JP2012117581A - デュアルクラッチトランスミッション - Google Patents
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Abstract
【解決手段】このため、第1クラッチを介して駆動力が伝達される第1入力軸及び第2クラッチを介して駆動力が伝達される第2入力軸を出力軸と平行に配置し、第1入力軸と出力軸間に奇数変速段のギヤ列を配置し、第2入力軸と出力軸間に偶数変速段のギヤ列を配置し、各ギヤ列を駆動歯車と従動歯車で構成し、第1駆動歯車を第1入力軸にワンウェイクラッチを介して取り付け、第1入力軸の第1駆動歯車以外の駆動歯車を噛み合いクラッチで選択的に連結可能とし、噛み合いクラッチをアクチュエータで作動させるデュアルクラッチトランスミッションにおいて、アクチュエータと噛み合いクラッチを動力伝達機構で連結し、動力伝達機構に噛み合いクラッチを手動解除可能な手動操作部を設けた。
【選択図】図1
Description
そして、前記第1入力軸と前記出力軸との間に奇数段の変速段を構成するギヤ列を配置するとともに、前記第2入力軸と前記出力軸との間に偶数段の変速段を構成するギヤ列を配置している。
このとき、前記各ギヤ列を、夫々前記各入力軸に回転自在に配置される駆動歯車と、この駆動歯車に噛み合うとともに前記出力軸に固定される従動歯車とによって構成している。
また、第1速の変速段を構成する第1駆動歯車を前記第1入力軸に制御クラッチやワンウェイクラッチを介して取り付ける一方、前記第1入力軸に配置される第1駆動歯車以外の駆動歯車を噛み合いクラッチによって第1入力軸に選択的に連結可能とし、前記噛み合いクラッチをアクチュエータによって作動させている。
このワンウェイクラッチは、構造的に簡略であるが、デュアルクラッチトランスミッションの故障において車両がインターロック状態になる場合がある。
このとき、車両を運搬する場合、手押しで移動させることが困難なため、両輪を上げて移送する方策をとる必要があった。
しかし、緊急避難が必要な場所でインターロック状態が発生すると、手押しで移動させることが困難な状況では、緊急避難を行うことができないという不都合がある。
これにより、前記噛み合いクラッチを作動させる前記アクチュエータが故障して車両が停止した場合、前記動力伝達機構に設けた前記手段操作部により手動で前記噛み合いクラッチの噛み合いを解除できる。
そのため、停止した車両を再発進させる際に、前記ワンウェイクラッチと前記噛み合いクラッチとによって駆動歯車が二重噛み合いし、前記出力軸が回転できない状態になることを防止でき、車両を緊急移動させることが可能になる。
図1及び図2において、1はデュアルクラッチトランスミッションである。
このデュアルクラッチトランスミッション1は、図1に示す如く、変速機ケース2を備えている。
そして、デュアルクラッチトランスミッション1は、図2に示す如く、第1クラッチ3を介してエンジン(図示せず)の駆動力が伝達される第1入力軸4および第2クラッチ5を介してエンジンの駆動力が伝達される第2入力軸6を出力軸7と平行に配置している。
また、前記デュアルクラッチトランスミッション1は、前記第1入力軸4と前記出力軸7との間に奇数段の変速段を構成するギヤ列を配置し、前記第2入力軸6と前記出力軸7との間に偶数段の変速段を構成するギヤ列を配置している。
このとき、奇数段の変速段を構成するギヤ列は、第1速ギヤ列8、第3速ギヤ列9、第5速ギヤ列10とからなる。
また、上述の偶数段の変速段を構成するギヤ列は、第2速ギヤ列11、第4速ギヤ列12、第6速ギヤ列13とからなるとともに、この偶数段の変速段を構成するギヤ列を配置する前記第2入力軸6の端部たる前記第6速ギヤ列13の外側には、リバースギヤ列14を配置している。
つまり、前記第1速ギヤ列8は、前記第1入力軸4の軸方向で前記第1クラッチ3から最も離れた他端部の近傍に回転自在に配置した第1駆動歯車15と、この第1駆動歯車15に対応する位置で、第1駆動歯車15に噛み合うように前記出力軸7に固定、すなわち回転不能に配置した第1従動歯車16とからなる。
また、前記第3速ギヤ列9は、前記第1入力軸4の前記第1駆動歯車15の軸方向一側に回転自在に配置した第3駆動歯車17と、この第3駆動歯車17に対応する位置で、第3駆動歯車17に噛み合うように前記出力軸7に固定、すなわち回転不能に配置した第2・第3従動歯車18とからなる。
更に、前記第5速ギヤ列10は、前記第1入力軸4の前記第3駆動歯車17の軸方向一側に回転自在に配置した第5駆動歯車19と、この第5駆動歯車19に対応する位置で、第5駆動歯車19に噛み合うように前記出力軸7の前記第2・第3従動歯車18の軸方向一側に固定、すなわち回転不能に配置した第4・第5従動歯車20とからなる。
更にまた、前記第2速ギヤ列11は、前記第2入力軸6の軸方向で前記第3駆動歯車17に対応する位置に回転自在に配置した第2駆動歯車21と、この第2駆動歯車21に対応する位置で、第2駆動歯車21に噛み合うように前記出力軸7に固定、すなわち回転不能に配置した前記第2・第3従動歯車18とからなる。
前記第4速ギヤ列12は、前記第2入力軸6の軸方向で前記第5駆動歯車19に対応する位置に回転自在に配置した第4駆動歯車22と、この第4駆動歯車22に対応する位置で、第4駆動歯車22に噛み合うように前記出力軸7に固定、すなわち回転不能に配置した前記第4・第5従動歯車20とからなる。
前記第6速ギヤ列13は、前記第2入力軸6の軸方向で前記第2駆動歯車21よりも前記第2クラッチ5から離れる側(軸方向他側)の軸部に回転自在に配置した第6駆動歯車23と、この第6駆動歯車23に対応する位置で、第6駆動歯車23に噛み合うように前記出力軸7の前記第1従動歯車16の軸方向他側に回転不能に配置した第6従動歯車24とからなる。
なお、前記第2入力軸6の端部、つまり第2クラッチ5から離れる側(軸方向他側)に配置した前記リバースギヤ列14は、前記第2入力軸6の軸方向で前記第6駆動歯車23よりも前記第2クラッチ5から離れる側(軸方向他側)の軸部に回転自在に配置したリバース駆動歯車25と、このリバース駆動歯車25に対応する位置で、リバース駆動歯車25に連絡するように中間歯車26を介して、前記出力軸7の前記第6従動歯車24の軸方向他側に回転不能に配置したリバース従動歯車27とからなる。
また、前記第1駆動歯車15を前記第1入力軸4に取り付ける際に使用する前記ワンウェイクラッチ28は、図4に示す如く、前記第1入力軸4に固定した内輪31と、この内輪31の外周に配置されるとともに前記第1駆動歯車15に連結する外輪32と、内輪31及び外輪32間に配置されて特定方向回転時に噛み合う図示しないスプラグとからなる。
更に、前記噛み合いクラッチ29は、図2に示す如く、前記第3駆動歯車17と前記第5駆動歯車19との間に配置される第3・第5噛み合いクラッチからなる。
なお、前記第2入力軸6においては、前記第2駆動歯車21と前記第4駆動歯車22との間に配置される第2・第4噛み合いクラッチ33と、前記第6駆動歯車23と前記リバース駆動歯車25との間に配置される第6・リバース噛み合いクラッチ34とを備えている。
このディファレンシャル装置35は、図1及び図3に示す如く、前記出力軸7に配置されるディファレンシャル駆動歯車36と、このディファレンシャル駆動歯車36に噛み合い、かつ、ディファレンシャル軸37に設けられるディファレンシャル従動歯車である終減速ギヤ38とを有し、前記ディファレンシャル装置35は、駆動輪39に連絡している。
これにより、前記第1入力軸4または前記第2入力軸6からの駆動力は、前記出力軸7に伝達された後に、前記ディファレンシャル装置35を介して前記駆動輪39に伝達される。
このとき、前記アクチュエータ30は、図3に示す如く、バルブボディ40を介してオイルポンプ41と接続され、このオイルポンプ41からの油圧を作動源としている。
車両が発進する場合に、前記第1入力軸4及び前記第2入力軸6にトルクが入る。
このとき、前記第1入力軸4に配置した前記ワンウェイクラッチ28のエンゲージ(「ロック」ともいう。)機能により前記第1駆動歯車15が前記第1入力軸4に固定される。そして、前記第1駆動歯車15と噛み合う前記第1従動歯車16から前記出力軸7へ回転が伝達され、前記駆動輪39を駆動する。
また、第2速以上に変速した場合には、ギヤ比の関係で前記出力軸7が第1速時よりも早く回転する。
このとき、前記第1駆動歯車15が前記第1入力軸4より早く回転するため前記ワンウェイクラッチ28のディスエンゲージ(「フリー」ともいう。)機能により前記第1駆動歯車15は空転するだけでトルクを伝えない。
ところで、何らかの理由で前記アククチュエータ30が作動しなくなった場合、前記ワンウェイクラッチ28とこれと同軸上にある前記第3駆動歯車17や前記第5駆動歯車19の噛み合いクラッチである前記第3・第5噛み合いクラッチ29のON/OFFとの組合せにより、一旦、車両を停止させると、その後は車両が移動できなくなる場合がある。
その組合せ一覧を図4に開示する。
この図4は、第3・第5噛み合いクラッチ29が作動しない状況で車両を停止させ、その後車両を手押しで動かせるかどうかについて説明した図である。
なお、車両を手押しで前進または後退させるため、車軸側から回転が入力する。
(1)車両を手押しで前進させる場合、前記第3駆動歯車17及び前記第5駆動歯車19の噛み合いクラッチである前記第3・第5噛み合いクラッチ29がON(第3速または第5速にシフトされている)状態にあると、前記第1入力軸4(「内輪31」とも換言できる。)よりも前記第1駆動歯車15(「外輪32」とも換言できる。)が高速で前進方向へ回転するため、前記ワンウェイクラッチ28はディスエンゲージ状態となって、車両状態が「動く」となり、車両は前進可能である。
(2)車両を手押しで前進させる場合、前記第3駆動歯車17及び前記第5駆動歯車19の噛み合いクラッチである前記第3・第5噛み合いクラッチ29がOFF(第3速または第5速にシフトされていない)状態にあると、上述した場合と同様に、前記ワンウェイクラッチ28がディスエンゲージ状態となるため、前記第1入力軸4は回転せず、第1駆動歯車15が空転し、車両状態が「動く」となる。
(3)車両を手押しで後退させる場合、前記第3駆動歯車17及び前記第5駆動歯車19の噛み合いクラッチである前記第3・第5噛み合いクラッチ29がON(第3速または第5速にシフトされている)状態にあると、前記第1駆動歯車15が後退方向に回転するため、前記第1入力軸4との相対速度の差により前記ワンウェイクラッチ28がエンゲージ状態となり、前記第1駆動歯車15と前記第3駆動歯車17(または、前記第5駆動歯車19)とが二重噛み合いし、車両状態が「インターロック」となり、車両を後退できない。
(4)車両を手押しで後退させる場合、前記第3駆動歯車17及び前記第5駆動歯車19の噛み合いクラッチである前記第3・第5噛み合いクラッチ29がOFF(第3速または第5速にシフトされていない)状態にあると、前記ワンウェイクラッチ28はエンゲージ状態となるが、前記第1入力軸4は自由に回転できるため、車両状態が「動く」となって車両は後退移動可能となる。
つまり、上述のように、車両が前進する場合、前記ワンウェイクラッチ28と前記第3駆動歯車17及び前記第5駆動歯車19の噛み合いクラッチである前記第3・第5噛み合いクラッチ29のON/OFFの組合せ上、図4に示す如く、車両がインターロックになることはない。
しかし、手押しで車両を後退させる場合、第3速あるいは第5速にシフトが入っている状態では、前記ワンウェイクラッチ28がエンゲージ状態となって車両がインターロック状態となるため、車両が後退しない。
前記デュアルクラッチトランスミッション1のような自動変速機の場合、オイルポンプやソレノイド、油路の不具合により油圧が低下し、第3速あるいは第5速にシフトが入っている状態のままで停車する状況になることが想定できる。
これを解除するためには、外部から強制的にシフトを解除する必要がある。
詳述すれば、前記アクチュエータ30は、図1及び図3に示す如く、前記第3・第5噛み合いクラッチ29に前記動力伝達機構42によって連絡する一方、前記第2・第4噛み合いクラッチ33や前記第6・リバース噛み合いクラッチ34にも連絡している。
そして、前記動力伝達機構42に前記第3・第5噛み合いクラッチ29を手動で解除可能な手動操作部43を設ける際に、図1に示す如く、前記変速機ケース2の外部に位置させる。
これにより、前記噛み合いクラッチである第3・第5噛み合いクラッチ29を作動させる前記アクチュエータ30が故障して車両が停止した場合、前記動力伝達機構42に設けた前記手動操作部43により手動で前記噛み合いクラッチである第3・第5噛み合いクラッチ29の噛み合いを解除できる。
このとき、前記手動操作部43を手動で操作する場合には、車載のレンチ等(六角や四角)を使用することが可能である。
そのため、停止した車両を再発進させる際に、前記ワンウェイクラッチ28と前記噛み合いクラッチである第3・第5噛み合いクラッチ29とによって駆動歯車が二重噛み合いし、前記出力軸7が回転できない状態になることを防止でき、車両を緊急移動させることが可能になる。
つまり、前記動力伝達機構42は、図1及び図3に示す如く、一端側が前記オイルポンプ41からの油圧によって作動される前記アクチュエータ30に連絡するとともに他端側が噛み合いクラッチである前記第3・第5噛み合いクラッチ29側に連絡して前記アクチュエータ30と前記第3・第5噛み合いクラッチ29とを連結する前記レバー45と、このレバー45の中心部位を前記変速機ケース2に回転自在に支持する前記支持軸44と、前記レバー45の他端側が接続し、かつ、前記第3・第5噛み合いクラッチ29を包持する第3・第5シフトフォーク48と、この第3・第5シフトフォーク48の軸方向移動を許容するために前記第1入力軸4や前記第2入力軸6と平行に配設される第3・第5シフトシャフト49とを有している。
そして、前記動力伝達機構42は、図1に示す如く、前記支持軸44の軸端部を前記変速機ケース2から外方へ突出させて固定した際に、前記支持軸44の軸端部を前記手動操作部43として外部レバー46を結合するための前記結合部47として機能させるものである。
これにより、前記動力伝達機構42の前記支持軸44を前記手動操作部43として利用することによって、この手動操作部43を備える前記動力伝達機構42の構造を簡素化し、かつ小型化できる。
つまり、前記デュアルクラッチトランスミッション1において、図1に示す如く、前記デュアルクラッチトランスミッション1を軸方向から見た場合、前記アクチュエータ30を前記第2入力軸6の側方(図1において左側)に配置するとともに、前記第2入力軸6を挟んで前記アクチュエータ30と反対側に前記第1入力軸4を配置し、この第1入力軸4及び前記第2入力軸6の下方に前記ディファレンシャル装置35のディファレンシャル軸37を配置する。
そして、前記動力伝達機構42を配設する際には、図1に示す如く、前記レバー45が前記アクチュエータ30側から前記第2入力軸6の上方を跨ぎ、前記噛み合いクラッチである前記第3・第5噛み合いクラッチ29に連結させている。
一方、前記ワンウェイクラッチ28を備えた前記第1入力軸4を前記アクチュエータ30から遠ざけたため、このアクチュエータ30と前記第1入力軸4側に配置される前記噛み合いクラッチである前記第3・第5噛み合いクラッチ29との間に手動解除部材を備える前記レバー45を配置できる。
3 第1クラッチ
4 第1入力軸
5 第2クラッチ
6 第2入力軸
7 出力軸
8 第1速ギヤ列
9 第3速ギヤ列
10 第5速ギヤ列
11 第2速ギヤ列
12 第4速ギヤ列
13 第6速ギヤ列
14 バースギヤ列
15 第1駆動歯車
16 第1従動歯車
17 第3駆動歯車
18 第2・第3従動歯車
19 第5駆動歯車
20 第4・第5従動歯車
21 第2駆動歯車
22 第4駆動歯車
23 第6駆動歯車
24 第6従動歯車
25 リバース駆動歯車
27 リバース従動歯車
28 ワンウェイクラッチ
29 噛み合いクラッチである第3・第5噛み合いクラッチ
30 アクチュエータ
33 第2・第4噛み合いクラッチ
34 第6・リバース噛み合いクラッチ
35 ディファレンシャル装置
42 動力伝達機構
43 手動操作部
44 支持軸
45 レバー
46 外部レバー
47 結合部
Claims (3)
- 第1クラッチを介してエンジンの駆動力が伝達される第1入力軸および第2クラッチを介してエンジンの駆動力が伝達される第2入力軸を出力軸と平行に配置し、前記第1入力軸と前記出力軸との間に奇数段の変速段を構成するギヤ列を配置し、前記第2入力軸と前記出力軸との間に偶数段の変速段を構成するギヤ列を配置し、前記各ギヤ列を夫々前記各入力軸に回転自在に配置される駆動歯車とこの駆動歯車に噛み合うとともに前記出力軸に固定される従動歯車とによって構成し、第1速の変速段を構成する第1駆動歯車を前記第1入力軸にワンウェイクラッチを介して取り付ける一方、前記第1入力軸に配置される第1駆動歯車以外の駆動歯車を噛み合いクラッチによって第1入力軸に選択的に連結可能とし、前記噛み合いクラッチをアクチュエータによって作動させるデュアルクラッチトランスミッションにおいて、前記アクチュエータと前記噛み合いクラッチとを動力伝達機構によって連結し、この動力伝達機構に前記噛み合いクラッチを手動で解除可能な手動操作部を設けたことを特徴とするデュアルクラッチトランスミッション。
- 前記動力伝達機構は支持軸によって変速機ケースに回転自在に支持されるとともに前記アクチュエータのストロークを前記噛み合いクラッチの作動方向に変換するレバーを備え、前記支持軸の軸端部を前記変速機ケースから外方へ突出させ、前記支持軸の軸端部に前記手動操作部として外部レバーとの結合部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のデュアルクラッチトランスミッション。
- 前記デュアルクラッチトランスミッションを軸方向から見た場合、前記アクチュエータを前記第2入力軸の側方に配置するとともに前記第2入力軸を挟んで前記アクチュエータと反対側に前記第1入力軸を配置し、前記レバーを前記第2入力軸の上方を跨いで前記アクチュエータと前記噛み合いクラッチに連結する構造としたことを特徴とする請求項1に記載のデュアルクラッチトランスミッション。
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KR20200080552A (ko) * | 2018-12-27 | 2020-07-07 | 주식회사 디아이씨 | 수동전환이 가능한 변속기용 액추에이터 장치 |
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