JP2012126736A - 炎症性腸疾患を治療するための方法および組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】非定型マイコバクテリアに対して有効な抗非定型マイコバクテリア薬の組み合わせ、好ましくは、リファブチン、クラリスロマイシンおよびクロファジミンの投与、少なくとも1つの5−アミノサリチル酸化合物または4−アミノサリチル酸化合物をさらに含む。また、非病原性マイコバクテリアの抽出物を用いて患者を免疫することによって、炎症性腸疾患の治療における抗非定型マイコバクテリア薬の効力を高める方法。
【選択図】なし
Description
炎症性腸疾患(IBD)は、下痢、痙攣、腹痛、体重減少および直腸出血を典型的な特徴とする原因不明の疾患である。これには、クローン病、潰瘍性大腸炎、分類不能大腸炎(indeterminate colitis)、顕微鏡的大腸炎およびコラーゲン蓄積大腸炎などの疾患が含まれる。その原因は不明である。しかし、パラ結核菌(Mycobacterium paratuberculosis)(Mp)およびおそらくはその種々の亜系(sub-strain)が、腸壁を構成する細胞内に侵入することによって、感染の役割を果たすと思われることを示す一定の証拠がこれまでに得られている。この細菌の由来は不明であるが、ヒツジ、ウシ、ウサギ、さらには他にヒトなどの他の動物の体内に存在する可能性がある。それはおそらくミルク、汚染された水道水、加熱が不十分な肉などを介して人々に伝染するものと思われる。クローン病の原因としてのMpの関与については長年議論があるが、近年PCR法が適用されるようになってクローン病の大部分の症例が実際にこの生物体に感染されていることが確認されはじめており、これが原因となる感染性病原体である可能性が高い。これまでのところ、INH、ピラチナミド、ストレプトマイシン、エタンブトール、リファンピシンおよびPASなどの抗結核薬の併用によるMp除菌を目指した治療法は、一般にほとんど患者の役に立っていない。すなわち、一定の割合の患者で一過的な改善はみられるものの、治癒する患者はない。実際には、Mpが仮に本症の原因であるとしても、これは「非定型マイコバクテリア」であり、非定型マイコバクテリアに対する既知の治療法はないため、Mpに対して行いうる有効な治療法は存在しない。さらに、パラ結核菌の分裂時間は長いため、感染症の治療には多数の抗菌薬が必要であり、結核菌(Mycobacterium tuberculosis)の治療法で用いられる治療と同じく、治療は長期的に行わなければならない。さらに、現行の薬物による結核菌の治療は、耐性株の出現をもたらす。このような耐性株は、既知の抗菌薬で除去することができない。このため、薬剤耐性結核に対する有効な治療法は知られていない。
本発明は、クローン病および大腸炎を含む炎症性腸疾患の治療に用いられる薬物療法の方法および組成物を提供する。本発明の方法は、感染症の治癒および臨床的状態の好転をもたらす。本発明はさらに、非定型マイコバクテリア株に対して有効な抗非定型マイコバクテリア薬の組み合わせを提供する。また、非病原性マイコバクテリアの抽出物を用いて患者を免疫することによって、炎症性腸疾患の治療における抗非定型マイコバクテリア薬の効力を高める方法も提供する。
本発明は、種々の抗非定型マイコバクテリア薬の組み合わせを用いる、クローン病および大腸炎ならびに他の炎症性腸疾患の治療に有用な使用方法および組成物を開示する。
好ましくは、本発明の第3の態様の方法は、上記の投与量によるクラリスロマイシンと、リファブチンおよびクロファジミンとの24カ月間にわたる1日1回の治療からなる。より好ましい方法では、患者は、チモテ菌のマイコバクテリア抽出物(Regressin)を用いて、期間をおいて反復的に免疫化を受ける。これは経口、静脈内、皮下または以上の組み合わせによって投与しうる。マイコバクテリア抽出物の投与は、任意の回数で、25μgから500μgの範囲、より典型的には50μgから500μgの範囲で行いうる。しかし、免疫刺激を維持するには、週1回から月1回の範囲、典型的には週1回または月1回で通常は十分である。
年齢13から58歳までの患者15例を、種々のプロトコールにより抗マイコバクテリア薬によって治療した。12例にクローン病があり、3例に潰瘍性大腸炎があった。これらの患者のうち9例でパラ結核菌の存在が同定された。クラリスロマイシン(1日250mgから1.5g)、リファブチン(1日150mgから750mg)およびクロファジミン(3mg/kgから10mg/kg)の組み合わせを用いた。これらの患者では急速な臨床的寛解が得られ、プレドニゾン、アザチオプリンおよび5ASA化合物が中止され、彼らの炎症性腸疾患は臨床的に沈静化した。
2箇所の腸切除および狭窄切開術を受け、アゾピアスリン(azopiathrin)、プレドニゾンおよびメサラジンからなる標準的なクローン病治療を受けている34歳の患者に対して、レグレッシン(Regressin)の免疫刺激注射を行った。これは開始用量500μgとして筋肉内投与、後に経口投与とし、続いて4週間にわたり週1回500μg、以降は月1回投与した。
最大限の従来治療が奏効しない患者に対して、リファブチン(450mg/日)、クラリスロマイシン(750mg/日)およびクロファジミン(2mg/kg)の併用を将来的な事を考慮し開始した。アザチオプリンは中止し、5-ASAおよびステロイド剤は徐々に減量した後に中止した。大腸内視鏡検査、断層超音波検査、血液学検査値およびハーベイ・ブラッドショウ活動指数(Harvey-Bradshaw activity index)によって経過をモニタリングした。8〜12カ月後に、患者10例では併用療法のみによってクローン病のほぼ完全なコントロールが得られた。検査を行った患者5例全員で回腸狭窄は拡張し、超音波でみた壁厚は正常化した。本症の患者において広範な偽ポリープ群は結腸から消失し、本症の患者において機能を損う回腸フィステルは11カ月の時点で閉鎖され、本症の患者12例のうち5例では回腸および結腸粘膜は炎症性から組織学的に非炎症性に好転した。治療8〜12カ月後には、すべての患者で血液学検査値が本質的に正常化した。患者2例ではステロイド中止後2〜3カ月にわたりクローン病が進行し、本発明の併用療法を続けながらも後にステロイドを再開した。ハーベイ・ブラッドショウ活動指数は15.5から2.5に低下した。
リファブチン150mg、クラリスロマイシン250mgおよびクロファジミン50mgを含む組成物を調製した。本組成物は、抗非定型マイコバクテリア薬のそれぞれをマイクロカプセル化された形態として含むカプセルの形態で提供された。
リファブチン150mg、クラリスロマイシン250mgおよびクロファジミン50mgを含む組成物を調製した。本組成物は、クラリスロマイシンおよびクロファジミンを含む外部カプセルの内部にリファブチンを含む内部カプセルがあり、クラリスロマイシンおよびクロファジミンが粉末形態にあるという形態で提供された。
リファブチン150mg、クラリスロマイシン250mgおよびクロファジミン50mgを含む組成物を調製した。本組成物は、クラリスロマイシンおよびクロファジミンを含む外部カプセルの内部にリファブチンを含む内部カプセルがあり、クラリスロマイシンおよびクロファジミンがマイクロカプセル化された形態にあるという形態で提供された。
リファブチン150mg、クラリスロマイシン250mgおよびクロファジミン50mgを含む組成物を調製した。本組成物は、クラリスロマイシンおよびクロファジミンを含む外部カプセルの内部にリファブチンを含む内部カプセルがあり、クラリスロマイシンおよびクロファジミンが微粒子化された形態にあるという形態で提供された。
本発明は、炎症性腸疾患の治療のために用いられる薬物療法の方法および組成物を提供する。本発明はさらに、非定型マイコバクテリアに対して有効な抗非定型マイコバクテリア薬の組み合わせを提供する。また、非病原性マイコバクテリアの抽出物を用いて患者を免疫することによって、炎症性腸疾患の治療における抗非定型マイコバクテリア薬の効力を高める方法も提供する。
Claims (33)
- 3種またはそれ以上の抗非定型マイコバクテリア薬を含む、炎症性腸疾患の治療のための組成物。
- 抗非定型マイコバクテリア薬が、クラリスロマイシン、リファブチン、リファンピシン、アジスロマイシン、ロキシスロマイシン、アミカシン、クロファジミン、エタンブトール、オフロキサシン、シプロフロキサシンおよびオキサゾリジノンからなる群より選択される、請求項1記載の組成物。
- リファブチンおよびクラリスロマイシンを含む、請求項1記載の組成物。
- リファブチン、クラリスロマイシンおよびクロファジミンを含む、請求項1記載の組成物。
- 少なくとも1つの5-アミノサリチル酸化合物または4-アミノサリチル酸化合物をさらに含む、請求項1記載の組成物。
- 5-アミノサリチル酸化合物または4-アミノサリチル酸化合物が、メサラジン、オルザラジン、サラゾピリンおよびパラアミノサリチル酸からなる群より選択される、請求項5記載の組成物。
- 前記治療を必要とする患者に対して少なくとも3種の有効量の抗非定型マイコバクテリア薬を投与することを含む、炎症性腸疾患の治療のための方法。
- 前記治療を必要とする患者に対して少なくとも3種の有効量の抗非定型マイコバクテリア薬を投与すること、および免疫化量のマイコバクテリア抽出物または生成物を用いて患者を免疫することを含む、炎症性腸疾患の治療のための方法。
- 抗非定型マイコバクテリア薬が、クラリスロマイシン、リファブチン、リファンピシン、アジスロマイシン、ロキシスロマイシン、アミカシン、クロファジミン、エタンブトール、オフロキサシン、シプロフロキサシンおよびオキサゾリジノンからなる群より選択される、請求項7または8記載の方法。
- 患者へのリファブチンおよびクラリスロマイシンの投与を含む、請求項7または8記載の方法。
- 患者へのリファブチン、クラリスロマイシンおよびクロファジミンの投与を含む、請求項7または8記載の方法。
- 患者への5-アミノサリチル酸化合物または4-アミノサリチル酸化合物の少なくとも1つを投与することを含む、請求項7または8記載の方法。
- 5-アミノサリチル酸化合物または4-アミノサリチル酸化合物が、 メサラジン、オルザラジン、サラゾピリンおよびパラアミノサリチル酸 からなる群より選択される、請求項12記載の方法。
- 前記治療を必要とする患者に対して有効量のマイコバクテリア抽出物または生成物を投与することを含む、炎症性腸疾患の治療のための方法。
- マイコバクテリア抽出物または生成物が非病原性マイコバクテリア由来の抽出物または生成物を含む、請求項8または14記載の方法。
- 非病原性細菌がM.バッケー(M. vaccae)またはチモテ菌(M. phlei)を含む、請求項15記載の方法。
- マイコバクテリア抽出物または生成物の前記有効量が約25μgから約500μgの範囲である、請求項8または14記載の方法。
- 該マイコバクテリア抽出物または生成物が経口、静脈内、筋肉内、皮下またはそれらの任意の組み合わせによって投与される、請求項8または14記載の方法。
- 免疫化量のマイコバクテリア抽出物または生成物が週1回から月1回投与される、請求項8または14記載の方法。
- 免疫化量のマイコバクテリア抽出物または生成物が週1回投与される、請求項8または14記載の方法。
- マイコバクテリア抽出物または生成物がレグレッシン(Regressin)である、請求項8または14記載の方法。。
- 炎症性腸疾患の治療のための医薬品の製造を目的とする、3種またはそれ以上の抗非定型マイコバクテリア薬を含む組成物の使用。
- 炎症性腸疾患の治療のための医薬品の製造を目的とする、少なくとも3種の抗非定型マイコバクテリア薬およびマイコバクテリア抽出物または生成物を含む組成物の使用。
- 抗非定型マイコバクテリア薬が、クラリスロマイシン、リファブチン、リファンピシン、アジスロマイシン、ロキシスロマイシン、アミカシン、クロファジミン、エタンブトール、オフロキサシン、シプロフロキサシンおよびオキサゾリジノンからなる群より選択される、請求項22または23記載の組成物の使用。
- リファブチンおよびクラリスロマイシンを含む、請求項22または23記載の組成物の使用。
- リファブチン、クラリスロマイシンおよびクロファジミンを含む、請求項22または23記載の組成物の使用。
- 5- アミノサリチル酸化合物または4-アミノサリチル酸化合物の少なくとも1つをさらに含む、請求項22または23記載の組成物の使用。
- 5-アミノサリチル酸化合物または4-アミノサリチル酸化合物が、メサラジン、オルザラジン、サラゾピリンおよびパラアミノサリチル酸からなる群より選択される、請求項22または23記載の組成物の使用 。
- 炎症性腸疾患の治療のための医薬品の製造を目的とする、マイコバクテリア抽出物または生成物の使用。
- マイコバクテリア抽出物または生成物が非病原性マイコバクテリア由来の抽出物または生成物を含む、請求項23または29記載の使用。
- 非病原性細菌がM.バッケーまたはチモテ菌を含む、請求項30記載の使用。
- マイコバクテリア抽出物または生成物が約25μgから約500μgの間の量で用いられる、請求項23または29記載の使用。
- マイコバクテリア抽出物または生成物がレグレッシン(Regressin)である、請求項23または29記載の使用。
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