JP2012107410A - 転圧機械 - Google Patents

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Seiji Seki
誠治 関
Kinori Hayasaka
喜憲 早坂
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Abstract

【課題】容易且つ迅速にHSTブレーキ及びネガティブブレーキの解除操作を行うことができる転圧機械を提供する。
【解決手段】振動ローラ車両(1)は、油圧ポンプ(8)と走行モータ(14f、14r)とを接続する作動油の往路及び復路(32、42)のそれぞれに設けられたアンロード管路(43a)内での作動油の流動を許容するための導通手段(48)と、走行モータ(14f、14r)の出力軸に設けられたブレーキ部(39,51)と油圧ポンプ(8)とを接続するブレーキ管路(52)に設けられ、ブレーキ部(39,51)に作動油を供給する注油口(57)とをまとめて配設した操作部(60)を備え、操作部(60)は、車体のフロントフレーム(2)に配設されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、転圧機械に係り、詳しくは、作業性の向上を図った転圧機械に関する。
転圧機械に代表される車両を駆動させる手段として、HST回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このHST回路は、車両に搭載された油圧ポンプと油圧モータからなる走行モータとを接続する一対の往路と復路とからなる閉回路で構成される。
エンジンが駆動することにより油圧ポンプが作動し、HST回路内を作動油が流動する。このようにして得られた圧油を用いて、走行モータの出力軸を回転運動させている。そして、出力軸の回転運動は車輪に伝達され、車両が走行する。
また、エンジンの停止等により油圧ポンプからの圧油の供給が停止した場合、HST回路内で作動油の流動が停止する。このとき、走行モータが有する出力軸の回転運動は停止され、車両にブレーキがかかる。これが、HSTブレーキである。
一方、車両を制動させる他の手段として、ネガティブブレーキが知られている(例えば、特許文献2参照)。このネガティブブレーキもまた、エンジンの停止等により油圧ポンプからの圧油の供給が停止した場合に、走行モータが有する出力軸の回転を拘束して車両にブレーキをかけるものである。詳しくは、圧油の供給が停止した際、走行モータの出力軸に対して、ブレーキシリンダ内に配置された摩擦板又はばね等の弾性体からの押し付け予圧力を与えて、走行モータの出力軸の回転を拘束する。
ここで、例えば、HSTブレーキとネガティブブレーキとの機能を有する転圧車両のエンジンが故障したとすると、HSTブレーキとネガティブブレーキが同時に作動し、走行モータが停止されるとともに、走行モータの出力軸と連動して回転する車輪がロックされる。
このため、転圧車両を別の場所に移動させて故障したエンジンを修理するためには、これらのブレーキを各々解除し、車両を牽引する必要がある。
通常、HSTブレーキの解除は、以下のようにして行われる。即ち、油圧ポンプと走行モータを接続する往路と復路の間には、アンロード管路が設けられており、このアンロード管路には当該管路を開閉させるバルブが取り付けられている。このバルブを開操作してHST回路内の作動油をこのアンロード管路に逃がすことにより、走行モータが有する出力軸の回転が許容され、これによりHSTブレーキは解除される。
一方、ネガティブブレーキの解除は以下のようにして行われる。即ち、ネガティブブレーキに対して外部から別の油圧源により圧油を供給し、この圧油が弾性体の押し付け予圧力に抗して弾性体を移動させる。その結果、走行モータの出力軸に対する摩擦板の拘束が解除されてネガティブブレーキは解除される。
特開2010−38203号公報 特開平10−68436号公報
上述のように、転圧車両のエンジンが故障した場合、車両を移動させるためにHSTブレーキとネガティブブレーキの両ブレーキを解除する必要がある。しかしながら、通常、上記アンロード管路を開閉させるためのバルブは、油圧ポンプの近傍に配置されており、さらにこれら油圧ポンプ及びバルブはエンジンカバーにより覆われている。したがって、HSTブレーキを解除するためには、エンジンカバーを開いてバルブにアクセスする必要がある。一方、通常、ネガティブブレーキは、走行モータに接続されている減速機に設けられており、この減速機は前輪及び後輪それぞれの走行モータに接続されている。このため、ネガティブブレーキを解除する場合、各減速機にそれぞれアクセスする必要がある。つまり、HSTブレーキ及びネガティブブレーキをそれぞれ解除するためのバルブ及び各減速機、即ち、操作部は互いに離間して配置されているため、両ブレーキを解除するためには、作業者はそれぞれの操作部に移動して作業しなければならず、その結果、作業性が低下していた。
本発明は、上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、容易且つ迅速にHSTブレーキ及びネガティブブレーキの解除操作を行うことができる転圧機械を提供することにある。
上述の目的を達成すべく、請求項1記載の発明では、エンジンの駆動により油圧ポンプを作動させ、前記油圧ポンプから走行モータに作動油を供給し、前記走行モータの出力軸を回転駆動させて走行するためのHST回路を備えた転圧機械において、前記油圧ポンプと前記走行モータとを接続する前記作動油の往路及び復路のそれぞれに設けられたアンロード管路内での前記作動油の流動を許容するための導通手段と、前記走行モータの出力軸に設けられたブレーキ部と前記油圧ポンプとを接続するブレーキ管路に設けられ、該ブレーキ部に前記作動油を供給する注油口とをまとめて配設した操作部を備え、前記操作部は、車体のフロントフレームに配設されていることを特徴とする転圧機械を提供する。
また、請求項2記載の発明では、前記車体の前部及び後部は別体であり、前記車体前部及び後部とを互いに連結する連結部材を更に備え、前記操作部は前記連結部材の近傍に配設されていることを特徴としている。
更に、請求項3記載の発明では、前記転圧機械が有する車輪回転が停止された状態を保持するために前記車輪と路面に密着して配置されるべき輪止めと、前記車体に形成され、前記輪止めを保持する取付部とを更に備え、前記操作部は前記取付部の近傍に配設されていることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明では、前記導通手段は弁であることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、導通手段と注油口とは操作部にまとめて配設されているから、作業者は同じ作業位置にてこれら導通手段及び注油口にアクセスすることができる。その結果、作業性の向上を図ることができる。
また、操作部は車体のフロントフレームに配設されているから、作業者は窮屈な姿勢をとることなく操作部にアクセスすることができる。更に、この場合、作業者はフロントフレームの側方の作業位置、即ち、転圧機械の走行領域以外の作業位置にて操作部にアクセスすることになり、その結果、安全性を十分に確保することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、操作部は連結部材の近傍に配設されているから、作業者は操作部と連結部材とにアクセスするに際し、その作業位置からほとんど移動する必要がなく、その結果、作業性の向上を図ることができる。
また、請求項3記載の発明によれば、操作部は輪止めの取付部の近傍に配置されているから、作業者は、輪止めを手に取り、所定の場所に配置した後ほとんど移動することなく操作部にアクセスすることができ、その結果、これら一連の作業を効率よく行うことができる。
また、請求項4記載の発明によれば、導通手段は弁であるから、簡単な構造でHST回路の往路と復路とを導通させ、アンロード管路内に作動油の流動を許容させることができる。
本発明に係る転圧機械を示す側面図である。 図1のII-II線に沿う振動ローラを示す部分断面図である。 HST回路を示した図である。 導通手段としてのアンロード弁と注油口としてのジョイントセルフシールとが纏めて配設されたマニホールドを示す拡大図である。 ジョイントセルフシールにポンプを接続した際のマニホールドを示した概略図である。 マニホールドの下面を示す概略図である。 導通手段の他の例を示す概略図である。 フロントフレームの凹所にカバーが取り付けられた際の概略図である。 フロントフレームとリアフレームとを固定する固定装置の概略図である。 図9の矢視A方向から視た際の固定装置を示す図である。
以下、本発明に係る転圧機械の一実施例としての振動ローラ車両について図面を参照して説明する。
図1を参照すると、転圧機械の一種である振動ローラ車両1は、フロントフレーム2及びリアフレーム3からなる車体を備え、リアフレーム3はその後部に左右一対の後輪5を有する。一方、フロントフレーム2は前輪を兼用する振動ローラ4を有し、この振動ローラ4はフロントフレーム2に回転可能に軸支されている。なお、フロント及びリアフレーム2,3は連結部材としてのステアリングリンク12を介して関節方式により互いに連結されている。
リアフレーム3の上部には運転席10が設けられており、この運転席10はキャブ型に形成されている。また、運転席10内には操作スタンドが設けられており、この操作スタンドにはハンドル、前後進操作レバー、パーキングスイッチ及び計器類等が配置されている。それ故、リアフレーム3の側面にはステップ11が設けられており、作業者はステップ11を昇って運転席10に乗り込むことができる。また、ステップ11の近傍には輪止め装置13が設けられており、輪止め装置13は2つの輪止め15と取付部17とを含む。取付部17はリアフレーム3の側面、即ち、ステップ11に隣接して配置されている。また、これら輪止め15は取付部17に収容されている。そして、これら輪止め15はそれぞれ振動ローラ4及び後輪5と路面とに密着すべく配置された際、振動ローラ4及び後輪5の回転、即ち、振動ローラ車両1の不意な移動を阻止する。
また、この運転席10の後方にはエンジン7が配置され、このエンジン7は開閉可能なエンジンカバー9により覆われている。更に、リアフレーム3の後端にはタンク装置6が配置され、このタンク装置6は、燃料タンク及び作動油タンクから構成されている。
エンジン7の近傍には油圧ポンプ8及びチャージポンプ29が配置されている。これらポンプ8、29はそれぞれエンジン7により駆動され、振動ローラ4及び後輪5のローラ軸を回転させる走行用モータ等の油圧機器に向け、タンク装置6、即ち、その作動油タンク内から吸い上げた作動油を供給する。なお、タンク装置6の燃料タンクはエンジン7の燃料を蓄えている。
振動ローラ4には走行・振動機構18が内蔵されており、この走行・振動機構18について図2を参照して説明する。
振動ローラ4内には複数の隔板20が配置され、これら隔板20は振動ローラ4の軸線方向に互いに離間している。各隔板20は振動ローラ4の内周面から振動ローラ4の軸線に向かって垂直に延びている。それ故、振動ローラ4内は隔板20によって両端側のモータ室と、中央の起振室とに区画されている。
走行・振動機構18は、一方の側のモータ室に配置された走行用モータ14を備え、この走行用モータ14はブラケット27を介してフロントフレーム2に支持されている。詳しくは、ブラケット27の一端側は走行用モータ14とそれぞれボルト27aにより固定されている一方、一対のブラケット27の他端側はそれぞれフロントフレーム2の内側面にボルト及びナット27b介して固定されている。
また、走行用モータ14には取付板19を介して減速機16が接続されており、この減速機16は支持ダンパ23を介して振動ローラ4の内周面に結合されている。詳しくは、支持ダンパ23は、取付板19及び振動ローラ4にそれぞれ結合されたインナ及びアウタプレート24,26と、これらプレート24,26間に介装された防振ゴム25とからなる。なお、インナプレート24と防振ゴム25、アウタプレート26と防振ゴム25とはそれぞれボルト24a及び26aを介して結合されている。更に、アウタプレート26は振動ローラ4の内周面に接合されている。
そして、減速機16は後述するネガティブブレーキ49を内蔵している。このネガティブブレーキ49はブレーキ部51を含み、このブレーキ部51は振動ローラ車両1の通常時、即ち、その停車時において、走行用モータ14の出力軸の回転を停止させる。
一方、起振室内には起振軸21が配置され、この起振軸21は複数の起振装置22に回転自在に支持されているとともに、振動用モータ(図示しない)の出力部に接続されている。起振装置22はそれぞれ振動ローラ4の軸線方向に隔板20と同様の間隔を存して互いに離間して配置されており、各起振装置22はそれぞれ隔板20にボルト20aを介して結合されている。また、起振装置22はその内部に偏心錘(図示しない)を有しており、この偏心錘は起振軸21にその偏心量を可変にして取り付けられている。なお、振動用モータは、振動ローラ4の他方の側のモータ室に配置されているとともに、前述した支持ダンパ23と同様な一対の支持ダンパを介して他方のフロントフレーム2の内側面に支持されている。それ故、振動用モータが駆動され、起振軸21が一方向に回転されると、偏心錘により振動ローラ4は振動する。なお、この際、フロントフレーム2に伝達される振動は走行用モータ14及び振動用モータをそれぞれ支持する支持ダンパ23の防振ゴム25によって吸収される。なお、後輪5には、振動ローラ4に内蔵された走行機構と同様の走行機構が内蔵されているが、ここではその説明を省略する。
ところで、油圧ポンプ8と振動ローラ4及び後輪5の走行機構とはそれぞれ閉回路により接続されている。すなわち、油圧ポンプ8とフロント及びリア走行用モータ14f、rとは一対のメイン管路32、42を介してHST回路30を形成し、フロント及びリア側の走行用モータ14f、rは並列に配置されている。ここで、油圧ポンプ8は可変容量型の油圧ポンプであり、例えば、斜板8aによりその吐出量を可変可能となっている。
図3に示されるHST回路30は作動油タンク28、供給ラインSL、フロント側ラインFL及びリア側ラインRLを備え、作動油タンク28は供給ラインSLを介して油圧ポンプ8及びチャージポンプ29に接続されている。
供給ラインSLは供給管路28a、28b、28cを有している。詳しくは、供給管路28cは作動油タンク28と油圧ポンプ8とを接続している。また、供給管路28cには作動油タンク28側から、フィルタ41、チャージポンプ29及びリリーフ弁47bがそれぞれこの順序で配置されている。チャージポンプ29はエンジン7に接続されており、エンジン7により駆動される。また、供給管路28cのチャージポンプ29とリリーフ弁47bとの間には供給管路28bの一端が接続されている。なお、供給管路28bの他端は後述する前後進切換弁31に接続されている。
更に、油圧ポンプ8と作動油タンク28との間は供給管路28aを介してドレン管路28eにより接続されており、このドレン管路28eには冷却器43が配置されている。また、このドレン管路28eと供給管路28aとの間は戻り管路28dにより接続されており、この戻り管路28dにはリリーフ弁47aが配置されている。その結果、エンジン7によりチャージポンプ29が駆動されると、チャージポンプ29は作動油タンク28から供給管路28cを介して作動油を吸い上げる。ここでの作動油に異物が混入している場合、作動油が供給管路28cのフィルタ41を通過する際に除去される。そして、チャージポンプ29から供給管路28b及びリリーフ弁47bに向けて吐出され、ここでの作動油の吐出圧がリリーフ弁47bのスプリングの付勢力より大きい際、その吐出圧によりリリーフ弁47bが開かれ、油圧ポンプ8に作動油が供給される。
一方、供給管路28aは作動油タンク28と前後進切換弁31とを接続している。また、前後進切換弁31には管路31a、31bを介してチルトシリンダ45が接続されている。チルトシリンダ45は、ピストン(図示しない)により仕切られた2つのシリンダ室45a、45bを有する切換可能な両シリンダである。そして、これらシリンダ室45a、45bは油圧ポンプ8の斜板8aに接続されている。
前後進切換弁31は前進位置F、中立位置N、後進位置Rを有する三方切換弁であり、前述の前後進操作レバーにより選択的に切り換え可能となっている。詳しくは、前後進切換弁31が中立位置Nにあるとき、管路28aと管路31a、31bとが連通される。この場合、チルトシリンダ45のピストンは作動せず、この場合、傾き量ゼロの中立位置Nに保持される。その結果、油圧ポンプ8はエンジン7により駆動されても作動油を吐出しない。
また、前後進切換弁31が前進位置Fにあるとき、供給管路28a、28bと管路31a、31bとがそれぞれ連通される。この場合、チャージポンプ29から供給管路28b及び管路31bを介してチルトシリンダ45のシリンダ室45bに作動油が供給され、チルトシリンダ45は油圧ポンプ8の斜板8aを前進側に移動させる。その結果、油圧ポンプ8は一対のメイン管路32のうち一方に向けて作動油を供給する。
更に、前後進切換弁31が後進位置Rにあるとき、供給管路28b、28aと管路31a、31bとがそれぞれ連通される。この場合、チャージポンプ29から供給管路28b及び管路31aを介してチルトシリンダ45のシリンダ室45aに作動油が供給され、チルトシリンダ45は油圧ポンプ8の斜板8aを後進側に移動させる。その結果、油圧ポンプ8は、一対のメイン管路32のうち前進側とは反対側に向けて作動油を供給する。
一方、フロント側ラインFLはHST回路30の往路又は復路としての一対のメイン管路32を有し、一対のメイン管路32は油圧ポンプ8とフロント走行用モータ14fとを接続している。また、一対のメイン管路32間にはサブ管路33a、33b、33c、33dが設けられ、これらサブ管路33a、33b、33c、33dはこの順序で油圧ポンプ8側からフロント走行用モータ14f側に向けて配置されている。具体的には、サブ管路33aは一対のチェック弁34を有し、これらチェック弁34はそれぞれ一対のメイン管路32の一方からの作動油の供給のみを許容する。また、サブ管路33aの一対のチェック弁34間は前述の供給管路28bを介して供給管路28cに接続されている。それ故、供給管路28cのリリーフ弁47bが開位置にある場合、一対のチェック弁34間のサブ管路33aに供給された作動油は、供給管路28bを介して油圧ポンプ8に戻される。また、前後進切換弁31が後進位置Rにある場合、この作動油はチルトシリンダ45のシリンダ室45aに戻る作動油の一部としても供給される。
また、サブ管路33b及び33cにはそれぞれ、スプリング付きのリリーフ弁35b、35cが配置されている。油圧ポンプ8から一方のメイン管路32aに供給された作動油の吐出圧がリリーフ弁35bのスプリングの付勢力より大きくなった場合、作動油はリリーフ弁35bのスプリングの付勢力に抗してリリーフ弁35b弁を開き、この場合、サブ管路33bは一対のメイン管路32間を連通し、他方のメイン管路32bに作動油が供給される。一方、メイン管路32bに吐出された作動油の吐出圧がリリーフ弁35cのスプリングの付勢力より大きくなった場合、作動油はリリーフ弁35cのスプリングの付勢力に抗してリリーフ弁35cを開く。この場合、サブ管路33cは一対のメイン管路32間を連通し、作動油はメイン管路32aに供給される。
更に、サブ管路33dには切換弁36が配置されており、この切換弁36はスプリング付き3ポートの三方切換弁である。詳しくは、切換弁36の各ポートには、供給側に一対のメイン管路32からそれぞれ延びるサブ管路33dと、吐出側にサブ管路33eとが接続されている。そして、サブ管路33eはフロント走行用モータ14fに接続され、更にサブ管路33eにはリリーフ弁35dが配置されている。
また、切換弁36はパイロット管路37a、37bを介して一対のメイン管路32と接続されている。このパイロット管路37a、37bはそれぞれ、切換弁36の供給側に接続され、それぞれの切換位置に対応するサブ管路33dと協働して一対のメイン管路32間を接続する。
具体的には、切換弁36は通常時、即ち、油圧ポンプ8から作動油が供給されていない場合において、中立位置36nに維持されており、この場合、サブ管路33dとサブ管路33eとは連通されない。
また、油圧ポンプ8からメイン管路32aに作動油が供給され、その作動油の吐出圧により切換弁36のスプリングの付勢力に抗して切換弁36が切換位置36bに切り換えられた場合、メイン管路32bとサブ管路33eとが連通される。この場合、切換弁36とメイン管路32aともまたパイロット管路37aにより連通され、その結果、一対のメイン管路32間が連通される。
一方、油圧ポンプ8からメイン管路32bに作動油が供給され、その作動油の吐出圧により切換弁36のスプリングの付勢力に抗して切換弁36を切換位置36aに切り換えられた場合、メイン管路32aとサブ管路33eとが連通される。この場合、切換弁36とメイン管路32bともまたパイロット管路37bにより連通される。
なお、油圧ポンプ8とフロント走行用モータ14fとはドレン管路40によっても接続されている。
一方、リア側ラインRLは、HST回路30の往路及び復路としての一対のメイン管路42を有し、一対のメイン管路42はそれぞれ一対のメイン管路32からそれぞれ分岐してリア走行用モータ14rに接続されている。それ故、フロント及びリア走行用モータ14f、rとは並列に配置され、即ち、油圧ポンプ8及びリア走行用モータ14rもまた一対のメイン管路42を介して閉回路に接続され、HST回路30を形成している。なお、油圧ポンプ8とリア走行用モータ14rともまたドレン管路40によって接続されている。
一対のメイン管路42間にはアンロード管路43a及びサブ管路43bが設けられ、これら管路43a、43bはこの順序で油圧ポンプ8側から配置されている。詳しくは、アンロード管路43aにはアンロード弁48が配置されている。このアンロード弁48はアンロードレバー48a(図4参照)を備えており、このアンロードレバー48aはアンロード弁48の開閉を切換可能となっている。それ故、アンロード弁48のアンロードレバー48aが開操作された際、アンロード管路43aは一対のメイン管路42間を連通する。
一方、サブ管路43bには切換弁44が配置されており、この切換弁44は前述の切換弁36と同様のスプリング付き3ポートの三方切換弁となっており、切換弁44の供給側にはそれぞれサブ管路43bが接続されている一方、その吐出側には吐出管路46aが接続されている。この、吐出管路46aにはリリーフ弁46b及びタンク46が切換弁44側からこの順序で接続されている。
また、切換弁44はパイロット管路43cを介して一対のメイン管路42と接続されており、パイロット管路43cは切換弁44の供給側に接続され、それぞれの切換位置に対応するサブ管路43bと協働して一対のメイン管路42間を接続する。
具体的には、切換弁44は通常時、即ち、油圧ポンプ8から作動油が供給されていない場合において、中立位置44nに維持されており、この場合、サブ管路43bと吐出管路46aとは連通されない。
また、油圧ポンプ8から一方のメイン管路42aに作動油が供給され、その作動油の吐出圧により切換弁44のスプリングの付勢力に抗して切換弁44が切換位置44bに切り換えられた場合、メイン管路42bと吐出管路46aとが連通される。この場合、切換弁44とサブ管路43bともまたパイロット管路43cにより連通され、その結果、一対のメイン管路42間が連通される。
一方、油圧ポンプ8から他方のメイン管路42bに作動油が供給され、その作動油の吐出圧により切換弁44のスプリングの付勢力に抗して切換弁44が切換位置44aに切り換えられた場合、メイン管路42aと吐出管路46aとが連通される。この場合もまた、切換弁44とサブ管路43bとがパイロット管路43cにより連通され、その結果、一対のメイン管路42間が連通される。
このようなHST回路30は、振動ローラ車両1を制動させるHSTブレーキとしても利用される。詳しくは、このHST回路30において、一対のメイン管路32,42を介して油圧ポンプ8からフロント及びリア走行用モータ14f、rに作動油が供給されると、この作動油の吐出圧はこれら走行用モータ14f、rの出力軸を回転させる。一方、油圧ポンプ8からの作動油の供給が停止された際、一対のメイン管路32,42には作動油が供給されず、その結果、フロント及びリア走行用モータ14f、rの出力軸の回転は制動される。
また、振動ローラ車両1は、その制動手段としてネガティブブレーキ49を更に備えており、このネガティブブレーキ49はブレーキラインBLを有する。このブレーキラインBLはブレーキ部39、51を含み、これらブレーキ部39,51はそれぞれフロント及びリア走行用モータ14f、rの近傍に配置され、これら走行用モータ14f、rの出力軸の回転を停止可能である。詳しくは、フロント側のブレーキ部39はフロント走行用モータ14fに隣接している減速機16(図2参照)に内蔵されている。一方、リア側のブレーキ部51はリアアクスル50に内蔵されており、このリアアクスル50はリア走行用モータ14rに接続され、後輪5に駆動力を伝える。
また、ブレーキラインBLはブレーキ管路52を更に含み、このブレーキ管路52はブレーキ部39,51を互いに接続し、さらに切換弁79の吐出側に接続されている。この切換弁79は前述のパーキングスイッチにより選択的に切換可能である。また、切換弁79の供給側には管路81を介してタンク80が接続されているとともに、管路82を介して供給ラインSLの供給管路28bに接続されている。詳しくは、エンジン7が停止しており、切換弁79が位置79aにあるとき、管路81とブレーキ管路52とが連通される。この場合、ブレーキ部39,51に作用していた作動油は管路81及びブレーキ管路52を介してタンク80内に戻される。したがって、ブレーキ部39、51、即ち、ネガティブブレーキ49は走行用モータ14f、rの出力軸の回転を拘束する。一方、エンジン7が駆動され、切換弁79が位置79bにあるとき、管路82とブレーキ管路52とが連通される。この場合、チャージポンプ29から供給管路28b、管路82及びブレーキ管路52を介してレーキ部39,51に作動油が供給される。したがって、ネガティブブレーキ49は走行用モータ14f、rの出力軸の回転を許容する。
なお、振動ローラ車両1のエンジン7が停止している際、油圧ポンプ8は駆動されないから、パーキングスイッチの操作、即ち、切換弁79の各位置79a、79bによらずブレーキ部39、51はフロント及びリア走行用モータ14f、rの出力軸の回転を停止させている状態に維持されている。
更に、ブレーキ管路52には後述するジョイントセルフシール55が配置されており、このジョイントセルフシール55は注油口としての一対のシールジョイント57を含む。
このようなHST回路30及びネガティブブレーキ49を備えた振動ローラ車両1において、エンジン7が駆動され、パーキングスイッチにより切換弁79がOFF位置79bに切り換えられ、前後進操作レバーにより前後進切換弁31が中立位置Nから前進位置F又は後進位置Rに切り換えられると、油圧ポンプ8からメイン管路32,42を介してフロント及びリア走行用モータ14f、rに作動油が供給される。その結果、フロント及びリア走行用モータ14f、rの出力軸が回転し、この出力軸を介してその回転が伝達されて振動ローラ4及び後輪5はそれぞれ前後方向のいずれかに回転される。この場合、振動ローラ4の振動モータもまた油圧ポンプ8により駆動されることにより、振動ローラ4は上下方向に振動しながら回転し、振動ローラ車両1は路面の締め固め作業、即ち、転圧作業を実施する。
一方、前後進操作レバーにより前後進切換弁31が中立位置Nに戻されると、油圧ポンプ8からフロント及びリア走行用モータ14f、rへの作動油の供給が停止され、つまり、これら走行用モータ14f、rに対してHSTブレーキが作用する。更に、ネガティブブレーキ49、即ち、ブレーキ部39、51はそれぞれ、チャージポンプ29からの作動油の供給が停止されると上述のようにフロント及びリア走行用モータ14f、rの出力軸の回転、即ち、振動ローラ4及び後輪5の回転を停止させる。その結果、振動ローラ車両1は停車の状態に維持される。この場合、輪止め11が振動ローラ4及び後輪5と路面とにそれぞれ密着すべく配置されていることが望ましい。
ところで、振動ローラ車両1のエンジン7が故障した際、車両1を別の場所に移動させて故障したエンジン7を修理するためには、振動ローラ車両1を牽引する必要がある。この場合、上述したようにHST回路30のHSTブレーキに対するアンロード操作及びネガティブブレーキ49に対するブレーキ解除操作がそれぞれ実施されなければならない。このため、振動ローラ車両1は、これらアンロード操作及びブレーキ解除操作を実施する操作部としてのマニホールド60を備えている。
図1を参照すると、マニホールド60は略直方体をなし、フロントフレーム2の外側面に配設されている。また、マニホールド60は、一対のメイン管路32、42及びブレーキ管路52がそれぞれ接続されているとともに、前述の一対のメイン管路42間を接続しているアンロード管路43aがマニホールド60内に配置されている。このため、アンロード弁48及びジョイントセルフシール55がマニホールド60に纏めて配設されている。
詳しくは、図4及び図5を参照すると、マニホールド60の下面にはジョイントセルフシール55が配設されており、このジョイントセルフシール55は注油口としての一対のシールジョイント57を有している。これらシールジョイント57はマニホールド60の下面から下方に向けて突設されており、ホース59を介して手動式のポンプ58を接続可能である。
また、マニホールド60の下面にはアンロード弁48が配設されている。このアンロード弁48は、アンロード管路43a内で作動油の流動を許容するための導通手段である。このため、その開閉位置を切換可能なアンロードレバー48aを含み、このアンロードレバー48aは水平方向に回動可能である(図6参照)。なお、導通手段はアンロード弁48に代えてジョイントセルフシール55と同様の一対のシールジョイント57aであってもよい(図7参照)。この場合、図3の二点鎖線に示すように、これらシールジョイント57aは一対のメイン管路42にそれぞれ接続されている。
一方、ステップ11と同じ側のフロントフレーム2後端部の側面には凹所62が形成されており、この凹所はフロントフレーム2の上面にて開口するとともに、その側面にて開口している。この上面開口は略長方形を有し、マニホールド60の下端部が嵌合可能な大きさを有している。また、側方開口は略長方形を有し、段差付きの開口部をなしている。詳しくは、側方開口の内側には段差面63が形成されており、この段差面63は側方開口より小さい略長方形の内周と凹所62の内壁面と同形の外周とを有し、フロントフレーム2の側面より車幅方向の内側に凹んでいる。また、段差面63の両側縁部にはそれぞれ上下に離間するボルト孔65が2つ形成されている。
そして、凹所62の上側開口にはマニホールド60の下端部が嵌め込まれており、それ故、凹所62内にはジョイントセルフシール55及びアンロード弁48が位置付けられている。また、この凹所62の側方開口には脱着可能なカバー64を取り付けることができる。カバー64は略長方形状をなし、段差面63と略等しい外周縁を有しており、更に前述のボルト孔65に対応する貫通孔(図示しない)が形成されている。それ故、このカバー64が段差面63と密着するように凹所62内に配置され、貫通孔及びボルト孔65にボルト66がねじ込まれると、カバー64は凹所62の外側開口を完全に覆う。
そして、一対のメイン管路32はフロント走行用モータ14fからフロントフレーム2に沿って延びる一方、マニホールド60を介してフロントフレーム2の後端面に沿って振動ローラ車両1の車幅方向の中心位置まで延び、更に、ステアリングリンク12の両側を通ってリアフレーム3の後部、即ち、油圧ポンプ8に向かって延びている。
それ故、エンジン7が故障した振動ローラ車両1を牽引するに際し、作業者は振動ローラ車両1を停車させ、運転席10からステップ11を使って降り、ステップ11に近接して配置されている輪止め13を取り出して振動ローラ4及び後輪5と路面との間にそれぞれ配置し、振動ローラ車両1を停車させる。
そして、作業者はフロント及びリア走行用モータ14f、rに作用する作動油の吐出圧を低減させるべくHST回路30のアンロード操作、即ち、アンロード弁48のアンロードレバー48aを開位置に操作して、アンロード管路43a、即ち、一対のメイン管路32,42間を連通させる。この場合、一対のメイン管路32,42に供給された作動油、即ち、フロント及びリア走行用モータ14f、rに作用する作動油の吐出圧が低減され、その結果、フロント及びリア走行用モータ14f、rが回転し易くなる。
また、作業者はネガティブブレーキ49のブレーキ解除操作、即ち、ジョイントセルフシール55を介してブレーキ部39、51に対して別油圧を与える。詳しくは、作業者はジョイントセルフシール55の一対のシールジョイント57のそれぞれにホース59を介してポンプ58を接続し、このポンプ58からブレーキ管路52を介してブレーキ部39、51に別油圧を供給する。これにより、振動ローラ4及び後輪5に対するブレーキ部39、51のロックは解除される。その結果、エンジン7が故障した振動ローラ車両1を牽引することができる。
このようなアンロード操作及びブレーキ解除操作において、アンロード弁48とジョイントセルフシール55とはマニホールド60を介してフロントフレーム2の側面に一体的に設けられているから、作業者はこれらの操作を同じ作業位置にて行うことができ、その結果、作業性の向上を図ることができる。
また、アンロード弁48及びジョイントセルフシール55は車幅方向の外側に向けて開口するフロントフレーム2の凹所62内に配置されているから、作業者がこれらの操作をする際、振動ローラ車両1の側方に位置することになる。即ち、作業者は、例えば、車体の真下に入り込む等の窮屈な姿勢をとることなくこれらの操作を行うことができ、作業性の向上を図ることができる。更に、作業者は振動ローラ車両1の側方の作業位置、即ち、振動ローラ車両1の走行領域以外にて上記操作を実施することになり、その結果、安全性を十分に確保することができる。
また、輪止め13はステップ11の近傍、即ち、マニホールド60と同じ側のリアフレーム3の側面に配置されているので、作業者はステップ11を降りてすぐに輪止め13を手に取り、振動ローラ4及び後輪5と路面とに密着すべく配置することができる。それ故、作業者は振動ローラ車両1を停車させてからアンロード操作及びブレーキ解除操作までの一連の作業を効率よく行うことができる。
更に、凹所62の側方開口は脱着可能なカバー64により覆うことができるから、凹所62内に配置されているアンロード弁48のアンロードレバー48a及びジョイントセルフシール55のシールジョイント57の破損及び汚れを防止することができる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施形態を逸脱しない範囲で種々の変更ができる。
例えば、このような振動ローラ車両1が牽引される際、リアフレーム3に対するフロントフレーム2の回動は制限されていることが望ましく、この場合、振動ローラ車両1は固定装置70を更に備えることができる。
固定装置70は、ステップ11、即ち、マニホールド60と同じ側に設けられている。詳しくは、図9及び図10を参照すると、固定装置70は固定バー71と3組の固定具72とを備え、固定バー71は略長方形状をなしている。更に、固定バー71はフロントフレーム2とリアフレーム3との離間距離より若干短い長さを有するとともに、その両端にはそれぞれ貫通孔(図示しない)が形成されている。
一方、固定具72は一対のブラケット73からなり、一対のブラケット73はフロントフレーム2の後端面2aに2組、リアフレーム3の先端面3aに1組ずつ配置されている。詳しくは、フロントフレーム2側の一対のブラケット73はそれぞれ上下方向に互いに離間して配置されている。一方、リアフレーム3側の一対のブラケット73は、フロントフレーム2側に配置された上側のブラケット73と同じ高さに位置付けられている。これらブラケット73はそれぞれ後端面2a又は先端面3aから対向する先端面3a又は後端面2aに向かって水平に突出している。また、一対のブラケット73は互いに固定バー71の厚さ分だけ車幅方向に離間しており、各ブラケット73は固定バー71の貫通孔に対応するボルト孔(図示しない)が形成されている。それ故、固定バー71の両端がリアフレーム3側のブラケット72及びフロントフレーム2の上側のブラケット72間にそれぞれ差し込まれ、ボルト74をボルト孔及び貫通孔それぞれに挿通し、さらに、ボルト74の差し込み側と反対側に配置されたナット75にねじ込むことにより、固定バー71はブラケット73、即ち、固定具72に締結される。その結果、リアフレーム3に対するフロントフレーム2の回動が制限され、振動ローラ車両1は安全に牽引される。
なお、図10に示されるように、振動ローラ車両1の通常時、固定バー71はフロントフレーム2側の2組の固定具72により締結されており、この場合、フロントフレーム2はリアフレーム3に対して回動自在である。
固定装置70は輪止め13及びマニホールド60と車幅方向で視て車体の同じ側に設けられているから、輪止め13の設置やアンロード操作及びブレーキ解除操作をする際、作業者は作業位置を変える必要がなく、その結果、作業性の向上を図ることができる。
また、アンロード弁48及びジョイントセルフシール55はリアフレーム3の側面にマニホールド60を介して一体的に配置されていてもよい。
本発明は、振動ローラ車両の他、その他の転圧機械に適用可能である。
1 振動ローラ車両(転圧機械)
2 フロントフレーム
3 リアフレーム
4 振動ローラ(前輪)
5 後輪
6 タンク装置
7 エンジン
8 油圧ポンプ
9 エンジンカバー
10 運転席
11 ステップ
12 ステアリングリンク(連結部材)
13 輪留め装置
14 走行用モータ
15 輪留め
16 減速機
17 取付部
18 走行・振動機構
19 取付板
20 隔板
20a ボルト
21 起振軸
22 振動装置
23 支持ダンパ
23a ボルト
24 アウタプレート
24a ボルト
25 防振ゴム
26 インナプレート
26a ボルト
27 ブラケット
27a ボルト
27b ボルト及びナット
28 作動油タンク
28a、28b、28c 供給管路
28d 戻り管路
28eパイロット管路
29 チャージポンプ
30 HST回路
31 前後進切換弁
32 メイン管路(往路、復路)
33a、33b、33c、33d、33e サブ管路
34 チェック弁
35b、35c、35d リリーフ弁
36 切換弁
37 パイロット管路
39 ブレーキ部
40 ドレン管路
41 フィルタ
42 メイン管路(往路、復路)
43 冷却器
43a アンロード管路
43b サブ管路
43c パイロット管路
44 切換弁
45 チルトシリンダ
46 タンク
46a 吐出管路
46b リリーフ弁
47a、47b リリーフ弁
48 アンロード弁(導通手段)
48a アンロードレバー
49 ネガティブブレーキ
50 リアアクスル
51 ブレーキ部
52 ブレーキ管路
54 サブ管路
55 ジョイントセルフシール(注油口)
57、57a シールジョイント
58 ポンプ
59 ホース
60 マニホールド(操作部)
62 凹所
63 段差面
64 カバー
65 ボルト孔
66 ボルト
70 固定装置
71 固定バー
72 固定具
73 ブラケット
74 ボルト
75 ナット
76 ボルト孔
77 貫通孔
78 ワッシャ
79 切換弁
80 タンク
81,82 管路
BL ブレーキライン
FL フロントライン
RL リアライン
SL 供給ライン

Claims (4)

  1. エンジンの駆動により油圧ポンプを作動させ、前記油圧ポンプから走行モータに作動油を供給し、前記走行モータの出力軸を回転駆動させて走行するためのHST回路を備えた転圧機械において、
    前記油圧ポンプと前記走行モータとを接続する前記作動油の往路及び復路のそれぞれに設けられたアンロード管路内での前記作動油の流動を許容するための導通手段と、
    前記走行モータの出力軸に設けられたブレーキ部と前記油圧ポンプとを接続するブレーキ管路に設けられ、該ブレーキ部に前記作動油を供給する注油口と
    をまとめて配設した操作部を備え、
    前記操作部は、車体のフロントフレームに配設されていることを特徴とする転圧機械。
  2. 前記車体の前部及び後部は別体であり、前記車体前部及び後部とを互いに連結する連結部材を更に備え、
    前記操作部は前記連結部材の近傍に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の転圧機械。
  3. 前記転圧機械が有する車輪回転が停止された状態を保持するために前記車輪と路面に密着して配置されるべき輪止めと、
    前記車体に形成され、前記輪止めを保持する取付部と
    をさらに備え、
    前記操作部は前記取付部の近傍に配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の転圧機械。
  4. 前記導通手段は弁であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の転圧機械。
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