JP2000155637A - マルチウィンドウ表示方法及びマルチウィンドウ表示システム - Google Patents

マルチウィンドウ表示方法及びマルチウィンドウ表示システム

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JP2000155637A
JP2000155637A JP10332717A JP33271798A JP2000155637A JP 2000155637 A JP2000155637 A JP 2000155637A JP 10332717 A JP10332717 A JP 10332717A JP 33271798 A JP33271798 A JP 33271798A JP 2000155637 A JP2000155637 A JP 2000155637A
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Kenichiro Akagi
健一朗 赤木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ウィンドウの参照、操作を効率的に行う。 【解決手段】 画面表示制御装置5は、表示装置4の物
理画面の分割パターンを決定するために、記憶装置3に
記憶された情報を基に分割パターンのメニューを表示装
置4に表示させる。画面表示制御装置5は、メニュー内
から選択された分割パターンあるいは新たに作成された
分割パターンを記憶する。画面表示制御装置5は、応用
プログラム実行装置2を介して発行された描画要求が要
求元の応用プログラムに対応する論理画面内に描画を要
求するものであれば、描画要求を実行する。描画要求が
対応論理画面の外側に描画を要求するものであれば、描
画要求を無視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの画面上に複
数のウィンドウを表示するマルチウィンドウ表示方法及
びマルチウィンドウ表示システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画面上に複数のウィンドウを
表示するマルチウィンドウ表示システムでは、マウスな
どの入力装置によってウィンドウの表示位置や大きさを
調整することができる。また、複数のウィンドウを同時
に重ならずに表示するために、図12(a)のように複
数のウィンドウW1〜W4をタイル状に並べることもで
きる。また、図12(b)のように、1つのウィンドウ
W1を最大化させることにより、画面を無駄にすること
無く表示することもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなマルチウィンドウ表示システムには、次のような問
題点があった。第1の問題点は、図12(c)のように
複数のウィンドウWA,WBが重なり合う場合、後ろに
位置するウィンドウWBを表示させる(つまり、後ろに
位置するウィンドウWBをアクティブウィンドウにす
る)ためには、対象となるウィンドウWBをマウスでク
リックするなどして前面に表示させ直す必要があり、素
早い参照や操作ができないということである。その理由
は、それぞれの応用プログラムが、他の応用プログラム
の表示状態に関係なく、自身のウィンドウを前面に表示
するためである。第2の問題点は、図12(c)のよう
にウィンドウWA,WBが重なり合う一方で、有限な物
理画面上にどのウィンドウも使用していない空き領域が
できることがあり、画面の効率的な利用ができないとい
うことである。その理由は、それぞれの応用プログラム
が、画面上にあるほかのウィンドウの大きさや位置、ど
のウィンドウも表示されていない空き領域を考慮せず
に、自身のウィンドウを表示するためである。
【0004】第3の問題点は、画面上の表示領域を効率
的に使うために、図12(a)のようにタイル状にウィ
ンドウを表示させたとしても、ユーザにとって見やす
い、または操作しやすい配置とはならないということで
ある。その理由は、それぞれのウィンドウの表示情報量
やユーザにとっての重要度に関係なく、機械的にウィン
ドウをタイル状に配置するためである。第4の問題点
は、ユーザにとって重要なウィンドウを常に表示し続け
ることが保証できないということである。その理由は、
表示されているウィンドウの重要度などに関係なく、他
の応用プログラムが自身が管理しているウィンドウを前
面に表示するためである。本発明は、以上のような問題
点を解決するマルチウィンドウ表示方法及びマルチウィ
ンドウ表示システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチウィンド
ウ表示方法は、請求項1に記載のように、表示装置の物
理画面を複数の論理画面に分割し、応用プログラムと論
理画面との対応付けを行い、応用プログラムのウィンド
ウの描画範囲を対応する論理画面内に限定するようにし
たものである。また、請求項2に記載のように、応用プ
ログラムのウィンドウの最大化を指示されたとき、この
応用プログラムのウィンドウを対応する論理画面内で最
大化するようにしたものである。また、請求項3に記載
のように、上記物理画面の分割パターンを決定するため
に、予め定義された分割パターンのメニューを表示装置
に表示させ、メニュー内から選択された分割パターン又
は新たに作成された分割パターンに基づく分割パターン
情報を記憶するようにしたものである。
【0006】また、本発明のマルチウィンドウ表示シス
テムは、請求項4に記載のように、応用プログラムを実
行する応用プログラム実行装置(2)と、画面表示を行
う表示装置(4)と、表示装置の物理画面をどのような
パターンで複数の論理画面に分割するかを示す分割パタ
ーン情報と、応用プログラムと論理画面との対応関係を
示す情報とを記憶し、応用プログラム実行装置を介して
発行された描画要求が要求元の応用プログラムに対応す
る論理画面内に描画を要求するものであれば、描画要求
を実行し、描画要求が上記対応論理画面の外側に描画を
要求するものであれば、描画要求を無視する画面表示制
御装置(5)とを有するものである。また、請求項5に
記載のように、上記画面表示制御装置は、応用プログラ
ムのウィンドウの最大化を指示されたとき、この応用プ
ログラムのウィンドウを対応する論理画面内で最大化す
るものである。また、請求項6に記載のように、予め定
義された上記分割パターン情報を記憶する記憶装置
(3)を有し、上記画面表示制御装置は、上記物理画面
の分割パターンを決定するために、記憶装置に記憶され
た情報を基に分割パターンのメニューを表示装置に表示
させ、メニュー内から選択された分割パターン又は新た
に作成された分割パターンに基づく分割パターン情報を
記憶するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態を示すマルチウィンドウ表示システムのブロック
図である。本発明は、複数のウィンドウを1つの画面上
に表示する情報処理システム等のマルチウィンドウ表示
システムにおいて、各応用プログラムのウィンドウに関
して表示上のお互いの干渉をなくして、ウィンドウの参
照、操作を行い易くする構成を提供するものである。
【0008】図1を参照すると、本実施の形態のマルチ
ウィンドウ表示システムは、ユーザからの入力を受け付
ける入力装置1と、プログラム制御により動作するコン
ピュータ等からなり、応用プログラム(アプリケーショ
ンプログラム)を実行する応用プログラム実行装置2
と、情報を記憶する記憶装置3と、画面表示を行うCR
Tあるいは液晶ディスプレイ等の表示装置4と、プログ
ラム制御により動作するコンピュータ等からなり、マル
チウィンドウ表示制御を行う画面表示制御装置5とから
構成されている。
【0009】入力装置1は、ユーザによって入力された
情報を画面表示制御装置5内の論理画面生成手段51や
ウィンドウ配置手段52へ送る。応用プログラム実行装
置2は、応用プログラム実行手段21を有する。この応
用プログラム実行手段21は、ウィンドウ配置手段52
からの応用プログラム実行要求に応じて応用プログラム
の実行を開始する。応用プログラム実行手段21によっ
て実行される応用プログラムは、画面表示制御装置5内
の画面表示制御手段53より画面情報を取得し、その情
報を基に描画要求を生成して、画面表示制御手段53に
対して描画要求を行う。
【0010】記憶装置3は、画面分割パターン情報記憶
部31を有する。この画面分割パターン情報記憶部31
は、表示装置4の画面(以下、物理画面と呼ぶ)をどの
ようなパターンで複数の論理画面に分割するかを示す分
割パターン情報を記憶している。
【0011】表示装置4は、画面表示制御手段53から
の要求に従って、物理画面に表示を行う。画面表示制御
装置5は、論理画面生成手段51と、ウィンドウ配置手
段52と、画面表示制御手段53とを有する。
【0012】論理画面生成手段51は、物理画面を複数
の論理画面に分割する分割要求を入力装置1から受け取
ると、画面分割パターン情報記憶部31に記憶された分
割パターン情報を画面表示制御手段53、表示装置4を
介してユーザに提示し、物理画面をどのようなパターン
で論理画面に分割するか決定を促す。ユーザは、決定し
た分割パターンを入力装置1を用いて入力する。論理画
面生成手段51は、入力装置1から受け取った分割パタ
ーン情報を画面表示制御手段53へ送る。
【0013】ウィンドウ配置手段52は、応用プログラ
ムの起動要求を入力装置1から受け取ると、起動要求が
なされた応用プログラムをどの論理画面に表示するか決
定を促す情報を画面表示制御手段53、表示装置4を介
してユーザに提示する。ユーザは、起動要求した応用プ
ログラムのウィンドウをどの論理画面に表示するかを示
す情報を入力装置1を用いて入力する。この情報は、入
力装置1からウィンドウ配置手段52へ送出される。
【0014】こうして、応用プログラムと論理画面の対
応関係が決定すると、ウィンドウ配置手段52は、応用
プログラムと論理画面の対応関係を示す情報を画面表示
制御手段53へ送る。また、ウィンドウ配置手段52
は、応用プログラム実行手段21に対して、上記起動要
求された応用プログラムの実行を要求する。画面表示制
御手段53は、論理画面生成手段51から送られてくる
分割パターン情報と、ウィンドウ配置手段52から送ら
れてくる、応用プログラムと論理画面の対応関係を示す
情報とを記憶する。
【0015】また、画面表示制御手段53は、論理画面
生成手段51、ウィンドウ配置手段52、応用プログラ
ム実行手段21からの表示要求を受け付け、分割パター
ン情報や応用プログラムと論理画面の対応関係を示す情
報を考慮して、表示すべき情報を表示装置4へ送り、表
示要求を行う。さらに、画面表示制御手段53は、応用
プログラム実行手段21上の応用プログラムから送られ
てくる画面情報の要求に対して、この応用プログラムに
対応する論理画面を示す画面情報を返送する。
【0016】次に、図1〜図7を参照して、図1のマル
チウィンドウ表示システムにおける物理画面の論理画面
への分割動作と応用プログラムの論理画面への配置動作
を詳細に説明する。最初は、図3のように、表示装置4
の物理画面PD1は、論理画面には分割されておらず、
そのまま1つの画面として使用されているとする。
【0017】ユーザは、物理画面を複数の論理画面に分
割して使用することを決定すると、入力装置1を用いて
分割要求を入力する。この分割要求は、入力装置1から
論理画面生成手段51へ送出される(図2のステップ1
01)。論理画面生成手段51は、物理画面を複数の論
理画面に分割する分割要求を入力装置1から受け取る
と、画面分割パターン情報記憶部31に記憶された分割
パターン情報を取得する。
【0018】画面分割パターン情報記憶部31には複数
の分割パターン情報が予め登録されており、各分割パタ
ーン情報は、図4(a)〜図4(i)に示すような分割
パターンMI1〜MI9を示している。そして、論理画
面生成手段51は、取得した各分割パターン情報を基
に、分割パターンの一覧表示を行うメニューの画像デー
タを作成して、この画像データを画面表示制御手段53
に送る。
【0019】画面表示制御手段53は、論理画面生成手
段51からの画像データを表示装置4に出力すること
で、上記メニューを表示装置4の画面に表示させ、ユー
ザに分割パターンの決定を促す。ユーザは、メニューに
列挙されている図4のような登録済みの分割パターンの
中から適当なものを選ぶか、あるいはユーザ自ら分割パ
ターンを新たに作成して入力するかを選択する(図2の
ステップ102)。
【0020】登録済みの分割パターンから選択する場
合、ユーザは、入力装置1を用いてメニューから適当な
分割パターンを選択する(図2のステップ103)。一
方、新たな分割パターンを入力する場合、ユーザは、入
力装置1を用いて新たな分割パターンを入力する(図2
のステップ104)。ここでは、一例として、ユーザが
図4(e)の分割パターンMI5を選択したとする(図
2のステップ103)。
【0021】こうして、ユーザが決定した分割パターン
を示す分割パターン情報が入力装置1から論理画面生成
手段51へ送出される。そして、論理画面生成手段51
は、入力装置1から受け取った分割パターン情報を画面
表示制御手段53へ送る。
【0022】画面表示制御手段53は分割パターン情報
を記憶する。この分割パターンは、画面表示制御手段5
3が表示装置4を介して表示を行うときに使用される。
同時に、画面表示制御手段53は、分割パターン情報
(分割パターンMI5)に応じて、図5のように物理画
面PD1を3つの論理画面LD1と論理画面LD2と論
理画面LD3とに分割し、これを表示装置4に表示させ
る(図2のステップ105)。
【0023】次に、ユーザは、応用プログラムAP1の
起動を決定すると、応用プログラムAP1の起動要求を
入力装置1を用いて入力する(図2のステップ10
6)。この応用プログラムAP1の起動要求は、入力装
置1からウィンドウ配置手段52へ送出される。ウィン
ドウ配置手段52は、応用プログラムAP1の起動要求
を入力装置1から受け取ると、この応用プログラムAP
1をどの論理画面に表示するか決定を促す画像データを
作成して、この画像データを画面表示制御手段53へ送
る。
【0024】そして、画面表示制御手段53は、ウィン
ドウ配置手段52からの画像データを表示装置4に出力
することで、応用プログラムAP1をどの論理画面に表
示するか決定を促す画像を表示装置4の画面に表示させ
る。ユーザは、その画面表示を見て、応用プログラムA
P1をどの論理画面に表示するか決定し、応用プログラ
ムAP1のウィンドウをどの論理画面に表示するかを示
す情報を入力装置1を用いて入力する(図2のステップ
107)。この情報は、入力装置1からウィンドウ配置
手段52へ送出される。
【0025】ここでは、3つの論理画面のうち、論理画
面LD1を選択したとする。こうして、応用プログラム
AP1と論理画面LD1の対応関係が決定すると、ウィ
ンドウ配置手段52は、応用プログラムAP1と論理画
面LD1の対応関係を示す情報を画面表示制御手段53
へ送る。画面表示制御手段53は、この情報を記憶す
る。また、ウィンドウ配置手段52は、応用プログラム
実行手段21に対して、起動要求された応用プログラム
AP1の実行を要求する。
【0026】これにより、応用プログラム実行手段21
は、応用プログラムAP1の実行を開始する(図2のス
テップ108)。応用プログラム実行手段21で応用プ
ログラムAP1の実行が開始され、応用プログラムAP
1から図6のようなウィンドウW1の描画要求がある
と、その要求は、応用プログラム実行手段21から画面
表示制御手段53へ送出される。画面表示制御手段53
は、応用プログラムAP1に対応する論理画面LD1に
描画し、その結果は表示装置4により表示される(図
6)。
【0027】同様にして、図2のステップ109〜11
1の動作により応用プログラムAP2のウィンドウW2
を論理画面LD2に表示し、図2のステップ112〜1
14の動作により応用プログラムAP3のウィンドウW
3を論理画面LD3に表示することができる(図7)。
【0028】次に、図6、図8を参照して、図1のマル
チウィンドウ表示システムにおける論理画面への描画動
作を詳細に説明する。ここでは、既に応用プログラム実
行手段21において、応用プログラムAP1が実行中で
あるとする(つまり、図6の状態)。応用プログラムA
P1がウィンドウW1の表示を行う際には、まず画面情
報の要求を行う(図8のステップ201)。この画面情
報の要求は、応用プログラム実行手段21から画面表示
制御手段53へ送出される。
【0029】画面表示制御手段53は、応用プログラム
とそのウィンドウを表示する論理画面との対応関係を示
す情報を記憶している。この情報により、画面情報を要
求した応用プログラムAP1に対応する論理画面がLD
1であることが判る。そこで、画面表示制御手段53
は、対応論理画面がLD1であることを示す画面情報を
応用プログラム実行手段21に返送する(図8のステッ
プ202)。
【0030】応用プログラム実行手段21を介して画面
情報を取得した応用プログラムAP1は、この画面情報
を基に描画要求を作成する(図8のステップ203)。
この描画要求は、応用プログラム実行手段21から画面
表示制御手段53へ送出される(図8のステップ20
4)。描画要求を受け取った画面表示制御手段53は、
描画要求を行った応用プログラムAP1に対応する論理
画面を検索し、対応する論理画面がLD1であることを
認識する(図8のステップ205)。
【0031】続いて、画面表示制御手段53は、描画要
求が要求元の応用プログラムAP1に対応する論理画面
LD1内に描画を要求するものであるか否かを調べる
(図8のステップ206)。
【0032】画面表示制御手段53は、描画要求が論理
画面LD1内に描画を要求するものであれば、その描画
要求を実行する(図8のステップ207)。すなわち、
画面表示制御手段53は、内部のビデオRAM(不図
示)に画像データを書き込む。これにより、画面表示制
御手段53から表示装置4へ画像信号が出力され、図6
のように、論理画面LD1内に描画が行われる。一方、
描画要求が論理画面LD1の外側に対するものであれ
ば、画面表示制御手段53は、その描画要求を無視する
(図8のステップ208)。
【0033】以上のように、応用プログラムの描画範囲
を対応する論理画面内に限定することにより、他の応用
プログラムとの表示上での干渉をなくし、それぞれのウ
ィンドウの参照、操作を効率的に行うことができる。
【0034】次に、図9〜図11を参照して、図1のマ
ルチウィンドウ表示システムにおいて、応用プログラム
のウィンドウを論理画面内で最大化する動作を詳細に説
明する。ここでは、既に応用プログラム実行手段21に
おいて、応用プログラムAP1,AP2,AP3が実行
中であるとする(つまり、図7の状態)。
【0035】ユーザは、応用プログラムAP1のウィン
ドウW1を最大化することを決定すると、入力装置1を
用いて最大化要求を入力する。この最大化要求は、入力
装置1からウィンドウ配置手段52へ送出され、さらに
ウィンドウ配置手段52から応用プログラム実行手段2
1へ送出され、応用プログラムAP1に渡される。ウィ
ンドウW1の最大化要求を受け取った応用プログラムA
P1は、画面の大きさ情報を要求する(図9のステップ
301)。大きさ情報の要求は、応用プログラム実行手
段21から画面表示制御手段53へ送出される。
【0036】画面表示制御手段23は、大きさ情報を要
求した応用プログラムAP1に対応する論理画面LD1
を調べ、論理画面LD1の大きさ情報を応用プログラム
実行手段21に返送する。この大きさ情報は、応用プロ
グラム実行手段21を介して応用プログラムAP1に渡
される(図9のステップ302)。応用プログラムAP
1は、画面の大きさ情報を取得すると、この情報が示す
大きさにウィンドウW1を最大化する(図9のステップ
303)。このとき、応用プログラムAP1は、描画要
求を発行するが、この描画要求発行に伴う動作は、図8
で説明した動作と同様である。
【0037】この結果、画面表示は図10のように変わ
る。同様にして、応用プログラム実行手段21上で実行
されている応用プログラムAP2のウィンドウW2と応
用プログラムAP3のウィンドウW3も最大化すること
ができる。ウィンドウW2とウィンドウW3を最大化さ
せると、画面表示は図11のようになる。このように、
各論理画面内でウィンドウを最大化して使用することに
より、複数の応用プログラムで物理画面PD1を無駄無
く効率的に共有することが可能となる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1又は4に記載
のように、応用プログラムのウィンドウの描画範囲を対
応する論理画面内に限定して、それ以外の論理画面への
描画を許さないようにしたことにより、各応用プログラ
ムのウィンドウが互いに重なり合わないようにして、他
の応用プログラムとの表示上での干渉をなくしたので、
それぞれのウィンドウの参照、操作を効率的に行うこと
ができる。 また、応用プログラムのウィンドウの描画
範囲を対応する論理画面内に限定して、それ以外の論理
画面への描画を許さないようにしたことにより、特定の
応用プログラムのウィンドウを常に表示し続けることを
保証することができる。
【0039】また、請求項2又は5に記載のように、応
用プログラムのウィンドウを対応する論理画面内で最大
化することにより、表示装置の物理画面全体を複数の応
用プログラムのウィンドウで互いに干渉すること無く最
大限に共有できるため、広さに限界がある物理画面を無
駄無く、効率的に複数の応用プログラムで共有すること
ができる。
【0040】また、請求項3又は6に記載のように、予
め定義された分割パターンのメニューを表示装置に表示
させ、メニュー内から選択された分割パターン又は新た
に作成された分割パターンに基づく分割パターン情報を
記憶するようにしたことにより、ユーザ自身の必要性に
より論理画面の分割数や大きさを自由に決定できるよう
にしたので、各応用プログラムのウィンドウを、ユーザ
にとっての重要度や見やすさなどにより、適切な大きさ
で適切な位置に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示すマルチウィンドウ
表示システムのブロック図である。
【図2】 物理画面の論理画面への分割動作と応用プロ
グラムの論理画面への配置動作を説明するためのフロー
チャート図である。
【図3】 物理画面を示す図である。
【図4】 分割パターンの例を示す図である。
【図5】 論理画面の構成例を示す図である。
【図6】 応用プログラムの起動例を示す図である。
【図7】 応用プログラムを各論理画面毎に起動した例
を示す図である。
【図8】 論理画面への描画動作を説明するためのフロ
ーチャート図である。
【図9】 ウィンドウの最大化動作を説明するためのフ
ローチャート図である。
【図10】 論理画面内でウィンドウを最大化した例を
示す図である。
【図11】 各論理画面内でそれぞれのウィンドウを最
大化した例を示す図である。
【図12】 従来のマルチウィンドウ表示システムの表
示例を示す図である。
【符号の説明】
1…入力装置、2…応用プログラム実行装置、3…記憶
装置、4…表示装置、5…画面表示制御装置、21…応
用プログラム実行手段、31…画面分割パターン情報記
憶部、51…論理画面生成手段、52…ウィンドウ配置
手段、53…画面表示制御手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の物理画面を複数の論理画面に
    分割し、 応用プログラムと論理画面との対応付けを行い、 応用プログラムのウィンドウの描画範囲を対応する論理
    画面内に限定することを特徴とするマルチウィンドウ表
    示方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマルチウィンドウ表示方
    法において、 応用プログラムのウィンドウの最大化を指示されたと
    き、この応用プログラムのウィンドウを対応する論理画
    面内で最大化することを特徴とするマルチウィンドウ表
    示方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のマルチウィンドウ表示方
    法において、 前記物理画面の分割パターンを決定するために、予め定
    義された分割パターンのメニューを表示装置に表示さ
    せ、メニュー内から選択された分割パターン又は新たに
    作成された分割パターンに基づく分割パターン情報を記
    憶することを特徴とするマルチウィンドウ表示方法。
  4. 【請求項4】 応用プログラムを実行する応用プログラ
    ム実行装置と、 画面表示を行う表示装置と、 表示装置の物理画面をどのようなパターンで複数の論理
    画面に分割するかを示す分割パターン情報と、応用プロ
    グラムと論理画面との対応関係を示す情報とを記憶し、
    応用プログラム実行装置を介して発行された描画要求が
    要求元の応用プログラムに対応する論理画面内に描画を
    要求するものであれば、描画要求を実行し、描画要求が
    前記対応論理画面の外側に描画を要求するものであれ
    ば、描画要求を無視する画面表示制御装置とを有するこ
    とを特徴とするマルチウィンドウ表示システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のマルチウィンドウ表示シ
    ステムにおいて、 前記画面表示制御装置は、応用プログラムのウィンドウ
    の最大化を指示されたとき、この応用プログラムのウィ
    ンドウを対応する論理画面内で最大化することを特徴と
    するマルチウィンドウ表示システム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のマルチウィンドウ表示シ
    ステムにおいて、 予め定義された前記分割パターン情報を記憶する記憶装
    置を有し、 前記画面表示制御装置は、前記物理画面の分割パターン
    を決定するために、記憶装置に記憶された情報を基に分
    割パターンのメニューを表示装置に表示させ、メニュー
    内から選択された分割パターン又は新たに作成された分
    割パターンに基づく分割パターン情報を記憶することを
    特徴とするマルチウィンドウ表示システム。
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Cited By (7)

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