JP2012112838A - タイヤの検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査時間の短縮しつつ、タイヤの内周面を広範囲にわたって検査することができるタイヤの検査装置を提供する。
【解決手段】タイヤTの内周面8を照明する照明部16と、タイヤTの内周面8を撮影する第1撮影部18と、タイヤTの内周面8の周方向Cに沿って湾曲しタイヤTの内周面8を照らした光を第1撮影部18へ反射させる鏡36とを有する検査部20と、タイヤTと検査部20とをタイヤTの軸回りに相対的に回転させる駆動部とを備え、照明部16がタイヤTの内周面8を照明した状態で、駆動部がタイヤTと検査部20とをタイヤTの軸回りに相対的に回転させながら、タイヤTの内周面8に沿わせて配置した鏡36で反射したタイヤTの内周面8からの光を第1撮影部18が撮影することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、タイヤの内周面を検査する検査装置に関する。
通常、チューブレスタイヤは、成型ドラム上にインナーライナー、カーカス、ベルト、トレッド等の部材を積層して未加硫タイヤを成型し、これをモールド内に装入し、ブラダーを用いたシェーピングによって拡張変形させてモールド成形面に押圧しつつ加熱することにより加硫して製品タイヤとする。その際、加硫後のブラダーからの離型性を向上させるために、未加硫タイヤ内面のインナーライナーに水溶性等の離型剤を塗布している。
離型剤を未加硫タイヤの内面に塗布した場合、離型剤がインナーライナーのジョイント部に浸入してタイヤの内周面にエアー溜まりと言われる高さ0.2〜1.0mm程度の膨らみが発生することがある。
このようなタイヤの内周面にエアー溜まりが存在すると、チューブレスタイヤの空気漏れや耐久性を低下させるおそれがあることから、タイヤを出荷するに先立ちエアー溜まりの有無を検査することが行われている(例えば、下記特許文献1参照)。
特許文献1には、照明手段がタイヤの内周面を照明した状態で、タイヤと撮影手段とをタイヤの軸回りに相対的に回転させながら、鏡で反射したタイヤの内周面からの光を撮影手段が撮影するタイヤの検査装置が開示されている。
特許文献1のようなタイヤの検査装置では、タイヤの内周面からの光を撮影手段へ反射する鏡が、タイヤの中空部から径方向外方に凹んだ凹設部に挿入されている。このような場合にタイヤの周方向に撮影可能な領域を大きくしようとすると、タイヤの内周面が円弧状をなしているため、鏡を中空部から凹設部の奥深くに挿入して鏡の先端部をタイヤの内周面に接近させることができない。そのため、単位時間当たりにタイヤの周方向に撮影手段が撮影可能な領域を大きくしてタイヤの全周を検査するのに必要な時間を短縮しようとすると、撮影手段によって撮影可能なタイヤの内周面の範囲が狭くなり、タイヤの内周面を広範囲にわたって検査できないという問題がある。
特開2002−249012号公報
本発明は上記問題を考慮してなされたものであり、タイヤの内周面からの光を反射させる鏡を用いてタイヤの内周面を撮影するタイヤの検査装置において、検査時間を短縮しつつ、タイヤの内周面を広範囲にわたって検査することができるタイヤの検査装置を提供することを目的とする。
本発明に係るタイヤの検査装置は、タイヤの内周面を照明する照明部と、タイヤの内周面を撮影する撮影部と、タイヤの内周面の周方向に沿って湾曲しタイヤの内周面を照らした光を前記撮影部へ反射させる鏡とを有する検査部と、タイヤと前記検査部とをタイヤの軸回りに相対的に回転させる駆動部とを備え、前記照明部がタイヤの内周面を照明した状態で、前記駆動部がタイヤと前記検査部とをタイヤの軸回りに相対的に回転させながら、タイヤの内周面に沿わせて配置した前記鏡で反射したタイヤの内周面からの光を前記撮影部が撮影することを特徴とする。
本発明に係るタイヤの検査装置では、タイヤの内周面を照らした光を撮影部へ反射させる鏡が、タイヤの内周面の周方向に沿って湾曲しているため、タイヤの周方向に沿って長く(大きく)鏡を設けても該鏡をタイヤの中空部から径方向外方に凹んだ凹設部の奥深くに挿入してタイヤの内周面に近接させることができる。そのため、単位時間当たりにタイヤの周方向に撮影部が撮影可能な領域を大きくしてタイヤの全周を検査するのに必要な時間を短縮しつつ、タイヤの内周面を広範囲にわたって検査することができる。
本発明では、検査時間の短縮しつつ、タイヤの内周面を広範囲にわたって検査することができる。
本発明の一実施形態に係るタイヤの検査装置において検査するタイヤの断面図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤの検査装置の概念図である。 図2の要部拡大図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤの検査装置の平面図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤの検査装置の斜視図である。 検査部を待避位置に移動させた状態を示すタイヤの検査装置の平面図である。 図2の要部拡大図である。 本発明の変更例に係るタイヤの検査装置の斜視図である。
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態において検査対象となるタイヤTは、トレッド部1と、左右一対のビード部2と、トレッド部1とビード部2との間に介在する左右一対のショルダー部3及びサイドウォール部4とよりなる。トレッド部1の径方向内側には、スチールコードや高強度有機繊維コードをタイヤ径方向に配列した1層又は複数層からなるカーカスプライ5が配されている。カーカスプライ5は、トレッド部1から両側のサイドウォール部4を経てビード部2でビードコア6の内側から外側に巻き上げられることにより係止されている。また、トレッド部1におけるカーカスプライ5の径方向外側にはスチールコードよりなる複数枚のベルト7が配されている。
上記構成のタイヤTは、製造行程の最終段階において図2に示すようなタイヤの検査装置(以下、検査装置という)10によりタイヤTの内周面8にエアー溜まりと言われる膨らみの有無を検査する。
この検査装置10は、一方のサイドウォール部4を下にしてタイヤTが載置される回転テーブル12と、回転テーブル12を回転させるテーブル駆動部14と、鏡36と照明部16と第1撮影部18と第2撮影部19とを備える検査部20と、検査部20を水平方向へ移動させる検査駆動部22と、テーブル駆動部14や照明部16や撮影部18、19や検査駆動部22を駆動制御する制御部24とを備える。
回転テーブル12は、図2及び図3に示すように、空洞部26を有しており、その空洞部26に検査部20及び検査駆動部22が配設されている。
回転テーブル12の上には、回転テーブル12の回転軸L1とタイヤTの回転軸L2とが一致するようにタイヤTが載置される。このようにタイヤTが回転テーブル12に載置された状態で、タイヤTのビード部2の内方に形成された中空部9と回転テーブル12の空洞部26とが上下に繋がる。
回転テーブル12は、テーブル駆動部14からの動力が伝達されることで、これに載置されたタイヤTを回転軸L2の回りに回転させる。
検査部20は、図4及び図5に示すように、回転テーブル12の空洞部26から上方に突出する支柱27に支持フレーム28及び支持フレーム29を介して取り付けられている。回転テーブル12に載置されたタイヤTの中空部9に下方より支柱27が挿通されることで、検査部20はタイヤTの中空部9に配置される。
支柱27の下端部には、検査駆動部22からの動力を受けてレール30上を水平方向(図2〜図4における左右方向)に移動可能に設けられたスライダー32が連結されている。
支柱27の上部には、鏡36と照明部16と第1撮影部18とを固定した支持フレーム28が取り付けられ、支持フレーム28の下方に第2撮影部19を固定した支持フレーム29が取り付けられている。
鏡36は支持フレーム28から水平方向に延びる支持材34の先端部に取り付けられている。鏡36はタイヤTの内周面8の周方向Cに沿って湾曲している。具体的に本実施形態では、鏡36はタイヤTのトレッド部1の内面に対向して配置されタイヤTのトレッド部1の内面に沿って湾曲している。湾曲する鏡36は、その内側の面(タイヤTのトレッド部1と対向する面と反対側の面)が鏡面36aをなしており、タイヤTの内周面8を照らした光を第1撮影部18へ反射させる。
照明部16は、鏡36の上端部に鏡面36aから突出するように形成され基部38と、基部38の下面に設けられ発光部40とを備える。発光部40は、発光波長が400〜500nmの青色のLEDを複数個備え、下方に向けて光を出射して、タイヤTのショルダー部3からビード部2までを照明する。
第1撮影部18は、例えば、CCDカメラからなり、光軸r1が下方に傾斜するように支持フレーム28に固定されている(図3参照)。第1撮影部18は、照明部16の発光部40から出射されタイヤTの下側に位置するショルダー部3からビード部2までの領域を照明した光を鏡36の鏡面36aで反射させて撮影する。つまり、第1撮影部18は、鏡36に映し出されたタイヤTの下側のショルダー部3、サイドウォール部4及びビード部2の内面を撮影する。
第2撮影部19は、例えば、CCDカメラからなり、回転テーブル12に載置されたタイヤTの内周面8、具体的には、下側に位置するショルダー部3からトレッド部1のタイヤ幅方向Wの中央部までの内面を撮影する。
第2撮影部19は、支持フレーム28に固定された鏡36と照明部16と第1撮影部18との干渉を避けるため、第2撮影部19の光軸r2が平面視において第1撮影部18の光軸r1からずれている(図4、図5参照)。
なお、本実施形態では、第2撮影部19のレンズ部の周囲にリング状の照明部21が取り付けられており、第2撮影部19が撮影する領域、つまり、回転テーブル12に載置されたタイヤTの下側に位置するショルダー部3からトレッド部1のタイヤ幅方向Wの中央部までの内面を照明する。照明部21は、光波長が400〜500nmの青色光を出射して第2撮影部19が撮影する領域を照明する。
検査駆動部22は、支柱27の下端部が連結されたスライダー32をレール30に沿って水平方向に摺動させる。これにより、検査駆動部22は、支持フレーム28及び支持フレーム29を介して支柱27に連結された検査部20を水平方向に移動させる。具体的には、支持材34の先端に設けられた鏡36及び照明部16が、回転テーブル12に載置されるタイヤTの中空部9の径方向内方に位置する待避位置(図6参照)と、タイヤTの内周面8に近接した検査位置(図3参照)との間で検査部20を移動させる。
制御部24は、メモリに記憶させたプログラムに基づいてテーブル駆動部14や照明部16や第1撮影部18や第2撮影部19や照明部21や検査駆動部22を制御して、回転テーブル12に載置されたタイヤTの検査を行う。
具体的には、まず、図6に示すように、支持材34の先端に設けられた鏡36及び照明部16がタイヤTと干渉しないように検査部20を待避位置に配置した状態で回転テーブル12にタイヤTを載置する。回転テーブル12に載置されたタイヤTは、不図示の位置調整機構により、回転テーブル12の回転軸L1とタイヤTの回転軸L2とが一致するように位置を調整する。
次いで、検査駆動部22が検査部20を待避位置から検査位置へ移動させて、鏡36及び照明部16をタイヤTのトレッド部1の内面に近接させるとともに、第1撮影部18及び第2撮影部19をタイヤTに近づける。
検査部20を検査位置に移動させた後、制御部24は、照明部16の発光部40を発光させてタイヤTのショルダー部3からビード部2までを照明した状態で、鏡36に映し出されたタイヤTの下側のショルダー部3からビード部2までを第1撮影部18によって撮影する。また、制御部24は、第1撮影部18による撮影とともに、照明部21を発光させてタイヤTの下側に位置するショルダー部3からトレッド部1のタイヤ幅方向Wの中央部までの内面を照明した状態で、タイヤTの下側に位置するショルダー部3からトレッド部1のタイヤ幅方向Wの中央部までの内面を第2撮影部19によって撮影する。
そして、上記のように照明部16及び照明部21によるタイヤTの内周面8の照明と、第1撮影部18及び第2撮影部19によるタイヤTの内周面8の撮影とを行った状態を維持しつつ、テーブル駆動部14が回転テーブル12を回転させ、その上に載置されたタイヤTと検査部20とをタイヤTの回転軸L2の回りに相対的に回転させる。
これにより、第1撮影部18及び第2撮影部19がタイヤTの内周面8全周を連続的に撮影することができる。
第1撮影部18及び第2撮影部19より撮影して入手したデータは、制御部24へ入力され、制御部24が予めメモリに記憶されている所定のデータと照合して基準値(例えば、高さ0.2〜1.0mm程度)を外れるような膨らみがあるか否か判断する。
タイヤTの周方向C全周にわたって撮影が完了すると、タイヤTの幅方向Wの下側半分(つまり、下側に位置するビード部2からトレッド部1のタイヤ幅方向Wの中央部まで)の検査が終了し、検査駆動部22が検査部20を検査位置から待避位置へ移動させる。
そして、タイヤTの上下を反転させて先ほど検査を行っていないタイヤTの幅方向Wの上側半分を下方に向けて回転テーブル12に載置して、再び、タイヤTの位置を調整し、検査部20を待避位置から検査位置へ移動させ、照明部16及び照明部21からタイヤTの内周面8へ光を照射した状態で、タイヤTを回転軸L2周りに相対的に回転させながら、第1撮影部18及び第2撮影部19でタイヤTの内周面8を撮影し、制御部24が予めメモリに記憶されている所定のデータと撮影して入手したデータとを照合して基準値を外れるような膨らみがあるか否か判断する。
以上のように本実施形態の検査装置10では、タイヤTの下側に位置するショルダー部3からビード部2までの領域を照明した光を第1撮影部18へ反射させる鏡36が、タイヤTのトレッド部1の周方向Cに沿って湾曲しているため、鏡を湾曲させない場合に比べて、タイヤTの周方向Cに沿って長く(大きく)鏡36を設けても、鏡36をタイヤTのトレッド部1の内面に近接させることができる。そのため、単位時間当たりにタイヤTの周方向Cに第1撮影部18が撮影可能な領域を大きくしてタイヤの全周を検査するのに必要な時間を短縮しつつ、第1撮影部18及び第2撮影部19によって、死角を作らずにタイヤTの内周面8を撮影することができ、タイヤTの内周面8の全域を検査することができる。
また、本実施形態の検査装置10では、照明部16が、鏡36の上端部に鏡面36aから突出するように形成され、タイヤTのショルダー部3からビード部2までの内面に向けて光を照射し、タイヤTのショルダー部3からビード部2までの内面を照らした光を鏡36によって第1撮影部18へ反射させる。このような構成であると、図7に例示するように、照明部16から出射される光の進行方向Aと、鏡36を介して第1撮影部18がタイヤTの内周面8を撮影する撮影方向Bとを適度にずらすことができ、これにより、タイヤTのショルダー部3からビード部2までの内面に存在する高さ0.2〜1.0mm程度の膨らみをコントラスト良く撮影することができ、検査精度を向上させることができる。
また、本実施形態の検査装置10では、照明部16の発光部40から放出される光を青色にすることで、黒色のタイヤTの内周面8であってもハレーションを起こすことなく、コントラストを高めることができるため、成型切手といわれるタイヤTの識別シールや、タイヤ製造途中に付着した離型剤や油などによる汚れ等がタイヤTの内周面8にあっても、基準値を超えるような膨らみがあるか否か判断しやすくなり、検査精度を向上させることができる。
なお、上記した本実施形態では、検査部20に対してタイヤTを回転させることで、タイヤTと検査部20とを相対的に回転させたが、検査部20を回転させるように構成してもよい。
また、上記した本実施形態では、回転テーブル12に載置されたタイヤTの下側に位置するビード部2からトレッド部1のタイヤ幅方向Wの中央部までを検査する検査部20を設ける場合について説明したが、例えば、図8に例示するように、検査部20に加えて、回転テーブル12に載置されたタイヤTの上方に位置するビード部2からトレッド部1のタイヤ幅方向Wの中央部までを検査する上側検査部50をタイヤTの中空部9に設け、一度のタイヤTの回転動作でタイヤTの下側及び上側を同時に検査するように構成しても良い。
すなわち、上側検査部50は、上側鏡76と上側照明部56と上側第1撮影部58と上側第2撮影部59とを備える。上側検査部50は、回転テーブル12の空洞部26から上方に突出する支柱67に支持フレーム68及び支持フレーム69を介して取り付けられている。上側検査部50は、回転テーブル12に載置されたタイヤTの中空部9に下方より支柱67が挿通され、検査部20と干渉を避けるようにタイヤTの中空部9に配置される。
支柱67の上部には、上側第2撮影部59を固定した支持フレーム69が取り付けられ、支持フレーム69の下方に上側鏡76と上側照明部56と上側第1撮影部58とを固定した支持フレーム68が取り付けられている。
上側鏡76は支持フレーム68から水平方向に延びる支持材74の先端部に取り付けられている。上側鏡76はタイヤTのトレッド部1の内面に対向して配置されタイヤTのトレッド部1の内面に沿って湾曲している。上側鏡76は、検査部20に設けられた鏡36より上方に配置されている。湾曲する上側鏡76は、その内側の面(タイヤTのトレッド部1と対向する面と反対側の面)が鏡面76aをなしており、タイヤTの上側のビード部2からショルダー部3までの内面を照らした光を上側第1撮影部58へ反射させる。
上側照明部56は、上側鏡76の上端部に鏡面76aから突出するように形成され上方に向けて光を出射して、タイヤTの上側のショルダー部3からビード部2までを照明する。上側照明部56の光源は、発光波長が400〜500nmの青色のLEDから構成されている。
上側第1撮影部58は、例えば、CCDカメラからなり、鏡36に映し出されたタイヤTの上側のショルダー部3、サイドウォール部4及びビード部2の内面を撮影する。
上側第2撮影部59は、例えば、CCDカメラからなり、タイヤTの上側に位置するショルダー部3からトレッド部1のタイヤ幅方向Wの中央部までの内面を撮影する。
上側第2撮影部59は、支持フレーム68に固定された上側鏡76と上側照明部56と上側第1撮影部18との干渉を避けるように、上側第2撮影部59の光軸が平面視において上側第1撮影部58の光軸からずれている。
検査部20に加えて上側検査部50を備えた検査装置であると、上下を反転させることなくタイヤTの内周面8の下側及び上側を検査することができ、検査時間を短縮することができる。
1…トレッド部
2…ビード部
3…ショルダー部
4…サイドウォール部
5…カーカスプライ
6…ビードコア
7…ベルト
8…内周面
9…中空部
10…検査装置
12…回転テーブル
14…テーブル駆動部
16…照明部
18…第1撮影部
19…第2撮影部
20…検査部
22…検査駆動部
24…制御部
26…空洞部
27…支柱
28…支持フレーム
29…支持フレーム
30…レール
32…スライダー
34…支持材
36…鏡
38…基部
39…板面
40…発光部
C…周方向
L1…回転軸
L2…回転軸
T…タイヤ
特開2001−249012号公報

Claims (4)

  1. タイヤの内周面を照明する照明部と、タイヤの内周面を撮影する撮影部と、タイヤの内周面の周方向に沿って湾曲しタイヤの内周面を照らした光を前記撮影部へ反射させる鏡とを有する検査部と、
    タイヤと前記検査部とをタイヤの軸回りに相対的に回転させる駆動部とを備え、
    前記照明部がタイヤの内周面を照明した状態で、前記駆動部がタイヤと前記検査部とをタイヤの軸回りに相対的に回転させながら、タイヤの内周面に沿わせて配置した前記鏡で反射したタイヤの内周面からの光を前記撮影部が撮影することを特徴とするタイヤの検査装置。
  2. 前記鏡は、タイヤのトレッド部の内面に沿わせて配置され、タイヤのサイドウォール部からビード部までの内面を照らした光を前記撮影部へ反射させることを特徴とする請求項1に記載のタイヤの検査装置。
  3. 前記照明部は、前記鏡に設けられ、タイヤのサイドウォール部の内面に向けて光を照射することを特徴とする請求項2に記載のタイヤの検査装置。
  4. 前記照明部が青色に発光することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のタイヤの検査装置。
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