JP2012105406A - センサレスファンモータの駆動装置、それを用いた冷却装置および電子機器、ならびにセンサレスファンモータの起動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】さまざまなセンサレスファンモータを起動可能な汎用性の高い駆動装置を提供する。
【解決手段】BEMF検出回路10は、複数のコイルそれぞれの一端に生ずる逆起電力V〜Vと、中点電圧VCOMとの比較結果を示す回転検出信号S3を生成する。ロータ位置検出回路38は、停止したロータの位置を示すロータ位置検出信号S10を生成する。内部起動同期信号生成部40は、所定の周波数を有する強制同期信号SYNC2を生成する。駆動信号合成回路14は、ファンモータ6の起動が指示されるとロータ位置検出信号S10に応じて駆動制御信号S4を生成する。その結果、(1)逆起電力が発生したとき、回転検出信号S3にもとづくセンサレス駆動を開始する。(2)逆起電力が発生しないとき、強制同期信号SYNC2にもとづいて駆動制御信号S4を生成し、その後逆起電力が発生すると、回転検出信号S3にもとづくセンサレス駆動を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサレスファンモータの駆動技術に関し、特にその起動技術に関する。
センサレスモータは、停止状態において逆起電力が発生しないため、逆起電力にもとづくセンサレス駆動によって始動することができない。ロータの位置を検出する位置検出機能によって、ロータの位置を検出し、検出した位置に応じた論理の駆動信号をセンサレスモータに印加して、センサレスモータが正転するような適切なトルクを与える技術が提案されている(たとえば特許文献1、2)。
特開2004−104846号公報 国際公開第05/083876号パンフレット
この方式によって、ロータの位置を適切に検出するためには、ロータの位置検出回路を、駆動対象のセンサレスモータに最適化して設計する必要がある。つまりある特性のモータに最適化して設計された駆動装置は、他のモータを起動できるとは限らない。冷却ファン用のセンサレスモータ(以下、ファンモータとも称する)は、磁気ディスク用のスピンドルモータに比べて、モータの種類が非常に多く、またモータの回転数、モータのトルクなどの特性が、搭載される機器によって大きく異なるという特性を有し、その駆動装置には、幅広い汎用性が要求される。かかる事情から、位置検出機能をファンモータに適用することは難しかった。
本発明はこうした状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、さまざまなセンサレスファンモータを起動可能な汎用性の高い駆動装置の提供にある。
本発明のある態様は、複数のコイルを有するセンサレスファンモータの駆動装置に関する。この駆動装置は、センサレスファンモータが回転した状態において、複数のコイルそれぞれの一端に生ずる逆起電力を、複数のコイルの共通接続ノードに生ずる中点電圧と比較し、比較結果を示す回転検出信号を生成する逆起電力検出回路と、センサレスファンモータが停止した状態においてセンサレスファンモータのロータの位置を検出し、ロータの位置を示すロータ位置検出信号を生成するロータ位置検出回路と、所定の周波数を有する強制同期信号を生成する強制同期信号生成部と、センサレスファンモータを駆動するための駆動制御信号を生成する駆動信号合成回路と、駆動制御信号にもとづいて、センサレスファンモータを駆動する駆動回路と、を備える。駆動信号合成回路は、センサレスファンモータの起動が指示されるとロータ位置検出信号に応じて駆動制御信号を生成し、その結果、(1)逆起電力が発生したとき、回転検出信号にもとづいて駆動制御信号を生成するセンサレス駆動を開始する。(2)逆起電力が発生しないとき、強制同期信号にもとづいて駆動制御信号を生成し、その後逆起電力が発生すると、回転検出信号にもとづいて駆動制御信号を生成するセンサレス駆動を開始する。
この態様によると、位置検出信号にもとづく起動に失敗した場合には、強制同期信号にもとづく強制同期駆動が行われるため、センサレスファンモータを確実に回転させることができ、汎用性を高めることができる。
本発明の別の態様は、冷却装置である。この装置は、センサレスファンモータと、センサレスファンモータを駆動する上述のモータ駆動装置と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、電子機器である。この電子機器は、演算処理装置と、演算処理装置を冷却する上述の冷却装置と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、さまざまなセンサレスファンモータを起動可能な汎用性の高い駆動装置の提供できる。
実施の形態に係る冷却装置を備える電子機器の構成を示すブロック図である。 図1の駆動装置の起動時の動作を示すフローチャートである。 図3(a)は、位置検出モードから直ちにセンサレス駆動モードに移行した場合の波形を、図3(b)は、位置検出モードにおける駆動信号のシーケンスの一例を示す図である。 図1の駆動装置の動作を示すタイムチャートである。 PWM信号生成回路の入出力関係を示す図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
本発明の実施の形態について、パーソナルコンピュータやワークステーションなどの電子計算機に搭載され、CPUなどを冷却するためのファンモータを駆動させるためのファンモータ駆動装置を例に説明する。
はじめに、図1を参照して実施の形態に係る駆動装置100全体の構成を説明する。駆動装置100は、センサレスのファンモータを有する冷却装置に搭載され、ファンモータを駆動する。図1は、実施の形態に係る冷却装置4を備える電子機器1の構成を示すブロック図である。
電子機器1は、パーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの計算機、あるいは冷蔵庫やテレビなどの家電製品であり、冷却対象、たとえばCPU2を備える。冷却装置4は、送風によってCPU2を冷却する。
冷却装置4は、駆動装置100およびファンモータ6を備える。ファンモータ6は、冷却対象のCPU2に近接して配置されている。駆動装置100は、ファンモータ6のトルク(回転数)を指示するための制御入力信号(以下、単に制御信号という)S1にもとづいてファンモータ6を駆動する。冷却装置4は、モジュール化されて市販、流通される。
ファンモータ6は、3相交流モータであり、スター結線されたU相、V相、L相のコイルL、L、Lと、図示しない永久磁石を備える。本実施の形態では、ファンモータ6の極数は4である。
駆動装置100は、ひとつの半導体基板上に集積化された機能IC(Integrated Circuit)である。電源端子ICVDDには、電源電圧が供給され、接地端子ICGNDには接地電圧が供給される。
駆動装置100は、逆起電力(BEMF:Back ElectroMotive Force)検出回路10、PWM信号生成回路12、駆動信号合成回路14、駆動回路16、回転数信号生成回路20、ロータ位置検出回路38、内部起動同期信号生成部40を備える。
PWM信号生成回路12は、ファンモータ6の目標トルクに応じてパルス幅変調されたPWM制御信号S2を出力する。PWM信号生成回路12には、駆動装置100の外部から、モータの目標トルクに応じてパルス幅変調された制御信号S1が入力され、それをPWM制御信号S2として出力してもよい。あるいはPWM信号生成回路12は、サーミスタなどを利用して得られる周囲温度Taに応じたアナログ電圧を受け、アナログ電圧に応じたデューティ比を有するPWM制御信号S2を生成してもよい。あるいはPWM信号生成回路12は、CPUなどのホストプロセッサから、デューティ比を示すデジタル信号を受け、デジタル信号に応じたPWM制御信号S2を生成してもよい。
BEMF検出回路10は、スター結線されるU、V、W相のコイルL、L、Lそれぞれの一端に生ずる逆起電力V、V、Vを、3つのコイルの共通接続ノードN1に生ずる中点電圧VCOMと比較し、電気角60度ごとにアサートされる回転検出信号S3を生成する。たとえばBEMF検出回路10は、U、V、W相ごとに設けられたコンパレータ(不図示)を備える。各コンパレータは、対応する相のコイルの一端に生ずるコイル電圧(逆起電力)V、V、Vを、中点電圧VCOMと比較し、比較結果を示す信号を生成する。各相のコンパレータから出力される信号を論理合成することにより、回転検出信号S3が生成される。
駆動信号合成回路14は、回転検出信号S3およびPWM制御信号S2を受け、それらを合成して、駆動制御信号S4を生成する(センサレス駆動)。
駆動回路16は、駆動制御信号S4に応じて、コイルL、L、Lそれぞれの一端に、駆動電圧を印加する。駆動回路16は、ファンモータ6をBTL駆動してもよいし、制御信号S1に応じてPWM駆動してもよい。
回転数信号生成回路20は、ファンモータ6の機械角(モータ角)180度ごとに、すなわちファンモータ6の1/2回転ごとに遷移する回転数信号FGを生成し、FG端子から出力する。
以上が駆動装置100の基本的な構成である。続いて、駆動装置100がファンモータ6を起動するための構成について説明する。
ロータ位置検出回路38は、インダクティブセンスによってファンモータ6のロータの位置を検出し、ロータの位置を示すロータ位置検出信号S10を生成する。位置検出モードにおいて駆動信号合成回路14は、ロータ位置検出信号S10にもとづいて駆動制御信号S4を生成する。ロータ位置検出回路38の構成、その信号処理は特に限定されないが、たとえば特開2004−104846号公報、国際公開第05/083876号パンフレットに記載の技術を用いることができる。
内部起動同期信号生成部40は、所定の周波数を有する内部強制同期信号SYNC2を生成する。たとえば内部起動同期信号生成部40は、リングオシレータや別の構成の発振器を含んでもよい。
図2は、図1の駆動装置100の起動時の動作を示すフローチャートである。IC(駆動装置100)の電源が投入されてファンモータ6の起動が指示されると(S100)、位置検出モードに移行する(S102)。位置検出モードでは、ロータ位置検出回路38によって静止状態のロータの位置が検出され、駆動信号合成回路14は、ロータ位置検出信号S10にもとづいて駆動制御信号S4を生成する。ロータ位置検出モードによる駆動の結果、ファンモータ6が意図した方向に回転し、逆起電力つまり回転検出信号S3が発生すると(S104のY)、センサレス駆動モードに移行する(S106)。
位置検出モードによる駆動の結果、逆起電力が発生しない場合(S104のN)、強制同期モードに移行する(S110)。強制同期モードにおいて駆動信号合成回路14は、ロータの位置にかかわらず、内部強制同期信号SYNC2と同期してファンモータ6の駆動相を順に進相させ、ファンモータ6の回転を試みる。この処理は、逆起電力が発生するまで繰り返される(S112のN)。強制同期モードの駆動の結果、逆起電力が発生すると(S112のY)、センサレス駆動モードに移行する(S106)。
以上が駆動装置100の構成である。続いてその動作を説明する。図3(a)、(b)および図4は、図1の駆動装置100の動作を示すタイムチャートである。
図3(a)は、位置検出モードから直ちにセンサレス駆動モードに移行した場合の波形を、図3(b)は、位置検出モードにおける駆動信号のシーケンスの一例を示す。時刻t1〜t2のロータ位置検出区間において、ファンモータ6には図3(b)の位置検出用の駆動信号V〜Vが印加される。この駆動信号V〜Vは、ファンモータ6を回転させずに、中点電圧VCOMに変化を発生させる。ロータ位置検出回路38は、中点電圧VCOMの変動にもとづきロータ位置を検出し、ロータ位置を示すロータ位置検出信号S10を出力する。駆動信号合成回路14には、ロータ位置検出信号S10の値ごとの起動論理が格納されており、ロータ位置検出信号S10に応じた駆動制御信号S4を生成する。その結果、ファンモータ6が回転を開始すると直ちに回転検出信号S3が発生する。時刻t2以降、回転検出信号S3にもとづくセンサレス駆動に切りかわる。
図4は、位置検出モードから強制同期モードを経てセンサレス駆動モードに移行した場合を示す。時刻t1〜t2の位置検出モードによる駆動の結果、回転検出信号S3が発生しない場合、強制同期モードによる駆動に切りかわる。時刻t3以降、逆起電力が発生すると、回転検出信号S3にもとづくセンサレス駆動に切りかわる。
以上が駆動装置100の動作である。
位置検出モードは、ファンモータ6の起動時間が安定するという利点を有する。その一方で、適用可能なファンモータ6が限定的であり汎用性は低い。図1の駆動装置100は、まず位置検出モードによる起動を試み、成功すれば安定的にファンモータ6を回転させることができる。もし位置検出モードによる起動が失敗した場合であっても、補助的に用意された強制同期モードによってファンモータ6の起動をアシストできるため、ファンモータ6を確実に回転させることができる。
従来では、強制同期信号を生成するために、内部起動同期信号生成部40に代えて、冷却装置4の設計者が、強制同期信号の周波数を自由に設定できるように構成する場合があった。具体的には、オシレータがキャパシタを充放電する形式で構成され、キャパシタは駆動装置100に外付けされていた。しかしこの構成では、キャパシタを接続するための端子(周波数設定端子)が必要となるため、駆動装置100のパッケージサイズが大きくなるという問題がある。また外付けのキャパシタが必要となるため、冷却装置4のサイズが大きくなるという問題もある。
これに対して、図1の駆動装置100では、位置検出モードと強制同期モードを併用することにより、強制同期信号の周波数を変化させなくても、ファンモータ6を回転させることができるため、キャパシタが不要となり、サイズを小さくできるという利点がある。 あるいは駆動装置100は、キャパシタを接続するための端子(周波数設定端子)が不要となったことにより、その端子を別の目的に割り当てることができる。たとえばファンモータ6の回転方向(正転、反転)を指示する制御信号を入力するための端子を設けてもよい。この場合、駆動信号合成回路14には、指示された回転方向に応じて駆動制御信号S4のシーケンスを切りかえる機能を追加すればよい。
このように図1の駆動装置100は、さまざまなセンサレスファンモータを起動可能な汎用性を有している。
さらに図1の駆動装置100は以下の機能を備える。PWM信号生成回路12は、起動時において制御信号S1が、所定の最低デューティ比DMINより低いとき、起動開始からある起動期間の間、PWM制御信号S2のデューティ比を、最低デューティ比DMINに設定し、その後、PWM制御信号S2のデューティ比を制御信号S1が指示する値に設定する。たとえば最低デューティ比DMINは50%程度に設定される。
図5は、PWM信号生成回路12の入出力関係を示す図である。横軸は制御信号S1が指示するデューティ比を、縦軸は起動開始からある起動期間の間のPWM制御信号S2のデューティ比を示す。
この機能によれば、起動時において制御信号S1が指示するデューティ比が低すぎる場合には、最低デューティ比でファンモータ6を駆動することができ、トルク不足を補うことができる。一方、制御信号S1が十分高いデューティ比を指示する場合には、そのデューティ比でファンモータ6を駆動することにより、短時間でファンモータ6を目標の回転数に安定化できる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
実施の形態において、冷却装置4を電子機器に搭載してCPUを冷却する場合について説明したが、本発明の用途はこれには限定されず、発熱体を冷却するさまざまなアプリケーションに用いることができる。さらにいえば、本実施の形態に係る駆動装置100の用途は、ファンモータの駆動に限定されるものではなく、その他の各種モータの駆動に用いることができる。
実施の形態にもとづき、具体的な用語を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100…駆動装置、1…電子機器、2…CPU、4…冷却装置、6…ファンモータ、10…BEMF検出回路、12…PWM信号生成回路、14…駆動信号合成回路、16…駆動回路、20…回転数信号生成回路、38…ロータ位置検出回路、40…内部起動同期信号生成部、FG…回転数信号、S10…ロータ位置検出信号、S1…制御信号、S2…PWM制御信号、S3…回転検出信号、S4…駆動制御信号、SYNC2…内部強制同期信号。

Claims (5)

  1. 複数のコイルを有するセンサレスファンモータの駆動装置であって、
    前記センサレスファンモータが回転した状態において、前記複数のコイルそれぞれの一端に生ずる逆起電力を、前記複数のコイルの共通接続ノードに生ずる中点電圧と比較し、比較結果を示す回転検出信号を生成する逆起電力検出回路と、
    前記センサレスファンモータが停止した状態において前記センサレスファンモータのロータの位置を検出し、前記ロータの位置を示すロータ位置検出信号を生成するロータ位置検出回路と、
    所定の周波数を有する強制同期信号を生成する強制同期信号生成部と、
    前記センサレスファンモータを駆動するための駆動制御信号を生成する駆動信号合成回路と、
    前記駆動制御信号にもとづいて、前記センサレスファンモータを駆動する駆動回路と、
    を備え、
    前記駆動信号合成回路は、前記センサレスファンモータの起動が指示されると前記ロータ位置検出信号に応じて前記駆動制御信号を生成し、その結果、
    (1)前記逆起電力が発生したとき、前記回転検出信号にもとづいて前記駆動制御信号を生成するセンサレス駆動を開始し、
    (2)前記逆起電力が発生しないとき、前記強制同期信号にもとづいて前記駆動制御信号を生成し、その後前記逆起電力が発生すると、前記回転検出信号にもとづいて前記駆動制御信号を生成するセンサレス駆動を開始する
    ことを特徴とする駆動装置。
  2. 前記センサレスファンモータをパルス幅変調駆動する際のデューティ比を指示する制御信号を外部から受け、前記制御信号が指示するデューティ比を有するパルス幅変調制御信号を生成するパルス幅変調信号生成回路をさらに備え、
    前記パルス幅変調信号生成回路は、前記制御信号が指示するデューティ比が所定の最低デューティ比より低いとき、起動開始からある起動期間の間、前記パルス幅変調制御信号のデューティ比を前記最低デューティ比に設定し、その後、前記パルス幅変調制御信号のデューティ比を前記制御信号が指示する値に設定することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. センサレスファンモータと、
    前記センサレスファンモータを駆動する請求項1または2に記載のモータ駆動装置と、
    を備えることを特徴とする冷却装置。
  4. 演算処理装置と、
    前記演算処理装置を冷却する請求項3に記載の冷却装置と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  5. 複数のコイルを有するセンサレスファンモータの起動方法であって、
    前記センサレスファンモータが回転した状態において、前記複数のコイルそれぞれの一端に生ずる逆起電力を、前記複数のコイルの共通接続ノードに生ずる中点電圧と比較し、比較結果を示す回転検出信号を生成するステップと、
    前記センサレスファンモータが停止した状態において前記センサレスファンモータのロータの位置を検出し、前記ロータの位置を示すロータ位置検出信号を生成するステップと、
    所定の周波数を有する強制同期信号を生成するステップと、
    前記センサレスファンモータを駆動するための駆動制御信号を生成するステップと、
    前記駆動制御信号にもとづいて、前記センサレスファンモータを駆動するステップと、
    を備え、
    前記センサレスファンモータの起動が指示されると前記ロータ位置検出信号に応じて前記駆動制御信号を生成し、その結果、
    (1)前記逆起電力が発生したとき、前記回転検出信号にもとづいて前記駆動制御信号を生成するセンサレス駆動を開始し、
    (2)前記逆起電力が発生しないとき、前記強制同期信号にもとづいて前記駆動制御信号を生成し、その後前記逆起電力が発生すると、前記回転検出信号にもとづいて前記駆動制御信号を生成するセンサレス駆動を開始する
    ことを特徴とする起動方法。
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