JP2012113726A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数ブランドの電子マネー決済サービス搭載の記録媒体において、電子マネー選択を容易とする自動販売機を提供する。
【解決手段】電子マネー搭載の記録媒体と、複数ブランドの電子マネー決済サービスを選択する電子マネー選択手段と、前記電子マネー選択手段にて選択されたブランドの電子マネー決済サービスにて決済処理を行う電子マネー決済制御部100と、前記該電子マネー決済制御部100にて決済が完了したことで機内に収容された商品を販売する主制御部とを備え、前記記録媒体に複数ブランドの電子マネー決済サービスを搭載し、電子マネー決済制御部100にて対応可能なブランドが一つである場合には、前記電子マネー選択手段を操作せずに先に商品選択後にアンテナ部に前記記録媒体がかざされると、電子マネー決済制御部100にて同一の電子マネー決済サービスが搭載されているか照合し、搭載されていれば前記選択された商品の決済を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、ICカード等の記録媒体に記憶された複数の電子マネーブランドによる電子マネー決済サービスとの間で決済処理を実施する自動販売機に関する。
近年、複数の電子マネーブランドの決済サービス情報が記録された記録媒体(ICカード、携帯電話等)が普及しており、決済時に用いる電子マネー決済サービスを複数ブランドの中から選択して、選択された電子マネー決済サービスにかかる情報を記録媒体から読み出して、決済処理を実施する決済端末機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−301780号公報
上記のように、決済機器側が複数ブランドの電子マネー決済サービスに対応可能な場合、どのブランドの電子マネー決済サービスを利用するかを選択する必要があり、例えば、利用者の記録媒体が単一ブランドの電子マネー決済サービスにしか対応していない場合であっても、選択操作が必要となるため、操作が面倒であるという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みて、単一ブランドの電子マネー決済サービスのみ搭載の記録媒体における電子マネー決済サービスによる決済並びに残高表示を容易とし、しかも、複数ブランドの電子マネー決済サービス搭載の記録媒体においても、電子マネー選択を容易とすることができる自動販売機を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の自動販売機によれば、電子マネー搭載の記録媒体と、複数ブランドの電子マネー決済サービスを選択する電子マネー選択手段と、前記記録媒体がアンテナ部にかざされた場合、前記電子マネー選択手段にて選択されたブランドの電子マネー決済サービスを利用して決済処理を行う電子マネー決済制御部と、商品選択後、前記該電子マネー決済制御部にて決済が完了したことで機内に収容された商品を販売する主制御部とを備えてなる自動販売機において、前記記録媒体に複数ブランドの電子マネー決済サービスを搭載し、この記録媒体に搭載されている複数ブランドの電子マネー決済サービスのうち電子マネー決済制御部にて対応可能なブランドが一つである場合には、前記電子マネー選択手段を操作せずに、先に商品選択後に、ここで前記アンテナ部に前記記録媒体がかざされると、電子マネー決済制御部にて前記記録媒体に搭載されている電子マネー決済サービスを読み出して、同一の電子マネー決済サービスが搭載されているか照合し、搭載されていれば前記選択された商品の決済を行うことを特徴とする。
また、上記自動販売機において、前記記録媒体に複数ブランドの電子マネー決済サービスを搭載し、この記録媒体に搭載されている複数ブランドの電子マネー決済サービスのうち電子マネー決済制御部にて対応可能なブランドが一つである場合には、前記電子マネー選択手段を操作せずに、かつ商品選択前に前記アンテナ部に前記記録媒体がかざされると、電子マネー決済制御部にて前記記録媒体に搭載されている電子マネー決済サービスを読み出して、同一の電子マネー決済サービスが搭載されているか照合し、搭載されていれば電子マネー決済サービスの残高を表示することを特徴とする。
本発明によれば、複数ブランドの電子マネー決済サービスを記録媒体に搭載していた場合であっても、複数ブランド対応の電子マネー決済サービス搭載の自動販売機において、対応可能な電子マネー決済サービスが一つである場合には、電子マネー選択手段を操作することなく、決済あるいは残高表示を行えるようになるため、利用者は簡単な操作で処理を行える。
さらに、複数ブランドの電子マネー決済サービスを記録媒体に搭載していた場合には、対応ブランドを表示するとともに、優先順位により決済あるいは残高表示を行えるようにし、しかも、利用者による選択も可能とすることで、利用者に応じた対応も可能となり、利便性が向上する。
本発明の実施の形態における自販機主制御部と電子マネー決済制御部との制御系を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における自動販売機を模式的に示した斜視図である。 本発明の実施の形態における初期設定処理制御を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態における決済処理制御を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態における決済処理制御を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態における残高表示処理制御を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態における自動販売機を模式的に示した正面図である。ここに例示する自動販売機は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売するためのものである。
図2において、自動販売機201は、前面が開口した直方状の断熱筐体として形成したものであり、その内部には、図示しない複数のコラムが収納されている。
上記自動販売機201の前面には、商品見本202aを内部に展示する展示室202、硬貨投入口203、貨幣返却レバー204、紙幣挿入口205、入金額などを表示する一体表示器206、硬貨返却口207、商品取出口208、商品選択ボタン209、電子マネー操作表示部101が設けられている。
電子マネー操作表示部101は、電子マネー選択ボタン101A,101B,101C、表示部102、アンテナ部103からなる。
電子マネー選択ボタン101A,101B,101Cは、適用対象となる電子マネー決済サービス、例えば、Aマネー、Bマネー、Cマネーの3ブランドの電子マネー決済サービスごとに設けられ、電子マネーブランドの決済サービスを選択するため押ボタンスイッチであり、図には明示しないLEDを内蔵し、使用可能な電子マネー選択ボタンのみを点滅させ、また、押下された場合にLEDを点灯させて、利用者の操作性を向上させるものである。
表示部102は、決済金額、利用者応答などを表示するものであるが、自動販売機201の一体表示器206と兼用してもよい。
アンテナ部103は、所定のアクセス領域(通信可能領域)に電子マネーカードMCが配置された場合に、電子マネーカードMCのICチップに対して情報の読み書きが可能になるとともに、後述する電子マネー決済制御部100に対して情報の送受信を行うことが可能になるものである。このアンテナ部103は、電子マネーカードMCが所定のアクセス領域に配置されると、電子マネーカードMCが保持された旨を信号として後述する電子マネー決済制御部100に出力するものである。また、アンテナ部103は、図には明示しないが表示機構を内蔵しており、読取可能状態になる場合にLEDを点滅させ、電子マネーカードMCが所定のアクセス領域に配置されると、点灯させるものである。
次に、図1は、自販機主制御部200と電子マネー決済制御部100との制御系を示すブロック図であり、その構成について以下に説明する。
まず、自動販売機の固有機能を制御する自販機主制御部200は、予め格納されたプログラムメモリ2a、設定データおよび売上データを記憶するメモリ2bを備え、自動販売機の基本動作、例えば商品選択、金銭処理、商品搬出および設定集計機能等の各動作の統括的な制御を行うものであり、コインメック211、紙幣識別機212、商品搬出装置213、一体表示器206、商品選択ボタン209、リモコン210などが接続されている。
リモコン210は、自動販売機の各種機能の設定を行うとともに、自販機主制御部200を介して、優先順位の設定などもできるようになっている。
電子マネー決済制御部100は、電子マネー決済サービス毎に決済制御部100A,100B,100Cを備え、図示しない予めメモリに記録されたプログラムやデータ、後述する自販機主制御部200から与えられた指令や情報に従って、電子決済処理の統括的な制御を行うもので、また、上位センタである電子マネー管理サーバと開局/閉局に関する通信処理を行うものであり、開局処理にて、自動販売機における電子マネー決済サービスが使用可能となるものである。
この電子マネー決済制御部100には、電子マネー操作表示部101が接続されており、決済端末としての機能を果たす。
なお、電子マネーカードMCにおける電子マネーは、例えば、前払い型、後払い型のいずれも方式でも良い。
図3は、電子マネー決済サービスの処理制御を示すシーケンス図であり、初期設定の処理手順について説明する。
自動販売機201の電源立上げ後(SQ1)、電子マネー決済制御部100から電子マネー管理サーバへ開局要求を送信すると(SQ2)、電子マネー管理サーバは正当な端末であることを確認し、電子マネー管理サーバから鍵情報などが電子マネー決済制御部100に送信されて開局状態となる(SQ3)。
ここでまず、自動販売機201の自販機主制御部200は、自動販売機側で対応可能な電子マネーブランドの電子マネー決済サービスの集計テーブルが「3」であることを電子マネー決済制御部100に送信する(SQ4)。
この状態を受けて、電子マネー決済制御部100は、利用可能な3種類の電子マネーブランド(Aマネー、Bマネー、Cマネー)の電子マネー決済サービス毎に割り付けられた管理番号(例:1,2,3)と管理番号に対応したブランド情報を自販機主制御部200に送信する(SQ5)。
自動販売機主制御部200では、この3種類の電子マネーブランド(Aマネー、Bマネー、Cマネー)の電子マネー決済サービスを管理番号と管理番号に対応したブランド情報とともに、メモリ2bの集計テーブルA,B,Cに割り付ける(SQ6)。
メモリ2bの集計テーブルに正常に割り付けが完了すると、正常完了として、自販機主制御部200から電子マネー決済制御部100に対し、マネーカードMCの受付可を送信する(SQ7)。
次に、本実施の形態における電子マネーを用いた決済処理について、図4の決済処理シーケンスを用いて説明する。
まず、この図4における決済処理について、電子マネーカードMCには、電子マネーAの決済サービスしか搭載されていないものとする。
ここで、販売待機状態となっている自動販売機201において、利用者により商品選択ボタン209が押されると、自販機主制御部200に商品選択信号が出力される(SQ11)。
自販機主制御部200では、電子マネー決済制御部100に対し、選択商品データとして商品選択情報とともに現金価格、電子マネー決済サービス毎の決済価格を全て送信し(SQ12)、選択された商品選択ボタン209のみ点灯を保ち、一体表示器206には現金価格を表示させる(SQ13)。
電子マネー決済制御部100では、利用者に対して決済する電子マネー決済サービスを選択下さいとの表示を表示部102にて表示するとともに、電子マネー選択ボタン101A,101B,101Cを点滅させ、全ての電子マネー決済サービスが有効であることを利用者に報知する(SQ14)。
次に、利用者がアンテナ部103に電子マネーカードMCをかざすと(SQ15)、アンテナ部103が点滅から点灯状態となり(SQ16)、電子マネーカードMCの検出、認証、読込が行なわれ(SQ17)、電子マネー決済制御部100にて当該電子マネーカードMCから読み出した電子マネー決済サービス(電子マネーA)が電子マネー決済制御部に搭載されているか照合し(SQ18)、搭載されていれば、選択された商品の決済が行われる(SQ19)。
なお、ここで、決済処理された電子マネーAの選択ボタン101Aのみを表示させて、利用者に決済処理された電子マネーを報知するようにしてもよい。
この決済が正常に行われると、電子マネー決済制御部100から自販機主制御部200に対して決済マネー、決済額、残高などの決済結果が送信される(SQ20)。
次に、自販機主制御部200は、商品搬出装置213に対して商品搬出信号を送信し、商品搬出機装置213では商品取出口208に商品を搬出させるとともに(SQ21)、自販機主制御部200は、メモリ2bに売上を記憶させる(SQ22)。さらに、一体表示器206にて当該電子マネーカードMCの残額を一定時間表示させて(SQ23)、今回の決済処理制御を終了する。
このように、電子マネーカードMCに搭載の電子マネー決済サービスのブランドが単一の場合、決済機器が複数のブランドの電子マネー決済サービスを搭載していたとしても、電子マネーのブランド選択は不要となり、利用者としては、単一ブランドに対する決済機器同様の操作にて決済を行うことができる。
なお、電子マネーカードMCを先にアンテナ部103にかざした場合には、電子マネーカードMCの検出、認証、読込が行なわれ、その後、商品を選択し、再度カードMCをかざして決済することになる。
また、電子マネーカードMCに複数ブランドの電子マネー決済サービスを搭載していたとしても、電子マネー決済制御部100側にて対応する電子マネー決済サービスが1種類の場合には、電子マネー選択ボタンの操作を不要として上記図4と同様に決済可能となる。
次に、優先順位に基づき、ブランドを選択する場合については、以下のとおりとする電子マネー決済制御部側あるいは電子マネーカードMC側に電子マネーA,B,Cの中でどの電子マネーにて決済するか優先順位を定めておき、アンテナ部にかざされた場合には、その優先順位に基づき、決済を行う。
すなわち、自動販売機においては、リモコン210を用い、自販機主制御部200を介して、電子マネー決済制御部100に電子マネーA,B,Cの決済処理時の優先順位設定を行う。ここで、例えば、優先順位として電子マネーC,B,Aの順位にて決済を行うものとする。
この優先順位による決済処理について、図5の決済処理シーケンスを用いて説明する。
まず、この図4における決済処理について、電子マネーカードMCには、電子マネーA,B,Cの3ブランドの決済サービスしか搭載されているものとする。
ここで、販売待機状態となっている自動販売機201において、利用者により商品選択ボタン209が押されると、自販機主制御部200に商品選択信号が出力される(SQ31)。
自販機主制御部200では、電子マネー決済制御部100に対し、選択商品データとして商品選択情報とともに現金価格、電子マネー決済サービス毎の決済価格を全て送信し(SQ32)、選択された商品選択ボタン209のみ点灯を保ち、一体表示器206には現金価格を表示させる(SQ33)。
電子マネー決済制御部100では、利用者に対して決済する電子マネー決済サービスを選択下さいとの表示を表示部102にて表示するとともに、電子マネー選択ボタン101A,101B,101Cを点滅させ、全ての電子マネー決済サービスが有効であることを利用者に報知する(SQ34)。
次に、利用者がアンテナ部103に電子マネーカードMCをかざすと(SQ35)、アンテナ部103が点滅から点灯状態となり(SQ36)、電子マネーカードMCの検出、認証、読込が行なわれ(SQ37)、電子マネー決済制御部100にて当該電子マネーカードMCから読み出した電子マネー決済サービスから優先順位を判断して、第1優先順位の電子マネーCが搭載されていれば(SQ38)、選択された商品の決済が行われる(SQ39)。
この決済が正常に行われると、図4に示したとおり、決済結果を自販機主制御部200に送信し、商品の搬出が行われ、処理を終了する。
なお、SQ38にて、電子マネーCで決済不可であれば、次順位の電子マネーBにて判定を行う。
また、電子マネーカードMC側に電子マネーの決済の優先順位が設定されている場合には、電子マネーカードMCの設定を優先して決済を行う。
さらに、電子マネーカードMCをかざす前に、マネー選択ボタンにて利用する電子マネー決済サービスが選択された場合には、自動販売機側あるいは電子マネーカード側の優先順位を無視して、選択された電子マネー決済サービスにて決済処理を行う。
次に、残高照会について、図6の残高照会処理シーケンスを用いて説明する。
販売待機状態となっている自動販売機201において、アンテナ部103に電子マネーカードMCをかざすと(SQ41)、アンテナ部103が点灯状態となり(SQ42)、電子マネーカードMCの検出、認証、読込が行なわれ(SQ43)、電子マネー決済制御部100にて当該電子マネーカードMCから読み出した電子マネー決済サービス(電子マネーA)が電子マネー決済制御部に搭載されているか照合し(SQ44)、搭載されていれば、電子マネー決済制御部100から自販機主制御部200に対して残高が送信される(SQ45)。
次に、自販機主制御部200は一体表示器206にて当該電子マネーカードMCの残額を一定時間表示させて(SQ46)、今回の残高照会を終了する。
なお、電子マネー操作表示部101の表示部102に対応する電子マネーのブランド名を表示するが、マネー毎に選択ボタンを有している場合には、ボタンを表示させてもよい。
このように、電子マネーカードMCに搭載の電子マネー決済サービスのブランドが単一の場合、決済機器が複数のブランドの電子マネー決済サービスを搭載していたとしても、電子マネーのブランド選択は不要となり、利用者としては、単一ブランドに対する決済機器同様の操作にて残高照会を行うことができる。
また、一体表示器にて残高表示を行ったが、電子マネー操作表示部101の表示部102に表示させてもよい。
さらに、電子マネーカードMCに複数ブランドの電子マネー決済サービスを搭載していたとしても、電子マネー決済制御部100側にて対応する電子マネー決済サービスが1種類の場合には、電子マネー選択不要として上記図5と同様に決済可能となる。
次に、優先順位に基づき、ブランドを選択する場合については、以下のとおりとする電子マネー決済制御部側あるいは電子マネーカードMC側に電子マネーA,B,Cの中でどの電子マネーから残高を表示させる優先順位を設定しておき、アンテナ部103にかざされた場合には、その優先順位に基づき、一体表示器206に残高表示を、電子マネー操作表示部101の表示部に対応する電子マネーのブランド名を表示するが、マネー毎に選択ボタンを有している場合には、ボタンを点滅させてもよく、また、表示器の表示面積によっては、ブランド名と残高とを一度に表示してもよく、この残高が優先順位に基づき、一定時間毎にスクロール表示する。
また、電子マネーカードMC側に電子マネーの残高表示の優先順位が設定されている場合には、電子マネーカードMCの設定を優先して表示を行う。
さらに、電子マネーカードMCをかざす前に、マネー選択ボタンにて残高照会する電子マネー決済サービスが選択された場合には、自動販売機側あるいは電子マネーカード側の優先順位を無視して、選択された電子マネー決済サービスの残高を表示し、また、表示中においても、マネー選択ボタンを操作することで、その押されたボタンに対応する電子マネー決済サービスの残高を表示する。
またさらに、残高表示として、商品購入にて決済した後に、次回利用時に電子マネーカードMCがかざされた場合には、前回で利用した電子マネー決済サービスのブランドの残高を自動あるいは優先順位と高くして表示するようにてもよい。
なお、決済および残高表示における優先順位は、利用履歴、利用頻度などによることが考えられ、本実施の形態においては、リモコン210にて設定したが、例えば、電子マネー操作表示部101を操作することで設定可能としてもよい。
この他の実施の形態としては、アンテナ部103に電子マネーカードMCをかざすと、記録媒体に搭載しているブランドの電子マネー決済サービスが単一あるいは複数に関係無く、電子マネー決済制御部100にて対応可能なブランドを全て表示部102に自動的に表示させ、次の操作が容易となる。
100 電子マネー決済制御部
101 電子マネー操作表示部
101A,101B,101C 電子マネー選択ボタン
102 表示部
103 アンテナ部
200 自販機主制御部
201 自動販売機
206 一体表示器
209 商品選択ボタン
210 リモコン
213 商品搬出装置
MC 電子マネーカード

Claims (2)

  1. 電子マネー搭載の記録媒体と、複数ブランドの電子マネー決済サービスを選択する電子マネー選択手段と、前記記録媒体がアンテナ部にかざされた場合、前記電子マネー選択手段にて選択されたブランドの電子マネー決済サービスを利用して決済処理を行う電子マネー決済制御部と、商品選択後、前記該電子マネー決済制御部にて決済が完了したことで機内に収容された商品を販売する主制御部とを備えてなる自動販売機において、前記記録媒体に複数ブランドの電子マネー決済サービスを搭載し、この記録媒体に搭載されている複数ブランドの電子マネー決済サービスのうち電子マネー決済制御部にて対応可能なブランドが一つである場合には、前記電子マネー選択手段を操作せずに、先に商品選択後に、ここで前記アンテナ部に前記記録媒体がかざされると、電子マネー決済制御部にて前記記録媒体に搭載されている電子マネー決済サービスを読み出して、同一の電子マネー決済サービスが搭載されているか照合し、搭載されていれば前記選択された商品の決済を行うことを特徴とする自動販売機。
  2. 請求項1に記載の自動販売機において、前記記録媒体に複数ブランドの電子マネー決済サービスを搭載し、この記録媒体に搭載されている複数ブランドの電子マネー決済サービスのうち電子マネー決済制御部にて対応可能なブランドが一つである場合には、前記電子マネー選択手段を操作せずに、かつ商品選択前に前記アンテナ部に前記記録媒体がかざされると、電子マネー決済制御部にて前記記録媒体に搭載されている電子マネー決済サービスを読み出して、同一の電子マネー決済サービスが搭載されているか照合し、搭載されていれば電子マネー決済サービスの残高を表示することを特徴とする自動販売機。
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