、蛋白質に由来するものである。
改質天然ゴム中のゲル含有率は、20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。20質量%を超えると、加工性が悪化したり、低燃費性が悪化する傾向がある。ゲル含有率とは、非極性溶媒であるトルエンに対する不溶分として測定した値を意味し、以下においては単に「ゲル含有率」または「ゲル分」と称することがある。ゲル分の含有率の測定方法は次のとおりである。まず、天然ゴム試料を脱水トルエンに浸し、暗所に遮光して1週間放置後、トルエン溶液を1.3×10rpmで30分間遠心分離して、不溶のゲル分とトルエン可溶分とを分離する。不溶のゲル分にメタノールを加えて固形化した後、乾燥し、ゲル分の質量と試料の元の質量との比からゲル含有率が求められる。
改質天然ゴムは、例えば、特開2010−138359号公報に記載の製法などで得られるが、なかでも、天然ゴムラテックスをケン化処理し、ケン化天然ゴムラテックスを調製する工程(A)、該ケン化天然ゴムラテックスを凝集させて得られた凝集ゴムをアルカリ処理する工程(B)、及びゴム中に含まれるリン含有量が200ppm以下になるまで洗浄する工程(C)を含む製造方法で調製されるものが好ましい。該製法により、リン量を減量できる。また、酸で凝集させた際、残存する酸をアルカリ処理で中和することで、酸によるゴムの劣化を防ぐだけでなく、ゴム中の窒素含有量を一層低減できる。
上記製造方法において、ケン化処理は、天然ゴムラテックスに、アルカリと、必要に応じて界面活性剤を添加して所定温度で一定時間、静置することにより行うことができる。なお、必要に応じて撹拌等を行っても良い。上記製造方法によれば、天然ゴムのリン含有量、窒素含有量を抑えることができる。
天然ゴムラテックスとしては、生ラテックス、精製ラテックス、ハイアンモニアラテックスなどの従来公知のものを使用できる。ケン化処理に用いるアルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、アミン化合物等が挙げられ、特に水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが好ましい。界面活性剤としては、公知の陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤が使用可能であり、なかでも、陰イオン性界面活性剤が好ましく、スルホン酸系の陰イオン性界面活性剤がより好ましい。
ケン化処理において、アルカリの添加量は適宜設定すればよいが、天然ゴムラテックスの固形分100質量部に対して、好ましくは0.1〜10質量部である。また、界面活性剤の添加量は、天然ゴムラテックスの固形分100重量部に対して、好ましくは0.01〜5質量部である。なお、ケン化処理の温度及び時間も適宜設定すればよく、通常は20〜70℃で1〜72時間程度である。
ケン化反応終了後、反応により得られたケン化天然ゴムラテックスを凝集させて得られた凝集ゴムを、必要に応じて破砕し、次いで、得られた凝集ゴムや破砕ゴムとアルカリを接触させてアルカリ処理を行う。アルカリ処理により、ゴム中の窒素量などをより低減でき、本発明の効果が一層発揮される。凝集方法としては、例えば、ギ酸等の酸を添加する方法が挙げられる。アルカリ処理方法としては、ゴムとアルカリを接触させる方法であれば特に限定されず、例えば、凝集ゴムや破砕ゴムをアルカリに浸漬する方法などが挙げられる。アルカリ処理に使用できるアルカリとしては、例えば、上記ケン化処理におけるアルカリの他に、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、アンモニア水などが挙げられる。なかでも、本発明の効果に優れるという点から、炭酸ナトリウムが好ましい。
上記浸漬にてアルカリ処理する場合、好ましくは0.1〜5質量%、より好ましくは0.2〜3質量%の濃度のアルカリ水溶液にゴム(破砕ゴム)を浸漬することにより、処理できる。これにより、ゴム中の窒素量などを一層低減できる。
上記浸漬によりアルカリ処理する場合、アルカリ処理の温度は、適宜設定できるが、通常は20〜70℃が好ましい。また、アルカリ処理の時間は、処理温度にもよるが、十分な処理と生産性を併せ考慮すると1〜20時間が好ましく、2〜12時間がより好ましい。
アルカリ処理後、洗浄処理を行うことにより、リン含有量を低減できる。洗浄処理としては、例えば、ゴム分を水で希釈して洗浄後、遠心分離処理する方法、静置してゴムを浮かせ、水相のみを排出して、ゴム分を取り出す方法が挙げられる。遠心分離する際は、まず天然ゴムラテックスのゴム分が5〜40質量%、好ましくは10〜30質量%となるように水で希釈する。次いで、5000〜10000rpmで1〜60分間遠心分離すればよく、所望のリン含有量になるまで洗浄を繰り返せばよい。また、静置してゴムを浮かせる場合も水の添加、攪拌を繰り返して、所望のリン含有量になるまで洗浄すればよい。洗浄処理終了後、乾燥することにより、本発明における改質天然ゴムが得られる。
インスレーション用ゴム組成物の場合、ゴム成分100質量%中の改質天然ゴムの含有量は、好ましくは2質量%以上、より好ましくは10質量%以上である。これにより、低燃費性、ゴム強度、操縦安定性、加工性を改善できる。該含有量の上限は100質量%でもよいが、好ましくは60質量%以下である。
ブレーカークッション用ゴム組成物の場合、ゴム成分100質量%中の改質天然ゴムの含有量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは50質量%以上である。これにより、低燃費性、ゴム強度、加工性を改善できる。該含有量の上限は100質量%でもよいが、好ましくは80質量%以下である。
改質天然ゴム以外に、本発明に使用されるゴム成分としては、例えば、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、スチレンイソプレンブタジエンゴム(SIBR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)等のジエン系ゴムが挙げられる。なかでも、耐久性が優れるという理由から、NR(非改質)が好ましい。
インスレーション用ゴム組成物の場合、ゴム成分100質量%中のNRの含有量は、好ましくは40質量%以上である。該含有量は、好ましくは98質量%以下、より好ましくは90質量%以下である。98質量%を超えると、相対的に改質天然ゴム量が少なくなり、本発明の効果が充分に得られないおそれがある。
ブレーカークッション用ゴム組成物の場合、ゴム成分100質量%中のNRの含有量は、好ましくは90質量%以下、より好ましくは50質量%以下である。90質量%を超えると、相対的に改質天然ゴム量が少なくなり、本発明の効果が充分に得られないおそれがある。該含有量の下限は特に限定されないが、20質量%以上であることが好ましい。
本発明のゴム組成物は、通常、充填剤を含有する。充填剤としては、タイヤ工業で一般的に用いられているものを特に制限なく使用でき、例えば、カーボンブラック、シリカ、クレー、タルク、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム等が挙げられる。ゴムに対する補強性が高く、前述の性能をバランスよく改善できることから、カーボンブラック、シリカを用いることが好ましい。
インスレーション用ゴム組成物の場合、カーボンブラックのチッ素吸着比表面積(NSA)は、好ましくは25〜40m/gである。カーボンブラックのNSAが上記範囲内であると、本発明の効果が良好に得られる。
ブレーカークッション用ゴム組成物の場合、カーボンブラックのNSAは、好ましくは20m/g以上、より好ましくは60m/g以上である。20m/g未満では、充分な補強性が得られない傾向がある。また、カーボンブラックのNSAは、好ましくは180m/g以下、より好ましくは130m/g以下である。180m/gを超えると、発熱が増大し、充分な低燃費性が得られない傾向がある。
なお、カーボンブラックのチッ素吸着比表面積は、JIS K6217のA法によって求められる。
シリカとしては特に限定されず、例えば、乾式法シリカ(無水ケイ酸)、湿式法シリカ(含水ケイ酸)などが挙げられるが、シラノール基が多いという理由から、湿式法シリカが好ましい。
シリカのチッ素吸着比表面積(NSA)は、70m/g以上が好ましく、130m/g以上がより好ましい。70m/g未満では、補強効果が小さく、充分なゴム強度が得られないおそれがある。また、シリカのNSAは、220m/g以下が好ましく、200m/g以下がより好ましい。220m/gを超えると、分散性が低下し、発熱性が増大する傾向がある。
なお、シリカの窒素吸着比表面積は、ASTM D3037−81に準じてBET法で測定される値である。
インスレーション用ゴム組成物の場合、ゴム成分100質量部に対して、充填剤の含有量は、好ましくは30質量部以上、より好ましくは50質量部以上である。該含有量は、好ましくは90質量部以下、より好ましくは70質量部以下である。上記範囲内であると、ゴム強度、操縦安定性及び低発熱性をバランスよく改善し、良好な加工性も得られる。
ブレーカークッション用ゴム組成物の場合、ゴム成分100質量部に対して、充填剤の含有量は、好ましくは40質量部以上、より好ましくは50質量部以上である。該含有量は、好ましくは80質量部以下、より好ましくは70質量部以下である。上記範囲内であると、ゴム強度及び低発熱性をバランスよく改善し、良好な加工性も得られる。
インスレーション用ゴム組成物の場合、ゴム成分100質量部に対して、カーボンブラックの含有量は、好ましくは30質量部以上、より好ましくは50質量部以上である。30質量部未満であると、操縦安定性、ゴム強度が低下する傾向がある。該含有量は、好ましくは90質量部以下、より好ましくは70質量部以下である。90質量部を超えると、低燃費性が低下する傾向がある。
ブレーカークッション用ゴム組成物の場合、ゴム成分100質量部に対して、カーボンブラックの含有量は、好ましくは40質量部以上、より好ましくは50質量部以上である。40質量部未満であると、ゴム強度が低下する傾向がある。該含有量は、好ましくは80質量部以下、より好ましくは70質量部以下である。80質量部を超えると、低燃費性が低下する傾向がある。
本発明のゴム組成物は、シリカとともにシランカップリング剤を含有することが好ましい。シランカップリング剤としては、ゴム工業において、従来からシリカと併用される任意のシランカップリング剤を使用することができ、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド等のスルフィド系のシランカップリング剤等が挙げられる。なかでも、スルフィド系のシランカップリング剤が好ましく、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィドがより好ましい。ここで、シランカップリング剤の含有量は、シリカ100質量部に対して、好ましくは5〜15質量部である。
本発明のゴム組成物は、通常、オイルを含有する。これにより、加工性を改善できる。オイルとしては、例えば、オイルとしては、例えば、パラフィン系プロセスオイル、アロマ系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイルなどのプロセスオイル、植物油脂、動物油脂など、ゴム工業で汎用されているものを使用できる。
インスレーション用ゴム組成物の場合、ゴム成分100質量部に対して、オイルの含有量は、好ましくは5〜20質量部、より好ましくは8〜12質量部以下である。また、ブレーカークッション用ゴム組成物の場合、該オイルの含有量は、好ましくは2〜10質量部、より好ましくは4〜8質量部である。該含有量が上記範囲内であると、補強性を維持しながら加工性を改善でき、加工性、低燃費性、ゴム強度、操縦安定性をバランスよく改善できる。
本発明のゴム組成物は、ワックスを含有することが好ましい。これにより、耐候性、加工性を改善できる。ワックスとしては、パラフィン系ワックスなどの石油系ワックスや、植物性ワックス(カルナバワックスなど)などの天然系ワックスが挙げられる。
インスレーション用ゴム組成物の場合、ゴム成分100質量部に対して、ワックスの含有量は、好ましくは1〜4質量部である。ブレーカークッション用ゴム組成物の場合、該ワックスの含有量は、好ましくは1〜10質量部、より好ましくは1〜4質量部である。下限未満であると、充分な耐候性効果が得られないおそれがある。
上限を超えると、ブルーミングを起こしてしまうおそれがある。
本発明のゴム組成物には、前記成分以外にも、ゴム組成物の製造に一般に使用される配合剤、例えば、酸化亜鉛、ステアリン酸、各種老化防止剤、硫黄などの加硫剤、加硫促進剤などを適宜配合することができる。
本発明のゴム組成物の製造方法としては、公知の方法を用いることができ、例えば、前記各成分をオープンロール、バンバリーミキサー、密閉式混練機などのゴム混練装置を用いて混練し、その後加硫する方法などにより製造できる。
本発明のインスレーション用ゴム組成物は、カーカスとインナーライナーとの間に配されるインスレーションに使用される。具体的には、インスレーションは、特開2008−150523号公報の図1〜2などに示される部材である。また、本発明のブレーカークッション用ゴム組成物は、ブレーカーのエッジ部とケースとの間に設けられるブレーカークッションとよばれる層に使用される。具体的には、特開2006−273934号公報の図1、特開2004−161862号公報の図1に示される層(部材)に使用される。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物を用いて通常の方法によって製造される。すなわち、必要に応じて各種添加剤を配合したゴム組成物を、未加硫の段階でインスレーションやブレーカークッションの形状に合わせて押し出し加工し、タイヤ成型機上にて通常の方法にて成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、未加硫タイヤを形成した後、加硫機中で加熱加圧してタイヤを製造することができる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、製造例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。なお、薬品は必要に応じて定法に従い精製を行った。
天然ゴムラテックス:タイテックス社から入手したフィールドラテックス
界面活性剤:花王(株)製のEmal−E(ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム)
NaOH:和光純薬工業(株)製のNaOH
(ケン化処理天然ゴムの作製)
製造例1
天然ゴムラテックスの固形分濃度(DRC)を30%(w/v)に調整した後、天然ゴムラテックス1000gに対し、Emal−E10gとNaOH20gを加え、室温で48時間ケン化反応を行い、ケン化天然ゴムラテックスを得た。このラテックスに水を添加してDRC15%(w/v)となるまで希釈した後、ゆっくり攪拌しながらギ酸を添加しpHを4.0〜4.5に調整し、凝集させた。凝集したゴムを粉砕し、それを1%炭酸ナトリウム水溶液に室温で5時間浸漬した後に引き上げ、水1000mlで洗浄を繰り返し、その後110℃で2時間乾燥して固形ゴム(ケン化処理天然ゴムA)を得た。
製造例2
NaOH水溶液の添加量を15gに変更した以外は製造例1と同様に、固形ゴム(ケン化処理天然ゴムB)を得た。
製造例1〜2により得られた固形ゴム及びTSRについて以下に示す方法により、窒素含有量、リン含有量、ゲル含有率を測定した。結果を表1に示す。
(窒素含有量の測定)
窒素含有量は、CHN CORDER MT−5(ヤナコ分析工業社製)を用いて測定した。測定には、まずアンチピリンを標準物質として、窒素含有量を求めるための検量線を作製した。次いで、各製造例で得られた固形ゴム又はTSR約10mgを秤量し、3回の測定結果から平均値を求めて、試料の窒素含有量とした。
(リン含有量の測定)
ICP発光分析装置(ICPS−8100、島津製作所(株)製)を使用してリン含有量を求めた。
(ゲル含有率の測定)
1mm×1mmに切断した生ゴムのサンプル70.00mgを計り取り、これに35mLのトルエンを加え1週間冷暗所に静置した。次いで、遠心分離に付してトルエンに不溶のゲル分を沈殿させ上澄みの可溶分を除去し、ゲル分のみをメタノールで固めた後、乾燥し質量を測定した。次の式によりゲル含有率(%)を求めた。
ゲル含有率(質量%)=[乾燥後の質量mg/最初のサンプル質量mg]×100
Figure 2012126791
表1に示すように、ケン化処理天然ゴムA、Bは、TSRに比べて、窒素含有量、リン含有量、ゲル含有率が低減していた。
以下、実施例及び比較例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
TSR:天然ゴムTSR
ケン化処理天然ゴムA:製造例1
ケン化処理天然ゴムB:製造例2
シリカ:デグッサ社製のウルトラジル(Ultrasil)VN3(NSA:175m/g)
カーボンブラック(1):キャボットジャパン(株)製のショウブラックN660(NSA:35m/g)
カーボンブラック(2):キャボットジャパン(株)製のショウブラックN220(NSA:111m/g)
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)
プロセスオイル:(株)ジャパンエナジー製のJOMOプロセスX140
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックワックス
老化防止剤:大内新興化学工業(株)製のノクラック6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
硫黄:鶴見化学工業(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤(1):大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
加硫促進剤(2):大内新興化学工業(株)製のノクセラーD(N,N’−ジフェニル・グアニジン)
実施例及び比較例
表2〜5に示す配合処方にしたがい、1.7Lバンバリーミキサーを用いて、硫黄及び加硫促進剤以外の材料を排出温度160℃の条件下で4分間混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に硫黄及び加硫促進剤を添加し、オープンロールを用いて、100℃の条件下で2分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。
得られた未加硫ゴム組成物を150℃で30分間加硫することにより、加硫ゴム組成物を得た。
表2〜3については、得られた未加硫ゴム組成物をインスレーションの形状に成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせて未加硫タイヤを形成し、170℃の条件下で10分間プレス加硫し、試験用タイヤ(サイズ195/65R15)を製造した。
なお、比較例では、TSR100質量部に対してしゃっ解剤を0.2質量部添加し、素練りした後、冷却したものを使用した。
得られた未加硫ゴム組成物、加硫ゴム組成物、試験用タイヤについて下記の評価を行った。結果を表2〜5に示す。
(ムーニー粘度)
JIS K6300「未加硫ゴムの試験方法」に準じて、(株)島津製作所製のムーニー粘度試験機を用い、1分間の予熱によって熱せられた130℃の温度条件にて、小ローターを回転させ、4分間経過した時点での未加硫ゴム組成物のムーニー粘度を測定した。以下の計算式により、各配合のムーニー粘度を指数表示した。なお、ムーニー粘度指数の値が大きいほど加工しやすく、加工性が優れていることを示す。
(ムーニー粘度指数)=(比較例1、2、3、5のムーニー粘度)/(各配合のムーニー粘度)×100
(押し出し加工性)
キャピラリーレオメーターを用いて、押し出し速度132mm/minの条件下で温度110℃における粘度を測定した。以下の計算式により、各配合の粘度を指数表示した。なお、押し出し加工性指数の値が大きいほど押し出し加工性が優れていることを示す。
(押し出し加工性指数)=(比較例3、5の粘度)/(各配合の粘度)×100
(粘弾性試験)
(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメーターVESを用いて、初期歪み10%、動歪み2%および振動周波数10Hzの条件下で70℃におけるtanδおよびE*を測定した。以下の計算式により、各配合のtanδおよびE*をそれぞれ指数表示した。なお、転がり抵抗指数が大きいほど低燃費性に優れることを示し、ゴム強度指数が大きいほどゴム強度に優れることを示す。
(転がり抵抗指数)=(比較例1、2、3、5のtanδ)/(各配合のtanδ)×100
(ゴム強度指数)=(各配合のE*)/(比較例1、2、3、5のE*)×100
(操縦安定性)
試験用タイヤを2000ccクラスの前輪駆動車(FF車)に装着させ、操縦時における操縦安定性をテストドライバーが評価した。評価は、比較例1、2を6.0点とし、0.5点きざみで評価した。なお、評点が高いほど操縦安定性が優れることを示す。
Figure 2012126791
Figure 2012126791
表2、3の結果から、インスレーション用ゴム組成物にケン化処理天然ゴムを用いた実施例は、素練りしていないにもかかわらず、素練りしたTSRを用いた比較例に比べて加工性が優れていた。また、操縦安定性、低燃費性及びゴム強度の改善効果もみられた。更にカーボンブラック配合、シリカ配合共に性能を改善できることが明らかとなった。
Figure 2012126791
Figure 2012126791
表4、5の結果から、ブレーカークッション用ゴム組成物でも同様の効果がみられ、押し出し加工性の改善効果も得られた。

Claims (13)

  1. リン含有量が200ppm以下の改質天然ゴムを含有するインスレーション用ゴム組成物。
  2. 改質天然ゴムの窒素含有量が0.3質量%以下である請求項1記載のインスレーション用ゴム組成物。
  3. 改質天然ゴムは、天然ゴムラテックスをケン化処理し、ケン化天然ゴムラテックスを調製する工程(A)、前記ケン化天然ゴムラテックスを凝集させて得られた凝集ゴムをアルカリ処理する工程(B)、及びゴム中に含まれるリン含有量が200ppm以下になるまで洗浄する工程(C)を行って得られるものである請求項1又は2に記載のインスレーション用ゴム組成物。
  4. ゴム成分100質量%中の改質天然ゴムの含有量が2質量%以上である請求項1〜3のいずれかに記載のインスレーション用ゴム組成物。
  5. ゴム成分100質量%中の改質天然ゴムの含有量が2〜60質量%、天然ゴムの含有量が40〜98質量%である請求項1〜3のいずれかに記載のインスレーション用ゴム組成物。
  6. ゴム成分100質量部に対して、充填剤を30〜90質量部、オイルを5〜20質量部、ワックスを1〜4質量部含有する請求項1〜5のいずれかに記載のインスレーション用ゴム組成物。
  7. 充填剤がチッ素吸着比表面積25〜40m/gのカーボンブラックを含む請求項6に記載のインスレーション用ゴム組成物。
  8. リン含有量が200ppm以下の改質天然ゴムを含有するブレーカークッション用ゴム組成物。
  9. 改質天然ゴムの窒素含有量が0.3質量%以下である請求項8記載のブレーカークッション用ゴム組成物。
  10. 改質天然ゴムは、天然ゴムラテックスをケン化処理し、ケン化天然ゴムラテックスを調製する工程(A)、前記ケン化天然ゴムラテックスを凝集させて得られた凝集ゴムをアルカリ処理する工程(B)、及びゴム中に含まれるリン含有量が200ppm以下になるまで洗浄する工程(C)を行って得られるものである請求項8又は9に記載のブレーカークッション用ゴム組成物。
  11. ゴム成分100質量%中の改質天然ゴムの含有量が10質量%以上である請求項8〜10のいずれかに記載のブレーカークッション用ゴム組成物。
  12. ゴム成分100質量部に対して、充填剤を40〜80質量部、オイルを2〜10質量部、ワックスを1〜10質量部含有する請求項8〜11のいずれかに記載のブレーカークッション用ゴム組成物。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載のゴム組成物を用いて作製したインスレーション及び/又はブレーカークッションを有する空気入りタイヤ。
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