JP2012119269A - 電源装置、機械式駐車装置、及び電源装置の制御方法 - Google Patents

電源装置、機械式駐車装置、及び電源装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】安価でかつ確実に、商用電力系統への電力の回生及び商用電力系統からの電力の供給よりも優先的に、蓄電装置の充放電を行うことを目的とする。
【解決手段】モータ22を駆動させるための電源装置26は、回生コンバータ回路40、モータ駆動用インバータ回路42、DC/DCコンバータ回路44、蓄電装置46、及びDC/DCコンバータ制御部48を備える。回生コンバータ回路40は、直流バス電圧に比例し、かつ直流バス電圧が所定の大きさの場合に0Aとなる回生コンバータ出力電流を入出力させる。DC/DCコンバータ制御部48は、電流測定部56で測定された回生コンバータ出力電流が正である場合に、直流バス58の直流バス電圧が上昇し、電流測定部56で測定された回生コンバータ出力電流が負である場合に、直流バス電圧が下降するようにDC/DCコンバータ回路44を介して、蓄電装置46の充放電を制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電源装置、機械式駐車装置、及び電源装置の制御方法に関するものである。
従来から、車両を上下方向に移動させて入出庫させる機械式駐車装置(所謂、立体駐車装置)が開発されている。
このような機械式駐車装置において、特許文献1には、建屋内において駆動装置により、多数の車両を車両用パレットを用いて上下方向に移動させて格納するように構成し、車両を下降させる際に、その下降エネルギーを用いて発電する発電装置と、該発電装置により発電した電力を蓄電する蓄電装置と、を備えることによって、車両を入出庫させる際の下降エネルギーを発電に利用する技術が記載されている。
ここで、図6に、力行、回生を繰り返す機械式駐車装置の電源装置の回路図の一例を示す。
図6に示される電源装置200は、商用電力系統202に接続され、交流電力を直流電力に変換する回生コンバータ回路204と、回生コンバータ回路204に接続され、直流電力を交流電力に変換し、上下搬送される被搬送物である負荷206を上昇させるモータ208を駆動させるモータ駆動用インバータ回路210と、を備えている。
なお、モータ208で上昇される被搬送物とは、例えば、車両、車両を積載するパレット、リフト、及びカウンタウェート等であり、モータ208が被搬送物を上昇させる場合が力行運転であり、モータ208が被搬送物を下降させながら回生電力を発生させる場合が回生運転である。また、回生コンバータ回路204からモータ駆動用インバータ回路210へ流れる電流の向きを正とし、逆向きを負とする。すなわち、力行運転時には、電流の向きは正となり、回生運転時には、電流の向きは負となる。
図7は、回生コンバータ回路204の特性を示している。この回生コンバータは、120°通電制御方式を採用しており、この方式の回生コンバータはPWM制御方式の回生コンバータよりも制御が単純で安価であるという特徴を持つ。
図7に示す特性を持つ回生コンバータ回路204の一端(モータ駆動用インバータ回路210に接続されている端部)から入出力される電流(回生コンバータ出力電流Iconv)は、回生コンバータ回路204とモータ駆動用インバータ回路210との間の電圧(直流バス電圧)に比例し、かつ直流バス電圧が所定の大きさ(図7の例では、270V)の場合に零(0A)となる。そして、力行運転時には、回生コンバータ出力電流が0Aを超え、直流バス電圧は下がる一方、回生運転時には、回生コンバータ出力電流が0A未満となり、直流バス電圧は大きくなる。
このため、図7に示す特性を持つ回生コンバータ回路204では、回生開始電圧と給電開始電圧との差がない上(図7の例では回生開始電圧、給電開始電圧共に270V)、これらの電圧は、商用電源の電圧変動に合わせて変動するため、回生開始電圧・給電開始電圧は一定ではない。
一方、図8に示される電源装置200は、図6に示される電源装置200に、蓄電装置214を付加したものであり、蓄電装置214は、直流電圧の大きさを変換するDC/DCコンバータ回路212を介して、回生コンバータ回路204及びモータ駆動用インバータ回路210に接続される。なお、回生コンバータ回路204から出力される回生コンバータ出力電流Iconvは、電流測定部216によって測定され、DC/DCコンバータ回路212を制御するためのDC/DCコンバータ制御部218へ入力される。
図9は、図8に示される電源装置200の回生コンバータ回路204の特性をグラフ上に示した一例である。図9に示されるように、回生コンバータ回路204は、直流バス電圧が回生開始電圧になると回生電力を商用電力系統へ回生させ、直流バス電圧が給電開始電圧になると商用電力系統から電力供給がされる。
なお、図9に示される特性を実現するためには、回生コンバータ回路204としてPWM制御方式を採用した回生コンバータ回路を使用する必要がある。
また、図10は、蓄電装置214に接続されるDC/DCコンバータ回路212の特性を示した一例である。図10に示されるように、DC/DCコンバータ回路212では、蓄電装置214へ充電させる場合及び蓄電装置214から放電させる場合の条件が、直流バス電圧により定められる。
そして、図11は、図8に示される電源装置200の回生コンバータ回路204の特性とDC/DCコンバータ回路212とを同一グラフ上に示した一例である。
図11に示されるように、回生コンバータ回路204の回生開始電圧よりも、DC/DCコンバータ回路212によって蓄電装置214が充電を開始する電圧の方が低く、回生コンバータ回路204の給電開始電圧よりも、DC/DCコンバータ回路212によって蓄電装置214が放電を開始する電圧の方が高い。すなわち、無負荷の状態から回生運転となると、直流バス電圧が上昇し、回生電力の蓄電装置214への充電が開始され、さらに直流バス電圧が上昇し、回生コンバータ回路204の回生開始電圧を超えると、回生コンバータ回路204による商用電力系統202への回生が開始される。一方、無負荷の状態から力行運転となると、直流バス電圧が下降し、蓄電装置214からの放電が開始され、さらに直流バス電圧が下降し、回生コンバータ回路204の給電開始電圧を下回ると、回生コンバータ回路204による商用電力系統202から電力の供給が開始される。
このように、図11のような特性を有するDC/DCコンバータ回路212と回生コンバータ回路204を備えた電源装置200は、力行運転時及び回生運転時共に、商用電力系統への電力の回生及び商用電力系統からの電力の供給よりも優先的に、蓄電装置の充放電が行われる。
特開2001−336298号公報
上述のように、PWM制御方式を採用した回生コンバータ回路204を用いることで、力行運転時及び回生運転時共に、商用電力系統への電力の回生及び商用電力系統からの電力の供給よりも優先的に、蓄電装置の充放電を行えるが、PWM制御方式を採用した回生コンバータ回路は、120°通電制御方式と比較して高価であるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、安価でかつ確実に、商用電力系統への電力の回生及び商用電力系統からの電力の供給よりも優先的に、蓄電装置の充放電を行うことができる電源装置、機械式駐車装置、及び電源装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の電源装置、機械式駐車装置、及び電源装置の制御方法は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る電源装置は、一端が商用電力系統に接続され、交流電力と直流電力とを変換する第1変換回路と、一端が前記第1変換回路の他端に接続され、直流電力と交流電力とを変換し、他端がモータに接続される第2変換回路と、一端が前記第1変換回路の他端及び前記第2変換回路の一端に接続され、直流電圧の大きさを変換し、他端が蓄電装置に接続される直流電圧変換回路と、を備え、前記第1変換回路の他端から入出力される電流は、前記第1変換回路と前記第2変換回路との間の直流電圧に応じて変化し、かつ該直流電圧が所定の大きさの場合に零となる電源装置であって、前記第1変換回路の他端から入出力される電流を測定する測定手段と、前記測定手段によって測定された電流が正である場合に、前記直流電圧が上昇し、前記測定手段で測定された電流が負である場合に、前記直流電圧が下降するように前記直流電圧変換回路を介して、前記蓄電装置の充放電を制御する制御手段と、を備える。
本発明によれば、電源装置は、一端が商用電力系統に接続され、交流電力と直流電力とを変換する第1変換回路と、一端が第1変換回路の他端に接続され、直流電力と交流電力とを変換し、他端がモータに接続される第2変換回路と、一端が第1変換回路の他端及び前記第2変換回路の一端に接続され、直流電圧の大きさを変換し、他端が蓄電装置に接続される直流電圧変換回路と、を備えている。
第1変換回路は、第2変換回路との間の直流電圧に応じて変化し(例えば、比例関係を有する。)、かつ該直流電圧が所定の大きさの場合に零(0A)となる電流を第1変換回路の他端から入出力させるという特性を有している。
さらに、測定手段によって、第1変換回路の他端から入出力される電流が測定される。
そして、制御手段が、測定手段で測定された電流が正である場合に、第1変換回路と第2変換回路との間の直流電圧が上昇し、測定手段で測定された電流が負である場合に、第1変換回路と第2変換回路との間の直流電圧が下降するように直流電圧変換回路を介して、蓄電装置の充放電を制御する。
これにより、第1変換回路の他端から入出力される電流を0Aとすることができるので、商用電力系統と第1変換回路との間での電力のやり取りを最小限にすることができ、安価でかつ確実に、商用電力系統への電力の回生及び商用電力系統からの電力の供給よりも優先的に、蓄電装置の充放電を行うことができる。
また、本発明の電源装置は、前記制御手段が、前記直流電圧変換回路を介して前記蓄電装置の充放電の時間割合を変化させてもよい。
本発明によれば、制御手段によって、直流電圧変換回路を介して蓄電装置の充放電の時間割合が変化される。蓄電装置の充放電の時間割合を制御することによって、第1変換回路と第2変換回路との間の直流電圧を制御することができるので、簡易に第1変換回路の他端から入出力される電流を0Aとすることができる。
また、本発明の電源装置は、前記制御手段が、前記第1変換回路の他端から入出力される電流、前記直流電圧、及び前記蓄電装置から出力される電流に基づいて前記蓄電装置から出力させる電圧の指令値を導出し、該指令値と前記直流電圧の逆数との積から前記時間割合を導出してもよい。
本発明によれば、制御手段によって、第1変換回路の他端から入出力される電流、第1変換回路と第2変換回路との間の直流電圧、及び蓄電装置から入出力される電流に基づいて、蓄電装置から入出力させる電圧の指令値を導出し、該指令値と直流電圧の逆数との積から時間割合を導出する。第1変換回路から出力される電流、第1変換回路と第2変換回路との間の直流電圧、及び蓄電装置から出力される電流は、容易に計測が可能であるため、蓄電装置の充放電の時間割合を容易に導出することができる。
また、本発明の電源装置は、前記指令値が、上限値及び下限値を有しており、前記下限値が、前記蓄電装置の出力電圧が予め定められた下限値未満の場合に、前記蓄電装置の出力電圧に応じて変化し、前記蓄電装置の出力電圧が該予め定められた下限値を超える場合に、該予め定められた下限値に設定されてもよい。
本発明によれば、蓄電装置から出力させる電圧の指令値は、上限値及び下限値を有している。そして、該下限値は、蓄電装置の出力電圧が予め定められた下限値未満の場合に、蓄電装置の出力電圧に応じて変化する。一方、該下限値は、蓄電装置の出力電圧が該予め定められた下限値を超える場合に、該予め定められた下限値に設定される。これにより、蓄電装置から出力させる電圧の指令値が、蓄電装置の充電電圧よりも大きくなり、蓄電装置が破損することを防止できる。
また、本発明に係る機械式駐車装置は、上下搬送される被搬送物と、前記被搬送物を上昇させるモータと、前記モータへ電力を供給する請求項1から請求項4の何れか1項記載の電源装置と、を備える。
本発明によれば、上下搬送される被搬送物と、前記被搬送物を上昇させるモータと、モータへ電力を供給する上記記載の電源装置と、を備えるので、商用電力系統と第1変換回路との間での電力のやり取りを最小限にすることができ、安価でかつ確実に、商用電力系統への電力の回生及び商用電力系統からの電力の供給よりも優先的に、蓄電装置の充放電を行うことができる。
また、本発明に係る電源装置の制御方法は、一端が商用電力系統に接続され、交流電力と直流電力とを変換する第1変換回路と、一端が前記第1変換回路の他端に接続され、直流電力と交流電力とを変換し、他端がモータに接続される第2変換回路と、一端が前記第1変換回路の他端及び前記第2変換回路の一端に接続され、直流電圧の大きさを変換し、他端が蓄電装置に接続される直流電圧変換回路と、を備え、前記第1変換回路の他端から入出力される電流は、前記第1変換回路と前記第2変換回路との間の直流電圧に応じて変化し、かつ該直流電圧が所定の大きさの場合に零となる電源装置の制御方法であって、前記第1変換回路の他端から入出力される電流を測定する測定手段によって測定された電流が正である場合に、前記直流電圧が上昇し、前記測定手段で測定された電流が負である場合に、前記直流電圧が下降するように前記直流電圧変換回路を介して、前記蓄電装置の充放電を制御する。
本発明によれば、商用電力系統と第1変換回路との間での電力のやり取りを最小限にすることができ、安価でかつ確実に、商用電力系統への電力の回生及び商用電力系統からの電力の供給よりも優先的に、蓄電装置の充放電を行うことができる。
本発明によれば、安価でかつ確実に、商用電力系統への電力の回生及び商用電力系統からの電力の供給よりも優先的に、蓄電装置の充放電を行うことができる、という優れた効果を有する。
本発明の第1実施形態に係る機械式駐車装置の構成図である。 本発明の第1実施形態に係る機械式駐車装置の電源装置の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る回生コンバータ回路の特性の一例を示すグラフである。 本発明の第1実施形態に係る電源装置が備えるDC/DCコンバータ回路とDC/DCコンバータ制御部の詳細を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る電源装置が備えるDC/DCコンバータ回路とDC/DCコンバータ制御部の詳細を示すブロック図である。 従来の機械式駐車装置の電源装置の回路図の一例である。 120°通電制御方式DC/DCコンバータ回路の特性の一例を示すグラフである。 従来の機械式駐車装置の電源装置に蓄電装置を付加した回路図の一例である。 PWM制御方式を採用した回生コンバータ回路の特性の一例を示すグラフである。 蓄電装置に接続されるDC/DCコンバータ回路の特性を示すグラフである。 PWM制御方式を採用した回生コンバータ回路の特性と蓄電装置に接続されるDC/DCコンバータ回路の特性とを示すグラフである。
以下に、本発明に係る電源装置、機械式駐車装置、及び電源装置の制御方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本第1実施形態に係る機械式駐車装置10の構成図である。
図1に示されるように、機械式駐車装置10は、車両12を乗せるパレット14、上下に昇降するリフト16、車両12を格納させる格納棚18、地上で人が乗降する乗入部20を備える。また、機械式駐車装置10は、上下搬送される被搬送物(負荷)である車両12、パレット14、及びリフト16を上昇させるモータ22、モータ22への電力を供給するために商用電力系統24と接続された電源装置26を備える。
次に、機械式駐車装置10の動作について説明する。
機械式駐車装置10は、車両12のへの入庫時には、車両12を載せる空のパレット14を格納棚18からリフト16を取り出し、リフト16と共にパレット14を乗入部20に降下させ、乗入部20でパレット14に車両12が載ると、格納階までパレット14に車両12を載せたリフト16を上昇させて格納棚18に車両12を収納する。出庫時には、格納棚18のパレット14に載った車両12をパレット14と共に取り出し、リフト16によって乗入部20に降下させ、乗入部20でパレット14から車両12が降ろされた後、格納階まで空となったパレット14を上昇させて空のパレット14を格納棚18に収納する。
この時、車両12を運ぶリフト16は吊られており、駆動シーブ(滑車)28により反対側に位置するカウンタウェート(錘)30と吊りあっていると昇降に必要な動力が最小となる。
ここで、入庫の場合には空のパレット14と共にリフト16を格納棚18から乗入部20に降ろす。この場合、カウンタウェート30を持ち上げる事になるが、重量はカウンタウェート30≧(リフト16+パレット14)のためモータ22を駆動させるための動力が必要となり力行運転となる。また、パレット14に載せた車両12を格納棚18へ上昇させ格納する場合は、(車両12+リフト16+パレット14)≧カウンタウェート30であり、重たい側を持ち上げるため動力が必要となり力行運転となる。
一方、出庫の場合には車両12を乗入部20へ降ろすが、(車両12+リフト16+パレット14)≧カウンタウェート30であり、重たい側を降ろすので回生運転となり、モータ22で回生電力が発生する。また、空のパレット14を格納棚18へ戻す上昇動作においても、カウンタウェート30≧(リフト16+パレット14)であり、軽い側を上昇させるので回生運転となり、モータ22で回生電力が発生する。
次に、図2を参照して、本第1実施形態に係るモータ22へ電力を供給するための電源装置26について説明する。
本第1実施形態に係る電源装置26は、回生コンバータ回路40、モータ駆動用インバータ回路42、DC/DCコンバータ回路44、蓄電装置46(本第1実施形態では、電気二重層キャパシタ:EDLC)、及びDC/DCコンバータ制御部48を備える。
回生コンバータ回路40は、一端が商用電力系統24に接続され、商用電力系統24から供給される交流電力(3相交流電力)と直流電力とを変換する。
具体的には、回生コンバータ回路40は、120度通電の回生コンバータであり、スイッチング素子50A〜50F、及びコンデンサ52を備える。各スイッチング素子50A〜50Fのコレクタ及びエミッタには、ダイオード54のカソード及びアノードが接続されている。なお、図2では、スイッチング素子の一例として、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いた例を示している。
そして、スイッチング素子50A,50Bが直列接続されていると共にスイッチング素子50Aのエミッタとスイッチング素子50Bのコレクタが商用電力系統24に接続され、スイッチング素子50C,50Dが直列接続されていると共にスイッチング素子50Cのエミッタとスイッチング素子50Dのコレクタが商用電力系統24に接続され、スイッチング素子50E,50Fが直列接続されていると共にスイッチング素子50Eのエミッタとスイッチング素子50Fのコレクタが商用電力系統24に接続されている。さらに、直列接続されているスイッチング素子50A,50B、直列接続されているスイッチング素子50C,50D、直列接続されているスイッチング素子50E,50F、及びコンデンサ52が並列接続されている。
このような構成を有する本実施形態に係る回生コンバータ回路40は、力行運転時には、ダイオード54を介して商用電力系統24から供給された電力をモータ駆動用インバータ回路42へ供給する。すなわち、回生コンバータ回路40は、力行運転時は、スイッチング動作を行わないが、回生運転時にはスイッチング動作を行う。
そして、回生コンバータ回路40のコンデンサ52側の端部が、モータ駆動用インバータ回路42及びDC/DCコンバータ回路44に接続されている。
また、回生コンバータ回路40から出力される回生コンバータ出力電流(Iconv)は、電流測定部56によって測定される。なお、以下の説明において、回生コンバータ回路40からモータ駆動用インバータ回路42へ流れる電流の向きを正とし、逆向きを負とする。
また、以下の説明において、回生コンバータ回路40とモータ駆動用インバータ回路42とDC/DCコンバータ回路44を接続するバスを直流バス58と呼び、直流バス58の電圧を直流バス電圧と呼ぶ。
モータ駆動用インバータ回路42は、一端が直流バス58を介して回生コンバータ回路40の他端(コンデンサ52側の端部)に接続され、直流電力と交流電力とを変換し、他端にモータ22が接続されている。また、モータ駆動用インバータ回路42のコンデンサ60側の端部がDC/DCコンバータ回路44にも接続されている。
具体的には、モータ駆動用インバータ回路42は、コンデンサ60、及びスイッチング素子62A〜62Fを備える。各スイッチング素子62A〜62Fのコレクタ及びエミッタには、ダイオード64のカソード及びアノードが接続されている。
そして、スイッチング素子62A,62Bが直列接続されていると共にスイッチング素子62Aのエミッタとスイッチング素子62Bのコレクタがモータ22に接続され、スイッチング素子62C,62Dが直列接続されていると共にスイッチング素子62Cのエミッタとスイッチング素子62Dのコレクタがモータ22に接続され、スイッチング素子62E,62Fが直列接続されていると共にスイッチング素子62Eのエミッタとスイッチング素子62Fのコレクタがモータ22に接続されている。さらに、コンデンサ60、直列接続されているスイッチング素子62A,62B、直列接続されているスイッチング素子62C,62D、及び直列接続されているスイッチング素子62E,62Fが並列接続されている。
DC/DCコンバータ回路44は、一端が直流バス58を介して回生コンバータ回路40の端部(コンデンサ52側の端部)及びモータ駆動用インバータ回路42の端部(コンデンサ60側の端部)に接続され、直流電圧の大きさを変換し、他端が蓄電装置46に接続されている。
具体的には、DC/DCコンバータ回路44は、コンデンサ66、スイッチング素子68A,68B、インダクタ70を備える。各スイッチング素子68A,68Bのコレクタ及びエミッタには、ダイオード72のカソード及びアノードが接続されている。
そして、スイッチング素子68A,68Bが直列接続されていると共にスイッチング素子68Aのエミッタとスイッチング素子68Bのコレクタがインダクタ70を介して蓄電装置46に接続されている。また、コンデンサ66、及び直列接続されているスイッチング素子68A,68Bが並列接続されている。
さらに、スイッチング素子68A,68B(以下、「パワー素子74」という。)は、DC/DCコンバータ制御部48によって、その動作が制御される。
なお、パワー素子74は、スイッチング機能を有していれば、MOSFET及びパワートランジスタ等で構成されていてもよい。
蓄電装置46は、一例として、直列接続された複数のコンデンサ76が備えられている。そして、蓄電装置46の一端が、DC/DCコンバータ回路44が備えるインダクタ70に接続され、他端がDC/DCコンバータ回路44が備えるスイッチング素子68Bのエミッタに接続されている。なお、図2の蓄電装置46におけるRは、蓄電装置46の内部抵抗を示している。
そして、機械式駐車装置10が力行運転を行う場合には、電源装置26は、商用電力系統24又は蓄電装置46からの電力によってモータ22を駆動させる。
商用電力系統24から電力供給がされる場合は、商用電力系統24からの交流電力を回生コンバータ回路40が直流電力に変換し、モータ駆動用インバータ回路42が変換された直流電力を再び交流電力に変換し、モータ22に供給する。蓄電装置46から電力供給がされる場合は、蓄電装置46から放電される直流電力をDC/DCコンバータ回路44が大きさを所定の大きさに変換し、モータ駆動用インバータ回路42が変換された直流電力を交流電力に変換し、モータ22に供給する。
一方、機械式駐車装置10が回生運転を行う場合には、電源装置26は、モータ22が発生させた電力を、商用電力系統24へ回生又は蓄電装置46へ充電させる。
商用電力系統24へ回生させる場合は、モータ22が発生させた交流電力をモータ駆動用インバータ回路42が直流電力に変換し、回生コンバータ回路40が変換された直流電力を交流電力に変換し、商用電力系統24へ回生させる。一方、蓄電装置46へ充電させる場合は、モータ22が発生させた交流電力をモータ駆動用インバータ回路42が直流電力に変換し、DC/DCコンバータ回路44が変換された直流電力の大きさを蓄電装置46が充電可能な大きさに変換し、蓄電装置46へ充電させる。
図3に回生コンバータ回路40の特性を示す。図3に示されるように、回生コンバータ回路40の一端(モータ駆動用インバータ回路42に接続される端部)から入出力される電流(以下、「回生コンバータ出力電流」という。)は、直流バス電圧に応じて変化し(図3の例では比例関係を有する。)、かつ直流バス電圧が所定の大きさ(図3の例では、270V)の場合に0Aとなる。そして、機械式駐車装置10の力行運転時には、回生コンバータ出力電流が0Aを超え、直流バス電圧は下がる一方、回生運転時には、回生コンバータ出力電流が0A未満となり、直流バス電圧は大きくなる。
このように、回生コンバータ出力電流が0Aでない場合とは、電源装置26と商用電力系統24との間での電力のやり取りが生じている場合である。具体的には、回生コンバータ出力電流が負の場合は、モータ22で発生した回生電力が商用電力系統24へ回生され、回生コンバータ出力電流が正の場合は、商用電力系統24から電力が供給される。すなわち、回生コンバータ出力電流を0Aとすることによって、電源装置26と商用電力系統24との間の電力のやり取りを最小限にすることができる。
そこで、DC/DCコンバータ制御部48は、電流測定部56で測定された回生コンバータ出力電流が正である場合に、直流バス58の直流バス電圧が上昇し、電流測定部56で測定された回生コンバータ出力電流が負である場合に、直流バス電圧が下降するようにDC/DCコンバータ回路44を介して、蓄電装置46の充放電を制御する。
すなわち、DC/DCコンバータ制御部48は、電流測定部56で測定される回生コンバータ出力電流が0Aとなるように、蓄電装置46の充放電を制御することによって、電源装置26と商用電力系統24との間の電力のやり取りを最小限にし、安価でかつ確実に、商用電力系統24への回生及び商用電力系統24からの電力供給よりも優先的に、蓄電装置46の充放電を行わせる。
ここで、蓄電装置46の充放電を制御することによって、直流バス電圧を制御する方法について説明する。
直流バス電圧は、回生コンバータ回路40が備えるコンデンサ52、モータ駆動用インバータ回路42が備えるコンデンサ60、及びDC/DCコンバータ回路44が備えるコンデンサ66の電圧の総和によって決定される。そして、回生コンバータ回路40が備えるコンデンサ52の電圧は、コンデンサ52に流れる回生コンバータ出力電流(Iconv)によって決定され、モータ駆動用インバータ回路42が備えるコンデンサ60の電圧は、モータ駆動用インバータ回路42へ入力する電流(以下、「インバータ電流(Iinv)」という。)によって決定され、DC/DCコンバータ回路44が備えるコンデンサ66の電圧は、蓄電装置46の充放電電流(以下、「EDLC電流(Ic)」という。)によって決定される。このため、EDLC電流を制御することによって、直流バス電圧を制御することができる。
そして、EDLC電流は、DC/DCコンバータ回路44の出力電圧と蓄電装置46の出力電圧との電位差を、DC/DCコンバータ回路44と蓄電装置46との回路抵抗で除算した値である。DC/DCコンバータ回路44の出力電圧は、蓄電装置46を充放電させる時間割合(パワー素子74をオン、オフする時間比、以下、「変調率」という。)と直流バス電圧との積で決定される。このため、蓄電装置46の充放電の変調率を制御することによって、DC/DCコンバータ回路44の出力電圧を制御でき、EDLC電流を制御できる。
以上のように、蓄電装置46の充放電の変調率を制御することによって、EDLC電流を制御でき、EDLC電流を制御することで直流バス電圧を制御することができる。
そこで、本実施形態に係るDC/DCコンバータ制御部48は、DC/DCコンバータ回路44を介して蓄電装置の充放電の変調率を変化させる。
図4は、本実施形態に係るDC/DCコンバータ制御部48の構成を示すブロック図である。
DC/DCコンバータ制御部48は、差分算出部80、PI制御部82、直流バス電圧上下限部84、差分算出部86、PI制御部88、充放電電流上限部90、差分算出部92、PI制御部94、EDLC電圧上下限部96、逆数算出部98、及び変調率導出部100を備えている。
差分算出部80は、回生コンバータ出力電流の指令値(Iconv_REF)及び電流測定部56で測定された回生コンバータ出力電流の値が入力され、その差分を算出する。なお、本第1実施形態では、電源装置26と商用電力系統24との間の電力のやり取りを最小限にするために、回生コンバータ出力電流の指令値を0Aとする。
PI制御部82は、差分算出部80で算出された差分が入力され、該差分に応じた直流バス電圧の指令値(Vdc_REF)をPI(比例積分)制御により出力する。
直流バス電圧上下限部84は、直流バス電圧の最大値(Vdc_MAX)と最小値(Vdc_MIN)とが予め設定されており、直流バス電圧の指令値が該最大値を超える場合は、直流バス電圧の指令値を該最大値として出力し、直流バス電圧の指令値が該最小値未満の場合は、直流バス電圧の指令値を該最小値として出力する。
なお、直流バス電圧の最大値(Vdc_MAX)と最小値(Vdc_MIN)とが予め設定されることにより、例えば、回生コンバータ回路40が停止した場合であっても、蓄電装置46の充放電により、直流バス電圧の変動が制限される。
差分算出部86は、直流バス電圧の指令値と、電圧測定部102で測定されたDC/DCコンバータ回路44から出力される直流バス電圧(Vdc)の値が入力され、その差分を算出する。
PI制御部88は、差分算出部86で算出された差分が入力され、該差分に応じた蓄電装置46の充放電電流の指令値(Ic_REF)をPI制御により出力する。
充放電電流上限部90は、蓄電装置46の放電電流の最大値(Ic_D_MAX)と蓄電装置46の充電電流の最大値(Ic_C_MAX)とが予め設定されており、放電電流の指令値が最大値(Ic_D_MAX)を超える場合は、放電電流の指令値を該最大値として出力し、充電電流の指令値が最大値(Ic_C_MAX)を超える場合は、充電電流の指令値を該最大値として出力する。
なお、充放電電流の指令値(Ic_REF)が、放電電流の最大値(Ic_D_MAX)を超える場合は、その差分がモータ22へ供給する電力の不足分となるため、該差分に応じた電力が商用電力系統24から供給される。一方、充放電電流の指令値(Ic_REF)が、充電電流の最大値(Ic_C_MAX)を超える場合は、その差分が蓄電装置46で充電できない回生電力となるため、該差分に応じた回生電力が商用電力系統24へ回生される。
差分算出部92は、充放電電流の指令値、及びパワー素子74とインダクタ70との間に設けられた電流測定部104によって測定されたEDLC電流が入力され、その差分を算出する。
PI制御部94は、差分算出部92で算出された差分が入力され、該差分に応じた蓄電装置46の出力電圧(DC/DCコンバータ回路44における蓄電装置46側の電圧、以下、「EDLC電圧」という。)の指令値(Vout_REF)をPI制御により出力する。
EDLC電圧上下限部96は、EDLC電圧の最大値(Vout_MAX)と最小値(Vout_MIN)とが予め設定されており、EDLC電圧の指令値が該最大値を超える場合は、EDLC電圧の指令値を該最大値として出力し、EDLC電圧の指令値が該最小値未満の場合は、EDLC電圧の指令値を該最小値として出力する。
逆数算出部98は、電圧測定部102で測定された直流バス電圧の逆数を算出し、変調率導出部100へ出力する。
変調率導出部100は、入力された直流バス電圧の指令値と直流バス電圧の逆数とを乗算することで、変調率を導出し、該変調率をパワー素子74に入力する。
次に、DC/DCコンバータ制御部48の作用について説明する。
機械式駐車装置10が回生運転を行っている場合は、回生コンバータ出力電流の指令値である0Aに対して、差分算出部80に入力される測定される回生コンバータ出力電流は負となる。このときの直流バス電圧は無負荷の状態よりも高くなっているため、PI制御部82は、上記指令値と測定された回生コンバータ出力電流の値の差分に応じて直流バス電圧を下げるために、直流バス電圧の指令値を下げる。
そして、差分算出部86は、直流バス電圧の指令値と測定された直流バス電圧の値の差分を算出する。PI制御部88は、直流バス電圧の指令値よりも測定された直流バス電圧の方が高ければ、より多くの電流を蓄電装置46に充電させることによって直流バス電圧を下げるために、蓄電装置46への充電電流を高くするための指令値を出力する。ここで、充電電流の指令値が最大値(Ic_C_Max、例えば50A)よりも大きい場合は、充電電流の指令値は該最大値とされ、蓄電装置46に充電できない過剰な回生電力は、商用電力系統24へ回生される。
差分算出部92は、充電電流の指令値と測定されたEDLC電流の値の差分を算出し、PI制御部88は、該差分に応じたEDLC電圧の指令値を変調率導出部100へ出力し、変調率導出部100で変調率を導出する。
そして、パワー素子74は、入力された変調率でオン、オフを繰り返し、DC/DCコンバータ回路44の出力電圧を制御することによって、EDLC電流を制御し、EDLC電流を制御することで直流バス電圧を制御する。
一方、機械式駐車装置10が力行運転を行っている場合は、回生コンバータ出力電流の指令値である0Aに対して、差分算出部80に入力される回生コンバータ出力電流は正となる。このときの直流バス電圧は無負荷の状態よりも低くなっているため、PI制御部82は、上記指令値と測定された回生コンバータ出力電流の値の差分に応じて直流バス電圧を上げるために、直流バス電圧の指令値を上げる。
そして、差分算出部86は、直流バス電圧の指令値と測定された直流バス電圧の値の差分を算出する。PI制御部88は、直流バス電圧の指令値よりも測定された直流バス電圧の方が低ければ、より多くの電流を蓄電装置46から放電させることによって直流バス電圧を上げるために、蓄電装置46からの放電電流を高くするための指令値を出力する。ここで、放電電流の指令値が最大値(Ic_D_Max、例えば50A)よりも大きい場合は、放電電流の指令値は最大値とされ、蓄電装置46からの放電のみでは不足する電力は、商用電力系統24から供給されることとなる。
差分算出部92は、放電電流の指令値と測定されたEDLC電流の値の差分を算出し、PI制御部88は、該差分に応じたEDLC電圧の指令値を変調率導出部100へ出力し、変調率導出部100で変調率を導出する。
そして、パワー素子74は、入力された変調率でオン、オフを繰り返し、DC/DCコンバータ回路44の出力電圧を制御することによって、EDLC電流を制御し、EDLC電流を制御することで直流バス電圧を制御する。
以上説明したように、本第1実施形態に係る電源装置26は、DC/DCコンバータ制御部48が、電流測定部56で測定された回生コンバータ出力電流が正である場合に、直流バス58の直流バス電圧が上昇し、電流測定部56で測定された回生コンバータ出力電流が負である場合に、直流バス電圧が下降するようにDC/DCコンバータ回路44を介して、蓄電装置46の充放電を制御する。
これにより、本第1実施形態に係る電源装置26は、回生コンバータ回路40から入出力される回生コンバータ出力電流を0Aとすることができるので、商用電力系統24と回生コンバータ回路40との間での電力のやり取りを最小限にすることができ、安価でかつ確実に、商用電力系統24への電力の回生及び商用電力系統24からの電力の供給よりも優先的に、蓄電装置46の充放電を行うことができる。
また、本第1実施形態に係る電源装置26は、DC/DCコンバータ制御部48によって、DC/DCコンバータ回路44を介して蓄電装置46の充放電の時間割合が変化される。蓄電装置46の充放電の時間割合を制御することによって、直流バス電圧を制御することができるので、簡易に回生コンバータ回路40から入出力される回生コンバータ出力電流を0Aとすることができる。
また、本第1実施形態に係る電源装置26は、DC/DCコンバータ制御部48によって、回生コンバータ出力電流、直流バス電圧、及びEDLC電流に基づいて、蓄電装置46から入出力させる電圧の指令値を導出し、該指令値と直流バス電圧の逆数との積から時間割合を導出する。回生コンバータ出力電流、直流バス電圧、及びEDLC電流は、容易に計測が可能であるため、本第1実施形態に係る電源装置26は、蓄電装置46の充放電の時間割合を容易に導出することができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、本第2実施形態に係る機械式駐車装置10の構成は、図1に示される第1実施形態に係る機械式駐車装置10の構成と同様であるので説明を省略する。
ここで、上述した第1実施形態において、EDLC電圧(Vedlc)がEDLC電圧上下限部96の下限値であるEDLC最小電圧(Vout_Min)以下の場合、DC/DCコンバータ回路44の出力電圧の指令値(Vout_REF)はEDLC最小電圧(Vout_Min)で制限されるため、蓄電装置46の内部抵抗をRとした場合、EDLC電流(Ic)は、下記(1)式で表わされる。
Ic=(Vout_REF−Vedlc)/R・・・(1)
例えば、Vout_Min=Vout_REF=130V、R=0.01Ω、Vedlc=0Vであった場合、Vedlc=0Vのため、蓄電装置46は充電されることとなるが、この場合の充電電流は、下記(2)式のように求められ、
Ic=(130−0)/0.01=13000(A)・・・(2)
となり、蓄電装置46に非常に大きな充電電流(13000A)が流れることとなる。実際には、DC/DCコンバータ回路44にインダクタ70が設けられているため、徐々に13000Aに向けて充電電流が増加するので、充電電流が増加する過程で過電流を検知し、蓄電装置46に対する充電を停止させることとなる。
このため、EDLC電圧(Vedlc)がEDLC最小電圧(Vout_Min)未満の場合、上記過電流動作を防止する必要がある。
また、充電電流が指令値どおり制御され、かつ蓄電装置46がEDLC最小電圧(Vout_Min)以下で放電動作を行わないようにするため、以下の2つの課題に対応する必要がある。
一つは、蓄電装置46を充電する際、充放電電流の指令値(Ic_REF)により電流を制御させるという課題(以下、「課題1」という。)。
もう一つは、EDLC電圧(Vedlc)がEDLC最小電圧(Vout_Min)以下のときは充電動作のみを行わせ、放電動作は行わせないという課題(以下、「課題2」という。)。
上記課題1を解決するために、EDLC最小電圧(Vout_Min)を0Vとし、出力電圧の指令値(Vout_REF)の制御範囲を0V〜EDLC最大電圧(Vout_Max)まで拡張することにより、蓄電装置46の電圧が出力電圧の指令値(Vout_REF)以下でも充放電電流の指令値(Ic_REF)によりEDLC電流(Ic)を制御することができる。しかし、EDLC最小電圧(Vout_Min)を0Vにしても、EDLC電圧が出力電圧の指令値(Vout_REF)以下であり、充放電電流の指令値(Ic_REF)が正の値をとった場合、蓄電装置46は、放電動作をしてしまうため、課題2は解決されていない。
ここで、蓄電装置46が充電する条件と、放電する条件を以下に記す。
蓄電装置46が充電する条件は、Vedlc<Vout_REFの場合である。
また、蓄電装置が放電する条件は、Vedlc>Vout_REFの場合である。
さらに、DC/DCコンバータ回路44に流れる電流が0Aとなる条件は、Vedlc=Vout_REFの場合である。
上記3つの条件より、つねにVedlc≦Vout_REFとなる条件であれば、蓄電装置46は、放電動作をしない。すなわち、出力電圧の指令値(Vout_REF)が、常にEDLC電圧(Vedlc)となるように、DC/DCコンバータ制御部48を構成する必要がある。
但し、電圧測定部により測定できるEDLC電圧(Vedlc)は、下記(3)式に示すようにEDLC電流(Ic)と内部抵抗(R)を乗算した電圧が加算された値となる。
Vedlc(測定値)=EDLC開回路電圧+Ic×R・・・(3)
このため、電圧測定部で測定して得られたEDLC電圧(Vedlc)を用いて、出力電圧の指令値(Vout_REF)の下限を制限すると、EDLC電流(Ic)が充電方向に流れている状態の電圧で制限されてしまうことになり、一度電流が流れ出すと充放電電流の指令値(Ic_REF)に無関係に充電が継続してしまうという不具合が発生する。これを防止するためには、出力電圧の指令値(Vout_REF)の下限値をEDLC開回路電圧(電流が0Aのときの電圧)とすることが必要となる。
そこで、過電流動作の防止及び蓄電装置46のEDLC最小電圧(Vout_Min)以下での放電動作の防止を可能とした本第2実施形態に係る電源装置26’の構成を図5に示す。なお、図5における図4と同一の構成部分については図4と同一の符号を付して、その説明を省略する。
図5に示す本第2実施形態に係るDC/DCコンバータ制御部48’は、EDLC最小電圧変更部110を備える。また、DC/DCコンバータ回路44’は、蓄電装置46から出力されたEDLC電圧(Vedlc)を測定する電圧測定部112を備える。
EDLC最小電圧変更部110は、内部電圧算出部114、減算部116、及び下限値変更部118を備える。
内部電圧算出部114は、電流測定部104によって測定されたEDLC電流が入力され、該EDLC電流と予め記憶されている蓄電装置46の内部抵抗の値とを乗算し、内部抵抗電圧を減算部116へ出力する。
減算部116は、電圧測定部112で測定されたEDLC電圧が入力され、該EDLC電圧から内部電圧算出部114で算出された内部抵抗電圧を減算する。上述したように、電圧測定部112で測定されたEDLC電圧には、蓄電装置46の内部抵抗電圧が加算されている。そのため、電圧測定部112で測定されたEDLC電圧から内部電圧算出部114で算出された内部抵抗電圧を減算することによって、蓄電装置46で充電されている正確な電圧(EDLC開回路電圧)の大きさが得られる。
そして、減算部116から出力された電圧値が、0V以上であり、かつ予め設定されているEDLC最小電圧(Vout_MIN)未満である場合、EDLC電圧上下限部96の下限値は、減算部116から出力された電圧値となる。一方、減算部116から出力された電圧値が、予め設定されているEDLC最小電圧(Vout_MIN)以上である場合、EDLC電圧上下限部96の下限値は、予め設定されているEDLC最小電圧(Vout_MIN)に設定される。
これにより、蓄電装置46から出力させるEDLC電圧の指令値が、蓄電装置46の充電電圧よりも大きくなることはなくなるので、蓄電装置46から出力させるEDLC電圧の指令値が、蓄電装置46の充電電圧よりも大きくなり、蓄電装置46が破損することを防止できる。
さらに、蓄電装置46が回生電力によって充電され、EDLC電圧がEDLC最小電圧(Vout_MIN)を超えるまでは、つねにVedlc(本第2実施形態ではEDLC開回路電圧)≦Vout_REFを満たすため、蓄電装置46は放電しない。そして、EDLC電圧がEDLC最小電圧(Vout_MIN)を上回ると、EDLC電圧上下限部96の下限値は、予め設定されているEDLC最小電圧(Vout_MIN)に設定されるので、DC/DCコンバータ制御部48’は、第1実施形態に係るDC/DCコンバータ制御部48と同様の動作を行う。
以上、本発明を、上記各実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記各実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、該変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記各実施形態では、機械式駐車装置10を、地上に配置された機械式駐車装置とする形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、機械式駐車装置10を、地下に配置された機械式駐車装置とする形態としてもよい。なお、この形態の場合、車両を入庫させる場合が回生運転となり、車両を出庫させる場合が力行運転となる。
また、上記各実施形態では、蓄電装置46を、EDLCとする形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、蓄電装置46をリチウムイオン電池又はニッケル水素電池等の他の二次電池とする形態としてもよい。
また、上記各実施形態では、本発明の電源装置を、機械式駐車装置10において被搬送物である車両12、パレット14、リフト16、及びカウンタウェート30等を上昇させるモータ22へ電力を供給するための電源装置26に適用する形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の電源装置は、被搬送物を上昇させるモータを備えた他の揚重装置に用いる形態としてもよい。なお、他の揚重装置としては、エレベータ、自動倉庫のリフト装置、及びコンテナクレーン装置等が挙げられる。
10 機械式駐車装置
16 リフト
22 モータ
24 商用電力系統
26 電源装置
40 回生コンバータ回路
42 モータ駆動用インバータ回路
44 DC/DCコンバータ回路
46 蓄電装置
48 DC/DCコンバータ制御部
56 電流測定部

Claims (6)

  1. 一端が商用電力系統に接続され、交流電力と直流電力とを変換する第1変換回路と、一端が前記第1変換回路の他端に接続され、直流電力と交流電力とを変換し、他端がモータに接続される第2変換回路と、一端が前記第1変換回路の他端及び前記第2変換回路の一端に接続され、直流電圧の大きさを変換し、他端が蓄電装置に接続される直流電圧変換回路と、を備え、前記第1変換回路の他端から入出力される電流は、前記第1変換回路と前記第2変換回路との間の直流電圧に応じて変化し、かつ該直流電圧が所定の大きさの場合に零となる電源装置であって、
    前記第1変換回路の他端から入出力される電流を測定する測定手段と、
    前記測定手段によって測定された電流が正である場合に、前記直流電圧が上昇し、前記測定手段で測定された電流が負である場合に、前記直流電圧が下降するように前記直流電圧変換回路を介して、前記蓄電装置の充放電を制御する制御手段と、
    を備えた電源装置。
  2. 前記制御手段は、前記直流電圧変換回路を介して前記蓄電装置の充放電の時間割合を変化させる請求項1記載の電源装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1変換回路の他端から入出力される電流、前記直流電圧、及び前記蓄電装置から出力される電流に基づいて前記蓄電装置から出力させる電圧の指令値を導出し、該指令値と前記直流電圧の逆数との積から前記時間割合を導出する請求項1又は請求項2記載の電源装置。
  4. 前記指令値は、上限値及び下限値を有しており、
    前記下限値は、前記蓄電装置の出力電圧が予め定められた下限値未満の場合に、前記蓄電装置の出力電圧に応じて変化し、前記蓄電装置の出力電圧が該予め定められた下限値を超える場合に、該予め定められた下限値に設定される請求項3記載の電源装置。
  5. 上下搬送される被搬送物と、
    前記被搬送物を上昇させるモータと、
    前記モータへ電力を供給する請求項1から請求項4の何れか1項記載の電源装置と、
    を備えた機械式駐車装置。
  6. 一端が商用電力系統に接続され、交流電力と直流電力とを変換する第1変換回路と、一端が前記第1変換回路の他端に接続され、直流電力と交流電力とを変換し、他端がモータに接続される第2変換回路と、一端が前記第1変換回路の他端及び前記第2変換回路の一端に接続され、直流電圧の大きさを変換し、他端が蓄電装置に接続される直流電圧変換回路と、を備え、前記第1変換回路の他端から入出力される電流は、前記第1変換回路と前記第2変換回路との間の直流電圧に応じて変化し、かつ該直流電圧が所定の大きさの場合に零となる電源装置の制御方法であって、
    前記第1変換回路の他端から入出力される電流を測定する測定手段によって測定された電流が正である場合に、前記直流電圧が上昇し、前記測定手段で測定された電流が負である場合に、前記直流電圧が下降するように前記直流電圧変換回路を介して、前記蓄電装置の充放電を制御する、
    電源装置の制御方法。
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