JP2012122695A - スポット式空調装置の吹出口装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダクトの開口部から空調対象への距離が大きくなった場合でも、空調空気の到達性を維持して空調効果が充分得られるスポット式空調装置の吹出口を提供する。
【解決手段】吹出口装置において、送風用ダクト12bの流路面積と同等に設定されて、送風用ダクト12bと接続される筒状の接続部21と、接続部21の流路面積よりも空調空気の下流側に向けて流路面積が順次大きくなる拡管部22と、拡管部22の先端側で開口する開口部22aに設けられて、3次元の骨格網状の多孔体から形成され空調空気の流れを開口部22aの中心側から周囲側へ拡散させる拡散部23と、開口部22aの拡散部23よりも空調空気の下流側に隣接されて、拡散された空調空気の流れを開口部22aの軸線方向に整流する整流部24と、を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、スポット式空調装置の本体部から送風用ダクトを流通する空調空気を、外部に排出するためのスポット式空調装置の吹出口装置に関するものである。
従来のスポットクーラとして、例えば特許文献1に示されるものが知られている。即ち、特許文献1のスポットクーラは、例えば、製造工場内等で使用されるものであって、クーラの本体部(ボックス)には、例えば直径125mm程度の円筒状を成して先端の開口部の位置が自在に移動調整可能なダクトが延設されている。そして、本体部にて温度調節された空調空気が、ダクトを通り開口部から作業者や物に対して局所的に送風されるようになっている。
特開平7−35401号公報
上記のようなスポットクーラは、例えば、工場内床面の効率的な活用を図るため、本体部が工場の天井に設置され、ダクトの開口部が床面の作業者に対して下側を向くように設定される場合がある。更に、近年の製造工場では、作業環境改善の一環として、天井側となる頭上空間を広く取り、すっきりとさせることで開放感の高い作業環境を得ようとする試みが行われている。よって、スポットクーラについては、ダクトの開口部位置を従来よりも更に高い位置に設置する必要が生じる。例えば、開口部の位置が床面から2mであったのものを、3mの位置にする、といった具合である。
しかしながら、ダクトの開口部の位置が作業者から離れると、空調空気の作業者への到達性が低下することが懸念されるので、ダクトの開口部における空調空気の風速をある程度確保して送風すると、送風空気の流れにおいて乱流状態が顕著となる。そして、ダクトから吹出された空調空気が作業者に到達する間に、周囲の空気を巻き込んでしまうという誘引混合作用が発生しやすくなり、空調空気の温度が上昇してしまい、作業者の冷房体感温度が悪化する。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、ダクトの開口部から空調対象への距離が大きくなった場合でも、空調空気の到達性を維持して空調効果が充分得られるスポット式空調装置の吹出口装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、スポット式空調装置(10)の送風用ダクト(12)の先端に組付けされて、送風用ダクト(12)から送風される空調空気を対象部位へ吹出す吹出口装置であって、
送風用ダクト(12b)の流路面積と同等に設定されて、送風用ダクト(12b)と接続される筒状の接続部(21)と、
接続部(21)の流路面積よりも空調空気の下流側に向けて流路面積が順次大きくなる拡管部(22)と、
拡管部(22)の先端側で開口する開口部(22a)に設けられて、3次元の骨格網状の多孔体から形成され空調空気の流れを開口部(22a)の中心側から周囲側へ拡散させる拡散部(23)と、
開口部(22a)の拡散部(23)よりも空調空気の下流側に隣接されて、拡散された空調空気の流れを開口部(22a)の軸線方向に整流する整流部(24)とを備えることを特徴としている。
この発明によれば、接続部(21)の流路面積に対して拡管部(22)の流路面積が空調空気の下流側に向けて大きくなるようにしているので、開口部(22a)から送風される空調空気の流速を低下させることができる。また、流路面積の拡大される拡管部(22)によって、空調空気に対する通気抵抗を下げることができる。
また、開口部(22a)における拡散部(23)は、ある程度の通気抵抗となって、接続部(21)から拡管部(22)を流れる空調空気を一旦受けて、空調空気の流速を低下させつつ、空調空気を開口部(22a)の全体に渡って拡がるように拡散させることができる。更には、拡散部(23)は、3次元の骨格網状の多孔体から形成されているので、多数の孔同士によって拡散部(23)内において縦横に連通した連通構造が形成され、開口部(22a)の全体に対して偏ることなく均等に空調空気を拡散させることができる。
また、拡散部(23)によって拡散された空調空気は、他の外乱を受けることなく、直接的に隣接された整流部(24)を通過し、整流部(24)によって開口部(22a)の軸線方向に整流されて、対象部位へ送風される。軸方向に整流されるという意味は、空調空気の流れの方向が開口部(22a)の軸線方向に沿った流れとなるということである。
尚、拡散部(23)および整流部(24)によって、空調空気に対する通気抵抗は増大する形となるが、上記拡管部(22)による通気抵抗の低減を合わせると、本吹出口装置(20)全体の通気抵抗としては、従来技術の単純な円筒状ダクトに比較して、同等か多少増大する程度である。よって、スポット式空調装置(10)の送風能力を増大させて対応する必要はない。
このように、空調空気は、拡管部(22)および拡散部(23)において、流速が低下されて、且つ、開口部(22a)の全体に渡って拡散されると共に、整流部(24)によって開口部(22a)の軸線方向に整流されて対象部位へと送風される。つまり、拡管部(22)、拡散部(23)、および整流部(24)の組み合わせによって、空調空気の流速を低化させると共に、より層流に近づけるようにして送風することができる。よって、空調空気が開口部(22a)から対象部位へ到達する間に、空調空気の流れが周囲の空気を巻き込んでしまうという誘引混合作用の発生を抑えることができる。従って、開口部(22a)から対象部位への距離が大きくなった場合でも、空調空気の到達性を維持して、空調効果が充分得られるスポット式空調装置(10)の吹出口装置(20)とすることができる。
請求項2に記載の発明では、内側領域が開口されており、開口された面積が開口部(22a)の流路面積よりも小さく設定された枠体部(25)が、開口部(22a)の外側から開口部(22a)の内側周囲を覆うように設けられており、
接続部(21)よりも拡管部(22)は、下側となるように配置されており、
整流部(24)は、枠体部(25)の上側に置かれて位置決めされており、
前記拡散部(23)は、前記整流部(24)の上側に置かれていることを特徴としている。
この発明によれば、接続部(21)よりも拡管部(22)を下側にして使用する場合においては、枠体部(25)の上側に単純に整流部(24)を置くだけで、整流部(24)の位置決め設定が可能となり、更に、位置決めされた整流部(24)の上側に拡散部(23)を置くだけで、拡散部(23)の設定が可能となり、全体の製作コストを抑えて安価な吹出口装置(20)とすることができる。尚、スポット式空調装置(10)が作動されているときは、空調空気の風圧によって、拡散部(23)および整流部(24)は、枠体部(25)側に押圧されるので、拡散部(23)および整流部(24)の設定位置は安定的に維持される。
請求項3に記載の発明では、枠体部(25)は、開口部(22a)に対して、開閉可能に設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、枠体部(25)を開閉することで、拡散部(23)および整流部(24)の着脱が容易にできるので、吹出口(20)のメンテナンス性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明では、拡散部(23)の多数の孔の開口比率は、20〜60%に設定されたことを特徴としている。

この発明によれば、拡散部(23)における空調空気の好適な速度低下および拡散が可能となる。
請求項5に記載の発明では、整流部(24)は、ハニカム体であることを特徴としている。
この発明によれば、ハニカム体によって、整流用の複数の通路を小スペース内に効率的に形成できるので、整流効果の高い整流部(24)とすることができる。
請求項6に記載の発明では、開口部(22a)は、矩形状を成しており、
拡散部(23)および整流部(24)は、開口部(22a)に対応した矩形状に形成されたことを特徴としている。
この発明によれば、開口部(22a)を矩形状とすることで、展開出しされた平板から、主に板材の折り曲げ加工によって拡管部(22)を形成することができ、加工が容易となる。また、開口部(22a)を矩形状として、拡散部(23)および整流部(24)も矩形状とすることで、丸形状とする場合に比べて、拡散部(23)および整流部(24)を基材から切り分ける際の歩留まり性を向上させることができる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態におけるスポット式空調装置および吹出口装置を示す概略図である。 図1における吹出口を示す断面図である。 図2における吹出口を下側から見た場合の下面図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図3を参照しながら第1実施形態の吹出口装置(以下、吹出口と呼ぶ)20について説明する。図1はスポット式空調装置10および吹出口20を示す概略図、図2は図1における吹出口20を示す断面図、図3は図2における吹出口20を下側から見た場合の下面図である。
スポット式空調装置10は、図1に示すように、例えば、製造工場の天井に設置されており、本体部11、および送風用ダクト12を備えている。スポット式空調装置10は、ここでは、空調空気を冷却して、冷風を局所的に吹出すスポット式のクーラとして設定されている。そして、吹出口20は、スポット式空調装置10の送風用ダクト12の先端部(分岐ダクト12bの先端部)に組付けされている。
本体部11は、筐体内に冷凍サイクルおよび送風機等が収容されて形成されている。冷凍サイクルは、圧縮機、凝縮器、膨張器、および蒸発器が環状に接続されて、内部を冷媒が循環するサイクルとなっている。圧縮機にて圧縮された冷媒は、凝縮器で冷却されて凝縮液化され、更に膨張器で低温低圧に減圧されて蒸発器に流入される。蒸発器は、内部を流通する低温低圧の冷媒と、送風機によって送風されて蒸発器の熱交換部の外側を通過する空調空気との間で熱交換を行い、空調空気を冷却するようになっている。
送風用ダクト12は、送風機によって送風され、蒸発器を通過して冷却された空調空気(冷風)を、本体部11の外部に導く流路であり、主ダクト12aと分岐ダクト12bとを備えている。主ダクト12aは、両端部が閉塞された円筒状の流路となっており、長手方向の途中部位において本体部11と接続されており、工場の天井部において水平方向に配置されている。また、分岐ダクト12bは、本発明の送風機用ダクトに対応するものであって、主ダクト12aの長手方向における所定の位置から下側を向くように複数分岐された円筒状の流路となっている。主ダクト12aにおける分岐ダクト12bの位置は、工場内の作業者の位置にほぼ対応するように設定されている。分岐ダクト12bの直径は、例えば、125mm〜300mm程度に設定されるものであって、ここでは、直径150mmのものを選定している。尚、送風用ダクト12内の空調空気が工場内の空気によって温度変化しないように、送風用ダクト12の外側表面には、図示しない断熱材が装着されている。
吹出口20は、上記のようなスポット式空調装置10において、各分岐ダクト12bの先端部に設けられて空調空気を作業者(対象部位)に向けて吹出す吹出部として形成されている。吹出口20は、図2、図3に示すように、接続部21、拡管部22、拡散部23、整流部24、および枠体部25等を備えている。
接続部21は、吹出口20が分岐ダクト12bと接続される円筒状の流路部であり、自身の流路面積は分岐ダクト12bの流路面積とほぼ同等になるように形成されている。つまり、ここでは、接続部21の直径は150mm程度に設定されている。また、接続部21の軸線方向の長さは80mm程度に設定されている。そして、接続部21の軸線方向の一端側(図2中の上側)は、分岐ダクト12bの内周面側、あるいは外周面側に嵌合されて、ビス等のねじ部材によって分岐ダクト12bに機械的に締結されるようになっている。
拡管部22は、接続部21の軸線方向の他端側(図2中の下側)に接続されている。拡管部22は、接続部21の流路面積に対して、空調空気流れの下流側に向けて、つまり接続部21とは反対側に向けて自身の流路面積が順次大きくなるように漏斗状に形成されている。接続部21とは反対側となる拡管部22の先端部は、開口しており、開口部22aを形成している。開口部22aの近傍においては、拡管部22の軸線方向に沿って所定長さ分だけ、軸線方向に平行となるストレート部22bが形成されている。開口部22aは、工場内の天井側から下側(作業者)に向かうように開口している。
開口部22aは、ここでは矩形状に形成されている。よって拡管部22は、接続部21と接続される部位の流路形状は円形状となっており、順次流路面積が拡大されていく中で、流路形状が徐々に矩形状になるように形成されている。上記接続部21、および拡管部22は、例えば鋼板によって形成されている。接続部21、および拡管部22は、例えば、展開出しされた平板(鋼板)から、主に折り曲げ加工によって、形成されている。矩形状に形成された開口部22aの一辺は、200mm〜600mm程度に設定されるようにしており、ここでは、一辺が270mmの正方形としている。よって、拡管部22の接続部21側に対する先端部側の拡大率(270mm/150mm)は、本実施形態では1.8倍となっており、種々の分岐ダクト12b(直径125mm〜300mm)との組み合わせに応じて、拡管部22の拡大率は、1.6倍〜4倍程度に選定するのが良い。尚、拡管部22の軸線方向の長さは、215mm程度に設定されており、そのうちストレート部22bは35mm程度に設定されている。
拡散部23は、3次元的に骨格網状を成す多孔体であり、開口部22aを覆うように拡管部22の先端部(ストレート部22b)内に設けられている。拡散部23は、拡管部22を流通する空調空気の流れを開口部22aの中心側から周囲側へ拡散させて、開口部22aにおける空調空気の流速を均一にするようになっている。拡散部23は、通常のネット、フィルタ、あるいはパンチングメタル等とは異なり、所定の厚み(10〜15mm程度)を有し、板状に形成されており、内部には3次元的に(縦横に)繋がり合う多数の孔が設けられて形成されている。多数の孔の径は、例えば1mm〜7mm程度とするのが良く、ここでは、2mm〜4mm程度としている。拡散部23における多数の孔の開口率は、20〜60%とするのが良く、ここでは約40%としている。拡散部23は、例えば、樹脂製であって、ポリオールがエステル結合されたもの、あるいはエーテル結合されたもの等にて形成されている。
整流部24は、拡散部23で拡散された空調空気の流れの向きを開口部22aの軸線方向に沿うように整流するものであり、開口部22aを覆うように拡管部22の先端部(ストレート部22b)内に設けられている。整流部24は、拡散部23よりも空調空気流れの下流側に隣接するように設けられている。整流部24は、所定の厚み(20〜30mm程度)を有し、板状に形成されており、内部には板厚方向に貫通する多数の流路が形成されている。整流部24は、例えばアルミニウム製のハニカム体によって形成されている。ハニカム体のコア部の寸法(六角形流路の対向する辺と辺との距離)は、例えば10〜18mm程度のものを選定している。
枠体部25は、外形形状が開口部22a(ストレート部22b)と同等の矩形状(一辺が270mmの正方形)を成して、内側領域が矩形状に開口された板状部材である。開口された面積は、開口部22aの流路面積よりも一回り小さく設定されており、ここでは、一辺が240mm程度の正方形の開口となるようにしている。つまり枠体部25は、幅寸法が15mm程度の四角い環状の板状部材となっている。枠体部25は、開口部22aの外側から開口部22aの内側周囲を覆うように配設されている。ここで、枠体部25の一辺は、開口部22aの一辺とヒンジを介して接合されており、枠体部25はヒンジを支点にして、開口部22aを開閉可能となっている。また、枠体部25のヒンジの設けられた一辺と対向する辺には、開口部22aに固定されるためのクランプが設けられており、枠体部25は、通常、開口部22aを閉じた状態で固定されている。
吹出口20は、接続部21に対して拡管部22が下側に位置するように配置されており、開口部22aは下側に向かうように開口している。上記で説明した整流部24は、枠体部25の上側に置かれて位置決めされており、更に、拡散部23は、整流部24の上側に置かれることで配設されている。尚、拡散部23の上端側周囲は、拡管部22の傾斜する内壁面に当接して、枠体部25側に押圧されている。
そして、吹出口20の外側表面には、送風用ダクト12と同様に、図示しない断熱材が装着されている。
再び図1に戻って、上記で説明した吹出口20の下端位置、即ち、開口部22aと工場床面との距離Aは、作業者の頭上空間を広く取るために、従来の2mの距離に対して、3mの距離に設定されている。尚、スポット式空調装置10による作業者の体感温度の測定(後述)は、工場床面より1.5mの距離Bにおいて行うようにしている。
次に、上記構成に基づく作動および作用効果について説明する。
スポット式空調装置10が作動されると、本体部11内の蒸発器によって空調空気が冷却され、冷却された空調空気は送風機によって主ダクト12a、および分岐ダクト12bを流通して吹出口20から作業者に向けて吹出される。
そして、吹出口20においては、接続部21の流路面積に対して拡管部22の流路面積が空調空気の下流側に向けて大きくなるようにしているので、開口部22aから送風される空調空気の流速を低下させることができる。また、流路面積の拡大される拡管部22によって、空調空気に対する通気抵抗を下げることができる。
また、開口部22aにおける拡散部23は、ある程度の通気抵抗となって、接続部21から拡管部22を流れる空調空気を一旦受けて、空調空気の流速を低下させつつ、空調空気を開口部22aの全体に渡って拡がるように拡散させることができる。更には、拡散部23は、3次元の骨格網状の多孔体から形成されているので、多数の孔同士によって拡散部23内において縦横に連通した連通構造が形成され、開口部22aの全体に対して偏ることなく均等に空調空気を拡散させることができる。
また、拡散部23によって拡散された空調空気は、他の外乱を受けることなく、直接的に隣接された整流部24を通過し、整流部24によって開口部22aの軸線方向に沿った流れとなるように整流されて、作業者側へ送風される。
尚、拡散部23および整流部24によって、空調空気に対する通気抵抗は増大する形となるが、上記拡管部22による通気抵抗の低減を合わせると、吹出口20全体の通気抵抗としては、従来技術の単純な円筒状ダクトに比較して、同等か多少増大する程度である。よって、スポット式空調装置10の送風機の能力を増大させて対応する必要はない。
このように、空調空気は、拡管部22および拡散部23において、流速が低下されて、且つ、開口部22aの全体に渡って拡散されると共に、整流部24によって開口部22aの軸線方向に整流されて作業者側へと送風される。つまり、拡管部22、拡散部23、および整流部24の組み合わせによって、空調空気の流速を低化させると共に、より層流に近づけるようにして送風することができる。よって、空調空気が開口部22aから作業者側へ到達する間に、空調空気の流れが周囲の空気を巻き込んでしまうという誘引混合作用の発生を抑えることができる。従って、開口部22aから作業者側への距離が大きくなった場合でも、空調空気の到達性を維持して、空調効果が充分得られるスポット式空調装置10の吹出口20とすることができる。
本発明者の実機確認では、従来技術のように吹出口20を設けずに、単に分岐ダクト12b(直径150mm)の下端位置を床面から3mの位置にし、吹出口での中心気流の風速を8m/sとした場合に比べて、本実施形態では、吹出口20からの空調空気の中心気流の風速を5m/sに低減し、床面から上方へ距離Bだけ離れた位置での作業者の体感温度を、5℃程度下げることができた。このとき、スポット式空調装置10の冷房能力、送風能力は同等のままである。
尚、本実施形態のように、天井側から床面側に空調空気を送風する場合においては、従来技術であると、空調空気は床面に当たると跳ね返って上昇し、再び誘引混合作用によって空調空気に巻き込まれるという状況を繰り返していた。しかしながら、本実施形態では、吹出口20からの空調空気の流速が低下されるので、床面での跳ね返りが抑制され、床面から上側に向けて冷気の層を形成しやすくなる。よって、床面から距離Bだけ離れた位置でのスポット的な体感温度だけではなく、工場内の床面上での全体的な空間で見たときの冷房温度を低減することができる。特に、複数の吹出口20を設ける場合では、吹出口20と吹出口20との間においても冷気の層を形成することができ、工場内の床面上での全体的な空間の冷房に対して更に優れた効果を発揮することができる。これによれば、スポット式空調装置10の基本冷房能力を下げることができるので、冷房のために必要とされるエネルギ(例えば圧縮機に供給される電力等)を低減することができる。
また、本実施形態では、吹出口20の開口部22aに枠体部25を設けるようにしている。これにより、接続部21よりも拡管部22を下側にして使用する場合においては、枠体部25の上側に単純に整流部24を置くだけで、整流部24の位置決め設定が可能となり、更に、位置決めされた整流部24の上側に拡散部23を置くだけで、拡散部23の設定が可能となり、全体の製作コストを抑えて安価な吹出口20とすることができる。尚、スポット式空調装置10が作動されているときは、空調空気の風圧によって、拡散部23および整流部24は、枠体部25側に押圧されるので、拡散部23および整流部24の設定位置は安定的に維持される。
また、枠体部25は、開口部22aに対して開閉可能としているので、枠体部25を開閉することで、拡散部23および整流部24の着脱が容易にでき、吹出口20のメンテナンス性を向上させることができる。
また、拡散部23の開口比率を20〜60%としており、拡散部23における空調空気の好適な速度低下および拡散を可能としている。
また、整流部24をハニカム体によって形成しているので、整流用の複数の通路を小スペース内に効率的に形成でき、整流効果の高い整流部24とすることができる。
また、開口部22aを矩形状とし、更に拡散部23および整流部24も開口部22aに対応した矩形状としている。開口部22aを矩形状とすることで、展開出しされた平板から、主に板材の折り曲げ加工によって拡管部22を形成することができ、加工が容易となる。また、開口部22aを矩形状として、拡散部23および整流部24も矩形状とすることで、丸形状とする場合に比べて、拡散部23および整流部24を基材から切り分ける際の歩留まり性を向上させることができる。
(その他の実施形態)
上記第1実施形態においては、スポット式空調装置10は、クーラ用の空調装置としたが、これに限らず、暖房用の空調装置としても良い。暖房用の空調空気(温風)を吹出口20から吹出す場合では、従来技術のように吹出口20を設けずに、単に分岐ダクト12b(直径150mm)の下端位置を床面から3mの位置にし、吹出口での中心気流の風速を8m/sとした場合に比べて、第1実施形態と同様に、誘引混合作用の発生を抑えることができ、作業者の体感温度を8℃程度上げることができた。このとき、スポット式空調装置10の暖房能力、送風能力は同等のままである。
また、接続部21、および拡管部22は、鋼板から形成されるものとして説明したが、これに限らず、主に軽量化、コストダウンを目的として、樹脂材によって形成されるものとしても良い。
また、枠体部25は、必ずしも必要ではなく、廃止しても良い。この場合は、拡散部23および整流部24は、拡管部22(ストレート部22b)の内周面に固定部材等によって固定するようにすれば良い。
また、枠体部25は、開閉可能としたが、拡散部23、整流部24のメンテナンスを必要としない場合は、枠体部25を直接的に拡管部22に接合するようにしても良い。
また、整流部24としてハニカム体を使用したが、これに限らず、例えば、所定の板厚を有する板部材に、板厚方向に貫通する孔を多数設けたもの等としても良い。
また、開口部22aの形状を矩形状としたが、これに限らず、円形状としても良い。この場合は、拡散部23、整流部24も同様に円形状とするのが良い。
また、吹出口20の各部の寸法について、第1実施形態では1つの事例として代表寸法を示したが、参考で説明した各寸法範囲内での対応も可能である。
また、スポット式空調装置10は、天井に配置され、吹出口20が上側から下側を向くものとして説明したが、これに限らず、例えば、スポット式空調装置10が床面に置かれて、吹出口20が水平方向を向くものとしても良い。
10 スポット式空調装置
12 送風用ダクト
12b 分岐ダクト(送風用ダクト)
20 吹出口装置
21 接続部
22 拡管部
22a 開口部
23 拡散部
24 整流部
25 枠体部

Claims (6)

  1. スポット式空調装置(10)の送風用ダクト(12)の先端に組付けされて、前記送風用ダクト(12)から送風される空調空気を対象部位へ吹出す吹出口装置であって、
    前記送風用ダクト(12b)の流路面積と同等に設定されて、前記送風用ダクト(12b)と接続される筒状の接続部(21)と、
    前記接続部(21)の流路面積よりも前記空調空気の下流側に向けて流路面積が順次大きくなる拡管部(22)と、
    前記拡管部(22)の先端側で開口する開口部(22a)に設けられて、3次元の骨格網状の多孔体から形成され前記空調空気の流れを前記開口部(22a)の中心側から周囲側へ拡散させる拡散部(23)と、
    前記開口部(22a)の前記拡散部(23)よりも前記空調空気の下流側に隣接されて、拡散された前記空調空気の流れを前記開口部(22a)の軸線方向に整流する整流部(24)とを備えることを特徴とする吹出口装置。
  2. 内側領域が開口されており、開口された面積が前記開口部(22a)の流路面積よりも小さく設定された枠体部(25)が、前記開口部(22a)の外側から前記開口部(22a)の内側周囲を覆うように設けられており、
    前記接続部(21)よりも前記拡管部(22)は、下側となるように配置されており、
    前記整流部(24)は、前記枠体部(25)の上側に置かれて位置決めされており、
    前記拡散部(23)は、前記整流部(24)の上側に置かれていることを特徴とする請求項1に記載の吹出口装置。
  3. 前記枠体部(25)は、前記開口部(22a)に対して、開閉可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の吹出口装置。
  4. 前記拡散部(23)の多数の孔の開口比率は、20〜60%に設定されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の吹出口装置。
  5. 前記整流部(24)は、ハニカム体であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の吹出口装置。
  6. 前記開口部(22a)は、矩形状を成しており、
    前記拡散部(23)および前記整流部(24)は、前記開口部(22a)に対応した矩形状に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の吹出口装置。
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