JP2012124217A - ボビン及びコイルステータ - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂モールドの際に導線の引き込み部における断線を防止すること。
【解決手段】ボビン2は、導線5が巻き付けられる巻芯部2aと、巻芯部2aの端部に形成されたフランジ部2b,2cと、一方のフランジ部2cに設けられた端子6A〜6Cとを備える。各端子6A,6Bに対応してフランジ部2cの軸線方向における一端面側には、周方向に延びるように、端子6A,6Bから巻芯部2aへ向けて引き込まれる導線5を巻芯部2aへ向けて案内する導線案内部12が形成される。フランジ部2cには、この導線案内部12により案内される導線5の張力を保持するための張力保持部13A,13Bが設けられる。導線案内部12には、外力に対して導線5を保持するための外力保持部14A,14Bが設けられる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、アクチュエータ等に使用されるコイルステータのボビン及びそのボビンを使用したコイルステータに関する。
従来より、例えば、自動車用のアクチュエータに使用されるコイルステータでは、耐水、耐湿及び防塵等の観点から、樹脂製のボビンに導線を巻き付けてなるコイルボビンを、外装樹脂材(絶縁封止材)によりモールドすることがある。すなわち、ボビンに導線を巻き付けたワークを金型に装着し、金型に溶融樹脂を流し込んでワークの外周を樹脂によりモールドしている。その一例が、下記の特許文献1に開示されている。
ところが、この種の樹脂モールドの際に、溶融樹脂の流れ込みにより導線が押圧されて引張応力が発生すると、導線が断線するおそれがあった。特に、ボビンのフランジ部に設けられた端子から巻芯部へ引き込まれる導線の一部(引き込み部)では、樹脂の押圧による引張応力が発生し易い。
そこで、上記問題に対処するためのコイルボビンが、下記の特許文献2に提案されている。このコイルボビンは、フランジ部に巻芯部に向けて導線を引き込むための導線導入溝と、巻芯部の構成面に形成されて導線の整列巻きを案内するための巻線ガイドとを含む。すなわち、このコイルボビンは、導線が巻かれる巻芯部と、巻芯部の少なくとも一端に設けられたフランジ部とを備え、巻芯部の構成面に対し、導線を軸線方向に沿って巻き回することにより構成される。そして、上記したフランジ部には、その軸線方向の一端側から巻芯部へ向けて導線を引き込むための導線導入溝と、引き込まれた導線を巻芯部の構成面に案内するための導線案内部とが形成される。
特開平7−37718号公報 特開2009−54937号公報 特開2009−141113号公報 特開平10−125540号公報
ところが、特許文献2に記載されたコイルボビンでは、導線案内部の面が引き込み部に密着可能な曲面になっているが、溶融樹脂の流れ込みの圧力により、引き込み部が導線案内部の面と平行に押圧されて引き込み部に引張応力が発生し、断線するおそれがあった。この断線を防止するには、導線の引き込み部を固定するために、樹脂モールドの前に、引き込み部に導線を保護するための接着剤又は樹脂で覆うなどの処理が必要であった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、樹脂モールドの際に導線の引き込み部における断線を防止することを可能としたボビン及びコイルステータを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、導線が巻き付けられる巻芯部と、巻芯部の端部に形成されたフランジ部と、フランジ部に設けられた端子とを備えたボビンにおいて、端子に対応してフランジ部の軸線方向における一端面側にて周方向に延びるように形成され、端子から巻芯部へ向けて引き込まれる導線を巻芯部へ向けて案内するための導線案内部と、導線案内部により案内される導線の張力を保持するための張力保持部と、導線案内部に形成され、外力に対して導線を保持するための外力保持部とを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、端子に一端部が巻き付けられた導線は、端子から巻芯部へ向けて引き込まれ、巻芯部に巻き付けられる。巻芯部へ引き込まれる導線は、張力保持部により張力が保持され、導線案内部により案内されながら、外力保持部により外力に対して保持される。従って、端子から巻芯部へ引き込まれる導線の引き込み部分が、張力保持部により張力が保持されながら外力保持部により保持されるので、外力に対する引張応力が緩和される。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、張力保持部と外力保持部とが隙間を隔てて配置され、導線案内部から張力保持部へ延びる導線の所定の基準線に対する第1の傾斜角度が、外力保持部の基準線に対する第2の傾斜角度より大きく設定されたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、第1の傾斜角度と第2の傾斜角度の差の分だけ外力保持部にて保持された導線に張力が付与されるが、それ以上の張力が加われることはない。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、外力保持部が導線に対して非接触になるように形成されたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、導線は、常には外力保持部に接触せず、外力が加わったときだけ接触しうる。従って、外力保持部に成形上のパーティングラインが存在したとしても、そのラインが常に導線に接触することがない。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の発明において、導線案内部に周方向に延びる複数列の導線通路が形成されたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1乃至3の何れか一つに記載の発明の作用に加え、導線が複数の導線を一組とする場合に、導線案内部にて各導線が複数列の導線通路のそれぞれに保持されるので、各導線にその幅方向への外力が加わっても、各導線の幅方向への移動が規制される。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一つに記載の発明において、導線は2本で一組をなし、導線通路は2本の導線に合わせて2列に形成され、2列の導線通路は、フランジ部の軸線方向に並ぶ第1の導線通路と第2の導線通路とを含み、外力保持部を構成する第1の導線通路の基準線に対する傾斜角度が、外力保持部を構成する第2の導線通路の基準線に対する傾斜角度より大きく設定されたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1乃至4の何れか一つに記載の発明の作用に加え、2列の導線通路のうち外力保持部を構成する部分が、傾斜角度の異なる第1の導線通路と第2の導線通路とに分かれ、各導線通路にて導線が保持される。従って、外力保持部にて各導線にその幅方向への外力が加わっても、各導線のそれぞれにつき幅方向への移動が規制される。
上記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一つに記載の発明において、導線案内部が、フランジ部の一端面側においてカバー部により覆われたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1乃至5の何れか一つに記載の発明の作用に加え、フランジ部とカバー部との間で、導線の幅方向への移動が規制される。
上記目的を達成するために、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか一つに記載のボビンを使用したコイルステータであって、ボビンの巻芯部の外周に導線が巻き回されることでコイルが形成され、導線の一端部が導線案内部に案内されると共に端子に接続されており、導線案内部を含むボビン、導線及びコイルの外周が外装樹脂材によりモールドされたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、案内部を含むボビン、導線及びコイルが外装樹脂材によりモールドされるので、ボビン、導線及びコイルが湿気や損傷から保護される。
請求項1又は2に記載の発明によれば、導線を巻き回したボビンを外装樹脂材によりモールドする際に、端子から導線案内部への導線の引き込み部における断線を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、外力保持部にパーティングラインが存在したとしても、そのラインとの接触による導線の傷付きを防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れか一つに記載の発明の効果に加え、導線案内部における複数の導線の幅方向への移動又は擦れを防止することができ、導線の絶縁性を確保することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4の何れか一つに記載の発明の効果に加え、各外力保持部における各導線の幅方向への移動又は擦れを防止することができ、各導線の絶縁性を確保することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至5の何れか一つに記載の発明の効果に加え、導線案内部において導線を脱落なく確実に保持することができる。
請求項7に記載の発明によれば、コイルステータとして耐久性を向上させることができる。
第1実施形態に係り、コイルステータを一部破断して示す正断面図。 同実施形態に係り、コイルステータを示す図1のA−A線断面図。 同実施形態に係り、外装樹脂材をモールドする前の、コイルを設けたボビンを示す正面図。 同実施形態に係り、外装樹脂材をモールドする前の、コイルを設けたボビンを示す側面図。 同実施形態に係り、コイルを設けたボビンをカバー部を取り除いて一部破断して示す正面図。 同実施形態に係り、コイルを設けたボビンを示す図5のB−B線断面図。 同実施形態に係り、コイルを設けないボビンをカバー部を取り除いて一部破断して示す正面図。 同実施形態に係り、導線案内部を示す図5のC−C線に沿った拡大断面図。 同実施形態に係り、ボビンを図5のコイル巻き始め箇所の主要部を拡大して示す正面図。 同実施形態に係り、ボビンを図5のコイル巻き始め箇所の主要部を拡大して示す正面図。 同実施形態に係り、外装樹脂材のモールドに際し、溶融樹脂の圧力が加わって導線が押圧された状態を示す図9,10に準ずる正面図。 第2実施形態に係り、コイルを設ける前のボビンを示す正面図。 同実施形態に係り、コイルを設ける前のボビンを示す図12のD−D線断面図。 同実施形態に係り、コイルを設ける前のボビンの一部を示す図13のE−E線断面図。 同実施形態に係り、図14のボビンを上から見た状態を示す平面図。
<第1実施形態>
以下、本発明におけるボビン及びコイルステータを具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、この実施形態におけるコイルステータ1を一部破断して正断面図により示す。図2に、コイルステータ1を図1のA−A線断面図により示す。図1,2に示すように、コイルステータ1は、ステップモータの構成要素であり、樹脂成形されたボビン2を備える。ボビン2には、コイル3が設けられる。ボビン2及びコイル3等の外周は、外装樹脂材4によりモールドされている。
図3に、外装樹脂材4をモールドする前の、コイル3を設けたボビン2を正面図により示す。図4に、外装樹脂材4をモールドする前の、コイル3を設けたボビン2を側面図により示す。図5に、コイル3を設けたボビン2を後述するカバー部15を取り除いて一部破断して正面図により示す。図6に、コイル3を設けたボビン2を、図5のB−B線断面図により示す。図7に、コイル3を設けないボビン2を、カバー部15を取り除いて一部破断して正面図により示す。
図3〜6に示すように、このボビン2は、導線5(本実施形態で「0.2(mm)」程度の直径を有する。)が巻き付けられる巻芯部2aと、巻芯部2aの両端部に形成された第1のフランジ部2b及び第2のフランジ部2cと、第2のフランジ部2cに設けられた複数(この実施形態では3つ)の端子6A,6B,6Cとを備える。第1の端子6A及び第2の端子6Bに対応して、第2のフランジ部2cの軸線方向における一端面側、すなわち巻芯部2aとは反対側(反巻芯部側)には、各端子6A,6Bから巻芯部2aへ向けて導線5を引き込むための2つの導線導入溝11A,11Bが形成される。また、第2のフランジ部2cの反巻芯部側には、各導線導入溝11A,11Bから引き込まれた導線5を巻芯部2aへ向けて案内するための導線案内部12が、周方向に延びるように形成される。
図5において、導線案内部12は、導線5が案内される位置aから位置bまでの部分、位置bから位置cまでの部分、並びに、位置bから位置dまでの部分より構成される。各導線導入溝11A,11Bには、導線案内部12により案内される導線5の張力を保持するための第1の張力保持部13A及び第2の張力保持部13Bがそれぞれ形成される。各張力保持部13A,13Bは、外へ凸に湾曲した形状をなす。導線案内部12には、外力に対して導線5を保持するための二つの外力保持部14A,14Bが形成される。図5において、第1の外力保持部14Aは、導線案内部12の中の位置bから位置cまでの部分に相当し、第2の外力保持部14Bは、位置bから位置dまでの部分に相当する。ここで、図3,4に示すように、導線案内部12は、第2のフランジ部2cの反巻芯部側においてカバー部15により覆われる。このようにボビン2が構成され、その巻芯部2aに導線5が巻き回されることで、コイル3が設けられる。図5に示すように、導線案内部12にて案内される導線5は、第2のフランジ部2cの巻芯部側に形成された切欠き部16から巻芯部2aへ導かれる。
図1,2において、各端子6A,6Bに接続された導線5(5A,5B)は、導線導入溝11A,11Bを経由して導線案内部12に案内され、切欠き部16を解して引き出され巻芯部2aに巻き付けられ、巻き終わりは端子6B,6Cに接続される。そして、導線案内部12及び各導線導入溝11A,11Bを含むボビン2と、導線5及びコイル3の外周とが、外装樹脂材4によりモールドされている。すなわち、コイル3を設けたボビン2をワークとして金型に装着し、金型に溶融した樹脂を流し込んでワークの外周を樹脂によりモールドするようにしている。ボビン2の巻芯部2aは、空洞をなし、その空洞部にはステータ7が組み付けられている。このステータ7の内側にロータが組み込まれることにより、ステップモータが構成されるようになっている。
この実施形態で、導線5は2本で一組をなす。図8に、導線案内部12を図5のC−C線に沿った拡大断面図により示す。導線案内部12には、図8に示すように、周方向に延びる2列の導線通路17A,17Bが、2本の導線5(5A,5B)に合わせて形成される。2列の導線通路17A,17Bは、第2のフランジ部2cの軸線方向に並ぶ第1の導線通路17Aと第2の導線通路17Bとを含む。図8に示す拡大断面図は、図5において位置aから位置bまでの部分の導線案内部12の断面形状を示す。二つの外力保持部14A,14Bでは、図8に示す2列の導線通路17A,17Bが、第1の導線通路17Aと第2の導線通路17Bとに分かれてそれぞれ1列をなす。
図9に、ボビン2を図5のコイル巻き始め箇所の主要部を拡大して正面図により示す。図10に、ボビン2を図5のコイル巻き始め箇所の主要部を拡大して正面図により示す。各張力保持部13A,13Bと各外力保持部14A,14Bとは、それぞれ隙間を隔てて配置される。図9に示すように、第1の外力保持部14Aは、湾曲状に凹み形成される。ここで、図9に示すように、その外力保持部14Aの位置bを基点として第1の張力保持部13Aへ延びる1本の導線5Aの所定の基準線L1に対する第1の傾斜角度θ1は、その位置bを基点として第1の外力保持部14Aの最も凹んだ部分を通る直線の基準線L1に対する第2の傾斜角度θ2より大きく設定される。同様に、図10に示すように、第2の外力保持部14Bは、湾曲状に凹み形成される。ここで、図10に示すように、その外力保持部14Bの位置bを基点として第2の張力保持部13Bへ延びる1本の導線5Bの所定の基準線L1に対する第1の傾斜角度θ4は、その位置bを基点として第2の外力保持部14Bの最も凹んだ部分を通る直線の基準線L1に対する第2の傾斜角度θ5よりも大きく設定される。
また、図9,10において、第1の外力保持部14Aに関する第2の傾斜角度θ2は、第2の外力保持部14Bに関する第2の傾斜角度θ5より大きく設定される。すなわち、第1の外力保持部14Aを構成する第1の導線通路17Aの基準線L1に対する第2の傾斜角度θ2が、第2の外力保持部14Bを構成する第2の導線通路17Bの基準線L1に対する第2の傾斜角度θ5より大きく設定される。
この実施形態では、各外力保持部14A,14Bが湾曲状に凹み形成されることから、各外力保持部14A,14Bの中心部分は、通常は、導線5(5A,5B)に対して非接触となっている。すなわち、第1の外力保持部14A(第1の導線通路17A)は、湾曲状に凹み形成されることで、通常状態では、導線5Aが外力保持部14Aに対して非接触となっている。同様に、第2の外力保持部14B(第2の導線通路17B)は、湾曲状に凹み形成されることで、通常状態では、導線5Bが外力保持部14Bに対して非接触となっている。この実施形態では、図9,10に示すように、凹み形成された各外力保持部14A,14Bの中に対応して、水平方向に延びるパーティングラインPLが存在している。すなわち、このパーティングラインPLを境に金型の型締め型開きがなされるようになっている。
以上説明したこの実施形態のボビン2によれば、各端子6A,6Bに一端部が巻き付けられた導線5(5A,5B)は、対応する各導線導入溝11A,11Bを介し巻芯部2aへ向けて引き込まれ、巻芯部2aに巻き付けられる。ここで、巻芯部2aへ引き込まれる導線5は、各導線導入溝11A,11Bにて対応する各張力保持部13A,13Bにより張力が保持されながら、導線案内部12により案内され、各外力保持部14A,14Bにより外力に対して保持される。従って、導線5(5A,5B)の引き込み部分が、対応する各張力保持部13A,13Bにより張力が保持されながら各外力保持部14A,14Bにより保持されるので、外力に対する引張応力が緩和される。このため、外装樹脂材4によりモールドする際に、各端子6A,6Bから導線案内部12への導線5の引き込み部における断線を防止することができる。
図11に、外装樹脂材4によるモールドに際して、溶融した樹脂の圧力(白抜き矢印で示す。)が加わって導線5A,5Bが押圧された状態を図9,10に準ずる正面図により示す。図11に示すように、樹脂モールドの際に、溶融した樹脂は、各導線導入溝11A,11B等から第2のフランジ部2cとカバー部15との間へ流れ込み、導線5には、溶融樹脂の圧力が作用する。このとき、導線5A,5Bは、溶融樹脂の圧力により、対応する各外力保持部14A,14Bにて凹みの形状に倣って変移し、保持される。従って、導線5A,5Bが、これ以上変移することがなく、導線5A,5Bの引張応力が緩和されることとなる。
この実施形態のボビン2では、各張力保持部13A,13Bと、それに対応する各外力保持部14A,14Bとが隙間を隔てて配置される。そして、導線案内部12から第1の張力保持部13Aへ延びる導線5の所定の基準線L1に対する第1の傾斜角度θ1が、第1の外力保持部14Aの基準線L1に対する第2の傾斜角度θ2より大きく設定される。同様に、導線案内部12から第2の張力保持部13Bへ延びる導線5の所定の基準線L1に対する第1の傾斜角度θ4が、第2の外力保持部14Bの基準線L1に対する第2の傾斜角度θ5より大きく設定される。従って、第1の傾斜角度θ1と第2の傾斜角度θ2の差の分だけ第1の外力保持部14Aにて保持された導線5Aに張力が付与されるが、それ以上の張力が加われることはない。同様に、第1の傾斜角度θ4と第2の傾斜角度θ5の差の分だけ第2の外力保持部14Bにて保持された導線5Bに張力が付与されるが、それ以上の張力が加われることはない。このような意味でも、外装樹脂材4によりモールドする際に、各導線5A,5Bにおける断線を防止することができる。
この実施形態のボビン2では、各外力保持部14A,14Bが、湾曲状に凹み形成されることで、導線5A,5Bに対して非接触になるように形成される。これにより、導線5A,5Bは、常には、各外力保持部14A,14Bに接触せず、溶融した樹脂の圧力により外力が加わったときだけ接触し得る。従って、各外力保持部14A,14Bに成形上のパーティングラインPLが存在したとしても、そのラインPLが常に導線5A,5Bに接触することがない。このため、パーティングラインPLとの接触による導線5A,5Bの傷付きを防止することができる。
この実施形態のボビン2では、導線5が2本の導線5A,5Bを一組として構成され、導線案内部12にて各導線5A,5Bが2列の導線通路17A,17Bのそれぞれに保持される。従って、各導線5A,5Bにその幅方向への外力が加わっても、各導線5A,5Bの幅方向への移動が規制される。このため、導線案内部12における各導線5A,5Bの幅方向への移動又は擦れを防止することができ、導線5A,5Bの絶縁性を確保することができる。
この実施形態のボビン2では、2列の導線通路17A,17Bのうち各外力保持部14A,14Bを構成する部分が、傾斜角度の異なる第1の導線通路17Aと第2の導線通路17Bとに分かれ、各導線通路17A,17Bにて導線5A,5Bがそれぞれ保持される。従って、各外力保持部14A,14Bにて、各導線5A,5Bにその幅方向への外力が加わっても、各導線5A,5Bのそれぞれにつき幅方向への移動が規制される。このため、各外力保持部14A,14Bにおける各導線5A,5Bの幅方向への移動又は擦れを防止することができ、各導線5A,5Bの絶縁性を確保することができる。
この実施形態のボビン2では、導線案内部12が、第2のフランジ部2cの一端面側においてカバー部15により覆われる。従って、第2のフランジ部2cとカバー部15との間で、2本の導線5A,5Bの幅方向への移動が規制される。このため、導線案内部12において、各導線5A,5Bを脱落なく確実に保持することができる。
この実施形態のコイルステータ1によれば、ボビン2と、導線5と、ボビン2の巻芯部2aに設けられたコイル3とが、外装樹脂材4によりモールドされるので、ボビン2やコイル3が湿気や損傷から保護される。このため、コイルステータ1として耐久性を向上させることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明におけるボビンを具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明において、第1実施形態と同等の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に説明する。
この実施形態のボビンは、導線案内部の点で第1実施形態と構成が異なる。図12に、コイルを設ける前のボビン21を正面図により示す。図13に、コイルを設ける前のボビン21を、図12のD−D線断面図により示す。図14に、コイルを設ける前のボビン21の一部を、図13のE−E線断面図により示す。図15に、図14のボビン21を上から見た状態を平面図により示す。図12,13に示すように、この実施形態のボビン21は、2本で一組の導線5(5A,5B)が巻き付けられる巻芯部21aと、巻芯部21aの両端部に形成された第1のフランジ部21b及び第2のフランジ部21cと、第2のフランジ部21cに設けられた3つの端子6A〜6Cとを備える。
この実施形態では、図13〜15に示すように、第1の端子6A及び第2の端子6Bに対応して、第2のフランジ部21cの軸線方向における一端面側、すなわち巻芯部21aと同じ側(巻芯部側)には、各端子6A,6Bから巻芯部21aへ向けて引き込まれる導線5(5A,5B)を案内するための導線案内部22が、周方向へ延びるように形成される。
図14,15において、導線案内部22は、2本で一組の導線5(5A,5B)が案内される位置eから位置fまでの部分と、位置gから位置hまでの部分とから構成される。第2のフランジ部21cの上端の角部には、導線案内部22により案内される導線5(5A,5B)の張力を保持するための第1の張力保持部23A及び第2の張力保持部23Bがそれぞれ形成される。導線案内部22は、外力に対して導線5を保持するための二つの外力保持部24,24Bを含む。図14において、第1の外力保持部24Aは、導線案内部2の中の位置eから位置fまでの部分に相当し、第2の外力保持部24Bは、位置gから位置hまでの部分に相当する。ここで、図14に示すように、各外力保持部24A,24Bは、導線5(5A,5B)に対して非接触となるように形成される。すなわち、各端子6A,6Bから巻芯部21aへ向けて引き込まれる導線5A,5Bは、外装樹脂材によりモールドされる前は、各外力保持部24A,24Bから離れて配置される。そのために、第1の外力保持部24Aの基準線L1に対する傾斜角度θ11が、導線5Aの基準線L1に対する傾斜角度よりも小さく設定される。また、第2の外力保持部24Bの基準線L1に対する傾斜角度θ12が、導線5Bの基準線L1に対する傾斜角度よりも小さく設定される。
このようにボビン21が構成され、その巻芯部21aに導線5(5A,5B)が巻き回されることでコイルが設けられる。図14に示すように、導線案内部22にて案内される導線5(5A,5B)は、第2のフランジ部21cから巻芯部21aへ直接導かれる。
以上説明したこの実施形態のボビン21によれば、巻芯部21aへ引き込まれる導線5(5A,5B)は、各張力保持部23A,23Bにより張力が保持されながら、導線案内部22により案内され、その外力保持部24A,24Bにより外力に対して保持される。従って、導線5(5A,5B)の引き込み部分が、対応する張力保持部23A,23Bにより張力が保持されながら外力保持部24A,24Bにより保持されるので、外力に対する引張応力が緩和される。このため、コイルを設けたボビン21を外装樹脂材によりモールドする際に、各端子6A,6Bから導線案内部22への導線5(5A,5B)の引き込み部における断線を防止することができる。
なお、この発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜に変更して実施することもできる。
(1)前記各実施形態では、2本で一組をなす導線5(5A,5B)を使用した場合に具体化したが、導線の本数は2本に限られるものではなく、1本でも3本、4本であってもよい。
(2)前記第1実施形態では、各外力保持部14A,14Bを、湾曲状に凹み形成したが、これらを凹ませることなく平坦に形成することもできる。
(3)前記第1実施形態では、導線案内部12にカバー部15を設けたが、このカバー部15を省略することもできる。
(4)前記第1実施形態では、図5において位置aから位置bまでの部分の導線案内部12の断面形状を、2列の導線通路17A,17Bとなるように形成した。これに対し、位置aから位置bまでの部分の導線案内部12につき、2列の導線通路17A,17Bを省略することもできる。
この発明は、例えば、ステップモータや直流モータ等の構成要素であるコイルステータに利用することができる。
1 コイルステータ
2 ボビン
2a 巻芯部
2b 第1のフランジ部
2c 第2のフランジ部
4 外装樹脂材
5 導線
5A 導線
5B 導線
6A 第1の端子
6B 第2の端子
6C 第3の端子
12 導線案内部
13A 第1の張力保持部
13B 第2の張力保持部
14A 第1の外力保持部
14B 第2の外力保持部
15 カバー部
17A 第1の導線通路
17B 第2の導線通路
21 ボビン
21a 巻芯部
21b 第1のフランジ部
21c 第2のフランジ部
22 導線案内部
23A 第1の張力保持部
23B 第2の張力保持部
24A 第1の外力保持部
24B 第2の外力保持部

Claims (7)

  1. 導線が巻き付けられる巻芯部と、前記巻芯部の端部に形成されたフランジ部と、前記フランジ部に設けられた端子とを備えたボビンにおいて、
    前記端子に対応して前記フランジ部の軸線方向における一端面側にて周方向に延びるように形成され、前記端子から前記巻芯部へ向けて引き込まれる導線を前記巻芯部へ向けて案内するための導線案内部と、
    前記導線案内部により案内される前記導線の張力を保持するための張力保持部と、
    前記導線案内部に形成され、外力に対して前記導線を保持するための外力保持部と
    を備えたことを特徴とするボビン。
  2. 前記張力保持部と前記外力保持部とが隙間を隔てて配置され、前記導線案内部から前記張力保持部へ延びる前記導線の所定の基準線に対する第1の傾斜角度が、前記外力保持部の前記基準線に対する第2の傾斜角度より大きく設定されたことを特徴とする請求項1に記載のボビン。
  3. 前記外力保持部が前記導線に対して非接触になるように形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のボビン。
  4. 前記導線案内部に周方向に延びる複数列の導線通路が形成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載のボビン。
  5. 前記導線は2本で一組をなし、前記導線通路は前記2本の導線に合わせて2列に形成され、前記2列の導線通路は、前記フランジ部の軸線方向に並ぶ第1の導線通路と第2の導線通路とを含み、前記外力保持部を構成する前記第1の導線通路の前記基準線に対する傾斜角度が、前記外力保持部を構成する前記第2の導線通路の前記基準線に対する傾斜角度より大きく設定されたことを特徴する請求項1乃至4の何れか一つに記載のボビン。
  6. 前記導線案内部が、前記フランジ部の一端面側においてカバー部により覆われたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載のボビン。
  7. 請求項1乃至6の何れか一つに記載のボビンを使用したコイルステータであって、
    前記ボビンの前記巻芯部の外周は、前記導線が巻き回されることでコイルが形成され、前記導線の一端部が前記導線案内部に案内されると共に前記端子に接続されており、前記導線案内部を含む前記ボビン、前記導線及び前記コイルの外周が外装樹脂材によりモールドされたことを特徴とするコイルステータ。
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