JP2012125073A - 電池パック及びそれを備えた電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気二重層キャパシタの充電完了時に信号を出力する回路において、充電完了判定の基準電圧を電池から得ることにより、この電池の残量によって異なる電気二重層キャパシタの充電完了時を明確にすることができる電池パックを備えた電動工具を提供する。
【解決手段】電池パックを備えた電動工具において、電気二重層キャパシタ103〜108と、電気二重層キャパシタ103〜108を充電する電池101と、電気二重層キャパシタ103〜108の電圧を検出する抵抗109,110と、電池101の電圧を検出する抵抗111,112と、これらの出力を比較するオペアンプ113とを有し、オペアンプ113は、抵抗111,112の分圧値を基準電圧とし、抵抗109,110の分圧値が基準電圧を上回った場合に電気二重層キャパシタ103〜108の充電が完了したことを示す信号を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池パック及びそれを備えた電動工具の技術に関し、特に、一次電池または二次電池で電気二重層キャパシタを充電し、この電気二重層キャパシタが駆動源となる電動工具に関するものである。
例えば、電動工具の技術においては、充電した二次電池でモータを動かすコードレス工具がすでに実用化されている。また、急速充放電が可能で長寿命など、二次電池には無い特徴を持つ電気二重層キャパシタもすでに知られている。
しかし、電気二重層キャパシタは二次電池と異なり、充電状態により電気二重層キャパシタ間電圧が変化するため、二次電池の代用品としてではなく、二次電池と併用することで補助電源として利用されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−48177号公報
前述したような、二次電池で電気二重層キャパシタを充電し、この電気二重層キャパシタが駆動源となる電動工具において、電気二重層キャパシタの急速充電の利便性を追及するため、電気二重層キャパシタの充電完了時に信号を出力する回路を設けた場合、二次電池の残量により電気二重層キャパシタへの満充電値が異なることから、充電完了時が明確に表示されない問題が考えられる。
そこで、本発明の目的は、上記した問題を解決するため、電気二重層キャパシタの充電完了時に信号を出力する回路において、充電完了判定の基準電圧を電池から得ることにより、この電池の残量によって異なる電気二重層キャパシタの充電完了時を明確にすることができる電池パック及びそれを備えた電動工具を提供することである。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、上記目的を達成するため、本発明の電池パックは、電気二重層キャパシタと、電気二重層キャパシタを充電する電池と、電気二重層キャパシタの電圧を検出する第1電圧検出手段と、電池の電圧を検出する第2電圧検出手段と、第1電圧検出手段の出力と第2電圧検出手段の出力とを比較する第1比較手段とを有し、第1比較手段は、第2電圧検出手段の出力を基準電圧とし、第1電圧検出手段の出力が基準電圧を上回った場合に電気二重層キャパシタの充電が完了したことを示す信号を出力することを特徴とする。さらに望ましくは、第1比較手段の出力により電気二重層キャパシタの充電状態を表示する第1表示手段を有することを特徴とする。
また、本発明の電池パックを備えた電動工具は、電池及び電気二重層キャパシタに並列に接続されたモータを有し、モータは、電気二重層キャパシタを駆動源とすることを特徴とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、本発明によれば、充電完了判定の基準電圧を電池から得ることにより、この電池の残量によって異なる電気二重層キャパシタの充電完了時を明確にすることができる。この結果、電池パック及びそれを備えた電動工具において、電気二重層キャパシタの急速充電の利便性の追及に対しても、電気二重層キャパシタの充電完了時を簡便に知ることができる。また、電気二重層キャパシタを駆動源とし、電池の代用品としての性質を活かすことができる。
本発明の実施形態1に係る電池パックを備えた電動工具の構成の一例を示す回路図である。 本発明の実施形態2に係る電池パックを備えた電動工具の構成の一例を示す回路図である。 本発明の実施形態2に係る電池パックを備えた電動工具の動作フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る電池パックを備えた電動工具において、時間に対する電池の分圧値と電気二重層キャパシタ列の分圧値の関係の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態3に係る電池パックを備えた電動工具の構成の一例を示す回路図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
[実施形態1]
本発明の実施形態1を、図1を用いて説明する。
本実施形態1の電動工具に備えられた電池パックは、電気二重層キャパシタ(電気二重層キャパシタ103〜108)と、電気二重層キャパシタを充電する電池(電池101)と、電気二重層キャパシタの電圧を検出する第1電圧検出手段(抵抗109,110)と、電池の電圧を検出する第2電圧検出手段(抵抗111,112)と、第1電圧検出手段の出力と第2電圧検出手段の出力とを比較する第1比較手段(オペアンプ113)とを有し、第1比較手段は、第2電圧検出手段の出力を基準電圧とし、第1電圧検出手段の出力が基準電圧を上回った場合に電気二重層キャパシタの充電が完了したことを示す信号を出力することを特徴とする。さらに望ましくは、第1比較手段の出力により電気二重層キャパシタの充電状態を表示する第1表示手段(LED115)を有することを特徴とする。
そして、上記電池パックを備えた電動工具は、電池及び電気二重層キャパシタに並列に接続されたモータ(モータ118)を有し、モータは、電気二重層キャパシタを駆動源とすることを特徴とする。
以上の特徴を有する本実施形態1の電動工具を、以下において具体的に説明する。
<電動工具の構成>
図1は、本発明の実施形態1に係る電池パックを備えた電動工具の構成の一例を示す回路図である。
本実施形態1の電動工具は、電池パック100と、この電池パック100を駆動源とする電動工具本体116から構成されている。この電動工具は、電動工具本体116に電池パック100が装着されることで、電池パック100と電動工具本体116とが電気的に接続される。
電池パック100は、電池101、ダイオード102、電気二重層キャパシタ103,104,105,106,107,108、抵抗109,110、抵抗111,112、オペアンプ113、抵抗114、LED115から構成されている。電池101としては、一次電池または二次電池が用いられる。以下では、電気二重層キャパシタ103〜108のキャパシタ列を、単に電気二重層キャパシタ列103〜108とも記載する。
電動工具本体116は、モータ制御回路117、モータ118から構成されている。
電池パック100において、電池101の正極端子は、ダイオード102のアノードに接続されている。ダイオード102のカソードは、電気二重層キャパシタ列103〜108の高電位側に接続されている。電池101の負極端子は、電気二重層キャパシタ列103〜108の低電位側に接続されている。電気二重層キャパシタ列103〜108は、電気二重層キャパシタ列103〜105、電気二重層キャパシタ列106〜108がそれぞれ直列に接続され、電気二重層キャパシタ列103〜105と電気二重層キャパシタ列106〜108が並列に接続されているものである。これらの直並列に接続された電気二重層キャパシタ列103〜108は、電池101により充電される。なお、本実施の形態では、電気二重層キャパシタ列を2列としたが、1列、3列以上であっても良い。
また、電気二重層キャパシタ列103〜108の高電位側と低電位側との間には、直列に接続された抵抗109と抵抗110が接続されている。抵抗109と抵抗110との接続点は、オペアンプ113の正入力端子(+)に接続されている。電池101の正極端子と負極端子との間には、直列に接続された抵抗111と抵抗112が接続されている。抵抗111と抵抗112との接続点は、オペアンプ113の負入力端子(−)に接続されている。
そして、オペアンプ113の出力端子は、抵抗114の一端に接続されている。抵抗114の他端は、LED115のアノードに接続されている。LED115のカソードは、電気二重層キャパシタ列103〜108の低電位側に接続されている。
また、電気二重層キャパシタ列103〜108の高電位側は、電池パック100の正極端子に接続されている。電気二重層キャパシタ列103〜108の低電位側は、電池パック100の負極端子に接続されている。
電動工具本体116において、電動工具本体116の正極端子と負極端子は、モータ制御回路117に接続されている。モータ制御回路117は、モータ118の正極端子と負極端子に接続されている。
以上のような構成および接続による電池パック100と電動工具本体116は、電動工具として、電動工具本体116に電池パック100が装着されることで、電池パック100の正極端子が電動工具本体116の正極端子に電気的に接続され、かつ、電池パック100の負極端子が電動工具本体116の負極端子に電気的に接続される。
<電動工具の動作>
次に、前述した図1の電動工具の動作について説明する。
電池パック100において、電池101は、ダイオード102を介して、電気二重層キャパシタ列103〜108に接続され、これらの電気二重層キャパシタ列103〜108は電池101により充電される。そして、電動工具本体116において、電気二重層キャパシタ列103〜108に充電された電圧がモータ制御回路117を介してモータ118に供給され、モータ118が駆動される。
また、電気二重層キャパシタ列103〜108の電圧は、抵抗109,110によって分圧される。一方、電池101の電圧は、抵抗111,112によって分圧される。このように、抵抗111,112により分圧された電池101の分圧値は、オペアンプ113の負入力端子(−)に入力され、基準電圧となる。一方、オペアンプ113の正入力端子(+)には、抵抗109,110により分圧された電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値が入力される。
そして、オペアンプ113は、正入力端子(+)に入力された電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値と、負入力端子(−)に入力された電池101の分圧値とを比較する。この比較の結果、電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値が、電池101の分圧値を上回った場合には、オペアンプ113は、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電が完了したことを示す信号、すなわちハイの信号を出力する。
さらに、オペアンプ113の出力がハイとなると、出力電流は抵抗114を介してLED115に流れ、LED115を点灯させ、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電が完了したことを知らせる。この状態は、モータ118が駆動可能な状態である。
一方、オペアンプ113による比較の結果、電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値が、電池101の分圧値を下回った場合には、オペアンプ113はロウの信号を出力するために、LEDは消灯する。この状態は、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電が完了していない状態である。
<実施形態1の効果>
以上に説明した本実施形態1の電動工具によれば、電気二重層キャパシタ列103〜108の電圧を検出する抵抗109,110、電池101の電圧を検出する抵抗111,112、これらの出力を比較するオペアンプ113、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電状態を表示するLED115などを有することで、オペアンプ113は、基準電圧を電池101から得て、この電池101により充電される電気二重層キャパシタ列103〜108の充電が完了したことを示す信号を出力してLED115を点灯させることにより、電池101の残量によって異なる電気二重層キャパシタ列103〜108の充電完了時を明確にすることができる。
すなわち、オペアンプ113は、充電完了判定の基準電圧を電池101から得ることで、電池残量にかかわらず、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電完了を正確に検出することが可能となる。さらに、LED115で表示することで、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電完了を容易に知ることが可能となる。また、電気二重層キャパシタ列103〜108および電池101の電圧の検出に、抵抗109,110、抵抗111,112による分圧抵抗を用いることで、回路が容易になる。
この結果、電気二重層キャパシタ列103〜108の急速充電の利便性の追及に対しても、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電完了時を簡便に知ることができる。また、電気二重層キャパシタ列103〜108を駆動源とし、電池101の代用品としての性質を活かすことができる。
[実施形態2]
本発明の実施形態2を、図2〜4を用いて説明する。
本実施形態2の電動工具は、前記実施形態1に対して、電池残量を表示する機能と充電未完了時にモータの駆動を禁止する機能とが追加されている点が異なる。
本実施形態2の電動工具に備えられた電池パックは、電池残量を表示する機能として、電気二重層キャパシタの電圧と電池残量表示の基準電圧とを比較する第2比較手段(オペアンプ130)と、第2比較手段による比較の結果、電池残量表示の基準電圧が電気二重層キャパシタの電圧を上回った場合に点灯する第2表示手段(LED132)とを有することを特徴とする。
さらに、充電未完了時にモータの駆動を禁止する機能として、モータに直列に接続された第2スイッチ(FET124)を有し、さらに、第1比較手段(オペアンプ113)とは逆に動作して、電気二重層キャパシタの充電が未完了であることを示す信号を出力する第3比較手段(オペアンプ120)と、第3比較手段の出力により動作し、電気二重層キャパシタの充電が未完了である場合に第2スイッチ(FET124)をオフにしてモータの駆動を禁止する第3スイッチ(トランジスタ121)とを有することを特徴とする。
以上の特徴を有する本実施形態2の電動工具を、この特徴部分を主にして、以下において具体的に説明する。
<電動工具の構成>
図2は、本発明の実施形態2に係る電池パックを備えた電動工具の構成の一例を示す回路図である。
本実施形態2の電動工具は、電池パック100と、この電池パック100を駆動源とする電動工具本体116から構成されている。
電池パック100は、電池101、ダイオード102、電気二重層キャパシタ103,104,105,106,107,108、抵抗109,110、抵抗111,112、オペアンプ113、抵抗114、LED115に加えて、さらに、オペアンプ120、トランジスタ121、抵抗122,123、オペアンプ130、FET131、LED132、抵抗133、ツェナーダイオード134、コンデンサ135、抵抗136,137,138から構成されている。
電動工具本体116は、モータ制御回路117、モータ118に加えて、さらに、FET124、抵抗125、工具スイッチ126から構成されている。抵抗125および工具スイッチ126は、モータ制御回路117内に設けられている。
電池パック100において、オペアンプ120は、正入力端子(+)がオペアンプ113の負入力端子(−)に接続され、負入力端子(−)がオペアンプ113の正入力端子(+)に接続されている。オペアンプ120の出力端子は、抵抗122の一端に接続されている。抵抗122の他端は、トランジスタ121のベースに接続されている。トランジスタ121のベースとエミッタの間には、抵抗123が接続されている。トランジスタ121のコレクタは、電池パック100の信号端子に接続されている。
また、電気二重層キャパシタ列103〜108の高電位側と低電位側との間には、直列に接続された抵抗136と抵抗137が接続されている。抵抗136と抵抗137との接続点は、オペアンプ130の負入力端子(−)に接続されている。抵抗137の両端には、コンデンサ135が接続されている。また、電気二重層キャパシタ列103〜108の高電位側と低電位側との間には、抵抗133とこの抵抗133の方向に順方向に接続されたツェナーダイオード134が接続されている。抵抗133とツェナーダイオード134との接続点は、オペアンプ130の正入力端子(+)に接続されている。
そして、オペアンプ130の出力端子は、抵抗138の一端に接続されている。抵抗138の他端は、LED132のアノードに接続されている。LED132のカソードは、電気二重層キャパシタ列103〜108の低電位側に接続されている。
また、オペアンプ130の出力端子は、FET131のゲートに接続されている。FET131のドレインは抵抗114とLED115の接続点に接続されている。FET131のソースは、電気二重層キャパシタ列103〜108の低電位側に接続され、グランド電位となっている。
電動工具本体116において、電動工具本体116の正極端子と負極端子は、モータ制御回路117に接続されている。モータ制御回路117の内部では、電動工具本体116の正極端子に工具スイッチ126の一端が接続されている。工具スイッチ126の他端は、抵抗125の一端に接続されている。抵抗125の他端は、電動工具本体116の信号端子に接続されている。
また、モータ制御回路117の外部において、工具スイッチ126の他端は、モータ118の正極端子に接続されている。モータ118の負極端子は、FET124のドレインに接続されている。FET124のゲートは、電動工具本体116の信号端子に接続されている。FET124のソースは、電動工具本体116の負極端子に接続されている。
以上のような構成および接続による電池パック100と電動工具本体116は、電動工具として、電動工具本体116に電池パック100が装着されることで、電池パック100の正極端子が電動工具本体116の正極端子に電気的に接続され、かつ、電池パック100の負極端子が電動工具本体116の負極端子に電気的に接続されるのに加えて、電池パック100の信号端子が電動工具本体116の信号端子に電気的に接続される。
<電動工具の動作>
次に、前述した図2の電動工具の動作について説明する。
本実施形態2においても、抵抗109,110、抵抗111,112、オペアンプ113、抵抗114、LED115による動作は前記実施形態1と同様であり、オペアンプ113は、正入力端子(+)に入力された電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値と、負入力端子(−)に入力された電池101の分圧値とを比較し、電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値が電池101の分圧値を上回った場合にはハイの信号を出力し、LED115を点灯させて、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電が完了したことを知らせる。一方、電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値が、電池101の分圧値を下回った場合にはロウの信号を出力するためにLEDは消灯する。この状態は、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電が完了していない状態である。この動作を、(1)充電完了を表示する機能の動作と記載する。
この(1)充電完了を表示する機能の動作と並行して、本実施形態2においては、(2)電池残量を表示する機能、(3)充電未完了時にモータの駆動を禁止する機能が動作している。
(2)電池残量を表示する機能
この電池残量を表示する機能の動作は、オペアンプ130、FET131、LED132、抵抗133、ツェナーダイオード134、コンデンサ135、抵抗136,137,138により実現される。
オペアンプ130は、正入力端子(+)に、電気二重層キャパシタ列103〜108の高電位側と低電位側との間に接続された抵抗133とツェナーダイオード134との接続点が接続され、電池残量表示の基準電圧に相当する電圧が入力される。一方、負入力端子(−)には、電池101の高電位側と低電位側との間(電池101と並列)に接続された抵抗136と抵抗137との接続点が接続され、電池電圧に相当する電圧が入力される。なお、ダイオード102による電圧ドロップは微小であるため、抵抗136と抵抗137を電気二重層キャパシタ列103〜108の高電位側と低電位側との間に接続しても良い。
そして、オペアンプ130は、正入力端子(+)に入力された電池残量表示の基準電圧と、負入力端子(−)に入力された電池電圧とを比較し、電池電圧が電池残量表示の基準電圧を下回った場合にはハイの信号を出力し、LED132を点灯させて、電池残量がなくなったことを知らせる。この時に同時に、オペアンプ130の出力端子に接続されたFET131がオンし、LED115のアノード側がグラント電位に落ちる(接続される)ため、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電完了状態を表示するLED115は消灯する。
一方、オペアンプ130による比較の結果、電池電圧が電池残量表示の基準電圧を上回った場合には、オペアンプ130はロウの信号を出力するために、LED132は消灯する。この状態は、電池残量がなくなっていない状態(電池101が使用可能な状態)である。この時には、オペアンプ130の出力端子に接続されたFET131がオフしているため、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電完了状態を表示するLED115は点灯している状態である。
(3)充電未完了時にモータの駆動を禁止する機能
この充電未完了時にモータの駆動を禁止する機能の動作は、オペアンプ120、トランジスタ121、抵抗122,123、FET124、抵抗125、工具スイッチ126により実現される。
オペアンプ120は、オペアンプ113とは逆に、正入力端子(+)に、オペアンプ113の負入力端子(−)が接続され、電池101の分圧値が入力される。一方、負入力端子(−)には、オペアンプ113の正入力端子(+)が接続され、電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値が入力される。
そして、オペアンプ120は、正入力端子(+)に入力された電池101の分圧値と、負入力端子(−)に入力された電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値とを比較し、電池101の分圧値が電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値を上回った場合にはハイの信号を出力し、トランジスタ121をオンにする。トランジスタ121がオンすると、抵抗125を介してFET124のゲートはグランド電位に落ちるため、FET124はオフとなり、モータ118の駆動を禁止する。
一方、オペアンプ120による比較の結果、電池101の分圧値が電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値を下回った場合には、オペアンプ120はロウの信号を出力するために、トランジスタ121はオフとなる。トランジスタ121がオフの時は、抵抗125を介して電池電圧(キャパシタ電圧)がFET124のゲートに印加されFET124がオンするため、モータ118は駆動できる状態である。
以上の(1)充電完了を表示する機能の動作、(2)電池残量を表示する機能の動作、(3)充電未完了時にモータの駆動を禁止する機能の動作をまとめると、図3及び図4のように示すことができる。図3は、電動工具の動作フローの一例を示すフローチャートである。図4は、時間に対する電池の分圧値と電気二重層キャパシタ列の分圧値の関係の一例を示す説明図である。
図3に示すように、電池電圧と電池残量表示の基準電圧との大小比較(図3−S1:オペアンプ130)は常に行っており、この比較結果に応じて以下の2つの制御を行う。
(a)電池電圧>電池残量表示の基準電圧
図4において、時間0〜T5までは、電池電圧が電池残量表示の基準電圧を上回っているため、充電完了状態を表示するLED115は点灯することができる状態である。この状態では、電池残量状態を表示するLED132は消灯している。
このとき、電池101の分圧値と電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値の大小比較(図3−S2:オペアンプ113)に応じて、充電完了状態を表示するLED115は点灯または消灯となる。
例えば、電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値が電池101の分圧値を上回る場合は、充電完了状態を表示するLED115は点灯し、同時に、電池残量状態を表示するLED132は消灯し、モータ118は駆動する(図3−S3)。
一方、電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値が電池101の分圧値を下回る場合は、充電完了状態を表示するLED115は消灯し、同時に、電池残量状態を表示するLED132は消灯し、モータ118は停止する(図3−S4)。
具体的に、図4において、時間0では、電気二重層キャパシタ列103〜108は電池101により充電され、充電完了時の電圧値となっている。この時の電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値は、電池101の分圧値よりも低くなっている。この理由は、電気二重層キャパシタ列103〜108は、電池101からダイオード102を介して接続されているため、充電電圧に順方向電圧ドロップが発生するためである。
時間T1で、工具スイッチ126をオンにする。工具スイッチ126をオンすると、モータ118は駆動し、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電電圧は直線的に減少するため、この電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値も直線的に減少する。この場合に、電池101の分圧値も直線的に減少する。
時間T2では、工具スイッチ126をオフにする。工具スイッチ126をオフすると、モータ118は停止し、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電電圧は対数関数的に増加するため、この電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値も対数関数的に増加する。この場合に、電池101の分圧値も対数関数的に増加する。
以降、時間T3では、再び工具スイッチ126をオンにし、時間T4では、再び工具スイッチ126をオフにし、時間T5では、再び工具スイッチ126をオンにする。
以上の工具スイッチ126のオンとオフを繰り返す時間T1〜T5において、時間t1〜t2、時間t3〜t4の間では、電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値が電池101の分圧値を上回るので、LED115は点灯する。一方、時間t2〜t3の間では、電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値が電池101の分圧値を下回るので、LED115は消灯する。
(b)電池電圧<電池残量表示の基準電圧
図4において、時間t4以降は、電池電圧が電池残量表示の基準電圧より低いので、充電完了状態を表示するLED115は点灯することができない状態である。この状態では、電池残量状態を表示するLED132が点灯する。このとき、充電完了状態を表示するLED115は消灯維持となる。すなわち、電池残量状態を表示するLED132が点灯し、同時に、充電完了状態を表示するLED115は消灯し、モータ118は停止する(図3−S5)。
具体的に、図4において、時間T6では、電池残量表示の基準電圧より電池電圧が下回り、電池残量がなくなっている状態なので、キャパシタ充電完了時にLED115は点灯しない。
<実施形態2の効果>
以上に説明した本実施形態2の電動工具によれば、前記実施形態1と同様の構成により前記実施形態1と同様の効果を得ることができ、さらに、電池残量を表示する機能として、電気二重層キャパシタ列103〜108の電圧と電池残量表示の基準電圧とを比較するオペアンプ130、この比較の結果、電池残量表示の基準電圧が電気二重層キャパシタ列103〜108の電圧を上回った場合に点灯するLED132などを有することで、オペアンプ130は電池残量表示の基準電圧が電池101の電圧を上回った場合にLED132を点灯させることができる。
さらに、充電未完了時にモータの駆動を禁止する機能として、モータ118に直列に接続されたFET124、さらに、オペアンプ113とは逆に動作して、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電が未完了であることを示す信号を出力するオペアンプ120、この出力により動作し、電気二重層キャパシタ列103〜108の充電が未完了である場合にFET124をオフにしてモータ118の駆動を禁止するトランジスタ121などを有することで、オペアンプ120は電気二重層キャパシタ列103〜108の充電が未完了である場合にモータ118の駆動を禁止することができる。
[実施形態3]
本発明の実施形態3を、図5を用いて説明する。
本実施形態3の電動工具は、前記実施形態1に対して、電池の種類に応じて基準電圧を変更する機能が追加されている点が異なる。
本実施形態3の電動工具に備えられた電池パックは、電池の種類に応じて基準電圧を変更する機能として、第2電圧検出手段の分圧抵抗(抵抗111)に直列に接続され、互いに並列に接続された複数の抵抗(抵抗112a,112b)と、複数の抵抗のそれぞれに直列に接続された複数の第1スイッチ(トランジスタ143,144)と、電池の種類を判別し、この判別した電池の種類に応じて複数の抵抗のいずれかに切り換えるために複数の第1スイッチを制御する制御手段(マイコン142)とを有し、第1比較手段(オペアンプ113)は、分圧抵抗と制御手段の制御により切り換えられた抵抗とによる分圧電圧を基準電圧とすることを特徴とする。
以上の特徴を有する本実施形態3の電動工具を、この特徴部分を主にして、以下において具体的に説明する。
<電動工具の構成>
図5は、本発明の実施形態3に係る電池パックを備えた電動工具の構成の一例を示す回路図である。
本実施形態3の電動工具は、電池パック100と、この電池パック100を駆動源とする電動工具本体116から構成されている。
電池パック100は、電池101、ダイオード102、電気二重層キャパシタ103,104,105,106,107,108、抵抗109,110、抵抗111,112、オペアンプ113、抵抗114、LED115に加えて、さらに、レギュレータ141、マイコン142、トランジスタ143,144、抵抗145,146,147,148から構成されている。
例えば、抵抗112は、2種類の電池101に対応するために、抵抗112aと抵抗112bから構成されている。また、電池101は、取り付け/取り外し可能であり、この電池101側に電池101の種類に応じた抵抗145が設けられている。
電動工具本体116は、前記実施形態1と同様に、モータ制御回路117、モータ118から構成されている。
電池パック100において、電池101は、正極側が正極端子に接続され、負極側が負極端子に接続されると共に、抵抗145を介して信号端子(T)に接続されている。電池101の正極端子は、レギュレータ141の入力側に接続されている。レギュレータ141の出力側は、マイコン142の電源端子に接続されている。電池101の負極端子は、マイコン142のGND端子に接続されている。
また、電池101の信号端子(T)は、マイコン142の入力端子に接続されている。マイコン142の電源端子と入力端子との間には、抵抗146が接続されている。マイコン142の第1出力端子は、抵抗147を介して、トランジスタ143のベースに接続されている。トランジスタ143のコレクタは、抵抗112aを介して、オペアンプ113の負入力端子(−)に接続されている。
さらに、マイコン142の第2出力端子は、抵抗148を介して、トランジスタ144のベースに接続されている。トランジスタ144のコレクタは、抵抗112bを介して、オペアンプ113の負入力端子(−)に接続されている。そして、トランジスタ143のエミッタ、トランジスタ144のエミッタは、マイコン142のGND端子に接続されている。
以上のような構成および接続による電池パック100と電動工具本体116は、電動工具として、電動工具本体116に電池パック100が装着されることで、電池パック100の正極端子が電動工具本体116の正極端子に電気的に接続され、かつ、電池パック100の負極端子が電動工具本体116の負極端子に電気的に接続される。
さらに、電池パック100においては、電池101が取り付け/取り外し可能であり、種類の異なる複数の電池101を接続することができるようになっている。
<電動工具の動作>
次に、前述した図5の電動工具において、電池の種類に応じて基準電圧を変更する機能の動作について説明する。
まず、電池パック100に電池101が接続されると、レギュレータ141によってマイコン142に駆動電源が供給されてマイコン142が起動した後、電池パック100に接続された電池101の抵抗145の情報を、マイコン142で読み取る。この抵抗145は、抵抗値が電池電圧に対して固定(電池電圧によって異なる値)であり、この抵抗値に応じた電圧が電池101の種類を識別するための情報としてマイコン142により読み取られる。なお、抵抗145の抵抗値は、電池の種類(例えばリチウム電池、ニカド電池、ニッケル水素電池)によって異なる値が設定されていても良い。
次に、マイコン142は、抵抗145から読み取った情報をもとに、トランジスタ143またはトランジスタ144のベースに入力を与え、入力を与えられた少なくとも一方のトランジスタ143または/およびトランジスタ144がオンされる。
例えば、電池101が種類aの場合には、トランジスタ143をオンにして、トランジスタ144をオフにする。トランジスタ143がオンされた場合は、抵抗111と抵抗112aの分圧値がオペアンプ113の負入力端子(−)に入力される。
また、電池101が種類bの場合には、トランジスタ144をオンにして、トランジスタ143をオフにする。トランジスタ144がオンされた場合は、抵抗111と抵抗112bの分圧値がオペアンプ113の負入力端子(−)に入力される。
さらに、電池101が種類cの場合には、トランジスタ143及び144をオンにする。この場合は、抵抗111と抵抗112a及び112bの合成抵抗の分圧値がオペアンプ113の負入力端子(−)に入力される。
そして、オペアンプ113は、電池101の種類に応じて負入力端子(−)に入力された電池101の分圧値と、正入力端子(+)に入力された電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値とを比較し、電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値が電池101の分圧値を上回った場合には充電完了状態を表示するLED115を点灯させ、一方、電気二重層キャパシタ列103〜108の分圧値が電池101の分圧値を下回った場合にはLED115は消灯する。
<実施形態3の効果>
以上に説明した本実施形態3の電動工具によれば、前記実施形態1と同様の構成により前記実施形態1と同様の効果を得ることができ、さらに、電池の種類に応じて基準電圧を変更する機能として、抵抗111に直列に接続された複数の抵抗112a,112b、抵抗112a,112bのそれぞれに直列に接続された複数のトランジスタ143,144、電池101の種類を判別し、この判別した電池101の種類に応じて抵抗112a,112bのいずれかに切り換えるためにトランジスタ143,144を制御するマイコン142などを有することで、マイコン142が電池101の種類を判別し、それぞれのトランジスタ143,144のコレクタ側に接続された抵抗112a,112bを選択することで、接続された電池101の種類に応じてオペアンプ113の負入力端子に入力される基準電圧を変更することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記した実施形態3では、抵抗112a,112bとトランジスタ143,144を用いて基準電圧を変更するようにしたが、マイコン142から直接オペアンプ113の負入力端子に、接続された電池101の種類に応じて異なる信号(電圧)を出力するようにしても良い。
本発明の電池パック及びそれを備えた電動工具は、特に、一次電池または二次電池で電気二重層キャパシタを充電し、この電気二重層キャパシタが駆動源となる電動工具に利用可能である。
100:電池パック、101:電池、102:ダイオード、103,104,105,106,107,108:電気二重層キャパシタ、109,110:抵抗、111,112:抵抗、113:オペアンプ、114:抵抗、115:LED、116:電動工具本体、117:モータ制御回路、118:モータ、
120:オペアンプ、121:トランジスタ、122,123:抵抗、124:FET、125:抵抗、126:工具スイッチ、
130:オペアンプ、131:FET、132:LED、133:抵抗、134:ツェナーダイオード、135:コンデンサ、136,137,138:抵抗、
112a,112b:抵抗、141:レギュレータ、142:マイコン、143,144:トランジスタ、145,146,147,148:抵抗。

Claims (8)

  1. 電気二重層キャパシタと、
    前記電気二重層キャパシタを充電する電池と、
    前記電気二重層キャパシタの電圧を検出する第1電圧検出手段と、
    前記電池の電圧を検出する第2電圧検出手段と、
    前記第1電圧検出手段の出力と前記第2電圧検出手段の出力とを比較する第1比較手段とを有し、
    前記第1比較手段は、
    前記第2電圧検出手段の出力を基準電圧とし、
    前記第1電圧検出手段の出力が前記基準電圧を上回った場合に前記電気二重層キャパシタの充電が完了したことを示す信号を出力することを特徴とする電池パック。
  2. 請求項1記載の電池パックにおいて、
    前記第1比較手段の出力により前記電気二重層キャパシタの充電状態を表示する第1表示手段をさらに有することを特徴とする電池パック。
  3. 請求項1記載の電池パックにおいて、
    前記第1及び第2電圧検出手段は、分圧抵抗から構成されることを特徴とする電池パック。
  4. 請求項2記載の電池パックにおいて、
    前記電気二重層キャパシタの電圧と電池残量表示の基準電圧とを比較する第2比較手段と、
    前記第2比較手段による比較の結果、前記電池残量表示の基準電圧が前記電気二重層キャパシタの電圧を上回った場合に点灯する第2表示手段とをさらに有することを特徴とする電池パック。
  5. 請求項4記載の電池パックにおいて、
    前記第2表示手段が点灯している場合には前記第1表示手段による前記電気二重層キャパシタの充電状態の表示を禁止することを特徴とする電池パック。
  6. 請求項3記載の電池パックにおいて、
    前記第2電圧検出手段の分圧抵抗に並列に接続された複数の抵抗と、
    前記複数の抵抗のそれぞれに直列に接続された複数の第1スイッチと、
    前記電池の種類を判別し、この判別した電池の種類に応じて前記複数の抵抗のいずれかに切り換えるために前記複数の第1スイッチを制御する制御手段とをさらに有し、
    前記第1比較手段は、前記分圧抵抗と前記制御手段の制御により切り換えられた抵抗とによる分圧電圧を前記基準電圧とすることを特徴とする電池パック。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項記載の電池パックを備えた電動工具であって、
    前記電池及び前記電気二重層キャパシタに並列に接続されたモータを有し、
    前記モータは、前記電気二重層キャパシタを駆動源とすることを特徴とする電動工具。
  8. 請求項7記載の電動工具において、
    前記モータに直列に接続された第2スイッチをさらに有し、
    前記電池パックは、
    前記第1比較手段とは逆に動作して、前記電気二重層キャパシタの充電が未完了であることを示す信号を出力する第3比較手段と、
    前記第3比較手段の出力により動作し、前記電気二重層キャパシタの充電が未完了である場合に前記第2スイッチをオフにして前記モータの駆動を禁止する第3スイッチとをさらに有することを特徴とする電動工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015050796A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 株式会社Ihi 電源装置

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