JP2012114026A - 配線用遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】トリガレバーの軸方向のぶれや全体の傾斜を確実に防止し、引き外し特性を安定化させた配線用遮断器を提供する。
【解決手段】過電流検出装置の動作を機構部に伝達するトリガレバーを、機構部のフレームに軸支させた配線用遮断器であって、トリガレバーの軸支位置よりも外側にトリガレバーの軸方向の規制部を配置し、軸方向のぶれや全体の傾斜を抑制した。軸方向の規制部はトリガレバーの軸方向に弾性変形可能な脚部であることが好ましい。さらに、脚部をトリガレバーの回転中心軸と一致させることが好ましい。
【選択図】図3

Description

本発明は、トリガレバーを備えた複数極の配線用遮断器に関するものである。
配線用遮断器は回路に過電流等が流れた場合に接点を開放し、回路を遮断する機器である。複数極の配線用遮断器は各極間にまたがるトリガレバーを備え、過電流時にいずれかの極でバイメタルなどの過電流検出装置が動作してトリガレバーを押圧すると、トリガレバーが機構部のラッチやクレドルなどを動作させ、可動接点を固定接点から急速に引き離して回路を遮断するものである。
このトリガレバーは機構部のフレームに取り付けられているため、公差設計から機構部に対して軸方向にクリアランスが存在する。しかしトリガレバーが軸方向に移動すると、トリガレバーに取り付けられた調整ねじとバイメタルとの当たり方が変化する可能性があり、引き外し特性がばらつくおそれがある。
そこで本出願人は特許文献1に示すように、トリガレバーの中央部に規制部を設けてフレームの内側に接触させ、トリガレバーの軸方向のぶれを防止するようにした配線用遮断器を開発した。しかしこの特許文献1の配線用遮断器は、トリガレバーの中央部、すなわちトリガレバーがフレームに軸支される軸部よりも内側に規制部を設けてぶれを規制しており、規制部の隙間よりも軸部の隙間が大きくなる。この結果、トリガレバーの左右両端部においては軸方向のぶれや全体のかたぎ(傾斜)が拡大され、引き外し特性がばらつくおそれを完全に防止することはできなかった。
特開2006−228655号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、トリガレバーの軸方向のぶれや全体の傾斜を確実に防止し、引き外し特性を安定化させた配線用遮断器を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、過電流検出装置の動作を機構部に伝達するトリガレバーを、機構部のフレームに軸支させた配線用遮断器において、トリガレバーの軸支位置よりも外側にトリガレバーの軸方向の規制部を配置したことを特徴とするものである。
なお、トリガレバーの軸方向の規制部を、外極側の過電流検出装置がトリガレバーに作用する位置よりも外側位置に配置することが好ましい。また、トリガレバーの軸方向の規制部が、トリガレバーから垂下された、トリガレバーの軸方向に弾性変形可能な脚部であることが好ましい。さらに、脚部をトリガレバーの回転中心軸の方向に延ばすことが好ましく、脚部の先端をトリガレバーの回転中心軸と一致させることが最も好ましい。
本発明の配線用遮断器は、トリガレバーの軸支位置よりも外側にトリガレバーの軸方向の規制部を配置したものであるから、従来のようにトリガレバーの軸支位置よりも内側にトリガレバーの軸方向の規制部を配置したものに比較して、トリガレバーの軸方向のぶれや全体の傾斜を確実に防止し、引き外し特性を安定化させることができる。
なお、トリガレバーの軸方向の規制部をトリガレバーの軸方向に弾性変形可能な脚部とすれば、トリガレバーの軸方向のクリアランスをなくすことができ、常に一定位置にトリガレバーを位置させることができる。さらに脚部をトリガレバーの回転中心軸の方向に延ばし、好ましくは回転中心軸と一致させれば、脚部の弾性による押付力がトリガレバーの回転に影響することがなくなるので、引き外し特性を一層安定化させることができる。
本発明の実施形態を示す全体斜視図である。 要部を取り出した状態の斜視図である。 要部の分解斜視図である。 トリガレバーの斜視図である。 トリガレバーの斜視図である。 トリガレバーとベースとの関係を示す断面図である。 図6の要部拡大図である。 要部の斜視図である。 トリガレバーとベースとの関係を示す正面図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態を示す全体斜視図、図2は要部の斜視図である。この配線用遮断器は内極の両側に外極を配置した3極用のもので、1は配線用遮断器のベース、2はその中央に配置された機構部、3は機構部2に隣接配置されたトリガレバーである。何れかの極で過電流等が検出されるとトリガレバー3が機構部2に引外し動作を行わせてクロスバー4を上方に回転させ、クロスバー4に取り付けられた3極分の可動接触子5が上方に移動し、回路を遮断することは従来の配線用遮断器と同様である。
トリガレバー3は図2〜図5に示すように配線用遮断器の幅方向に延びる樹脂成形体である。トリガレバー3の本体の中央下部には一対の主脚6、6が突設されており、これらの主脚6、6の先端7は図3に示される機構部2のフレーム8の下方部に枢着されている。したがってトリガレバー3は、図3〜図5に示す直線A−Aを回転中心軸として揺動することができる。また本体の上部には、内側極とその両側の外側極とに対応させて3つの突起9が形成されており、各突起9にそれぞれ調整ネジ10が設けられている。これらの調整ネジ10は、過電流時には図示しない各極のバイメタルにより押圧される。したがって調整ネジ10を回転させることにより、従来と同様に引き外し特性(I-t特性)を調整することができる。
また図4、図5に示すように、本体の下方部の左右両側には、トリガレバー3の軸方向の規制部11,11が設けられている。この実施形態では、規制部11,11はトリガレバー3から垂下された脚部である。これらの脚部は比較的薄肉の樹脂からなるもので、トリガレバーの軸方向(直線A−Aの方向)に弾性変形可能となっている。これらの脚部の先端は配線用遮断器のベース1との当接部12となっており、図6〜図8に示されるようにベース1の幅方向の端部付近に突設された位置規制片13の側面に対して弾性的に当接している。
このように、本発明においてはトリガレバー3の軸支位置である主脚6、6よりも外側にトリガレバー3の軸方向の規制部11,11を配置したので、トリガレバー3の軸支位置よりも内側にトリガレバーの軸方向の規制部を配置したものに比較して、トリガレバー3の軸方向のぶれや全体の傾斜を少なくすることができる。これによりトリガレバー3が軸方向に移動することによるトリガレバーの調整ねじ10とバイメタルとの当たり方の変動を抑制し、引き外し特性を安定化させることができる。
また本実施形態のように、トリガレバー3の軸方向の規制部11,11を、外極側の過電流検出装置がトリガレバーに作用する位置、すなわちバイメタル作用点の位置よりも外側位置に配置することにより、トリガレバー3の軸方向のぶれや全体の傾斜を、より小さくすることができる。特にトリガレバー3の軸方向の規制部11,11をトリガレバー3の軸方向に弾性変形可能な脚部とすれば、規制部11,11がベース1に突設された位置規制片13の側面に常に弾性的に接触することとなり、トリガレバー3の軸方向のクリアランスをゼロとすることができる利点がある。
なお、上記のようにトリガレバー3の軸方向の規制部11,11は他の部材(実施形態ではベース1の位置規制片13)と当接することにより軸方向のぶれを規制するため、他の部材から受ける反力がトリガレバー3の揺動を阻害するおそれがある。すなわち、バイメタルによって調整ネジ10が押圧されることによるトリガレバー3の回転モーメントに対して、規制部11,11が他の部材から受ける反力がマイナスのモーメントを生じ、ブレーキとなるおそれがある。しかし規制部11,11が他の部材から受ける反力があっても、その位置がトリガレバー3の回転中心軸(直線A−A)の近傍にあれば、ブレーキ効果を生ずるマイナスのモーメントは小さくなる。このため実施形態では、脚部をトリガレバー3の回転中心軸の方向に延ばしてある。
特に、実施形態のように規制部11,11の当接部12をトリガレバー3の回転中心軸(直線A−A)と一致させておけば、ブレーキ効果を生ずるマイナスのモーメントはゼロとなり、規制部11,11がトリガレバー3の揺動を阻害するおそれをなくすことができる。
上記したように、トリガレバー3の軸方向の規制部11,11はできるだけ外側にある方が好ましいため、本実施形態では外側極の外側隔壁の近傍に設けた位置規制片13と当接させた。しかし規制部11の形態はこの実施形態に限定されるものではなく、例えばベース1から上方に延設した腕部をトリガレバー3に当接させて軸方向のぶれを規制してもよい。その場合にも、トリガレバー3との当接位置は左右両極の調整ネジ10の位置、すなわちバイメタル作用点よりも外側とすることが好ましい。なお、いずれの場合であっても、脚部は内側に撓ませても外側に撓ませても差し支えない。
以上に説明したように、本発明によればトリガレバー3の取り付け公差に起因する軸方向のぶれや全体の傾斜を規制部11によって確実に防止し、引き外し特性を安定化させることができる利点がある。
1 ベース
2 機構部
3 トリガレバー
4 クロスバー
5 可動接触子
6 主脚
7 先端
8 フレーム
9 突起
10 調整ネジ
11 規制部
12 当接部
13 位置規制片

Claims (4)

  1. 各極に配置された過電流検出装置の動作を機構部に伝達するトリガレバーを、機構部のフレームに軸支させた配線用遮断器において、トリガレバーの軸支位置よりも外側にトリガレバーの軸方向の規制部を配置したことを特徴とする配線用遮断器。
  2. トリガレバーの軸方向の規制部を、外極側の過電流検出装置がトリガレバーに作用する位置よりも外側位置に配置したことを特徴とする請求項1記載の配線用遮断器。
  3. トリガレバーの軸方向の規制部が、トリガレバーから垂下された、トリガレバーの軸方向に弾性変形可能な脚部であることを特徴とする請求項1記載の配線用遮断器。
  4. 脚部をトリガレバーの回転中心軸の方向に延ばしたことを特徴とする請求項3記載の配線用遮断器。
JP2010263631A 2010-11-26 2010-11-26 配線用遮断器 Active JP5542034B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006228655A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Nitto Electric Works Ltd 配線用遮断器
JP2007287507A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 回路遮断器

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