JP2012110081A - 回転電機 - Google Patents

回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP2012110081A
JP2012110081A JP2010255255A JP2010255255A JP2012110081A JP 2012110081 A JP2012110081 A JP 2012110081A JP 2010255255 A JP2010255255 A JP 2010255255A JP 2010255255 A JP2010255255 A JP 2010255255A JP 2012110081 A JP2012110081 A JP 2012110081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
bolt
distance
rotating electrical
electrical machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010255255A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5394354B2 (ja
Inventor
Manabu Sakurada
学 櫻田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010255255A priority Critical patent/JP5394354B2/ja
Priority to CN2011103534416A priority patent/CN102570698A/zh
Publication of JP2012110081A publication Critical patent/JP2012110081A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5394354B2 publication Critical patent/JP5394354B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

【課題】回転電機のケーシングの外部に配される電力変換器と、前記ケーシングの内部に収容される回転電機本体と、の間の電気的接続を中継する導電部材が前記ケーシングの内部に固定される構造を有する回転電機において、前記ケーシングの外部から開口部を通じて挿通されるボルトにより前記電源端子を導電部材に固定する際、ボルトがケーシングの内部、すなわち回転電機本体側に落下しないようにした回転電機を提供する。
【解決手段】回転電機本体40を収容するケーシング46の開口部78から内部側に突出するように設けられた障害部材130と、電源端子92が取り付けられる導電部材45を保持する絶縁部材56との間の間隔Cを、ボルト82が通り抜けない距離とした。
【選択図】図5

Description

この発明は、電動機又は発電機として動作する回転電機(モータジェネレータ)に関し、特に、電力変換器からの電力線とケーシングの内部に収容される回転電機本体の電源端子との間を電気的に接続する導電部材が、前記ケーシングの内部に固定される構造を有する回転電機に関する。
従来から、特許文献1の図2に示すように、固定子コイル(10)に接続された電源端子と、電力変換器から電力が供給されるハーネス(端子)(6)に一端が締結されたバスバー状のターミナル(9)の他端と、の間をボルト(11a)により締結して導通させる導電部構造を有する回転電機(2)が提案されている。
特開2004−153891号公報
上述したように、回転電機の固定子コイルに接続された電源端子をバスバー等に締結する際には締結性のよいボルトが使用されるが、製造時の組み付け容易性や、前記電源端子と前記バスバー等との着脱性を考慮すると、前記ボルトは、電動機本体を収容するケーシングの外側からケーシングの内部側に挿通して締結可能な構造であることが好ましい。
しかしながら、上記した特許文献1に係る技術では、ボルトが回転電機本体(固定子と回転子とを含む。)を収容するケーシングの内側から前記ケーシングの開口部を通じて挿通され、前記ケーシングの外側でナットにより締結される構造となっているため、前記ボルトを締結する組み付け時あるいは前記バスバーの取り外し時に前記ボルトが前記ケーシングの内側に落下する可能性がある。
前記ボルトが前記回転電機本体を収容する前記ケーシング内に落下した場合には、落下した前記ボルトを回収する必要があることから組立直しとなり、作業時間の大幅な増加を招くことから改善の余地がある。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、電力変換器からの電力線と回転電機本体の電源端子との間に設けられた導電部材が、前記回転電機本体を収容するケーシングの内部に固定される構造を有する回転電機であって、前記回転電機本体の前記電源端子と前記導電部材を締結するボルトが、組み付け時等に前記ケーシングの内側に落下する可能性を排除した回転電機を提供することを目的とする。
また、この発明は、前記回転電機本体の前記電源端子と前記導電部材を締結するボルトが、組み付け時等に前記ケーシングの内側に落下する可能性を排除するとともに、被電圧印加部において、絶縁距離を考慮した回転電機を提供することを目的とする。
この発明に係る回転電機は、回転電機のケーシングの外部に配される電力変換器と、前記ケーシングの内部に収容される回転電機本体と、の間の電気的接続を中継する導電部材が前記ケーシングの内部に固定される構造を有する回転電機であって、以下の特徴(1)〜(8)を有する。
(1)前記導電部材を保持して前記ケーシングの内部に固定する絶縁部材と、前記回転電機本体の電源端子と前記導電部材とを締結するボルトと、前記ボルトを、前記ケーシングの外部から前記導電部材の締結位置まで挿通可能とするために、前記ケーシングに設けられた開口部と、前記開口部から前記ケーシングの内部側に突出するように設けられた障害部材と、を有し、前記障害部材と、前記導電部材を保持する前記絶縁部材と、の間の間隔が、前記ボルトが通り抜けない距離にされたことを特徴とする。
この特徴(1)を有する発明によれば、回転電機本体を収容するケーシングの開口部から内部側に突出するように設けられた障害部材と、前記導電部材を保持する前記絶縁部材と、の間の間隔を、ケーシングに設けられた開口部から挿通されて前記導電部材に前記電源端子を締結するボルトが通り抜けない距離にしたので、前記ボルトを、組み付け時等に、たとえ落としてしまったとしても、前記障害部材と前記導電部材を保持する絶縁部材により前記ケーシングの内側、すなわち回転電機本体側に落下することが防止される。すなわち、組み付け時等にボルトがケーシング内の回転電機本体側に落下する可能性を排除することができる。
(2)上記の特徴(1)を有する発明において、前記ボルトが通り抜けない前記距離が、前記ボルトの座面径未満の距離にされたことを特徴とする。
ボルトは、例えば、六角ボルト及び六角穴付きボルト等が適用されるが、前記ボルトの座面径は、六角ボルト及び六角穴付きボルトであれば、頭部の径とされ、座金組み込み六角ボルト及び座金組み込み六角穴付きボルトであれば、座金径とされる。
上記の特徴(1)を有する発明では、ボルトの長さが座面径より短いボルトであっても、落下を防止することができることを含んでいる。
(3)上記の特徴(1)又は(2)を有する発明において、前記障害部材は、前記ケーシングの前記開口部から前記ケーシングの内部方向に隆起するように前記ケーシングに一体的に形成されたことを特徴とする。
障害部材は、ケーシングと別体で構成することもできるが、この特徴(3)を有する発明のように、前記ケーシングの内部方向に隆起するように前記ケーシングに一体的に形成することにより、部品点数、及び組み付け工数を低減することができるとともに、組み付け性を向上させることができる。
(4)上記の特徴(1)〜(3)のいずれか1つの特徴を有する発明において、前記ボルトによる締結後に、前記導電部材に前記電力変換器又は前記回転電機本体から電圧が印加されているとき、前記ケーシング内部の被電圧印加部と、前記障害部材との間の距離が、印加電圧に対して絶縁破壊しない距離にされたことを特徴とする。
(5)上記の特徴(1)〜(4)のいずれか1つの特徴を有する発明において、前記障害部材は、円筒状部材として形成されたことを特徴とする。障害部材は、円筒状部材の他、前記ケーシングの開口部側が円筒状で突出する先端側が櫛形状の先端部櫛形状円筒部材に形成してもよい。
(6)上記の特徴(5)を有する発明において、前記導電部材は、端子台であり、前記端子台の台座部に前記ボルトが締結されるネジ溝が前記締結位置として形成され、前記端子台の前記台座部に前記電源端子が重ねられて、前記ボルトのネジ部が前記ネジ溝に螺合されることにより前記端子台と前記電源端子とが締結されたことを特徴とする。
ネジ溝を形成した端子台の台座部に、電源端子の孔部を重ねてボルトにより締結するようにしたので、締結作業が容易となる。
(7)上記の特徴(6)を有する発明において、前記ボルトにより前記端子台に前記電源端子が締結された後、前記電源端子、前記端子台、及び前記ボルトに前記電力変換器又は前記回転電機本体から電圧が印加されているとき、前記電源端子、前記端子台、及び前記ボルトを含む前記被電圧印加部と、前記ケーシングに設けられた前記障害部材としての前記円筒状部材と、の間の距離が、前記印加電圧に対して絶縁破壊しない距離にされたことを特徴とする。
前記電源端子、前記端子台、及び前記ボルトを含む被電圧印加部と、前記ケーシングに形成された前記障害部材としての前記円筒状部材と、の間の距離が、前記印加電圧に対して絶縁破壊しない距離にされているので、前記ケーシングと被電圧印加部との間で絶縁距離を保持することができる。
(8)上記の特徴(7)を有する発明において、前記絶縁部材は、筒部を有し、前記筒部内に、前記端子台が保持されるとともに、前記ケーシングの前記開口部から前記端子台の前記ネジ溝を臨む開口部が前記筒部に形成され、前記端子台を保持した前記絶縁部材が、前記ケーシング内部に固定され、前記ボルトにより前記端子台に前記電源端子が締結された後、前記電源端子、前記端子台、及び前記ボルトに前記電力変換器又は前記回転電機本体から電圧が印加されているとき、前記電源端子、前記端子台、及び前記ボルトを含む前記被電圧印加部と、前記ケーシングに設けられた前記障害部材としての前記円筒状部材と、の間の距離が、前記印加電圧に対して絶縁破壊しない前記距離は、前記電源端子、前記端子台、及び前記ボルトを含む被電圧印加部と、前記ケーシングに設けられた前記障害部材としての前記円筒状部材と、の間の最も短い空間直近絶縁距離以上の距離にされるとともに、前記被電圧印加部から前記筒部内面までの最も短い空間直近距離に前記筒部内面から前記筒部外面に至る沿面距離と前記筒部外面から前記円筒状部材との間の最も短い空間直近絶縁距離を加算した距離以上の距離にされたことを特徴とする。
このように、絶縁破壊しない前記距離が、被電圧印加部と前記円筒状部材との間の最も短い空間直近距離以上の距離にされるとともに、前記被電圧印加部から前記円筒状部材に至る経路での沿面絶縁距離も考慮した距離以上の距離にされているので、空間放電及び沿面放電により絶縁が破壊することが防止される。
この発明によれば、回転電機本体を収容するケーシングの開口部から内部側に突出するように設けられた障害部材と、前記導電部材を保持する前記絶縁部材と、の間の間隔を、ケーシングに設けられた開口部から挿通されて前記導電部材に前記電源端子を締結するボルトが通り抜けない距離にしたので、前記ボルトを、組み付け時等に、たとえ落としてしまったとしても、前記障害部材と前記導電部材を保持する絶縁部材により前記ケーシングの内側、すなわち回転電機本体側に落下することが防止される。すなわち、組み付け時等にボルトがケーシング内の回転電機本体側に落下する可能性を排除することができる。
結果として、組み付け又は着脱の際に誤ってボルトを回転電機本体側(ケーシング内部側)に落下させたことを原因としてケーシングを分解する必要がなくなり、そのような分解に係る工数の発生を未然に回避することができる。
また、障害部材と導電部材を保持する絶縁部材との間の間隔を、絶縁距離が保持される距離より長い間隔としているので、絶縁破壊することが予防される。
この実施形態に係る回転電機が車体に搭載された、車両の模式的平面図である。 図1に示した車両の模式的側面図である。 回転電機(モータ)のケーシングを説明するための正面図である。 回転電機(モータ)の一部切欠一部断面正面図である。 図4中、導電部構造を含む部分の一部省略拡大断面図である。 ケーシングに設けられた開口部をシールするカバー部材を表側からみた斜視図である。 カバー部材を裏側からみた斜視図である。 ボルトにより端子台に端子を締結した状態を示す一部切欠拡大断面図である。 障害部材とボルトが締結された位置決め部材との間の絶縁距離の説明図である。 空間絶縁距離の特性を示す説明図である。 沿面絶縁距離の特性を示す説明図である。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この実施形態に係る回転電機10{モータ(電動機)又はジェネレータ(発電機)として機能する。以下、理解の便宜のためモータともいう。}が車体12に搭載された、前輪14と後輪16とを備える4輪の車両18(電気車両)の模式的平面図を示している。図2は、車両18の模式的側面図を示している。
車両18の図示しない座席下の床下にはバッテリ20が配置されている。車両18のダッシュボードロアパネル22より前方のモータルーム24には、モータ10と電力変換器26が搭載され、モータ10の回転軸の回転が左右前輪14を回転する車軸29に伝達されるようになっている。
モータ10の鉛直上方に搭載される電力変換器26とバッテリ20との間には直流の2本の電力線28が接続され、電力変換器26とモータ10との間には、交流3相の3本の電力線30が接続されている。
モータ10の力行時には、バッテリ20から電力線28、電力変換器26、及び電力線30を通じてモータ10に電力が供給される一方、モータ10がジェネレータとして機能する回生時には、モータ10から電力線30、電力変換器26、及び電力線28を通じてバッテリ20が充電される。
電力変換器26は、マイクロコンピュータを有する制御器と、この制御器により制御されるインバータ(電力変換器本体)とを備える。
図3は、モータ10のケーシング32(モータケース)を説明するための正面図(車両18の前方から見た図)を示している。ケーシング32は、2分割されるミッションケーシング34a、34b(ミッションケース)と、センタケーシング42(センタケース)と、左側ケーシング46(左側ケースであって、単に、ケーシング46ともいう。)と、を含む。
ミッションケーシング34a、34bは、モータ10の回転軸の回転を車軸29に伝達するミッション(モータ10の回転軸の回転を変速するギア機構及びデファレンシャルギアを含む。)を収容する。センタケーシング42は、回転電機本体40(モータ本体)を収容する。左側ケーシング46は、回転電機本体40の3相の各コイル48と電力変換器26からの3相の各電力線30とをそれぞれ電気的に接続する導電部構造44(接続部)を収容する。
左側ケーシング46に収容される導電部構造44の、電力変換器26との接続側は、左側ケーシング46に締結されるカバー49により覆われる。
回転電機本体40は、コイル48(絶縁被覆電線)が巻回される固定子50と、永久磁石が固定される回転子52とを含む。3相分のコイル48の端部が引き出され導電部構造44の回転電機本体40側で接続される。
ミッションケーシング34a、34b、センタケーシング42及び左側ケーシング46は、回転電機本体40がセンタケーシング42内に収容された状態で所定のボルトにより締結される。
図4は、モータ10の一部切欠断面正面図を示している。
図5は、図4中、導電部構造44を含む部分の一部省略拡大断面図を示している。
導電部構造44は、基本的には、導電部材45と位置決め部材54とを含む。導電部材45は、端子台60(第1台座部材)とバスバー110とから構成される。位置決め部材54は、金属製の端子台60とこの端子台60を囲繞してケーシング46から絶縁保持する絶縁部材56(カラー部材ともいう。)とから構成される。
この実施形態において、端子台60は、導電部材45の一部を構成し、バスバー110は、導電部材45の他部を構成している。
導電部構造44の回転電機本体40側で、コイル48に接続されている電源端子92がボルト82(第1締結部材)により端子台60に締結される。また、導電部構造44の中間部で、端子台60にバスバー110の一端部110aがボルト116により締結される。さらに、導電部構造44の電力変換器26側で、バスバー110の他端部110bがボルト122とナット104により電力線30の端子120と共締めされる。このようにして、電力変換器26からの電力線30と回転電機本体40からのコイル48とが導電部構造44を中継して電気的に接続される。この意味から端子台60やナット104を含む導電部構造44は、中継構造(中継端子構造)ともいえる。
端子台60は、直方体状の台座部60aと、この台座部60aの一端部側に拡開して形成された略円筒状のフランジ部60bとを備える。端子台60のフランジ部60bの外周面にはOリング62が嵌め込まれる。
台座部60a(の座面)には、この座面に直交する方向にネジ溝60cが形成されている。フランジ部60b(の座面)にも、この座面に直交する方向にネジ溝60dが形成されている。
絶縁部材56は、ネジ溝60cに締結されるボルト82を挿通するための開口部56aが設けられた円筒部56b(筒部)と、この円筒部56bの底面側に連なりフランジ部60bの座面を囲うU字状部56cとを含む。絶縁部材56の円筒部56bの外周部には、Oリング64が嵌め込まれている。
図6は、カバー部材80を表側(ケーシング46の外側)からみた斜視図を示している。
図7は、カバー部材80を裏側(ケーシング46の内側)からみた斜視図を示している。
図6、図7に示すように、樹脂成型品として一体成型されるカバー部材80は、ベースプレート部80aを有し、このベースプレート部80aの表裏に、台座部80bとシール部80cとが形成されている。
ベースプレート部80aのシール部80cの裏面側に、ケーシング46に設けられた詳細を後述する各開口部78に嵌る各円筒部80dが突出している。各円筒部80dの外周には、それぞれ、シールのためのOリング99(図5参照)が嵌め込まれる溝80eが形成されている。
ベースプレート部80aの表面側に、ナット104(第2台座部材)がインサートされた円筒部80fが突出している。各円筒部80fにナット104がインサートされることでバスバー110の他端部110bを位置決めする台座部80bが形成される(図6参照)。ベースプレート部80aの長手方向の両端には、円筒部80f側に屈曲するガイド80gが設けられている。ナット104は、インサートナットであり、カバー部材80を樹脂成形する際に同時成型してもよく、樹脂成形後に圧入してもよい。
ベースプレート部80aの略中央部に設けられた2つの孔部には、カバー部材80をボルト112(図5参照)により左側ケーシング46に締結する際に挿通されるブッシュ114が取り付けられている。
図5に示すように、端子台60を保持した絶縁部材56である位置決め部材54が、左側ケーシング46の外側から左側ケーシング46の対応する開口部72に圧入された後、ボルト76が左側ケーシング46に設けられた図に現れないネジ溝に螺合されることで、位置決め部材54が左側ケーシング46に固定される。
左側ケーシング46に位置決め部材54が固定されると、位置決め部材54に設けられたOリング62、64により、左側ケーシング46に設けられた開口部72の内外が水密にシールされる(水密性が得られる)。
回転電機本体40の3相のコイル48の端部側のコイル48(絶縁被覆電線であって電力線)の端部には、それぞれ圧着端子である電源端子92が取り付けられている。
図5に示すように、端子台60の台座部60aの座面のネジ溝60cの部分に電源端子92の先端の孔部が重ねられる(載せられる)ことで電源端子92が位置決め部材54に位置決めされる。
図8は、カバー部材80がケーシング46取り付けられていない状態の一部省略拡大断面図である。
図8の状態において、ボルト82がケーシング46に設けられた開口部78から挿通され、台座部60aのネジ溝60cにボルト82のネジ部が螺合されることで、端子台60に電源端子92が締結され、電気的な導通が取られる。
この実施形態において、ボルト82は、座金組み込み六角穴付きボルトを用いているが、座金組み込み六角ボルトでもよい。
電源端子92が位置決め部材54を構成する端子台60に対してボルト82により締結された図8に示す組み付け状態において、図7のカバー部材80の円筒部80dを開口部78に指向させ、円筒部80dの外周面が開口部78に嵌るようにしてカバー部材80をケーシング46に装着した後、図5に示したように、カバー部材80をボルト112によりケーシング46に締結する。
カバー部材80がケーシング46に締結された状態においては、ケーシング46の開口部78がシール部80cによりシールされるとともに、開口部78の周壁がOリング99により水密にシールされる。
ケーシング46に位置決め部材54が取り付けられ、ボルト82により電源端子92が端子台60に締結され、さらに、カバー部材80がケーシング46に取り付けられた状態において、カバー部材80の台座部80bにバスバー110の他端部110bを位置決めするとともに、位置決め部材54中、U字状部56cに囲まれたネジ溝60cが形成されたフランジ部60bの座面にバスバー110の一端部110aを重ねて位置決めした状態で、バスバー110の当該一端部110aをボルト116により締結する(図5参照)。
バスバー110の一端部110aがボルト116により締結された組み付け状態において、バスバー110の他端部110b上に、電力線30の端部に接続された圧着端子である端子120を重ねて位置決めし、ボルト122のネジ部をナット104に螺合させることで、バスバー110の他端部110bと電力線30が固着された端子120とが締結される。
電力線30は、ケーシング46の開口部115に装着された弾力性のあるブッシュ118により水密にシールされる。
この後、カバー49がボルト152により締結されることで、回転電機10の内外の電気的接続が完了する。
ここで、図5、図8に示すように、カバー部材80の各円筒部80dの外周面が嵌り込む左側ケーシング46の上部側には、開口部78が設けられ、この開口部78から左側ケーシング46の内部側に突出する障害部材130が、左側ケーシング46に一体的に設けられている。
障害部材130は、開口部78から下側に隆起するように左側ケーシング46に一体的に円筒状部として形成されている。障害部材130は、全体を円筒状部に形成することに限らず、突出先端側を櫛形状部等として形成することができる。
実際上、車両18は、電費(内燃機関車両の燃費に対応する。)の向上のために、グラム単位での軽量化がポイントとなるため、円筒状部を櫛形状部等とすることに意義がある。
この実施の形態では、障害部材130を左側ケーシング46と一体に鋳造により製作しているが別体としてもよい。
開口部78(貫通孔)を形成するこの障害部材130の上部側の内周面に前記カバー部材80の円筒部80dの外周部が嵌り込み、Oリング99により、左側ケーシング46の内部側(回転電機本体40側)と、外部側(電力変換器26側)が水密にシールされる。Oリング99が嵌り込む障害部材130の上部側(基部側)の内周面は、円筒内面である必要がある。前記の櫛形状部は、この円筒内面の下部側(突出側)に形成すればよい。
位置決め部材54に臨む障害部材130の先端部131と位置決め部材54の直近点97との間の間隔Cは、ボルト82の座面径φ未満の距離に設定される(C<φ)。なお、ボルト82が座金組み込み六角穴付きボルトである場合には、前記座面径φは、前記座金径φaとなるが、余裕を見て、間隔Cは、ボルト82本体の座面径φ未満の距離に設定することが好ましい。
このように設定すれば、ボルト82の締結時(図8参照)等に、ボルト82が、間隔Cを通過して、図4に矢印付き点線で例を示したボルト落下経路210を通じて、回転電機本体40側に落下することが防止される。
[実施形態のまとめ]
以上説明したように、この実施形態に係る回転電機10は、電力変換器26からの電力線30とケーシング32(センタケーシング42)の内部に収容される回転電機本体40の電源端子92との間の電気的接続を中継する導電部材45(端子台60)が、ケーシング32の内部に固定される構造を有する回転電機10であって、回転電機本体40の電源端子92を導電部材45(端子台60)に位置決めする導電部材45(端子台60)を含む位置決め部材54(端子台60と、この端子台60を保持してケーシング46の内部に位置決め固定する絶縁部材56とで構成される。)と、導電部材45(端子台60)に位置決めされた電源端子92と、導電部材45(端子台60)と、を締結するボルト82と、ボルト82を、ケーシング46の外部から導電部材45(端子台60)に位置決めされた電源端子92の位置まで挿通可能とするために、ケーシング46に設けられた開口部78と、開口部78からケーシング46の内部側に突出するように設けられた障害部材130と、を有し、障害部材130と位置決め部材54との間の間隔Cが、ボルト82が通り抜けない距離にされている。
この回転電機10によれば、回転電機本体40を収容するケーシング46の開口部78から内部側に突出するように設けられた障害部材130と、回転電機本体40の電源端子92を導電部材45(端子台60)に位置決めする位置決め部材54との間の間隔Cを、開口部78を挿通して電源端子92を導電部材45(端子台60)に締結するボルト82が通り抜けない距離としたので、回転電機本体40の電源端子92と導電部材45(端子台60)を締結するボルト82を、組み付け時等に、落としてしまったとしても、障害部材130により停止され、ケーシング46の内側、すなわち回転電機本体40側の内部に落下することが防止される。すなわち、障害部材130を設けたことにより、組み付け時等にボルト82がケーシング32の回転電機本体40側に落下する可能性を排除することができる。
よって、この実施形態によれば、回転電機本体40のコイル48に接続された電源端子92の導電部材45(端子台60)への組み付け、着脱を容易にし、かつボルト82の落下を確実に防止することができる。結果として、組み付け又は着脱の際に誤ってボルト82を回転電機本体40側(センタケーシング42の内部側)に落下させたことを原因としてケーシング32を分解する必要がなくなり、そのような分解に係る工数の発生を未然に回避することができる。
この場合、ボルト82が通り抜けない距離は、ボルト82の座面径φ未満の距離又はボルト82の座金径φa未満の距離にすることが好ましい。
ボルト82は、例えば、六角ボルト及び六角穴付きボルト等が適用されるが、ボルト82の座面径φは、六角ボルトや六角穴付きボルトであれば、頭部の径とし、座金組み込み六角ボルトや座金組み込み六角穴付きボルトであれば、座金径φaとして考慮する。
また、障害部材130は、ケーシング46の開口部78からケーシング46の内部方向に隆起するようにケーシング46に一体的に形成することが好ましい。障害部材130は、ケーシング46と別体で構成することもできるが、ケーシング46の内部方向に隆起するようにケーシング46に一体的に形成することにより、部品点数、及び組み付け工数を低減することができる。
図9は、空間距離(空間絶縁距離)と、沿面距離の説明に供される説明図である。この図9は、図8の組み付け状態に対して、カバー部材80及びバスバー110を取り付けた状態を示している。
電源端子92を導電部材45(端子台60)にボルト82による締結後に、導電部材45に電力変換器26から電圧が印加されている力行時又は回転電機本体40から電圧が印加されている回生時に、被電圧印加部としてのボルト82又は導電部材45(端子台60)を含む位置決め部材54と、障害部材130と、の間の距離d1及び距離d2+d3+d4を、印加電圧に対して絶縁破壊しない距離に設定することが好ましい。
ここで、距離d1は、ボルト82の頭部と障害部材130の先端部131との間の空間直近距離(直線距離)である。距離d4=Cは、先端部131と絶縁部材56の円筒部56bの表面の直近点97との間の直近距離(直線距離)である。距離d2は、距離d4の経路(両方矢印付き線)と一直線上にある、円筒部56bの内面の直近点197と電源端子92の表面の直近点297間の直近距離(直線距離)である。距離d3は、距離d4の経路と距離d2の経路の円筒部56bを挟む直近点97と直近点197間の表裏面間の最短沿面距離である。この実施形態において、直近点97、直近点197、及び直近点297は、同一の鉛直線上にある。
図10は、電圧[V]と絶縁破壊しない空間距離(空間絶縁距離)[mm]との対応関係の特性300を示す説明図であり、空間距離の設定に用いることができる。
図11は、電圧[V]と絶縁破壊しない沿面距離(沿面絶縁距離)[mm]との対応関係の特性302を示す説明図であり、沿面距離の設定に用いることができる。
特性300、302は、電圧が高いほど空間距離、沿面距離とも長くなる傾向であって、回転電機10の動作環境仕様に応じて適宜その傾向を変化させて距離を設計する。
図9に示すように、ボルト82又は導電部材45(端子台60)を含む位置決め部材54と、障害部材130との間の距離を、印加電圧に対して絶縁破壊しない距離d1及び距離d2+d3+d4としたので絶縁距離が保持される。
繰り返して再度説明すると、上述した実施形態では、ケーシング32(ケーシング46)内において、固定子50のコイル48の電源端子92(端子部)を、ボルト82と螺合するネジ溝60cを備える端子台60とボルト82の座面で挟み込んで固定する構造とし、ボルト82の頭部と対向するケーシング46の壁面にはボルト82をケーシング46の外部から締結するための開口部78を形成するとともに、ケーシング46の内側において開口部78の外周に障害部材130(隆起部)を形成し、端子台60及び端子台60を保持する絶縁部材56からなる位置決め部材54と障害部材130(隆起部)との間の間隔(クリアランス)をボルト82の座面径φ未満とし、かつ端子台60回りの導電部と障害部材130(隆起部)は絶縁距離を保持するように構成されている。
ここで、障害部材130(隆起部)は、円筒状部材として形成されていることが好ましい。障害部材130は、円筒状部材の他、ケーシング46の開口部78側(基底部側)が円筒状でケーシング46の内部側への突出側(先端部側)が櫛形状とされた先端部櫛形状円筒部材に形成してもよい。開口部78側を円筒部とするのは、カバー部材80のOリング99により開口部78をシールするためである。
さらにまた、図5等を参照して説明したように、位置決め部材54を構成する導電部材45は、端子台60を有し、端子台60の台座部60aにボルト82が締結されるネジ溝60cが形成され、端子台60の台座部60aに電源端子92が重ねられて、ボルト82のネジ部がネジ溝60cに螺合されることにより端子台60と電源端子92とが締結された構成とすることが好ましい。
この場合、ネジ溝60cを形成した端子台60の台座部60aに、電源端子92の孔部を重ねてボルト82により締結するようにしたので、締結作業が容易となる。
ここで、図9に示すように、位置決め部材54は、端子台60と絶縁部材56とからなる。絶縁部材56は、端子台60を保持するとともに、保持された端子台60及び端子台60に締結されたボルト82をケーシング46から絶縁する樹脂部材により成形されるとともに、成形の際に、絶縁部材56の周壁に、ケーシング46の開口部78から端子台60のネジ溝60cを臨めるようされた絶縁部材開口部56aが設けられる。
端子台60を保持した絶縁部材56が、ケーシング46の内部に固定され、ボルト82により端子台60に電源端子92が締結された後、カバー部材80が装着され、さらに、端子台60にボルト116によりバスバー110が取り付けられ、バスバー110が電力線30の端子120に係合された後、電源端子92、端子台60、及びボルト82に電力変換器26又は回転電機本体40から電圧が印加されているとき、電源端子92、端子台60、及びボルト82を含む被電圧印加部と、ケーシング46に設けられた障害部材130としての前記円筒状部材と、の間の距離d1及び距離d2+d3+d4が、前記印加電圧に対して絶縁破壊しない距離にされている。
ボルト82、端子台60及び電源端子92を含む被電圧印加部と、ケーシング46に形成された前記円筒状部材としての障害部材130との間の距離が、前記印加電圧に対して絶縁破壊しない距離にされているので、ケーシング46と被電圧印加部との間で絶縁距離を保持することができる。
さらに詳しくは、電源端子92、端子台60、及びボルト82を含む被電圧印加部と、ケーシング46に設けられた障害部材130としての前記円筒状部材と、の間の距離が、前記印加電圧に対して絶縁破壊しない前記距離は、電源端子92、端子台60、及びボルト82を含む被電圧印加部と、ケーシング46に設けられた障害部材130としての前記円筒状部材と、の間の最も短い空間直近距離d1以上の距離にされるとともに、前記被電圧印加部から絶縁部材56を沿面として経由した沿面距離d2に絶縁部材56から円筒状部材である障害部材130との間の最も短い空間直近距離d3、d4を加算した距離(d2+d3+d4)以上の距離にされていることが好ましい。
このように、絶縁破壊しない前記距離が、電源端子92、端子台60、及びボルト82を含む被電圧印加部と、円筒状部材としての障害部材130との間の最も短い空間直近距離d1以上の距離にされるとともに、前記被電圧印加部から絶縁部材56を沿面として経由した沿面距離d3に絶縁部材56から前記円筒状部材としての障害部材130との間の最も短い空間直近距離d2、d4を加算した距離(d2+d3+d4)以上の距離にされているので、沿面放電により絶縁が破壊することも防止できる。
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…回転電機 26…電力変換器
30…電力線
32、34a、34b、42、46…ケーシング
40…回転電機本体 45…導電部材
54…位置決め部材 56…絶縁部材(カラー部材)
60…端子台 78…開口部
80…カバー部材 82…ボルト
92…電源端子 130…障害部材

Claims (8)

  1. 回転電機のケーシングの外部に配される電力変換器と、前記ケーシングの内部に収容される回転電機本体と、の間の電気的接続を中継する導電部材が前記ケーシングの内部に固定される構造を有する回転電機であって、
    前記導電部材を保持して前記ケーシングの内部に固定する絶縁部材と、
    前記回転電機本体の電源端子と前記導電部材とを締結するボルトと、
    前記ボルトを、前記ケーシングの外部から前記導電部材の締結位置まで挿通可能とするために、前記ケーシングに設けられた開口部と、
    前記開口部から前記ケーシングの内部側に突出するように設けられた障害部材と、を有し、
    前記障害部材と、前記導電部材を保持する前記絶縁部材と、の間の間隔が、前記ボルトが通り抜けない距離にされた
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1記載の回転電機において、
    前記ボルトが通り抜けない前記距離が、前記ボルトの座面径未満の距離にされた
    ことを特徴とする回転電機。
  3. 請求項1又は2記載の回転電機において、
    前記障害部材は、前記ケーシングの前記開口部から前記ケーシングの内部方向に隆起するように前記ケーシングに一体的に形成された
    ことを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転電機において、
    前記ボルトによる締結後に、前記導電部材に前記電力変換器又は前記回転電機本体から電圧が印加されているとき、
    前記ケーシング内部の被電圧印加部と、前記障害部材との間の距離が、印加電圧に対して絶縁破壊しない距離にされた
    ことを特徴とする回転電機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転電機において、
    前記障害部材は、円筒状部材として形成された
    ことを特徴とする回転電機。
  6. 請求項5記載の回転電機において、
    前記導電部材は、端子台であり、前記端子台の台座部に前記ボルトが締結されるネジ溝が前記締結位置として形成され、前記端子台の前記台座部に前記電源端子が重ねられて、前記ボルトのネジ部が前記ネジ溝に螺合されることにより前記端子台に前記電源端子が締結された
    ことを特徴とする回転電機。
  7. 請求項6記載の回転電機において、
    前記ボルトにより前記端子台に前記電源端子が締結された後、前記電源端子、前記端子台、及び前記ボルトに前記電力変換器又は前記回転電機本体から電圧が印加されているとき、
    前記電源端子、前記端子台、及び前記ボルトを含む前記被電圧印加部と、前記ケーシングに設けられた前記障害部材としての前記円筒状部材と、の間の距離が、前記印加電圧に対して絶縁破壊しない距離にされた
    ことを特徴とする回転電機。
  8. 請求項7記載の回転電機において、
    前記絶縁部材は、筒部を有し、前記筒部内に、前記端子台が保持されるとともに、前記ケーシングの前記開口部から前記端子台の前記ネジ溝を臨む開口部が前記筒部に形成され、
    前記端子台を保持した前記絶縁部材が、前記ケーシング内部に固定され、前記ボルトにより前記端子台に前記電源端子が締結された後、前記電源端子、前記端子台、及び前記ボルトに前記電力変換器又は前記回転電機本体から電圧が印加されているとき、
    前記電源端子、前記端子台、及び前記ボルトを含む前記被電圧印加部と、前記ケーシングに設けられた前記障害部材としての前記円筒状部材と、の間の距離が、前記印加電圧に対して絶縁破壊しない前記距離は、
    前記電源端子、前記端子台、及び前記ボルトを含む被電圧印加部と、前記ケーシングに設けられた前記障害部材としての前記円筒状部材と、の間の最も短い空間直近絶縁距離以上の距離にされるとともに、前記被電圧印加部から前記筒部内面までの最も短い空間直近距離に前記筒部内面から前記筒部外面に至る沿面距離と前記筒部外面から前記円筒状部材との間の最も短い空間直近絶縁距離を加算した距離以上の距離にされた
    ことを特徴とする回転電機。
JP2010255255A 2010-11-15 2010-11-15 回転電機 Expired - Fee Related JP5394354B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010255255A JP5394354B2 (ja) 2010-11-15 2010-11-15 回転電機
CN2011103534416A CN102570698A (zh) 2010-11-15 2011-11-09 旋转电机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010255255A JP5394354B2 (ja) 2010-11-15 2010-11-15 回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012110081A true JP2012110081A (ja) 2012-06-07
JP5394354B2 JP5394354B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=46415372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010255255A Expired - Fee Related JP5394354B2 (ja) 2010-11-15 2010-11-15 回転電機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5394354B2 (ja)
CN (1) CN102570698A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016035476A1 (ja) * 2014-09-02 2017-04-27 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 端子台
EP2793374A3 (en) * 2013-04-15 2017-10-25 Hamilton Sundstrand Corporation Terminal assembly for electric machine
EP2793373A3 (en) * 2013-04-15 2017-11-01 Hamilton Sundstrand Corporation Terminal block cover
JP2021136771A (ja) * 2020-02-27 2021-09-13 株式会社Subaru モータ装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148409A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Toyota Motor Corp 回転電機用の電力接続部構造およびその製造方法
JP2008211945A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Hitachi Ltd 車両駆動装置
JP2009284660A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Honda Motor Co Ltd モータユニットおよびモータユニットの製造方法
JP2012075285A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Honda Motor Co Ltd モータユニット

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3571677B2 (ja) * 2001-09-03 2004-09-29 本田技研工業株式会社 ハイブリッド車両用モータの配線構造
JP2008125309A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Mitsuba Corp ブラシレスモータ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148409A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Toyota Motor Corp 回転電機用の電力接続部構造およびその製造方法
JP2008211945A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Hitachi Ltd 車両駆動装置
JP2009284660A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Honda Motor Co Ltd モータユニットおよびモータユニットの製造方法
JP2012075285A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Honda Motor Co Ltd モータユニット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2793374A3 (en) * 2013-04-15 2017-10-25 Hamilton Sundstrand Corporation Terminal assembly for electric machine
EP2793373A3 (en) * 2013-04-15 2017-11-01 Hamilton Sundstrand Corporation Terminal block cover
JPWO2016035476A1 (ja) * 2014-09-02 2017-04-27 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 端子台
JP2021136771A (ja) * 2020-02-27 2021-09-13 株式会社Subaru モータ装置
JP7377131B2 (ja) 2020-02-27 2023-11-09 株式会社Subaru モータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5394354B2 (ja) 2014-01-22
CN102570698A (zh) 2012-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5383340B2 (ja) 電動機の結線構造および結線方法
JP3593102B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
US8720622B2 (en) Internal motorized bicycle hub
JP3941423B2 (ja) 車両用パワーコントロールユニット
JP5393285B2 (ja) 電動機の結線構造および結線方法
JP5394354B2 (ja) 回転電機
KR20120030929A (ko) 차량용 압축기
WO2008007806A1 (fr) Module de moteur
WO2012137322A1 (ja) 駆動装置一体型回転電機
WO2020110889A1 (ja) 車両用駆動装置
JP2006262611A (ja) ポンプ用モータ
WO2013146401A1 (ja) 回転電機
JP5394355B2 (ja) 回転電機
JP5208228B2 (ja) 回転電機
JP7512861B2 (ja) 駆動装置
JP2005229755A (ja) モータモジュール
JP4559747B2 (ja) モータモジュール
JP2009284660A (ja) モータユニットおよびモータユニットの製造方法
JP2008148409A (ja) 回転電機用の電力接続部構造およびその製造方法
CN110224525A (zh) 电机及其壳体
JP2014068496A (ja) 車載用回転電機
JP2010011601A (ja) 電動モータ用ターミナルユニット
JP2012186913A (ja) モータ及び電動パワーステアリング用モータ
JP5195458B2 (ja) 電動モータおよび該電動モータを備えた電動パワーステアリング装置
JP5332414B2 (ja) 電動モータユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130918

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5394354

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees