JP2012118803A - 情報提供システム、ゲイトウェイ装置、情報提供方法および情報提供プログラム - Google Patents

情報提供システム、ゲイトウェイ装置、情報提供方法および情報提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】パーソナルコンピュータ等の情報処理装置の電源のオン・オフに係わらず、ユーザに伝達しようとする情報の存在を知らせることのできる情報提供システム、ゲイトウェイ装置、情報提供方法および情報提供プログラムを得ること。
【解決手段】ゲイトウェイ装置11の通知受信手段11bは、所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知を受信し、報知手段11dがこれを周囲に知らせる。情報処理装置12はゲイトウェイ装置11のアドレス格納手段11cに格納されたアドレスを取得してインターネットにアクセスし情報提供サーバ13に格納された通知内容をブラウザで表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば事業者がその通信設備を使用するユーザに対して必要な情報を提供するための情報提供システム、ゲイトウェイ、情報提供方法および情報提供プログラムに関する。
事業者は、その通信設備の保守点検に伴うサービスの一時的な制限や新たなサービスの勧誘といった各種の情報を、必要に応じてユーザに提供している。このような情報の提供は、従来からユーザへ電子メールを使用したり、ユーザ登録を行った電話番号に電話を掛けたり、あるいは関係書類を郵送するといった手法で行われている。
このような従来から行われている情報提供には、それぞれ問題がある。たとえば、事業者側で用意したユーザの電子メールのアドレスを用いて事業者が電子メールを送信しても、ユーザがこれ以外の独自のアドレスでのみ電子メールを送受信している場合がある。このような場合には、事業者側が電子メールを送信してもユーザに情報を伝達することはできない。
ユーザ登録を行った電話番号に事業者が電話を掛ける場合もある。この場合には、ユーザが勤務先にいるとか外出中といった理由で本人に繋がらない場合が多い。また、情報の提供のための通信費や人件費がかさむという問題もある。関係書類を郵送する場合については、通信費がかかるだけでなく、ユーザが書類を受け取ったことの確認が一般に困難である。
そこで、本発明に関連する第1の関連技術として、配信側装置から複数の受信側装置に情報告知を行うシステムが提案されている(たとえば特許文献1参照)。この第1の関連技術では、受信側装置のそれぞれにIP(Internet Protocol)アドレスを割り振って、町役場の担当者が各家庭に設置した受信側装置の液晶モニタに必要な情報を表示するようにしている。町役場の担当者は配信予定時刻になると受信側装置側に情報を配信する。
この第1の関連技術では、町等の行政の行われる地域単位で、それらの各家庭に専用の受信側装置を設置し、これらの受信側装置に対して役場が必要な情報を送出する。したがって、大掛かりなシステムとなり、システムを構築する費用が膨大となる。また、各家庭では専用の受信側装置を配置するので、既存の情報処理装置の配置場所とは別にこれらの配置スペースを確保する必要がある。
このような問題を解決するものとして、各家庭に普及しているパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に配信情報を取り込んで表示する第2の関連技術が提案されている(たとえば特許文献2参照)。この第2の提案では、パーソナルコンピュータが所定期間使用されない状態になると、情報提供者サーバにアクセスしてコンテンツがこのパーソナルコンピュータに送信され、表示されるようになっている。したがって、第2の関連技術では、あたかもスクリーンセーバが起動したように、ユーザの使用していないパーソナルコンピュータに情報提供者サーバ側の情報が表示される。
特開2005−050075号公報(第0091段落、第0101段落、図1) 特開2002−304345号公報(第0011段落、図1)
第2の関連技術では、情報を提供しようとする者が必ずしも必要なタイミングでユーザに情報を提供できるものではない。ユーザがパーソナルコンピュータを使用し続けていれば、このパーソナルコンピュータに情報の提供が行われないからである。また、ユーザが節電のためにこまめにパーソナルコンピュータの電源をオフにする場合にも、パーソナルコンピュータが所定期間使用されない状態にならないので、情報の提供のチャンスがない。
そこで本発明の目的は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置の電源のオン・オフに係わらず、ユーザに伝達しようとする情報の存在を知らせることのできる情報提供システム、ゲイトウェイ装置、情報提供方法および情報提供プログラムを提供することにある。
本発明では、(イ)インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段と、前記したインターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する通知受信手段と、この通知受信手段の受信した前記したウェブ上のアドレスを格納するアドレス格納手段と、前記した通知受信手段が前記した通知を受信したときこれを周囲に知らせるための報知手段とを備えたゲイトウェイ装置と、(ロ)前記した特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段と、このインターネット閲覧手段を用いて前記したゲイトウェイ装置の前記したアドレス格納手段に格納された前記したウェブ上のアドレスにアクセスする通知内容アクセス手段とを備えた情報処理装置と、(ハ)前記したインターネットに接続され、前記したウェブ上のアドレス別に通知内容を格納した情報提供サーバとを情報提供システムが具備する。
また、本発明では、(イ)インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段と、(ロ)前記したインターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する通知受信手段と、(ハ)この通知受信手段の受信した前記したウェブ上のアドレスを格納するアドレス格納手段と、(ニ)前記した通知受信手段が前記した通知を受信したときこれを周囲に知らせるための報知手段と、(ホ)前記した特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段を備えた情報処理装置が前記したブラウザを立ち上げたとき、前記したアドレス格納手段に格納した前記したウェブ上のアドレスを前記したインターネット上のアクセス先として与えるアドレス提供手段とをゲイトウェイ装置が具備する。
更に本発明では、(イ)インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段としての自装置に前記したインターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する通知受信ステップと、(ロ)この通知受信ステップで受信した前記したウェブ上のアドレスを特定の領域に格納するアドレス格納ステップと、(ハ)前記した通知受信ステップで前記した通知を受信したときこれを周囲に知らせるための報知ステップと、(ニ)前記した特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段を備えた情報処理装置が前記したブラウザを立ち上げたとき、前記したアドレス格納ステップで特定の領域に格納した前記したウェブ上のアドレスを前記したインターネット上のアクセス先として前記した情報処理装置に与えるアドレス提供ステップとを情報提供方法が具備する。
更にまた本発明では、コンピュータに、情報提供プログラムとして、(イ)インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段としての自装置に前記したインターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する通知受信処理と、(ロ)この通知受信処理で受信した前記したウェブ上のアドレスを特定の領域に格納するアドレス格納処理と、(ハ)前記した通知受信処理で前記した通知を受信したときこれを周囲に知らせるための報知処理と、(ニ)前記した特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段を備えた情報処理装置が前記したブラウザを立ち上げたとき、前記したアドレス格納処理で特定の領域に格納した前記したウェブ上のアドレスを前記したインターネット上のアクセス先として前記した情報処理装置に与えるアドレス提供処理とを実行させることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、パーソナルコンピュータ等のインターネットにアクセスすることのできる情報処理装置のユーザは、インターネットにアクセス時に使用するゲイトウェイ装置が通知を受信したことを報知したときこの装置からウェブ上のアドレスを受け取ることで、通知内容にアクセスすることができる。したがって、情報処理装置を使用していないときにはゲイトウェイ装置の報知に気付いて情報処理装置を立ち上げ、ウェブ上のアドレスを受け取ってインターネット上で通知内容を閲覧すればよい。
また、本発明によればゲイトウェイ装置を用いてインターネットにアクセスする通常の情報処理装置を使用して通知内容にアクセスすることができるので、ゲイトウェイ装置に報知用のわずかな改良を加えるだけでよく、システムの構築に特別の費用を要しない。
本発明の情報提供システムのクレーム対応図である。 本発明のゲイトウェイ装置のクレーム対応図である。 本発明の情報提供方法のクレーム対応図である。 本発明の情報提供プログラムのクレーム対応図である。 本発明の実施の形態における情報提供システムの構成を表わしたシステム構成図である。 本実施の形態におけるホームゲイトウェイの構成を表わしたブロック図である。 本実施の形態における事業者側装置の構成の概要を表わしたブロック図である。 本実施の形態で事業者がユーザの所持する第1のパーソナルコンピュータに通知文を送付する際の処理の流れを表わした流れ図である。 本実施の形態におけるホームゲイトウェイ側での情報提供通信の処理内容を表わした流れ図である。 本実施の形態で第1のパーソナルコンピュータにおけるブラウザの閲覧処理の様子を表わした流れ図である。 本実施の形態における事業者側装置による通知文の既読確認処理の様子を表わした流れ図である。 本発明の第1の変形例の情報提供システムにおけるホームゲイトウェイの構成を表わしたブロック図である。 第1の変形例における3種類の設定データとそれらの内容を表わした説明図である。 第1の変形例におけるホームゲイトウェイでのLED点灯処理とURL格納処理の様子を表わした流れ図である。 本発明の第2の変形例における情報提供システムの構成を表わしたシステム構成図である。 第2の変形例におけるホームゲイトウェイの構成を表わしたブロック図である。 第2の変形例におけるLEDの表示制御の様子を表わした流れ図である。 本発明の第3の変形例における情報提供システムの構成を表わしたシステム構成図である。 第3の変形例におけるホームゲイトウェイの構成を表わしたブロック図である。 第3の変形例のホームゲイトウェイにおける外付けメモリへのデータの移動処理の様子を表わした流れ図である。
図1は、本発明の情報提供システムのクレーム対応図を示したものである。本発明の情報提供システム10は、ゲイトウェイ装置11と、情報処理装置12と、情報提供サーバ13を備えている。ここで、ゲイトウェイ装置11は、ネットワーク中継手段11aと、通知受信手段11bと、アドレス格納手段11cと、報知手段11dを備えている。ネットワーク中継手段11aは、インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継する。通知受信手段11bは、前記したインターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する。アドレス格納手段11cは、通知受信手段11bの受信した前記したウェブ上のアドレスを格納する。報知手段11dは、通知受信手段11aが前記した通知を受信したときこれを周囲に知らせる。情報処理装置12は、インターネット閲覧手段12aと通知内容アクセス手段12bを備えている。インターネット閲覧手段12aは、前記した特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧する。通知内容アクセス手段12bは、インターネット閲覧手段12aを用いてゲイトウェイ装置11のアドレス格納手段11cに格納された前記したウェブ上のアドレスにアクセスする。情報提供サーバ13は、前記したインターネットに接続され、前記したウェブ上のアドレス別に通知内容を格納する。
図2は、本発明のゲイトウェイ装置のクレーム対応図を示したものである。本発明のゲイトウェイ装置20は、ネットワーク中継手段21と、通知受信手段22と、アドレス格納手段23と、報知手段24と、アドレス提供手段25を備えている。ここで、ネットワーク中継手段21は、インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継する。通知受信手段22は、前記したインターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する。アドレス格納手段23は、通知受信手段22の受信した前記したウェブ上のアドレスを格納する。報知手段24は、通知受信手段22が前記した通知を受信したときこれを周囲に知らせる。アドレス提供手段25は、前記した特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段を備えた情報処理装置が前記したブラウザを立ち上げたとき、アドレス格納手段23に格納した前記したウェブ上のアドレスを前記したインターネット上のアクセス先として与える。
図3は、本発明の情報提供方法のクレーム対応図を示したものである。本発明の情報提供方法30は、通知受信ステップ31と、アドレス格納ステップ32と、報知ステップ33と、アドレス提供ステップ34を備えている。ここで、通知受信ステップ31では、インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段としての自装置に前記したインターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する。アドレス格納ステップ32では、通知受信ステップ31で受信した前記したウェブ上のアドレスを特定の領域に格納する。報知ステップ33では、通知受信ステップ31で前記した通知を受信したときこれを周囲に知らせる。アドレス提供ステップ34では、前記した特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段を備えた情報処理装置が前記したブラウザを立ち上げたとき、前記したアドレス格納ステップ32で特定の領域に格納した前記したウェブ上のアドレスを前記したインターネット上のアクセス先として前記した情報処理装置に与える。
図4は、本発明の情報提供プログラムのクレーム対応図を示したものである。本発明の情報提供プログラム40は、コンピュータに、通知受信処理41と、アドレス格納処理42と、報知処理43と、アドレス提供処理44を実行させるようにしている。ここで、通知受信処理41では、インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段としての自装置に前記したインターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する。アドレス格納処理42では、通知受信処理41で受信した前記したウェブ上のアドレスを特定の領域に格納する。報知処理43では、通知受信処理41で前記した通知を受信したときこれを周囲に知らせる。アドレス提供処理44では、前記した特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段を備えた情報処理装置が前記したブラウザを立ち上げたとき、アドレス格納処理42で特定の領域に格納した前記したウェブ上のアドレスを前記したインターネット上のアクセス先として前記した情報処理装置に与える。
<発明の実施の形態>
次に本発明の実施の形態を説明する。
図5は、本発明の実施の形態による情報提供システムの構成を表わしたものである。本実施の形態の情報提供システム100では、インターネット101に事業者が情報を送出する装置としての事業者側装置102と、情報の提供を行う情報提供サーバ103と、信号の変復調装置としてのモデム104が接続されている。モデム104には、ホームゲイトウェイ105を介して第1のパーソナルコンピュータ106が接続されている。
第1のパーソナルコンピュータ106は、ユーザが各種の情報処理を行うために利用するパーソナルコンピュータであり、ウェブブラウザ107と呼ばれるアプリケーションソフトウェアがインストールされている。ユーザはウェブブラウザ107を用いて、図示しないディスプレイにウェブページを表示できるようになっている。ここでホームゲイトウェイ105とは、インターネット101と、第1のパーソナルコンピュータ106、スマートフォン等の家庭側の情報処理装置の間に配置された中継機器としてのゲイトウェイであり、ルータやセットトップボックス(Set Top Box)もこれに含まれるのが通常である。
図6は、ホームゲイトウェイの構成を表わしたものである。図5と共に説明する。
ホームゲイトウェイ105は、CPU(Central Processing Unit)111と、このCPU111が実行するプログラムを格納したメモリ112を有する主制御部113を備えている。主制御部113は、ホームゲイトウェイ105内の各部と接続され、これらの制御を行うようになっている。
このうちWAN(Wide Area Network)ポート114は、モデム104を介してパケット信号の送受信を行う。LAN(Local Area Network)ポート115は、第1のパーソナルコンピュータ106との間でパケット信号の送受信を行う。認証用データ格納部116は、ホームゲイトウェイ105を宛先とする情報提供のための特定の通信(以下、情報提供通信と称する。)に対して認証を行う際のパスワード等の認証用データを登録しておく記憶領域である。通知文アドレス格納部117は、情報提供通信の内容をなす通知文がウェブ上で格納されるアドレスとしてのURL(Uniform Resource Locator)を格納する記憶領域である。
情報種別格納部118は、情報提供通信の種別を格納する記憶領域である。本実施の形態の情報提供通信では、「警告」、「依頼」、「その他」の3種類のいずれかの通信が行われるようになっている。LED(Light Emitting Diode)駆動制御部119はホームゲイトウェイ105の図示しない筐体の所定位置に取り付けたLED121の表示をオン・オフ制御すると共に、情報種別格納部118に格納した情報提供通信の通知文の情報種別に応じてオン時の発色を切り替える。具体的には、たとえば情報提供通信の通知文が「警告」の内容のときにはLED121が赤色に点灯警告する。また、「依頼」の内容のときにはLED121が橙色に点灯する。情報提供通信の通知文の内容が「その他」のときにはLED121が緑色に点灯する。これは、情報提供通信の緊急度をユーザに示すことになる。フラグ格納部122は、各種の状態を示すフラグを格納する。
図7は、事業者側装置の構成の概要を表わしたものである。図5および図6と共に説明する。
事業者側装置102は、CPU131と、このCPU131が実行するプログラムを格納したメモリ132を有する主制御部133を備えている。主制御部133は、事業者側装置102内の各部と接続され、これらの制御を行うようになっている。
このうち通信制御部135は、インターネット101を介して第1のパーソナルコンピュータ106および情報提供サーバ103との通信を制御する。通知文・アドレス編集手部136は、通知文とその送付先としてのアドレスを編集する。通知文やアドレスを個別に入力する際に事業者側装置102のオペレータは、キーボード137やポインティングデバイスとしてのマウス138を使用して、入力インタフェース部139からデータを入力することができる。表示制御部141は、ディスプレイ142の表示を制御する。事業者側装置102によってはディスプレイ142を装置本体内部に組み込まず、外付けする構成となっていてもよい。
通知文送付管理部143は、作成あるいは編集した情報提供通信のための通知文を情報提供サーバ103にアップロードするための管理を行う。既読有無管理部144は、事業者側装置102がホームゲイトウェイ105側に情報提供通信を行った後、第1のパーソナルコンピュータ106のユーザが該当する通知文を読んだかどうかをチェックする。また、既読によって不要となった通知文を削除する。
情報提供サーバ103は、情報提供通信の対象となった通知文を個々のURLに対応して格納する。これについては、各種のホームページを格納する通常のコンテンツサーバと同様の構成なので、具体的な構成の図示および説明は省略する。図5に示した第1のパーソナルコンピュータ106は後に説明するアプリケーションプログラムを基にした制御に特異な点があるが、コンピュータ自体の構成自体は通常の市販のパーソナルコンピュータと同様である。そこで、第1のパーソナルコンピュータ106の構成についてもその図示および説明は省略する。
図8は、事業者がユーザの所持する第1のパーソナルコンピュータに通知文を送付する際の処理の流れを表わしたものである。図5および図7と共に説明する。
事業者側装置102のCPU131は、オペレータがキーボード137やマウス138を操作することにより、ユーザに送信する通知文の作成または編集を行い、また、オペレータの指示によってその通知文が「警告」、「依頼」、「その他」のいずれに該当するかを分類付けする(ステップS201)。種別は、「警告」、「依頼」、「その他」の分類で行われる必要はなく、たとえば「最重要」、「重要」、「普通」等の他の分類であってもよい。
次に事業者側装置102のCPU131は、オペレータの操作によって通知文の宛先となるホームゲイトウェイ105のアドレスと、通知文を閲覧できるURLの指定処理を行う(ステップS202)。これにより、事業者側装置102は通知文を情報提供サーバ103にアップロードすることができる(ステップS203)。この後、事業者側装置102は指定されたホームゲイトウェイ105に対して情報提供通信を開始する(ステップS204)。
すると、ホームゲイトウェイ105から認証要求が送られてくるので(ステップS205:Y)、事業者側装置102は該当するホームゲイトウェイ105との間で設定した認証用データを送信する(ステップS206)。これにより認証が成功すれば(ステップS207:Y)、通知文の閲覧が可能なURLと、情報提供通信の種別とをホームゲイトウェイ105に送信する(ステップS208)。そして、送信が成功したことを記録して(ステップS209)、処理を終了する(エンド)。
この一方で事業者側装置102のCPU131はステップS207で認証の成功が通知されず(N)、かつ認証の失敗が通知されない間は(ステップS210:N)、ステップS205に処理を戻す。すなわちCPU131ホームゲイトウェイ105側から認証要求が送られてくるのを待って再度、認証用データの送信を行うことになる。以下、同様である。
また、認証が失敗した旨の通知を事業者側装置102がホームゲイトウェイ105から受信した場合には(ステップS210:Y)、送信が失敗した旨を記録する(ステップS211)。この場合、事業者側装置102のCPU131はステップS203で情報提供サーバ103にアップロードした通知文を削除して(ステップS212)、一連の処理を終了する(エンド)。
図9は、ホームゲイトウェイ側での情報提供通信の処理内容を表わしたものである。図5および図6と共に説明する。
ホームゲイトウェイ105のCPU111は事業者側装置102から情報提供通信の開始要求が送られてくるのを待機している(ステップS231)。情報提供通信の開始要求が送られてくると(Y)、CPU111は認証用データの送信を事業者側装置102に要求する(ステップS232)。この要求を基にして事業者側装置102から認証用データが送られてきたら(ステップS233:Y)、認証用データとしてのパスワードやID(Identification)を認証用データ格納部116に格納されている内容と比較する(ステップS234)。この結果、これらが一致すれば認証が成功したとして(ステップS235:Y)、CPU111は成功通知を事業者側装置102に送信する(ステップS236)。
これを基にして事業者側装置102から通知文の閲覧が可能なURLと、情報提供通信の種別とが送られてきたら(ステップS237:Y)、CPU111はURLを通知文アドレス格納部117に格納し、情報種別格納部118に情報提供通信の種別を格納する(ステップS238)。そして、LED駆動制御部119がその種別に応じた表示色でLED121を点灯させる(ステップS239)。この後、CPU111はフラグ格納部122に格納する通知文存在フラグをオンにして(ステップS240)、情報提供通信処理をステップS231に戻す(リターン)。
一方、ステップS234による認証用データの比較処理でデータの一致がとれず認証が成功しなかった(NG;no good)の場合には(ステップS235:N)、この認証が成功しなかった回数が規定回数以上となったかをホームゲイトウェイ105のCPU111がチェックする(ステップS241)。その結果、まだ規定回数以上となっていないと判別した場合(N)、CPU111はステップS232に戻って認証用データの送信を事業者側装置102側に要求することになる。
ステップS241で認証が成功しなかった回数が規定回数以上となったと判別した場合(Y)、CPU111は認証失敗通知を事業者側装置102に送信して(ステップS242)、情報提供通信処理をステップS231に戻す(リターン)。
図10は、第1のパーソナルコンピュータにおけるブラウザの閲覧処理の様子を表わしたものである。図5、図6と共に説明する。
第1のパーソナルコンピュータ106の図示しないCPUは、自装置にインストールされているブラウザがユーザによって起動操作されるのを待機している(ステップS261)。ブラウザが起動されると(Y)、図9のステップS240で説明したホームゲイトウェイ105における通知文存在フラグを読み込んで(ステップS262)、このフラグがオンになっているかをチェックする(ステップS263)。通知文存在フラグがオンになっていたとすると(Y)、その第1のパーソナルコンピュータ106が接続したホームゲイトウェイ105に通知文のURLが通知されており、LED121が点灯していることになる。
通知文存在フラグがオンになっていない場合には(ステップS263:N)、LED121が点灯していない。このような場合、ブラウザは予め設定されたURLを初期画面として表示する(ステップS264)。それ以後はユーザの操作によって、第1のパーソナルコンピュータ106が通常の閲覧処理を実行し(ステップS265)、処理を終了する(エンド)。
これに対して、通知文存在フラグがオンになっていた場合(ステップS263:Y)、第1のパーソナルコンピュータ106は情報提供通信の種別をディスプレイに表示すると共に、その通知文に対するアクセスを直ちに行うかをユーザに問い合わせる表示を行う(ステップS266)。これに対して、ユーザは第1のパーソナルコンピュータ106の図示しないキーボードやマウスを操作するか、図示しないタッチパネルを操作することで、回答の入力操作を行うことができる。
ユーザがアクセスを直ちに行うことを選択した場合(ステップS267:Y)、ブラウザは通知文アドレス格納部117に格納されたアドレスとしてのURLを読み込んで、これにアクセスする(ステップS268)。この結果、第1のパーソナルコンピュータ106のディスプレイには、通知文のページが表示され、ユーザは通知文を読むことができる(ステップS269)。
もちろん、通知文は全部テキスト情報で表示される必要はなく、通常のホームページのように画像が含まれていたり、参照するためのURLが表示されていてもよい。また、ユーザは表示された通知文のページに埋め込まれた電子メールのアドレスをクリックして、事業者側装置102に対して電子メールによる返信を行ったり、電話の番号をクリックして電話を掛けることもできる。
ステップS269によって通知文のページが表示されたら、事業者側装置102側はユーザに通知文を表示するという目的を達成することができたことになる。そこで第1のパーソナルコンピュータ106はホームゲイトウェイ105に対して通知文存在フラグをオフにするように指示する(ステップS270)。そして、それ以後は通常の閲覧処理が行われることになる(ステップS265)。すなわち、ユーザは通知文の表示されたページから本来閲覧を希望するページに移動する等の閲覧の切り替えや終了を自在に選択することができる。
なお、ホームゲイトウェイ105に複数の通知文が滞留していた場合には、1つの通知文の閲覧を終了し、ユーザが次の処理に切り替えようとしたときに、ステップS266と同様の表示をディスプレイに行って、閲覧の可否を問うようにすればよい。
ステップS266によるアクセスの可否の問い合わせ表示に対して、今回のアクセスをパスする旨の操作をユーザが行った場合には(ステップS267:N、ステップS271:Y)、通知文存在フラグがオンになっていない場合と同様に予め設定されたURLを初期画面として表示すればよい(ステップS264)。ただし、この場合には、ユーザが次回ブラウザを起動した際にもステップS266のアクセス可否の問い合わせが表示されることになる。
図11は、事業者側装置による通知文の既読確認処理の様子を表わしたものである。図5および図7と共に説明する。
事業者側装置102のCPU131は、特定のユーザが通知文を読んだかどうかの確認要求が発生するのを待機している(ステップS281)。このような確認要求が発生すると(Y)、事業者側装置102は該当するユーザのために過去にアップロードした通知文のURLを、通知文アドレス格納部117に格納されているデータを用いて検索する(ステップS282)。そして、その通知文を格納した情報提供サーバ103にアクセスして、該当するユーザがその通知文のURLにアクセスしたかをアクセスログから判別して(ステップS283)、処理を終了する(エンド)。
以上の処理の他、事業者側装置102のCPU131は該当するホームゲイトウェイ105にアクセスして、フラグ格納部122に格納した通知文存在フラグがオフになっているかをチェックしてもよい。図10で説明したように第1のパーソナルコンピュータ106は通知文のページをそのディスプレイに表示すると(ステップS269)、ホームゲイトウェイ105の通知文存在フラグのオフを指示するようにしているからである(ステップS270)。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、事業者はユーザが常時通電しているルータ等のゲイトウェイに表示用のLEDを設けて、通知文が存在するときにはこれを点灯表示することにした。したがって、パーソナルコンピュータ等の情報端末を起動していない状態でも、ユーザに通知すべき情報が存在することを判別することができる。しかもユーザに通知すべき情報の種類を色で区別して表示することにしたので、ユーザはLEDの表示色によって急いで読むべき情報であるかを即座に判別することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、ゲイトウェイのLEDに通知文が存在することを表示する。これは、電子メールや電話とは別の新しい通知手段であり、しかも通知を行う者がゲイトウェイに係わる事業者であることが明らかである。したがって、ジャンクメールのように間違ってユーザが廃棄したり、非通知着信拒否サービス等の着信拒否を設定している電話の持ち主に対しても通知文が存在することを確実に表示することができる。
更に本発明の実施の形態によれば、ユーザは自分のパーソナルコンピュータ等のインターネットにアクセスすることのできるその他の情報処理装置を用いて、URLを入力することなく通知文の内容に簡単にアクセスすることができる。しかも事業者は、アクセスログを用いたりゲイトウェイにアクセスすることで、ユーザが情報ページを表示したか否かを確認することができる。
<第1の変形例>
次に本発明の第1の変形例を説明する。
図12は、本発明の第1の変形例の情報提供システムにおけるホームゲイトウェイの構成を表わしたものである。この図12で図6と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
第1の変形例のホームゲイトウェイ105Aには、新たに設定データ格納部301が設けられている。設定データ格納部301には、情報種別格納部118に格納される「警告」、「依頼」、「その他」の3種類の情報提供通信の種別に関する設定データをユーザが選択して格納するようになっている。
図13は、3種類の設定データとそれらの内容を表わしたものである。図5および図12と共に説明する。ただし、図5で「ホームゲイトウェイ105」は、「ホームゲイトウェイ105A」に読み替える。
ユーザは第1のパーソナルコンピュータ106からホームゲイトウェイ105Aにアクセスして、第1〜第3の設定データのいずれかを選択し、設定データ格納部301に上書きする。デフォルトでは、第3の設定データが設定データ格納部301に格納されている。
ここで第1の設定データが設定されると、「警告」、「依頼」、「その他」のうちの「警告」(赤色)のみがLED121による表示の対象となる。この場合には「依頼」および「その他」についてLED121での表示が行われないので、通知文アドレス格納部117に格納されるURLも「警告」の場合のみとなる。
ホームゲイトウェイ105Aに第2の設定データが設定されると、「警告」、「依頼」、「その他」のうちの「警告」(赤色)と「依頼」(橙色)がLED121による表示の対象となる。この場合には「その他」についてLED121での表示が行われないので、通知文アドレス格納部117に格納されるURLは「警告」と「依頼」の場合のみとなる。
ホームゲイトウェイ105Aに第3の設定データが設定されると、「警告」(赤色)、「依頼」(橙色)および「その他」(緑色)のすべてがLED121による表示の対象となる。この場合には通知文アドレス格納部117に通知文に対するすべてのURLが格納されることになる。
図12におけるメモリ112Aには、この第1の変形例に対応したプログラムが格納されることになる。主制御部113Aは、設定データ格納部301を含めたホーム現象105Aの全体の制御を行う。
図14は、この第1の変形例におけるホームゲイトウェイでのLED点灯処理とURL格納処理の様子を表わしたものである。図5、図12および図13と共に説明する。ただし、図5で「ホームゲイトウェイ105」は、「ホームゲイトウェイ105A」に読み替える。
ホームゲイトウェイ105AのCPU111は事業者側装置102が情報提供通信で、通知文の閲覧が可能なURLと、情報提供通信の種別を送ってきたらこれらを受信する(ステップS401:Y)。そして、情報提供通信の種別をチェックしてこれが「警告」であった場合には(ステップS402:Y)、LED121を赤色で点灯表示する(ステップS403)。そして、受信したURLを通知文アドレス格納部117に格納して(ステップS404)、LED点灯処理とURL格納処理を終了する(エンド)。
情報提供通信の種別が「警告」でなかった場合(ステップS402:N)、CPU111はその種別が「依頼」であるかをチェックする(ステップS405)。「依頼」であった場合(Y)、ホームゲイトウェイ105Aは設定データ格納部301の設定データをチェックして、第2または第3の設定データが設定されているかをチェックする(ステップS406)。第2または第3の設定データが設定されていれば(Y)、「依頼」に対するLED121の点灯が可能である。そこでLED121を橙色で点灯表示する(ステップS407)。そして、CPU111は受信したURLを通知文アドレス格納部117に格納して(ステップS404)、LED点灯処理とURL格納処理を終了する(エンド)。
ステップS405で種別が「依頼」でないと判別された場合(N)、ホームゲイトウェイ105AのCPU111は設定データ格納部301の設定データをチェックして、第3の設定データが設定されているかをチェックする(ステップS408)。第3の設定データが設定されていれば(Y)、「その他」に対するLED121の点灯が可能である。そこでLED121を緑色で点灯表示する(ステップS409)。そして、CPU111は受信したURLを通知文アドレス格納部117に格納して(ステップS404)、LED点灯処理とURL格納処理を終了する(エンド)。
ステップS408で第3の設定データ以外の設定が行われていた場合には(ステップS408:N)、LED121による点灯表示は必要とされない。そこでこの場合、CPU111はステップS404のURLの格納処理を行うことなく、LED点灯処理とURL格納処理を終了する(エンド)。ステップS406で第2の設定データも第3の設定データも設定されていなければ(N)、CPU111は同様にステップS404のURLの格納処理を行うことなく、LED点灯処理とURL格納処理を終了する(エンド)。
以上説明した本発明の第1の変形例によれば、ユーザは事業者側装置102から送られてくる通知文のうちで特に必要としないものについてのLED121による点灯表示を省略させることができる。また、ユーザと事業者の双方が必要とする「警告」の通知文に対してはLED121の点灯を必ず行うことにしたので、ユーザに対する通知を徹底することができる。
<第2の変形例>
次に本発明の第2の変形例を説明する。
図15は、本発明の第2の変形例における情報提供システムの構成を表わしたものである。図15で図5と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この第2の変形例における情報提供システム100Bに使用されるホームゲイトウェイ105Bは、複数のパーソナルコンピュータあるいは情報処理装置を接続できる構成となっている。このため、図15に示したホームゲイトウェイ105Bは、第1のパーソナルコンピュータ106の他に第2のパーソナルコンピュータ321と、第3のパーソナルコンピュータ322を接続している。これら第1〜第3のパーソナルコンピュータ106、321、322は共にウェブブラウザ107をインストールしている。
図16は、ホームゲイトウェイの構成を表わしたものである。図16で図6と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。図15と共に説明する。
ホームゲイトウェイ105Bは、そのバス上に無線部341とMAC(Media Access Control)アドレス格納部342を新たに接続している。無線部341は第3のパーソナルコンピュータ322をホームゲイトウェイ105Bに無線で接続するための通信制御部である。この変形例で第2のパーソナルコンピュータ321は第1のパーソナルコンピュータ106と共にLANポート115と接続されている。
MACアドレス格納部342は、ホームゲイトウェイ105Bに接続されたこれら第1〜第3のパーソナルコンピュータ106、321、322等の情報処理装置のMACアドレスとこれらの情報処理装置のそれぞれが最も最近接続した日時からなる対のデータを格納するようになっている。これは、ホームゲイトウェイ105Bが、複数のパーソナルコンピュータあるいは情報処理装置で共有されるときに、全ユーザに必要な通知文を確実に伝達する必要があることから、各装置のMACアドレスを把握しておくためである。また、日時を格納することにしたのは、ホームゲイトウェイ105Bに以前に接続して使用した情報処理装置で現在使用していないものを必要により通知文の伝達の対象から排除できるようにするためである。主制御部113B内のメモリ112Bには、このような第2の変形例におけるホームゲイトウェイ105Bの制御を可能にするプログラムが格納されている。
図17は、第2の変形例におけるLEDの表示制御の様子を表わしたものである。図15および図6と共に説明する。
ホームゲイトウェイ105BのCPU111は、事業者側装置102が情報提供通信で、通知文の閲覧が可能なURLと、情報提供通信の種別を送ってきたらこれらを受信する(ステップS421:Y)。そして、CPU111はURLを通知文アドレス格納部117に格納し、種別を情報種別格納部118に格納する(ステップS422)。CPU111は、次に情報提供通信の種別に応じた色でLED121を点灯開始する(ステップS423)。
ここでCPU111は、MACアドレス格納部342に格納されているそれぞれのMACアドレスに対になって記憶されている日時データをチェックして、ホームゲイトウェイ105Bと1カ月以内に通信を行ったパーソナルコンピュータ等の情報処理装置についてのMACアドレスをメモリ112Bの図示しない一時記憶領域にコピーする(ステップS424)。このときコピーしたMACアドレスが、図15に示す第1〜第3のパーソナルコンピュータ106、321、322をそれぞれ表わす第1〜第3のMACアドレスであったとする。第2の変形例では、これら最近使用している第1〜第3のパーソナルコンピュータ106、321、322の全部のユーザに対して通知文の存在を表示する制御を行うことになる。
このためホームゲイトウェイ105BのCPU111は、いずれかのパーソナルコンピュータがインターネット101に接続する処理を行うたびに(ステップS425:Y)、接続したパーソナルコンピュータのMACアドレスを一時記憶領域から削除する(ステップS426)。たとえば第1のパーソナルコンピュータ106が最初にインターネット101にアクセスしたとき、CPU111は第1のパーソナルコンピュータ106のMACアドレスを一時記憶領域から削除する。
ステップS426の処理を行ったら、CPU111はその一時記憶領域は空になったかをチェックする(ステップS427)。空になっていなければ(N)、CPU111はステップS425に処理を戻して次のインターネットアクセスを待機する。このとき第1のパーソナルコンピュータ106が再度インターネット101にアクセスした場合、第1のパーソナルコンピュータ106のMACアドレスは一時記憶領域からすでに削除されている。したがって、CPU111はステップS426の削除処理を行わない。第2のパーソナルコンピュータ321あるいは第3のパーソナルコンピュータ322がアクセスした場合には、一時記憶領域からこれらのMACアドレスが削除されることになる。
このようにして、ある時点でMACアドレスをコピーした一時記憶領域は空となる(ステップS427:Y)。この時点でホームゲイトウェイ105BのCPU111は、LED121を消灯する(ステップS428)。次にCPU111は、LED121の点灯の対象となったURLを通知文アドレス格納部117から消去して(ステップS429)、一連の処理を終了する(エンド)。
以上の説明では第1〜第3のパーソナルコンピュータ106、321、322のユーザが、必ずインターネット101の最初のアクセスで通知文を閲覧することを前提としている。図10のステップS271で説明したようにユーザが通知文の閲覧をパスできる場合には、通知文のURLへアクセスするパーソナルコンピュータのMACアドレスを別に管理するようすればよい。
また、この変形例ではステップS424でホームゲイトウェイ105Bと1カ月以内に通信を行ったパーソナルコンピュータ等の情報処理装置のMACアドレスを抽出することにしたが、通知の内容によってはこのような期間的な制限を設けないようにしたり、期間を拡張あるいは変更することも可能である。
この第2の変形例によれば、ホームゲイトウェイに複数のユーザがパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を接続して使用しているとき、これらの者すべてに必要な通知を伝達させることができるという利点がある。
なお、パーソナルコンピュータを起動した時点で通知文に強制的にアクセスさせるようにホームゲイトウェイが制御する情報提供システムの場合には、起動時点でMACアドレスをチェックして通知文が既読になっているかを判別するようにすればよい。これにより、同一のパーソナルコンピュータあるいは情報処理装置が、一度表示したアップロード先の通知文のページに、何度も接続してしまう不具合を解消することができる。
<第3の変形例>
次に本発明の第3の変形例を説明する。
図18は、本発明の第3の変形例における情報提供システムの構成を表わしたものである。図18で図5と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この第3の変形例における情報提供システム100Cに使用されるホームゲイトウェイ105Cは、外付けメモリ361を着脱自在に接続できるようになっている。外付けメモリ361が接続されると、ホームゲイトウェイ105Cは通知文のURLの閲覧に必要なデータのうちの過去に受信した分をこれに格納することができる。
図19は、第3の変形例におけるホームゲイトウェイの構成を表わしたものである。図19で図6と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この変形例のホームゲイトウェイ105Cでは、そのバス上にUSB(Universal Serial Bus)インタフェース部371が接続されている。したがって、ユーザはUSBインタフェース部371にUSBメモリ等の外付けメモリ361をUSB接続することができる。主制御部113Cを構成するCPU111はメモリ112Cに格納されたプログラムを実行することで、通知文アドレス格納部117に格納している所定量以上のURLおよび種別を情報種別格納部118に格納されている対応する種別に関するデータを外付けメモリ361に移動させるようになっている。これは、ホームゲイトウェイ105Cに用意されている通知文アドレス格納部117および種別を情報種別格納部118の容量の限界を補うためである。
図20は、第3の変形例のホームゲイトウェイにおける外付けメモリへのデータの移動処理の様子を表わしたものである。図18および図19と共に説明する。
ホームゲイトウェイ105CのCPU111は、事業者側装置102が情報提供通信で、通知文の閲覧が可能なURLと、情報提供通信の種別を送ってくるのを待機する(ステップS441)と共に、USBメモリ等の空き容量のある外付けメモリ361が装着されるのを待機している(ステップS442)。
URLと情報提供通信の種別を事業者側装置102から受信した時点で(ステップS441:Y)、外付けメモリ361がホームゲイトウェイ105Cにすでに装着されている状態であったとする(ステップS443:Y)。この場合、CPU111は通知文アドレス格納部117に格納されている過去のURLと情報種別格納部118に格納されている対応する種別とを外付けメモリ361にすべて移動する(ステップS444)。そしてCPU111はステップS441で今回受信した通知文のURLを通知文アドレス格納部117に格納し、対応する種別を情報種別格納部118に格納して(ステップS445)、処理をステップS441に戻す(リターン)。
ステップS443で外付けメモリ361がホームゲイトウェイ105Cに装着されていなかった場合(N)、CPU111は通知文アドレス格納部117に格納されている一番古いURLと情報種別格納部118に格納されている対応する種別を消去して(ステップS446)、ステップS445に進む。そして、CPU111はステップS441で今回受信した通知文のURLを通知文アドレス格納部117に格納し、対応する種別を情報種別格納部118に格納して(ステップS445)、処理をステップS441に戻す(リターン)。
以上と異なり、ユーザがある時点でホームゲイトウェイ105Cに空き容量のある外付けメモリ361を装着した場合(ステップS442:Y)、CPU111は通知文アドレス格納部117と情報種別格納部118の内容をチェックする(ステップS447)。CPU111が通知文アドレス格納部117に最新のURL以外のURLが格納されており、情報種別格納部118に最新のURLに対応する種別以外のデータが格納されていると判別した場合には(Y)、これら最新とされる以外のデータを外付けメモリ361にすべて移動する(ステップS448)。そしてCPU111は処理をステップS441に戻す(リターン)。これにより、外付けメモリ361がその後、ホームゲイトウェイ105Cから抜き取られても通知文アドレス格納部117と情報種別格納部118の容量が増加した分だけ、これらにデータ格納の余裕が生じる。
ホームゲイトウェイ105CがステップS447で通知文アドレス格納部117と情報種別格納部118に最新のURLや最新の種別しか格納されていないと判別した場合(N)、CPU111はそのまま処理をステップS441に戻す(リターン)。これは、これらのデータがまだ使用される可能性があり、外付けメモリ361に移してしまうと、外付けメモリ361が抜き取られたときにユーザが使用できなくなる事態が発生するからである。
以上説明した第3の変形例によれば、ホームゲイトウェイ105C自体のメモリ容量によらずに通知文のURLや情報提供通信の種別を保存しておくことができる。しかも、外付けメモリ361はホームゲイトウェイ105CにUSB接続することにしているので、外付けメモリ361を第1のパーソナルコンピュータ106等の他のパーソナルコンピュータや情報処理装置側に接続することで、通知文にアクセスすることが可能になる。
なお、第3の変形例では通知文のURLと情報提供通信の種別を外付けメモリ361に格納することにしたが、通知文のURLのみを格納するようにしてもよいことは当然である。
また、実施の形態および各変形例では事業者がホームゲイトウェイを使用してユーザに通知文を知らせる場合を説明したが、家庭的なネットワークにのみ適用されるものではない。一般的なゲイトウェイあるいはルータがユーザ側の目の届く場所に配置されていれば、これらに対しても同様に本発明を適用することができることはもちろんである。
また、実施の形態および各変形例ではLEDを点灯させてユーザに通知文の存在を知らせたが、フラッシュライト等の他の表示手段を用いることで同様の視覚的な報知を行ってもよい。また、ユーザに対する報知は、LED等のランプやディスプレイによる視覚的な表示に限定されるものではなく、メロディ等の音や音声あるいはバイブレータによる振動によって行われてもよい。
以上説明した実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段と、前記インターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する通知受信手段と、この通知受信手段の受信した前記ウェブ上のアドレスを格納するアドレス格納手段と、前記通知受信手段が前記通知を受信したときこれを周囲に知らせるための報知手段とを備えたゲイトウェイ装置と、
前記特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段と、このインターネット閲覧手段を用いて前記ゲイトウェイ装置の前記アドレス格納手段に格納された前記ウェブ上のアドレスにアクセスする通知内容アクセス手段とを備えた情報処理装置と、
前記インターネットに接続され、前記ウェブ上のアドレス別に通知内容を格納した情報提供サーバ
とを具備することを特徴とする情報提供システム。
(付記2)
前記ゲイトウェイ装置はホームゲイトウェイであり、ホームゲイトウェイの管理を行う事業者が前記通知を前記インターネットを介してそれぞれの宛先のホームゲイトウェイに送信すると共に前記通知内容を前記情報提供サーバにアップロードすることを特徴とする付記1記載の情報提供システム。
(付記3)
前記通知には、前記通知内容を複数の種類に分類したときの該当する1種類の種別情報が含まれており、前記報知手段は種別に応じて報知の内容を異ならせていることを特徴とする付記1または付記2記載の情報提供システム。
(付記4)
前記ゲイトウェイ装置の前記報知手段は、前記種別情報のそれぞれについて報知の有無を組み合わせた複数の設定データを用意しており、前記情報処理装置の選択した1種類の設定データに沿って報知を行うことを特徴とする付記1または付記2記載の情報提供システム。
(付記5)
前記アドレス格納手段は、報知が必要であるとされた前記通知に対する前記ウェブ上のアドレスのみを格納することを特徴とする付記4記載の情報提供システム。
(付記6)
前記アドレス格納手段は、ゲイトウェイ装置に外付けされるメモリの有無を判別する外付けメモリ有無判別手段と、この外付けメモリ有無判別手段が外付けメモリの存在を判別したとき前記アドレス格納手段に格納されているアドレスの少なくとも一部を外付けメモリに移動させるデータ移動手段とを具備することを特徴とする付記1または付記2記載の情報提供システム。
(付記7)
前記ゲイトウェイ装置は、所定の期間内の通信によって自装置に接続されていると確認された前記情報処理装置の全数をこれらのMAC(Media Access Control)アドレスで確認する全情報処理装置確認手段と、この全情報処理装置確認手段で確認した前記情報処理装置の全部が前記通知内容アクセス手段を用いて前記通知内容を閲覧したか否かを判別する全装置閲覧有無判別手段と、この全装置閲覧有無判別手段が前記前記情報処理装置の全部について前記通知内容を閲覧したと判別したとき前記報知手段による報知を終了させる報知終了手段とを具備することを特徴とする付記1または付記2記載の情報提供システム。
(付記8)
前記全装置閲覧有無判別手段は、前記情報提供サーバのアクセスログから該当するそれぞれの情報処理装置が前記通知内容を閲覧したか否かを判別するアクセスログチェック手段を具備することを特徴とする付記7記載の情報提供システム。
(付記9)
インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段と、
前記インターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する通知受信手段と、
この通知受信手段の受信した前記ウェブ上のアドレスを格納するアドレス格納手段と、
前記通知受信手段が前記通知を受信したときこれを周囲に知らせるための報知手段と、
前記特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段を備えた情報処理装置が前記ブラウザを立ち上げたとき、前記アドレス格納手段に格納した前記ウェブ上のアドレスを前記インターネット上のアクセス先として与えるアドレス提供手段
とを具備することを特徴とするゲイトウェイ装置。
(付記10)
所定の期間内の通信によって自装置に接続されていると確認された前記情報処理装置の全数をこれらのMAC(Media Access Control)アドレスで確認する全情報処理装置確認手段と、この全情報処理装置確認手段で確認した前記情報処理装置の全部が前記通知内容を閲覧したか否かを判別する全装置閲覧有無判別手段と、この全装置閲覧有無判別手段が前記前記情報処理装置の全部について前記通知内容を閲覧したと判別したとき前記報知手段による報知を終了させる報知終了手段とを更に具備することを特徴とする付記9記載のゲイトウェイ装置。
(付記11)
インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段としての自装置に前記インターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する通知受信ステップと、
この通知受信ステップで受信した前記ウェブ上のアドレスを特定の領域に格納するアドレス格納ステップと、
前記通知受信ステップで前記通知を受信したときこれを周囲に知らせるための報知ステップと、
前記特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段を備えた情報処理装置が前記ブラウザを立ち上げたとき、前記アドレス格納ステップで特定の領域に格納した前記ウェブ上のアドレスを前記インターネット上のアクセス先として前記情報処理装置に与えるアドレス提供ステップ
とを具備することを特徴とする情報提供方法。
(付記12)
所定の期間内の通信によって自装置に接続されていると確認された前記情報処理装置の全数をこれらのMAC(Media Access Control)アドレスで確認する全情報処理装置確認ステップと、この全情報処理装置確認ステップで確認した前記情報処理装置の全部が前記通知内容を閲覧したか否かを判別する全装置閲覧有無判別ステップと、この全装置閲覧有無判別ステップで前記前記情報処理装置の全部について前記通知内容を閲覧したと判別したとき前記報知ステップによる報知を終了させる報知終了ステップとを更に具備することを特徴とする付記11記載の情報提供方法。
(付記13)
コンピュータに、
インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段としての自装置に前記インターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する通知受信処理と、
この通知受信処理で受信した前記ウェブ上のアドレスを特定の領域に格納するアドレス格納処理と、
前記通知受信処理で前記通知を受信したときこれを周囲に知らせるための報知処理と、
前記特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段を備えた情報処理装置が前記ブラウザを立ち上げたとき、前記アドレス格納処理で特定の領域に格納した前記ウェブ上のアドレスを前記インターネット上のアクセス先として前記情報処理装置に与えるアドレス提供処理
とを実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
(付記14)
所定の期間内の通信によって自装置に接続されていると確認された前記情報処理装置の全数をこれらのMAC(Media Access Control)アドレスで確認する全情報処理装置確認処理と、この全情報処理装置確認処理で確認した前記情報処理装置の全部が前記通知内容を閲覧したか否かを判別する全装置閲覧有無判別処理と、この全装置閲覧有無判別処理で前記前記情報処理装置の全部について前記通知内容を閲覧したと判別したとき前記報知処理による報知を終了させる報知終了処理とを更に前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記13記載の情報提供プログラム。
10、100、100B、100C 情報提供システム
11、20 ゲイトウェイ装置
11a、21 ネットワーク中継手段
11b、22 通知受信手段
11c、23 アドレス格納手段
11d、24 報知手段
12 情報処理装置
12a インターネット閲覧手段
12b 通知内容アクセス手段
13、103 情報提供サーバ
25 アドレス提供手段
30 情報提供方法
31 通知受信ステップ
32 アドレス格納ステップ
33 報知ステップ
34 アドレス提供ステップ
40 情報提供プログラム
41 通知受信処理
42 アドレス格納処理
43 報知処理
44 アドレス提供処理
101 インターネット
104 モデム
105、105B ホームゲイトウェイ
106 第1のパーソナルコンピュータ
107 ウェブブラウザ
111、131 CPU
112、112A、112B、112C、132 メモリ
113、113A、113B、113C、133 主制御部
114 WANポート
115 LANポート
117 通知文アドレス格納部
118 情報種別格納部
119 LED駆動制御部
121 LED
122 フラグ格納部
135 通信制御部
136 通知文・アドレス編集部
141 表示制御部
142 ディスプレイ
143 通知文送付管理部
144 既読有無管理部
301 設定データ格納部
321 第2のパーソナルコンピュータ
322 第3のパーソナルコンピュータ
341 無線部
342 MACアドレス格納部
361 外付けメモリ
371 USBインタフェース部

Claims (10)

  1. インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段と、前記インターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する通知受信手段と、この通知受信手段の受信した前記ウェブ上のアドレスを格納するアドレス格納手段と、前記通知受信手段が前記通知を受信したときこれを周囲に知らせるための報知手段とを備えたゲイトウェイ装置と、
    前記特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段と、このインターネット閲覧手段を用いて前記ゲイトウェイ装置の前記アドレス格納手段に格納された前記ウェブ上のアドレスにアクセスする通知内容アクセス手段とを備えた情報処理装置と、
    前記インターネットに接続され、前記ウェブ上のアドレス別に通知内容を格納した情報提供サーバ
    とを具備することを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記ゲイトウェイ装置はホームゲイトウェイであり、ホームゲイトウェイの管理を行う事業者が前記通知を前記インターネットを介してそれぞれの宛先のホームゲイトウェイに送信すると共に前記通知内容を前記情報提供サーバにアップロードすることを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  3. 前記通知には、前記通知内容を複数の種類に分類したときの該当する1種類の種別情報が含まれており、前記報知手段は種別に応じて報知の内容を異ならせていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報提供システム。
  4. 前記ゲイトウェイ装置の前記報知手段は、前記種別情報のそれぞれについて報知の有無を組み合わせた複数の設定データを用意しており、前記情報処理装置の選択した1種類の設定データに沿って報知を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報提供システム。
  5. 前記アドレス格納手段は、ゲイトウェイ装置に外付けされるメモリの有無を判別する外付けメモリ有無判別手段と、この外付けメモリ有無判別手段が外付けメモリの存在を判別したとき前記アドレス格納手段に格納されているアドレスの少なくとも一部を外付けメモリに移動させるデータ移動手段とを具備することを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報提供システム。
  6. 前記ゲイトウェイ装置は所定の期間内の通信によって自装置に接続されていると確認された前記情報処理装置の全数をこれらのMAC(Media Access Control)アドレスで確認する全情報処理装置確認手段と、この全情報処理装置確認手段で確認した前記情報処理装置の全部が前記通知内容アクセス手段を用いて前記通知内容を閲覧したか否かを判別する全装置閲覧有無判別手段と、この全装置閲覧有無判別手段が前記前記情報処理装置の全部について前記通知内容を閲覧したと判別したとき前記報知手段による報知を終了させる報知終了手段とを具備することを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報提供システム。
  7. 前記全装置閲覧有無判別手段は、前記情報提供サーバのアクセスログから該当するそれぞれの情報処理装置が前記通知内容を閲覧したか否かを判別するアクセスログチェック手段を具備することを特徴とする請求項6記載の情報提供システム。
  8. インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段と、
    前記インターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する通知受信手段と、
    この通知受信手段の受信した前記ウェブ上のアドレスを格納するアドレス格納手段と、
    前記通知受信手段が前記通知を受信したときこれを周囲に知らせるための報知手段と、
    前記特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段を備えた情報処理装置が前記ブラウザを立ち上げたとき、前記アドレス格納手段に格納した前記ウェブ上のアドレスを前記インターネット上のアクセス先として与えるアドレス提供手段
    とを具備することを特徴とするゲイトウェイ装置。
  9. インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段としての自装置に前記インターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する通知受信ステップと、
    この通知受信ステップで受信した前記ウェブ上のアドレスを特定の領域に格納するアドレス格納ステップと、
    前記通知受信ステップで前記通知を受信したときこれを周囲に知らせるための報知ステップと、
    前記特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段を備えた情報処理装置が前記ブラウザを立ち上げたとき、前記アドレス格納ステップで特定の領域に格納した前記ウェブ上のアドレスを前記インターネット上のアクセス先として前記情報処理装置に与えるアドレス提供ステップ
    とを具備することを特徴とする情報提供方法。
  10. コンピュータに、
    インターネットとこれ以外の特定のネットワークを中継するネットワーク中継手段としての自装置に前記インターネットから所定の通知内容の所在を示すウェブ上のアドレスを付した通知が送られてきたときこれを受信する通知受信処理と、
    この通知受信処理で受信した前記ウェブ上のアドレスを特定の領域に格納するアドレス格納処理と、
    前記通知受信処理で前記通知を受信したときこれを周囲に知らせるための報知処理と、
    前記特定のネットワークに接続され、ブラウザを使用してインターネット上の各種の情報を閲覧するインターネット閲覧手段を備えた情報処理装置が前記ブラウザを立ち上げたとき、前記アドレス格納処理で特定の領域に格納した前記ウェブ上のアドレスを前記インターネット上のアクセス先として前記情報処理装置に与えるアドレス提供処理
    とを実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
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