JP2012107299A - 溶射合金、および部材上に合金溶射膜を設置する方法 - Google Patents

溶射合金、および部材上に合金溶射膜を設置する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明では、良好な耐摩耗性を有するとともに、さらに良好なじん性を有する溶射合金を提供することを目的とする。
【解決手段】Ni(ニッケル)−B(ホウ素)系合金と、金属元素Mとを有する溶射合金であって、前記Ni−B系合金は、重量比で、5〜7%のB(ホウ素)、9〜11%のCr(クロム)、および4〜5%のSi(ケイ素)を含み、前記金属元素Mは、M:B(ホウ素)がモル比で、0.75:1〜1:1となるように含まれ、前記金属元素Mは、W(タングステン)および/またはMo(モリブデン)であることを特徴とする溶射合金。
【選択図】なし

Description

本発明は、Ni(ニッケル)−B(ホウ素)系の溶射合金に関する。
例えば、各種機械装置の摺動部などでは、しばしば、2つの部材の摩耗や当接による部材の消耗が問題となる場合がある。このような場合、摺動部や当接部に溶射膜等を設置することにより、部材の耐摩耗性の改善が図られる。
例えば、特許文献1には、Ni−(8〜12wt%)B系合金とホウ化物生成元素とを混合した合金粉末を使用して、部材上にプラズマ溶射を行い、得られた溶射膜を熱処理することにより、耐摩耗性の良好な溶射膜を形成できることが開示されている。
(特許文献1)。
特開2010−24529号公報
前述のように、特許文献1に記載の溶射合金を用いて、対象部材上に溶射を行うことにより、部材の耐摩耗性を有意に高めることが可能となる。
しかしながら、耐摩耗性が要求される部材には、しばしば、高いじん性が必要となる場合がある。部材同士の摺動や当接の際に、部材が破壊に至る危険性を抑制する必要があるからである。この点、特許文献1に記載の技術は、溶射膜のじん性については、特に考慮しておらず、このため、特許文献1に記載の溶射合金で形成された溶射膜は、じん性が未だ不十分である可能性が高い。
本発明は、このような背景に鑑みなされたものであり、本発明では、良好な耐摩耗性を有するとともに、さらに良好なじん性を有する溶射合金を提供することを目的とする。また、そのような溶射合金を使用して、部材上に合金溶射膜を設置する方法を提供することを目的とする。
本発明では、Ni(ニッケル)−B(ホウ素)系合金と、金属元素Mとを有する溶射合金であって、
前記Ni−B系合金は、重量比で、5〜7%のB(ホウ素)、9〜11%のCr(クロム)、および4〜5%のSi(ケイ素)を含み、
前記金属元素Mは、M:B(ホウ素)がモル比で、0.75:1〜1:1となるように含まれ、
前記金属元素Mは、W(タングステン)および/またはMo(モリブデン)であることを特徴とする溶射合金が提供される。
ここで、本発明による溶射合金において、前記Ni−B系合金の粒径は、45μm〜90μmの範囲であり、および/または
前記金属元素Mの粒径は、13.5μm〜17.5μmの範囲であっても良い。
また、本発明では、部材上に合金溶射膜を設置する方法であって、
重量比で、5〜7%のB(ホウ素)、9〜11%のCr(クロム)、4〜5%のSi(ケイ素)、およびベース材としてNi(ニッケル)を含む第1の粉末を準備する工程と、
金属元素Mを含む第2の粉末を準備する工程であって、第2の粉末は、W(タングステン)および/またはMo(モリブデン)である、工程と、
前記第1および第2の粉末を混合して、溶射粉末を得る工程であって、前記第2の粉末は、前記第1の粉末に対して、M:B(ホウ素)がモル比で、0.75:1〜1:1となるように混合される、工程と、
前記溶射粉末を用いて部材に溶射を行い、溶射膜を形成する工程と、
前記溶射膜を熱処理して、ホウ化物Ni(M)を形成する工程と、
を有することを特徴とする方法が提供される。
ここで、本発明による方法において、前記第1の粉末の粒径は、45μm〜90μmの範囲であり、および/または
前記第2の粉末の粒径は、13.5μm〜17.5μmの範囲であっても良い。
本発明では、良好な耐摩耗性を有するとともに、さらに良好なじん性を有する溶射合金を提供することが可能となる。また、そのような溶射合金を使用して、部材上に合金溶射膜を設置する方法を提供することが可能となる。
本発明による溶射合金を使用して、対象部材に合金溶射膜を設置する方法の一例を概略的に示した図である。 耐摩耗性評価試験装置の構成を概略的に示した図である。
以下、本発明について詳しく説明する。
本発明では、
Ni(ニッケル)−B(ホウ素)系合金と、金属元素Mとを有する溶射合金であって、
前記Ni−B系合金は、重量比で、5〜7%のB(ホウ素)、9〜11%のCr(クロム)、および4〜5%のSi(ケイ素)を含み、
前記金属元素Mは、M:B(ホウ素)がモル比で、0.75:1〜1:1となるように含まれ、
前記金属元素Mは、W(タングステン)および/またはMo(モリブデン)であることを特徴とする溶射合金が提供される。
本発明により提供される溶射合金を用いて、通常の条件でプラズマ溶射を行い、さらに、通常の条件で熱処理を行った場合、良好な耐摩耗性とじん性をともに有する溶射膜を得ることができる。
溶射膜の熱処理は、溶射膜中のホウ素と金属元素Mとを反応させて、金属ホウ化物Ni(M)を生成させるために実施される。この金属ホウ化物Ni(M)は、溶射膜の耐摩耗性の向上に寄与する。
本発明では、溶射合金に、金属W(タングステン)および/または金属Mo(モリブデン)を添加している。これらの金属は、熱力学的にB(ホウ素)と結びつきやすい元素であり、このため、本発明では、金属ホウ化物Ni(M)を比較的容易に生成させることができる。
なお、これまで、溶射膜の耐摩耗性を高めるためには、溶射合金中のホウ素、および該ホウ素との間で金属ホウ化物を形成する金属元素Mは、できる限り多く含有させることが望ましいと考えられてきた。
しかしながら、本願発明者らは、溶射膜に含まれる金属ホウ化物Ni(M)が逆に多くなりすぎると、溶射膜の引張強度が低下し、じん性が低下する危険性があることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明では、Ni−B系合金に含まれるBの量が5wt%〜7wt%に抑制されている。このため、本発明では、溶射膜のじん性をあまり低下させずに、高い耐摩耗性を発現させることができる。
(本発明による溶射合金を用いて、対象部材に合金溶射膜を設置する方法)
次に、図面を参照して、本発明による溶射合金を用いて、対象部材に合金溶射膜を設置する方法の一例について説明する。ただし、以下の説明は、単なる一例であって、他の方法により、対象部材に合金溶射膜を設置しても良い。
図1には、本発明による溶射合金を使用して、対象部材に合金溶射膜を設置する方法の一例を概略的に示す。
図1に示すように、本発明による方法は、重量比で、5〜7%のB(ホウ素)、9〜11%のCr(クロム)、4〜5%のSi(ケイ素)、およびベース材としてNi(ニッケル)を含む第1の粉末を準備する工程(ステップS110)と、金属元素Mを含む第2の粉末を準備する工程であって、第2の粉末は、W(タングステン)および/またはMo(モリブデン)である、工程(ステップS120)と、前記第1および第2の粉末を混合して、溶射粉末を得る工程であって、前記第2の粉末は、前記第1の粉末に対して、M:B(ホウ素)がモル比で、0.75:1〜1:1となるように混合される、工程(ステップS130)と、前記溶射粉末を用いて部材に溶射を行い、溶射膜を形成する工程(ステップS140)と、前記溶射膜を熱処理して、ホウ化物Ni(M)を形成する工程(ステップS150)と、を有する。以下、各ステップについて、詳しく説明する。
(ステップS110)
まず、第1の粉末が準備される。第1の粉末は、重量比で、5〜7%のB(ホウ素)、9〜11%のCr(クロム)、および4〜5%のSi(ケイ素)を含むNi(ニッケル)合金である。
第1の粉末の粒径は、特に限られないが、例えば粒径は、45μm〜90μmの範囲であっても良い。このような粒径範囲内の粉末は、篩いによる篩い分けにより、容易に得ることができる。
(ステップS120)
次に、金属元素Mを含む第2の粉末が準備される。金属元素Mは、W(タングステン)および/またはMo(モリブデン)である。
第2の粉末の粒径は、特に限られないが、例えば粒径は、13.5μm〜17.5μmの範囲であっても良い。このような粒径範囲内の粉末は、篩いによる篩い分けにより、容易に得ることができる。
(ステップS130)
次に、第1の粉末と第2の粉末が混合され、溶射粉末が調製される。第2の粉末は、第1の粉末に対して、金属元素M:B(ホウ素)がモル比で、0.75:1〜1:1となるように混合されることが好ましい。
混合の方法は、特に限られない。
(ステップS140)
次に、ステップS130で調製された溶射粉末を用いて、対象部材の表面に溶射膜が設置される。
溶射の方法は、特に限られず、溶射は、プラズマ溶射、フレーム溶射、または爆発溶射等であっても良い。また、溶射条件は、特に限られず、溶射は、従来の一般的な条件で行われても良い。なお、溶射の前に、対象部材の表面に対して、ブラスト処理等の前処理を実施しても良い。
(ステップS150)
次に、溶射膜が熱処理される。溶射膜の熱処理条件は、特に限られず、熱処理は、従来の一般的な条件で行われても良い。例えば、熱処理は、溶射膜を真空中、1200℃以上の温度に保持することにより行われても良い。
これにより、溶射膜中に金属ホウ化物Ni(M)が形成される。
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
以下の方法で、溶射合金を調製した。
まず、粒径が45μm〜90μmの範囲にあるNi−B−Cr−Si合金粉末(第1の粉末:純度99.8%)と、粒径が13.5μm〜17.5μmの範囲にあるタングステン粉末(第2の粉末:純度99.8%)とを準備した。第1の粉末の組成は、Ni(ベース)−6wt%B−10wt%Cr−4.5wt%とした。
次に、ミキサーに、第1の粉末および第2の粉末を入れ、これらを混合した。第1および第2の粉末は、混合物中のタングステンとホウ素のモル比(W:B)が1:1となるように添加した。
次に、得られた混合合金粉末を用いて、基材上にプラズマ溶射を行った。基材には、SCM440材(Cr−Mo綱)を使用した。溶射前に、基材の被溶射面にブラスト処理を行った。
プラズマ溶射は、以下のような一般的な条件で実施した:
電流;500A、
電圧;65V、
キャリアガス(アルゴンガス)流量;18.5SCFH、
燃料供給用水素流量;15SCFH。
溶射膜の厚さは、1mmを目標とした。
次に、得られた溶射膜を高温(1200℃以上)の真空中に保持し、熱処理を行った。熱処理後には、溶射膜中のタングステンとホウ素が反応し、ホウ化物(WB)が生じていることが確認された。
以上の方法で得られた溶射試料を、実施例1に係る試料と称する。
(比較例1)
実施例1と同様の方法により、比較例1に係る試料を作製した。ただし、比較例1では、第1の粉末の組成は、Ni(ベース)−3wt%B−10wt%Cr−4.5wt%とした。その他の作製条件は、実施例1と同様である。
(比較例2)
実施例1と同様の方法により、比較例2に係る試料を作製した。ただし、比較例2では、第1の粉末の組成は、Ni(ベース)−8wt%B−10wt%Cr−4.5wt%とした。その他の作製条件は、実施例1と同様である。
(比較例3)
実施例1と同様の方法により、比較例3に係る試料を作製した。ただし、比較例3では、第1の粉末の組成は、Ni(ベース)−10wt%B−10wt%Cr−4.5wt%とした。その他の作製条件は、実施例1と同様である。
(評価)
次に、得られた各試料を用いて、耐摩耗性の評価試験を行った。
耐摩耗性の評価は、比摩耗量Sを指標とし、以下に示す方法(大越式摩耗試験)により実施した。
図2には、試験装置200の構成を概略的に示す。図2に示すように、試験装置200は、試料210の上部に配置されたリング220(SUJ2製)で構成される。
この試験装置200を用いて、試料210の上から、加重wでリング220を押し付けた状態で、リング220を1.0m/秒の回転速度で回転させる。所定の時間後に、リング220の回転を停止し、試料210の損耗体積Vを測定する。
損耗体積Vを用いて、以下の(1)式から、比摩耗量Sを算出する:

S=V/w・L (1)式

ここで、Lは、リング220の摺動距離(すなわち試料210とリング220とが摺動した距離)であり、今回の試験では、200mである。
(1)式から、比摩耗量Sは、耐摩耗性の指標となり、比摩耗量Sが小さいほど、試料310の耐摩耗性が優れることになる。
なお、試験の際に、潤滑剤は、使用していない。
結果を表1に示す。
Figure 2012107299
この耐摩耗性の評価試験結果から、実施例1に係る試料は、比較例2〜3に係る試料とほぼ同等の耐摩耗性を有することがわかる。一方、比較例1に係る試料は、他の試料に比べて、耐摩耗性が劣ることがわかった。比較例1に係る試料は、溶射合金中に含まれるホウ素Bの量が3wt%と少なくなっている。このことから、比較例1に係る試料では、熱処理によって生成するタングステンホウ化物の量が少なく、十分な耐摩耗性向上効果が得られなかったものと考えられる。
次に、得られた各試料を用いて、じん性の評価試験を行った。
じん性の評価は、3点曲げ試験により実施した。すなわち、試料の上から、クロスヘッド移動速度1mm/分で、試料に荷重を加えて行き、試料が破壊した際の荷重と試料の断面積から、破壊応力(抗折力)を求めた。支点間距離は、20mmとした。なお、抗折力は、4本以上の同一試料における平均値として算出した。
結果を前述の表1に示す。
このじん性の評価試験結果から、実施例1に係る試料では、比較例1〜3に係る試料に比べて、抗折力が有意に向上していることがわかる。
実施例1に係る試料の抗折力が比較例1に係る試料よりも向上しているのは、比較例1に係る試料では、熱処理によって生成するタングステンホウ化物の量が少なすぎ、十分な強度向上効果が得られなかったためであると考えられる。一方、実施例1に係る試料の抗折力が比較例2〜3に係る試料よりも向上しているのは、比較例2〜3に係る試料では、熱処理によってタングステンホウ化物が多量に生成されたためであると考えられる。すなわち、じん性の観点からは、熱処理によって生成される金属ホウ化物の量には、最適範囲が存在し、金属ホウ化物の生成量が多くなりすぎると、逆にじん性の低下が生じるものと考えられる。
換言すれば、実施例1に係る試料において、第1の粉末に含まれるホウ素の量(6wt%)は、この最適範囲に含まれるため、実施例1に係る試料では、金属ホウ化物が適度に生成され、じん性が有意に向上したものと考えられる。
このように、本発明による溶射合金を使用することにより、耐摩耗性とじん性がともに良好な溶射膜を得ることができることが確認された。
本発明は、例えば、耐摩耗性と靭性がともに必要となる部材等に適用することができる。
200 試験装置
210 試料
220 リング。

Claims (4)

  1. Ni(ニッケル)−B(ホウ素)系合金と、金属元素Mとを有する溶射合金であって、
    前記Ni−B系合金は、重量比で、5〜7%のB(ホウ素)、9〜11%のCr(クロム)、および4〜5%のSi(ケイ素)を含み、
    前記金属元素Mは、M:B(ホウ素)がモル比で、0.75:1〜1:1となるように含まれ、
    前記金属元素Mは、W(タングステン)および/またはMo(モリブデン)であることを特徴とする溶射合金。
  2. 前記Ni−B系合金の粒径は、45μm〜90μmの範囲であり、および/または
    前記金属元素Mの粒径は、13.5μm〜17.5μmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の溶射合金。
  3. 部材上に合金溶射膜を設置する方法であって、
    重量比で、5〜7%のB(ホウ素)、9〜11%のCr(クロム)、4〜5%のSi(ケイ素)、およびベース材としてNi(ニッケル)を含む第1の粉末を準備する工程と、
    金属元素Mを含む第2の粉末を準備する工程であって、第2の粉末は、W(タングステン)および/またはMo(モリブデン)である、工程と、
    前記第1および第2の粉末を混合して、溶射粉末を得る工程であって、前記第2の粉末は、前記第1の粉末に対して、M:B(ホウ素)がモル比で、0.75:1〜1:1となるように混合される、工程と、
    前記溶射粉末を用いて部材に溶射を行い、溶射膜を形成する工程と、
    前記溶射膜を熱処理して、ホウ化物Ni(M)を形成する工程と、
    を有することを特徴とする方法。
  4. 前記第1の粉末の粒径は、45μm〜90μmの範囲であり、および/または
    前記第2の粉末の粒径は、13.5μm〜17.5μmの範囲であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
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