JP2012108345A - 撮像装置及びこれを備える携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、製造時、接着剤が内部に流れ込むのを好適に防止することができる撮像装置及びこれを備える携帯電子機器を得る。
【解決手段】本発明の撮像装置は、オートフォーカス機能実現のために光軸方向に可動なレンズ鏡筒2を備えるオートフォーカスユニット1と、撮像素子16を備えるセンサユニット15とを一体化するために接着剤25,26を供給する上で、両ユニット1,15の隙間が大きい箇所Gには、接着剤が内部に流れ込まないよう、高粘度の接着剤26を使用することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、オートフォーカス機能(焦点調整機能)付きの撮像装置及びこれを備える携帯電子機器に関する。
この種の撮像装置として、撮像レンズを有するレンズ鏡筒、該レンズ鏡筒の周りに配置されるフレーム、該フレームに対してレンズ鏡筒が光軸方向に可動となるよう、フレームの下部とレンズ鏡筒とを弾性的に連結する弾性部材、及び、レンズ鏡筒を光軸方向に動作させるためのアクチュエータを備えるオートフォーカスユニットと、撮像素子、及び、該撮像素子の周りに配置されるベースを備えるセンサユニットとを具備するものが知られている(特許文献1)。
かかる撮像装置は、アクチュエータとして形状記憶合金(SMA)アクチュエータを用い、形状記憶合金に通電して形状記憶合金を収縮変形させ、この変形を利用してレンズ鏡筒を弾性部材(板バネ)の弾性復元力に抗して光軸方向に動作させることにより、撮像素子に対して撮像レンズを光軸方向に移動させて焦点調整を行う構成となっている。
(特許文献1,2)
特表2010−518438号公報
ところで、上記従来の撮像装置は、オートフォーカスユニットとセンサユニットとをそれぞれ別々に作製し、次いで、オートフォーカスユニットの下部とセンサユニットの上部とに跨がって接着剤を供給し、この接着剤によりオートフォーカスユニットとセンサユニットとを一体化する、といった製造プロセスを採る。そのため、上記従来の撮像装置には以下の問題が起こり得る。
それは、設計上、オートフォーカスユニットの下部とセンサユニットの上部との間に、例えば局所的に大きな隙間が生じるような場合、この箇所に供給される接着剤の量は必然的に多くなり、内部へ浸入する接着剤の量も多くなってしまう。また、接着剤が紫外線硬化型やエポキシ系の接着剤の場合、温度が上昇することで、粘度が低粘度化し、まだ硬化していない接着剤が内部に流れ込んでしまうという問題である。接着剤が内部に流れ込んだ結果、板バネや形状記憶合金といった動作部品に付着することがあり、この粘度が変化すると、動作部品が本来行うべき動作が円滑に行われなくなり、動作不良となってしまうことがある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、製造時、接着剤が内部に流れ込むのを好適に防止することができる撮像装置及びこれを備える携帯電子機器を提供することを課題とする。
本発明に係る撮像装置は、上記課題を解決するためになされたもので、撮像レンズを有するレンズ鏡筒、該レンズ鏡筒の周りに配置されるフレーム、該フレームに対してレンズ鏡筒が光軸方向に可動となるよう、フレームの下部とレンズ鏡筒とを弾性的に連結する弾性部材、及び、レンズ鏡筒を光軸方向に動作させるためのアクチュエータを備えるオートフォーカスユニットと、撮像素子、及び、該撮像素子の周りに配置されるベースを備えるセンサユニットとを具備し、オートフォーカスユニットの下部とセンサユニットの上部とに跨がって外側から供給される接着剤によりオートフォーカスユニットとセンサユニットとが一体化されてなる撮像装置であって、オートフォーカスユニットの下部とセンサユニットの上部との隙間が大きい箇所には、それ以外の箇所に供給される接着剤よりも高粘度の接着剤が供給されることを特徴とする。
かかる構成によれば、オートフォーカスユニットの下部とセンサユニットの上部との隙間が大きい箇所は、内部へ浸入する接着剤が多くなるものの、高粘度の接着剤、即ち、流動性の少ない接着剤を供給すれば、内部に流れ込むことを防止することができる。その結果、オートフォーカスユニットの弾性部材、アクチュエータ等の動作部品の動作不良を好適に防止することができ、且つ、衝撃に対する強度も確保することができる
ここで、本発明に係る撮像装置は、前記オートフォーカスユニットの下部の内方所定箇所に、第1当接部が設けられ、前記センサユニットの上部の内方所定箇所に、センサユニットに対するオートフォーカスユニットの少なくとも光軸方向における位置決めを行うべく、第1当接部と当接する第2当接部が設けられ、第1当接部と第2当接部とが当接することにより生じるオートフォーカスユニットの下部とセンサユニットの上部との隙間に接着剤が外側から供給されるようにすることができる。
設計上、第1当接部と第2当接部とを当接させてセンサユニットに対するオートフォーカスユニットの光軸方向における位置決め精度を得るようにすれば、オートフォーカスユニットの下部とセンサユニットの上部とのそれ以外の箇所は当接しないようにしなければならない。そのため、当該箇所に隙間が生じることになり、これを埋めるために、接着剤が供給される。そして、その隙間のうち、隙間が大きい箇所には、上述した高粘度の接着剤が供給される。
また、本発明に係る撮像装置は、前記第1当接部は、前記フレームの下部に配置される前記オートフォーカスユニット側のベースの下面に形成され、前記第2当接部は、前記センサユニット側の前記ベースの上面に形成されるような構成を採用することができる。
かかる構成によれば、オートフォーカスユニット側のベースの下面に形成された第1当接部と、センサユニット側のベースの上面に形成された第2当接部とが当接することにより、センサユニットに対するオートフォーカスユニットの光軸方向における位置決めがなされる。
また、本発明に係る撮像装置は、前記オートフォーカスユニットは、該オートフォーカスユニットの前記全体構成を内包するカバーをさらに備え、カバーの下部に切欠部が形成されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、カバーの下部に切欠部が上記隙間の大きい箇所となるが高粘度の接着剤を供給するため、内部に流れ込むことを防止することができる。
また、本発明に係る撮像装置は、前記高粘度の接着剤は、シリコン系又はウレタン系の接着剤であり、その他の箇所の接着剤は、紫外線硬化型又はエポキシ系の接着剤であるのが好ましい。
かかる構成によれば、高粘度の接着剤であるシリコン系又はウレタン系の接着剤は、環境下での粘度が安定しているため、内部に流れ込むことを防止することができる。
また、本発明に係る携帯電子機器は、上記撮像装置を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、動作不良を防止することができ、且つ、衝撃に対する強度も確保することができる携帯電子機器を得ることができる。
以上の如く、本発明によれば、製造時、接着剤が内部に流れ込まないようになっているため、オートフォーカスユニットの弾性部材、アクチュエータ等の動作部品の動作不良を好適に防止することができる撮像装置及びこれを備える携帯電子機器を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る撮像装置の縦断面図 同実施形態に係る撮像装置のオートフォーカスユニットの底面図 同実施形態に係る撮像装置の側面図 同実施形態に係る撮像装置の接着剤が供給された状態の縦断面図 同実施形態に係る撮像装置のオートフォーカスユニットの接着剤が供給された状態の底面図 同実施形態に係る撮像装置の接着剤が供給された状態の側面図
以下、本発明に係る撮像装置の一実施形態について、図面を参酌しつつ説明する。尚、本実施形態に係る撮像装置は、デジタルスチルカメラやカメラ機能付の携帯電話機のような携帯電子機器に適用される。
図1は、撮像装置の縦断面図(図2のB−B線断面図)、図2は、図1のA−A線から見た底面図、図3は、撮像装置の側面図である。撮像装置は、製造プロセスの観点から、オートフォーカスユニット1とセンサユニット15とに大別される。
オートフォーカスユニット1は、撮像レンズである1枚又は複数枚のレンズ3、レンズ3を収容したレンズホルダ4、及び、レンズホルダ4を光軸方向に移動可能に外嵌したアウタホルダ5からなるレンズ鏡筒2と、レンズ鏡筒2の回りに配置されるフレーム6と、フレーム6に対してレンズ鏡筒2が光軸方向に可動となるよう、フレーム6とレンズ鏡筒2とを弾性的に連結する板バネ(弾性部材)7,8と、レンズ鏡筒2を光軸方向に動作させるための形状記憶合金(SMA)アクチュエータ9と、レンズ鏡筒2の回りであって、フレーム6の下部に配置される第1のベース10と、外部信号(電流信号)を形状記憶合金に入力するための外部端子11と、これらを内包するカバー12とを備える。
レンズホルダ4は、内向きに突出した支持部4aを先端側に有する円筒状部材であり、支持部4aの裏面(内面)にレンズ3の外周部が係止されるよう、レンズ3を収容する。また、レンズホルダ4の外周に雄ネジ4bが形成される一方、レンズホルダ4と同じく円筒状部材のアウタホルダ5の内面には雌ネジ5aが形成され、両ネジ4b,5aが螺合する。そして、レンズホルダ4を螺動させることにより、レンズホルダ4はアウタホルダ5に対して光軸方向に移動可能となる。
フレーム6は、レンズホルダ4やアウタホルダ5と異なって角筒状部材であり、アウタホルダ5とカバー12との間に配置される。板バネ7,8は、アウタホルダ5の下部とフレーム6の下部とを弾性的に連結する第1板バネ7と、アウタホルダ5の上部とフレーム6の上部とを弾性的に連結する第2板バネ8からなる。また、形状記憶合金アクチュエータ9は、通電によって熱収縮する形状記憶合金からなり、該形状記憶合金の一端部9aがフレーム6の上部の内方所定箇所に取り付けられ、形状記憶合金の中途部9bがアウタホルダ5の下部から外方に突出する引掛部5bに掛けられて折り返され、形状記憶合金の他端部9cがフレーム6の上部の内方所定箇所に取り付けられる。従って、形状記憶合金が収縮すると、レンズ鏡筒2が板バネ7,8の弾性復元力に抗して被写体側に前進し、形状記憶合金が伸長すると、レンズ鏡筒2が板バネ7,8の弾性復元力によって後退する。
第1のベース10は、環状部材であり、第1板バネ7の下面に沿うようにして配置されてレンズ鏡筒2の下死点を画定すると共に、センサユニット15(の後述する第2のベース21の第2当接部(第2当接面)21a)に当接してセンサユニット15に対するオートフォーカスユニット1の光軸方向における位置決めを行う第1当接部(第1当接面)10aを内方箇所に有する。
外部端子11は、図2にハッチング付きで詳しく示されるように、第1のベース10の下面に沿うようにして配置される一対からなり、各一端部11aが下方に折り曲げられた状態で外部に露出し(図3参照)、各他端部11bにリード線(図示せず)が接続され、一方のリード線が形状記憶合金の一端部9aに、他方のリード線が形状記憶合金の他端部9cに接続される。
カバー12は、角筒状部材であり、それゆえ、平面視で正方形を呈する。また、先端側に開口部12aを有し、開口部12aからレンズ3が露出する。また、第1のベース10とカバー12とを固定するために、第1のベース10には、少なくとも対向するそれぞれの辺の中央部において、光軸と直交する方向に突起10bを設け、カバー12には、その下部辺にカバー12の突起10bが係入する切欠部12bを有する。なお、第1のベース10の突起10b及びカバー12の切欠部12bは対向するそれぞれの辺(4つの辺)に限らず、2つ又は3つ辺の中央部に設けてもよい。
ここで、図1及び図2に詳しく示されるように、フレーム6の下部の適宜箇所に円柱状のピン部6aが複数突設され、これらの箇所に対応して、第1板バネ7、第1のベース10及び外部端子11のそれぞれに貫通孔が複数形成され、これら貫通孔にピン部6aが挿通された状態で、ピン部6aの先端を例えば超音波で膨大させる(かしめる)ことにより、フレーム6、第1板バネ7、第1のベース10及び外部端子11が一体化される。
尚、何れも図示しないが、第1板バネ7とアウタホルダ5の下部との固定、第2板バネ8とフレーム6の上部との固定、第2板バネ8とアウタホルダ5の上部との固定も、かしめ構造によって固定される。
また、カバー12は、上述した切欠部12aに供給した接着剤13が第1のベース10の外周部に跨ることで、第1のベース10に固定される。より詳しくは、第1のベース10の突起10bとカバー12の切欠部12aとが接着剤13により接着固定され、オートフォーカスユニット1のユニットとしての一体化を実現している。尚、カバー12の上端側内周面には、図示しないが、内方に突出する係止部が設けられ、この係止部がフレーム6の上端部に係止されることで、フレーム6に対してカバー12が光軸方向に位置決めされるようになっている。このように位置決めされた状態で、第1のベース10の突起10bとカバー12の切欠部12aとが接着剤13により接着固定される。
一方、センサユニット15は、レンズ3を介して被写体の光学像を集光する撮像素子16と、撮像素子16を保持し、撮像素子16に電気的に接続される回路パターン(図示せず)を表面に有する透明板17と、透明板17の回路パターン及び該回路パターンの端子に電気的に接続される半田ボール18を介して撮像素子16を実装する基板19と、透明板17の外周部に載置された状態で、接着剤20によって基板19に固定される第2のベース21とを備える。
第2のベース21は、環状部材であり、上面が平面となっており、そのうち、内方箇所が、上述したとおり、オートフォーカスユニット1(の第1のベース10の第1当接部(第1当接面)10a)に当接する第2当接部(第2当接面)21aとなっている。
以上の構成からなるオートフォーカスユニット1とセンサユニット15は、設計上、オートフォーカスユニット1の第1当接部(第1当接面)10aとセンサユニット15の第2当接部(第2当接面)21aとを当接させてセンサユニット15に対するオートフォーカスユニット1の光軸方向における位置決め精度を得るようにしているため、オートフォーカスユニット1の下部とセンサユニット15の上部とのそれ以外の箇所が当接しないようになっている。即ち、オートフォーカスユニット1の下部とセンサユニット15の上部との間に隙間g,Gが生じる。そして、この隙間g,Gを埋めるように、オートフォーカスユニット1の下部とセンサユニット15の上部とに跨がって接着剤を供給し、この接着剤によりオートフォーカスユニット1とセンサユニット15とを一体化する。
ところが、オートフォーカスユニット1の下部とセンサユニット15の上部との間に生じる隙間g,Gのうち、カバー12の切欠部12bが形成された箇所は、隙間Gが大きくなっており(以下、「拡大隙間」という)、接着剤が流れ込みやすい。また、内部に流れ込んだ接着剤は、図1及び図2に矢印線で示すように、外部端子11の上面を伝い、毛細管現象により、外部端子11の上面と第1のベース10の下面との間、そして、フレーム6のピン部6aの外表面を経て、第1板バネ7に到達し、これが硬化し、若しくは、半硬化のまま残存し、第1板バネ7が動作不良を起こすことがあり得る。あるいは、内部に流れ込んだ接着剤は、アクチュエータ9の形状記憶合金の中途部9bに到達し、これが硬化し、アクチュエータ9が動作不良を起こすことがあり得る。したがって、アクチュエータ9の動作の信頼性を考慮すると、カバー12の切欠部12bが形成された箇所は、中途部9bから離れ位置に設け、接着剤は後述する第2種接着剤26を用いることが好ましい。
そこで、本実施形態に係る撮像装置は、そうならないよう、図4〜図6(図4は図2のC−C線断面図)に示すように、拡大隙間Gには、それ以外の隙間gに用いる第1種接着剤25よりも高粘度の第2種接着剤26を用いるようにする。例えば、狭い隙間gに用いる第1種接着剤25は、常温時の粘度が0.1(Pa・S)以上〜40(Pa・S)未満、好ましくは10(Pa・S)〜20(Pa・S)のUV硬化型あるいはエポキシ系の接着剤であり、拡大隙間Gに用いる第2種接着剤26は、常温時の粘度が40(Pa・S)以上〜400(Pa・S)、好ましくは70(Pa・S)〜110(Pa・S)で、環境下での粘度変化の少ないシリコン系あるいはウレタン系の接着剤である。
以上により、本実施形態に係る撮像装置によれば、オートフォーカスユニット1の下部とセンサユニット15の上部との局所的な拡大隙間Gは、第2種接着剤26の量が多くなる分、内部へ浸入する接着剤が多くなるものの、高粘度の接着剤、即ち、流動性の少ない接着剤であるため、動作部に流れ込むことはなく、その結果、オートフォーカスユニットの弾性部材、アクチュエータ等の動作部品の動作不良が発生するのを好適に防止することができる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、拡大隙間Gは第1のベース10の対向するそれぞれの辺の中央部に突起10bに、カバー12の切欠部12bを係入させるためものであるが、これに限らず、例えばアクチュエータ9から生じ得る熱の放熱口あるいは外気を導入する通気口を形成することによって、拡大隙間Gが生じるものであってもよい。そして、拡大隙間Gの拡大隙間の箇所及び個数はこれに限定されるものではない。
また、上記実施形態においては、オートフォーカスユニット1の下部とセンサユニット15の上部との間を基本的には全周に亘って接着剤25,26を供給するようにしているが、例えば、高粘度の第2種接着剤26よりは低粘度の第1種接着剤25をスポット的に供給するようにしてもよい。但し、全周に亘って接着剤25,26を供給することにより、隙間g,G全体を埋めるようにすることは、異物、汚染空気等がそこから内部に浸入することがなくなる点で好ましい。
また、接着剤25,26の種類は本発明の要旨の範囲内で公知のものあるいは今後生まれるもの全てを適宜選択することができる。
本発明に係る撮像装置及びこれを備える携帯電子機器は、接着剤が内部に流れ込みやすい箇所に高粘度の接着剤を適用することにより、オートフォーカスユニットの弾性部材、アクチュエータ等の動作部品の動作不良を抑えることが必要な用途に適用できる。
1 オートフォーカスユニット
2 レンズ鏡筒
3 レンズ
4 レンズホルダ
4a 支持部
4b 雄ネジ
5 アウタホルダ
5a 雌ネジ
5b 引掛部
6 フレーム
6a ピン部
7 第1板バネ(弾性部材)
8 第2板バネ(弾性部材)
9 形状記憶合金アクチュエータ(アクチュエータ)
9a 一端部
9b 中途部
9c 他端部
10 第1のベース
10a 第1当接部(当接面)
10b 突起
11 外部端子
11a 一端部
11b 他端部
12 カバー
12a 開口部
12b 切欠部
13 接着剤
15 センサユニット
16 撮像素子
17 透明板
18 半田ボール
19 基板
20 接着剤
21 第2のベース
21a 第2当接部(当接面)
25 第1種接着剤(接着剤)
26 第2種接着剤(接着剤)
g 隙間
G 拡大隙間

Claims (6)

  1. 撮像レンズを有するレンズ鏡筒、該レンズ鏡筒の周りに配置されるフレーム、該フレームに対してレンズ鏡筒が光軸方向に可動となるよう、フレームの下部とレンズ鏡筒とを弾性的に連結する弾性部材、及び、レンズ鏡筒を光軸方向に動作させるためのアクチュエータを備えるオートフォーカスユニットと、
    撮像素子、及び、該撮像素子の周りに配置されるベースを備えるセンサユニットとを具備し、
    オートフォーカスユニットの下部とセンサユニットの上部とに跨がって外側から供給される接着剤によりオートフォーカスユニットとセンサユニットとが一体化されてなる撮像装置であって、
    オートフォーカスユニットの下部とセンサユニットの上部との隙間が大きい箇所には、それ以外の箇所に供給される接着剤よりも高粘度の接着剤が供給されることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記オートフォーカスユニットの下部の内方所定箇所に、第1当接部が設けられ、前記センサユニットの上部の内方所定箇所に、センサユニットに対するオートフォーカスユニットの少なくとも光軸方向における位置決めを行うべく、第1当接部と当接する第2当接部が設けられ、第1当接部と第2当接部とが当接することにより生じるオートフォーカスユニットの下部とセンサユニットの上部との隙間に接着剤が外側から供給されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1当接部は、前記フレームの下部に配置される前記オートフォーカスユニット側のベースの下面に形成され、前記第2当接部は、前記センサユニット側の前記ベースの上面に形成されることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記オートフォーカスユニットは、該オートフォーカスユニットの前記全体構成を内包するカバーをさらに備え、カバーの下部に切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記高粘度の接着剤は、シリコン系又はウレタン系の接着剤であり、その他の箇所の接着剤は、紫外線硬化型又はエポキシ系の接着剤であることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の撮像装置を備えることを特徴とする携帯電子機器。
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