JP2012122235A - 建物組込型立体駐車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体駐車装置が建物に支持されて併設された建物組込型立体駐車装置において、立体駐車装置から建物への振動の伝播を軽減することとのできる建物組込型立体駐車装置を提供すること。
【解決手段】建物組込型立体駐車装置の立体駐車装置には、立体駐車装置12から水平方向に突出し緩衝ゴム25を介して建物に連結される支持梁29を備え、この支持梁29の水平方向側方に減衰器29を配置し、支持梁29と建物10とを連結した。
【選択図】図3

Description

本発明は、建物に組み込まれて立体的に車両を格納する建物組込型立体駐車装置に関する。
車両を立体的に格納して駐車する機械式の立体駐車装置には、単一の独立した建物内に装置を備えた単独型と、ビルやマンション等の建物に装置が組み込まれた組込型とがある。
一般的に、建物が密集して地価が高額な地域においては、土地を有効利用する観点から、高層ビルや大規模ビル等に建物組込型立体駐車装置が採用されることが多く、また、マンションやホテル等の外観を重視する建物においても建物組込型立体駐車装置が採用されることが多い。この建物組込型立体駐車装置を設置する形態としては、大まかに二種類の設置形態がある。
その一つの設置形態は、建物の中央部に上下に貫通した吹き抜け状の空間を設け、この空間に建物とは分離して立体駐車装置を設置する形態である。この形態によれば、建物と立体駐車装置とは分離独立しているので、建物に及ぼす立体駐車装置の振動や騒音の影響を軽減することができる。一方、もう一つの設置形態は、立体駐車装置の本体ないし構造体を、建物の柱や梁等の躯体に連結して据え付ける形態である。この形態においては、立体駐車装置の振動や騒音が直接建物に伝播するために、この影響を軽減する必要がある。
このため、このような形態の立体駐車装置においては、立体駐車装置の構成部材と建物との接続部分に緩衝ゴム等を介在させ、立体駐車装置から建物に伝播する振動や騒音を軽減する構造が従来から種々提案されている。例えば特許文献1には、以下の技術が開示されている。
特許文献1に記載の立体駐車装置は、建物躯体内に形成されたポイド内部の四隅に主柱が立設され、この主柱と一体となって立体駐車装置が組み付けられている。主柱の所定箇所には、建物躯体の内面方向に向けて柱側ブラケットを備え、一方、建物躯体の内面には、主柱側へ向けて突出した形状の壁側ブラケットが取付ボルトで固定されている。柱側ブラケットと壁側ブラケットとは、上下方向に間隙を設けて重なり合うように配設されており、この間隙に防振ゴムを挟み込んで柱側ブラケットと壁側ブラケットとが連結されている。このように主柱ないし立体駐車装置を防振ゴムを介して建物躯体に支持するように構成することによって、立体駐車装置の振動や騒音が建物躯体に伝達するのを抑制するようにしている。
特開2009−114651号公報
しかしながら、上記した防振ゴムは、全ての範囲の振動を吸収できるわけではなく、ある周波数帯の振動及び騒音が建物に伝播してしまうことがある。そこで本発明は、従来の技術に加えてさらに、立体駐車装置から建物への振動及び騒音の伝播を軽減することのできる建物組込型立体駐車装置を提供することを目的としている。
請求項1の発明は、立体駐車装置から水平方向に突出し緩衝ゴムを介して建物に連結される支持梁と、該支持梁と前記建物とに連結され前記支持梁の水平方向側方に配置された減衰器と、を備えたことを特徴としている。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の建物組込型立体駐車装置において、前記減衰器が前記支持梁に対して傾斜して配置されたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、立体駐車装置から建物への振動を軽減できるとともに、緩衝ゴムの使用寿命を延ばすことができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、前後及び左右のどちらの方向の振動も軽減することができる。
建物組込まれた立体駐車装置の概略を示す正面断面図 建物組込まれた立体駐車装置の概略を示す平面断面図 サポート部を拡大した平面図
以下、本発明の具体的な実施の形態を図面を参照して説明する。図1及び図2は、建物に組込まれた立体駐車装置の概略を示す正面断面図及び平面断面図である。建物10には、上下方向に吹き抜け状に空間11が形成されており、この空間11内に立体駐車装置12が構築されている。
立体駐車装置12は、中央を上下に貫通する昇降路13を有しており、この昇降路13内を上下へ移動する昇降リフト14を設けている。昇降リフト14は、搬器15の四隅にワイヤロープ16を連結し、このワイヤロープ16を立体駐車装置12の上部に設けた駆動装置17により駆動して、搬器15が昇降するようにしたものである。立体駐車装置12の地上階は入出庫室19となっており、入出庫室19のいずれか一の壁面には、入出庫口20を備えて建物10の外部との間で車両31の入退出が行われる。入出庫室19から上方の階層には、昇降路13の両側方に複数の駐車室18が上下多段に形成されており、入出庫室19から搬器15によって移送された車両31が格納される。
図2に示すように、立体駐車装置12は外形を平面視矩形の塔状に柱や梁を組合せたものであって、四隅には基礎上に立設されて上方に延びる主柱21を備え、立体駐車装置12を支持している。各主柱21の上下方向の複数箇所には、サポート部22が設けられており、このサポート部22を建物10の内面に取り付けて、立体駐車装置12が支持されている。
図3は、サポート部22を拡大した平面図である。このサポート部22においては、主柱21から建物10側へ水平に突出して支持梁23を備え、この支持梁23の先端には、板形状のフランジ24を建物10の内面と平行となるように形成している。フランジ24と建物10内面との間には、振動の伝播を軽減するための緩衝ゴム25と、隙間間距離を調整するためのライナー26が挟み込まれており、建物10に埋め込まれたアンカーボルト27によりフランジ24ないしライナー26は建物10内面に固定されている。
支持梁23の両側方には、オイルダンパ等の伸縮式の減衰器29を備えている。減衰器29の一端部は、支持梁23の中央部側面に設けられた取付座30に枢支され、減衰器29の他端部は、建物10の内面に固定されたブラケット28に枢支されている。各枢支部においては、球面軸受けを介して減衰器29を枢支するように構成すれば、減衰器29の動作をより円滑にすることができる。図に示されたようにブラケット28は、支持梁23の軸心から側方へ離れた位置に固定されており、減衰器29は支持梁23及び建物10内面に対して傾斜して配置されている。
以上の構成によれば、支持梁23から伝播される立体駐車装置12の振動は、減衰器29に分散されるとともに吸収されるので、建物10に伝播される振動が軽減される。また、減衰器29は、上記したように支持梁23に対して斜めに配置されているので、支持梁23の前後方向及び左右方向のいずれの方向の振動に対しても減衰器29は動作し、これを吸収することができる。また、これにより緩衝ゴム25に伝播する振動も軽減されるため、緩衝ゴム25の使用寿命を延ばすことができる。減衰器29は一般に流通しているものを採用してもよく、ゴム25の減衰特性を補完するように減衰器29の減衰特性を選定すれば、より良好に伝播する振動を軽減することができる。
上記の説明においては、支持梁23の両側方に減衰器29を配置した構成により説明を行ったが、減衰器29の特性を適宜考慮することにより、いずれか一方側にのみ配置するようにしてもよい。また、上記では、昇降リフト14を用いた、いわゆるエレベータ式駐車装置により説明を行ったが、本発明が適用される立体駐車装置はこれに限定されることなく、本発明は各種の立体駐車装置に適用することができる。
10 建物
11 空間
12 立体駐車装置
13 昇降路
14 昇降リフト
15 搬器
16 ワイヤロープ
17 駆動装置
18 駐車室
19 入出庫室
20 入出庫口
21 主柱
22 サポート部
23 支持梁
24 フランジ
25 緩衝ゴム
26 ライナー
27 アンカーボルト
28 ブラケット
29 減衰器
30 取付座
31 車両

Claims (2)

  1. 立体駐車装置から水平方向に突出し緩衝ゴムを介して建物に連結される支持梁と、該支持梁と前記建物とに連結され前記支持梁の水平方向側方に配置された減衰器と、を備えたことを特徴とする建物組込型立体駐車装置。
  2. 前記減衰器が前記支持梁に対して傾斜して配置されたことを特徴とする請求項1記載の建物組込型立体駐車装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1150689A (ja) * 1997-08-06 1999-02-23 Tatsuji Ishimaru 振動制御機構
JP2009114651A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Shinmaywa Engineerings Ltd 建物ボイド内組込型の立体駐車装置およびその水平サポート装置

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