JP2012108381A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012108381A
JP2012108381A JP2010258189A JP2010258189A JP2012108381A JP 2012108381 A JP2012108381 A JP 2012108381A JP 2010258189 A JP2010258189 A JP 2010258189A JP 2010258189 A JP2010258189 A JP 2010258189A JP 2012108381 A JP2012108381 A JP 2012108381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
push
separation
roller
transfer belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010258189A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuro Ideguchi
拓郎 井手口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2010258189A priority Critical patent/JP2012108381A/ja
Priority to US13/296,600 priority patent/US8630575B2/en
Publication of JP2012108381A publication Critical patent/JP2012108381A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1605Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
    • G03G15/161Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support with means for handling the intermediate support, e.g. heating, cleaning, coating with a transfer agent
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1605Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
    • G03G15/1615Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support relating to the driving mechanism for the intermediate support, e.g. gears, couplings, belt tensioning
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/1661Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus
    • G03G21/168Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus for the transfer unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/16Transferring device, details
    • G03G2215/1604Main transfer electrode
    • G03G2215/1623Transfer belt

Abstract

【課題】コロとコロの幅方向における間隔を短くしても、コロとコロの間のベルト面が浮き上がるのを抑制し、ベルト面の凹凸が小さくなるのを抑制する。
【解決手段】転写材担持体ベルト24の長手方向に凹凸形状付与手段の押し上げコロ40−1、40−2を搬送方向に多段階に配置し、コロとコロの幅方向の間隔を短くしても、コロとコロの間のベルト面の浮き上がりを抑制し、薄紙の転写ベルトからの分離不良を解消する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機やレーザプリンタ等の電子写真の技術を用いて像担持体に担持されたトナー像を記録材に転写する画像形成装置に関する。詳しくは、記録材の転写、搬送を行う転写ベルトを有する画像形成装置に関する。
複数のローラにより張架した転写ベルトにより記録材を担持搬送する電子写真装置では、転写ベルト上の記録材は、転写ニップ部を通過すると転写ベルトに静電的に吸着される。
しかし、記録材の剛度が弱いと、転写ベルトを張架する分離ローラの曲率と記録材の剛度を利用するだけでは、記録材を転写ベルトから分離することができない。すなわち、記録材が分離ローラの位置で転写ベルトに張り付いたままとなり、分離不良が生ずる。そこで、分離位置において転写ベルトにうねりをつける構成としては、転写ベルトを張架する分離ローラ表面に一様に突起物を形成して、記録材を分離させる方法がある(特許文献1)。このような構成を用いることによって、分離位置において転写ベルトにうねりを形成することができるが、転写ベルトに常に局所的に大きな張力を働かせてしまう。その結果、転写ベルトの局所的な磨耗が生じることによる抵抗ムラの影響で転写性が安定しなくなる。
記録材を担持するシートを、記録材分離のために変形させつつも、変形による磨耗を低減する方法が特許文献2に記載されている。特許文献2には、内側から転写シートを押し上げる位置と押し上げない位置に動くことができる押し上げ手段としてコロを設けた構成が記載されている。特許文献2に記載の方法では、記録材の分離を転写シートをコロで押し上げることによって行い、記録材を分離しない間は転写シートを押し上げない。
特開平9−015987 特開平5−119636
このような構成を転写ベルトに適用すると、転写ベルト上の記録材にトナー像を転写する転写部材から記録材搬送方向において下流側に、分離工程時に転写ベルトを局所的にコロで押し上げる動作をすることができる押し上げ手段を配置する構成になる。薄い紙等の記録材の剛度が弱い場合に、転写ベルトが局所的に押し上げられた状態で記録材を搬送することにより記録材にうねりをつけて、分離工程時の記録材のこしの強さを大きくすることができる。
コロとコロの幅方向における間隔を長くすると、コロとコロの間のベルト面にうねりがつきにくい領域が生じてしまう。一方でコロとコロの幅方向における間隔を短くすると、コロとコロの間のベルト面が浮き上がりベルト面の凹凸が小さくなる。
すなわち、コロとコロの幅方向における間隔を短くしても、コロとコロの間のベルト面が浮き上がりベルト面の凹凸が小さくなるのを抑制するのが望ましい。
ところでコロとコロの幅方向における間隔を短くしても、コロとコロの記録材搬送方向における間隔を大きくすると、コロとコロの間のベルト面が浮き上がるのが抑制されるとわかった。
上記課題を解決するために本願発明は、トナー像を担持する像担持体と、複数の張架部材によって張架されて、記録材を担持して搬送する回転可能なベルト部材と、前記像担持体に対して前記ベルト部材を圧して、前記像担持体から前記ベルト部材に担持された記録材上にトナー像を転写する転写部材と、記録材を搬送する記録材搬送方向において前記転写部材より下流側に配置されて、記録材搬送方向に直交する幅方向において局所的に前記ベルト部材を内面側から押し上げる第1の押し上げ部材と、を有して、前記第1の押し上げ部材が前記ベルト部材を押し上げることで記録材を前記ベルト部材から分離するモードを実行することが可能である画像形成装置において、前記モードにおいて前記第1の押し上げ部材とともに、記録材搬送方向に直交する幅方向において局所的に前記ベルト部材を内面側から押し上げる第2の押し上げ部材を備えて、前記第2の押し上げ部材は、記録材を搬送する記録材搬送方向において前記第1の押し上げ部材より下流側に配置されて、記録材搬送方向に直交する幅方向において前記第1の押し上げ部材から所定の間隔で配置されることを特徴とする。
本願発明により、コロとコロの幅方向における間隔を短くしても、コロとコロの間のベルト面が浮き上がるのを抑制し、ベルト面の凹凸が小さくなるのを抑制することができる。
画像形成装置を説明する図である。 分離補助装置の断面図を説明する図である。 分離補助装置の斜視図を説明する図である。 分離補助制御回路を説明する図である。 分離補助装置の制御フローチャートを説明する図である。 ベルト面に形成される凹凸を説明する図である。 二段の分離補助コロにより形成される記録材のうねりを説明する図である。 実施形態3を説明する図である。
(実施形態1)
<画像形成装置>
本発明に係る画像形成装置について説明する。
まず、図1を用いて画像形成装置の構成及び動作について説明する。図1に示した画像形成装置は電子写真方式を用いたカラーの画像形成装置である。図1に示した画像形成装置は、4色の画像形成部を中間転写ベルト上に並べて配置した、所謂中間転写タンデム方式の画像形成装置の断面図である。
まずは、画像形成部(画像形成ユニット)100について説明する。本実施形態では、周知の画像形成ユニット100Y、100M,100C,100Kを有するものである。次にそれぞれの画像形成部について説明する。
1Y、1M、1C、1kはそれぞれ矢線A方向へ回転可能である像担持体としての感光ドラムである。2Y、2M、2C、2kはそれぞれの感光ドラムを帯電するための帯電装置である。3Y、3M、3C、3kは入力された画像情報に基づいてそれぞれの感光ドラムを像露光する露光装置である。4Y、4M、4C、4kはそれぞれの感光ドラム上にトナー像を形成するための現像装置である。4Yはイエロー(Y)のトナーを用いて現像する現像装置、4Mはマゼンタ(M)のトナーを用いて現像する現像装置、4Cはシアン(C)のトナーを用いて現像する現像装置と、4Kはブラック(k)のトナーを用いて現像する現像装置である。11Y,11M,11C,11Kは、転写工程後に感光ドラムに残留したトナーを除去するためのクリーニング装置である。
次に、それぞれの感光ドラムに対向する中間転写体或いは像担持体である中間転写ベルト6について説明する。中間転写ベルト6は、張架部材である複数の張架ローラ20、21、22に張架され、矢印Gの方向へ回動するようになっている。本実施の形態では、張架ローラ20は中間転写ベルト6の張力を一定となるように中間転写ベルト6にテンションを与えるテンションローラである。張架ローラ22は中間転写ベルト6に駆動力を伝達する駆動ローラ、張架ローラ21は2次転写部を形成する内対向ローラである。この中間転写ベルト6の内部には、それぞれの感光ドラムに形成されたトナー像を中間転写ベルト6に転写するための1次転写部材である一次転写ローラ5Y、5M,5C,5Kが設けられている。以上の構成により、中間転写ベルト6上に4色のトナー像が重畳して転写され、二次転写部に搬送される。
次に中間転写ベルト6上に形成されたトナー像を記録材に転写する二次転写部Nの構成について説明する。二次転写部は、中間転写ベルト6の内面に設けられた第一転写部材である内対向ローラ21と、中間転写ベルト6と転写ベルト24とを介して中間転写ベルト6の外面側から内対向ローラ21を押圧する第二転写部材である外対向ローラ9とから形成される。また、外対向ローラ9に2次転写高圧電源13からトナーの正規の帯電極性と逆極性の電圧が印加されることで、トナーが記録材に転写される。記録材を搬送する搬送部については後述する。
中間転写ベルト6上に形成されたトナー像は、予め設定されたタイミングでレジストローラ8から転写ベルト24に送られ、二次転写部に搬送されてきた記録材上に二次転写される。その後、記録材Pは記録材ガイド29に搬送され、その後、定着装置60へと搬送される。定着装置は、図1では対向する定着ローラ615および加圧ローラ614が形成する定着ニップ内で所定の加圧力と熱量を与えて記録材上にトナー像を溶融固着させるものである。
<転写ベルトの構成>
24は記録材を担持搬送する移動可能なベルト部材である転写ベルトである。転写ベルト24は、張架部材である複数の張架ローラ25、26、27に張架されおり、矢印Bの方向へ回動する。本実施の形態では、張架ローラ26が転写ベルト24に駆動力を伝達する駆動ローラとなっている。また、25,26、27は、転写ベルト24の回転に従動して回転する張架ローラである。張架ローラ25、26、27はそれぞれ円柱形状のローラである。
レジストローラ8から搬送された記録材Pは、転写ベルト24の移動方向において二次転写部Nよりも上流側にある転写ベルト25のベルト面で転写ベルト24と当接を開始する。本実施形態では、記録材を転写ベルト24に静電的に吸着させるための吸着ローラ等の吸着手段を有しない構成であるが、吸着手段を用いて記録材Pを転写ベルト24に吸着させてもいい。
二次転写部Nよりも上流側で転写ベルト24表面に載せられた記録材Pは、転写ベルト24の移動と共に二次転写部Nに搬送される。この二次転写部Nでトナー像が記録材に転写された後は、記録材は転写ベルト24から分離される。本実施形態では、記録材の坪量が所定の値よりも大きい場合には、後述する分離補助装置40−1,40−2は作動せずに、張架ローラ26による曲率により記録材は転写ベルト24から分離する。このように、張架ローラ26は、転写ベルト24に担持された記録材を転写ベルト24から分離可能である分離張架部材として機能する。一方、記録材の坪量が小さい場合には、後述する分離補助装置40−1,40−2が作動することで、記録材が転写ベルト24から分離するものである。
本実施形態の転写ベルト24は、ポリイミド、ポリカーボネートなどの樹脂または各種ゴム等に帯電防止剤としてカーボンブラックを適当量含有させたものである。そして、その体積抵抗率を1E+9〜1E+14[Ω・cm]、厚みを0.07〜0.1[mm]としたものを用いている。また、引っ張り試験法(JIS K 6301)で測定したヤング率の値が0.5MPa以上10MPa以下となるような弾性体のものを使用している。また、転写ベルト24の引っ張り試験におけるヤング率を0.5MPa以上の部材を使用することで、ベルトの形状を十分に保って回転駆動ができる。一方で、10MPa以下の十分に弾性変形が可能な部材を使用することで、後述する分離補助装置40によって記録材Pに効果的にうねり発生させて、より効果的な転写ベルト24からの記録材Pの分離を達成することが可能になる。また、十分に弾性変形が可能な部材は、部材が変形した状態から変形量を減らした際の部材の緩和現象が起こりやすいため、分離補助装置40−1,40−2による転写ベルト24の磨耗を低減することが可能になる。
<分離補助装置40−2の構成>
本実施形態では転写ベルト24からの分離を補助するために転写ベルト24を押し上げる手段として、記録材の分離を幅方向に局所的に転写ベルト24を押し上げて変形させることにより行う分離補助装置40−1、40−2が設けられている(図1(a))。分離補助装置40−1、40−2は、記録材搬送方向において2次転写ローラ9より下流側に転写ベルト24の内面側に設けられている。分離補助装置40−2は、記録材搬送方向において分離補助装置40−1より下流側に配置される。図1(b)は、分離補助装置40−2の分離補助コロ41−2を用いて転写ベルト24が幅方向に局所的に押し上げられた状態を示す。
まずは分離補助装置40−2について説明する。分離補助装置40−2の詳細な構成および、動作を示しているのが図2(a)、図2(b)である。分離補助装置40−2は第2の押し上げ部材としての分離補助コロ41−2と、分離補助コロ41−2を回転可能に支持するコロフレーム42−2と、分離補助コロ41−2の揺動中心となるコロ揺動中心軸43−2を有する。さらに、コロ揺動中心軸43−2を中心にして分離補助コロ41−2を揺動するためのコロ駆動ギア44−2と、コロ駆動ギア44−2に駆動力を伝達するためのモータ駆動伝達ギア45−2と、駆動源であるモータ46−2を有する。モータ46−2の回転運動がモータ駆動伝達ギア45−2によって、コロ駆動ギア44−2に伝達される。ここで、コロ駆動ギア44−2とコロ揺動中心軸43−2の間にはベアリングを設けているため、コロ揺動中心軸43−2は、モータ46−2による回転駆動の影響は受けず位置が動かないようになっている。
図2(a)は、分離補助コロ41−2を転写ベルト24から離間した状態で収納する退避位置を示す。図2(b)は、分離補助コロ41−2が転写ベルト24の内面に当接して転写ベルト24を局所的に押し上げる押し上げ位置を示す。分離補助コロ41−2、コロフレーム42−2はコロ揺動中心軸43−2を中心にモータ46−2の所定量の正回転により、コロ退避位置からY1方向へ押し上げ位置まで動く。さらに、モータ46−2の所定量の逆回転により、分離補助コロ41−2、コロフレーム42−2は、押し上げ位置からY2方向へ移動して、退避位置まで動くことができる。すなわち、分離補助コロ41−2は、正逆回転により、このような揺動運動を行うようになっている。
分離補助コロ41−2はエチレン−プロピレンゴム(EPDM)からなり、外径は8mm、幅は10mmである。もちろん外径と幅をこれらの数値に限定する意図ではなく、外径が6〜10mm、幅が5〜15mm程度であればよい。このような分離補助コロ41−2が転写ベルト24を押し上げると、幅方向に局所的な突出が転写ベルト24に形成される。ここで、幅方向とは、移動するベルト面の、移動方向と直交する方向である。
図2(a)の状態で、分離補助コロ41−2から張架ローラ26までの距離は4〜8mmであり、図2(b)の状態では分離補助コロ41−2は転写ベルト24のベルト面を内面側から図2(a)の平面状態から3〜6mm押し上げている。
2次転写ローラ9により、トナーと逆極性の電荷が転写ベルト24の内面に付与されるので、転写ニップN以降で記録材は転写ベルト24に吸着している状態にある。また、薄い紙等の剛度の弱い記録材は変形しやすい。そのため、押し上げによって転写ベルト24に生じる幅方向に局所的な突出に沿って、記録材にもうねりが生じる。その結果、記録材の断面二次モーメント、すなわち記録材のこしの強さ、が大きくなる。これによって、薄紙等の剛度の弱い記録材を分離するために有効な分離効果を得ることができる。
<分離補助装置40−1の構成>
分離補助装置40−1は、記録材搬送方向において分離補助装置40−2より上流側に配置される。分離補助装置40−1の構成は分離補助装置40−2と同様である。すなわち分離補助装置40−1は第1の押し上げ部材としての分離補助コロ41−1と、分離補助コロ41−1を回転可能に支持するコロフレーム42−1と、分離補助コロ41−1の揺動中心となるコロ揺動中心軸43−1を有する。さらに、コロ揺動中心軸43−1を中心にして分離補助コロ41−1を揺動するためのコロ駆動ギア44−1と、コロ駆動ギア44−1に駆動力を伝達するためのモータ駆動伝達ギア45−1と、駆動源であるモータ46−1を有する。このような構成により、分離補助コロ41−1は、図2(a)、(b)に示される分離補助コロ41−2の揺動動作と同様の揺動運動を行うようになっている。
<分離補助コロ41−1と41−2の配置関係>
次に分離補助装置40−1の分離補助コロ41−1と分離補助装置40−2の分離補助コロ41−2の配置関係について説明する。
図3は本実施形態における分離補助装置40−1,40−2の斜視図を示す。本実施形態では、図3に示されるように、分離補助装置40−2には分離補助コロ41−2が3つ幅方向に配置された構成となっている。隣り合う分離補助コロ41−2と分離補助コロ41−2の幅方向における間隔は、125mmである。中央部の分離補助コロ41−2は、どの幅のサイズの記録材も幅方向の中央が共通の基準線に実質的に一致するように搬送される記録材の略中央部に位置するように配置されている。特に、幅方向のサイズが297mmのAサイズの薄い記録材が搬送された場合には、A4サイズの記録材に対しては谷型のうねり形状を複数形成することで、A4サイズの記録材の分離性をより高めることができる。本実施形態では分離補助コロ41−2同士の幅方向の間隔を125mmとするが、この数値に限定する意図ではなく、100〜150mm程度の範囲で設定すればよい。隣り合う分離補助コロ41−2同士の間隔をこのような範囲に設定すると分離補助コロ41−2によりベルト面を押し上げると大きな凹凸が形成される。
一方で分離補助装置40−1には二つの分離補助コロ41−1が2つ幅方向に配置されている。分離補助コロ41−1と分離補助コロ41−1の幅方向における間隔は125mmである。分離補助コロ41−1と分離補助コロ41−1の間の幅方向の中央は、どの幅のサイズの記録材も幅方向の中央が共通の基準線に実質的に一致するように搬送される記録材の略中央部に位置するように配置されている。もちろん分離補助コロ41−2同士の間隔もこの数値に限定する意図ではなく100〜150mm程度の範囲で設定すればよい。
このように本実施形態では分離補助コロ41−1は、記録材搬送方向から見ると、隣り合う分離補助コロ41−2同士の間の中央部と一致するように配置される。また記録材搬送方向における分離補助コロ41−1と分離補助コロ41−2の間隔は60mmに設定される。この理由について説明する。
本実施形態では、転写ベルトの押し上げを、上流側の分離補助コロ41−1と下流側の分離補助コロ41−2の両方を用いて行う。
分離補助コロの幅方向における間隔を長くすると、分離補助コロと分離補助コロの間のベルト面にうねりがつきにくい領域が生じてしまう(図6(b))。一方で分離補助コロ同士の幅方向における間隔を短くすると、分離補助コロと分離補助コロの間のベルト面が浮き上がる。その結果ベルト面の凹凸が小さくなる(図6(a))。
すなわち、分離補助コロと分離補助コロの幅方向における間隔を短くしても、分離補助コロと分離補助コロの間のベルト面が浮き上がりベルト面の凹凸が小さくなるのを抑制する方法が望まれている。そこで本実施形態では、分離補助コロとコロの記録材搬送方向における間隔を大きくする。その結果、コロとコロの幅方向における間隔が短くてもコロとコロの間のベルト面が浮き上がるのを抑制して、ベルト面に大きな凹凸を形成することができる。
図7(a)は分離補助41−1、2の両方により転写ベルト24が押し上げられた状態を示す。点線Yは分離補助コロ41−1の位置を示している。L1は分離補助コロ41−1と分離補助コロ41−1の間隔を示す。L1は125mmに設定されており、分離補助コロ41−1と分離補助コロ41の間でベルト面が浮き上がらないような長さになっている。点線Xは分離補助コロ41−2の位置を示している。L2は分離補助コロ41−2と分離補助コロ41−2の間隔を示す。L2も125mmに設定されており、分離補助コロ41−2と分離補助コロ41−2の間でベルト面が浮き上がらないような長さになっている。一方で記録材搬送方向Dから見ると分離補助コロ41−1と41−2が交互に並ぶ。L3は分離補助コロ41−1と分離補助コロ41−2との幅方向における間隔を示し、L4は分離補助コロ41−1と分離補助コロ41−2の記録材搬送方向における間隔を示す。L3は62.5mmと短いので、本実施形態ではL4が60mmに設定される。その結果、分離補助コロ41−1と41−2間のベルト面が浮き上がるのが抑制される。
本実施形態ではこのように3個以上の分離補助コロが用いられて幅方向における間隔がL1,L2,L3と異なる構成となっている。このような構成において、少なくとも、幅方向における間隔がL1,L2,L3の中で最小のL3になる分離補助コロと分離補助コロが、記録材搬送方向において離れた構成となっている。
本実施形態では、分離補助コロ41−1、2間のベルト面が浮き上がるのを抑制するのを重視して分離補助コロの記録材搬送方向における間隔L4を長めに設定した構成となっている。その結果、記録材搬送方向において、分離補助コロ41−1により形成される転写ベルトの凸うねりの下流側端部が、分離補助コロ41−2により形成される凸うねりの上流側端部より上流側に位置するように形成される。しかしこのような形態に限定する意図ではない。記録材搬送方向におけるスペースを大きくするのが難しい場合もある。このような場合には、可能な範囲で分離補助コロと分離補助コロの記録材搬送方向における間隔を設定すればよい。
なお本実施形態では転写ベルトに形成される凸うねりの下流側端部の位置が分離補助コロの下流側の端部の位置とほぼ一致して、転写ベルトに形成される凸うねりの上流側端部の位置が分離補助コロの上流側の端部の位置とほぼ一致する。そうすると上流側の分離補助コロ41−1の下流側端部の位置が、下流側の分離補助コロ41−2の上流側端部より上流側であれば、分離補助コロ41−1により形成される突出の下流側端部の位置が、分離補助コロ41−2により形成される突出の上流側端部より上流側になる。しかし転写ベルトのヤング率を高くすると、転写ベルトに形成される凸が記録材搬送方向に延伸しやすくなる。その場合には、転写ベルトの凸うねりの下流側端部の位置が分離補助コロの下流側端部の位置よりも下流側で、転写ベルトの凸うねりの上流側端部の位置が分離補助コロの上流側端部の位置より上流側に位置することになる。このような構成では、分離補助コロ41−1と分離補助コロ41−2の記録材搬送方向における間隔をさらに広くとればよい。その結果分離補助コロ41−1により形成される突出の下流側端部の位置が、分離補助コロ41−2により形成される突出の上流側端部より上流側になる。
図7(b)は、上流側の分離補助コロ41−1の位置(図7(a)の線Yの位置)での転写ベルト24の記録材搬送方向における断面図を示す。線Yの位置に配置される分離補助コロ41−1は二つなので、Yの位置に到達した記録材に二つの凸うねりが形成される。図7(c)は、下流側の分離補助コロ41−2の位置(図7(a)の線Xの位置)での転写ベルトの記録材搬送方向における断面図を示す。上流側の分離補助コロ41−1により形成された二つの凸うねりは、記録材が線Xの位置に到達しても記録材に残る。線Xの位置に配置された分離補助コロ41−2は三つなので、線Xの位置に到達した記録材に三つの凸うねりが加わる。そうすると記録材が分離補助コロ41−2の位置を通過すると、記録材には5つの凸うねりが形成されることになる。また各分離補助コロ41−1、41−2によりベルト面に形成される凹凸は大きいので、各分離補助コロにより記録材に形成される各凸うねりも大きい。
<分離補助装置の動作制御>
分離補助装置の動作制御について説明する。分離補助装置40−1、40−2の動作位置は分離補助制御回路50によって制御される。この制御の関係を示しているのが図4である。分離補助装置40−1,40−2の動作位置信号の制御は、ユーザーに指定された記録材Pの坪量情報、レジストローラ対8の記録材送りタイミングと記録材の搬送速度に基づいて得られる記録材先端位置情報に基づく。制御回路50はCPU、ROM、RAMを含む。ユーザーが画像形成部を操作する操作部102からの情報は制御回路50に入力される。レジストローラ8の動作タイミングは制御回路50に入力される。二次転写高圧電源からの二次転写電流値の情報が制御回路50に入力される。制御回路50は、分離補助コロが転写ベルトを押し上げる動作のトリガとなる押し上げ信号、転写ベルトから退避する動作の退避信号を送り、分離補助装置40−1,40−2のモータの動作を制御する。
なお坪量とは、単位面積当りの重さ(g/m)を示す単位で、記録材の厚みを示す値として一般的に用いられる。
本実施形態では、以下の二通りのパターンがROMに予め記憶されている。
・記録材が坪量40g/m以下の場合には、分離補助コロ41が押し上げ位置に位置して転写ベルト24を幅方向で局所に突出させる。記録材の転写ベルト24からの分離は、押し上げによって局所的な突出を形成することによって行われる。
・記録材が坪量40g/mより大きい場合には、分離補助コロ41が退避位置に位置する。退避位置において分離補助コロ41は転写ベルト24から離間している。記録材の転写ベルト24からの分離は、張架ローラ26の曲率を利用することによって行われる。
すなわち、特定の坪量(第一の坪量)の記録材に対して分離補助コロ41を押し上げる動作のモードを実行する。また、第一の坪量より大きい第二の坪量の記録材に対しては分離補助コロ41を押し上げる動作を行わずに、張架ローラ26により記録材を分離する動作のモードを実行する。
坪量は、操作部102でユーザーが入力する場合や、記録材を収容する収容部に記録材の坪量を入力する場合があり、それらにより画像形成装置に入力された坪量の情報に基づいて、制御回路50が分離補助装置40の動作を決定する。
分離補助装置40−1,40−2の動作制御のフローチャートを図5を用いて説明する。スタートすると(S01)、ユーザー操作部102でユーザーが設定した記録材の坪量情報が読み取られる(S02)。坪量が40g/mより大きいかどうかが判断される(S03)。S03で記録材の坪量が40g/mより大きい場合には、分離補助コロは転写ベルトから退避する退避位置に配置される(S07)。ユーザーによって設定された記録材Pの坪量が40g/m以下の場合、こしが小さい記録材を転写ベルト24から分離するために、分離補助コロ41−1、41−2により転写ベルト24を押し上げて局所的な突出を形成する動作が必要になる。設定された記録材Pの坪量が40g/m以下の場合、記録材が所定の位置に記録材が到達したかが判断される(S04)。所定の位置は、上流側の分離補助コロ41−1よりも記録材搬送方向において上流側で、分離補助コロ41−1が転写ベルト24を押し上げる動作が、記録材の先端が分離補助コロ41−1により押し上げられる位置に到達する前に完了するように設定される。記録材の位置は、記録材がレジストローラを通過してからの経過時間と記録材の搬送速度から検知する方法や、記録材の通過を検知する検知部材を配置することで記録材の位置を検知する方法などによって判断する。所定の位置に到達したと判断された場合、分離補助コロ41−1、41−2はY1方向へ同時に動かされて、転写ベルト24を押し上げた、押し上げ位置に配置される(S05)。
分離補助コロ41−1,41−2により変形された転写ベルト24上で、記録材Pは、うねりがつけられてこしの強さが大きくなり、転写ベルト24が張架ローラ26に当接した領域に到達する前に、転写ベルト24から分離される。次に、記録材Pの先端位置が記録材ガイド29の案内面に到達しているかどうかが判断される(S06)。なお、記録材の位置は、記録材がレジストローラを通過してからの経過時間と記録材の搬送速度から検知する方法や、記録材の通過を検知する検知部材を配置することで記録材の位置を検知する方法などによって判断する。記録材が記録材ガイド29の案内面に到達している場合には、分離が行われたと判断されて、分離補助コロが収容位置に移動されて(S07)、終了する(S08)。
本実施形態ではユーザーが入力した坪量情報に基づいて制御を行っているが、画像形成装置にセンサーを設けて、センサーを利用して記録材の坪量を判断してもよい。センサーによって判断された坪量に基づいて分離補助装置40の動作が制御されると、大きな坪量の記録材用のカセットに小さな坪量の記録材が誤って収納されているような場合であっても、押し上げ動作が行われる。すなわち、坪量の小さな記録材を収納する位置を誤っても、坪量の小さな記録材の分離不良が生じるのを抑制することができる。
センサーとしては、記録材の搬送経路中に、搬送された記録材の重みを検知する重みセンサーを設けて、重みセンサーにより検知された重みと、記録材のサイズ情報(面積)とに基づいて、記録材の坪量を判断すればよい。あるいは、光の透過率を検知する透過型センサーを記録材の搬送経路中に設けて、搬送される記録材を透過する光の透過率から、記録材の厚さを判断してもよい。
本実施形態は制御の簡易さを優先して分離補助コロ41−1と41−2の押し上げ動作を同時に行うとともに、分離補助コロ41−1、41−2の退避動作を同時に行うがこれに限定する意図ではない。下流側の分離補助コロ41−2の押し上げタイミングを、上流側の分離補助コロ41−1の押し上げタイミングより後で、記録材先端が下流側の分離補助コロ41−2に到達する前に設定してもよい。分離補助コロが転写ベルトを押し上げると転写ベルトを摩耗する。摩耗を抑制するためには分離補助コロ41が転写ベルトを押し上げる時間を短縮するのが望ましい。下流側の分離補助コロ41−2が転写ベルトを押し上げるタイミングを遅らせることで下流側の分離補助コロ41−2による転写ベルトの摩耗を抑制することができる。
また上流側の分離補助コロ41−1の退避動作のタイミングを下流側の分離補助コロ41−2の退避動作のタイミングより先に設定してもよい。分離補助コロが転写ベルトを押し上げると転写ベルトを摩耗する。摩耗を抑制するためには分離補助コロ41−1が転写ベルトを押し上げる時間を短縮するのが望ましい。そこで分離補助コロ41−1が転写ベルトから退避するタイミングを早くすることで上流側の分離補助コロ41−1による転写ベルトの摩耗を抑制することができる。
(実施形態2)
第1の実施形態と重複する構成については説明を省略する。第2の実施形態では制御回路50が、分離補助装置41−1、41−2の動作制御を、記録材の幅方向のサイズ情報に基づいて行う。すなわち、記録材の幅方向のサイズ情報を読み取り、記録材の幅方向のサイズ情報が200mm以下である場合には、分離補助コロ41−1が転写ベルト24を押し上げる動作を行い、分離補助コロ41−2は退避位置で待機させる。記録材の幅方向のサイズ情報が200mmより大きい場合には、分離補助コロ41−1、41−2の両方が転写ベルト24を押し上げる動作を行う。この理由について説明する。記録材の幅方向におけるサイズが200mm以上である場合には、幅方向において端側の分離補助コロ41−2、記録材が通過する通過領域の外となる。その結果、記録材が通過する領域外の分離補助コロ41−2による押し上げが余分になり、転写ベルトを無駄に摩耗してしまう。そこで分離補助コロ41−2により転写ベルトを無駄に摩耗するのを抑制するために、分離補助コロ41−2を押し上げを記録材の幅方向のサイズ情報に基づいて行う。
(実施形態3)
第1の実施形態と重複する構成については説明を省略する。第3の実施形態は分離補助コロ41の配置の点で第1の実施形態と異なる。図8に示されるように、本実施形態は分離補助コロ41−1、41−2、41−3、41−4が記録材搬送方向において上流側から順番に配置した4段構成になっている。分離補助コロ41−1、41−2、41−3,41−4は、記録材搬送方向から見て、幅方向における端から順に等間隔で並んでいる。記録材搬送方向から見て隣り合う分離補助コロの幅方向における間隔は短いが、記録材搬送方向の成分が大きく設定される。その結果、記録材搬送方向から見て隣り合う分離補助コロと分離補助コロ間のベルト面が浮き上がるのが抑制される。その結果、分離補助コロによりベルト面に大きな凹凸を形成することができる。
1 感光ドラム
2 1次帯電器
3 露光装置
4 現像器
5 1次転写ローラ
6 中間転写ベルト
8 レジストローラ
9 2次転写ローラ
11 ドラムクリーニング装置
12 ベルトクリーニング装置
13 2次転写高圧電源
20 中間転写ベルト張架ローラ(テンションローラ)
21 中間転写ベルト張架ローラ(2次転写ローラ9の対向ローラ)
22 中間転写ベルト張架ローラ(駆動ローラ)
24 転写ベルト
25 転写ベルト張架ローラ
26 張架ローラ
27 転写ベルト張架ローラ(テンションローラ)
29 記録材ガイド
31 転写ベルトクリーニング装置
40 分離補助装置
50 制御回路
60 定着装置
P 記録材
A 感光ドラムの回転方向
B 転写ベルトの回転方向
G 中間転写ベルト回転方向
N 2次転写部位

Claims (5)

  1. トナー像を担持する像担持体と、
    複数の張架部材によって張架されて、記録材を担持して搬送する回転可能なベルト部材と、
    前記像担持体に対して前記ベルト部材を圧して、前記像担持体から前記ベルト部材に担持された記録材上にトナー像を転写する転写部材と、
    記録材を搬送する記録材搬送方向において前記転写部材より下流側に配置されて、記録材搬送方向に直交する幅方向において局所的に前記ベルト部材を内面側から押し上げる第1の押し上げ部材と、
    を有して、
    前記第1の押し上げ部材が前記ベルト部材を押し上げることで記録材を前記ベルト部材から分離するモードを実行することが可能である画像形成装置において、
    前記モードにおいて前記第1の押し上げ部材とともに、記録材搬送方向に直交する幅方向において局所的に前記ベルト部材を内面側から押し上げる第2の押し上げ部材を備えて、
    前記第2の押し上げ部材は、記録材を搬送する記録材搬送方向において前記第1の押し上げ部材より下流側に配置されて、記録材搬送方向に直交する幅方向において前記第1の押し上げ部材から所定の間隔で配置されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の押し上げ部材は、記録材搬送方向において、前記ベルト部材を押し上げた状態の前記第1の押し上げ部材の下流側端部が、前記ベルト部材を押し上げた状態の前記第2の押し上げ部材の上流側端部より上流側に位置するように配置されることを特徴とする請求項1に記載された画像形成装置。
  3. 前記第2の押し上げ部材は、記録材搬送方向において、前記第1の押し上げ部材により前記ベルト部材に形成される突出の下流側端部が、前記第2の押し上げ部材により前記ベルト部材に形成される突出の上流側端部より上流側に位置するように配置されることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載された画像形成装置。
  4. 前記モードにおいて、前記第1の押し上げ部材は、前記第2の押し上げ部材が前記ベルト部材を押し上げるタイミングより前に前記ベルト部材を押し上げることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載された画像形成装置。
  5. 前記モードにおいて前記第1及び第2の押し上げ部材とともに、記録材搬送方向に直交する幅方向において局所的に前記ベルト部材を内面側から押し上げる第3の押し上げ部材を備えて、前記幅方向において前記第1の押し上げ部材と前記第2の押し上げ部材の間隔、前記第1の押し上げ部材と前記第3の押し上げ部材の間隔、前記第2の押し上げ部材と前記第3の押し上げ部材の間隔のなかで、前記第1の押し上げ部材と前記第2の押し上げ部材の間隔が最小となることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載された画像形成装置。
JP2010258189A 2010-11-18 2010-11-18 画像形成装置 Pending JP2012108381A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010258189A JP2012108381A (ja) 2010-11-18 2010-11-18 画像形成装置
US13/296,600 US8630575B2 (en) 2010-11-18 2011-11-15 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010258189A JP2012108381A (ja) 2010-11-18 2010-11-18 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012108381A true JP2012108381A (ja) 2012-06-07

Family

ID=46064497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010258189A Pending JP2012108381A (ja) 2010-11-18 2010-11-18 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8630575B2 (ja)
JP (1) JP2012108381A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102667637B (zh) * 2009-10-29 2015-01-21 佳能株式会社 成像设备
JP6829415B2 (ja) * 2017-01-31 2021-02-10 セイコーエプソン株式会社 媒体搬送装置、記録装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05119636A (ja) 1991-10-24 1993-05-18 Canon Inc 画像形成装置
JPH0915987A (ja) 1995-06-28 1997-01-17 Canon Inc 画像形成装置
JPH0916024A (ja) * 1995-06-30 1997-01-17 Minolta Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20120128396A1 (en) 2012-05-24
US8630575B2 (en) 2014-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5208280B2 (ja) 画像形成装置
JP5482372B2 (ja) 画像形成装置
JP5618644B2 (ja) 画像形成装置
JP5484004B2 (ja) 画像形成装置
JP5679788B2 (ja) 画像形成装置
JP5171886B2 (ja) 画像形成装置
US8660446B2 (en) Image forming apparatus
JP2012108381A (ja) 画像形成装置
JP2015118114A (ja) 画像形成装置
JP5258862B2 (ja) 画像形成装置
JP2012128031A (ja) 画像形成装置
JP5888957B2 (ja) 画像形成装置
JP4432364B2 (ja) 画像形成装置
JP5377782B2 (ja) 画像形成装置
JP2012042636A (ja) 無端形状ベルト、中間転写ユニット、画像形成装置、および無端形状ベルトの製造方法
JP2011123399A (ja) 搬送装置及び画像形成装置
JP2017026724A (ja) 画像形成装置
JP5693202B2 (ja) 画像形成装置
JP2012123111A (ja) 画像形成装置
JP2011252976A (ja) 画像形成装置
JP2012058586A (ja) 画像形成装置
JP2013092739A (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP2017045014A (ja) ベルトユニット及び画像形成装置
JP2017146545A (ja) 転写装置、転写プログラム及び画像形成装置
JP2010249921A (ja) 画像形成装置