JP2012113665A - 監視制御システム表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】監視制御画面の部分を別ウィンドウ画面として表示すると共に、不要な通信を抑制することができる監視制御システム監視装置を提供する。
【解決手段】ネットワーク200を介してプラント300のデータを収集するデータ処理部11と入力部12および表示部13から構成され、データ処理部11は監視制御画面管理部14、画面定義保管部17、通信処理部、切出し範囲管理部15、画面定義加工部16とを備え、画面定義加工部16において、切出し範囲管理部15から取得した切出し範囲情報と、画面定義保管部17から取得した表示中の監視制御画面の画面定義データおよび部品描画情報を元に、画面定義データから切出し範囲外の部品を削除することで別ウィンドウ画面の画面定義データを動的に生成し、これを画面定義保管部17の画面定義データとする。
【選択図】図3

Description

この発明は、プラントや工場等の運転状態を監視及び制御するための、監視制御システム表示装置に関するものである。
プラントや工場等の運転状態を監視及び制御するための監視制御システムでは、表示装置にプラントの状況を描画した監視制御画面を表示し、運転員はこの画面を監視することで、プラント状況の把握、運転上必要な操作、更に緊急時の対応を行っている。しかし、プラントが大規模化し複雑になると、監視対象機器が増えて、監視制御画面の種類や枚数が増加し、運転員がプラントの状況を把握し、適切に対応することが難しくなる。
このため、プラント状況を運転員が容易に把握できるように、運転員がマウスやキーボードを用いて、表示したい画面範囲を指定して、該当範囲のみを別画面化するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−310688号公報(6−8頁、図1)
この従来のシステムでは、表示されていない部分に対してもデータ収集が行われており、無効な通信が発生する問題がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、監視制御画面の部分を別ウィンドウ画面として表示すると共に、不要な通信を抑制することを目的とする。
この発明に係る監視制御システム表示装置は、プラントとネットワークを介して接続され、プラントのデータを収集するデータ処理部と入力部および表示部から構成され、データ処理部は、入力部からの入力情報の取得および監視制御画面用データの出力を行う監視制御画面管理部と、監視制御画面用データとして画面に表示する部品を定義する画面定義データおよび部品描画情報の保管を行う画面定義保管部と、画面定義データに基づきプラントのデータの収集を行う通信処理部と、入力部から入力された別ウィンドウ画面の切出し範囲情報の管理を行う切出し範囲管理部と、画面定義データおよび部品描画情報の加工を行う画面定義加工部とを備え、画面定義加工部において、切出し範囲管理部から取得した切出し範囲情報と、画面定義保管部から取得した表示中の監視制御画面の画面定義データおよび部品描画情報を元に、画面定義データから切出し範囲外の部品を削除することで別ウィンドウ画面の画面定義データを動的に生成し、これを画面定義保管部の画面定義データとする。
この発明に係る監視制御システム表示装置は、プラントのデータを収集するデータ処理部と入力部および表示部から構成され、データ処理部は、監視制御画面管理部と画面定義保管部と通信処理部と切出し範囲管理部と画面定義加工部とを備え、画面定義加工部において、切出し範囲管理部から取得した切出し範囲情報と、画面定義保管部から取得した表示中の監視制御画面の画面定義データおよび部品描画情報を元に、画面定義データから切出し範囲外の部品を削除することで別ウィンドウ画面の画面定義データを動的に生成し、これを画面定義保管部の画面定義データとするものであるため、画面の視認性の向上と、通信量の軽減を実現することができる。
この発明の実施の形態1の監視制御システム表示装置に係る全体システム構成図である。 この発明の実施の形態1の監視制御システム表示装置に係るハードウェア構成図である。 この発明の実施の形態1の監視制御システム表示装置に係る機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1の監視制御システム表示装置に係る画面例の説明図である。 この発明の実施の形態1の監視制御システム表示装置に係る処理を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態1の監視制御システム表示装置に係る処理を説明する詳細フローチャートである。 この発明の実施の形態1の監視制御システム表示装置に係る処理を説明する詳細フローチャートである。 この発明の実施の形態1の監視制御システム表示装置に係る画面定義データの構造図である。 この発明の実施の形態1の監視制御システム表示装置に係る処理を説明する詳細フローチャートである。 この発明の実施の形態1の監視制御システム表示装置に係る別ウィンドウ画面作成機能の説明図である。 この発明の実施の形態2の監視制御システム表示装置に係る処理を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態3の監視制御システム表示装置に係る処理を説明する図である。 この発明の実施の形態4の監視制御システム表示装置に係る処理を説明する図である。
実施の形態1.
実施の形態1は、不要な通信を抑制できる別ウィンドウ画面作成を行う本発明の監視制御システム表示装置に関するものである。
以下、本願発明の実施の形態1について、図1から図10に基づいて説明する。
まず、本願発明の実施の形態1に係る監視制御システム表示装置の構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る監視制御システム表示装置1と監視制御対象であるプラント300との関係を表したものである。監視制御システム表示装置1は、LAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワーク200を介してプラント300との通信を行うことで、プラントの監視データの収集と制御データの送信とを行う。これにより遠隔地点においても、プラントの状態を把握し、適切な操作を実行することができる。
図2は、本発明の実施の形態1に係る監視制御システム表示装置1を実現するハードウェア構成を示すブロック図である。
監視制御システム表示装置1の中核である電子計算機2は、演算処理装置としてのCPU6、記憶装置としてのメモリ7及びハードディスク8から構成される。電子計算機2には、表示装置としてのディスプレイ3および入力装置としてのキーボード4とポインティングデバイス5を接続することで、監視制御システムを実現している。
また、電子計算機2は、ネットワーク200を介してプラントの監視データの収集および制御データの送信を行う通信処置装置(図示せず)を備えている。
なお、実施の形態1では、表示装置としてのディスプレイ3にCRTや液晶ディスプレイを、入力装置としてキーボードやマウスを想定しているが、これらに限定されるものではない。
図3は、本発明の実施の形態1に係る監視制御システム表示装置1の機能ブロック図である。
監視制御システム表示装置1は、本装置の利用者である運転員からの入力を受け付ける入力部12、監視制御画面を表示するための表示部13およびデータ処理の中核であるデータ処理部11から構成される。
データ処理部11は、入力部12からの入力情報の受け付け、および表示部13に対して監視制御画面用データを出力する監視制御画面管理部14、別ウィンドウ画面作成のための切出し範囲情報を管理する切出し範囲管理部15、切出し範囲情報に従って画面定義データを加工する画面定義加工部16、さらに監視制御画面のレイアウト情報やデータ収集情報等の画面定義データおよび部品を描画する際の幅と高さの情報である部品描画情報を保管する画面定義保管部17から構成される。
また、データ処理部11は、ネットワーク200を介してプラントの監視データの収集および制御データの送信を行う通信処置部(図示せず)を備え、この通信処理部は画面定義データに基づきプラントのデータを収集する。
本実施の形態1に係る監視制御システム表示装置1において、図2のハードウェア構成図と図3の機能ブロック図との対応関係は、以下のとおりである。
データ処理部11は電子計算機2に相当し、監視制御画面管理部14、切出し範囲管理部15、画面定義加工部16は、ハードディスク8上に搭載されており、CPU6によりメモリ7上に展開され実行される。また、画面定義保管部17は、ハードディスク8上に搭載されている。
表示部13は、ディスプレイ3に相当し、入力部12は、キーボード4およびポインティングデバイス5に相当する。
次に、本願発明の実施の形態1に係る監視制御システム表示装置1の機能および動作について、図4〜図10の画面およびフローチャートを用いて説明する。
図4は本実施の形態1に係る監視制御システム表示装置1が、ディスプレイ3を用いて表示する監視制御システム画面50の例である。
監視制御システム画面50は、メインメニュー51、監視制御画面52、別ウィンドウ化ボタン53を備える。監視制御画面52は、図形化した部品の組み合せによりプラントの状況を表現したものである。
また、監視制御システム表示装置1はネットワーク200を介してプラント300の状況を表すプロセス値を取得し、これらのプロセス値を監視制御画面52に表示することで、リアルタイムにプラントの状況監視を行うことができる。
監視制御画面52に表示される画面のレイアウト情報や、データ取得のための通信情報等は、画面定義データに含まれており、この画面定義データを監視制御システム表示装置1が処理することで、ディスプレイ3上に監視制御画面52を表示している。
監視制御画面52は、種類や枚数が多いため、画面毎に一意に識別可能な画面IDが割振られており、この画面IDを指定することで、監視制御画面52を切り替えることが可能である。
図5は、本実施の形態1に係る監視制御システム表示装置1において、別ウィンドウ画面を作成する際の全体処理を説明するフローチャートである。
本フローチャートの初期状態として、図4に示す監視制御システム画面50が、ディスプレイ3に表示されているものとする。
本実施の形態1に係る監視制御システム表示装置1では、画面定義保管部17が持つ画面定義データから、監視制御画面管理部14が監視制御画面用データを生成し、表示部13に出力することで運転員に対して監視制御画面52がディスプレイ3に表示される。
まず、図5のフローチャートに従い、全体処理について説明する。
ブロック「入力イベント待ち」(ST1)においては、監視制御画面管理部14は、入力部12から入力されるイベントを待ち、イベントを取得したら、次のブロック「入力イベント判定」(ST2)へ進む。
ブロック「入力イベント判定」(ST2)においては、監視制御画面管理部14は、入力されたイベントの内容を判定する。
イベントの内容が、別ウィンドウ化開始イベントであった場合は、ブロック「切出し範囲情報取得処理」(ST3)に進む。イベントの内容が、その他のイベントであった場合は、ブロック「入力イベント待ち」(ST1)に戻る。
ブロック「切出し範囲情報取得処理」(ST3)においては、監視制御画面管理部14は、別ウィンドウ化開始イベントを取得すると、入力部12から入力される位置情報を切出し範囲管理部15に出力する。切出し範囲管理部15においては、入力された位置情報から始点と終点を決定し、切出し範囲情報を作成する。ここで切出し範囲情報は左上の角の座標と、右下の角の座標の組からなる。監視制御画面管理部14は、取得した切出し範囲情報を、画面定義加工部16に出力する。本処理完了後は、ブロックST4の「別ウィンドウ画面作成処理」(ST4)に進む。
ブロック「切出し範囲情報取得処理」(ST3)の詳細については、図6に基づき後述する。
ブロック「別ウィンドウ画面作成処理」(ST4)においては、画面定義加工部16は、画面定義保管部17から現在表示中の画面定義データを取得し、切出し範囲管理部15から取得した切出し範囲情報を元に、必要な範囲の画面定義データを抽出し、別ウィンドウ画面用の画面定義データを生成する。画面定義加工部16は生成された画面定義データを監視制御画面管理部14に出力する。監視制御画面管理部14では、画面定義データを元に、別ウィンドウ画面を作成し、表示部に出力する。本処理完了後は、ブロック「表示処理」(ST5)に進む。
ブロック「ウィンドウ画面作成処理」(ST4)の詳細については、図7に基づき後述する。
ブロック「表示処理」(ST5)においては、表示部13は、監視制御画面管理部14から取得した別ウィンドウ画面および生成された画面定義データに基づき通信処理部が収集したプラントのデータを、ディスプレイ3に表示する。
次に、ブロック「切出し範囲情報取得処理」(ST3)の詳細について、図6に基づいて説明する。
ブロック「始点情報入力待ち」(ST31)においては、ブロック「入力イベント判定」(ST2)で別ウィンドウ化開始イベントを受けているため、入力部12からの位置指定情報は、監視制御画面管理部14を経由し、切出し範囲管理部15に出力される。この位置指定情報を始点情報として取得し、ブロック「始点情報判定」(ST32)に進む。
ブロック「始点情報判定」(ST32)においては、切出し範囲管理部15が取得した始点情報の正当性を判定する。
具体的には、座標が監視制御画面52内に入っているかどうかを判定する。判定の結果、有効な座標であればブロック「終点情報入力待ち」(ST33)へ進む。無効な座標であれば、ブロック「始点情報入力待ち」(ST31)に戻る。
ブロック「終点情報入力待ち」(ST33)においては、切出し範囲管理部15は、始点情報を取得しているため、次に来る位置指定情報を終点情報として取得し、ブロック「終点情報判定」(ST34)に進む。
ブロック「終点情報判定」(ST34)においては、切出し範囲管理部15が取得した終点情報の正当性を判定する。まず、座標が監視制御画面52内に入っているかどうかを判定し、次に、始点情報の座標より右下に位置するかを判定する。
本実施の形態1では、例として左上角の座標を始点とし、右下角の座標を終点として、別ウィンドウ化する範囲を指定することとしているため、このような判定方法となる。判定の結果、有効な座標であればブロック「切出し範囲確定処理」(ST35)へ進む。無効な座標であれば、ブロック「終点情報入力待ち」(ST33)に戻る。
ブロック「切出し範囲確定処理」(ST35)においては、切出し範囲管理部15はブロック「終点情報判定」(ST34)までで、始点情報と終点情報を取得しているので、これらの座標情報を合わせて、切出し範囲情報とする。
この切出し範囲情報を画面定義加工部16に出力して処理を終了する。
次に、ブロック「別ウィンドウ画面作成処理」(ST4)の詳細について、図7に基づいて説明する。
ブロック「切出し範囲情報取得」(ST41)においては、画面定義加工部16は切出し範囲管理部15から切出し範囲情報を取得し、ブロック「表示中画面定義データ取得」(ST42)に進む。
ブロック「表示中画面定義データ取得」(ST42)においては、画面定義加工部16は、ディスプレイ3に表示されている監視制御画面52の画面IDを監視制御画面管理部14から取得する。その画面IDに対応した画面定義データを画面定義保管部17から取得し、ブロック「別ウィンドウ画面用画面定義データ生成」(ST43)に進む。
ブロック「別ウィンドウ画面用画面定義データ生成」(ST43)においては、画面定義加工部16において、切出し範囲管理部15から取得した切出し範囲情報と、画面定義保管部17から取得した画面定義データおよび部品描画情報とを元に、別ウィンドウ画面を表示するための画面定義データを生成する。
ここで画面定義データの構造を図8に示す。画面定義データは、画面IDや画面サイズと共に、監視制御画面上に描画される部品の位置情報や通信設定情報を持つものである。
ここでは、画面定義データの画面サイズを変更するとともに、定義されている部品のうち、切出し範囲に含まれるもののみを残し、それ以外の部品の情報を削除することにより、別ウィンドウ画面用の画面定義データを生成する。
具体的な処理を、図9の詳細フローチャートに基づいて説明する。
ブロック「部品描画情報取得」(ST431)においては、まず画面定義加工部16が、画面定義保管部17が保管する部品描画情報、すなわち部品を描画する際の幅と高さの情報を取得し、画面定義データが持つ部品の位置情報と合わせて、部品の描画範囲(位置と幅と高さ)を明確にする。
ブロック「描画範囲と切出し情報の照合」(ST432)においては、この描画範囲と切出し範囲情報が合致するかどうかの判定を行い、一部分でも合致した場合は残し、全く合致しなかった場合は削除する。
ブロック「全部品完了判定」(ST433)において、全部品に対して実施したか判定して、未完了の場合はブロック「部品描画情報取得」(ST431)に戻り繰り返すことで、全ての部品の描画情報の取得と描画範囲と切出し範囲情報との照合を実施する。
ブロック「監視制御画面作成」(ST434)において、画面定義加工部16は別ウィンドウ画面用の画面定義データを生成し、この生成した画面定義データを監視制御画面管理部14に出力する。監視制御画面管理部14では、画面定義データから別ウィンドウ画面として表示する監視制御画面を作成し、表示部13に出力し、処理を終了する。
以上説明したように、別ウィンドウ画面を作成する時に、画面定義データから指定範囲外の部品を削除して動的に、すなわち監視制御画面の表示を中断することなくオンラインで、別ウィンドウ画面用の画面定義データを生成することで、不要な通信を抑制した形態で別ウィンドウ画面を作成することが可能である。
別ウィンドウ画面として作成された監視制御画面52は、元の画面とは別の画面定義から描画されており、独立して別の通信リクエストを発行する。但し、監視制御画面管理部14において、各部品についてリクエストを集約するため、プラントシステム側に冗長なリクエストが発行されることは無い。
ここで、元の監視制御画面を閉じると元の監視制御画面からの通信リクエストは無効となり、別ウィンドウ画面の通信リクエストのみが有効となるため、余分な通信が発生することは無くなる。また、別ウィンドウ画面を作成する時に、自動的に元の監視制御画面を閉じる処理を追加することは容易に実現可能である。
従来は、別ウィンドウ画面用の画面定義データを生成せず、元の監視制御画面と同一の画面定義データを用いて画面表示を行っていたため、別ウィンドウ画面の表示範囲に含まれていない部品についても通信が発生していた。
以上、本実施の形態1に係る監視制御システム表示装置1の機能および動作について説明してきたが、監視制御システム表示装置1がどのように利用されるのかについて以下に説明する。
ここでは、監視制御システム表示装置1の利用者すなわち運転員が、ディスプレイ3に表示される図4の監視制御画面例を用いてプラントを監視している状況において、注目したい範囲のみを別ウィンドウ画面にしたい場合の運転員の操作について説明する。
操作の概要を図10の説明図に示す。
まず運転員が別ウィンドウ化ボタン53を押下すると、別ウィンドウ化作成モードに切り替わる。その状況で運転員はポインティングデバイス5を用いて、別ウィンドウ画面として切り出す範囲を指定する。図10中の破線部分が切出し範囲にあたる。
具体的には、運転員はポインティングデバイス5を用いて、左上の角から右下の角に向かって矩形状に選択することで切出し範囲を指定する。
これにより、別ウィンドウ画面54が表示される。この状態で監視制御画面52を別の監視制御画面に切り替えても、別ウィンドウ画面54は表示されたままであるため、注目したい範囲について監視を続けることができる。
上記の実施の形態1では、図9の詳細フローチャートに基づく説明において、部品描画情報すなわち部品を描画する際の幅と高さの情報を、画面定義保管部17が保管するとしたが、この部品描画情報を監視制御画面管理部14が保管する構成とし、画面定義加工部16が部品描画情報を監視制御画面管理部14から取得する処理としてもよい。
以上説明したように、実施の形態1においては、別ウィンドウ画面を作成する時に、別ウィンドウ画面用の画面定義データを元の監視制御画面の画面定義データから指定範囲外の部品を削除して動的に生成することで、監視制御画面の視認性の向上と、通信量の軽減を実現することができる効果がある。
実施の形態2.
本願発明の実施の形態2について、図に基づいて説明する。
実施の形態1では、図9において別ウィンドウ化ボタン53を押下し、始点と終点で範囲を指定することで単一の別ウィンドウ画面を表示する処理について説明したが、実施の形態2では、連続して別ウィンドウ画面を作成する、すなわち連続別ウィンドウ画面作成処理を行える監視制御システム表示装置に関するものである。
この発明の実施の形態2の監視制御システム表示装置に係る処理を説明するフローチャートを図11に示す。
それぞれのステップは図5のフローチャートと相違点は無いが、ブロック「表示処理」(ST5)終了後にブロック「切出し範囲情報取得処理」(ST3)に進む点が異なる。これにより、ある別ウィンドウ画面作成後に、連続して直接切出し範囲を指定することができるため、連続して別ウィンドウ画面を作成する際の操作を簡素化することができる。
以上、実施の形態2においては、実施の形態1における別ウィンドウ画面作成時の効果、すなわち監視制御画面の視認性の向上と通信量の軽減を実現することができるという効果とともに、更に連続して別ウィンドウ画面を作成する際の操作を簡素化することができる効果がある。
実施の形態3.
本願発明の実施の形態3について、図に基づいて説明する。
実施の形態3は、一点指定により範囲指定ができる別ウィンドウ画面作成処理を行える監視制御システム表示装置に関するものである。
実施の形態1においては、切出し範囲の指定において、始点と終点という二点を指定していたが、一点のみを指定することで、別ウィンドウ画面作成処理を実現することが可能である。
図12に切り出し範囲指定の操作の概要図を示す。
まず、指定したい範囲の中心点をポインティングデバイス5で指定し、そのままポインティングデバイス5のボタンを押下し続けると、対角線上に始点と終点が広がっていくことで、矩形の広さを指定する。つまり、指定された中心点の座標とその押下時間の長さにより、始点と終点の位置を決めることが可能な入力形態である。
この場合、矩形は正方形となるが、始点と終点を指定する範囲指定の操作を簡素化することができる。
実施の形態3においては、実施の形態1における別ウィンドウ画面作成時の効果、すなわち監視制御画面の視認性の向上と通信量の軽減を実現することができるという効果とともに、別ウィンドウ画面を作成する際の切り出し範囲指定操作を簡素化することができる効果がある。
実施の形態4.
本願発明の実施の形態4について、図に基づいて説明する。
実施の形態4は、作成した別ウィンドウ画面同士を結合することで、連結させることができる監視制御システム表示装置に関するものである。
図13に示すように元の画面上の離れた部分同士を隣り合わせて表示させることや、異なる画面から作成された別ウィンドウ画面同士を結合することが可能である。
切出し範囲を指定する際に、二つの別ウィンドウ画面を並べて配置することで、両ウィンドウ画面を含む範囲を別ウィンドウ画面の切出し範囲として指定する。これにより、ブロック「別ウィンドウ画面用画面定義データ生成」(ST43)の別ウィンドウ画面用画面データ生成において、結合前の両ウィンドウ画面の画面定義データを含む新たな画面定義データを生成し、別ウィンドウ画面として表示する。
具体的には、結合された別ウィンドウ画面は、単一ウィンドウ内を複数エリアに分割し、各エリアに結合前の画面定義データをそのまま割り当てることで描画を実現する。従って、結合された別ウィンドウ画面の画面定義データは、結合前の画面定義データと描画するエリアの割り当てを定義するデータのみで良い。
これにより、複数のウィンドウ画面を単一ウィンドウ画面として表示することができるので、視認性が向上するとともに、ウィンドウ画面の移動等の操作が簡素化できる。
実施の形態4においては、実施の形態1における別ウィンドウ画面作成時の効果、すなわち監視制御画面の視認性の向上と通信量の軽減を実現することができるという効果とともに、複数のウィンドウ画面を単一ウィンドウ画面として表示することができるので、視認性が一層向上するとともに、ウィンドウ画面の移動等の操作を簡素化できる効果がある。
1 監視制御システム表示装置、2 電子計算機、3 ディスプレイ、
4 キーボード、5 ポインティングデバイス、6 CPU、7 メモリ、
8 ハードディスク、11 データ処理部、12 入力部、13 表示部、
14 監視制御画面管理部、15 切出し範囲管理部、16 画面定義加工部、
17 画面定義保管部、50 監視制御システム画面、51 メインメニュー、
52 監視制御画面、53 別ウィンドウ化ボタン、54 別ウィンドウ画面、
200 ネットワーク、300 プラント。

Claims (4)

  1. プラントとネットワークを介して接続され、プラントのデータを収集するデータ処理部と入力部および表示部から構成された監視制御システム表示装置において、
    前記データ処理部は、前記入力部からの入力情報の取得および監視制御画面用データの出力を行う監視制御画面管理部と、
    前記監視制御画面用データとして画面に表示する部品を定義する画面定義データおよび部品描画情報の保管を行う画面定義保管部と、
    前記画面定義データに基づき前記プラントのデータの収集を行う通信処理部と、
    前記入力部から入力された別ウィンドウ画面の切出し範囲情報の管理を行う切出し範囲管理部と、
    前記画面定義データおよび前記部品描画情報の加工を行う画面定義加工部とを備え、
    前記画面定義加工部において、前記切出し範囲管理部から取得した前記切出し範囲情報と、前記画面定義保管部から取得した表示中の前記監視制御画面の画面定義データおよび部品描画情報を元に、画面定義データから前記切出し範囲外の部品を削除することで前記別ウィンドウ画面の画面定義データを動的に生成し、
    これを前記画面定義保管部の画面定義データとする監視制御システム表示装置。
  2. 前記入力部における表示中の前記監視制御画面から切出す前記別ウィンドウ画面の前記切出し範囲情報の入力を、別ウィンドウ画面作成の開始操作に戻ることなく連続して行う請求項1記載の監視制御システム表示装置。
  3. 表示中の前記監視制御画面から切出す前記別ウィンドウ画面の前記切出し範囲情報を入力する際、前記切出し範囲内の一点を指定することで、この点を含む所定の範囲に前記別ウィンドウ画面の前記切出し範囲を指定する請求項1記載の監視制御システム表示装置。
  4. 複数の別ウィンドウ画面を前記表示部に表示し、前記別ウィンドウ画面の切出し範囲内に前記複数の別ウィンドウ画面を含むように切出し範囲を指定することで、前記複数の別ウィンドウ画面を結合して、一つの別ウィンドウ画面とする請求項1記載の監視制御システム表示装置。
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