JP2012104265A - 端子ボックス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取付対象物に取付自在なボックス本体1と、ボックス本体1の内部で互いに絶縁状態に並設された複数の端子部6と、端子部6に導通接続させる外部のケーブル4をボックス本体1に挿通させる挿通部16とを備え、挿通部16の内周側に、挿通させたケーブル4の外周面に撓み変形しながら当接して挿通部16とケーブル4との隙間を塞ぐ閉塞機構7を、ボックス本体1と一体に設けてある。
【選択図】図3
Description
従来の端子ボックスとしては、前記挿通部の密閉性を向上させる第1番目の従来技術として、ケーブルの該当部分に、接着テープを巻きつけて、その接着テープを介して封止材とケーブルとの一体性を向上させて挿通部の密閉性を図るものがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、第1番目の従来技術のようにケーブルに接着テープを巻きつける手間を掛けずに、挿通部の密閉性を図る技術(第2番目の従来技術)として、挿通部を、ボックス本体に備えた一対の挟持部で構成し、挟持部の内周部に、周方向に連続したリブを形成しておき、両挟持部の間にケーブルを配置した状態で挟持部を近接させて挟圧することで、前記リブをケーブルの外周面に食い込ませて挿通部の密閉性を図るものがあった(例えば、特許文献2参照)。
更には、ケーブルそれぞれに接着テープを巻きつける手間が掛かり、端子ボックスの設置作業の効率が低下する問題もある。
一方、第2番目の従来技術によれば、第1番目の従来技術での各問題点は解消できるものの、別の問題点を含んでいる。
即ち、ケーブルにリブを食い込ませて密閉を図るためには、挿通部に挿通したケーブルに対する両挟持部の挟圧状態を維持する必要があり、その為に、両挟持部どうしを合わせた状態で超音波溶着等の手段によって一体化して離れないようにする必要があり、コストアップと共に溶着等の手間が掛かり、やはり端子ボックスの設置作業の効率が低下する問題がある。
即ち、極めて簡単に挿通部の密閉を図ることができ、端子ボックスの設置作業効率の向上を図ることができる。
更には、前記閉塞機構は、ボックス本体と一体に設けてあるから、従来のように、別体の接着テープを揃えて、更に、ケーブルに巻く作業を実施する必要が無く、設置手間と材料コストの両面でコストダウンを図ることができる。当然、部品点数も少なくなり、部品管理等の取扱性が向上する。
また、挿通部の内周部に備えたリブをケーブルの外周部に食い込ませる前記第2番目の従来技術に比べて次のような利点がある。第2番目の従来技術の場合には、ケーブルの被覆を挟圧して変形させるから被覆に損傷を与え易く、更には、ケーブルの外径寸法に誤差があったり、異なる外径寸法のケーブルを使用するような場合は、リブの食い込み方があまくなって、密閉性能が低下する虞がある。それに対して、本発明によれば、閉塞機構がケーブルの外周面に撓み変形しながら当接して隙間を塞ぐから、ケーブルの外周面の形状に追従しやすく、その結果、ケーブルの被覆に損傷を与え難いと共に、ケーブルの外径寸法に誤差があったり、異なった外径寸法であったとしても、常に閉塞機構がケーブルの外周面に当接した状態を維持でき、挿通部の密閉性の維持を図ることができる。
その結果、封止材のコスト低減を図ることができ、全体的な経済性を向上させることができる。
図1〜3は、太陽電池モジュール(取付対象物の一例)の端子ボックスBを示す。
端子ボックスBは、太陽電池モジュール(図外)と電気的に接続される複数の端子板
(端子部に相当)6を内部に備える矩形箱形の樹脂製ボックス本体1と、ボックス本体1の開口部1aを塞ぐ樹脂製蓋体(図外)とを備えている。
尚、ボックス本体1の配線が完了した後には、内空部に、例えば、シリコン樹脂等の封止材が充填される。
因みに、出力ケーブル4は、図1、図2に示すように、導電性の金属製である芯線4aと、その周りを絶縁被覆する合成樹脂製の被覆部4bとを備えて構成してある。
前記筒部5の外部側の端部は、開口させてある。
前記筒部5の内部側の端部は、図3に示すように、前記リブ部3から筒開口に向けて延出した鱗片状の複数の突出片7aが設けられている。
また、突出片7aの形状は、図2、図3に示すように、先端を丸めた三角形形状であり、基端辺部分が筒部5の内縁に位置する状態に配置されている。各突出片7aは、筒部5の周方向に隣接させて設けられている。
各突出片7aは、その厚み方向に容易に可撓変形でき、図4に示すように、前記挿通部16に前記出力ケーブル4を挿通させるに伴って、出力ケーブル4からの当接力を受けて挿通方向に撓み変形する。
従って、突出片7aは、挿通させた出力ケーブル4の外周面に撓み変形しながら当接して前記挿通部16と前記出力ケーブル4との隙間Sを塞ぐ。
前記隙間Sを突出片7aによって閉塞することで、ボックス本体1内に充填する封止材が挿通部16を通して外部に漏出するのを、突出片7aによって阻止することができる。 前記突出片7aによって閉塞機構7が構成されている。
また、このような作用効果を叶える前記突出片7aは、ボックス本体1と一体成形によって形成されるから、製作に手間が掛からず、コストダウンを図ることができる。
また、突出片7aが出力ケーブル4の外周面に撓み変形しながら当接して隙間を塞ぐから、出力ケーブル4の外周面の形状に追従しやすく、その結果、出力ケーブル4の被覆部4bに損傷を与え難いと共に、出力ケーブル4の外径寸法に誤差があったり、異なった外径寸法であったとしても、常に突出片7aが出力ケーブル4の外周面に当接した状態を維持でき、挿通部16の密閉性の維持を図ることができる。
また、突出片7aは、挿通部16の奥側、即ち、挿通部16のボックス内側端面に配置してあるから、封止材を挿通部16内に充填する必要が無く、封止材の材料コストの低減を図ることができ、全体的な経済性を向上させることができる。
以下に他の実施の形態を説明する。
また、蓋体を設けないボックス形状の構成であってもよい。
また、前記端子板6は、先の実施形態で説明した形状や構造や数量に限るものではなく変更が可能である。
〈2〉 前記閉塞機構7は、先の実施形態において説明した突出片7aに限るものではなく、例えば、形状は、三角形に限らず、先細りの台形や、曲線部を組み合わせた形状であってもよい。
また、突出片7aの基端部に、図5に示すように、挿通部16の周方向に沿った薄肉部7bを形成しておき、ケーブルの挿通に伴って、薄肉部7bがヒンジとなって、より変形し易くしてあってもよい。
また、突出片7aの全体を同じ厚みに形成することに替えて、先端側ほど薄肉に形成してあってもよく、この場合は、よりしなやかに可撓変形することができ、ケーブルに対して柔軟に接触することができる。
4 出力ケーブル(ケーブルの一例)
6 端子板(端子部に相当)
7 閉塞機構
16 挿通部
S 隙間
Claims (3)
- 取付対象物に取付自在なボックス本体と、
前記ボックス本体の内部で互いに絶縁状態に並設された複数の端子部と、
前記端子部に導通接続させる外部のケーブルを前記ボックス本体に挿通させる挿通部とを備え、
前記挿通部の内周側に、挿通させた前記ケーブルの外周面に撓み変形しながら当接して前記挿通部と前記ケーブルとの隙間を塞ぐ閉塞機構を、前記ボックス本体と一体に設けてある端子ボックス。 - 前記ボックス本体と、前記閉塞機構とは、合成樹脂の一体成形によって形成されている請求項1に記載の端子ボックス。
- 前記閉塞機構は、前記挿通部の奥側に配置してある請求項2に記載の端子ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010249527A JP2012104265A (ja) | 2010-11-08 | 2010-11-08 | 端子ボックス |
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JP2010249527A JP2012104265A (ja) | 2010-11-08 | 2010-11-08 | 端子ボックス |
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JP2012104265A true JP2012104265A (ja) | 2012-05-31 |
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ID=46394446
Family Applications (1)
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JP2010249527A Pending JP2012104265A (ja) | 2010-11-08 | 2010-11-08 | 端子ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109962678A (zh) * | 2017-12-22 | 2019-07-02 | 阿特斯阳光电力集团有限公司 | 光伏接线盒 |
CN113225953A (zh) * | 2021-05-07 | 2021-08-06 | 江西雕视信息技术股份有限公司 | 一种可支持高分辨率点对点显示编码解码的装置及方法 |
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-
2010
- 2010-11-08 JP JP2010249527A patent/JP2012104265A/ja active Pending
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