JP2012113481A - バスモジュール及びバスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】システムバスを介してデータ授受を行う場合に、異常箇所の検出を容易に行うことができるバスモジュール及びバスシステムを得る。
【解決手段】システムバス20に接続されたモジュール1、2、3、nは、バスマスタとして、システムバス20へのデータ送信時には、出力アドレスレジスタ103にアドレスを、出力データレジスタ105にデータをそれぞれラッチするとともに、システムバス20に出力したアドレスを入力アドレスレジスタ104に取り込み、出力アドレスレジスタ103の内容と比較し、システムバス20に出力したデータを入力データレジスタ106に取り込み、出力データレジスタ105の内容と比較し、これらの比較で、一致しない場合に自バスモジュールのエラーを判定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、システムバスを介してバスモジュール間でデータ授受を行う場合に、異常検出を行うバスモジュール及びバスシステムに関するものである。
複数のモジュール間でデータの送受信を行うために、それぞれのモジュール間を複数の信号線の集まりであるシステムバスで接続する方式が一般に用いられる。システムバスはアドレス、データ及び制御信号から構成され、あるモジュールから別のモジュールに対してデータの送受信を行う場合に、アドレス信号でアクセスするモジュールを区別し、制御信号によりデータの授受が行われる。
システムバスに異常が発生する状況としては、あるモジュールに対してアクセスを行った場合に、システムバスに接続される各モジュールのバッファ回路の故障により、システムバス信号が固着してしまい、アドレスを正常に送信できなくなってしまうことや、データを正常に出力あるいは入力できなくなってしまう場合がある。
また、モジュールが実装されるバックボードの断線等によるシステムバス自体の故障や一時的な外部ノイズの印加による誤動作等がある。
このようなシステムバス信号の誤りを検出するために、通常パリティビットを付加してシステムバス信号の誤りを検出することが行われている。しかし、パリティビットだけでは、故障箇所の特定が困難であることから、故障箇所の特定を行う方法として特許文献1の方法が提案されている。
特許文献1では、バスマスタの機能部がバスにアクセスしたときに、該アクセスに係わるアドレスのバススレーブの機能部が自身のデータバッファをイネーブル化するバスバッファ制御信号を、バス以外の信号線を介してバス調停部に取り込み監視するバスバッファ制御信号監視ステップと、バスバッファ制御信号を出力したバススレーブの機能部と、バスに送出されたアドレス信号により特定される機能部とが一致するか否かを判定し、一致しない場合に、バススレーブの機能部を故障箇所として特定する方法が示されている。
特開2009−3613号公報(第5〜7頁、図1)
特許文献1に示されている方法は、バスマスタの機能部がバスにアクセスした時に、当該アクセスに係るアドレスのバススレーブの機能部が自身のデータバッファをイネーブルするバスバッファ制御信号と、バスに送出されたアドレス信号により特定される機能部とが一致するかどうかを判定し、一致しない場合にバススレーブの機能部を故障箇所として特定するので、バススレーブの故障しか検出できず、バスマスタの故障を検出できない、といった問題があった。
また、故障発生有無しかわからないため、いずれのアドレス及びデータビットの故障かどうか判別する手段がなく、故障部位の解析性が悪いといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、システムバスを介してデータ授受を行う場合に、異常箇所の検出を容易に行うことができるバスモジュール及びバスシステムを得ることを目的とする。
この発明に係わるバスモジュールにおいては、システムバスに接続され、バスマスタまたはバススレーブとして、アドレスによりデータの送受信を行うバスモジュールであって、データを入出力するためのアドレスを制御するとともにアドレスのパリティチェックを行うアドレス制御部、及び入出力するデータを制御するとともにデータのパリティチェックを行うデータ制御部を備え、バスマスタまたはバススレーブである場合、もしくはバスマスタ及びバススレーブのいずれでもない場合でかつ異常検出を行うことを要求された場合に、システムバスから入力されるアドレスをアドレス制御部でパリティチェックするとともに、システムバスから入力されるデータをデータ制御部でパリティチェックするものである。
この発明は、以上説明したように、システムバスに接続され、バスマスタまたはバススレーブとして、アドレスによりデータの送受信を行うバスモジュールであって、データを入出力するためのアドレスを制御するとともにアドレスのパリティチェックを行うアドレス制御部、及び入出力するデータを制御するとともにデータのパリティチェックを行うデータ制御部を備え、バスマスタまたはバススレーブである場合、もしくはバスマスタ及びバススレーブのいずれでもない場合でかつ異常検出を行うことを要求された場合に、システムバスから入力されるアドレスをアドレス制御部でパリティチェックするとともに、システムバスから入力されるデータをデータ制御部でパリティチェックするので、異常箇所の検出を容易に行うことができる。
この発明の実施の形態1によるバスシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるバスシステムのアドレスマップを示す図である。 この発明の実施の形態3によるバスシステムのバス調停部と各モジュール間のバス使用権要求信号、バス使用権許可信号及びバス異常検出実行信号を示す図である。 この発明の実施の形態4によるバスシステムを示す説明図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるバスシステムを示す構成図である。
図1において、モジュール1、2、3、n(バスモジュール)と、バス調停部10とは、システムバス20に接続されている。
モジュール1は、次のように構成されている。モジュール2、3、nも同じ構成である。
アドレス入出力バッファ101は、システムバス20に入出力するアドレスを一時保持する。データ入出力バッファ102は、システムバス20に入出力するデータを一時保持する。
出力アドレスレジスタ103は、システムバス20に出力するアドレスをラッチするレジスタである。入力アドレスレジスタ104は、システムバス20から入力されたアドレスをラッチするレジスタである。
出力データレジスタ105は、システムバス20に出力するデータをラッチするレジスタである。入力データレジスタ106は、システムバス20から入力されたデータをラッチするレジスタである。
マスタ/スレーブ制御部107は、自モジュールをマスタまたはスレーブとして動作させるための制御を行う。アドレス制御部108は、アドレスの入出力を制御するとともに、アドレスのチェックを行う。データ制御部109は、データの入出力を制御するとともにデータのチェックを行う。
出力アドレス信号110は、アドレス入出力バッファ101を介してシステムバス20に出力されるアドレスである。入力アドレス信号111は、システムバス20から、アドレス入出力バッファ101を介して入力されるアドレスである。
出力データ信号112は、データ入出力バッファ102を介してシステムバス20に出力されるデータである。入力データ信号113は、データ入出力バッファ102を介してシステムバス20から入力されたデータである。
出力アドレスレジスタ信号114は、出力アドレスレジスタ103からアドレス制御部108に取り込まれるアドレスである。入力アドレスレジスタ信号115は、入力アドレスレジスタ104からアドレス制御部108に取り込まれるアドレスである。
出力データレジスタ信号116は、出力データレジスタ105からアドレス制御部108に取り込まれるデータである。入力データレジスタ信号117は、入力データレジスタ106からアドレス制御部108に取り込まれるデータである。
アドレス出力イネーブル信号120は、システムバス20にアドレスの出力を許可する信号である。データ出力イネーブル信号121は、システムバス20にデータの出力を許可する信号である。
出力アドレスラッチ信号122は、出力アドレス信号110を出力アドレスレジスタ103にラッチするための信号である。入力アドレスラッチ信号123は、入力アドレス信号111を入力アドレスレジスタ104にラッチするための信号である。
出力データラッチ信号124は、出力データ信号112を出力データレジスタ105にラッチするための信号である。入力データラッチ信号125は、入力データ信号113を入力データレジスタ106にラッチするための信号である。
バス使用権要求信号130は、マスタ/スレーブ制御部107からバス調停部10に出力されるバス使用権を要求する信号である。バス使用権許可信号131は、バス調停部10からマスタ/スレーブ制御部107に入力されるバス使用権許可の信号である。システムバス異常検出実行信号132は、バス調停部10からマスタ/スレーブ制御部107に入力され、アクセスにおけるバスマスタ、スレーブ以外のモジュールに対し、システムバスの異常検出を行うことを要求する信号である。
バス使用権要求信号130とバス使用権許可信号131とシステムバス異常検出実行信号132は、マスタ/スレーブ制御部107とバス調停部10の間をシステムバス20以外の信号線を介してやり取りされる。
次に、動作について説明する。
まず、モジュール1がバスマスタになる場合について説明する。
モジュール1がバスマスタになる場合、マスタ/スレーブ制御部107により、バス調停部10に対してバス使用権要求信号130を有意にする。バス調停部10は、他モジュールからのバス使用権要求信号との調停を行い、モジュール1に対してバス使用権を許可する場合に、バス使用権許可信号131を有意にする。バス使用権許可信号131は、マスタ/スレーブ制御部107により、受信される。
バス使用権許可信号131が有意になると、モジュール1は、システムバス20を介していずれかのモジュールに対してアドレスを出力し、リードまたはライトアクセスを行う。
このとき、アドレス制御部108から出力アドレス信号110がアドレス入出力バッファ101に出力される。同時に出力アドレスラッチ信号122により、出力アドレスレジスタ103にラッチされる。ラッチされたアドレスは、出力アドレスレジスタ信号114として、アドレス制御部108に取り込まれる。
その後、マスタ/スレーブ制御部107からアドレス出力イネーブル信号120が出力され、アドレス入出力バッファ101からアドレスがシステムバス20に出力される。この時同時に、システムバス20に出力されたアドレスがアドレス入出力バッファ101を経由して、入力アドレス信号111として取り込まれ、入力アドレスラッチ信号123が有意となり、入力アドレスレジスタ104にラッチされる。
ラッチされたアドレスは、入力アドレスレジスタ信号115としてアドレス制御部108に取り込まれ、パリティチェックを行うとともに、出力アドレスレジスタ信号114と一致しているか否かの比較を行う。比較の結果、一致しなければ、自モジュールのエラーと判断する。
ライトアクセスの場合、アドレス出力後、データが出力される。データ制御部109から出力データ信号112がデータ入出力バッファ102に出力される。同時に出力データラッチ信号124により、出力データレジスタ105にラッチされる。出力データレジスタ信号116は、データ制御部109に取り込まれる。
その後、マスタ/スレーブ制御部107からデータ出力イネーブル信号121が出力され、データ入出力バッファ102からデータがシステムバス20に出力される。この時同時に、システムバスに出力されたデータが、データ入出力バッファ102を経由して入力データ信号113として取り込まれ、入力データラッチ信号125が有意となり、入力データレジスタ106にラッチされる。
入力データレジスタ信号117は、データ制御部109に取り込まれ、パリティチェックを行うとともに、出力データレジスタ信号116と一致しているか否かの比較を行う。比較の結果、一致しなければ、自モジュールのエラーと判断する。
次に、バススレーブの動作について説明する。
モジュール1がバススレーブになる場合、アドレスは、アドレス入出力バッファ101を経由して入力アドレス信号111に取り込まれ、アドレス制御部108に入力され、そこで、パリティチェックを行い、自モジュールへのアクセスか否かが判断される。
また、アドレスは、入力アドレスラッチ信号123により、入力アドレスレジスタ104にラッチされる。ライトアクセスの場合、アドレス入力後、データが入力され、入力データ信号113がデータ制御部109に入力され、そこで、パリティチェックを行い、処理が行われる。同時に入力データラッチ信号125により、入力データレジスタ106にラッチされる。入力データレジスタ信号117は、データ制御部109に取り込まれ、パリティチェックが行われる。
また、マスタ及びスレーブ以外のモジュールにおいても、バススレーブと同様の動作を行い、アドレスが、アドレス入出力バッファ101を経由して入力アドレス信号111に取り込まれ、アドレス制御部108に入力され、パリティチェックを行い、自モジュールへのアクセスか否かを判断する。
また、アドレスは、入力アドレスラッチ信号123により入力アドレスレジスタ104にラッチされる。ライトアクセスの場合、アドレス入力後、データが入力されるが、自アクセスでないため、入力データ信号113は、データ入力制御部109では処理が行われないが、入力データラッチ信号125により、入力データレジスタ106にラッチされる。入力データレジスタ信号117は、データ制御部109に取り込まれ、パリティチェックが行われる。
リードアクセスの場合、バススレーブでは、データ制御部109から出力データ信号112が出力される。その時、出力データラッチ信号124により出力データレジスタ105にラッチされる。出力データレジスタ信号116は、データ制御部109に取り込まれる。
その後、データ出力イネーブル信号121が出力され、データ入出力バッファ102を介してシステムバス20にデータが出力される。この時同時に、システムバス20に出力されたデータが、データ入出力バッファ102を経由して入力データ信号113として取り込まれ、入力データラッチ信号125が有意となり、入力データレジスタ106にラッチされる。入力データレジスタ信号117は、データ制御部109に取り込まれ、パリティチェックを行うとともに、出力データレジスタ信号116と一致しているか否か比較を行う。比較の結果、一致しなければ、自モジュールのエラーと判断される。
バスマスタでは、システムバス20からデータ入出力バッファ102を介して入力データ信号113が、データ制御部109に取り込まれる。同時に入力データレジスタ117に入力データラッチ信号125によりラッチされる。入力データレジスタ信号117は、データ制御部109に取り込まれ、パリティチェックが行われる。
バスマスタ及びスレーブ以外のモジュールにおいても、システムバス20からデータ入出力バッファ102を介して入力データ信号113が、入力データレジスタ117に入力データラッチ信号125によりラッチされる。入力データレジスタ信号117は、データ制御部109に取り込まれ、パリティチェックが行われる。
以上のように、アドレスとデータのパリティチェックに加えて、バスマスタでは、アドレス比較及びライトデータ比較、バススレーブでは、リードデータ比較を行うとともに、バスマスタ/スレーブ以外のモジュールにおいても、アドレス及びデータのパリティチェックを行う。
実施の形態1によれば、アクセスを行うバスマスタ及びバススレーブ以外のモジュールにおいても、システムバスの異常検出を行うことができるので、複数モジュール間の異常検出結果の多数決によって、異常検出の精度を向上することが可能となる。
また、複数のモジュールで異常検出を行うことができるので、異常箇所の検出を容易に行うことができる。
また、アドレス出力及びデータ出力を自モジュール内に取り込み、それらと出力しようとしたアドレス及びデータとの比較を行い、不一致の場合に自モジュールのエラーと判断するように構成しているので、システムバスのパリティチェックだけの場合と比較してエラーの解析性が向上する。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図に基づいて説明する。
図2は、この発明の実施の形態2によるバスシステムのアドレスマップを示す図である。
図2において、アドレスは、モジュールごと、及びレジスタごとに付与されている。
実施の形態2の構成は、図1と同じである。図1は、出力アドレスレジスタ103、入力アドレスレジスタ104、出力データレジスタ105、入力データレジスタ106が、それぞれアドレス制御部108、データ制御部109、アドレス入出力バッファ101、データ入出力バッファ102を介して、システムバス20に接続された構成である。
実施の形態2は、図2のように、モジュール毎、レジスタ毎にアドレスを付与し、他のモジュールからデータとして参照することができるような構成としたものである。
これにより、他のモジュールからレジスタの内容をデータとして参照することができるようになる。
実施の形態2によれば、出力アドレスレジスタ、入力アドレスレジスタ、出力データレ
ジスタ、入力データレジスタの各内容を、他のモジュールからシステムバス経由で参照できるように構成したので、異常発生アドレス及びデータの異常発生ビットの特定を行うことが可能となる。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を図に基づいて説明する。
図3は、この発明の実施の形態3によるバスシステムのバス調停部と各モジュール間のバス使用権要求信号、バス使用権許可信号及びバス異常検出実行信号を示す図である。
図3において、1〜3、n、10は図1におけるものと同一のものである。バス使用権要求信号130、133、136、139は、モジュール1、2、3、nからそれぞれバス調停部10に出力され、バス使用権を要求する信号である。バス使用権許可信号131、134、137、140は、バス調停部10からそれぞれモジュール1、2、3、nに出力され、バス使用権を許可する信号である。システムバス異常検出実行信号132、135、138、141は、バス調停部10からそれぞれモジュール1、2、3、nに出力され、当該モジュールに、アクセスにおけるバスマスタ、スレーブ以外にシステムバスの異常検出を行うことを要求する信号である。
次に、動作について説明する。
モジュール1がバスマスタになる場合、バス調停部10に対してバス使用権要求信号130を有意にする。バス調停部10は、他モジュールからのバス使用権要求信号との調停を行い、モジュール1に対してバス使用権を許可する場合に、バス使用権許可信号131を有意にする。
バス使用権許可信号131が有意になると、モジュール1はシステムバス20を介していずれかのモジュールに対してアドレスを出力し、リードまたはライトアクセスを行う。
バス異常検出実行信号は、バス調停部10が制御を行い、バス使用権を要求したモジュール以外のモジュールに対して、バス異常検出実行信号を有意にする。バス異常検出実行信号を有意にされたモジュールは、実施の形態1で示したシステムバス異常検出機能を実施する。
バス調停部10は、バス使用権を要求したモジュール以外の2つ以上のモジュールに対して、バス異常検出実行信号を有意にする。
これにより、バス異常検出実行信号を有意にされたモジュールがバススレーブとなった場合においても、最低1つ以上のバスマスタ及びバススレーブ以外のモジュールがシステムバス異常検出機能を実施できる。
実施の形態3によれば、アクセスを許可されたバスマスタ及びバススレーブ以外のモジュールが、システムバスの異常検出を行うことが可能となるため、複数モジュール間の異常検出結果の多数決によって、異常検出の精度を向上することが可能となる。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を図に基づいて説明する。
図4は、この発明の実施の形態4によるバスシステムを示す説明図であり、バス調停部10内のバス異常検出実行信号を有意にするロジックについて示したものである。
図4において、各モジュールに対応して、AND回路201と、OR回路202を用いて、バス異常検出実行信号を有意にするロジックを示している。
次に、動作について説明する。
各モジュールに、各モジュール対応バス異常検出実行信号固定ビットを持たせ、このビットが1の場合、バス使用権要求とは関係なく、該当するモジュールに対し、バス異常検出を行わせるためのバス異常検出実行信号を有意にする。
それ以外の場合、バス使用権許可がなく、かつバス異常検出実行を許可するモジュールに対して、バス異常検出実行信号を有意にし、バス異常検出を行わせるようにする。
実施の形態4によれば、バス異常検出実行を行うモジュールを選択することや、バス異常検出実行を行うモジュールを固定することができるので、システムバスの動作状況に応じて臨機応変に運用することが可能となる。
実施の形態5.
実施の形態5の構成は、図1の構成と同じである。図1では、バス調停部10もシステムバス20に接続しており、各モジュールに対してアクセスを行うことができる構成になっている。
次に、動作について説明する。
通常、バス調停部10は、各モジュールへのアクセスは行わないが、システムバス20の異常を検出した後、システムバス20及び各モジュールの健全性を確認するために、バス調停部10が各モジュールに対してアクセスを行う。
この時、各モジュールのアクセスに影響がないように、バス使用権要求がない場合にアクセスを行うとともに、異常の状態によっては、バス使用権要求があってもバス使用権許可を付与せずに、バス調停部10のみアクセスを行うようにする。
これにより、システムバスの診断を優先させることも可能である。
実施の形態5によれば、システムバスに接続されているモジュールで異常を検出した後、バス調停部が、各モジュールに対してライトアクセスまたはリードアクセスを行うように構成しているので、システムバス及びモジュールの診断を優先させることができる。
1、2、3、n モジュール
10 バス調停部
20 システムバス
101 アドレス入出力バッファ
102 データ入出力バッファ
103 出力アドレスレジスタ
104 入力アドレスレジスタ
105 出力データレジスタ
106 入力データレジスタ
107 マスタ/スレーブ制御部
108 アドレス制御部
109 データ制御部
110 出力アドレス信号
111 入力アドレス信号
112 出力データ信号
113 入力データ信号
114 出力アドレスレジスタ信号
115 入力アドレスレジスタ信号
116 出力データレジスタ信号
117 入力データレジスタ信号
120 アドレス出力イネーブル信号
121 データ出力イネーブル信号
122 出力アドレスラッチ信号
123 入力アドレスラッチ信号
124 出力データラッチ信号
125 入力データラッチ信号
130、133、136、139 バス使用権要求信号
131、134、137、140 バス使用権許可信号
132、135、138、141 システムバス異常検出実行信号

Claims (6)

  1. システムバスに接続され、バスマスタまたはバススレーブとして、アドレスによりデータの送受信を行うバスモジュールであって、
    上記データを入出力するためのアドレスを制御するとともに上記アドレスのパリティチェックを行うアドレス制御部、
    及び上記入出力するデータを制御するとともに上記データのパリティチェックを行うデータ制御部を備え、
    上記バスマスタまたはバススレーブである場合、もしくは上記バスマスタ及びバススレーブのいずれでもない場合でかつ異常検出を行うことを要求された場合に、
    上記システムバスから入力されるアドレスを上記アドレス制御部でパリティチェックするとともに、上記システムバスから入力されるデータを上記データ制御部でパリティチェックすることを特徴とするバスモジュール。
  2. 上記システムバスへ出力するアドレスをラッチする出力アドレスレジスタ、
    上記システムバスから入力されるアドレスをラッチする入力アドレスレジスタ、
    上記システムバスへ出力するデータをラッチする出力データレジスタ、
    上記システムバスから入力されるデータをラッチする入力データレジスタを備え、
    上記システムバスへのデータ送信時には、上記システムバスに出力した上記アドレスを上記システムバスから上記入力アドレスレジスタに取り込み、上記出力アドレスレジスタ及び上記入力アドレスレジスタの内容を上記アドレス制御部で比較するとともに、上記システムバスに出力したデータを上記システムバスから上記入力データレジスタに取り込み、上記出力データレジスタ及び上記入力データレジスタの内容を上記データ制御部で比較し、これらの比較で、一致しない場合に自バスモジュールのエラーを判定することを特徴とする請求項1記載のバスモジュール。
  3. 上記出力アドレスレジスタ、上記入力アドレスレジスタ、上記出力データレジスタ及び上記入力データレジスタの内容は他のバスモジュールから参照されるように構成されていることを特徴とする請求項2記載のバスモジュール。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のバスモジュール、
    及び上記バスマスタ及びバススレーブのいずれでもないバスモジュールに対し、異常検出を行うことを要求するシステムバス異常検出実行信号を有意にするバス調整部を備えたことを特徴とするバスシステム。
  5. 上記バス調整部は、上記システムバス異常検出実行信号を有意にするバスモジュールを固定するか、または任意にバスモジュールを選択できるように構成されていることを特徴とする請求項4記載のバスシステム。
  6. 上記システムバスには、複数のバスモジュールが接続され、
    上記バス調整部は、いずれかの上記モジュールで異常が検出された場合に、上記各モジュールの健全性を確認するために上記各モジュールに対してアクセスを行うことを特徴とする請求項4または請求項5記載のバスシステム。
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