JP7357576B2 - ボビン、コイルボビン及びコイルステータ - Google Patents
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Description
先ず、コイルステータについて説明する。図1に、この実施形態におけるコイルステータ1を側面図により示す。図2に、コイルステータ1を縦断面図により示す。このコイルステータ1は、電動式EGR弁のモータ部に使用され、ロータ(図示略)と組み合わせることによりステップモータが構成される。図2に示すように、このコイルステータ1は、上下に配置された第1ボビン3及び第2ボビン4を備える。第1ボビン3及び第2ボビン4には、それぞれコイル5が設けられる。第1ボビン3にコイル5が設けられることにより、第1コイルボビン11が構成される。第2ボビン4にコイル5が設けられることにより、第2コイルボビン12が構成される。各ボビン3,4は、それぞれ樹脂材により形成される。
次に、ボビンについて説明する。この実施形態では、第1ボビン3と第2ボビン4が同じ構成を有することから、第1ボビン3のみについて説明し、第2ボビン4の説明は省略する。図5に、第1ボビン3を正面右側から視た斜視図により示す。図6に、第1ボビン3を正面左側から視た斜視図により示す。図7に、第1ボビン3の端子保持部36等を含む部分を正面図により示す。
次に、コイルボビンについて説明する。この実施形態では、第1コイルボビン11と第2コイルボビン12が同じ構成を有することから、第1コイルボビン11のみについて説明し、第2コイルボビン12の説明は省略する。
次に、上記のように構成した第1コイルボビン11及び第2コイルボビン12を含む組みサブコイルステータ25について説明する。図15に、組みサブコイルステータ25(キャップ27を下側に配置した)を斜視図により示す。図16に、組みサブコイルステータ25を分解斜視図により示す。図15、図16において、各端子35A~35Cに接続される導線41の図示は省略する。
以上説明したこの実施形態における各ボビン3,4、各コイルボビン11,12及びコイルステータ1の構成によれば、それらの巻芯部31に巻き付けた導線41を二つの端子35B,35Cに接続する場合、導線41を巻芯部31から各溝36a,36bと、対応する張力保持部38B,38Cを経由させて対応する各端子35B,35Cへ引き戻すことになる。ここで、巻芯部31から各端子35B,35Cへ引き戻す導線41の引き戻し部分は、各溝36a,36bの隅部又はその近傍と各張力保持部38B,38Cに係合させながら各端子35B,35Cに接続させることになる。従って、端子保持部36では、導線41の引き戻し部分の渡り線(宙浮き又は一面のみに沿って配線された状態)が短くなり、導線41の引き戻し部分に樹脂モールドの成形圧力がかかり難くなる。すなわち、樹脂モールドの際には、図14、図15に黒矢印で示すように、各ボビン3,4の端子保持部36に設けた溝36a,36b、流路36f及び導線案内部37A,37Bに沿って溶融した樹脂材が流れ、導線41の配線方向に沿った方向に樹脂材が流れることになる。これにより、導線41の引き戻し部分が、せん断方向に成形圧力を受け難くなる。このため、樹脂モールドの際に、巻芯部31から各端子35B,35Cへ引き戻す導線41の引き戻し部分が、樹脂モールドの成形圧力を受けて断線することを抑制することができる。
3 第1ボビン
4 第2ボビン
5 コイル
11 第1コイルボビン
12 第2コイルボビン
15 第1カップ
16 第1ステータ
17 第2カップ
18 第2ステータ
29 外装樹脂材
31 巻芯部
33 第1フランジ部
33a 内面
33b 外面
34 第2フランジ部
34a 内面
34b 外面
35A 端子
35B 端子
35C 端子
36 端子保持部
36a 溝
36b 溝
36c 基台
36d 基台
36e 基台
37A 第1導線案内部
37B 第2導線案内部
38A 張力保持部
38B 張力保持部
38C 張力保持部
39a 第1導線溝
39b 第2導線溝
41 導線
Claims (5)
- 円環状をなし、外周に導線が巻き付けられる巻芯部と、
前記巻芯部の軸方向の両端に形成された第1フランジ部及び第2フランジ部と、
前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部は、その軸方向において前記巻芯部に面する内面と前記内面の反対側に位置する外面とを含むことと、
前記導線の端部が接続される複数の端子と、
複数の前記端子を前記巻芯部の前記軸方向と直交する方向へ並列に保持するために前記第1フランジ部に設けられた端子保持部と
を備えたボビンにおいて、
前記端子保持部は、隣り合う前記端子の間にて前記巻芯部の前記軸方向に沿って貫通する溝と、前記溝で分断され、それぞれ一つの前記端子が配置された複数の基台とを含み、
前記第1フランジ部の前記外面の側に対応して、複数の前記基台には、前記導線の張力を保持するために前記導線の一部が係合する張力保持部が設けられ、
複数の前記端子に対応して前記第1フランジ部の前記外面の側にて周方向に延びるように形成され、前記端子から前記巻芯部へ向けて引き込まれる前記導線を前記巻芯部へ案内するための導線案内部を備え、
前記導線案内部は、互いに対向する二面の一方を第1導線案内部とし、前記二面の他方を第2導線案内部として含み、
前記第1導線案内部及び前記第2導線案内部には、それぞれ異なる前記端子から前記巻芯部へ向けて引き込まれる異なる前記導線が案内されるようになっている
ことを特徴とするボビン。 - 請求項1に記載のボビンにおいて、
前記導線案内部には、前記周方向に延び、前記導線が係合する導線溝が形成された
ことを特徴とするボビン。 - 請求項1又は2に記載のボビンに前記導線を巻き付けたコイルボビンにおいて、
前記導線は、前記第1フランジ部の前記外面の側にて前記端子から前記張力保持部及び前記導線案内部を経由して前記巻芯部へ引き込まれ、前記巻芯部に複数回巻き付けられてコイルが形成され、前記第1フランジ部の前記内面の側から前記溝の隅部と前記張力保持部に係合しながら前記端子へ引き戻り、前記端子に接続された
ことを特徴とするコイルボビン。 - 請求項3に記載のコイルボビンを備えたコイルステータであって、
前記ボビン、前記導線及び前記コイルの外周が外装樹脂材によりモールドされた
ことを特徴とするコイルステータ。 - 請求項3に記載のコイルボビンを備えたコイルステータであって、
前記コイルの外周と、前記巻芯部の内周と、前記第2フランジ部の前記外面とを覆うように前記コイルボビンを収容するカップと、
前記カップに収容された前記コイルボビンの前記第1フランジ部の前記外面と、前記巻芯部の内周とを覆うように前記カップに組み付けられたステータと、
前記コイルボビンが前記カップに収容され、前記カップに前記ステータが組み付けられた状態で、前記カップと前記ステータの外周を覆うと共に、前記カップと前記ステータと前記コイルの外周との間に形成された閉空間に充填された外装樹脂材と
を備えたことを特徴とするコイルステータ。
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JP2020047110A JP7357576B2 (ja) | 2020-03-18 | 2020-03-18 | ボビン、コイルボビン及びコイルステータ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2021151031A JP2021151031A (ja) | 2021-09-27 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012124217A (ja) | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Aisan Ind Co Ltd | ボビン及びコイルステータ |
JP2015204433A (ja) | 2014-04-16 | 2015-11-16 | 株式会社不二工機 | 電磁的駆動コイル装置及びその成形方法 |
Family Cites Families (1)
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JPH02219429A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-09-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 小型モータのコイルボビン |
-
2020
- 2020-03-18 JP JP2020047110A patent/JP7357576B2/ja active Active
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