JP2012116469A - 複数のデッキへのランプ通路を備える航空機構成 - Google Patents

複数のデッキへのランプ通路を備える航空機構成 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のデッキへのランプ通路を備える航空機構成を提供する。
【解決手段】航空機は、第1の部分40、第2の部分50、第1のランプ70および第2のランプを有する機室を含むことができる。機室の第1の部分は、上部デッキ20および下部デッキ30を含むことができる。上部デッキと下部デッキは、互いの近くに配置し、互いに垂直方向に離隔することができる。第2の部分は、上部デッキがある平面および下部デッキがある平面に実質的に平行な平面に配置された中間デッキ60を含むことができる。中間デッキは、上部デッキと下部デッキの両方から垂直方向に離隔することができる。第1のランプは、下部デッキと中間デッキの間に延びて、下部デッキと中間デッキの間の通路となることができる。第2のランプは、上部デッキと中間デッキの間に延びて、上部デッキと中間デッキの間の通路となることができる。
【選択図】図1A

Description

本開示の実施形態は一般に航空機設計に関し、より具体的には、複数のデッキ(deck)へのランプ通路(ramp access)を備える航空機構成に関する。
約1世紀の開発を経てもなお、大部分の商用固定翼航空機の設計は、翼、胴体、操縦舵面およびエンジンを含む中核的な同じ特徴の周辺で続けられている。航空力学、使用する材料、使用するエンジンの出力および効率、ならびに部品設計の他の改良には多くの進歩が見られたが、かなりの長期にわたって基本構造はほぼ同じままである。この期間の間、主として円筒形に形成される胴体は、商用航空機の認識可能な一貫した特徴であり続けている。
旅客機に関しては特にそうだが、胴体は一般に、複数の別個のデッキに分割されている。多くの場合、乗客は、機室(cabin)と呼ばれる与圧された上部デッキに着席する。機室はしばしば、貨物が収められた下部デッキから分離される。しかしながら、より大きなサイズの一部の旅客機に関しては、機室エリアの少なくとも一部分を占める複数の乗客デッキが使用されることがある。
過去には、機室エリア内の複数のデッキの使用は、最大級の旅客機でしか用いられなかった。しかしながら、これらの比較的に大きな旅客機であっても、サイズおよび設計の制約条件のため、複数デッキ旅客機内での上段から下段(または下段から上段)への移動は一般に、階段または梯子の使用によって容易にされている。一部の旅客機は、上段と下段の間のカートの移動を容易にするためにカートリフトも使用している。機室エリアに複数のデッキがあると、乗り降りが複雑になることがある。例えば、飛行機のあるエリア(すなわち階段または梯子を使用しないと到達できないエリア)への到達可能性(accessibility)が、乗客の年齢または健康状態に基づいて制限されることがある。また、場合によっては、機内持込み手荷物を持っての階段および梯子の上りおよび/または下りは、健康な成人であっても困難なことがある。さらに、階段または梯子は一般に、乗り降りを遅らせる隘路となる。
したがって、上述の欠点の一部を解決するために、胴体の内部のレイアウトを決める代替法を開発することが望ましいことがある。
本開示のいくつかの実施形態は、複数デッキ飛行機の機室環境内での到達可能性を向上させる航空機構成の提供に関する。したがって、例えば、ランプを使用して、複数デッキ機室環境内の段と段の間の通行を容易にすることができる。場合によっては、楕円形のランプを使用して、航空機機室の1つの部分に配置された中間デッキから、航空機機室の他の部分に配置された上部デッキおよび下部デッキへの通路を提供することができる。したがって、利用可能な空間を効率的に使用し、手荷物(車輪付きの手荷物を含む)またはカートを携えて、または手荷物またはカートを携えずに歩いて上り下りができ、美学的にも心地よい機構によって、上部デッキと下部デッキの両方への通行(および上部デッキと下部デッキの間の通行)を容易にすることができる。
例示的な一実施形態では、機室を含む航空機が提供される。この航空機の機室は、第1の部分、第2の部分、第1のランプおよび第2のランプを含むことができる。機室の第1の部分は、上部デッキおよび下部デッキを含むことができる。上部デッキと下部デッキは、互いの近くに配置し、互いに垂直方向に離隔することができる。第2の部分は、上部デッキがある平面および下部デッキがある平面に実質的に平行な平面に配置された中間デッキを含むことができる。中間デッキは、上部デッキと前記下部デッキの両方から垂直方向に離隔することができる。第1のランプは、下部デッキと中間デッキの間に延びて、下部デッキと中間デッキの間の通路となることができる。第2のランプは、上部デッキと中間デッキの間に延びて、上部デッキと中間デッキの間の通路となることができる。
例示的な他の実施形態では、機室を含む航空機が提供される。この機室は、上部デッキおよび下部デッキを含むことができる。上部デッキと下部デッキは、互いの近くに配置し、垂直方向に離隔することができる。上部デッキは、上部片持ち梁領域および上部主デッキ領域を含むことができる。前記上部片持ち梁領域は、機室の反対側の壁から間隔を置いて配置することができ、上部主デッキ領域は、機室の反対側の壁と壁の間に延びることができる。上部片持ち梁領域は、上部主デッキ領域に使用可能に接続され、上部主デッキ領域から外側へ、上部主デッキ領域から片持ち梁式に延びるように延びる。
例示的な他の実施形態では、航空機ランプが提供される。この航空機ランプは、第1のランプ部分および第2のランプ部分を含むことができる。第1のランプ部分は、航空機機室の第1の部分の下部デッキから、航空機機室の第2の部分の中間デッキまで延びることができる。第2のランプ部分は、航空機機室の第1の部分の上部デッキから中間デッキまで延びることができる。上部デッキと下部デッキは、互いの近くに配置し、垂直方向に離隔することができ、中間デッキは、上部デッキと下部デッキの両方から垂直方向に離隔することができる。
以上に論じた特徴、機能および利点は、本開示のさまざまな実施形態において独立して達成することができ、または、以上に論じた特徴、機能および利点を、他の実施形態において組み合わせることもできる。追加の詳細は、以下の説明および図面を参照することによって得ることができる。
以上に本開示をおおまかに説明した。次に添付図面を参照する。添付図面の尺度は必ずしも一律ではない。
航空機機室内の座席配置を示すために航空機の胴体壁が取り外された、例示的な一実施形態に基づく航空機の側面の切欠き透視図である。 航空機機室内の座席配置を示すために航空機の胴体壁が取り外された、例示的な一実施形態に基づく航空機の側面の切欠き透視図である。 例示的な一実施形態に基づく図1の航空機の複数デッキ機室構成の上部デッキの上面図である。 胴体の中心線に近い中間デッキ上の一点から後方を見た、例示的な一実施形態に基づく上部デッキおよび下部デッキの図である。 ランプの上部から見下ろした、例示的な一実施形態に基づく中間デッキおよび上部ランプ間領域の一部分の図である。 下部デッキから前方を見た、例示的な一実施形態に基づく中間デッキの図である。 例示的な一実施形態に基づく図1の航空機の複数デッキ機室構成の下部デッキの上面図である。 扉口を配置することができる潜在的な位置の一部を示すために航空機外板が示された、例示的な一実施形態に基づく図1の航空機の側面の透視図である。 例示的な一実施形態の内部または航空機機室の透視図である。
次に、添付図面を参照して本開示をより詳細に説明する。添付図面には、全部の実施形態ではなく、一部の実施形態が示されている。実際、この開示は、多くの異なる形態で具体化することができるのであり、この開示が、本明細書に記載の実施形態に限定されると解釈すべきではない。これらの実施形態は、適用可能な法律上の要件をこの開示が満たすように提供される。全体を通じて同様の符号は同様の要素を指す。
上で論じたとおり、デッキ間に階段または梯子を有する商用複数デッキ航空機は、デッキ間の人および手荷物の移動に課題があることがある。本開示の例示的な実施形態は、航空機の胴体の内部の着席エリアを含む中間デッキから反対側の側面に向かって延びるランプを提供することによって、これらの課題の一部を解決することができる。この点に関して、中間デッキから延びるランプは、航空機の上部デッキへの通路となるために一方の機室壁と接触することができ、中間デッキから延びる別のランプは、下部デッキへの通路となるためにもう一方の機室壁と接触することができる。
図1Aおよび図1Bを含む図1は、航空機機室内の座席配置を示すために胴体壁が取り外された、旅客機の側面の切欠き透視図である。図1は、航空機機室の第1の部分40に2段の着席段を提供するために互いから間隔を置いて配置された上部デッキ20と下部デッキ30を示す。いくつかの場合には、図1の上部デッキ20と下部デッキ30が実質的に互いの鏡像である。しかしながら、別の状況では、それぞれのデッキ上の座席配置が異なることがある。例えば、例示的ないくつかの実施形態では、設計要件および/または望ましい設計特徴に従って、一方のデッキの長さがもう一方のデッキよりも短く、もしくは長く、または一方のデッキの幅がもう一方のデッキより広く、もしくは狭い。
図1に示すように、航空機機室の第2の部分50は中間デッキ60を(または主デッキ)含むことができる。中間デッキ60は、上部デッキ20の高さと下部デッキ30の高さの間のある高さに配置することができる。中間デッキ60は、上部デッキ20の高さよりも下部デッキ30の高さにより近い高さに配置することができる。しかしながら、代替実施形態では、その配置を逆にすることができ、または上部デッキ20と下部デッキ30の実質的に真ん中に中間デッキ60を配置することもできる。いくつかの実施形態では、中間デッキ60が機室の主デッキとみなされ、したがって、航空機の操縦室と同じ段に中間デッキ60が配置される。例示的な一実施形態によれば、中間デッキ60から下部デッキ30まで第1のランプ70が延び、中間デッキ60から上部デッキ20まで第2のランプ80が延びる。そのため、第1のランプ70および第2のランプ80は、機室のデッキ間に坂になった歩行通路を提供して、任意のデッキ上の座席(例えば座席82)に乗客が到達することを可能にすることができる。
図1(および図2)に示された第1のランプ70と第2のランプ80は一般に、反対側の機室壁に近づき、それぞれ上部デッキ20および下部デッキ30に到達するまでその機室壁に沿って延びるために外側および後方へ向かうときに、中間デッキ60上の中央に位置する(例えば胴体の中心線に近い)ある位置から、反対方向へ、中心線から遠ざかるよう延びる。したがって、図1の例では、第1のランプ70および第2のランプ80が楕円形を形成する(または少なくとも楕円の弧の形状を形成する)ことができる。しかしながら、他の例示的な実施形態は、半円形、L字形、直線形、不規則形など、他のランプ形状を使用する。
上部デッキ20、下部デッキ30および中間デッキ60はそれぞれ、互いに実質的に平行で、互いにある垂直距離だけ離隔した平面とすることができる。したがって、一般的に言えば、第1のランプ70および第2のランプ80はそれぞれ、ランプ自体は実質的に平面だが、ある傾きまたは下り勾配を有する、傾いた表面または傾斜した表面として形成することができ、この傾きまたは下り勾配は、そのランプが、下部デッキ30を中間デッキ60に接続し(第1のランプ70の場合)、または上部デッキ20を中間デッキ60に接続する(第2のランプ80の場合)ときの表面の傾斜によって定義される。第1のランプ70および第2のランプ80の傾斜は、ランプの全長にわたって実質的に一定とすることができる。しかしながら、いくつかの実施形態では、ランプの全長にわたってわずかに変化する傾斜が使用される。第1のランプ70および第2のランプ80の幅は設計要件に従って変更することができるが、いくつかの実施形態では、2人の乗客があまり困難を伴わずに確実にすれ違うことができるように選択される。場合によっては、この幅を、2台のギャレーカート(galley cart)または機内に持ち込むことができる平均サイズの2つのバッグが、ランプ上で確実に互いを追い越すことができるように選択することもできる。ランプは、ランプの片側または両側に沿って延びる手すり90を含むことができる。
図2は、例示的な一実施形態に基づく上部デッキ20の上面図を示す。図2は、中間デッキ60の一部分の上面図も示している。図2の例では、第2のランプ80の形状が、中間デッキ60の中心線から機室の壁に向かって外側へ延び、同時に、第2のランプ80が(中間デッキ60から離れた)航空機の後部へ向かって延びるにつれて上部デッキ20の段まで傾いた楕円形である。しかしながら、場合によっては、例示的な実施形態のランプが前方へ延び、機室の複数段部分を中間デッキ60の前方に配置することもできることに留意すべきである。さらに、場合によっては、数組のランプを含めることもできる。したがって、例えば、図2に示されたギャレー84が、上部デッキ20だけではなしに両方の段においてサービスを提供することができるような態様で、別の一組のランプを航空機の後部に配置することもできる。
例示的な一実施形態では、第2のランプ80が中間デッキ60の段から上部デッキ20の段まで傾くときに、第2のランプ80が実質的に機室の壁に沿って延びる。しかしながら、いくつかの実施形態では、図2に示すように、第2のランプ80の外側または第2のランプ80と機室壁の間に、保管エリア100が配置される。保管エリア100は、ギャレーカートを保管する目的に使用することができる。しかしながら、いくつかの実施形態では、乗客の機内持込み手荷物を入れる目的に保管エリア100が使用される。さらに、いくつかの実施形態では、保管エリア100が、上部ランプ間領域110に位置する座席などの特定の座席に割り当てられる。上部ランプ間領域110は、第1のランプ70および第2のランプ80によってそれぞれの機室壁から離隔された上部デッキ20のエリアと定義することができる。上部ランプ間領域110は機室壁に隣接していないため、場合によってはこれらの座席に、頭上の保管場所がないことがある。したがって、保管エリア100は、航空機に乗り降りするときにそれらの座席の乗客が都合よく到達することができる追加の保管場所を、これらの座席に対して提供することができる。
上部ランプ間領域110の座席は、第1のランプ70および第2のランプ80の配置によって生み出される建築学的特徴の独特の眺望を有することができる。例えば、上部ランプ間領域110の座席は、中間デッキ60ならびに第1のランプ70および第2のランプ80の形成を容易にする目的に使用されるアーチ型の建築学的特徴の高い位置からの独特の眺望を有することができる。図3から5は、これらの眺望のいくつかの例を提供する。この点に関して、図3は、胴体の中心線に近い中間デッキ60上の一点から見た、上部デッキ20および下部デッキ30の図を示す。一方、図4は、第2のランプ80の上部から見下ろした、中間デッキ60および上部ランプ間領域110の一部分の図を示す。図4に示されているように、機室壁に沿って保管エリア100を配することができる。さらに、第1のランプ70と第2のランプ80が出合う場所と機室壁との間のエリアにおいて大きな頭上空間が使用可能である場合には、第2のランプ80の最下部の近くに、通常よりも大きな化粧室120または他の保管場所を配置することもできる。図5は、下部デッキから前方を見た、例示的な一実施形態に基づく中間デッキの図を示す。
上部ランプ間領域110は独特の形状を有するため、上部ランプ間領域110の座席を変則的に配置することもできる。場合によっては、上部ランプ間領域110の座席を別のクラスの座席と考え、そのクラスに関連した対応する割増し料金を設定することもできる。上部ランプ間領域110の座席を(例えばカーテンで)他のシートから隔離することができ、または、潜在的により広い足元空間、リクライニング機能などを有する異なる形式の座席とすることもできる。場合によっては、共通のエリアに一緒に座りたいプライベートなグループのために、グループ席を提供することもできる。これに加えて、またはその代わりに、上部ランプ間領域110は、他の乗客の隣に座りたくない乗客に隔絶を提供し、または大きな空間を望む乗客にそのような空間を提供することができるシングルシート(すなわちその座席の右側または左側にじかに接した座席がない座席)を配置するのに有用であることがある。
上部ランプ間領域110は本質的に、上部デッキ20の主要部分から前方(または場合によっては後方)へ延びる上部デッキ20の片持ち梁領域を形成することができる。上部デッキ20の主要部分は機室壁から機室壁まで延びることができるが、片持ち梁領域はそれぞれの壁から(ランプによって)離隔されていることにより、片持ち梁領域は、上部デッキ20の主要部分とは異なっていることがある。上部ランプ間領域110を片持ち梁領域と呼ぶ場合であっても、上部ランプ間領域110が支持(例えばアーチ構造または他の支持構造)を有することがあり、したがって、用語「片持ち梁領域」が、実際には、上部ランプ間領域110が片持ち梁のように見えることを言っていることがあることに留意されたい。
図6は、例示的な一実施形態に基づく下部デッキ30の上面図を示す。図6は、図2にも示した中間デッキ60の部分の上面図も示している。図6の例には、中間デッキ60の中心線から機室の壁に向かって外側へ延び、同時に、第1のランプ70が(中間デッキ60から離れた)航空機の後部へ向かって延びるにつれて下部デッキ30の段まで下方へ傾いた、楕円形の第1のランプ70も示されている。この場合も、場合によっては、例示的な実施形態のランプが前方に延び、機室の複数段部分を中間デッキ60の前に配置することができ、かつ/または数組のランプを含めることができる。
第1のランプ70と第2のランプ80の間の空間はここでも、下部ランプ間領域150の形態のランプ間領域を画定することができる。下部ランプ間領域150は、上部ランプ間領域110と同じサイズとすることができ、または、おそらくは上部ランプ間領域110よりも小さくされることがある。上部ランプ間領域110に関して上で説明した座席配置の考慮事項と同様の考慮事項が下部ランプ間領域150にもあてはまることがある。例示的な一実施形態では、第2のランプ80の下および/または外側の領域に、ボイドスペース(void space)160が画定される。ボイドスペース160は、必要または希望に応じて、プライベート(または半プライベート)席、保管ロッカーもしくは保管箱、および/または他のユーティリティ空間もしくは化粧室空間に改装することができる。
図2および6はさらに、任意選択のいくつかの扉口170の位置を示す。場合によっては、乗客の乗り降りを全て中間デッキ60から行うことができる。しかしながら、例示的な実施形態は、上部デッキ20または下部デッキ30と中間デッキ60との間、および上部デッキ20と下部デッキ30の両方と中間デッキ60との間を安全かつ容易に移動することができる改良された能力が与えられた独特の方法で、扉口の配置および座席の配置を変更する幅広い機会を提供する。図7は、本明細書に記載したランプシステムを使用した機室の異なる段間の到達可能性を提供するランプの使用を含む可能な異なる搭乗シナリオを利用するために扉口を配置することができる潜在的な位置の一部を示すために航空機外板が示された、図1の航空機の側面の透視図を示す。図8は、上述の要素のうちのいくつかの要素を示す、例示的な実施形態の内部または航空機機室の透視図を示す。図8はさらに、ボイドスペース160に配置することができる半プライベート席を示す。
例示的な実施形態はしたがって、航空機のデッキ間の移動モードの機能的性能を大幅に向上させる美学的にも心地よい特徴を有する独特の建築学的外形を提供することができる。さらに、例示的な実施形態は、機室の広さまたは少なくとも機室の広さの知覚を増大させることができる。デッキ間の通路とするための機室内においてランプを使用すると、高齢者、乳幼児および/または身体障害者に対する到達条件を改善し、または少なくとも緩和することができる。段と段の間のカートおよび手荷物の移動を容易にすることもできる。場合によっては、カートを転がしてランプを上り下りすることができることで、カートリフトを配置する必要性をなくすことができ、したがって、航空機設計を単純にし、航空機の総重量を低減させることができる。例示的な実施形態によって、航空機の乗り降りが容易になることもある。
上記の説明および関連図面に記載された教示の恩恵に浴する、これらの実施形態が属する技術分野の当業者なら、本明細書に記載された開示の多くの変更および他の実施形態が心に浮かぶであろう。したがって、本開示は、開示された特定の実施形態だけに限定されないこと、添付の特許請求の範囲には、変更および他の実施形態が含まれることが意図されていることが理解される。本明細書では特定の用語を使用したが、特定の用語は、一般的な記述的な意味でのみ使用され、限定の目的には使用されない。
本発明はさらに、以下の実施形態に関する。
1.機室を備える航空機であって、機室が、
上部デッキおよび下部デッキを含む第1の部分であり、上部デッキと下部デッキが、互いの近くに配置され、互いに垂直方向に離隔した第1の部分と、
上部デッキと下部デッキの両方から垂直方向に離隔した平面に配置された中間デッキを含む第2の部分と、
下部デッキと中間デッキの間に延びて、下部デッキと中間デッキの間の通路となる第1のランプと、
上部デッキと中間デッキの間に延びて、上部デッキと中間デッキの間の通路となる第2のランプと
を含む航空機。
2.第1のランプと第2のランプのうちの少なくとも一方のランプが、中間デッキ上の機室の中心線部分から、下部デッキと上部デッキのうちの対応する一方のデッキの、機室の中心線部分の実質的に外側の部分まで延びる、実施形態1の航空機。
3.第2の部分が、航空機の機首に関して第1の部分の前方に形成された、実施形態1の航空機。
4.第1のランプが、中間デッキの段から下部デッキの段まで下方へ傾斜し、同時に航空機の尾部に向かって後方へ延び、第2のランプが、中間デッキの段から上部デッキの段まで上方へ傾斜し、同時に航空機の尾部に向かって後方へ延びる、実施形態1の航空機。
5.第1のランプおよび第2のランプがそれぞれ、中間デッキ上の実質的に共通の点から、機室の反対側の壁に沿って互いから離れるように延びる、実施形態4の航空機。
6.第1のランプと第2のランプの間の上部デッキ上に上部ランプ間領域が画定され、第1のランプと第2のランプの間の下部デッキ上に下部ランプ間領域が画定された、実施形態1の航空機。
7.上部ランプ間領域が、中間デッキ上の座席を見下ろすように配置された座席を含む、実施形態6の航空機。
8.機室の壁に隣接し、第1のランプと第2のランプのうちの少なくとも一方のランプに近い空間が、保管コンテインメントエリアを含む、実施形態1の航空機。
9.機室壁に隣接する、第2のランプの実質的に下方の空間が、半プライベート席エリアを含む、実施形態1の航空機。
10.第1のランプの端部または第2のランプの端部の近くに、乗り降りを容易にするための、上段、下段および中間段のそれぞれの段に対する扉口が配置された、実施形態1の航空機。
11.機室を備える航空機であって、
上部デッキと、
下部デッキと
を備え、
上部デッキと下部デッキが、互いの近くに配置され、互いに垂直方向に離隔し、上部デッキが、上部片持ち梁領域および上部主デッキ領域を備え、前記上部片持ち梁領域が、機室の反対側の壁から間隔を置いて配置され、前記上部主デッキ領域が、機室の反対側の壁と壁の間に延び、前記上部片持ち梁領域が、上部主デッキ領域に使用可能に接続され、上部主デッキ領域から外側へ、上部主デッキ領域から片持ち梁式に延びるように延びる
航空機。
12.上部片持ち梁領域が、上部主デッキ領域の前方に延びる、実施形態11の航空機。
13.機室が、上部デッキまたは下部デッキへのランプを含み、このランプが、上部片持ち梁領域と機室の壁の間に配置された、実施形態11の航空機。
14.機室が、上部デッキと下部デッキの間に中間デッキを含み、上部片持ち梁領域が中間デッキを見下ろす、実施形態11の航空機。
15.航空機機室の第1の部分の下部デッキから航空機機室の第2の部分の中間デッキまで延びる第1のランプ部分と、
航空機機室の第1の部分の上部デッキから中間デッキまで延びる第2のランプ部分と
を備え、上部デッキと下部デッキが、互いの近くに配置され、互いに垂直方向に離隔し、中間デッキが、上部デッキと下部デッキの両方から垂直方向に離隔した
航空機ランプ。
16.第1のランプ部分と第2のランプ部分のうちの少なくとも一方のランプ部分が、中間デッキ上の航空機機室の中心線部分から、下部デッキと上部デッキのうちの対応する一方のデッキの、航空機機室の中心線部分の実質的に外側の部分まで延びる、実施形態15の航空機ランプ。
17.第1のランプ部分が、中間デッキの段から下部デッキの段まで下方へ傾斜し、同時に航空機の尾部に向かって後方へ延び、第2のランプ部分が、中間デッキの段から上部デッキの段まで上方へ傾斜し、同時に航空機の尾部に向かって後方へ延びる、実施形態15の航空機ランプ。
18.第1のランプ部分および第2のランプ部分がそれぞれ、中間デッキ上の実質的に共通の点から、航空機機室の反対側の壁に沿って互いから離れるように延びる、実施形態17の航空機ランプ。
19.第1のランプ部分と第2のランプ部分の間の上部デッキ上に上部ランプ間領域が画定され、第1のランプ部分と第2のランプ部分の間の下部デッキ上に下部ランプ間領域が画定された、実施形態15の航空機ランプ。
20.上部ランプ間領域が、中間デッキ上の座席を見下ろすように配置された座席を含む、実施形態19の航空機ランプ。
21.航空機機室の壁に隣接し、第1のランプ部分と第2のランプ部分のうちの少なくとも一方のランプに近い空間であり、保管コンテインメントエリアを含む空間を画定した、実施形態15の航空機ランプ。
22.航空機機室の壁に隣接する、第2のランプの実質的に下方の空間であり、半プライベート席エリアを含む空間を画定した、実施形態15の航空機ランプ。
20 上部デッキ
30 下部デッキ
40 機室の第1の部分
50 機室の第2の部分
60 中間デッキ
70 第1のランプ70
80 第2のランプ80
82 座席
84 ギャレー
90 手すり
100 保管エリア
110 上部ランプ間領域
120 化粧室
150 下部ランプ間領域
160 ボイドスペース
170 扉口

Claims (10)

  1. 機室を備える航空機であって、前記機室が、
    上部デッキおよび下部デッキを含む第1の部分であり、前記上部デッキと前記下部デッキが、互いの近くに配置され、互いに垂直方向に離隔した第1の部分と、
    前記上部デッキと前記下部デッキの両方から垂直方向に離隔した平面に配置された中間デッキを含む第2の部分と、
    前記下部デッキと前記中間デッキの間に延びて、前記下部デッキと前記中間デッキの間の通路となる第1のランプと、
    前記上部デッキと前記中間デッキの間に延びて、前記上部デッキと前記中間デッキの間の通路となる第2のランプと
    を含む航空機。
  2. 前記第1のランプと前記第2のランプのうちの少なくとも一方のランプが、前記中間デッキ上の前記機室の中心線部分から、前記下部デッキと前記上部デッキのうちの対応する一方のデッキの、前記機室の前記中心線部分の実質的に外側の部分まで延びる、請求項1に記載の航空機。
  3. 前記第1のランプが、前記中間デッキの段から前記下部デッキの段まで下方へ傾斜し、同時に前記航空機の尾部に向かって後方へ延び、前記第2のランプが、前記中間デッキの段から前記上部デッキの段まで上方へ傾斜し、同時に前記航空機の尾部に向かって後方へ延びる、請求項1または2に記載の航空機。
  4. 前記第1のランプと前記第2のランプの間の前記上部デッキ上に上部ランプ間領域が画定され、前記第1のランプと前記第2のランプの間の前記下部デッキ上に下部ランプ間領域が画定された、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の航空機。
  5. 前記第1のランプの端部または前記第2のランプの端部の近くに、乗り降りを容易にするための、上段、下段および中間段のそれぞれの段に対する扉口が配置された、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の航空機。
  6. 航空機機室の第1の部分の下部デッキから前記航空機機室の第2の部分の中間デッキまで延びる第1のランプ部分と、
    前記航空機機室の前記第1の部分の上部デッキから前記中間デッキまで延びる第2のランプ部分と
    を備え、前記上部デッキと前記下部デッキが、互いの近くに配置され、互いに垂直方向に離隔し、前記中間デッキが、前記上部デッキと前記下部デッキの両方から垂直方向に離隔した
    航空機ランプ。
  7. 前記第1のランプ部分と前記第2のランプ部分のうちの少なくとも一方のランプ部分が、前記中間デッキ上の前記航空機機室の中心線部分から、前記下部デッキと前記上部デッキのうちの対応する一方のデッキの、前記航空機機室の前記中心線部分の実質的に外側の部分まで延びる、請求項6に記載の航空機ランプ。
  8. 前記第1のランプ部分が、前記中間デッキの段から前記下部デッキの段まで下方へ傾斜し、同時に前記航空機の尾部に向かって後方へ延び、前記第2のランプ部分が、前記中間デッキの段から前記上部デッキの段まで上方へ傾斜し、同時に前記航空機の尾部に向かって後方へ延びる、請求項6または7に記載の航空機ランプ。
  9. 前記第1のランプ部分と前記第2のランプ部分の間の前記上部デッキ上に上部ランプ間領域が画定され、前記第1のランプ部分と前記第2のランプ部分の間の前記下部デッキ上に下部ランプ間領域が画定された、請求項6ないし8のいずれか一項に記載の航空機ランプ。
  10. 前記航空機機室の壁に隣接する、前記第2のランプの実質的に下方の空間であり、半プライベート席エリアを含む空間を画定した、請求項6ないし9のいずれか一項に記載の航空機ランプ。
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