JP2012125279A - 脚装具 - Google Patents

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Sachinori Fujikake
祥則 藤掛
Waro Misao
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Abstract

【課題】大腿リンクと下腿リンクの間に皮膚や衣服が挟まれ難い構造の脚装具を提供する。
【解決手段】脚装具100は、ユーザの大腿に取り付けられる大腿リンク20と、ユーザの下腿に取り付けられ、膝関節の側方で大腿リンク20と揺動可能に連結している下腿リンク30を備える。この脚装具100は、直立姿勢のユーザに装着された脚装具100を側方から観測したときに、大腿リンク20と下腿リンク30の連結部12においてそれらのリンクが膝裏側でなす角度が180度以上となるように構成されている。ユーザが膝を屈曲させても、大腿リンク20と下腿リンク30が膝裏側でなす角度は90度以上となり、皮膚や衣服が挟まれ難い。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザの脚に装着し、脚の動きをアシストする脚装具に関する。特に、膝関節を動かすことが不自由なユーザのための脚装具に関する。
脚の動き、特に膝関節の動きをサポートする装置として長下肢装具が知られている。長下肢装具は、ユーザの大腿と下腿の夫々に装着する装着具(リンク)が、膝関節の回転軸と概ね同軸の位置で連結されている多リンク構造を有する。本明細書では、大腿に装着する装着具を大腿リンクと称し、ユーザの下腿に装着する装着具を下腿リンクと称する。近年では、アクチュエータによって下腿リンクを揺動させ、歩行動作を積極的にアシストする動力付の下肢装具も提案されている(例えば、特許文献1)。本明細書における「脚装具」という用語は、アクチュエータを備えない従来の長下肢装具だけでなく、動力付の装具も含むことに留意されたい。
特開2009−213538号公報
上記したとおり、脚装具は、脚に沿って配置され、膝の屈伸に伴って揺動する多リンク機構を備えている。大腿リンクと下腿リンクの連結部は膝の側方に位置する。そのため、膝を屈曲する際に大腿リンクと下腿リンクの間に皮膚あるいは衣服が挟まれる虞がある。本明細書が開示する技術は、大腿リンクと下腿リンクの間に皮膚や衣服が挟まれ難い構造の脚装具を提供する。
本明細書が開示する新規な脚装具は、ユーザの脚に装着する脚装具であり、ユーザの大腿に取り付けられる大腿リンクと、ユーザの下腿に取り付けられる下腿リンクを備えている。下腿リンクは、膝関節の側方で大腿リンクに揺動可能に連結している。この脚装具は、脚装具を装着したユーザが膝関節を伸ばしきったときに、大腿リンクと下腿リンクの連結部において大腿リンクと下腿リンクがなす膝裏側でのピッチ軸回りの角度が210度以上となるように構成されている。なお、ピッチ軸とは、ユーザの横方向に伸びる軸線を意味する。また、「膝関節を伸ばしきったとき」とは、大腿と下腿がほぼ一直線に揃う状態を意味する。
大腿リンクと下腿リンクは、ユーザの側方両側で相互に連結されているとよい。この場合、大腿リンクが、膝前上方から膝関節の側方両側の連結部へ向かって後方斜め下方に伸びる略U字形状の大腿下部フレームを有しているとよい。さらに、大腿下部フレームは、脚装具を装着したユーザが膝関節を伸ばしきったときに、ユーザの大腿の長手方向に対してピッチ軸回りに略30度の傾きをなしているとよい。
或いは、下腿リンクが、膝前下方から膝関節の側方両側の連結部へ向かって後方斜め上方に伸びる略U字形状の下腿上部フレームを有しているとよい。さらに、下腿上部フレームは、脚装具を装着したユーザが膝関節を伸ばしきったときに、ユーザの大腿の長手方向に対してピッチ軸回りに略30度の傾きをなしているとよい。
脚装具が大腿下部フレームを備える場合、下腿リンクがユーザの下腿の長手方向に平行に伸びている場合であっても、下腿リンクと大腿下部フレームとが膝裏側でなすピッチ軸回りの角度は210度となる。或いは、脚装具が上記の下腿上部フレームを備える場合、大腿リンクがユーザの大腿の長手方向に平行に伸びている場合であっても、大腿リンクと下腿上部フレームとが膝裏側でなすピッチ軸回りの角度は210度となる。以下、大腿と下腿が膝裏側でなすピッチ軸回りの角度を単に膝角度と称することにする。また、大腿リンクと下腿リンクの連結部の周りで大腿リンクと下腿リンクが膝裏側でなすピッチ軸回りの角度をリンク膝角度と称することにする。
通常の生活においては、膝角度は180度から60度の範囲で変化すれば十分である。即ち、ユーザが膝関節を伸ばしきって立脚したときが膝角度=180度であり、ユーザがイス等から立ち上がるときが膝角度=60度である。上記の構造を有する脚装具では、ユーザが膝関節を伸ばしきったときにリンク膝角度が210度となり、ユーザがイス等に座ったときにリンク膝角度が90度となる。即ち、上記の構造を有する脚装具では、リンク膝角度は最も小さいときでも90度である。一般に2つのリンクが相互に揺動可能に連結されている場合、2つのリンクのなす角度が90度以上ならば、リンクの間に物体が位置していても、リンク間の角度が小さくなるにつれて物体はリンク間の広い方へ滑っていき、挟み込まれる可能性は少ない。しかしながら、2つのリンクのなす角度が90度以下となると、リンクの間に位置する物体は滑りにくくなり、リンク間の角度が小さくなるにつれて挟み込まれる可能性が高くなる。上記の構造を有する脚装具は、リンク膝角度は最も小さいときでも90度であるから、大腿リンクと下腿リンクの間に皮膚や衣服が挟み込まれ難い。
なお、脚装具は、ユーザの大腿の長手方向に対してピッチ軸回りに略30度の傾きをなしている下腿上部フレームと大腿下部フレームの双方を有していてもよい。この場合、膝角度が60度のときにリンク膝角度は120度となる。
脚装具は、ユーザの足に取り付けられ、足首関節の側方で下腿リンクと揺動可能に連結している足リンクをさらに備えているとなお好ましい。このとき、脚装具は、大腿リンクが前後からユーザの大腿を支持し、下腿リンクが前後からユーザの下腿を支持し、足リンクが後方からユーザの足の踵を支持するように構成されているとよい。そのような脚装具は、脚のピッチ軸回りの揺動に対して、大腿の前後の2箇所、下腿の前後の2箇所、及び、足の踵の1箇所の合計5箇所で脚を支持するので、ユーザの脚をしっかりと支持することができる。脚をしっかりと支持する脚装具は、ユーザに安心感を与えるとともに、遊脚時に脚装具がズレてしまうことを効果的に防止することができる。
ユーザの脚を5箇所で支持する脚装具の場合、脚装具は、下腿リンクに対する大腿リンクの初期位置が調整可能に構成されていることが好ましい。大腿リンクがユーザの大腿をその前後で支持し、下腿リンクがユーザの下腿をその前後で支持する構造の場合、ユーザの大腿と下腿の相対的な位置関係と、大腿リンクと下腿リンクの相対的な位置関係に相違がある可能性がある。即ち、脚の形状と脚装具の形状に相違がある可能性がある。そのような場合、脚装具がユーザの脚になじまない可能性がある。発明者らの検討によれば、脚の形状と脚装具の形状に相違がある場合、ユーザが大腿前部に感じる圧迫感が増すことが判明した。下腿リンクに対する大腿リンクの初期位置を調整可能にすることによって、ユーザの脚の形状に応じて脚装具を調整することができ、上記のような圧迫感を低減することができる。
脚装具は、下腿リンクにおいてユーザの脛に対向する面に脛あてパッドが取り付けられているとよい。さらに、下腿リンクの脛に対向する面から脛あてパッド表面までの距離が調整可能に構成されていることが好ましい。下腿リンクにおいて脛に当接する部分は、脚装具がユーザの体重を支える際に、この部分を通じて体重を支持するための力をユーザに加える部分である。そのため、この部分にパッドを備えるとともに、そのパッドの位置(下腿リンクから脛あてパッド表面までの距離)を調整可能に構成することによって、個々のユーザの脚の形状に応じて調整可能な脚装具を実現することができる。
本明細書が開示する技術は、大腿リンクと下腿リンクの間に皮膚や衣服が挟まれ難い脚装具を提供する。
第1実施例の脚装具全体の斜視図である。 第1実施例の脚装具の側面図である。 図2の直線L2に沿った模式的断面図である。 図2の直線L3に沿った模式的断面図である。 第2実施例の脚装具の側面図である。 第3実施例の脚装具の側面図である。 第4実施例の脚装具の側面図である。 第5実施例の脚装具の側面図である。 第5実施例の脛当て部分の断面図である。 第6実施例の脚装具の側面図である。
本実施例の脚装具100は、主として一方の脚の膝関節を自由に動かすことができない非健常者の脚動作補助を目的とした装置である。脚装具100を説明する前に、図面に記した座標系を説明する。座標系のX軸、Y軸、及び、Z軸は、ユーザが直立姿勢をとったときに、夫々、前後方向、横方向、及び、鉛直方向に伸びる軸を示している。X軸、Y軸、及び、Z軸は、ロボットの技術分野では、ロール軸、ピッチ軸、及び、ヨー軸として知られている。
脚装具100は、主として、ユーザHの大腿に取り付けられる大腿リンク20、下腿に取り付けられる下腿リンク30、足に取り付けられる足リンク40から構成される。大腿リンク20と下腿リンク30は、一対の連結部12a、12bによって、膝関節の側方両側で相互に回転可能に連結されている。一対の連結部12a、12bは、ユーザHの膝関節の夫々の側方に位置し、膝関節の回転軸と同軸に位置する。なお、連結部12aには、モータ14(アクチュエータ)とエンコーダ(不図示)が搭載されており、モータ14が下腿リンク30を揺動させる。下腿リンク30と足リンク40は、一対の連結部16a、16bによって、足首関節の側方両側で相互に回転可能に連結されている。なお、図1では右側の連結部16aは隠れて見えない。一対の連結部16a、16bは、ユーザHの足首関節の夫々の側方に位置し、足首関節のピッチ軸回りの回転軸と同軸に位置する。このように、脚装具100は、ユーザHの大腿、下腿、及び、足の連結構造と同等の機械的構造を有している。脚装具100は、ユーザHに取り付けられ、ユーザの脚(下腿と足)の揺動に合わせて下腿リンク30と足リンク40が揺動する。なお、足リンク40には、ユーザが履く靴41が固定されているが、理解を助けるため、図では靴41を仮想線(2点鎖線)で描いてある。
脚装具100はさらに、コントローラ(不図示)とバッテリ(不図示)を有している。エンコーダは、リンク膝角度を計測する。コントローラは、エンコーダ(不図示)の検出角度に基づいて、適宜にモータ14を制御する。例えば、脚装具100は、ユーザの歩行動作に合わせて下腿リンク30を揺動させ、ユーザの下腿(膝関節)の動きを支援する。あるいは、脚装具100は、ユーザの着座動作、起立動作に合わせてモータ14を制御し、それらの動作時に膝関節に加わる負荷を軽減する。なお、制御アルゴリズムについての説明は割愛する。
大腿リンク20は、大腿下部フレーム22と、大腿保護プレート21を有する。下腿リンク30は、下腿上部フレーム31、下腿下部フレーム33、及び、中間フレーム32を有する。図2の直線L2は、側面からみたときに大腿下部フレーム22の長手方向中心線を示している。図2の直線L3は、側面からみたときに下腿上部フレーム31の長手方向中心線を示している。図2の直線L1は、直立姿勢をとったときの脚の中心線を示している鉛直方向に伸びている。
大腿リンク20の大腿下部フレーム22と、下腿リンク30の下腿上部フレーム31は、膝両側の連結部12a、12bにて相互に回転可能に連結している。図2に示すように、ユーザHが膝関節を伸ばしきったとき、大腿下部フレーム22は脚の中心線L1に対して前方に角度A1だけ前方に傾斜し、下腿上部フレーム31は中心線L1に対して前方に角度A2だけ傾斜する。なお、図2の角度A3がリンク膝角度(大腿リンク20と下腿リンク30がピッチ軸回りに膝裏側でなす角度)を示している。角度A1と角度A2はともに30度である。即ち、脚装具100は、ユーザHが膝関節を伸ばしきったときに、リンク膝角度A3が240度となるように構成されている。大腿下部フレーム22と下腿上部フレーム31はともに、膝前方から膝側方両側へ伸びる略U字形状であり、図2とは反対側の側面から観測しても、リンク膝角度A3は240度である。
図2の直線L2は、ピッチ軸方向から観測したときの大腿下部フレーム22の長手方向中心線を表している。図2の直線L3は、ピッチ軸方向から観測したときの下腿上部フレーム31の長手方向中心線を表している。図3は図2の直線L2に沿った断面図を示しており、大腿下部フレーム22が、膝前上方から膝関節の側方両側の連結部12a、12bへ向かって後方斜め下方に伸びるU字形状であることが良く示されている。図4は図2の直線L3に沿った断面図を示しており、下腿上部フレーム31が、膝前下方から膝関節の側方両側の連結部12a、12bへ向かって後方斜め上方に伸びるU字形状であることがよく示されている。
上記の構造により、ユーザHが膝角度60度までしゃがんでもリンク膝角度A3は120度である。即ち、リンク膝角度A3は、240度から120度の間で変化する。リンク膝角度A3は常に90度を超えているので、大腿リンク20と下腿リンク30の間に皮膚や衣服が挟まれ難い。
図5に第2実施例の脚装具200の側面図を示す。脚装具200は、大腿リンク220の構造と足リンク40の構造は第1実施例の大腿リンク20、足リンク40と同じである。下腿リンク230は、メインフレーム232と、脛当てフレーム231で構成されている。メインフレーム232は、下腿両側の夫々に、下腿の長手方向に沿って配置されている。メインフレーム232は、膝の連結部12b(12a)から足首の連結部16b(16a)まで直線的に伸びている。別言するとメインフレーム232は、下腿の長手方向(図5では直線L1)に平行に伸びている。
大腿リンク220の大腿下部フレーム222は、第1実施例の大腿下部フレーム22と同様に、膝前上方から膝関節の側方両側の連結部12a、12bへ向かって後方斜め下方に伸びるU字形状をなしており、ユーザが膝関節を伸ばしきったときに、脚長手方向L1に対して角度A1だけ前方に傾いている。角度A1は第1実施例と同じ30度である。従って、脚装具200は、ユーザが膝関節を伸ばしきったときにリンク膝角度A3が210度となるように構成されている。この脚装具200は、ユーザHの膝角度が180度から60度までの範囲で変化するのに応じて、リンク膝角度A3が210度から90度の範囲で変化する。脚装具200では、大腿リンク220と下腿リンク230の角度A3が90度を下回ることがなく、皮膚や衣服が挟まれ難い。
図6に第3実施例の脚装具300の側面図を示す。脚装具300は、下腿リンク330の構造と足リンク40の構造は第1実施例の下腿リンク30、足リンク40と同じである。大腿リンク320は、メインフレーム322と、2本のサブフレーム323で構成されている。メインフレーム322は、大腿の両側に夫々配置されている。サブフレーム323が、両側のメインフレーム322を連結している。
メインフレーム322は、膝の連結部12a、12bから大腿の中心線(図6では直線L1)に沿って伸びている。下腿リンク330の下腿上部フレーム331は、第1実施例の下腿上部フレーム31と同様に、膝前下方から膝関節の側方両側の連結部12a、12bへ向かって後方斜め上方に伸びるU字形状をなしており、脚長手方向L1に対してピッチ軸回りに角度A2だけ前方に傾いている。角度A2は第1実施例と同じ30度である。従って、ユーザHが膝関節を伸ばしきったとき、脚装具300は、リンク膝角度A3が210度となるように構成されている。この脚装具300も、第2実施例の脚装具200と同様に、リンク膝角度A3が210度から90度の範囲で変化する。
図7に第4実施例の脚装具400の側面図を示す。第3実施例の脚装具300ではサブフレーム323が大腿の後ろ側を囲んで大腿両側のメインフレーム322を連結しているのに対して、第4実施例の脚装具400では、2本のサブフレーム423が大腿の前側を囲んでいる点で異なっている。その他の点では、脚装具400は第3実施例の脚装具300と同じである。
図8に第5実施例の脚装具500の側面図を示す。脚装具500では、個々のユーザの体格に応じた調整機能が充実している。第5実施例の大腿リンク520は、主として、大腿下部フレーム522と、大腿保護プレート521で構成されている。大腿下部フレーム522と大腿保護プレート521は、第1実施例の大腿下部フレーム22と大腿保護プレート21と同じである。大腿保護プレート521には、2本のベルト527が備えられている。ベルト527は、ユーザの大腿を囲み、大腿リンク520を大腿に固定している。大腿保護プレート521の裏側にはパッド525が配置され、ベルト527の大腿の裏側に相当する部分にもパッド526が配置されている。パッド525と526は、ユーザの大腿を保護する目的で備えられている。ベルト527の長さを調整するとともに、厚みの異なるパッド525と526を配置することによって、大腿リンク520をユーザの大腿の太さに適応させることができる。
下腿リンク530は、主として、メインフレーム532、サブフレーム531、及び調整フレーム533で構成されている。メインフレーム532は下腿の両側に配置されており、側方から観測したときに、連結部12a、12bから下腿の長手方向中心線(図8では直線L1)に沿って位置する。サブフレーム531は、膝下前方から下腿両側へとU字状に伸びており、両側のメインフレーム532を連結する。サブフレーム531の裏側、脛に相当する部分には、脛当てユニット550が取り付けられている。また、メインフレーム532を挟んでサブフレーム531と反対側には、ベルト534が配置されている。サブフレーム531(脛当てユニット550)とベルト534によって、下腿リンク530はユーザHの下腿に固定される。
側方から観測したとき、大腿リンク520の大腿下部フレーム522は、連結部12a、12bから大腿の長手方向(図8では直線L1)に対してピッチ軸回りに角度A1だけ傾斜して伸びている。角度A1は第1実施例の場合と同様に30度である。下腿リンク530のメインフレーム532は、連結部12a、12bから、下腿の長手方向(図8では直線L1)に沿って伸びている。従って、第2実施例の脚装具200と同様、脚装具500は、ユーザが膝関節を伸ばしきったときに、リンク膝角度A3が210度となるように構成されている。
下腿メインフレーム532の下端には調整フレーム533が連結されており、その調整フレーム533の下端が、連結部16a、16b(16bは不図示)を介して足リンク40と連結している。長さの異なる別の調整フレームに交換することによって、下腿リンク全体の長さを調整することができる。
第5実施例の脚装具500では、大腿リンク520は、パッド525を介して前側から大腿を支持するとともに、パッド526を介して後ろ側から大腿を支持する。また、下腿リンク530は、脛当てユニット550を介して前側から下腿を支持するとともに、ベルト534によって後ろ側から下腿を支持する。また、足リンク40は、靴41を介してユーザの足の踵をその後ろ側から支持する。即ち、脚装具500は、大腿の前後、下腿の前後、及び、踵の合計5箇所でユーザの脚を支持する。脚装具500は、5箇所で脚を支持することによって、ユーザの脚をしっかりと支持することができる。脚装具500は、ユーザに安心感を与えるとともに、遊脚時に脚装具がズレてしまうことを防止する。
ここで、特に、大腿の後ろ側、下腿の前側(膝下)、及び、踵の3箇所の支持は重要である。これら3箇所における支持が、ユーザの膝が曲がった際、膝がさらに曲がることに対して脚装具の抵抗力をしっかりと脚に伝える。具体的には、脚が体重を支える際、足を支点として下腿が前方へ揺動しそうになることに対して下腿リンクがユーザの下腿を膝下で支え、大腿が後方へ揺動しそうになることに対して大腿リンクがユーザの大腿を後ろ側から支える。このように上記の3箇所は、体重を支えるのに好適な支持ポイントである。
図9に、脛当てユニット550の断面図を示す。なお、ボルト558と559は、本来は図9の断面に現れるものではなく、図9の断面よりも紙面手前側あるいは紙面奥側に位置するが、理解を助けるために図9の断面図に描いてある。脛当てユニット550は、サブフレーム531の裏側に配置されているブロックユニットと、そのブロックユニットの後方(ユーザの脛HSに対向する側)にパッド554を備える。ブロックユニットは、3個のブロック552a、552b、及び、551が組み合わされて構成されている。ブロック552aと552bは、Z軸方向を向くボルト559によって連結されている。ブロック551は、2個のブロック552aと552bをはさんでサブフレーム531にボルト558で留められている。ブロック551のユーザの脛HSに対向する面にパッド554が取り付けられている。
ボルト559を緩め、ボルト558を締め込むと、ブロック551(パッド554)がサブフレーム531に近づく方向に移動する。逆に、ボルト558を緩め、ボルト559を締め込むと、ブロック551(パッド554)がサブフレーム531から遠ざかる方向に移動する。ボルト558と559を調整することによって、サブフレーム531の裏側からパッド554表面までの距離を変更することができる。即ち、脚装具500は、ユーザの下腿の形状に応じてパッド554の位置を調整することができる。
図10に第6実施例の脚装具600の側面図を示す。脚装具600は、大腿下部フレーム622の構造が異なるだけで残りは第5実施例の脚装具500の構造と同じである。そのため、図10では、大腿下部フレームの符号、及び、大腿下部フレームを含む大腿リンクの符号だけが図5の脚装具500の符号と異なり、残りの部品については脚装具500と同じ符号を付している。
図10の右側に、大腿下部フレーム622とメインフレーム532(下腿リンク530)との連結部の拡大図を示している。大腿下部フレーム622の下端にはスリット692が設けられている。大腿下部フレーム622は、スリット692を通っているボルト693によってメインフレーム532に連結されている。ボルト693を緩めると、大腿下部フレーム622はスリット692の長手方向に沿って移動することができる。即ち、スリット692とボルト693による連結構造によって、脚装具600は、下腿リンク530に対する大腿リンク620の相対的な位置を調整することができる。第6実施例の脚装具600は、下腿リンク530に対する大腿リンク630の初期位置が調整可能に構成されている。
第6実施例の脚装具600の利点を述べる。脚装具600は、第5実施例の脚装具500と同様に、ユーザの脚を5箇所で支持する。大腿リンクがユーザの大腿をその前後で支持し、下腿リンクがユーザの下腿をその前後で支持する構成の場合、ユーザの大腿と下腿の相対的な位置関係と、大腿リンクと下腿リンクの相対的な位置関係が相違する可能性がある。そのような場合、脚装具がユーザの脚になじまない虞がある。あるいは、大腿の太さはユーザによって相違があるから、下腿リンクを装着したとき、下腿リンクと大腿の前面あるいは後面との位置関係がユーザによって異なる可能性がある。このように、脚の形状と脚装具の形状に相違がある場合、ユーザが大腿前部に感じる圧迫感が増す。脚装具600は、下腿リンク530に対する大腿リンク620の初期位置が調整可能である。そのような構成によって、脚装具600は、ユーザの脚の形状に応じて大腿リンク620と下腿リンク530の相対的な位置関係を調整することができ、ユーザが感じる圧迫感を低減することができる。
実施例の脚装具の留意点について述べる。いずれの脚装具も膝両側の連結部12a、12bに対する下腿リンク取り付け角度(ピッチ軸回りの取り付け角度)、及び、連結部12a、12bに対する大腿リンクの取り付け角度(ピッチ軸回りの取り付け角度)が調整可能である。また、脚装具は、大腿リンクに対して下腿リンクを揺動させるモータ(アクチュエータ)と、モータを制御するコントローラを備えている。コントローラは、下腿リンクの揺動角(膝裏角度)の膝伸展方向(膝を伸ばす向きの下腿回転方向)の制限角度を変更可能に構成されている。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
12a、12b、16a、16b:連結部
14:モータ
20、220、320、520、620:大腿リンク
21:大腿保護プレート
22、222、522、622:大腿下部フレーム
30、230、330、530:下腿リンク
31、331:下腿上部フレーム
32:中間フレーム
33:下腿下部フレーム
40:足リンク
41:靴
100、200、300、400、500、600:脚装具
232、322:メインフレーム
525、526:パッド

Claims (8)

  1. ユーザの脚に装着される脚装具であり、
    ユーザの大腿に取り付けられる大腿リンクと、
    ユーザの下腿に取り付けられ、膝関節の側方で大腿リンクと揺動可能に連結している下腿リンクと、を備えており、
    脚装具を装着したユーザが膝関節を伸ばしきったときに、大腿リンクと下腿リンクの連結部において大腿リンクと下腿リンクのなす膝裏側でのピッチ軸回りの角度が210度以上となるように構成されていることを特徴とする脚装具。
  2. 大腿リンクと下腿リンクはユーザの側方両側で相互に連結されており、
    大腿リンクが、膝前上方から膝関節の側方両側の連結部へ向かって後方斜め下方に伸びるU字形状の大腿下部フレームを有していることを特徴とする請求項1に記載の脚装具。
  3. 大腿下部フレームは、脚装具を装着したユーザが膝関節を伸ばしきったときに、ユーザの大腿の長手方向に対してピッチ軸回りに30度の傾きをなしていることを特徴とする請求項2に記載の脚装具。
  4. 下腿リンクが、膝前下方から膝関節の側方両側の連結部へ向かって後方斜め上方に伸びるU字形状の下腿上部フレームを有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の脚装具。
  5. 下腿上部フレームは、脚装具を装着したユーザが膝関節を伸ばしきったときに、ユーザの大腿の長手方向に対してピッチ軸回りに30度の傾きをなしていることを特徴とする請求項4に記載の脚装具。
  6. ユーザの足に取り付けられ、足首関節の側方で下腿リンクと揺動可能に連結している足リンクをさらに備えており、
    大腿リンクは前後からユーザの大腿を支持しており、下腿リンクは前後からユーザの下腿を支持しており、足リンクは後方からユーザの足の踵を支持していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の脚装具。
  7. 下腿リンクに対する大腿リンクの初期位置が調整可能であることを特徴とする請求項6に記載の脚装具。
  8. 下腿リンクにおいてユーザの脛に対向する面に脛あてパッドが取り付けられており、下腿リンクの前記対向する面から脛あてパッド表面までの距離が調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の脚装具。
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