JP2012120391A - 回転電機 - Google Patents

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JP2012120391A
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Noriyasu Hirota
憲泰 廣田
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Toyota Boshoku Corp
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Abstract

【課題】簡単な構造で十分な冷却効果を得ることができるとともに、性能を向上させることができる回転電機を提供する。
【解決手段】ロータ13の回転に伴ってロータ13とステータ12との間に流体流が生じるように、ロータ13の外周面に複数のリブ20を設ける。各リブ20は螺旋状に延びるように形成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、モータ等の回転電機に関するものであって、特にロータやステータ等を冷却するための冷却構造に関するものである。
従来、この種の回転電機としては、例えば特許文献1に開示されるような構成が提案されている。この従来構成においては、ロータの外周面に複数の溝部が、ロータの軸線方向に沿って平行に延びるように形成されている。各溝部内には2次導体が長手方向に延びるように配設され、その2次導体には溝状の気体流通路が形成されている。各気体流通路の一端開口部には、ロータの回転時に気体流通路内に気体を送り込むように作用する第1羽根が設けられている。各気体流通路の他端開口部には、ロータの回転時に気体流通路内から気体を送り出すように作用する第2羽根が設けられている。そして、ロータが回転されるとき、両羽根により各2次導体の気体流通路中に気体が高速で流されて、2次導体が冷却されるとしている。
特開平7−115742号公報
ところが、この従来構成においては、ロータの気体流通路に気体送り込み用及び送り出し用の羽根が設けられているため、構造が複雑になるという問題があった。しかも、冷却のための気体が気体通路しか流れないため、冷却される範囲が狭く、ロータを有効に冷却できないおそれがあった。
また、従来構成においては、気体流通路の部分は、その気体流通路が溝状をなしているため、この部分においてはロータの外周面とステータの内周面との間のエアギャップが大きくなって、回転電機の性能を低下させるという問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、簡単な構造で十分な冷却効果を得ることができるとともに、性能を向上させることができる回転電機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、ロータの回転に伴ってロータとステータとの間に流体流が生じるように、ロータの外周面にロータの軸線に対して傾斜するリブを設けたことを特徴としている。
従って、この発明の回転電機においては、ロータが回転すると、ロータ上のリブによりロータとステータとの間の全体に流体流が生じて、その流体流によりロータの外周面やステータの内周面が冷却される。よって、ロータ上に羽根を設けた従来構成に比較して、構造を簡略化することができるとともに、十分な冷却効果を得ることができる。また、ロータの外周面にリブが突設されているため、ロータの外周面とステータの内周面との間のエアギャップが小さくなって、回転電機の性能を向上させることができる。
前記の構成において、前記リブを螺旋状に形成するとよい。
前記の構成において、前記ロータには四角板形状の永久磁石が内蔵され、前記リブを永久磁石の対角線に沿って延びるように形成するとよい。
以上のように、この発明によれば、簡単な構造で十分な冷却効果を得ることができるとともに、出力性能を向上させることができるという効果を発揮する。
一実施形態の回転電機を示す断面図。 図1の回転電機におけるロータを示す斜視図。 図2のロータにおけるリブと永久磁石との関連構造を示す部分平面図。 リブと永久磁石との関連構造の変更例を示す部分平面図。 リブと永久磁石との関連構造の別の変更例を示す部分平面図。
以下に、この発明の回転電機をモータ11に具体化した一実施形態を、図1〜図3に従って説明する。
図1に示すように、この実施形態のモータ11は、ステータ12内の中心位置において回転可能な回転軸14の外周にロータ13が嵌着されている。ステータ12は、複数のコア片15aを積層してなるステータコア15の磁極部にコイル16を巻回して構成されている。ロータ13は、複数のコア片17aを積層してなるロータコア17から構成されている。ロータコア17の外周近傍には、複数の収容孔18がロータ13の軸線方向に沿って延びるように形成されている。各収容孔18内には、四角板形状の永久磁石19が収容されている。そして、ステータ12のコイル16に電流が流されることにより、ステータ12の磁極部に回転磁界が発生し、ロータ13側の永久磁石19との相互磁気作用により、ロータ13が回転される。
前記ロータ13の外周面には、複数のリブ20が突出形成されている。各リブ20は、ロータ13の軸線に対して傾斜し、その軸線の延長方向の全長にわたって回転軸14を中心とした螺旋状に延びるとともに、各永久磁石19の対角線に沿って延びるように形成されている。そして、図1及び図2に矢印で示すように、ロータ13の回転時に各リブ20により、ロータ13とステータ12との間の全体に流体流としてのエア流が発生されて、ロータ13の外周面やステータ12の内周面が冷却されるようになっている。
また、図1に示すように、ロータ13の外周面にリブ20が突設されていることにより、リブ20の位置においては、ロータ13の外周面とステータ12の内周面との間のエアギャップが小さくなっている。すなわち、リブ20が設けられていない部分では、ロータ13の外周面とステータ12の内周面との間に隙間L1が形成されているが、リブ20が設けられた部分では、隙間L3がリブ20の突出高さL2分だけ小さくなっている。これにより、モータ11の出力性能が向上されている。特に、図3に示すように、各リブ20が各永久磁石19の対角線に沿って延びるように形成されているので、永久磁石19の磁気を有効に利用できて、出力性能を有効に向上できる。
さらに、リブ20が螺旋状に延びるように形成されているので、それらのリブ20にて傾斜部分が存在するいわゆるスキュー効果を得ることができる。よって、ロータ13の回転時に、コギング(回転むら)が発生するのを抑制することができる。
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この実施形態のモータにおいては、ロータ13の回転時に、リブ20によりロータ13とステータ12との間の全体に流体流が発生されて、ロータ13の外周面やステータ12の内周面が冷却される。そして、ロータ上に羽根を設けた従来構成に比較して、構造を簡略化することができる。しかも、この実施形態のモータにおいては、従来構成とは異なり、溝状の気体流路にエアを通すものではなく、ロータ13の全周にエアを流すようになっているため、ロータ13等を効果的に冷却することができる。
(2) ロータ13の外周面にリブ20が突設されているため、ロータ13の外周面とステータ12の内周面との間のエアギャップが小さくなって、モータ11の性能を向上させることができる。
(3) 前記リブ20が螺旋状に延びるように形成されているため、ロータ13の回転時に螺旋状のリブ20によって、ロータ13とステータ12との間にロータ13の軸方向に沿う流体流を効率よく発生させることができるとともに、コギングを低減できる。
(4) 各リブ20が各永久磁石19の対角線に沿って延びるように形成されているため、モータとしての出力性能を向上できる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図4に示すように、リブ20を1つの永久磁石19の横幅の範囲及び隣接する永久磁石19間の間隔の範囲に跨って対角線状に延びるように形成すること。このようにすれば、リブ20がロータ13をその軸線方向から見た場合、ほとんど隙間なく配列されるため、より有効にコギング防止を図ることができる。
・ 図5に示すように、収容孔18及び永久磁石19を回転軸14の中心を中心とした螺旋状に延びるように配置するとともに、リブ20をその永久磁石19の対角線に沿って延びるように形成すること。このような構成を実現するためには、ロータコア17のリブ20や収容孔18が回転軸14の軸線と平行に延長されるように、コア片17aを積層する。その後、リブ20や収容孔18が螺旋状をなすように、各コア片17aをそれらの軸を中心にスライド回転させればよい。永久磁石19は磁性圧粉を用い、その磁性圧粉を螺旋状の収容孔18内に圧入して加熱硬化させればよい。
・ リブ20をロータ13の軸線方向に延びるように形成すること。
・ 流体として、オイル等の液体を用いる回転電機にこの発明を具体化すること。
・ 回転電機として、発電機にこの発明を具体化すること。
11…モータ、12…ステータ、13…ロータ、19…永久磁石、20…リブ。

Claims (3)

  1. ロータの回転に伴ってロータとステータとの間に流体流が生じるように、ロータの外周面にロータの軸線に対して傾斜するリブを設けたことを特徴とする回転電機。
  2. 前記リブを螺旋状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記ロータには四角板形状の永久磁石が内蔵され、前記リブを永久磁石の対角線に沿って延びるように形成したことを特徴とする請求項2に記載の回転電機。
JP2010270072A 2010-12-03 2010-12-03 回転電機 Pending JP2012120391A (ja)

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