JP2012112887A - 用紙速度検出装置、画像形成装置及び画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙の搬送経路上において所望箇所の搬送速度を瞬間速度として検出する。
【解決手段】複数の受光素子47a−3が所定方向に配列する受光部47a−1と、該受光部47a−1に向けて検出光を照射する発光部47a−2とを備え、受光部47a−1の光検出信号を出力する光センサ47aと、記録用紙Pの搬送経路上において光センサ47aに近接して備えられ、搬送状態にある記録用紙Pによって押圧されると受光素子47a−3の配列方向に移動あるいは姿勢変化して検出光を遮光する可動片47bと、光検出信号が示す検出電圧の変化率を記録用紙Pの搬送速度として特定する演算制御部とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、用紙速度検出装置、画像形成装置及び画像読取装置に関する。
現在、複合機あるいは複写機などの画像形成装置では、高速搬送される記録用紙に対する画像形成の処理タイミングを調整するために、搬送される記録用紙を検出する搬送センサが搭載されている。例えば、下記特許文献1には、搬送センサが搭載され、搬送センサの検出結果に基づいて搬送ローラの回転数を調整する画像形成装置が開示されている。搬送センサとして、例えば、PI(Photo Interrupter)センサが用いられる。PIセンサは、受光部と、受光部に向けて光を照射する発光部とから構成され、受光部の検出結果に基づいて物体の有無を検出する光センサである。画像形成装置は、搬送ローラによって搬送される記録用紙を搬送経路の2箇所に設けられたPIセンサによって検出することにより、2箇所のPIセンサ間を通過する記録用紙の搬送速度を算出し、当該搬送速度に基づいて記録用紙に対する画像形成処理のタイミングを調整する。
特開2000−159386号公報
ところで、上記従来技術では、2箇所のPIセンサにおける記録用紙の検出時刻と搬送経路に沿ったPIセンサ間距離とに基づいて搬送速度を算出するものなので、この搬送速度は、2箇所のPIセンサ間における記録用紙の平均速度である。しかしながら、記録用紙に対する画像形成処理のタイミング調整では、搬送経路上における特定箇所の瞬間速度が必要な場合があるので、上記従来技術には改善の余地が残されている。
また、上記従来技術では、計測精度を確保するためにPIセンサをある程度以上離す必要がある。しかしながら、このような制約の関係で、従来技術には搬送経路上において搬送速度を本来知りたい箇所にPIセンサを配置することができないという問題もある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、用紙の搬送経路上において所望箇所の搬送速度を瞬間速度として検出することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、用紙速度検出装置に係る第1の解決手段として、複数の受光素子が所定方向に配列する受光部と、該受光部に向けて検出光を照射する発光部とを備え、受光部の光検出信号を出力する光センサと、用紙の搬送経路上において光センサに近接して備えられ、搬送状態にある用紙によって押圧されると受光素子の配列方向に移動あるいは姿勢変化して検出光を遮光する可動片と、光検出信号に基づいて、当該光検出信号が示す物理量の変化率を用紙の搬送速度として算出する速度算出手段とを具備する、という手段を採用する。
本発明では、用紙速度検出装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、速度算出手段は、物理量の変化率と搬送速度との関係を示す複数のデータからなる搬送速度登録テーブルを記憶し、物理量の変化率に基づいて搬送速度登録テーブルを検索することによって搬送速度を特定する、という手段を採用する。
また、本発明では、画像形成装置に係る第1の解決手段として、第1または第2の解決手段に係る用紙速度検出装置によって記録用紙の搬送速度を検出し、当該検出結果に基づいて前記記録用紙に対する画像形成処理のタイミングを調整する、という手段を採用する。
さらに、本発明では、画像読取装置に係る第1の解決手段として、第1または第2の解決手段に係る用紙速度検出装置によって原稿の搬送速度を検出し、当該検出結果に基づいて前記原稿に対する画像読取処理のタイミングを調整する、という手段を採用する。
用紙速度検出装置に係る本発明によれば、搬送状態にある用紙によって可動片が押圧されると、当該可動片が受光素子の配列方向に移動あるいは姿勢変化して検出光を遮光する。この結果得られる光センサの光検出信号が示す物理量の変化率は用紙の搬送速度に対応したものとなる。すなわち、用紙速度検出装置に係る本発明によれば、従来のように2箇所のPIセンサを必要とせず、単一の光センサの光検出信号が示す物理量の変化率によって搬送速度を求めるので、用紙の搬送経路上において所望箇所の搬送速度を瞬間速度として検出することが可能である。
また、このような用紙速度検出装置に係る本願発明を画像形成装置あるいは画像読取装置に適用することによって、画像形成処理のタイミングあるいは画像読取処理のタイミングを従来よりも最適調整することができる。
本発明の一実施形態に係る複合機Aの概略構成を示す構成図である。 本発明の一実施形態における搬送速度センサ47の概略構成を示す構成図である。 本発明の一実施形態に係る複合機Aにおける搬送速度の検出原理を示す特性図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る複合機Aは、図1に示すように、操作表示部1、画像読取部2、画像データ記憶部3、用紙搬送画像形成部4、通信部5及び演算制御部6(速度算出手段)を備える。このような複合機Aは、コピー機能、プリント機能、スキャン機能、ファクシミリ送信受信機能及び電子メール送信機能を併せ持つ画像形成装置である。
操作表示部1は、操作キー及びタッチパネルを備えており、ユーザと複合機Aとを関係付けるマンマシンインタフェースとして機能する。操作表示部1は、押下された操作キーまたはタッチパネルに表示された操作ボタンの操作指示を演算制御部6に出力するとともに、演算制御部6の制御信号に基づいてタッチパネルに種々の画面を表示する。
画像読取部2は、演算制御部6から入力される制御信号に基づいてADF(Automatic document feeder)により自動給紙される原稿またはプラテンガラス上に載置された原稿の表面画像(原稿画像)をラインセンサで読み取って原稿画像データに変換し、この原稿画像データを出力する。なお、画像読取部2は、原稿画像データを演算制御部6に出力し、一方、演算制御部6は、原稿画像データを画像データ記憶部3に記憶させる。
画像データ記憶部3は、半導体メモリまたはハードディスク装置などであり、演算制御部6から入力される制御信号に基づいて原稿画像データや、通信部5が外部のクライアントコンピュータ(図示略)から受信するプリント画像データや、通信部5がファクシミリ装置から受信したファクシミリ画像データを記憶する。
用紙搬送画像形成部4は、演算制御部6の制御の下、給紙カセット44内に収容された記録用紙Pを搬送し、画像データ記憶部3の画像データに基づいて記録用紙P上にトナー画像を形成するものである。このような用紙搬送画像形成部4は、図1に示すように、各色(K,Y,C,M)に対応するトナーからなる画像を形成する画像形成ユニット41、中間転写ベルト42、1次転写ローラ43、給紙カセット44、ピックアップローラ45、搬送ローラ46、搬送速度センサ47、レジストローラ48、2次転写ローラ49、定着ローラ50、排紙ローラ51及び排紙トレイ52から構成されている。
各画像形成ユニット41は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色(4色)に対応するトナーからなる画像を形成するものであり、複合機Aの正面から視て水平方向に所定間隔で各色に対応して4つ設けられている。このような画像形成ユニット41は、図1に示すように、トナー画像が周面に形成される感光体ドラム41aを備えている。
中間転写ベルト42は、各感光体ドラム41aに接するように設けられた無端ベルトであり、各感光体ドラム41aの周面に形成されたトナー画像が各感光体ドラム41aから1次転写されるものである。1次転写ローラ43は、中間転写ベルト42を挟むように各感光体ドラム41aに対向配置されており、回転しながら1次転写電圧を中間転写ベルト42に印加することにより各感光体ドラム41aから中間転写ベルト42にトナー画像を1次転写させるローラである。
給紙カセット44は、A4サイズやB5サイズ等、所定形状の記録用紙Pの束を収容する容器である。ピックアップローラ45は、給紙カセット44上において記録用紙Pに圧接するように設けられ、給紙カセット44内の記録用紙Pを1枚づつピックアップして搬送ローラ46に送り出すローラである。搬送ローラ46は、ピックアップローラ45から給紙された記録用紙Pをレジストローラ48に向けて搬送するローラである。
搬送速度センサ47は、給紙カセット44から搬送ローラ46、レジストローラ48、2次転写ローラ49、定着ローラ50、排紙ローラ51を経て排紙トレイ52に至る記録用紙Pの搬送経路において、図1に示すようにレジストローラ48と2次転写ローラ49との間に設けられている。この搬送速度センサ47は、レジストローラ48から2次転写ローラ49に搬送される記録用紙Pの搬送速度を検出するためのセンサであり、図2に示すように、光センサ47a及び可動片47bから構成されている。このような搬送速度センサ47は、演算制御部6(速度算出手段)とともに用紙速度検出装置を構成している。
光センサ47aは、受光部47a−1と該受光部47a−1に検出光を照射する発光部47a−2とから構成されており、受光部47a−1の検出結果(検出電圧)を光検出信号として演算制御部6に出力する。上記受光部47a−1の受光面には、図2に示すように、6つの受光素子47a−3が上下方向に一列に並んでいる。光センサ47aの受光部47a−1は、一列に並ぶ受光素子47a−3の内の光を受光した受光素子47a−3の数に応じた検出電圧を物理量として示す光検出信号を演算制御部6に出力する。なお、図2では、6つの受光素子47a−3からなる受光部47a−1を示しているが、受光素子47a−3の数は複数あればよく、6個以上あるいは6個以下であっても良い。
可動片47bは、図2に示すように、所定の支持部材(図示略)により上下動自在に光センサ47aの近接に設けられており、可動方向である上下方向に対して一定角度で傾斜するテーパ部(辺)47b−1を備える薄板部材である。この可動片47bは、水平方向に搬送されている記録用紙Pの先端部(先端辺)がテーパ部(辺)47b−1に当接することにより上方に移動し、これによって検出光を遮光する。すなわち、レジストローラ48によって搬送されることにより先端部が可動片47bのテーパ部(辺)47b−1に当接した記録用紙Pは、レジストローラ48によってさらに搬送されることによって可動片47bを上方に押し上げるので、この結果、可動片47bが光センサ47aにおける検出光の光路に侵入して検出光を遮光する。このような可動片47bの上方への移動速度は、記録用紙Pの搬送速度に対応するものとなる。
図1に戻り、レジストローラ48は、搬送ローラ46から搬送された記録用紙Pの2次転写ローラ49への供給タイミングを調節するためのローラである。
2次転写ローラ49は、対抗配置された対向ローラとの間に中間転写ベルト42を挟むように配置され、中間転写ベルト42との間で2次転写ニップを形成するローラであり、中間転写ベルト42上のトナー画像を記録用紙Pに2次転写させるものである。すなわち、2次転写ローラ49は、2次転写ニップにおいて中間転写ベルト42と記録用紙Pとを挟んだ状態で2次転写電圧を印加することにより、中間転写ベルト42上のトナー画像を記録用紙Pに2次転写させる。
定着ローラ50は、内部にヒータを備えた加熱ローラと、加熱ローラに圧接される加圧ローラとから構成され、上記2次転写ローラ49でトナー画像が2次転写された記録用紙Pを挟持することにより、記録用紙Pを加熱及び加圧してトナー画像を記録用紙P上に定着させる。排紙ローラ51は、定着ローラ50から搬送されてきた記録用紙Pを排紙トレイ52に排出する。排紙トレイ52は、排紙ローラ51によって排出された記録用紙Pを収容する受け皿である。
通信部5は、演算制御部6から入力される制御信号に基づいて電話回線を介して外部の複合機あるいはファクシミリ装置、またローカルエリアネットワークを介してクライアントコンピュータなどと通信を行うものである。すなわち、この通信部5は、イーサネット(登録商標)などのLAN規格に準拠した通信機能と、G3などのファクシミリ規格に準拠した通信機能とを兼ね備えたものである。通信部5は、例えば、電子メールの送信またはファクシミリの送受信を行う。
演算制御部6は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び上述した各部と各種信号の送受信を行うインタフェース回路などから構成されており、上記ROMに記憶された制御プログラムに基づいて複合機Aの全体動作を制御する。
また、上記制御プログラムには記録用紙Pの搬送速度を検出するための搬送速度検出プログラムが含まれており、ROMには搬送速度検出プログラムに関連する搬送速度登録テーブルが記憶されている。この搬送速度登録テーブルは、検出電圧(物理量)の平均変化率と記録用紙Pの搬送速度との関係を示す複数のデータが登録されたテーブルである。演算制御部6は、光センサ47aから入力される光検出信号、搬送速度検出プログラム及び搬送速度登録テーブルに基づいて記録用紙Pの搬送速度を検出する。
次に、このように構成された複合機Aの動作について説明する。
例えば、本複合機Aによって原稿を複写しようとするユーザは、画像読取部2に原稿をセットし、操作表示部1のスタートキーを押下することにより複合機Aに複写を開始させる。演算制御部6は、操作表示部1のスタートキーがユーザによって押下されると、画像読取部2に原稿表面の画像(原稿画像)を読み取らせ、当該原稿画像の記録用紙Pへの複写処理(画像形成処理)を用紙搬送画像形成部4に行わせる。この画像形成処理に際して、演算制御部6は、上述したレジストローラ48からの記録用紙Pの搬送速度を1次転写等の処理に合わせて調節する。つまり、演算制御部6は、記録用紙Pに対する画像形成処理のタイミングを調整する。
このような記録用紙Pの画像形成処理のタイミング調節は公知のことである。したがって、以下では本複合機Aの特徴部分である記録用紙Pの搬送速度の検出処理について詳しく説明する。
記録用紙Pは、画像形成の開始とともに、ピックアップローラ45によって給紙カセット44から1枚づつ順次取り出され、搬送ローラ46を経た後に、レジストローラ48によって2次転写ローラ49に向けて搬送される。この際に、記録用紙Pは、レジストローラ48と2次転写ローラ49との間に設けられた搬送速度センサ47を通過する。そして、記録用紙Pは、搬送速度センサ47を通過する際に、可動片47bを押圧して上方に押し上げる。この結果、可動片47bが光センサ47aの検出光を下方から上方に向けて順次遮断するので、光センサ47aから演算制御部6に供給される光検出信号(電圧信号)は、図3に示すように、可動片47bの移動量(上昇量)が増大するに連れて階段状に減少する検出電圧を示すものとなる。
すなわち、搬送状態にある記録用紙Pの先端部が可動片47bのテーパ部(辺)47b−1に初期的に当接し、記録用紙Pがさらに搬送されることにより可動片47bが上昇して一列に並ぶ受光素子47a−3にそれぞれ入射する検出光を下側から順次遮光するので、検出光を受光する受光素子47a−3の個数が徐々に減少し、この結果として光検出信号は図3に示すような検出電圧を示す。
ここで、上記検出電圧の平均変化率は、記録用紙Pが可動片47bを上昇させた結果に基づくものなので、記録用紙Pの搬送速度に相関する値となる。演算制御部6は、例えば検出電圧を所定の分解能でサンプリングすることにより検出データ(サンプリングデータ)を取得し、この検出データに最小二乗法に基づく処理を施すことにより検出電圧に対応する回帰直線L1を求める(図3参照)。
そして、演算制御部6は、回帰直線L1の傾きに基づいて搬送速度登録テーブルを検索することにより記録用紙Pの搬送速度を特定する。なお、上記回帰直線L1は、ある比較的大きな搬送速度に対応するものであるが、この搬送速度よりも小さな搬送速度に対応する回帰直線L2は、回帰直線L1よりも小さな傾きとなる。演算制御部6は、このようにして記録用紙Pの搬送速度を検出すると、当該搬送速度に基づいてレジストローラ48からの記録用紙Pの搬送速度を1次転写等の処理に合わせて調節する。
このような本実施形態によれば、搬送状態にある記録用紙Pが可動片47bを押圧し、当該可動片47bの上昇移動によって光センサ47aの検出光を遮光するので、光センサ47aの光検出信号が示す検出電圧(物理量)の平均変化率は記録用紙Pの搬送速度に対応したものとなる。すなわち、本実施形態によれば、従来のように2箇所のPIセンサを必要とせず、単一の光センサ47aの光検出信号が示す検出電圧の平均変化率によって搬送速度を求めるので、搬送経路上における所望箇所の記録用紙Pの搬送速度を瞬間速度として検出することが可能である。また、このような本実施形態によれば、ある区間の平均速度ではなく1箇所の瞬間速度を検出するものなので、画像形成処理のタイミングを従来よりも最適調整することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態は、画像形成装置の一種である複合機Aに本発明に係る用紙速度検出装置を適用したものであるが、本発明はこれに限定されない。例えば、上述した画像読取部2のような画像読取装置に本発明に係る用紙速度検出装置を適用することが考えられる。この場合の画像読取装置は、自動原稿送り装置を備えた画像読取部2に搬送速度センサ47を組み込んだものであり、当該搬送速度センサ47によって自動原稿送り装置によって搬送される原稿の搬送速度に対応する物理量を発生させ、当該物理量と画像読取部2に組み込まれた演算制御部(速度算出手段)とによって原稿の搬送速度を検出し、当該検出結果に基づいて原稿に対する画像読取処理のタイミングを調整する。
(2)上記実施形態における搬送速度センサ47は、記録用紙Pによって可動片47bを上昇(移動)させる構成のものであるが、本発明はこれに限定されない。例えば、可動片47bを所定の軸によって回転自在に支持し、記録用紙Pによって可動片47bを回転(姿勢変化)させるものであっても良い。この場合、可動片47bの回転速度は、記録用紙Pの搬送速度に対応したものとなる。また、可動片47bの移動方向は上下方向に限定されない。すなわち、バネ等の付勢手段によって可動片47bを記録用紙Pの搬送経路に突出した状態とし、記録用紙Pの通過によって可動片47bが付勢力に抗して移動するように構成しても良い。
(3)上記実施形態における光センサ47aは、記録用紙Pの搬送速度に対応する電圧(検出電圧)を物理量として出力するものであるが、本発明はこれに限定されない。例えば記録用紙Pの搬送速度に対応する電流を物理量として出力する光センサであっても良い。
A…複合機、1…操作表示部、2…画像読取部、3…画像データ記憶部、4…用紙搬送画像形成部、5…通信部、6…演算制御部、41…画像形成ユニット、42…中間転写ベルト、43…1次転写ローラ、44…給紙カセット、45…ピックアップローラ、46…搬送ローラ、47…搬送速度センサ、48…レジストローラ、49…2次転写ローラ、50…定着ローラ、51…排紙ローラ、52…排紙トレイ、47a…光センサ、47b…可動片、47a−1…受光部、47a−2…発光部、47a−3…受光素子、P…記録用紙

Claims (4)

  1. 複数の受光素子が所定方向に配列する受光部と、該受光部に向けて検出光を照射する発光部とを備え、前記受光部の光検出信号を出力する光センサと、
    前記用紙の搬送経路上において前記光センサに近接して備えられ、搬送状態にある用紙によって押圧されると前記受光素子の配列方向に移動あるいは姿勢変化して前記検出光を遮光する可動片と、
    前記光検出信号に基づいて、当該光検出信号が示す物理量の変化率を前記用紙の搬送速度として算出する速度算出手段と
    を具備することを特徴とする用紙速度検出装置。
  2. 前記速度算出手段は、前記物理量の変化率と前記搬送速度との関係を示す複数のデータからなる搬送速度登録テーブルを記憶し、前記物理量の変化率に基づいて前記搬送速度登録テーブルを検索することによって前記搬送速度を特定することを特徴とする請求項1記載の用紙速度検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の用紙速度検出装置によって記録用紙の搬送速度を検出し、当該検出結果に基づいて前記記録用紙に対する画像形成処理のタイミングを調整することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1または2に記載の用紙速度検出装置によって原稿の搬送速度を検出し、当該検出結果に基づいて前記原稿に対する画像読取処理のタイミングを調整することを特徴とする画像読取装置。
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